JPS6025190Y2 - テレビジョンの標準方式変換装置の内插回路 - Google Patents

テレビジョンの標準方式変換装置の内插回路

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JPS6025190Y2
JPS6025190Y2 JP7059982U JP7059982U JPS6025190Y2 JP S6025190 Y2 JPS6025190 Y2 JP S6025190Y2 JP 7059982 U JP7059982 U JP 7059982U JP 7059982 U JP7059982 U JP 7059982U JP S6025190 Y2 JPS6025190 Y2 JP S6025190Y2
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line
field
unit
signal
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JP7059982U
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JPS57202256U (ja
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宗之 奥田
孝治 来馬
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沖電気工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は、インクレースされたテレビジョン(以下TV
と略記する)信号の走査線方式変換において、より高精
細な変換画像を得ることの出来る標準方式変換装置の内
挿回路に関するものである。
従来、標準方式の異なるTV信号相互間の変換の方法と
して種々の方式が提案されている。
走査線数の異なる1方のTV信号から他方のTV信号に
変換する場合には、当然、入力のあるラインの画面上の
位置と変換されるべき出力画像の走査線の位置とは1対
1に対応しない。
このため、従来、出力側のあるライン位置の信号をつく
る場合、入力信号の2本以上のライン情報を用いて、出
力の該当するライン位置の信号を内挿により合皮する方
法をとっている。
この場合、出力のある一定のライン信号をつくる場合、
それを合皮するための入力のライン情報として、時間的
に連続した複数本のライン(すなわち同一フィールド内
の連続するライン)を用いて出力ラインを合皮する方法
が一般的である。
第1図にこの概念図を示す。
即ち、出力ライン番号mの信号は、入力信号のライン番
号nとn十1の情報がそれぞれ75%、25%の割合で
合皮されたものである。
これは同一フィールド内のライン情報を用いて出力のラ
イン情報を合皮するものである。
一方、TV信号はフィールド毎にラインがインクレース
されているから、画像を1フレ一ム単位で考えれば、例
えば第1図のラインn、n+l、n+2.・・・のそれ
ぞれのラインの中間位置には、隣のフィールドのライン
がインクレースされている。
従って、前記出力ラインを合皮する場合この位置的に隣
接したライン情報を用いた方が、サンプル間隔が172
となるからより精細な内挿、すなわち、より忠実な内挿
が出来ることは、サンプリング定理の教えるところであ
る。
この原理を応用した走査変換方式が提案されており、そ
れを第2図に示す。
例えば出力ラインのm番目の信号は入力信号の第にフィ
ールドのラインnと隣接フィールドの第に+1フイール
ドのラインn′より合皮される。
しかしながら、この場合、画像が静止画像の場合は全く
問題ないが、動画像の場合には、内挿比率によって変換
画像がくさび形の歪を生じ、非常にみにくい出力画像と
なることがさけられない。
第3図はこの様子を示したものである。
すなわち画面上垂直方向の1本の直線が右方向に移動し
ている映像を考える。
F19 F2はそれぞれ時間t□? t2における直線
の位置である。
いまこの画像を走査線変換するために、同図のように第
1および第2フイールドの各1個の信号から出力ライン
を直線内挿により合皮する場合を考える。
同図から明かなように、もともと直線であったものが内
挿の結果、横方向の内挿重心位置が直線とはならず、み
かけ上まがって見えることとなり、変換画像に大きい歪
を生じ、実用にはならない。
従来は、この欠点をさけるために、内挿比を一定(50
%:50%)として来た。
しかしながら、この方法では、当然内挿誤差が最大50
%となり、特に鮮鋭な画像の場合に、そのりんかく部分
、特にななめの線にはっきりと誤差が生じ、ギザギザの
管段状画像となる。
本考案はこれらの欠点を解決するため、静止画部分では
2つのフィールドの複数個の情報を用い、動画部分では
1フイールド内における情報のみを用いてライン内挿を
おこない、静止画部分と動画部分とで全く異なる内挿方
式を適用したもので、従来の欠点を完全に除去すること
ができるTV標準方式変換装置の内挿回路を提供するも
のである。
第4図は本考案の原理を示す概念図である。
同図に於いて、Fl、F2は夫々1フイ一ルド分の遅延
時間を持った遅延素子、DIFは2つの入力信号を比較
して両者の差を計算する比較演算手段、IDTは入力信
号のレベルがある一定のスレシホールドを越えているか
否かを識別する検出手段である。
また、SWは入力信号をふりわけるためのスイッチ手段
、Σは複数の入力信号を合皮する加算手段であり、Ll
l、 L11’、 LI2は第5図にその構成を示す如
き公知のライン内挿手段であり、FIも公知のフィール
ド内挿手段である。
また、第5図aはライン内挿手段L11の、第5図すは
ライン内挿手段LI2の一構成例を、さらに第5図Cは
ライン内挿手段Ll□の他の構成例を示す図であって、
Hは1ライン分の遅延素子、k、1−に、l。
m、n、は入力信号をそのに、1−に*Lmあるいはn
倍する乗算手段、Σ′は合皮用の加算手段である。
入力信号は遅延素子F□およびF2を通過するたびに1
フイ一ルド分の遅延が与えられる。
従って2つの遅延素子F□9 F2を通過した信号は1
フレ一ム分の遅延が与えられ、これが比較演算手段DI
Fにおいて入力信号と比較され、その差が計算される。
この演算結果は次の検出手段IDTによりある一定のス
レシホールドを越えたか否かが識別され、そのスレシホ
ールドをこえた時間の間だけその出力が1となる。
この出力が1となっている時間の画素が入力画像の動画
部分と判定され、他の画素は静止画部分と判定される。
一方、遅延素子F1を通った信号と入力信号は、前記検
出手段IDTの出力に従って動作するスイッチSWによ
り、動画部分と判定された画素と静止画部分と判定され
た画素にふりわけられる。
動画部分の画素は、ライン内挿手段L11とLI□′に
よってフィールド内のライン内挿(位置内挿)をおこな
う。
これに用いられる技術は従来のTV方式変換におけるラ
イン内挿と同様と考えてさしつかえない。
ライン内挿手段L11. LI、’およびLI2の構成
は第5図にその例を示す。
例えば第5図aはライン内挿手段Ll□、 L11’の
一例を示すものであって、入力信号は、遅延素子Hによ
って1ライン遅延した信号と非遅延信号を、それぞれ乗
算手段に、1−kによってに倍、1−に倍して加算手段
Σ′によって加算する。
したがって、入力レベルが一定ならば出力も同レベルが
不変に保たれる。
本例は、2本のラインから出力ラインを合皮するもので
あるが、3本以上をつかった例も勿論前えられ、第5図
Cにその例を示す。
さて、ライン内挿手段LI、、 L1□′により、フィ
ールド内ライン内挿した出力は次にフィールド内挿手段
Flにおいてフィールド内挿(動き内挿)をおこなう。
これも従来技術である。一方静止画部分と判定されて、
分離された画素は第5図すに示すライン内挿手段LI2
においてフレーム内ライン内挿される。
すなわち遅延素子F1による1フイ一ルド遅延信号と非
遅延信号は位置的に隣接ラインを構成するから、これら
の情報を用いて前述の精細内挿をおこなう。
これにより静止画部分は従来の2倍の垂直解像度(帯域
)を得ることができる。
このようにして、動画部分、静止画部分の各々が別々に
内挿された信号を加算手段Σにおいて合成すれば、完全
な1枚の画像(フィールド)が得られる。
なお、静止画部分については、時間的に信号内容が変換
しないから動き内挿は不要であり、これによっても、従
来、静止画といえども一様にフィールド内挿演算をやっ
ていた結果、演算による誤差によるS/N劣化がさけら
れなかったものが、本発明によれ1ばこれを防ぐことが
できる。
以上の説明からもわかるように、従来のフレーム内ライ
ン内挿方式では、動画部分に対し、くし形内挿誤りを生
ずるため止むをえず内挿比率を1/2固定としてくし形
ひずみを防止していたが、内挿比率を172固定とした
ため、エツジ部分のライン内挿不完全のために生ずるギ
ザギザを生じていたのに対し、本考案では、動画部分は
、フィールド内ライン内挿を用い、内挿比率も任意にえ
らぶことができ、したがって、最適内挿係数を用いるこ
とができるため、内挿誤差を最小にでき、出力画像品質
を画期的に改善できる。
動画部分に対するライン内挿は、従来と同じフィールド
内ライン内挿方式を用いているため、垂直方向の解像度
は従来と変化ないが、人間の目が動き画像に対し比較的
感度が低いことから、動き画像に対するフィールド内ラ
イン内挿は視覚的にほとんど解像度の低下を感じない。
また、本考案では、出力の動き画像が最大2フイールド
の画像により構成されることとなるため、従来の3フィ
ールド画像が重畳脅威される場合に比較して、動き画像
のボケを少くできる。
第6図は本考案の1実施例を示すブロック図である。
入力TV信号は、同期分離回路5YSEPにおいて同期
信号が分離されたのち、クロックパルス発生IPCIに
おいて、入力側メモリへの書込みまでに必要な各種のタ
イミングパルス、制御パルスを発生する。
それらは、それぞれアナログ・ディジタル変換回路(以
下A−D変換回路)A/D、バッファメモリBFM、フ
ィールドメモリFM1〜FM3へ供給される。
一方、入力信号はA−り変換回路A/Dにおいて、アナ
ログ信号からディジタル変換され、8ビツトの並列PC
M符号に変換される。
サンプル速度はTV信号の最高周波数の2倍以上にとら
れることが多いが、本例では12MHzとしている。
12MHz8ビットのPCM符号は次にバッファメモリ
BFMにおいて、直列並列変換されたのちフィールドメ
モリFMI、FM2゜FM3に順次書込まれる。
バッファメモリBFMは直列並列変換の他、一般に入力
タイミングと出力タイミングは独立であるため入力タイ
ミングと出力タイミングの整合をとり、フィールドメモ
リFM1〜FM3への書きこみ・読み出しを規則正しく
行なうためのバッファメモリとしての役目ももっている
フィールドメモリFMl〜FM3は原理説明では2フィ
ールド分の遅延として説明したが、ディジタル符号の場
合は勿論遅延線でなくても、一般のIC等によるディジ
タルメモリでも全く差支えない。
また原理説明では2フィールド分のメモリとして説明し
たが、一般に方式変換では、入力信号の同期と出力信号
の同期は全く独立な関係にあり、入力のフィールドの終
りが出力のフィールドの始まりとなることもある。
したがって、3フイ一ルド分のメモリをもっていないと
1フレーム差のレベル演算ができなくなるので、最低3
フイールドのメモリが必要である。
書きこまれたデータは出力側同期基準により読み出され
るが、読み出しは3フイ一ルド並列に読み出され、各信
号処理に使用される。
読みだされたPCM信号は、並列直列変換回路P/Sで
変換されて、もとの12MH28ビットの直列PCM信
号とされたのち、切替回路S1において、動き検出回路
MOV DETへ常に比較すべきフレーム差信号が送ら
れるように選択され、同時にライン内挿回路Ll、、
L11’、 L12への信号の選択がされる。
この動き検出回路MOVDETは原理的には第4図に示
す比較演算手段DIFと検出手段IDTとの合皮によっ
て得られる。
ここでLl、、 LI□′はフィールド内ライン内挿、
LI2はフレーム内ライン内挿を行なうライン内挿回路
である。
フィールド内ライン内挿を行なった出力は次にフィール
ド内挿回路Flによりフィールド内挿(動き内挿)をお
こなって、動きのなめらかさを改善したのち切替回路S
2で、動き検出回路MOVDETの出力により、動画部
分と静止画部分の信号をそれぞれ切替選択して完全なフ
ィールド信号とする。
このフィールド信号はディジタル・アナログ変換回路D
/Aによりアナログ信号に復元され、同時に出力側同期
等が付加されて、複合TV信号として出力が得られる。
この出力側同期等はクロックパルス発生器CPG 2の
発生する出力側のタイミングパルス等によって付加され
るものである。
尚、原理説明の項ではライン内挿の前で動き部分と静止
部分に分離され、それぞれ内挿された後台威されるよう
に説明したが、本例では、ライン内挿は動・静の区別な
〈実施し、内挿後動・静部分の選択切替をおこなってい
るが、これはどちらでも全く差しつかえない。
以上の説明で明かなように、本考案による内挿回路は動
画部分、静止画部分にそれぞれ最適な内挿方式を適用し
ているため、従来の欠点を除去し、動画部分のくさび形
ひずみ、エツジ部分のギザギザを大幅に改善した高品質
の出力画像が得られる。
なお、実施例はディジタル方式による信号処理について
説明したが、勿論、アナログ方式等の場合にもそのまま
適用できることは明かである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は走査変換方式の概念を説明するた
めの図、第3図はくさび形歪の発生を説明するための図
、第4図は本考案の原理を説明するためのブロック図、
第5図はそのライン内挿手段の構成例を示すブロック図
、第6図は本考案の一実施例を示すブロック図である。 A/D・・・・・・アナログ・ディジタル変換回路、B
FM・・・・・・バッファメモリ、FM1〜FM3・・
・・・・フィールドメモリ、P/S・・・・・・並列直
列変換回路、Sl、S2・・・・・・切替回路、Lll
、 Llよ’、 Ll2・・・・・、ライン内挿回路、
FI・・・・・・フィールド内挿回路、D/A・・・・
・・ディジタル;アナログ変換回路、MOVDET・・
・・・・動き検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 異なる走査形式を有する2つのテレビジョン方式におけ
    る一方のテレビジョン信号を他方のテレビジョン信号に
    変換するテレビジョンの標準方式変換装置の内挿回路に
    おいて、被変換入力テレビジョン信号の少なくとも1フ
    レーム(2フイールド)分以上を記憶する記憶部と、該
    記憶部から並列に読み出して各画素のフレーム間差を計
    算する比較演算部と、該比較演算部の出力が一定の値を
    越えた場合その画素を動画部分に他の画素を静止画部分
    と判定する判定部と、該判定部の出力によって前記記憶
    部の信号を動画部分と静止画部分とに切換える切換部と
    、前記動画部分の信号に対して1フイールド内のみのラ
    イン情報を用いて任意の内挿比率にてライン内挿する第
    1のライン内挿部と、該第1のライン内挿部の出力をフ
    ィールド内挿するフィールド内挿部と、前記静止画部分
    の信号に対してインターレースされた2bのフィールド
    の複数個のライン情報を用いて任意の内挿比率にてライ
    ン内挿する第2のライン内挿部と、前記フィールド内挿
    部と前記第2のライン内挿部の出力を加算してそれぞれ
    の出力のフィールドのラインを合皮する加算部とから威
    り、被変換入力テレビジョン信号から高精度の変換画像
    を得ることを特徴とするテレビジョンの標準方式変換装
    置の内挿回路。
JP7059982U 1982-05-17 1982-05-17 テレビジョンの標準方式変換装置の内插回路 Expired JPS6025190Y2 (ja)

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JPS57202256U JPS57202256U (ja) 1982-12-23
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