JPH03102912A - 静電保護回路 - Google Patents

静電保護回路

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JPH03102912A
JPH03102912A JP1240122A JP24012289A JPH03102912A JP H03102912 A JPH03102912 A JP H03102912A JP 1240122 A JP1240122 A JP 1240122A JP 24012289 A JP24012289 A JP 24012289A JP H03102912 A JPH03102912 A JP H03102912A
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JP
Japan
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mos
transistor
output terminal
electrostatic
circuit
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JP1240122A
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Shoichiro Kawashima
将一郎 川嶋
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C概 要〕 静電保護回路、特に、出力段もしくは入力段に相補型M
OS構成の第1および第2のトランジス夕を備えたMO
S集積回路を静電気による影響から保護する回路に関し
、 正極性(+)および負極性(−)のいずれの静電パルス
に対しても静電破壊耐圧を高めることを目的とし、 ■第1および第2のMOSトランジスタの間に介在され
た第1の抵抗手段と、該第1の抵抗手段および第2のM
OSトランジスタの接続点と出力端子の間に設けられた
第2の抵抗手段と、前記第1のMOSトランジスタおよ
び第1の抵抗手段の接続点と前記出力端子の間に接続さ
れ、ゲートが該出力端子に接続されている第3のMOS
トランジスタとを具備するように構成し、または、■第
1および第2のMOSトランジスタの出力ノードまたは
入力ノードと外部端子の間に設けられ、第1および第2
の電源ラインの間で前記第1および第2のMOSトラン
ジスタと逆の順序で接続された相補型MOS構成の第3
および第4のMOSトランジスタを具備し、該第3およ
び第4のMOSトランジスタのバックゲートが前記外部
端子に接続されるよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、静電保護回路に関し、特に、出力段もしくは
入力段に相補型MOS (CMOS)構成のトランジス
タを備えたMOS集積回路(以下、MOSICと称する
〉を静電気による影響から保護する回路に関する。
〔従来の技術〕
MOSICにおいて入力端子の静電破壊保護は従来から
行われている。第5図にその一構戒例が示される。
図中、Dll. 012はPN接合を利用したダイオー
ドを示し、高電位の電源ラインVccと低電位の電源ラ
インVss (OV)の間で逆方向に直列接続されてい
る。Qll. Q12はMOSICの入力段に設けられ
ているCMOS構成のトランジスタであり、ダイオード
Dl1、 012の接続点を介して入力端子INとCM
OSゲート(Qll. Q12)の間に抵抗器Rllお
よびR12が挿入されている。
人体やパッケージが静電気を帯電し、例えば正極性(+
)の静電パルスが入力端子INに入来すると、その電荷
は抵抗器RllおよびダイオードDllを介して電源ラ
インVccに放電され、正の電圧のピーク値が低減され
る。逆に、負極性(一)の静電パルスが入来すると、電
源ラインVssからダイオード012および抵抗器Rl
lを介して入力端子IN側に電荷が供給され、負の電圧
のピーク値が低減される。従って、CMOSゲー} (
Ql1、 Q12) に加わる電圧のピーク値が低減さ
れるので、該トランジスタのゲート酸化膜の破壊が起き
るのを防止することができる。
一方、出力端子の静電破壊保護については、入力端子の
ように特別な回路を設けなくとも、MOSICの出力段
に設けられているCMOSゲートで充分に高電圧に耐え
ていた。第6図にその一構成例が示される。
この堝或において、正極性(+)の静電パルスが出力端
子OLITに入来すると、pチャネルMOSトランジス
タQpのゲート電位がそのドレイン電位に対して相対的
に“L″レベルとなるため、該トランジスタQpがオン
し、破線で示されるように電流が流れる(正電荷の放電
)。これによって正の電圧のピーク値が低減され、トラ
ンジスタQpのゲート酸化膜の破壊を防止することがで
きる。この時、nチャネルMOSトランジスタQnのゲ
ート電位はそのドレイン電位に対して相対的に“L”レ
ベルとなるため、該トランジスタQnはオフする。
逆に、負極性(−)の静電パルスが人来すると、nチャ
ネルMOSトランジスタQnのゲート電位がそのドレイ
ン電位に対して相対的に“Hl+レベルとなるため、該
トランジスタQnがオンし、破線で示されるように電流
が流れる(負電荷の放電〉。これによって負の電圧のピ
ーク値が低減され、トランジスタQnのゲート酸化膜の
破壊を防止することができる。この時、pチャネルMO
SトランジスタQpのゲート電位はそのドレイン電位に
対して相対的に゛H”レベルとなるため、該トランジス
タQpはオフする。
〔発明が解決しようとする課題〕
第5図の従来形によれば、ダイオードDl1、 012
はPN接合を利用しているので、高速ストレスに対して
はキャリアの移動を伴い、ほとんどPN接合キャパシタ
として機能する。そのため、キャパシタの充放電による
作用(信号遅延〉に起因して応答が遅いという欠点があ
る。
また、第6図の構成によれば、出力端子OtlTとトラ
ンジスタOp, Onの各ドレインは直接接続されてい
るので、出力端子に高電圧の静電パルスが人来した時、
オフ状態にあるトランジスタのドレインにはかなりの高
電圧が加わる。
そのため、同図(C)に示されるように、オフ状態にあ
るトランジスタ(例えば(a)の形態ではnチャネルM
OSトランジスタQn)のゲートとドレインの間のオー
バーラップ部分(破線P2で示される部分)に電界が集
中し、その部分においてゲート酸化膜が破壊され易くな
る。逆に(b)の形態では、pチャネルMOSトランジ
スタQpのゲートとドレインの間のオーバーラップ部分
(破線P,で示される部分)においてゲート酸化膜が破
壊され易い。なお、第6図(C)において1はp型半導
体基板、2はn型ウエル、3および4は高濃度の拡散領
域(ソース/ドレイン)、5および6はゲート酸化膜、
7および8はゲート電極、9は導電層を示す。
このように、オン状態にあるトランジスタの電界よりも
、オフ状態にあってソース・ドレイン間のブレークダウ
ン電圧がかかるトランジスタの方がオーバーラップ部分
に電界が集中するため、正極性(+〉の静電パルスが入
来した場合にはnチャネルMOSトランジスタQnの方
が破壊され、負極性(一〉の静電パルスの場合にはpチ
ャネルMOSトランジスタQpの方が破壊されるという
問題がある。
従来は、ドレインの拡散層面積が比較的大きく、従って
容量も大きくなるよう形或されていたため、正極性(+
)および負極性(一)の高電圧が入来しても各トランジ
スタのドレインはそれほど高電位とはならず(’.”V
=Q/Cにおいて、Cが太きくなるとVは低下する)、
またゲート酸化膜が比較的厚かったので、耐圧は大きか
った。
しかしながら、近年のMOSトランジスタの微細化およ
び性能の向上に伴い、出力段回路におけるMOSトラン
ジスタが縮小され、それに応じて出力端子の静電破壊耐
圧が低下してきている。そこで、出力端子側にも特別な
回路を設けて静電保護を行うことが必要となってきた。
その一例として、例えば入力端子の場合(第5図)に見
られたような抵抗或分をCMOSゲートと出力端子の間
に直列に挿入することが考えられる。しかしながら、出
力端子は大電流( !=i10mA )を駆動するため
、仮にそのような抵抗或分を直列に挿入すると、該抵抗
を流れる電流により電圧降下がおき、そのために出力電
圧を下げることができず、TTLレベルのV。L=0.
5Vを保証できないという不都合が生じる。従って、単
に抵抗を直列に挿入するだけでは有効な対策とは言えな
い。
また、別の対応策として例えば第7図に示されるように
、電流駆動能力のあまり必要で7IいpチャネルMOS
トランジスタQp側に抵抗器Rを挿入する方法が提案さ
れている。ところがこの場合、負極性(一)の静電パル
スに対しては有効であるが、正極性(+)の静電パルス
に対しては、依然としてnチャネルMOSトランジスタ
Qnのドレインに比較的高電圧がかかるため、該トラン
ジスタQnが破壊される可能性があり、やはり有効とは
言えない。
本発明の主な目的は、上述した従来技術における課題に
鑑み、正極性(+)および負極性(−)のいずれの静電
パルスに対しても静電破壊耐圧を高めることができる静
電保護回路を提供することにある。
本発明の他の目的は、高速ストレスに対して応答速度を
高めることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第lの形態によれば、出力端子と、第lおよび
第2の電源ラインの間に接続されたCMOSW4或の第
1および第2のMOS}ランジスクとを備えたMOSI
Cを静電気による影響から保護する回路であって、前記
第1および第2のMOSトランジスタの間に介在された
第1の抵抗手段と、該第1の抵抗手段および第2のMO
S}ランジスクの接続点と前記出力端子の間に設けられ
た第2の抵抗手段と、前記第lのMOSトランジスタお
よび第1の抵抗手段の接続点と前記出力端子の間に接続
され、ゲートが該出力端子に接続されている第3のMO
Sトランジスタとを具備することを特徴とする静電保護
回路が提供される。
また上記構戒において、第3のMOSトランジスタのバ
ックゲートは前記出力端子に接続されていてもよい。
さらに本発明の第2の形態によれば、外部端子と、第l
および第2の電源ラインの間に接続されたCMOS構成
の第lおよび第2のMOSトランジスタとを備えたMO
S[:を静電気による影響から保護する回路であって、
前記第■および第2のMOSトランジスタの出力ノード
または入力ノードと前記外部端子の間に設けられ、前記
第1および第2の電源ラインの間で前記第1および第2
のMOSトランジスタと逆の順序で接続されたCMOS
構戒の第3および第4のMOS}ランジスクを具備し、
該第3および第4のMOSトランジスタのバックゲート
が前記外部端子に接続されていることを特徴とする静電
保護回路が提供される。
〔作 用〕 第1の形態において第3のMOSトランジスタをnチャ
ネル型とすると、正極性(+)の静電パルスが出力端子
に入来した場合には、第1のMOSトランジスタ(pチ
ャネル〉がオンし、第2のMOSトランジスタ(nチャ
ネル)はオフしてそのドレインは第2の抵抗手段を介し
て出力端子に接続される。逆に、負極性(−)の静電パ
ルスが出力端子に入来した場合には、第2のM O S
 トランジスタ(nチャネル)がオンし、第1のMOS
トランジスタ(pチャネル)はオフしてそのドレインは
第1および第2の抵抗手段を介して出力端子に接続され
る。
従って、正極性(+)および負極性(一)のいずれの静
電パルスに対しても、オフ状態のトランジスタのドレイ
ンにかかる電圧のピーク値を低減することができ、ゲー
ト酸化膜の破壊防止、ひいては静電破壊耐圧の向上を図
ることができる。
また、第3のMOSトランジスタのバックゲートを出力
端子に接続すれば、静電チャージをバックゲート (す
なわちウエル領域)に逃がすことができ、それによって
電圧のピーク値をより一層低減することが可能となる。
さらに、ゲートとバックゲートの間のゲート酸化膜に高
電圧のかかることを防げる。
第2の形態によれば、第3および第4のMOSトランジ
スタのバックゲート (ウエル領域)がゲートと共通の
電位になるよう接続されているので、静電パルスが外部
端子に入来した場合にその静電チャージを該ウエル領域
に逃がすことができる。
これによって、静電パルスの電圧のピーク値を抑制する
ことができる。
また、第3および第4のMOSトランジスタの接続形態
はMOSダイオードによるクランブ回路と同等であるの
で、入来した静電チャージを第1または第2の電源ライ
ンに直接逃がすことができる。その結果、高速ストレス
に対して応答を速めることが可能となる。
なお、本発明の他の構成上の特徴および作用の詳細につ
いては、添付図面を参照しつつ以下に記述される実施例
を用いて説明する。
〔実施例〕
第1図には本発明の一実施例としての静電保護回路の構
成がMOSICの一部と共に示される。
同図において、OUTは出力端子、Vccは高電位(5
v)の電源ライン、Vssは低電位(Ov)の電源ライ
ンを示し、電源ラインVccおよびVssの間には、p
チャネルMOSトランジスタQ1、抵抗器R1、および
ドライバとしてのnチャネルMOSトランジスタQ2が
直列に接続されている。また、トランジスタQ2のドレ
インと出力端子011Tの間には抵抗器R2が接続され
、トランジスタQlのドレインと出力端子OUTの間に
はバイパス用のnチャネルMOSトランジスタ03が接
続されている。トランジスタQ3のゲートは、そのバッ
クゲート (ウエル領域)と共に出力端子OtlTに接
続されている。
次に、第1図回路の作用について第2図(a)および(
b)の等価回路を参照しながら説明する。
第2図(a)は正極性(+)の静電パルスが出力端子O
UTに入来した場合の等価回路を示す。
この場合、トランジスタQ3がオンするので、トランジ
スタQ1のドレインと出力端子OUTの間は短絡された
状態となる。正極性(+)の静電パルスが出力端子Ot
lTに加わると、nチャネルトランジスタQ2のドレイ
ン電位がそのゲート電位よりも高くなって該トランジス
タQ2はオフし、一方、pチャネルトランジスタQ1の
ドレイン電位は瞬間的にそのゲート電位よりも高くなる
ため、該トランジスタロ1はオンする。
これによって、破線表示の矢印で示すように、静電パル
スの持つ電荷はトランジスタQ1を介して電源ラインV
cc側に放電され、電圧ピーク値が抑制される。つまり
、pチャネルトランジスタQ1のドレインにかかる正電
圧のピーク値が低減される。
また、MO]Cを基板に形成するに際し、プロセス上必
然的に寄生容量(寄生キャパシタ)が形或されてしまう
。それ故、トランジスタQ2のドレインにも、図中破線
で示されるように寄生キャパシタC2が形或される。従
って、この寄生キャパシタC2と抵抗器R2の平滑作用
により、オフ状態にあるnチャネルトランジスタQ2の
ドレインにかかる正電圧のピーク値が低減される。
第2図(b)は負極性(一)の静電パルスが出力端子O
UTに入来した場合の等価回路を示す。
この場合、トランジスタQ3がカットオフするので、ト
ランジスタQ1のドレインと出力端子OtlTO間はオ
ーブン状態となる。負極性(一)の静電パルスが出力端
子DtlTに加わると、pチャネルトランジスタQ1の
ドレイン電位がそのゲート電位よりも低くなって該トラ
ンジスタQ1はオフし、一方、nチャネルトランジスタ
Q2のドレイン電位はそのゲート電位よりも低くなるた
め、該トランジスタQ2はオンする。
これによって、破線表示の矢印で示すように、電源ライ
ンVssからトランジスタQ2および抵抗器R2を介し
て出力端子0[JTc側に電荷が供給され、電圧ピーク
値が抑制される。つまり、nチャネルトランジスタロ2
のドレインにかかる負電圧のピーク値が低減される。
また、上記と同様に、トランジスタQ1のドレインに形
或された寄生キャパシタCl (破線表示)と抵抗器R
1の平滑作用により、オフ状態にあるpチャネルトラン
ジスタQ1のドレインにかかる負電圧のピーク値が低減
される。
このように、正極性(+)および負極性〈一)のいずれ
の静電パルスが出力端子OUTに加わっても、相対的に
ブレークダウンを起こし易いオフ状態のトランジスタの
ドレインにはピーク値が低減された電圧しか加わらない
ため、該トランジスタのゲートおよびドレイン間にかか
る電圧を低減することができる。これによって、ゲート
酸化膜の破壊を防止し、ひいては静電破壊耐圧を向上さ
せることか可能となる。
また、バイパス用のnチャネルトランジスタQ3は、そ
のバックゲートすなわちウエル領域がゲートと共通の電
位になるよう接続されているので、静電パルスが出力端
子OUTに入来した時にその静電チャージをトランジス
タQ3のウエル領域に逃がすことができる。その結果、
トランジスタQ3のゲート酸化膜に加わる電圧を低減し
、トランジスタ03のゲート酸化膜破壊を防ぐ。これら
の効果により、トランジスタQ1、Q2のドレインにか
かる電圧のピーク値が低減され、それによって該トラン
ジスタのゲート酸化膜の破壊防止を図ることができる。
第3図には本発明の他の実施例の回路構成が示される。
本実施例の特徴は、■MOSICの出力段に設けられた
C M O Sゲート(トランジスタQ1.Q2>の出
力ノードと出力端子OUTの間に、該CMOSゲートと
逆の順序で接続されたCMOS構成のnチャネルMOS
トランジスタQ4およびpチャネルMOSトランジスタ
Q5を設けたこと、および、■トランジスタQ4, Q
5の各バックゲート (ウエル領域)をそれぞれのゲー
トと共に出力端子OUTに接続したこと、である。
この場合、トランジスタQ4, Q5のバックゲートす
なわちウエル領域がゲートと共通の電位になるよう接続
されているので、トランジスタQ4, Q5のゲート酸
化膜の破壊防止となり、第1図の形態と同様、トランジ
スタQl. Q2のゲート酸化膜の破壊防止を図ること
ができる。
また、トランジスタQ4, Q5の接続形態は、第3図
(b)  に示されるようにMOSダイオードDi, 
D2によるクランプ回路と同等である。つまり、出力端
子OUTから入来した静電パルスの電荷を電源ラインV
cc, Vssに直接逃がすような構造となっている。
そのため、従来形(第5図参照)に見られたようなPN
接合のダイオードによるクランプ回路の場合に比して、
応答速度が速いという利点がある。
なお、CMOSゲー} (Q4, Q5) と被保護回
路であるCMOSゲー} (Q1、 Q2)の間に設け
られた抵抗器R3ハ、CMOS’y’−}(Q4,Q5
) (7)ハ7 ク7ップ的な機能、すなわちトランジ
スタQ1、 Q2のドレインにかかる電圧のピーク値を
抑制する機能を有している。
第3図の形態は静電保護回路をMOSrCの出力端側に
設けた場合を示しているが、これは、第4図に示される
ように入力端子IN側に設けても同様の効果が期待され
ることはもちろんである。
なお、上述した実施例において各抵抗器R1、 R2,
R3は意図的に設けた抵抗としたが、これは、プロセス
上形或される配線の抵抗(0ではない有限値)によって
代用してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の静電保護回路によれば、正
極性(+)および負極性(一)のいずれの静電パルスに
対しても静電破壊耐圧を高めることができる。また、高
速ストレスに対して応答速度を高めることも可能となる
【図面の簡単な説明】
第l図は本発明の一実施例としての静電保護回路の構成
をMOSICの一部と共に示した回路図、第2図(a)
および(b)は第1図回路の作用を説明するための等価
回路図、 第3図(a)および(b)は本発明の他の実施例の構成
を示す回路図、 第4図は第3図実施例の変形例を示す回路図、第5図は
従来形における静電保護の第1の例を示す回路図、 第6図(a)〜(C)は従来形における静電保護の第2
の例を説明するための図、 第7図は従来形における静電保護の第3の例を示す回路
図、 である。 (符号の説明) 01, Q5, Ql゜・・・pチャネルMOSトラン
ジスタ、02〜Q4, Q2’・・・nチャネルMOS
トランジスタ、R1〜R3・・・抵抗手段(抵抗器)、
νcc・・・高電位の電源ライン、 Vss・・・低電位の電源ライン、 CI,C2・・・寄生容量(寄生キャパシタ)、Di,
 02・・・MOSダイオード、0[IT・・・出力端
子、【N・・・入力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、出力端子(OUT)と、第1および第2の電源ライ
    ン(Vcc、Vss)の間に接続された相補型MOS構
    成の第1および第2のMOSトランジスタ(Q1、Q2
    )とを備えたMOS集積回路を静電気による影響から保
    護する回路であって、 前記第1および第2のMOSトランジスタの間に介在さ
    れた第1の抵抗手段(R1)と、該第1の抵抗手段およ
    び第2のMOSトランジスタの接続点と前記出力端子の
    間に設けられた第2の抵抗手段(R2)と、 前記第1のMOSトランジスタおよび第1の抵抗手段の
    接続点と前記出力端子の間に接続され、ゲートが該出力
    端子に接続されている第3のMOSトランジスタ(Q3
    )とを具備することを特徴とする静電保護回路。 2、前記第3のMOSトランジスタのバックゲートが前
    記出力端子に接続されていることを特徴とする請求項1
    に記載の静電保護回路。 3、外部端子(OUT、IN)と、第1および第2の電
    源ライン(Vcc、Vss)の間に接続された相補型M
    OS構成の第1および第2のMOSトランジスタ(Q1
    、Q2、Q1′、Q2′)とを備えたMOS集積回路を
    静電気による影響から保護する回路であって、前記第1
    および第2のMOSトランジスタの出力ノードまたは入
    力ノードと前記外部端子の間に設けられ、前記第1およ
    び第2の電源ラインの間で前記第1および第2のMOS
    トランジスタと逆の順序で接続された相補型MOS構成
    の第3および第4のMOSトランジスタ(Q4、Q5)
    を具備し、該第3および第4のMOSトランジスタのバ
    ックゲートが前記外部端子に接続されていることを特徴
    とする静電保護回路。
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