JPH03102052A - シート自動搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機の原稿自動給送装置等として用いられ
るシート自動搬送装置に関し、詳しくは、下側にシート
を照射する手段が設けられているプラテンガラス上を滑
らせてシートを搬送する手段を備えたシート自動搬送装
置に関する。

〔従来の技術〕

上述のようなシート自動搬送装置において、プラテンガ
ラス上からのシートの送り出し側にシート検知手段を設
けて、その検知情報をプラテンガラス上からのシートの
飛び出しやシートのジャムの槍出まｔ；はプラテンガラ
ス上を通過したシートの数のカウントに利用しｔ；り、
その検知情報によって次のシートのプラテンガラス上へ
の送り込みを開始したりするものは知られている。

従来のシート自動搬送装置は、上述のシート検知手段と
して、シート通路を挟んで投光素子と受光素子とが対向
し、投光素子の光の受光素子への入射量が大か小かによ
ってシートが不存在か存在かを検知するもの、またはシ
ート通路の一面側に投光素子と受光素子とを投光素子の
光がシートで反射されて受光素子に入射するように設け
て、受光素子への入射光量の大か小かによってシートの
存在か不存在かを検出するものを用いていた。前者のシ
ート検知手段は、シートを照射する手段からの光で誤検
知する惧れは少ないが、反面、検知情報をプラテンガラ
ス上からのシートの飛び出し検出や次のシートのプラテ
ンガラス上への送り込み開始等に利用する場合の、シー
ト検知手段をできるだけプラテンガラス側に近付け度い
と言う要望を満足させにくいと言う問題がある。また、
後者のシート検知手段は、投光素子と受光素子をシート
通路の上側に設ければシート検知手段をプラテンガラス
側に近付けたいと言う要望を満足させ得るが、反面、シ
ートを照射する手段からの光で誤検知が生じ易いと言う
問題がある。さりとて誤検知を防ぐＩ；めに、シートを
照射する手段の光をシート検知手段側に洩らさないよう
にすることは容易でない。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、上述の問題を解消するためになされたもので
あり、役，受光素子対向型のように誤検知する惧れが少
なくて、しかも投，受光素子並置型のようにプラテンガ
ラス側に近付けることができるシート検知手段をプラテ
ンガラスからのシートの送り出し側に設けたシート自動
搬送装置の提供を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、下側にシートを照射する手段が設けられてい
るプラテンガラス上を滑らせてシートを搬送する手段を
備えたシート自動搬送装置において、プラテンガラスの
シート搬送方向端の外側に、シート通路上側の投光素子
および受光素子と、投光素子からの光を反射して受光素
子に入射するシート通路下側の反射部材とを備えて、受
光素子の受光量の大と小によりそれぞれシートの不存在
と存在とを検知するシート検知手段が設けられているこ
とを特徴とするシート自動搬送装置にあり、この構戊に
よって前記目的を達戒する。

〔作用〕

すなわち、本発明のシート自動搬送装置は、シート検知
手段がシート通路上側に役．受光素子を並置し、シート
通路下側に投光素子や受光素子に比較して遥かに薄く構
成できる反射部材を設けたものであるから、役．受光素
子並置型のようにプラテンガラス側に近付けることがで
き、そしてシート不存在のときの受光素子への入射光量
が反射部材によって役，受光素子対向型のように大きく
なるから、誤検知する惧れが少ない。

〔実施例〕

以下、本発明を図示例によって説明する。

第１図は本発明シート自動搬送装置を複写機の原稿自動
給送装置に用いた例を示す概要構或側面図である。

図において、ｌは原稿積載部、２は左右一対から戊り、
それぞれの底部に一体に設けたラツク２Ａが原稿積載部
ｌの下面側に回動自在に設けたピニオン３とピニオン３
を挟んで係合していることにより対称的に接近したり離
れたりする移動の可能な輻位置規制板、４はラック２Ａ
の位置を検出することによって原稿幅情報、したがって
原稿サイズ情報を与える原稿サイズセンサ、５は原稿積
載部ｌに載置されるシート状原稿の先端を揃える先端位
置規制板、６は原稿積載部ｌに載置された原稿の上面に
接触して矢印方向に回転し、摩擦力で最上部の原稿を送
り出す摩擦送りローラであり、摩擦送りローラ６が実線
位置から点線位置まで変位すると、先端位置規制板５も
その支持軸５Ａの回りの反時計方向の回動の付勢を図示
してないストッパによって止められている実線位置から
原稿の送り出しを妨げない点線位置まで変位する。

７は矢印方向に回動する摩擦送りベルト７Ａと静止また
は反時計方向に遅い速度で回転する捌きローラ７Ｂとの
軽い圧接から或る捌き送り手段、８は捌き送り手段７に
よって送られた原稿をさらに送る挟圧送りローラ、９は
矢印方向に回動して原稿をプラテンガラス１０上で滑ら
せて搬送するプラテン上送りベルトであり、９Ａと９Ｂ
はプラテン上送りベルト９を張架している駆動ローラと
従動ローラ、９Ｃはプラテン上送りベルト９のテンショ
ンローラ、９Ｄはプラテン上送りベルト９をプラテンガ
ラスｌＯの上面に圧接させるようにする押しローラであ
る。

１１はプラテンガラス１０上に原稿を載置するときは図
示のように上端がプラテンガラスｌＯの上面よりも上に
突出する阻止位置に変位し、原稿をプラテンガラスｌＯ
上から原稿排出部１３に排出するときは上端がプラテン
ガラス１０の上面より下に引込んだ退避位置に変位する
露光部ストツバ、ｌ２は矢印方向に回転して原稿を原稿
排出部ｌ３に排出する挟圧排出ロ−ラである。

１４乃至１６は原稿積載部ｌから原稿排出部ｌ３までの
原稿搬送路に設けた第１乃至第３原稿検知手段の原稿セ
ンサであり、第１１第２原稿センサ１４．１５には、設
置場所に余裕があるので、投光素子と受光素子の対向か
ら戊るものを用いているが、第３原稿センサｌ６は、原
稿を先端が露光部ストッパ１１に当接した位置で停止さ
せるのに失敗して原稿が露光部ストッパ１１を越した場
４合、それをいち早く検出できるように、露光部ストッ
パ１１による停止位置側すなわちプラテンガラス１０側
に近付けて設けたいためと、しかも投光素子と受光素子
の対向から或るものと変わらない検出の信頼性を得たい
ために、原稿通路の上側に配置された投光素子１６Ａお
よび受光素子１６Ｂと、原稿通路の下側、図示例では原
稿がその上を通る透明ガイド板ｌ７の下側に配置されて
投光素子１６Ａの光を反射して受光素子１６Ｂに入射す
る例えばアルミ箔のような反射部材１６Ｇとから戊るも
のを用いている。なお、図では便宜上、投光素子１６Ａ
と受光素子１６Ｂが原稿の搬送方向に並んでいるように
示しているが、実際は搬送方向と直角の方向に並んで配
置される。

ｌ８は原稿自動給送装置の装置枠１９が第１図の紙面の
奥側のプラテンガラス１０の面と平行な軸を中心に紙面
の手前側がプラテンガラスｌＯの面に対して開放し得る
ように回動可能で、その開放回動しているか否かを検出
する装置枠開放センサである。

この原稿自動給送装置の作動について以下さらに説明す
る。

装置枠開放センサ１８が装置枠ｌ９の閉じられているこ
とを検知し、原稿積載部ｌに原稿が先端を先端位置規制
板５に当てるように載置されて、第１原稿センサ１４が
原稿有りを検知している原稿自動給送モードで複写機の
始動釦が押されると、複写機の制御装置は、摩擦送りロ
ーラ６を図示してない昇降手段によって下降させて積載
原稿の上面に圧接させ、次いで捌き送り手段７や挟圧送
リローラ８さらにはプラテン上送りベルト９も同時に矢
印方向に回転させて、最上部の原稿を先端が露光部スト
ツパｌ１に突当ったプラテンガラスｌＯ上の露光部位置
にもたらす。それは、第２厚稿センサ１５が原稿の先端
を検出してからタイマーまたはパルスカウントによる所
定時間が経過するまでプラテン上送りベルト９の上述の
回転を続けて、原稿の先端が露光部ストツバ１ｌに突当
たる５〜１０ｍｍ程度手前でプラテン上送りベルト９を
停止させるようにし、その停止の際の慣性力で原稿を露
光部ストツパ１ｌに突当てることにより行われる。この
とき、摩擦送りローラ６の回転停止は、原稿の重送を防
止するために、第２厚稿センサｌ５の原稿先端検出から
原稿サイズ情報（幅位置規制板２で原稿幅を規制してい
るので原稿サイズセンサ４が与える。）によって求めら
れる原稿の後端が捌き送り手段７の位置に達する前に行
われる。それとともに摩擦送りローラ６の実線位置への
復帰も行われる。

露光部ストッパ１１は、プラテン上送りベルト９の回転
が開始されるまでは図示の突出位置を占めるが、プラテ
ン上送りベルト９の回転開始とともに退避位置にもたら
され、そしてプラテン上送りベルト９の回転停止が行わ
れる直前に図示位置に突出される。これによって、露光
部ストツパ１ｌがプラテン上送りベルト９の移動に抵抗
を与えることが少なくなり、また複写機の始動釦を押す
ときに原稿が既にプラテンガラスＩＯ上に載置されてい
たとしても、その原稿は複写されることなく矢印方向に
回転するプラテン上送りベルト９と挟圧排出口−ラｌ２
とによって原稿排出部１３に排出される。

原稿を前述のように露光部にもたらしたら、次に露光ラ
ンプ２０等の露光光学系を太矢印方向に移動させて図示
してない感光体に像露光を行うことを複写部数回だけ繰
返えさせる。それによって露光部の原稿の所定複写部数
の複写紙が得られることになる。また、この像露光動作
中に、原稿自動給送モードの複写の生産性を高くするた
めに、摩擦送り口ーラ６とその昇降手段、捌き送り手段
７、挟圧送リローラ８をそれぞれ駆動して、次の原稿を
先端が挟圧送リローラ８からプラテン上送りベルト９の
入口までの適当な位置を占める待機位置にもたらし、そ
して停止させることが行われる。

この場合、待機位置の原稿後端が摩擦送りローラ６位置
を過ぎていないときは、摩擦送りローラ６は下降したま
まに置かれる。

複写部数回の像露光が終了した段階で再び摩擦送りロー
ラ６から挟圧排出ロ−ラ１２までを矢印方向に回転させ
、それにより露光部の原稿を原稿排出部ｔ３に排出させ
ると共に、待機位置の原稿を前と同様に露光部にもたら
して停止させる。そして、次の原稿にも前と同様に露光
が行われ、その露光中にその次の原稿が待機位置にもた
らされて、露光終了後露光部の原稿の排出と待機位置の
原稿の露光部への送り込みが行われると言うことが、第
ｌ原稿センサｌ４が原稿無しを検知するまで繰返えされ
る。この第ｌｙＫ稿センサｌ４に原稿無しを検知させた
最後の原稿が露光部で露光されるときには、最早摩擦送
りローラ６や捌き送り手段７の原稿送り込み動作は行わ
れない。そして、露光を終了した最後の原稿が原稿排出
部ｌ３に排出されて原稿自動給送モードの一連の複写動
作が終了する。

原稿を露光部に送り込む際に、先端が露光部ストッパ１
１の位置を過ぎて第３原稿センサｌ６で検知されたとき
は、その情報によって露光動作が行われることが阻止さ
れる。その阻止は、装置枠Ｉ９を開放して原稿を露光部
に戻し、装置枠１９を閉じて始動釦を押すことにより解
除される。

本発明は、上述の複写機原稿自動給送装置の例に限定さ
れるものではなく、シートの情報読取装置等にも利用し
得る。また、両面原稿用の反転路１４〜ｌ６・・・第１
〜第３原稿センサ１６Ａ・・・投光素子　　　　１６Ｂ
・・・受光素子１６ｃ・・・反射部材　　　　ｌ７・・
・透明ガイド板センサＩ６に相当する原稿センサがプラ
テンガラスの原稿排出側と反対側に設けられるようにな
る。

〔発明の効果〕

本発明のシート自動搬送装置においては、プラテンガラ
スの搬送方向端の外側のシート検知手段でプラテンガラ
スから出たシートをいち早く確実に検出することができ
ると言う効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明シート自動搬送装置を複写機の原稿自動
給送装置に用いた例を示す概要構或側面図である。 １・・・厚稿積載部　　　　６・・・摩擦送りローラ７
・・・捌き送り手段　　　８・・・挟圧送りローラ９・
・・プラテン上送りベルト

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）下側にシートを照射する手段が設けられているプ
   ラテンガラス上を滑らせてシートを搬送する手段を備え
   たシート自動搬送装置において、プラテンガラスのシー
   ト搬送方向端の外側に、シート通路上側の投光素子およ
   び受光素子と、投光素子からの光を反射して受光素子に
   入射するシート通路下側の反射部材とを備えて、受光素
   子の受光量の大と小によりそれぞれシートの不存在と存
   在とを検知するシート検知手段が設けられていることを
   特徴とするシート自動搬送装置。
2. （２）前記シートを照射する手段が原稿を走査露光する
   手段であり、プラテンガラスと前記シート検知手段との
   間にプラテンガラスの表面よりも突出した阻止状態と沈
   み込んだ退避状態とを取り得る露光部ストッパが設けら
   れていて、プラテンガラス上の搬送手段が原稿を一旦露
   光部ストッパで止められる露光位置にもたらし、走査露
   光手段による露光が行われた後にプラテンガラスから送
   り出す特許請求の範囲第１項記載のシート自動搬送装置
   。