JPH0299532A - 金型汚染物除去用ゴム組成物 - Google Patents
金型汚染物除去用ゴム組成物Info
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- JPH0299532A JPH0299532A JP25294888A JP25294888A JPH0299532A JP H0299532 A JPH0299532 A JP H0299532A JP 25294888 A JP25294888 A JP 25294888A JP 25294888 A JP25294888 A JP 25294888A JP H0299532 A JPH0299532 A JP H0299532A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は金型汚染物除去用ゴム組成物、詳しくは成形作
業により汚染したゴム用金型を清浄化するための改良さ
れたゴム組成物に関する。
業により汚染したゴム用金型を清浄化するための改良さ
れたゴム組成物に関する。
（従来の技術）
ゴムの加硫成形には金型を使用し、これが繰返し使用す
ることにより金型に汚染物質が付着し、その付着量が多
くなると加硫成形品自体まで汚染され、成形品の品質に
問題がでてくる。このため一定の周期で金型の清掃、例
えばショツトブラスト手段により研にしたり、アルカリ
洗浄などにより洗浄する手段がとられるが、前者では金
型の表面に微細な傷を生じるので、所謂アンカー効果の
ためその後の汚染速度が急速に進むし、後者では前者の
ように機械的に取り除くものでないので相当な時間を要
する。いずれにしても前記清掃には多大の時間と経費を
要し、また危険を伴う作業でもあった。
ることにより金型に汚染物質が付着し、その付着量が多
くなると加硫成形品自体まで汚染され、成形品の品質に
問題がでてくる。このため一定の周期で金型の清掃、例
えばショツトブラスト手段により研にしたり、アルカリ
洗浄などにより洗浄する手段がとられるが、前者では金
型の表面に微細な傷を生じるので、所謂アンカー効果の
ためその後の汚染速度が急速に進むし、後者では前者の
ように機械的に取り除くものでないので相当な時間を要
する。いずれにしても前記清掃には多大の時間と経費を
要し、また危険を伴う作業でもあった。
そこで前記欠点を改良するために、金型を汚染せず、か
つ物性の優れたゴム組成物が特開昭５４−６３１４４号
として提案される一方、成形作業により汚染したゴム用
金型を清浄化するためゴム組成物が特開昭５８−１２２
９４２号として提案されている。
つ物性の優れたゴム組成物が特開昭５４−６３１４４号
として提案される一方、成形作業により汚染したゴム用
金型を清浄化するためゴム組成物が特開昭５８−１２２
９４２号として提案されている。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながら、前記従来の前者のものにあっても加硫回
数が増加するにつれて金型に汚染物質が付着するに至り
、その時点でその除去の必要性がある。一方、後者のも
のにあっては、金型に汚染物質が付着してきた場合、適
宜その都度、該ゴム組成物を金型で加硫し、汚染物質は
被加硫物に転移除去するものであるが、一応それなりの
効果が認められるが、未だ有効なものといえず、より有
効な汚染物除去用のゴム組成物の出現が望まれている。
数が増加するにつれて金型に汚染物質が付着するに至り
、その時点でその除去の必要性がある。一方、後者のも
のにあっては、金型に汚染物質が付着してきた場合、適
宜その都度、該ゴム組成物を金型で加硫し、汚染物質は
被加硫物に転移除去するものであるが、一応それなりの
効果が認められるが、未だ有効なものといえず、より有
効な汚染物除去用のゴム組成物の出現が望まれている。
そこで、本発明者は従来の問題点に鑑み、成形作業によ
り汚染したゴム用金型を容易に清浄できる優れたゴム組
成物を提供する目的でもって、鋭意研究した結果、本発
明に到達したのである。
り汚染したゴム用金型を容易に清浄できる優れたゴム組
成物を提供する目的でもって、鋭意研究した結果、本発
明に到達したのである。
（課題を解決するための手段）
本発明は前記目的を達成する手段として、少なくとも天
然ゴムを含み、カーボンブランク等の通常の配合剤、加
硫剤などを加えた配合ゴムの１００重量部に対し、アミ
ノ基とヒドロキシ基を含む化合物を１０〜４０重量部と
ケイ酸を２０〜８０重量部を配合した構成を採用した。
然ゴムを含み、カーボンブランク等の通常の配合剤、加
硫剤などを加えた配合ゴムの１００重量部に対し、アミ
ノ基とヒドロキシ基を含む化合物を１０〜４０重量部と
ケイ酸を２０〜８０重量部を配合した構成を採用した。
（実施例）
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
本発明に使用するゴムは、天然ゴム（ＮＲ）の単独、若
しくは天然ゴムと、スチレン−ブタジェン共重合ゴム（
ＳＢＲ）、ポリブタジェンゴム（ＢＲ）、ポリイソプレ
ンゴム（ＩＲ）などの合成ゴムのブレンドゴムである。
しくは天然ゴムと、スチレン−ブタジェン共重合ゴム（
ＳＢＲ）、ポリブタジェンゴム（ＢＲ）、ポリイソプレ
ンゴム（ＩＲ）などの合成ゴムのブレンドゴムである。
本発明では、上記ゴム以外に通常の如く、カーボンブラ
ンク、亜鉛華等の配合剤や、硫黄等の加硫剤その他各種
、適宜添加混合されることは勿論である。
ンク、亜鉛華等の配合剤や、硫黄等の加硫剤その他各種
、適宜添加混合されることは勿論である。
なお、本発明ではゴムとして天然ゴム単独、若しくは天
然ゴムを含むことが必須であり、その場合、３０重量部
以上を含むことが望ましい。このように天然ゴムを少な
くとも使用する理由は、練り加工の際のロールとの粘着
対策上からである。
然ゴムを含むことが必須であり、その場合、３０重量部
以上を含むことが望ましい。このように天然ゴムを少な
くとも使用する理由は、練り加工の際のロールとの粘着
対策上からである。
次に本発明で使用するアミノ基とヒドロキシ基を含む化
合物としては、ジェタノールアミン、トリエタノールア
ミン、ジメチルエタノールアミン、２−アミノ−ニーメ
チル−１−プロパツール等が例示できる。しかして上記
アミノ基とヒドロキシ基を含む化合物は、前記ゴム１０
０重量部に対して１０〜４０重量部が配合される。この
際、化合物が１０重量部以下では汚染物質除去効果が劣
り、４０重量部以上では練り加工性が劣る。
合物としては、ジェタノールアミン、トリエタノールア
ミン、ジメチルエタノールアミン、２−アミノ−ニーメ
チル−１−プロパツール等が例示できる。しかして上記
アミノ基とヒドロキシ基を含む化合物は、前記ゴム１０
０重量部に対して１０〜４０重量部が配合される。この
際、化合物が１０重量部以下では汚染物質除去効果が劣
り、４０重量部以上では練り加工性が劣る。
更に本発明で使用するケイ酸は、前記化合物の２倍、即
ちゴム１００重量部に対して２０〜８０重量部が配合さ
れる。このさいケイ酸が８０重量部以上は必要でなく、
２０重量部以下では除去効果が不充分である。
ちゴム１００重量部に対して２０〜８０重量部が配合さ
れる。このさいケイ酸が８０重量部以上は必要でなく、
２０重量部以下では除去効果が不充分である。
本発明は上記のようなゴム、アミノ基とヒドロキシ基を
含む化合物、ケイ酸の夫々を特定量配合し、通常の手段
により練り加工等を行なってゴム組成物となし、これを
汚染金型内へ仕込み加硫を行なうのであるが、仕込み量
は金型容量の１．５倍以上必要であり、加硫時間は略１
６０℃で２０分以上は必要であり、前記仕込み量、加硫
時間はそれ以下では、上記化合物への浸透が不十分で、
除去効果があまり期待できない。
含む化合物、ケイ酸の夫々を特定量配合し、通常の手段
により練り加工等を行なってゴム組成物となし、これを
汚染金型内へ仕込み加硫を行なうのであるが、仕込み量
は金型容量の１．５倍以上必要であり、加硫時間は略１
６０℃で２０分以上は必要であり、前記仕込み量、加硫
時間はそれ以下では、上記化合物への浸透が不十分で、
除去効果があまり期待できない。
かくして、本発明のゴム組成物が汚染金型内で加硫する
ことで、汚染物に化合物が浸透して金型と汚染物間の結
合を弱め、この汚染物を含んだ化合物がゴム中に含まれ
るケイ酸と結びつき、加硫成形されたゴム成形体を金型
から離脱することで金型に付着していた汚染物（スケー
ル）はゴム層に転写されて金型面から離脱する。
ことで、汚染物に化合物が浸透して金型と汚染物間の結
合を弱め、この汚染物を含んだ化合物がゴム中に含まれ
るケイ酸と結びつき、加硫成形されたゴム成形体を金型
から離脱することで金型に付着していた汚染物（スケー
ル）はゴム層に転写されて金型面から離脱する。
下記：表は、本発明の具体的実施例と、比較例を示した
ものである。
ものである。
なお、加硫温度は１６０℃、加硫時間は３０分であり、
クリーニング効果（汚染物除去効果）は目視で判定し、
練り加工性はミキサーロールでの粘着性、ロール浮き、
スコーチ性で判定した。
クリーニング効果（汚染物除去効果）は目視で判定し、
練り加工性はミキサーロールでの粘着性、ロール浮き、
スコーチ性で判定した。
（以下成葉）
上記の表によれば、本発明の実施例である１１ｈ４．１
１ｈ５．１ｌｈ７、階８及び隘１１は、クリーニング効
果（汚染物除去効果）及びゴム組成物の練り加工性の何
れにも優れ、略１回の除去作業で容易に目的を達成する
ことが判った。
１ｈ５．１ｌｈ７、階８及び隘１１は、クリーニング効
果（汚染物除去効果）及びゴム組成物の練り加工性の何
れにも優れ、略１回の除去作業で容易に目的を達成する
ことが判った。
（発明の効果）
本発明のゴム組成物は、上記表の各実施例からも明らか
なように、金型に付着した汚染物の除去効果は抜群であ
り、しかもゴム組成物の練り加工性も良好であるから作
業も容易である。更に金型を成型機に取りつけたままで
作業できる点も有利である。
なように、金型に付着した汚染物の除去効果は抜群であ
り、しかもゴム組成物の練り加工性も良好であるから作
業も容易である。更に金型を成型機に取りつけたままで
作業できる点も有利である。
Claims (1)
- （１）少なくとも天然ゴムを含み、カーボンブラック等
の通常の配合剤、加硫剤などを加えた配合ゴムの１００
重量部に対し、アミノ基とヒドロキシ基を含む化合物を
１０〜４０重量部とケイ酸を２０〜８０重量部を配合し
たことを特徴とする金型汚染物除去用ゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25294888A JPH0299532A (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 金型汚染物除去用ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25294888A JPH0299532A (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 金型汚染物除去用ゴム組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0299532A true JPH0299532A (ja) | 1990-04-11 |
Family
ID=17244388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25294888A Pending JPH0299532A (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 金型汚染物除去用ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0299532A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0687539A1 (en) * | 1994-06-15 | 1995-12-20 | Bridgestone Corporation | Rubber composition for cleaning mold, and method for cleaning mold |
-
1988
- 1988-10-06 JP JP25294888A patent/JPH0299532A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0687539A1 (en) * | 1994-06-15 | 1995-12-20 | Bridgestone Corporation | Rubber composition for cleaning mold, and method for cleaning mold |
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