JPH0299515A - 熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents
熱硬化性樹脂組成物Info
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- JPH0299515A JPH0299515A JP25089688A JP25089688A JPH0299515A JP H0299515 A JPH0299515 A JP H0299515A JP 25089688 A JP25089688 A JP 25089688A JP 25089688 A JP25089688 A JP 25089688A JP H0299515 A JPH0299515 A JP H0299515A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は熱硬化性樹脂組成物に関する。特に、本発明は
耐熱性、耐水性および靭性に優れた繊維強化プラスチッ
クのプリプレグ用マトリックス樹脂として好適な熱硬化
性樹脂組成物に関する。
耐熱性、耐水性および靭性に優れた繊維強化プラスチッ
クのプリプレグ用マトリックス樹脂として好適な熱硬化
性樹脂組成物に関する。
［従来の技術］
炭素繊維、ガラス繊維等を補強材とする複合材料はゴル
フシャフト、釣竿、テニスラケット等のスポーツ・レジ
ャー用品、航空機、一般産業資材等に使用されている。
フシャフト、釣竿、テニスラケット等のスポーツ・レジ
ャー用品、航空機、一般産業資材等に使用されている。
かかる複合材料に用いるマトリックス樹脂としてエポキ
シ樹脂が広く用いられている。
シ樹脂が広く用いられている。
［発明が解決しようとする課題］
しかし、エポキシ樹脂を用いた場合には、耐熱性、耐水
性が不十分であるばかりでなく、その靭性においても不
十分であり、繊維強化プラスチックにしたときの耐衝撃
性が劣るという課題があった。
性が不十分であるばかりでなく、その靭性においても不
十分であり、繊維強化プラスチックにしたときの耐衝撃
性が劣るという課題があった。
本発明は、かかる従来技術の前記欠点を解消し、耐熱性
、耐水性に優れるのみならず、靭性にも優れた熱硬化性
樹脂組成物を提供することを目的とするものである。
、耐水性に優れるのみならず、靭性にも優れた熱硬化性
樹脂組成物を提供することを目的とするものである。
［課題を解決するだめの手段］
すなわち、本発明は、
（Ａ）エポキシ樹脂、
（Ｂ）下記式で表わされるポリアリールシアネートエス
テル、 （ここで、ｎは０〜１、好ましくは０．１〜０．５であ
る） （Ｃ）ポリスルホン樹脂、 を必須成分として含有する熱硬化性樹脂組成物に関する
。
テル、 （ここで、ｎは０〜１、好ましくは０．１〜０．５であ
る） （Ｃ）ポリスルホン樹脂、 を必須成分として含有する熱硬化性樹脂組成物に関する
。
本発明においてエポキシ樹脂としては、ビスフェノール
Ａ型エポキシ樹脂、ビスフェノールＦ型エポキシ樹脂、
フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹
脂、脂環式エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキ
シ樹脂等の各種エポキシ樹脂を用いることができ、また
これらの２種以上のエポキシ樹脂の混合物を用いること
ができる。
Ａ型エポキシ樹脂、ビスフェノールＦ型エポキシ樹脂、
フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹
脂、脂環式エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキ
シ樹脂等の各種エポキシ樹脂を用いることができ、また
これらの２種以上のエポキシ樹脂の混合物を用いること
ができる。
ビスフェノールＡ型エポキシ樹脂としては、エピコート
８２８、エピコート ８３４、エピコート ８２７、エ
ピコート １００１ 、エピコート １００２ 、エピ
コート １００４ 、エピコート １００７ 、エピコ
ート １００９（油化シェルエポキシ社製）、アラルダ
イトＣＹ２Ｏ５、ＣＹ２３０、ＣＹ２３２、ＣＹ２２１
、ＧＹ２５７、ＧＹ２５２、ＧＹ２５５、ＧＹ２５０、
ＣＹ２［ｉｏ、ＧＹ２８０、アラルダイト６０７１、ア
ラルダイト７０７１．アラルダイト ７０７２ （チ
バ・ガイギー社製）、ダウエポキシＤＥＲ３３１、ＤＥ
Ｒ３３２、ＤＥＲ６Ｂ２、ＤＥＲ６８３Ｕ、 ＤＥＲ８
Ｇ２Ｕ （ダウケミカル社製）、エピクロン８４０．８
５０．８５５．８６０．１０５０．３０５０．４０５０
．７０５０ （大日本インキ化学工業社製）、エポト
ートＹＤ−１１５、Ｙ Ｄ １１５− ＣＡ 。
８２８、エピコート ８３４、エピコート ８２７、エ
ピコート １００１ 、エピコート １００２ 、エピ
コート １００４ 、エピコート １００７ 、エピコ
ート １００９（油化シェルエポキシ社製）、アラルダ
イトＣＹ２Ｏ５、ＣＹ２３０、ＣＹ２３２、ＣＹ２２１
、ＧＹ２５７、ＧＹ２５２、ＧＹ２５５、ＧＹ２５０、
ＣＹ２［ｉｏ、ＧＹ２８０、アラルダイト６０７１、ア
ラルダイト７０７１．アラルダイト ７０７２ （チ
バ・ガイギー社製）、ダウエポキシＤＥＲ３３１、ＤＥ
Ｒ３３２、ＤＥＲ６Ｂ２、ＤＥＲ６８３Ｕ、 ＤＥＲ８
Ｇ２Ｕ （ダウケミカル社製）、エピクロン８４０．８
５０．８５５．８６０．１０５０．３０５０．４０５０
．７０５０ （大日本インキ化学工業社製）、エポト
ートＹＤ−１１５、Ｙ Ｄ １１５− ＣＡ 。
ＹＤ−１１，７、ＹＤ−１２１ＳＹＤ−１２７、ＹＤ１
２８、ＹＤ−１２８ＣＡＳＹＤ−１２８Ｓ、ＹＤ−１３
４、ＹＤ ０ＯＩＺ、 ＹＤ−０１１、ＹＤ−０１２
、ＹＤ−０１４、ＹＤ−０１４ＥＳＳＹＤ−０１７、Ｙ
Ｄ−０１９、ＹＤ−０２０、ＹＤ−００２（東部化成社
製）等が挙げられる。
２８、ＹＤ−１２８ＣＡＳＹＤ−１２８Ｓ、ＹＤ−１３
４、ＹＤ ０ＯＩＺ、 ＹＤ−０１１、ＹＤ−０１２
、ＹＤ−０１４、ＹＤ−０１４ＥＳＳＹＤ−０１７、Ｙ
Ｄ−０１９、ＹＤ−０２０、ＹＤ−００２（東部化成社
製）等が挙げられる。
ビスフェノールＦ型エポキシ樹脂としては、ＹＤＦ−１
７０（東部化成社製）等が挙げられる。
７０（東部化成社製）等が挙げられる。
フェノールノボラック型エポキシ樹脂としては、エピコ
ート １５２、エピコート １５４（油化シェルエポキ
シ社製）、アラルダイトＥＰＮ １１３８ 、ＥＰＮ
１．１３９ （チバ・ガイギー社製）、ダウエポ
キシＤＥＮ４３１、ＤＥＮ４３８、ＤＥＮ４３９（ダウ
ケミカル社製） 、ＥＰＰＮ ２０１（日本化薬社製）
、エビクロンＮ７４０（大日本インキ化学工業社製）、
エポトートＹＤＰＮ６３ｇ（東部化成社製）等が挙げら
れる。
ート １５２、エピコート １５４（油化シェルエポキ
シ社製）、アラルダイトＥＰＮ １１３８ 、ＥＰＮ
１．１３９ （チバ・ガイギー社製）、ダウエポ
キシＤＥＮ４３１、ＤＥＮ４３８、ＤＥＮ４３９（ダウ
ケミカル社製） 、ＥＰＰＮ ２０１（日本化薬社製）
、エビクロンＮ７４０（大日本インキ化学工業社製）、
エポトートＹＤＰＮ６３ｇ（東部化成社製）等が挙げら
れる。
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂としては、ＥＣＮ
１２８０ 、ＥＣＮ １２９９ （チバ・ガイギー
社製） 、ＥＯＣＮ １０２（日本化薬社製） 、Ｙ
ＤＣＮ７０１．７０２．７０３．７０４（東部化成社製
）等が挙げられる。
１２８０ 、ＥＣＮ １２９９ （チバ・ガイギー
社製） 、ＥＯＣＮ １０２（日本化薬社製） 、Ｙ
ＤＣＮ７０１．７０２．７０３．７０４（東部化成社製
）等が挙げられる。
グリシジルアミン型エポキシ樹脂としては、アラルダイ
トＭＹ７２０（チバ・ガイギー社製）、エポトートＹＨ
４３４（東部化成社製） 、ＥＬＭ １２０、ＥＬＭ４
３４（住友化学工業社製） 、ＰＧＡ−Ｘ（三菱ガス化
学社製）等を例示することができる。
トＭＹ７２０（チバ・ガイギー社製）、エポトートＹＨ
４３４（東部化成社製） 、ＥＬＭ １２０、ＥＬＭ４
３４（住友化学工業社製） 、ＰＧＡ−Ｘ（三菱ガス化
学社製）等を例示することができる。
脂環式エポキシ樹脂としては、アラルダイトＣＹ−１７
９、ＣＹ−１７８、ＣＹ−１８２、ＣＹ−１８３（チバ
・ガイギー社製）等がある。
９、ＣＹ−１７８、ＣＹ−１８２、ＣＹ−１８３（チバ
・ガイギー社製）等がある。
本発明において用いるポリアリールシアネートエステル
とは、前記式（Ｉ）で示されるもので、具体的にはＸＵ
７１７８７．０２ Ｌ （ダウケミカル社製）が挙げ
られる。
とは、前記式（Ｉ）で示されるもので、具体的にはＸＵ
７１７８７．０２ Ｌ （ダウケミカル社製）が挙げ
られる。
本発明において用いるポリスルホン樹脂とは、下記（Ｉ
Ｉ）式で示されるポリマーである。
Ｉ）式で示されるポリマーである。
＋Ａｒ −Ｓ ０２ ）−０・・・ ・・・ ・・・
（ＩＩ）とポリスルホン樹脂としては、具体的にはニー
デルポリスルホンＰ １７００ （アモコ社製）、
ピクトレックスＰＥＳ １００Ｐ （Ｉ Ｃ１社製）
が挙げられる。
（ＩＩ）とポリスルホン樹脂としては、具体的にはニー
デルポリスルホンＰ １７００ （アモコ社製）、
ピクトレックスＰＥＳ １００Ｐ （Ｉ Ｃ１社製）
が挙げられる。
成分（Ａ）および（Ｂ）の配合割合は、成分（Ｂ）１０
０重量部に対し、成分（Ａ） １０〜２００重量部、好
ましくは２０〜１５０重量部、特に好ましくは３０〜１
００重量部である。成分（Ｃ）は成分（Ａ） １００
重量部に対し、３〜５０重量部、好ましくは５〜３０重
二部重量る。
０重量部に対し、成分（Ａ） １０〜２００重量部、好
ましくは２０〜１５０重量部、特に好ましくは３０〜１
００重量部である。成分（Ｃ）は成分（Ａ） １００
重量部に対し、３〜５０重量部、好ましくは５〜３０重
二部重量る。
本発明の熱硬化性樹脂組成物は、特に繊維強化プラスチ
ックのプリプレグ用マトリックス樹脂として使用した場
合、タック、ドレープ性に優れ、また成形性が良好であ
る。
ックのプリプレグ用マトリックス樹脂として使用した場
合、タック、ドレープ性に優れ、また成形性が良好であ
る。
なお、本発明の熱硬化性樹脂組成物においては、その特
性を損わない範囲で公知の充填剤、ジシアンジアミド、
各種イミダゾール系化合物、コバルトアセチルアセトネ
ート等の金属錯塩等の硬化促進剤、希釈剤等の各種添加
剤を配合することができる。
性を損わない範囲で公知の充填剤、ジシアンジアミド、
各種イミダゾール系化合物、コバルトアセチルアセトネ
ート等の金属錯塩等の硬化促進剤、希釈剤等の各種添加
剤を配合することができる。
本発明の熱硬化性樹脂組成物を繊維強化プラスチックの
プリプレグ用マトリックス樹脂として使用する場合、補
強繊維として炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、ボ
ロン繊維およびこれらのハイブリッド等が好適に使用で
きる。
プリプレグ用マトリックス樹脂として使用する場合、補
強繊維として炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、ボ
ロン繊維およびこれらのハイブリッド等が好適に使用で
きる。
［発明の効果］
本発明の熱硬化性樹脂組成物は、耐熱性、耐水性に優れ
、しかも靭性に優れており、エポキシ樹脂の欠点が解消
された。
、しかも靭性に優れており、エポキシ樹脂の欠点が解消
された。
［実施例コ
以下に実施例を挙げ本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらに制限されるものではない。
明はこれらに制限されるものではない。
実施例１
ビスフェノールＡ型エポキシ樹脂（油化シェルエポキシ
社製エピコート ８２Ｂ） １００重全１に、下記構
造を有するポリスルホン樹脂（アモコ社製ニーデルポリ
スルホンＰ １７００ ）２０重量部を加え、２００
℃で２時間加熱混合して透明な樹脂液を得た。
社製エピコート ８２Ｂ） １００重全１に、下記構
造を有するポリスルホン樹脂（アモコ社製ニーデルポリ
スルホンＰ １７００ ）２０重量部を加え、２００
℃で２時間加熱混合して透明な樹脂液を得た。
この樹脂液を８０℃に冷却し、ポリアリールシアネート
エステル（ダウケミカル社製ＸＵ ７１７８７．０２Ｌ
）２００重量部に加え樹脂組成物を得た。
エステル（ダウケミカル社製ＸＵ ７１７８７．０２Ｌ
）２００重量部に加え樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物を注型し、ｉｇｏ”ｃで２時間硬化させ
た後、２００℃で２時間後硬化させた。
た後、２００℃で２時間後硬化させた。
この硬化物のガラス転移温度（Ｔｇ ）を示差走査熱量
計で測定したところ、２０５℃であり耐熱性の高いもの
であった。
計で測定したところ、２０５℃であり耐熱性の高いもの
であった。
比較例１
実施例１において、ポリスルホン樹脂を配合しなかった
以外は、実施例１と同様の方法で樹脂組成物を得た。
以外は、実施例１と同様の方法で樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物を実施例１と同様の方法で硬化させたと
ころ、硬化物は非常に脆いものであった。
ころ、硬化物は非常に脆いものであった。
比較例２
実施例１において、エポキシ樹脂を用いないで実施例１
と同様の方法で樹脂組成物を得ようとしたが混合中にゲ
ル化してしまフた。
と同様の方法で樹脂組成物を得ようとしたが混合中にゲ
ル化してしまフた。
実施例２
グリシジルアミン型エポキシ樹脂（住友化学工業社製Ｅ
Ｌ Ｍ １００） ８０重量部に、下記構造を有する
ポリスルホン樹脂（ＩＣＩ社製ピクトレックス１００Ｐ
） １５重量部を加え、２００℃で２時間加熱混合して
透明な樹脂液を得た。
Ｌ Ｍ １００） ８０重量部に、下記構造を有する
ポリスルホン樹脂（ＩＣＩ社製ピクトレックス１００Ｐ
） １５重量部を加え、２００℃で２時間加熱混合して
透明な樹脂液を得た。
この樹脂液を８０℃に冷却し、ポリアリールシアネート
エステル（ダウケミカル社製ＸＵ ７１７８７．０２Ｌ
）３００重量部に加え樹脂組成物を得た。
エステル（ダウケミカル社製ＸＵ ７１７８７．０２Ｌ
）３００重量部に加え樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物を注型し、１８０℃で２時間硬化させた
後、２００℃で２時間後硬化させた。
後、２００℃で２時間後硬化させた。
この硬化物のガラス転移温度（Ｔｇ ）を示差走査熱量
計で測定したところ、２１０℃であり耐熱性の高いもの
であった。
計で測定したところ、２１０℃であり耐熱性の高いもの
であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （Ａ）エポキシ樹脂、 （Ｂ）下記式で表わされるポリアリールシアネートエス
テル、 ▲数式、化学式、表等があります▼ （ここでｎは０〜１） （Ｃ）ポリスルホン樹脂、 を必須成分として含有する熱硬化性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25089688A JPH0299515A (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25089688A JPH0299515A (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0299515A true JPH0299515A (ja) | 1990-04-11 |
Family
ID=17214639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25089688A Pending JPH0299515A (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0299515A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009298981A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 樹脂組成物、プリプレグおよびそれを用いたプリント配線板 |
| JP5636962B2 (ja) * | 2009-01-19 | 2014-12-10 | 味の素株式会社 | 樹脂組成物 |
| JP2019077804A (ja) * | 2017-10-25 | 2019-05-23 | 株式会社Adeka | 一液型樹脂組成物、その硬化物およびそれを用いた接着剤 |
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