JPS62223230A - エチレン性不飽和単量体およびポリアリ−ルシアネ−トエステル成分を含む硬化性組成物 - Google Patents

エチレン性不飽和単量体およびポリアリ−ルシアネ−トエステル成分を含む硬化性組成物

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JPS62223230A
JPS62223230A JP62027417A JP2741787A JPS62223230A JP S62223230 A JPS62223230 A JP S62223230A JP 62027417 A JP62027417 A JP 62027417A JP 2741787 A JP2741787 A JP 2741787A JP S62223230 A JPS62223230 A JP S62223230A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔浬業上の利用分野〕 本発明は、ポリアリールシアネートエステル成分と、共
重合可能なエチレン性不飽和1合体成分との硬化性組成
物に関するもので、また、これらの組成物から製造され
た硬化樹脂に関連するものである。
〔従来の技術〕 熱硬化性樹脂は、繊維補強プラスチック類、および、複
合成形物品、被覆材、接漕材等の多数のエンソニャリン
グ応用分野に使用されているこのような樹脂は、熱およ
び化学薬品抵抗性を有し、かつ成形、押出しおよび手工
的組合せ工程において容易に加工できることが望ましい
多官能性シアネートエステルから製造された樹脂は、良
好な温度および化学抵抗性を示す。マレイミド単量体に
よp共重合されたこのような樹脂は、米国特許第4.4
69,859号、4.404.330号、4.396,
745号、4,383,903号、4.373,086
号、4,371,689号、4,369,304号、4
,287,014号、および4,110,364号など
に開示されている。この樹脂を製造するには、シアネー
トエステル、マレイミド、および他の共単量体などのプ
レポリマーMi成物を、別々に、先ず調製しなければな
らない。このような加工工程は、樹脂の加工性と望まし
さの点から実質的にその価値を減じている。
更にこの硬化性、およびプレポリマー性の多官能性シア
ネートエステル化合物は高度に粘稠なものである。この
高粘度は、これらの化合物の使用を、低粘度化合物を必
要とする応用用途からしめ出している。これらの用途の
例は、フィラメント巻きつけパイプ、電気的積層物、被
榎物、および構造的複合体などである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、改良された加工性を有する硬化性ポリアリール
シアネートエステル組成物を開発することが望ましい。
また、この改良された加工性が硬化した組成物の物性に
よりその価値を減じないことが望ましい。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の硬化性組成物はエチレン性不飽和単量体成分と
、過半量のポリアリールシアネートエステル成分とを含
んでなシ、前記ポリアリールシアネートエステル成分は
、多環式脂肪族基により架橋された少なくとも2個のア
リールシアネートエステル基を有し、前記ポリアリール
シアネートエステル成分は前記エチレン性不飽和単蓋体
成分中に実質的に可溶性のものである。
他の態様において、本発明は、前記硬化性組成物を重合
して得られる1合体組成物にも関連するものである。
ポリアリールシアネートエステル成分は、極めて粘稠な
ものであり、はぼ半固体状態(即ち、濃厚シロップの状
態)にあるものである。またエチレン性不飽和単量体は
、ポリアリールシアネートエステル化合物と共重合可能
なものであって、液体の状態にある。
エチレン性不飽和単量体は1反応性希釈剤として機能す
るもので、すなわち、それはボリアリールシアネートエ
ステル類と反応することができ、また、この組成物の粘
度を低下させることのできるものである。それは、粘度
低下に有効な量で用いられる。
驚くべきことには、この硬化性組成物はポリアリールシ
アネートエステル成分単独よシも極めて低い粘度を有し
ている。更にまた、この組成物を硬化したとき、硬化−
した組成物は、そのガラス転移温度および劣化開始温度
などのような熱抵抗特性を実質的に保持している。更に
また、硬化した組成物は改良された物理的特性1例えば
屈曲強度および耐湿性など、および改善された電気的特
性、例えは誘電率を示すことができる。。
硬化したとき、得られる組成物は多数の熱硬化性エンジ
ニャリング樹脂の応用分野において有用なものである。
このような樹脂は、電子分野、例えはカプセル化樹脂、
電子回路板用積層体、内部層誘電体、その他に使用する
ことができる。低粘度の硬化性組成物は、フィラメント
巻きつけパイプ、電気用積層体、被覆材、および、構造
的複合体などの製造、その他のような用途において、よ
シ容易に那工し得るものである。
本発明の硬化性組成物は、重合座席を有し、かつ固体部
品に重合され得る組成物である。この組成物はポリアリ
ールシアネートエステル成分と、少なくとも1alのエ
チレン性不飽和単量体からなる取分を含むものである。
それに加えて、この組成物はガラス繊維、グラファイト
繊維、金属粉およびセラミック粉などのような補強材料
を含むことができ、それにより成る所望の物理的特性を
有する硬化組成物を得ることができる。更に、この組成
物は、ポリアリールシアネートエステル、および/又は
、エチレン性不飽和単量体と共1合することのできる他
の共単墓体又は組成物を含むことができる。また、この
組成物は、エチレン性不飽和単量体成分中におけるポリ
アリールシアネートエステル化合物の溶解性又は和合性
(相容性)を改良するような添710成分を含むことも
できる。
本発明の好ましい多官能性アリールシアネートエステル
成分は、下記式: 〔但し、上式中、Arは芳香族基を表わし、BはC7−
20の多環式脂肪族基を表わし、複数個のDは、それぞ
れ、他から独立に、非活性水素含有tR換基を表わし、 q、rおよびIIは、それぞれ、他から独立に、0.1
.2又は3の整数を表わし、但し、q、r。
および8の合計は少なくとも2であシ、複数個のtは、
それぞれ、他から独立に、4以下(4を含む)の整数で
あシ、そして Xは、5以下(5を言む)の数を表わす〕を有する化合
物を含んでなるものである。
このポリアリールシアネートエステル化合物は、重合可
能な化合物である。この成分は上記の式に対応する単量
体、オリゴマー又は、単量体とオリゴマーとの混合物を
含んでなるものである。上記混合物とは、成る平均シア
ネート官能価を有するものであり、この官能価とは、分
子単位当りのシアネートエステル基の平均数を示すもの
である。
前記芳香族基とは炭素含有環状基であって、こ第3版、
1973.に記載されているように(4N+2)π電子
構造を示すものである。好適なアリール基は、ベンゼン
、ナフタレン、フェナンスレン、アントラセン、二芳香
族環状基、又は、アルキレン基で架橋された2以上の芳
香族環状基、などのような環式炭化水素基を包含するも
のである。
また、ピリジ/などのような複素環式基も好適である。
好ましくは、前記芳香族基は、べ/ゼン、ナフタレン、
ビフェニル、ビナフトール、又ハ、ジフェニルアルキレ
ン基である。最も好ましいアリール基はベンゼン基であ
る。
アリールシアネートエステル基は、多猿式脂肪族架橋基
により架橋されている。多環式脂肪族架橋基は、芳香族
架橋基に比較して、重合体組成物に対し、よシ改良され
た耐湿性および電気的特性を付与するものである。また
、多環式脂肪族基は、直鎖式脂肪族架橋基にくらべて重
合体組成物に対し、よシ改善された機械的特性および耐
熱性全付与するものである。
多環式脂肪族基(B)とは、?:、こでは、2個以上の
環状リングを含む脂肪族基を意味するものとする。この
多環式脂肪族基は、この環式脂肪族基から芳香族基が形
成されることが避けられるならば、1個以上の二重又は
三重結合を含むことができる。
適当な多環式脂肪族基の例は、下記式の基である。
(II) 、           (1) 。
又は0=S=O基を表わし、nは工ないし3(1および
3を含む)の整数を表わし、そしてDおよび2は互に独
立の置換基で、その炭化水素基部分において置換されて
もよ込が、但し、この置換基は活性水素原子を含むこと
のできないものである。
この活性水素原子とは、酸素、炭素、硫黄、又は窒素原
子に結合している水素原子のことである。
Dおよび2の範囲内の置換基の例はアルキル、アルケニ
ル、アルキニル、アリール、アルカリール、アラルキル
、ハロダン、アルコキシ、ニトロ、カル?キシレート、
スルホン、スルファイド、又ハ、カーゼネール基などで
ある。これら置換基のうちの好ましいものは、Cのアル
キル% C1−1゜のアルケニル、ニトロ、およびハロ
基であり% C1−3アルキル、C,、アルキニル、ブ
ロモ、およヒクロロ基がよシ好ましい基である。〕 qzrzおよびSは、互に他から独立に、1又′12で
あることが好ましく、1であることが最も好ましい。ま
たtは互に他から独立に、0,1又は2の整数であるこ
とが好ましく、よシ好ましくは0、又は、lであシ、そ
して、最も好ましくは0である。Xは2以下(2を含む
)の数であることが好ましく、1以下(lXt−含む)
の数であることが、よシ一層好ましい。
本発明のポリアリルシアネートエステル成分は。
多数の異性体の混合物の状態にあるものであってもよい
。更に、これらのボリアリールシアネートエステル成分
は、Xが5以下の数である化合物の混合物であってもよ
い。特定の混合物においてXに対して与えられたv!L
mは、平均数値である。
多環式脂肪族基は、前記式(n) 、 CI[I) 、
 (F/) 。
(V) 、 (’d) 、 (■)、(■)、又は(X
l[)の一種に相当するものが好ましく、前記式(…)
 、 (1[1) 、 (IV) 、 (V)、又は、
(Xlll)式のものがよシ好ましく、そして式(U)
に相当する基が最も好ましい。
最も好ましいポリアリールシアネートエステル〔但し、
上式中Xは5以下(5t−含む)の実数である。〕 に相当するものである。
本発明のボリア°リールシアネートエステル成分は、第
3級アミンの存在下においてヒドロキシル基含有芳香族
化合物を、ハロゲン化シアノグン類に接触させることに
より製造することができる。
好適な前記芳香族化合物の例は、フェノール系化合物類
である。この好適なハロダン化ジアノrン類は、塩化シ
アノダンおよび臭化シアノダンであシ、好ましいものは
塩化シアノダンである。
好ましくは、前記ハログ化シアノグンは、ハロゲン化炭
化水素溶媒中のハロゲン化剤の溶液を、アルカリ金属シ
アナイド(シアン化アルカリ金属)の水溶液と接触させ
ることKよシ、現地で製造される。この反応混合物をハ
ロゲン化シアノダンを含むハロゲン化戻化水素の有機層
中と、アルカリ金属ハロゲン化剤を含む水性層とに分離
することができる。一般に、アルカリ金属シアナイドと
ハロゲン化剤とは1.0:1.0と1.0:1.15の
間の、好ましくは1.0:1.0と1.0 : 1.0
50間の、最も好ましくは1.0 : 1.0の、モル
比で反応することができる。反応剤のいづれかが過剰に
使用されると、望ましくない副生成物が生成することが
ある。例えば、過剰のハロゲン化剤は、後でフェノール
と反応することがあシ、また過剰のアルカリ金属シアナ
イドは生成物の純度を低下させることがある。上記反応
は、0℃以下の温度で、好ましくは、−15℃よシ低温
で行われる。0℃より高い温度では、ハロゲン化シアノ
ダンが三を体化される。このハロゲン化剤として、塩素
が選ばれることが好ましい。この塩素に対する好適な溶
媒は、塩素化脂肪族炭化水素、例えば、塩化メチレン、
クロロホルム、1.l、1−トリクロロエタン等々であ
る。好ましいアルカリ金属シアナイドは、ナトリウムシ
アナイド(シアン化ナトリウム)である。
前記水性層と有機層とは分離することができる。
水性層の存在は、後の工程において、最終結果として生
成するポリ芳香族シアネートの純匿に悪影響があるので
、この水性層から有機層を分離することが有益である。
ハロゲン化シアノダンを含有する有機層は、第3級アミ
ンの存在下において、適当な溶剤中に溶解されている多
環式架橋ヒドロキシ基置換ボリアリール化合物と接触さ
せることができる。このポリアリール化合物は少なくと
も2個の芳香族基を含むものである。
本発明方法に有用な多環式架橋ヒドロキシ基置換ポリア
リール化合物は、下記式: 〔但し、上式中、Ar、B、D、q、r、s、tおよび
Xは前記規定に同じである〕 に相当するものである。
上記、多環式架橋ヒドロキシ基置換ポリアリール化合物
は、下記式: 〔但し、上式中Xは前記規定に同じである〕に相当する
ものであることが好ましい。
この多環式架橋ヒドロキシ基置換ポリアリール化合物は
、異性体の混合物であってもよく、また、Xが5以下の
数である化合物の混合物でありてもよい。
多環式架橋ヒドロキシ基置換ポリアリール化合物に対す
る好適な溶剤の例は、第2級アルコール類、第3級アル
コール類、又は塩素化炭化水素類を包含する。この溶剤
の好ましいものは第2級アルコール類又は、脂肪族塩素
化炭化水素類で、最も好ましい溶剤はイソプロピルアル
コールおヨヒ塩化メチレンである。
本発明に有用な多項式架橋ヒドロキシ基置換ボリアリー
ル化合物は、ヒドロキシ基含有芳香族化合物でその芳香
族環上にアルキル化され得る一つの座席を有して込るも
のと、不飽和多環式脂肪族化合物とを、多積式架橋ヒド
ロキシ置換ボリアリール化合物が生成する条件下で反応
させることにより製造することができる。
この製法に使用可能な好適な置換芳香族ヒドロキシ化合
物は、1個又は2個の芳香族環と、少なくとも1個のフ
ェノール性ヒドロキシ基と、ヒドロキシ基に対してオル
ソ又はノ臂うの猿位置で、アルキル化可能な少なくとも
1個の座席とを有する化合物を包含するものである。
上記製法に使用し得る特に好適なヒドロキシ基置換芳香
族化合物は、例えはフェノール、クロロフェノール、ブ
ロモフェノール、メチルフェノール、ハイドロキノン、
カテコール、レゾルシノール、グアヤコール、ピロガロ
ール、クロロダルシノール、イソプロピルフェノール、
エチルフェノール、グロビルフェノール、t−ブチルフ
ェノール、インブチルフェノール、オクチルフェノール
、ノニルフェノール、クミルフェノール、p−フェニル
フェノール、0−フェニルフェノール、m−フェニルフ
ェノール、ビスフェノールA1ジヒドロキシジフエニル
スルホン、およびこれらの混合物を包含する。不飽和多
環式脂肪族化合物は、ジシクロペンタジェンであること
が好ましい。
ヒドロキシ置換ボリアリール化合物は、不飽和多環式脂
肪族化合物と、必要により溶媒の存在下において接触せ
しめられる。好ましい溶媒は、塩素化炭化水素類、脂肪
族炭化水素類、芳香族炭化水素、およびニトロ基置換炭
化水素類を包含するものである。一般に、ヒドロキシ基
置換ポリ芳香族化合物は不飽和多環式脂肪族化合物と2
0.0:1.0と1.0:1.0の間、好ましくは、1
0.0:1.0と1.5:1.0の間のモル比で接触せ
しめられる。
好ましくは、ヒドロキシ基置換ポリアリール化金物と不
飽和多環式脂肪族化合物とは、適轟な触媒の存在におい
て接触せしめられる。このような触媒とは、酸触媒類、
例えばルイス酸類、アルキルスルホン酸類、アリールス
ルホン酸類およびアラルキルスルホン酸類、および、ジ
フェニルオキサイドおよびアルキル化ジフェニルオキサ
イドのジスルホ/酸類、硫酸、金属塩化物類、例えば塩
化アルミニウム、塩化亜鉛および塩化第二錫など、活性
粘土、シリカ、シリカ−アルミニウム錯体、これらの混
合物などを包含するものである。
好ましい触媒は、BP、ガス、および三フフ化ホウ素の
有機錯体、例えはフェノール、クレゾール、エタノール
および酢酸と形成された有機錯体などのようなルイス類
である。
1分子当り、平均2個以上のフェノール性ヒドロキシ基
と2個以上の芳香族環ヲ有する前記化合物の製造におい
て、フェノール性ヒト10キシ基含有化合物と、不飽和
多環式脂肪族化合物との間の反応は、33℃ないし27
0℃、好ましくは33℃ないし210℃の温度において
行わせることができる。
芳香族基上のヒドロキシ基を、シアネート基に完全に変
成するために、ヒドロキシル1当量に対し、少なくとも
1モルのハロダン化シアノrンが必要である。好ましく
は、上記変成を完全にするためにはヒドロキシル基1当
量に対し、10モルチ過剰のハロダン化シアノダンを用
いる。
第3級アミンは、ハイドロハライド受容体として作用す
ることができ、その結果として、この工程の副生成物と
して、第3級アミンハイドロハライド塩が生成する。一
般に、ヒドロキシル1当量に対し、少なくとも1モルの
第3級アミンが用いられる。ヒドロキシル当量とは多猿
式架倫ヒドロキシ基置換ポリアリール化合物の平均分子
量を、1分子当りヒドロキシル基の平均個数で割った値
である。
得られたポリアリールシアネートは、反応混合物から、
先ず、この混合物を水と接触させ、第3級アミンハイド
ロハライド塩と、過剰のノーロI’7化シアノrンを除
去することによりて回収することができる。その後、こ
の反応混合物を希酸水溶液と接触させ、残留しているア
ミンの全f[を完全に除去することができる。2011
量チ以下、好ましくは5ないし10重量%のハイドロノ
ーライド、燐酸又は硫酸溶液を使用してもよい。この反
応混合物を、次に、水と接触させて、存在する不純物を
除去することができる。そして、反応混合物を乾燥剤を
用いて乾燥して水を除去し、また溶媒を除去することが
できる。
本発明のエチレン性不飽和単量体成分は、少なくともL
種のエチレン性不飽和単量体を含むものである。好適な
単量体としては、アリールシアネートエステル基に対し
て反応性を有する位置にビニル炭化水素基を有するビニ
ル単量体類が包含される。好適な単量体の例としては、
1,2−アルケン類、エチレン性不飽和芳香族化合物類
、例えはスチレン、ジビニルベンゼン、おヨヒヒニルト
ルエンなど、エチレン性不飽和環式炭化水素類、例えは
シクロペンタジェンおよびソシクロペンタジエン、ビニ
ル化されたエポキシ樹脂、例えばビスフェノールAのジ
グリシジルエステル類のビニルエステル類似体類、例え
ばデジカン(Derakan!” )ビニルエステル樹
脂、およびスチレン希釈デラカンビニルエステル樹脂な
ど、アクリルエステル類、アクリルアミド単量体類、な
どが包含される。これらの中でスチレン、ビニルトルエ
ン、およびジビニルベンゼンが用いられることが好まし
い。本発明のエチレン性不飽和率量体化合物は、特殊愈
官能性を付与する基で置換されていてもよい。例えば、
硬化し九組成物に耐火性を付与するために、このエチレ
ン性不飽和単量体化合物1c適当なハロゲン、例えば塩
素、臭素、又は、フッ素で置換することができ、臭素で
置換することが好ましい。
好適な耐火性単重体の例としては、バラブロモスチレン
、およびテトラブロモービスフェ/−#Aとビニルペン
ノルクロライドとの反応生成物などかあシ、前記反応生
成物が好ましい。本発明のエチレン性不飽和単1体化合
物は、商業的に容易に入手することができ、この化合物
の製造方法も当業界においてよく知られている。
ポリアリールシアネートエステル成分は、エチレン性不
飽和単量体成分中に実質的に可溶性である。ポリアリー
ルシアネートエステル成分は、エチレン性不飽和単量体
成分中で、熱動力学的に安定な混合物を自発的に形成す
る。このような混合物は、その中で、アリールシアネー
トエステル化合物の分子が、エチレン性不飽和単量体化
合物の分子全体にわたって分散し、また、ミセル状、又
はコロイド状分散液などのようなものを形成するもので
あってもよい。
エチレン性不飽オロ単量体成分は、15℃と35℃の間
、好ましくは25℃の温度で、大気圧下において、液体
の状態にあることが有利である。しかし々がら、この単
量体成分は、35℃と100℃の間の、好ましくは40
℃と80℃の間の、最も好ましくは70℃よシ低い、低
融点を有する固体であってもよい。ポリアリールシアネ
ートエステル成分は、この単量体成分の#融体に可溶で
あシ得る。
本発明のエチレン性不飽和単量体取分は、粘度を低下さ
せ得る量で硬化性組成物中に使用される。
この食は、硬化性組成物に操作可能な粘度を付与するた
めに、および/又は、硬化した重合体組成物に所望の物
性を付与するために十分な量である。
その使用量は、可変であシ、ポリアリールシアネートエ
ステル成分と、エチレン性不飽和単量体成分との合計重
量に対し、通常、5oxts以下、好ましくは25重量
チ以下、最も好ましくは201f%以下である。この不
飽和単量体成分の量を。
化学量論的量よυ低く保つことが望ましい。それは、よ
シ大量に用いると、硬化性組成物を1合条件に供したと
き、ビニル重合反応音生ずるからである。しかしながら
、このような重合は、成る条件下においては望ましいこ
ともある。エチレン性不飽和基は、アリールシアネート
エステル基と反応することのできる2個の座席を有して
いるという事実を考えると、化学′に論的量とは、エチ
レン性不飽和単量体上のエチレン性不飽和基轟シ2個の
アリールシアネートエステル基の量でおる。平均シアネ
ート官能価が2.2のポリアリールシアネ−トエステル
樹脂を用いることが好ましい。
化学量論的蓋は、従来の方法により定めることができる
。例えは、ポリアリールシアネートエステル化合物の当
量値は例えは、rル透過クロマドグ2フィーにより定め
ることができる。重合されるべきポリアリールシアネー
トエステルの童(ダラム)1k、その当量値で割ると、
1合されるべき当量数が定められる。2個のシアネート
基は、エチレン性不飽和基と反応することができるので
、ポリアリールシアネートエステルの当量値t−2で割
って、共1合されるべきエチレン性不飽和単量体の当量
数が得られる。不飽和単量体の当量数にこの単量体の分
子蓋を掛けると、ポリアリールシアネートエステル成分
と共1合されるべき不飽和単量体成分のk(ダラム)が
得られる。
ポリアリールシアネートエステル成分が、半固体状、シ
ロップ状物であるという事央から考えて、アリールシア
ネートエステル成分と、エチレン性不飽和単量体成分と
の硬化性組成物は、アリールシアネートエステル成分単
独の溶液粘度よシも実質的に低い溶液粘度を有すること
ができる。この粘度は、使用された単量体成分の量に依
存する。
例えは、この粘度は、硬化性組成物に添加されるエチレ
ン性不飽和単量体成分のii:を増大させることにより
低下させることができる。従って、所望の粘度は、硬化
性組成物に温潤されるエチレン性不飽和単量体成分の量
によりコントロールされることができる。
硬化性組成物は、この組成物を加熱することにより、ま
た、必要により適当な触媒の存在下に加熱することによ
り硬化せしめられる。過当な触媒は、エチレン性不飽和
単量体上のエチレン性不飽和座席およびポリアリールシ
アネートエステル化合物上のシアネート基を開くことの
できるものである。好ましい触媒は、シアネート構造体
tm化することが知られているもの、例えば、コバルト
カル?ン酸塩類である。好ましいコバルトカルボン酸塩
類の例はコバルトナフタレートおよびコバルトアセチル
−アセトネートである。コバルトナフタレートは、低温
度に訃いてよシ急速なrル化が望まれるときに使用する
ことができる。しかし、コバルトアセチルアセトネート
は、エチレン性不飽和単蓋体とアリールシアネートエス
テル化合物との混合を完全にするために、よシ広範囲の
加熱が必要であるときに使用し得る。コバルトアセチル
アセトネー)f使用するときは、硬化のスケジュールは
、175℃で1時間、そして225℃で2時間で行うこ
とができる。コバルトナフタレートを触媒として用いる
ときの硬化スケジュールは、100℃で1時間、175
℃で1時間、そして225℃で2時間である。触媒は、
ソヒドロピリミジン基の形成が十分に行われるのに十分
な量で用いられる。このような倉は可変であるが、通常
全コバルト換算で100/1,000,000ないし1
000/1,000,000 、好t L < U Z
oo/1,000,000ないし500/1,000,
000最も好ましくは130/1,000,000ない
し250/1,000,000である。しかし、それが
有効量であればどのような量で用いられてもよい。
硬化性組成物f:、硬化条件に供したとき、2個のアリ
ールシアネートエステル基と、1個のエチレン性不飽和
基とからノヒドロピリミノン化合物が形成されることが
望ましい。それによ多形成された1合体組成物は、下記
式の架橋単位:8′ 〔但し、上式中Rはポリアリールシアネートエステル化
合物の多環式脂肪族架aボリアリール基を表わし、R′
は上述のエチレン性不飽和単量体の残基である〕 を含むものである。
ポリアリールシアネートエステルとエチレン性不飽和単
量体とのDMA (Dynamic Mechani 
calAnalysig 、動的機械分析)の結果は、
ジヒドロピリミソン構造の形ftt−支持している。す
なわち、単一のスムースな曲線が得られるが、これは、
単一の1合反応が発生していることを示唆するものであ
る。
好ましいジシクロペンタジェンのポリアリールシアネー
トエステルとスチレンとを1合させると得られる重合体
組成物は、下記式に相幽するものである。
R/I 〔但し、上式中、R〃は、ポリシアネート樹脂残基であ
り、そしてXは、5以下(5を含む)の実数である〕 ジシクロペンタジエ/ノゴラックとスチレン化合物とか
ら得られた、官能価2.2のポリシアネートエステル樹
脂の赤外線スペクトル分析によれば、モノ置換された芳
香族環、および、sym−)リアゼン猿の存在が示され
ている。その他の吸収バンドは捻出されていない。しか
し、ジヒドロピリミジン基に対するいかなる吸収バンド
もsym−トリアゼンバンドにニジマスクされているも
のと思われる。
上述のように、多環式脂肪族架橋メンバーは、アリール
シアネートエステル重合体組成物に総合的に改良された
物理的特性を付するものである。
本発明の硬化した組成物は、すぐれた電気的特性を示す
。例えば、この硬化し九、!11成物は、たとえ100
キロヘルツという高い周波数においても、また、150
℃という高い温度においても、2.5ないし3.6のv
jit率を示すことができる。この硬化した組成物は1
通常、1,0OOHzにおいて、また、150℃という
高い温度において、0.0009から0.004までの
誘電正接を示す。比較的低い粘度(25℃において40
0 ckmから3,000cksまで)および、上記の
ようにすぐれた電気特性を考えると、硬化した組成物は
、電子工業分野に多くの用途を見出すことができる。こ
のような用途は、銅のような導電性金属シートと組合せ
て用いて繊維補強電子回路の製造を含み、内部#誘電体
として、また、不動態化および平面化樹脂として用いら
れる。硬化した組成物は、また、すぐれた熱的特性を示
す。そのガラス転移温度は、確実に180℃より高く、
D、S、C法で沖」定すると250℃という高い温度で
ある。更に、硬化した組成物は湿気に曝露し喪後でも、
例えば、水中で500時間煮沸した後でも上記のガラス
転移温度を実質的に保持している。T 、G 、Aによ
り測定された熱劣化の開始温度は350℃から445℃
の間で変動することができる。硬化した組成物は、吸湿
抵抗性がある。1気圧、121℃の気流中で硬化した組
成物は、通常、800時間後に、25%よシ少ない、0
.5%という低い値の吸湿重量増加を示す。この硬化し
た組成物は、また、化学薬剤吸収抵抗を示し、通常、8
00時間後に1チよシ少ない′N重量増示す。更にまた
、上記のような湿気および化学薬品に曝露した後でも、
硬化した組成物は、その電気的絶縁特性を保持している
。硬化した組成物は、また、すぐれた抗張特性を示す。
引張シ応力は、5,000ないし12.000 pal
(34,474hPaおよび82,737 haPa 
)の間で変化することができ、その引張りモジュラスは
、通常、3.8X10  palから5X10paiま
で(26,200MPaから34−474 Mpmまで
)変化することができ、切断伸度は、1.5から3.5
に変化することができる。上記の特性は、この硬化した
組成物が複合材料の製造用に有用であることを示してい
る。比較のために述べると、BT■(但し、これは、ビ
スマレイミド トリアジン樹脂の商標で、三菱ガス化学
社製である)から作られた成形物は、非常に脆いもので
、その成形物を用いる引張強度の測定は不可能である。
〔実施例〕
下記の実施例は、本発明を説明するためのものであって
、本発明の範囲を限定するものではない。
10モル(941Jil)のフェノールと、1モル(1
32g)のジシクロペンタノエンと’t、4.32のB
F3エテレート触媒の存在下において、145℃常圧に
おいて180分間接触させた。反応生成物を、過剰のフ
ェノールを真空蒸留することにより回収した。反応生成
物(0,95当量のフェノール性ヒドロキシルヲ有スる
)t−11モ#(106I)のシアノダンプロマイドと
、101.9のトリエチルアミン触媒の存在下、塩化メ
チレン溶剤中で一10℃で120分間接触させた。この
有機溶液を2%HC1水溶液で洗浄し、次に脱イオン水
で3〜5回洗浄し、次に、塩化メチレンを真空蒸留する
ことにより前記反応の生成物を回収した。
得られた半固体状生成物は、ジシクロペンタジエンノゲ
ラックのポリシアネー) (DCPDPC)であって、
1分子当シ、平均2.2個のシアネート基を有し、下記
式に相当するものであった。
上記1)項記載のようにv8製したDCPDPC樹脂を
、第1表記載の雅々のエチレン性不飽和単量体と混合し
て組成物A−EおよびC−1t−調製し、これらを第1
表記載の情報に従って重合し、そして、硬化した。得ら
れた硬化樹脂の物理的特性を第■表に示す。     
        以下余白第1 試 料   組  成    重量%    触媒/量
(すADCPDPC83CoNaph/800スチレン
     17 B       DCPDPC79CoNaph/80
0スチレン    21 Q       DCPDPC85,5CoNa p 
kV’130ノビニルベンゼン   14.5 1)       DCPDPC76,5CoNaph
/132ビニルトルエン  23.5 E      DCPDPC85,I     CoN
aph/130p−ブロモスチレン   14.9 第1表 註(傘)−試料A −Eは本発明例、C−1は
比較例(1) −CoNaph =コバルトナフタレー
ト、触媒量は全コバル(2)−断りがなければ溶液の粘
度で、ガードナー粘度測定したものである。
硬化スケジュール    粘度/温度(2)100℃で
1時間     2700/25℃180℃で1時間 
    (27X10 m”/5)225℃で1時間 ioo℃で1時間    435725℃180℃で1
時r&l](4,35X10−5m”/5)225℃で
1時間 100℃で1時間    804cps150℃175
℃で1時間     (0,804Pa−5150℃)
225℃で2時間 100℃で1時間    653cpa/25℃175
℃で1時間    (0,653Pa・s/25℃)2
25℃で2時間 100℃で1時間    2580cpa150℃17
5℃で1時間    (2,58Pa−s150℃)2
25℃で2時間 175℃で2時間    半固体/25℃230℃で2
4時間

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エチレン性不飽和単量体成分、および過半量のポリ
    アリールシアネートエステル成分とを含み、前記ポリア
    リールシアネートエステル成分が、多環式脂肪族基によ
    り架橋された少なくとも2個のアリールシアネートエス
    テル基を有し、前記ポリアリールシアネートエステル成
    分が、前記エチレン性不飽和単量体成分中に実質的に可
    溶性である、硬化性組成物。 2、前記エチレン性不飽和単量体成分が25℃の温度お
    よび大気圧下において液体の状態にある、特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。 3、前記エチレン性不飽和単量体成分が、化学量論的量
    以下の量で用いられる、特許請求の範囲第1項又は第2
    項記載の組成物。 4、前記ポリアリールシアネートエステル成分が、下記
    式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、上記式中Arは、芳香族基を表わし、Bは、C
    _7_−_2_0の多環式脂肪族基を表わし、複数個の
    Dは、互に他から独立に、それぞれ非活性水素含有置換
    基を表わし、q、rおよびsは、それぞれ他から独立に
    0、1、2、又は3の整数を表わし、但し、q、r、お
    よびsの和は、少なくとも2であり、複数個のtは、そ
    れぞれ、他から独立に、4以下(4を含む)の整数を表
    わし、そしてxは5以下(5を含む)の数を表わし〕 の少なくとも1種の化合物を含み、そして、前記エチレ
    ン性不飽和単量体成分が、少なくとも1種のエチレン性
    不飽和芳香族単量体を含むものである、特許請求の範囲
    第1項記載の組成物。 5、前記ポリアリールシアネートエステル化合物が、ジ
    シクロペンタジエンのポリシアネートエステル樹脂であ
    り、そして、これが、下記式:〔但し、上式中、xは5
    以下(5を含む)の実数を表わす〕 の化合物に相当するものであり、そして、前記エチレン
    性不飽和芳香族単量体がスチレン、ビニルトルエン、ジ
    ビニルベンゼン、又はp−ブロモスチレンである、特許
    請求の範囲第4項記載の組成物。 6、前記ポリシアネートエステル樹脂が、2.2の平均
    シアネート官能価を有し、そして、前記エチレン性不飽
    和単量体成分が、前記ポリアリールシアネートエステル
    成分と前記エチレン性不飽和単量体成分との合計量の2
    5重量以下の量で存在する、特許請求の範囲第5項記載
    の組成物。
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