JPH0298206A - 表面弾性波フィルタの形成方法 - Google Patents
表面弾性波フィルタの形成方法Info
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- JPH0298206A JPH0298206A JP25108288A JP25108288A JPH0298206A JP H0298206 A JPH0298206 A JP H0298206A JP 25108288 A JP25108288 A JP 25108288A JP 25108288 A JP25108288 A JP 25108288A JP H0298206 A JPH0298206 A JP H0298206A
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Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、表面弾性波(以下、SAWと略称する)フ
ィルタの形成方法に関し、特に、リフトオフを用いて基
板上に直接金属膜を形成するようなSAWフィルタの形
成方法に関する。
ィルタの形成方法に関し、特に、リフトオフを用いて基
板上に直接金属膜を形成するようなSAWフィルタの形
成方法に関する。
[従来の技術]
第2八図ないし第2D図はたとえば日本工業技術センタ
ー発行の工業技術セミナーT−1128゜SAWデバイ
ス開発の現状と応用(昭和60年1月31日〜2月1日
)のrSAWデバイス開発の現状と問題点」 (山之内
和彦、東北大学)に示されたSAWフィルタの製造プロ
セスを示す断面図である。次に、第2八図ないし第2p
図を参照して、従来のSAWフィルタのパターン形成方
法について説明する。
ー発行の工業技術セミナーT−1128゜SAWデバイ
ス開発の現状と応用(昭和60年1月31日〜2月1日
)のrSAWデバイス開発の現状と問題点」 (山之内
和彦、東北大学)に示されたSAWフィルタの製造プロ
セスを示す断面図である。次に、第2八図ないし第2p
図を参照して、従来のSAWフィルタのパターン形成方
法について説明する。
第2A図を参照して、ZnOやLiNb0.等の圧電性
基板1上に、後に蒸着するAQとの密む性を向上させる
ために、C「膜2を50Aの厚みにつける。その上にレ
ジストを塗布し、所定のパターンを電子ビームにより露
光し、現像処理してレジストパターン3を形成する。次
に、第28図を参照して、レジストパターン3上と下地
のC「l1i2の露出している部分に電子ビーム蒸着法
によりAll膜4を形成する。次に、第2C図を参照し
て、トリクレン中に試料を挿入すると、レジスト膜3は
トリクレンに溶解するので、レジスト膜3とその上のA
l膜4がともに除去される。次に、第2D図を参照して
、A悲膜4のパターンをマスクにしてCr1l12をエ
ツチングすると、SAWフィルタのパターンが完成する
。
基板1上に、後に蒸着するAQとの密む性を向上させる
ために、C「膜2を50Aの厚みにつける。その上にレ
ジストを塗布し、所定のパターンを電子ビームにより露
光し、現像処理してレジストパターン3を形成する。次
に、第28図を参照して、レジストパターン3上と下地
のC「l1i2の露出している部分に電子ビーム蒸着法
によりAll膜4を形成する。次に、第2C図を参照し
て、トリクレン中に試料を挿入すると、レジスト膜3は
トリクレンに溶解するので、レジスト膜3とその上のA
l膜4がともに除去される。次に、第2D図を参照して
、A悲膜4のパターンをマスクにしてCr1l12をエ
ツチングすると、SAWフィルタのパターンが完成する
。
[発明が解決しようとする課題]
従来のSAWフィルタにおけるA悲パターンの形成方法
は電子ビーム蒸着法によっているので、A[膜と基板と
の密着性が劣り、そのために基板とAl膜との間にC「
膜を形成しなければならず、その界面で弾性波の伝搬に
不連続性が生じ、デバイス特性に影響を与えるなどの問
題点があった。
は電子ビーム蒸着法によっているので、A[膜と基板と
の密着性が劣り、そのために基板とAl膜との間にC「
膜を形成しなければならず、その界面で弾性波の伝搬に
不連続性が生じ、デバイス特性に影響を与えるなどの問
題点があった。
それゆえに、この発明は上述のような問題点を解消する
ためになされたもので、Al膜と基板との間の弾性波動
の不連続性を除去し、信頼性の高いSAV/フィルタを
形成する形成方法を得ることを目的とする。
ためになされたもので、Al膜と基板との間の弾性波動
の不連続性を除去し、信頼性の高いSAV/フィルタを
形成する形成方法を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係るSAWフィルタの形成方法は、基板上に
レジストパターンを形成し、次に、レジストパターンの
上および基板の露出部上に第1の金属膜を形成し、次に
、レジストパターンをその上の第1の金属膜とともに除
去して、基板上に直接形成された第1の金属膜を残し、
次に、第1の金属膜上および基板の露出部上に第2の金
属膜を形成し、次に、第1の金属膜をその上の第2の金
属膜とともに除去し、基板上に直接形成されたフィルタ
のパターンとしての第2の金属膜を残すようにしたもの
である。
レジストパターンを形成し、次に、レジストパターンの
上および基板の露出部上に第1の金属膜を形成し、次に
、レジストパターンをその上の第1の金属膜とともに除
去して、基板上に直接形成された第1の金属膜を残し、
次に、第1の金属膜上および基板の露出部上に第2の金
属膜を形成し、次に、第1の金属膜をその上の第2の金
属膜とともに除去し、基板上に直接形成されたフィルタ
のパターンとしての第2の金属膜を残すようにしたもの
である。
[作用]
この発明におけるSAWフィルタの形成方法は、C「膜
を介することなく、フィルタのパターンとしての第2の
金属膜を基板上に直接形成するようにしたので、弾性波
動の不連続性がなく、信頼性の高いSAWフィルタが得
られる。
を介することなく、フィルタのパターンとしての第2の
金属膜を基板上に直接形成するようにしたので、弾性波
動の不連続性がなく、信頼性の高いSAWフィルタが得
られる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。図中
、同一番号は同一部分を示している。この実施例では、
リフトオフ法を利用して第1の金属膜であるCr膜のパ
ターンおよび第2の金属膜であるAl膜のパターンを形
成する。以下、これについて説明する。
、同一番号は同一部分を示している。この実施例では、
リフトオフ法を利用して第1の金属膜であるCr膜のパ
ターンおよび第2の金属膜であるAl膜のパターンを形
成する。以下、これについて説明する。
第1A図を参照して、基板1上にAZ−1350等のレ
ジストを塗布し、該レジストに予め定めルパターンの露
光および現像処理を施してレジストパターン3を形成す
る。次に、第1B図を参照して、DCマグネトロンのス
パッタ装置を用い、真空中でレジストの軟化点近傍の温
度で熱処理した後、A「ガス圧15mトール〜25 m
)−ルの範囲でCr膜2を形成する。Cr膜形成の際
、バイアス電圧を印加しないようにすると、C「膜の被
覆性は良くないので、図示するように段差部のCrH同
士は両会することはない。次に、第1c図を参照して、
アセトン中でレジストPA3を溶解して、レジスト膜3
とその上のCr膜2を除去する。
ジストを塗布し、該レジストに予め定めルパターンの露
光および現像処理を施してレジストパターン3を形成す
る。次に、第1B図を参照して、DCマグネトロンのス
パッタ装置を用い、真空中でレジストの軟化点近傍の温
度で熱処理した後、A「ガス圧15mトール〜25 m
)−ルの範囲でCr膜2を形成する。Cr膜形成の際
、バイアス電圧を印加しないようにすると、C「膜の被
覆性は良くないので、図示するように段差部のCrH同
士は両会することはない。次に、第1c図を参照して、
アセトン中でレジストPA3を溶解して、レジスト膜3
とその上のCr膜2を除去する。
一般的に、スパッタ法によって形成したC「膜のリフト
オフは困難であり、逆台形状をしたレジストパターンを
用いなければCr膜のリフトオフを行なうことはできな
いとされていたが、この実施例のようにレジストにAZ
−1350を用いれば、パターンの形状が台形であって
もC「についてリフトオフを行なうことができる。
オフは困難であり、逆台形状をしたレジストパターンを
用いなければCr膜のリフトオフを行なうことはできな
いとされていたが、この実施例のようにレジストにAZ
−1350を用いれば、パターンの形状が台形であって
もC「についてリフトオフを行なうことができる。
次に、第1D図を参照して、DCマグネトロンのスパッ
タ装置を用い、Cr膜2のパターン上と基板の露出面上
にスパッタ法によりAQJfi4を形成する。従来のよ
うに下地膜としてのCr膜を形成する必要はない。これ
は、スパッタ法によって形成されたAQ、膜は電子ビー
ム蒸着によるよりもU板との密着力が高いからである。
タ装置を用い、Cr膜2のパターン上と基板の露出面上
にスパッタ法によりAQJfi4を形成する。従来のよ
うに下地膜としてのCr膜を形成する必要はない。これ
は、スパッタ法によって形成されたAQ、膜は電子ビー
ム蒸着によるよりもU板との密着力が高いからである。
A(膜4をCr膜2よりも薄(成膜すれば、パターンの
側壁部5にはC「が露出する。次に、第1E図を参照し
て、試料をCrのエツチング液に挿入することにより、
上記のCrの露出部からC「が溶は始め、最終的に基板
と直接密若しているAl膜4のみがフィルタのパターン
として残る。
側壁部5にはC「が露出する。次に、第1E図を参照し
て、試料をCrのエツチング液に挿入することにより、
上記のCrの露出部からC「が溶は始め、最終的に基板
と直接密若しているAl膜4のみがフィルタのパターン
として残る。
以上のように、この実施例ではAQ膜をスパッタリング
により形成しているので、AQ、膜と基板との密着力は
大きい。したがって、下地膜としてC「膜を用いる必要
がないので、弾性波の不連続性が生じることはない。上
記実施例ではレジストとしてAZ−1350を使用した
が、レジストを溶かす薬液があればAZ−1350以外
のレジストでもよい。また、上記All膜はCuあるい
はSiおよびCu等を含むものであってもよ(、上述と
同様の効果を奏する。
により形成しているので、AQ、膜と基板との密着力は
大きい。したがって、下地膜としてC「膜を用いる必要
がないので、弾性波の不連続性が生じることはない。上
記実施例ではレジストとしてAZ−1350を使用した
が、レジストを溶かす薬液があればAZ−1350以外
のレジストでもよい。また、上記All膜はCuあるい
はSiおよびCu等を含むものであってもよ(、上述と
同様の効果を奏する。
上記実施例ではSAWフィルタのパターン形成について
説明したが、Siウェハやフォトマスクのパターン形成
に適用してもよく、上述と同様の効果を奏する。
説明したが、Siウェハやフォトマスクのパターン形成
に適用してもよく、上述と同様の効果を奏する。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、フィルタのパターン
としての第2の金属膜を基板上に直接形成するようにし
たので、弾性波の不連続性が生じないため、信頼性の高
いSAWフィルタが得られる。
としての第2の金属膜を基板上に直接形成するようにし
たので、弾性波の不連続性が生じないため、信頼性の高
いSAWフィルタが得られる。
第1A図ないし第1E図はこの発明の一実施例のSAW
フィルタのパターン形成の工程を示す断面図である。第
2A図ないし第2D図は従来のSAWフィルタのパター
ン形成の工程を示す断面図である。 図において、1は基板、2はC「膜、3はレジストパタ
ーン、4はA(膜、5はC「の露出部を示す。
フィルタのパターン形成の工程を示す断面図である。第
2A図ないし第2D図は従来のSAWフィルタのパター
ン形成の工程を示す断面図である。 図において、1は基板、2はC「膜、3はレジストパタ
ーン、4はA(膜、5はC「の露出部を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 表面弾性波フィルタの形成方法であって、基板上にレ
ジストパターンを形成した後、該レジストパターンの上
および基板の露出部上に第1の金属膜を形成する第1の
ステップと、 前記レジストパターンをその上の前記第1の金属膜とと
もに除去し、前記基板上に直接形成された前記第1の金
属膜を残す第2のステップと、前記第1の金属膜上およ
び前記基板の露出部上に第2の金属膜を形成する第3の
ステップと、前記第1の金属膜をその上の前記第2の金
属膜とともに除去し、前記基板上に直接形成された前記
表面弾性波フィルタのパターンとしての前記第2の金属
膜を残す第4のステップとを備えた、表面弾性波フィル
タの形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25108288A JPH0298206A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 表面弾性波フィルタの形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25108288A JPH0298206A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 表面弾性波フィルタの形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0298206A true JPH0298206A (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=17217372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25108288A Pending JPH0298206A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 表面弾性波フィルタの形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0298206A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004512475A (ja) * | 2000-10-17 | 2004-04-22 | ジョルダーノ,ジュゼッペ | 固定及び/又は組立具 |
-
1988
- 1988-10-04 JP JP25108288A patent/JPH0298206A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004512475A (ja) * | 2000-10-17 | 2004-04-22 | ジョルダーノ,ジュゼッペ | 固定及び/又は組立具 |
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