JPH0297757A - 産業車両における自動変速機制御装置 - Google Patents
産業車両における自動変速機制御装置Info
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- JPH0297757A JPH0297757A JP24777488A JP24777488A JPH0297757A JP H0297757 A JPH0297757 A JP H0297757A JP 24777488 A JP24777488 A JP 24777488A JP 24777488 A JP24777488 A JP 24777488A JP H0297757 A JPH0297757 A JP H0297757A
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- Japan
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- automatic transmission
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 67
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims abstract description 32
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 34
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 230000003936 working memory Effects 0.000 description 1
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明はフォークリフト等の産業車両における自動変
速機制御装置に関するものである。
速機制御装置に関するものである。
[従来の技術]
従来、乾式単板クラッチ付きの自動変速機を備えたフォ
ークリフト等の自動変速機において、前後進切換え(前
進、中立、後進)のためのギア切換えは、前後進レバー
の操作に基いて指示されるようになっている。即ち、前
後進切換えのためのギア切換えは、前後進レバーを中立
にュウトラル)位置に配置することによりギアが非噛合
状態となり、前進又は後進の位置に配置することにより
前進状態又は後進状態でギアが噛合される。
ークリフト等の自動変速機において、前後進切換え(前
進、中立、後進)のためのギア切換えは、前後進レバー
の操作に基いて指示されるようになっている。即ち、前
後進切換えのためのギア切換えは、前後進レバーを中立
にュウトラル)位置に配置することによりギアが非噛合
状態となり、前進又は後進の位置に配置することにより
前進状態又は後進状態でギアが噛合される。
又、変速切換え(1速、2速)のだめのギア切換えは、
車速及びアクセルペダルの踏み込み量に基いて制御され
、そのギア切換えのためのデータはデータマツプのかた
ちで予め設定されて制a装置に記憶されている。
車速及びアクセルペダルの踏み込み量に基いて制御され
、そのギア切換えのためのデータはデータマツプのかた
ちで予め設定されて制a装置に記憶されている。
更に、エンジンの出力を入り切りするためのクラッチの
断接も、予め設定されたデータに基いて切換え制御され
るようになっている。即ち、前後進切換えのためのギア
切換えや変速切換えのためのギア切換えの際等には、ク
ラッチが一旦完全に切られた状態(完断状態)となり、
ギア切換えの完了後に再び完全に接続された状B(完接
状態)となるように制御される。
断接も、予め設定されたデータに基いて切換え制御され
るようになっている。即ち、前後進切換えのためのギア
切換えや変速切換えのためのギア切換えの際等には、ク
ラッチが一旦完全に切られた状態(完断状態)となり、
ギア切換えの完了後に再び完全に接続された状B(完接
状態)となるように制御される。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、前記従来の自動変速機において、変速切換え
のためのギア切換えが制御されるのは、アクセルペダル
が操作されているときのみで、しかも前後進切換えのた
めのギア切換えが前進又は後進の状態にある場合のみで
あった。従って、ギア切換えがニュウトラル状態にある
場合には変速切換えのためのギア切換えは行われなかっ
た。
のためのギア切換えが制御されるのは、アクセルペダル
が操作されているときのみで、しかも前後進切換えのた
めのギア切換えが前進又は後進の状態にある場合のみで
あった。従って、ギア切換えがニュウトラル状態にある
場合には変速切換えのためのギア切換えは行われなかっ
た。
一方、アクセルペダルが操作されていないときは、前後
進レバーの操作位置にかかわらず変速切換えのためのギ
ア切換えは行われなかった。
進レバーの操作位置にかかわらず変速切換えのためのギ
ア切換えは行われなかった。
このため、例えば自動変速機の前後進切換えをニュウト
ラル状態にギア切換えして坂道を下るような惰行走行の
場合に、車速か高くなっても変速切換えは1速、即ち低
速側変速のままの状態となっていた。
ラル状態にギア切換えして坂道を下るような惰行走行の
場合に、車速か高くなっても変速切換えは1速、即ち低
速側変速のままの状態となっていた。
従って、この状態で自動変速機の前後進切換えを進行方
向へギア切換えすると、自動変速機の入力軸が高回転の
ままでギア噛合が行われることになる。この結果、急激
なエンジンブレーキがかかって自動変速機に無理な負担
がかかるばかりでなく、ギア鳴りや振動等が発生して運
転者に不快感を与える虞があった。
向へギア切換えすると、自動変速機の入力軸が高回転の
ままでギア噛合が行われることになる。この結果、急激
なエンジンブレーキがかかって自動変速機に無理な負担
がかかるばかりでなく、ギア鳴りや振動等が発生して運
転者に不快感を与える虞があった。
この発明は前述した事情に鑑みてなされたものであって
、その目的は、自動変速機の前後進切換えをニュウトラ
ル状態にして坂道を下るような惰行走行の場合に、前後
進切換えを進行方向へギア切換えしても、急激なエンジ
ンブレーキがかかることがなく、ギア鳴りや振動等の発
生を防止し得る産業車両における自動変速機制御装置を
提供することにある。
、その目的は、自動変速機の前後進切換えをニュウトラ
ル状態にして坂道を下るような惰行走行の場合に、前後
進切換えを進行方向へギア切換えしても、急激なエンジ
ンブレーキがかかることがなく、ギア鳴りや振動等の発
生を防止し得る産業車両における自動変速機制御装置を
提供することにある。
[課題を解決するだめの手段コ
上記の目的を達成するためにこの発明においては、エン
ジンの出力をクラッチを介して入力する自動変速機と、
その自動変速機の変速切換えを高速又は低速、の状態に
ギア切換えさせる変速ギア駆動手段と、ギア切換えを行
う場合に、クラッチを作動させて同クラッチの接続状態
を変更するクラッチ駆動手段とを備えた産業車両におい
て、自動変速機の前進、中立、後進のギア切換え状態を
検出する前後進切換検出手段と、車両の走行速度を検出
する車速検出手段と、前後進切換検出手段の検出に基き
、自動変速機が中立のギア切換え状態であると判断した
時、車速検出手段の検出に基き、走行速度が低速側から
高速側へ変化したか否かを判断する車速判断手段と、そ
の車速判断手段により走行速度が低速側から高速側へ変
化したと判断された時、自動変速機の変速切換えを高速
の状態にギア切換えさせるために変速ギア駆動手段を駆
動制御する変速機制御手段とを設けている。
ジンの出力をクラッチを介して入力する自動変速機と、
その自動変速機の変速切換えを高速又は低速、の状態に
ギア切換えさせる変速ギア駆動手段と、ギア切換えを行
う場合に、クラッチを作動させて同クラッチの接続状態
を変更するクラッチ駆動手段とを備えた産業車両におい
て、自動変速機の前進、中立、後進のギア切換え状態を
検出する前後進切換検出手段と、車両の走行速度を検出
する車速検出手段と、前後進切換検出手段の検出に基き
、自動変速機が中立のギア切換え状態であると判断した
時、車速検出手段の検出に基き、走行速度が低速側から
高速側へ変化したか否かを判断する車速判断手段と、そ
の車速判断手段により走行速度が低速側から高速側へ変
化したと判断された時、自動変速機の変速切換えを高速
の状態にギア切換えさせるために変速ギア駆動手段を駆
動制御する変速機制御手段とを設けている。
[作用]
従って、車速判断手段は、前後進切換検出手段の検出に
基き、自動変速機が中立のギア切換え状態であると判断
した時、車速検出手段の検出に基き、走行速度が低速側
から高速側へ変化したか否かを判断する。
基き、自動変速機が中立のギア切換え状態であると判断
した時、車速検出手段の検出に基き、走行速度が低速側
から高速側へ変化したか否かを判断する。
そして、変速機制御手段は、クラッチ駆動手段によりク
ラッチが一旦切られてから、車速判断手段により走行速
度が低速側から高速側へ変化したと判断された時、自動
変速機の変速切換えを高速の状態にギア切換えさせるた
めに変速ギア駆動手段を駆動制御する。
ラッチが一旦切られてから、車速判断手段により走行速
度が低速側から高速側へ変化したと判断された時、自動
変速機の変速切換えを高速の状態にギア切換えさせるた
めに変速ギア駆動手段を駆動制御する。
[実施例]
以下、この発明をフォークリフトに具体化した一実施例
を図面に基いて詳細に説明する。
を図面に基いて詳細に説明する。
第1図はフォークリフトの駆動系の機構を示し、エンジ
ン1の出力は乾式単板クラッチ2を介して自動変速機3
に伝達され、自動変速機3は差動歯車機構4を介して走
行用駆動輪5を所定の変速比でもって前後進させる。エ
ンジン1の出力を入り切りさせる乾式単板クラッチ2の
接続状態は、クラッチ駆動手段としてのクラッチ制御用
アクチュエータ6の作動に基いて伸縮するロッド6aの
ストローク量に相対して調整される。
ン1の出力は乾式単板クラッチ2を介して自動変速機3
に伝達され、自動変速機3は差動歯車機構4を介して走
行用駆動輪5を所定の変速比でもって前後進させる。エ
ンジン1の出力を入り切りさせる乾式単板クラッチ2の
接続状態は、クラッチ駆動手段としてのクラッチ制御用
アクチュエータ6の作動に基いて伸縮するロッド6aの
ストローク量に相対して調整される。
自動変速機3の変速切換えは変速ギア駆動手段としての
変速切換用アクチュエータフの駆動により1速(低速)
と2速(高速)とにギア切換えされ、同じく自動変速機
3の前後進切換えは前後進切換用アクチュエータ8の駆
動により前進、中立にュウトラル)、後進の3状態にギ
ア切換えされる。
変速切換用アクチュエータフの駆動により1速(低速)
と2速(高速)とにギア切換えされ、同じく自動変速機
3の前後進切換えは前後進切換用アクチュエータ8の駆
動により前進、中立にュウトラル)、後進の3状態にギ
ア切換えされる。
この実施例において、前記各アクチュエータ6〜8は油
圧シリンダで構成され、エンジン1と同期して運転され
る油圧モータ(図示路)により駆動される油圧ポンプ9
に基いて供給される作動油により作動される。
圧シリンダで構成され、エンジン1と同期して運転され
る油圧モータ(図示路)により駆動される油圧ポンプ9
に基いて供給される作動油により作動される。
クラッチ位置センサ10はポテンショメータよりなり、
クラッチ制御用アクチュエータ6のロッド6aのストロ
ーク量を検出し、その検出信号を出力する。又、前後進
切換検出手段としての前後進位置センサ11はポテンシ
ョメータよりなり、前後進切換用アクチュエータ8のロ
ッド8aのストローク量を検出して自動変速機3の前進
、ニュウトラル、後進の3つのギア切換え状態の検出信
号を出力する。更に、変速位置センサ12はポテンショ
メータよりなり、変速切換用アクチュエータ7のロッド
7aのストローク量を検出して自動変速機3の1速、2
速の2つのギア切換え状態の検出信号を出力する。
クラッチ制御用アクチュエータ6のロッド6aのストロ
ーク量を検出し、その検出信号を出力する。又、前後進
切換検出手段としての前後進位置センサ11はポテンシ
ョメータよりなり、前後進切換用アクチュエータ8のロ
ッド8aのストローク量を検出して自動変速機3の前進
、ニュウトラル、後進の3つのギア切換え状態の検出信
号を出力する。更に、変速位置センサ12はポテンショ
メータよりなり、変速切換用アクチュエータ7のロッド
7aのストローク量を検出して自動変速機3の1速、2
速の2つのギア切換え状態の検出信号を出力する。
エンジン回転数センサ13はエンジン1の回転を検出し
、その回転数に比例した信号を出力する。
、その回転数に比例した信号を出力する。
又、入力軸回転数センサ14は自動変速機3の入力軸3
aの回転を検出し、その回転数に比例した信号を出力す
る。更に、車速検出手段としての車速センサ15は自動
変速機3の出力軸3bの回転を検出し、その回転数に比
例した信号を出力する。
aの回転を検出し、その回転数に比例した信号を出力す
る。更に、車速検出手段としての車速センサ15は自動
変速機3の出力軸3bの回転を検出し、その回転数に比
例した信号を出力する。
次に、上記のように構成したフォークリフトの電気的構
成について説明する。
成について説明する。
第2図において、アクセル開度センサ16はポテンショ
メータよりなり、運転席に設けたアクセルペダル17の
踏み込み量を検出する。そして、その検出信号はA/D
変換器18にてデジタル信号に変換される。
メータよりなり、運転席に設けたアクセルペダル17の
踏み込み量を検出する。そして、その検出信号はA/D
変換器18にてデジタル信号に変換される。
レバー位置センサ19は複数のリミントスイッチか乙な
り、運転席に設けた前後進レバー20の操作位置、即ち
前進、ニュウトラル、後進の3位置を検出する。
り、運転席に設けた前後進レバー20の操作位置、即ち
前進、ニュウトラル、後進の3位置を検出する。
クラッチ位置センサ10、変速位置センサ12及び前後
進位置センサ11の各検出信号は、それぞれのA/D変
換器21.22.23にてデジタル信号に変換される。
進位置センサ11の各検出信号は、それぞれのA/D変
換器21.22.23にてデジタル信号に変換される。
車速判断手段、変速機制御手段を構成する中央処理装置
(以下rcPUJという)41は前記各センサ10〜1
6.19等からの検出信号を入出力インターフェイス4
2を介して入力する。CPU41は読み出し専用のメモ
リ (ROM)よりなるプログラムメモリ43に記憶さ
れた各種走行プログラム等の制御プログラムに基いて制
御動作を実行する。又、CPU41は読み出し及び書き
換えの可能なメモリ (RAM)よりなる作業用メモリ
44に演算結果等を一時記憶する。
(以下rcPUJという)41は前記各センサ10〜1
6.19等からの検出信号を入出力インターフェイス4
2を介して入力する。CPU41は読み出し専用のメモ
リ (ROM)よりなるプログラムメモリ43に記憶さ
れた各種走行プログラム等の制御プログラムに基いて制
御動作を実行する。又、CPU41は読み出し及び書き
換えの可能なメモリ (RAM)よりなる作業用メモリ
44に演算結果等を一時記憶する。
CPU41は車速センサ15からの検出信号に基いてそ
の時のフォークリフトの走行速度を割り出すと共に、エ
ンジン回転数センサ13からの検出信号に基いてその時
のエンジン1の回転数を割り出す。
の時のフォークリフトの走行速度を割り出すと共に、エ
ンジン回転数センサ13からの検出信号に基いてその時
のエンジン1の回転数を割り出す。
又、CPU41は入出力インターフェイス42を介し、
各アクチュエータ駆動回路25,26゜27に制御信号
を出力し、前記各アクチュエータ6〜8を駆動制御する
。この実施例では、各アクチュエータ6〜8及び前記油
圧ポンプ9等から構成される油圧回路に設けられたクラ
ッチ制御用電磁制御弁28、変速切換用電磁制御弁29
及び前後進切換用電磁制御弁30を制御することによっ
て、対応する各アクチュエータ6〜8を駆動させるよう
になっている。
各アクチュエータ駆動回路25,26゜27に制御信号
を出力し、前記各アクチュエータ6〜8を駆動制御する
。この実施例では、各アクチュエータ6〜8及び前記油
圧ポンプ9等から構成される油圧回路に設けられたクラ
ッチ制御用電磁制御弁28、変速切換用電磁制御弁29
及び前後進切換用電磁制御弁30を制御することによっ
て、対応する各アクチュエータ6〜8を駆動させるよう
になっている。
そして、CPU41は前進又は後進の走行時、即ち前後
進レバー20の切換えにより自動変速機3の前後進切換
えが前進又は後進のギア切換え状態になっているいる時
、或いは前後進レバー20の切換えにより自動変速機3
の前後進切換えがニュウトラルのギア切換え状態になっ
ている惰行走行時、第3図のデータマツプに示すように
、車速及びアクセルペダル17の踏み込み量に基いて、
自動変速機3の変速切換えが1速、2速のいずれか一方
のギア切換え状態になるように、アクチュエータ駆動回
路26及び変速切換用1i磁制御弁29を介して変速切
換用アクチュエータ7を駆動制御する。又、この変速切
損え時には、CPU41は乾式単板クラッチ2を断接す
るために、アクチュエータ駆動回路25及びクラッチ制
御用電磁制御弁28を介してクラッチ制御用アクチュエ
ータ6を駆動制御する。
進レバー20の切換えにより自動変速機3の前後進切換
えが前進又は後進のギア切換え状態になっているいる時
、或いは前後進レバー20の切換えにより自動変速機3
の前後進切換えがニュウトラルのギア切換え状態になっ
ている惰行走行時、第3図のデータマツプに示すように
、車速及びアクセルペダル17の踏み込み量に基いて、
自動変速機3の変速切換えが1速、2速のいずれか一方
のギア切換え状態になるように、アクチュエータ駆動回
路26及び変速切換用1i磁制御弁29を介して変速切
換用アクチュエータ7を駆動制御する。又、この変速切
損え時には、CPU41は乾式単板クラッチ2を断接す
るために、アクチュエータ駆動回路25及びクラッチ制
御用電磁制御弁28を介してクラッチ制御用アクチュエ
ータ6を駆動制御する。
CPU41はアクセル開度センサ16からの検出信号に
基いてその時のアクセルペダル17の踏込み量を割り出
すと共に、レバー位置センサ19からの検出信号に基い
てその時の前後進レバー20の操作位置を割り出す。
基いてその時のアクセルペダル17の踏込み量を割り出
すと共に、レバー位置センサ19からの検出信号に基い
てその時の前後進レバー20の操作位置を割り出す。
CPU41は前後進位置センサ11からの検出信号に基
いてその時の自動変速機3の前後進切換えのためのギア
切換え状態を割り出すと共に、変速位置センサ12から
の検出信号に基いてその時の自動変速器3の変速切換え
のためのギア切換え状態を割り出す。
いてその時の自動変速機3の前後進切換えのためのギア
切換え状態を割り出すと共に、変速位置センサ12から
の検出信号に基いてその時の自動変速器3の変速切換え
のためのギア切換え状態を割り出す。
次に、上記のように構成されたフォークリフトの作用に
ついて第4図のフローチャートに従って説明する。尚、
このフローチャートの制御動作はCPU41が実行する
ものである。
ついて第4図のフローチャートに従って説明する。尚、
このフローチャートの制御動作はCPU41が実行する
ものである。
今、アクセルペダル17が開放されたエンジン1のアイ
ドリング状態において、前後進レバー20が前進又は後
進の位置からニュウトラル位置に切換え配置されるとニ
ュウトラルモードとなる。
ドリング状態において、前後進レバー20が前進又は後
進の位置からニュウトラル位置に切換え配置されるとニ
ュウトラルモードとなる。
このニュウトラルモードになると、ステップ101にお
いて乾式単板クラッチ2を一旦切るために、クラッチ制
御用電磁制御弁28へ制御信号を出力してクラッチ制御
アクチュエータ6を駆動制御する。
いて乾式単板クラッチ2を一旦切るために、クラッチ制
御用電磁制御弁28へ制御信号を出力してクラッチ制御
アクチュエータ6を駆動制御する。
そして、乾式単板クラッチ2が一旦切られると、ステッ
プ102へ移行し、自動変速機3の前後進切換えをニュ
ウトラル状態にギア切換えするために、前後進切換用電
磁制御弁30へ制御信号を出力して前後進切換用アクチ
ュエータ8を駆動制御する。
プ102へ移行し、自動変速機3の前後進切換えをニュ
ウトラル状態にギア切換えするために、前後進切換用電
磁制御弁30へ制御信号を出力して前後進切換用アクチ
ュエータ8を駆動制御する。
更に、ステップ103へ移行し、前後進位置センサ11
からの検出信号に基き、自動変速機3の前後進切換えが
ニュウトラル状態にギア切換えされたか否かを判別して
確認する。
からの検出信号に基き、自動変速機3の前後進切換えが
ニュウトラル状態にギア切換えされたか否かを判別して
確認する。
ここで、何らかの理由により自動変速機3の前後進切換
えがニュウトラル状態にギア切換えされない場合には、
前後進位置センサ11からの検出信号がニュウトラル状
態を指示しないことになり、非ニュウトラル状態と判別
する。この場合には、ステップ104へ移行し、例えば
予め定めた警報等の別の処理動作を実行する。
えがニュウトラル状態にギア切換えされない場合には、
前後進位置センサ11からの検出信号がニュウトラル状
態を指示しないことになり、非ニュウトラル状態と判別
する。この場合には、ステップ104へ移行し、例えば
予め定めた警報等の別の処理動作を実行する。
又、自動変速機3の前後進切換えがニュウトラル状態に
ギア切換えされた場合には、前後進位置センサ11から
の検出信号がニュウトラル状態を指示することになり、
ニュウトラル状態と判別する。この場合には、ステップ
103からステップ105へ移行し、−旦切られた乾式
単板クラッチ2を再接続するために、クラッチ制御用電
磁制御弁28へ制御信号を出力してクラッチ制御アクチ
ュエータ6を駆動制御する。
ギア切換えされた場合には、前後進位置センサ11から
の検出信号がニュウトラル状態を指示することになり、
ニュウトラル状態と判別する。この場合には、ステップ
103からステップ105へ移行し、−旦切られた乾式
単板クラッチ2を再接続するために、クラッチ制御用電
磁制御弁28へ制御信号を出力してクラッチ制御アクチ
ュエータ6を駆動制御する。
乾式単板クラッチ2が再接続されると、ステップ106
へ移行し、車速センサ15からの検出信号に基き、走行
速度が低速側から高速側へ変化したか否かを判別する。
へ移行し、車速センサ15からの検出信号に基き、走行
速度が低速側から高速側へ変化したか否かを判別する。
即ち、自動変速機3の前後進切換えがニュウトラル状態
にギア切換えされている間に、フォークリフトが坂道を
下るような惰行走行を行い、走行速度が所定の高速度に
達したか否かを判別する。
にギア切換えされている間に、フォークリフトが坂道を
下るような惰行走行を行い、走行速度が所定の高速度に
達したか否かを判別する。
走行速度が所定の高速度に達しない場合には、スイッチ
107へ移行し別の処理動作を実行する。
107へ移行し別の処理動作を実行する。
そして、走行速度が所定の高速度に達した場合には、ス
テップ108へ移行し、乾式単板クラッチ2を一旦切る
ために、クラッチ制御用電磁制御弁28へ制御信号を出
力してクラッチ制御用アクチュエータ6を駆動制御する
。
テップ108へ移行し、乾式単板クラッチ2を一旦切る
ために、クラッチ制御用電磁制御弁28へ制御信号を出
力してクラッチ制御用アクチュエータ6を駆動制御する
。
乾式単板クラッチ2が一旦切られると、ステップ109
へ移行し、自動変速機3の変速切換えを低速側の1速か
ら高速側の2速ヘギア切換えするために、変速切換用電
磁制御弁29へ制御信号を出力して変速切換用アクチュ
エータ7を駆動制御する。
へ移行し、自動変速機3の変速切換えを低速側の1速か
ら高速側の2速ヘギア切換えするために、変速切換用電
磁制御弁29へ制御信号を出力して変速切換用アクチュ
エータ7を駆動制御する。
更に、自動変速機3の変速切換えが2速の状態にギア切
換えされると、ステップ110へ移行し、−旦切られた
乾式単板クラ・7チ2を再接続するために、クラッチ制
御用電磁制御弁28へ制御信号を出力してクラッチ制御
アクチュエータ6を駆動制御する。
換えされると、ステップ110へ移行し、−旦切られた
乾式単板クラ・7チ2を再接続するために、クラッチ制
御用電磁制御弁28へ制御信号を出力してクラッチ制御
アクチュエータ6を駆動制御する。
これによって、自動変速機3の変速切換えは惰行走行の
車速に合わせて高速側の2速にギア切換えされることに
なる。この結果、自動変速機3の入力軸3aの回転数は
1速状態のギア切換え時のそれよりも低くなる。
車速に合わせて高速側の2速にギア切換えされることに
なる。この結果、自動変速機3の入力軸3aの回転数は
1速状態のギア切換え時のそれよりも低くなる。
例えば、ある一定速度における入力軸3aの回転数は、
1速状態のギア切換えで330Orpmであるのに対し
て、2速状態のギア切換えでは1500rpmと小さ(
なる。
1速状態のギア切換えで330Orpmであるのに対し
て、2速状態のギア切換えでは1500rpmと小さ(
なる。
この結果、自動変速機3の前後進切換えをニュウトラル
状態にして坂道を下るような惰行走行の場合に、その途
中で自動変速機3の前後進切換えを進行方向、例えば前
進状態へギア切換えしても、自動変速機3の入力軸3a
が低回転の状態のときにギア噛合することができる。こ
のため、前後進切換えしても自動変速機3に急激なエン
ジンブレーキがかかることがなく、ギア鳴りや振動等の
発生を未然に防止することができ、運転者に不快感を与
えることがない。又、自動変速機3に無理な負担がかか
るのを防止することができるので、ギアを保護してギア
の耐久性を向上させることができる。
状態にして坂道を下るような惰行走行の場合に、その途
中で自動変速機3の前後進切換えを進行方向、例えば前
進状態へギア切換えしても、自動変速機3の入力軸3a
が低回転の状態のときにギア噛合することができる。こ
のため、前後進切換えしても自動変速機3に急激なエン
ジンブレーキがかかることがなく、ギア鳴りや振動等の
発生を未然に防止することができ、運転者に不快感を与
えることがない。又、自動変速機3に無理な負担がかか
るのを防止することができるので、ギアを保護してギア
の耐久性を向上させることができる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜
に変更して次のように実施することもできる。
発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜
に変更して次のように実施することもできる。
(1)前記実施例では、前後進切換用アクチュエータ8
のロッド8aのストローク量を検出する前後進位置セン
サ11を前後進切換検出手段としたが、これに代えて前
後進レバー20の切換え位置を検出するレバー位置セン
サ19としてもよい。
のロッド8aのストローク量を検出する前後進位置セン
サ11を前後進切換検出手段としたが、これに代えて前
後進レバー20の切換え位置を検出するレバー位置セン
サ19としてもよい。
(2)前記実施例では、フォークリフトに具体化したが
、それ以外の産業車両に具体化してもよい。
、それ以外の産業車両に具体化してもよい。
[発明の効果]
以上詳述したようにこの発明によれば、自動変速機の前
後進切換えをニュウトラル状態にして坂道を下るような
惰行走行の場合等に、前後進切換えを進行方向へギア切
換えしても、急激なエンジンブレーキによる無理な負担
がかかることを防止することができ、ギア鳴りや振動等
の発生を未然に防止することができ、延いてはギアを保
護してギアの耐久性を向上させることができるという優
れた効果を発揮する。
後進切換えをニュウトラル状態にして坂道を下るような
惰行走行の場合等に、前後進切換えを進行方向へギア切
換えしても、急激なエンジンブレーキによる無理な負担
がかかることを防止することができ、ギア鳴りや振動等
の発生を未然に防止することができ、延いてはギアを保
護してギアの耐久性を向上させることができるという優
れた効果を発揮する。
第1図はこの発明を具体化したフォークリフトの駆動系
の構成を示す概略構成図、第2図は同じくフォークリフ
トの電気ブロック図、第3図は車速とアクセルペダルの
踏み込み量に対する自動変速機の変速状態を説明する図
、第4図はcpuの制御動作を説明するフローチャート
である。 図中、1はエンジン、2は乾式単板クラッチ、3は自動
変速機、6はクラッチ駆動手段としてのクラッチ制御用
アクチュエータ、7は変速ギア駆動手段としての変速切
換用アクチュエータ、11は前後進切換検出手段として
の前後進位置センサ、15は車速検出手段としての車速
センサ、41は車速判断手段及び変速機制御手段を構成
するcpUである。 特許出願人 株式会社 豊田自動織機製作所富士通
株式会社
の構成を示す概略構成図、第2図は同じくフォークリフ
トの電気ブロック図、第3図は車速とアクセルペダルの
踏み込み量に対する自動変速機の変速状態を説明する図
、第4図はcpuの制御動作を説明するフローチャート
である。 図中、1はエンジン、2は乾式単板クラッチ、3は自動
変速機、6はクラッチ駆動手段としてのクラッチ制御用
アクチュエータ、7は変速ギア駆動手段としての変速切
換用アクチュエータ、11は前後進切換検出手段として
の前後進位置センサ、15は車速検出手段としての車速
センサ、41は車速判断手段及び変速機制御手段を構成
するcpUである。 特許出願人 株式会社 豊田自動織機製作所富士通
株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジンの出力をクラッチを介して入力する自動変
速機と、 前記自動変速機の変速切換えを高速又は低速の状態にギ
ア切換えさせる変速ギア駆動手段と、前記ギア切換えを
行う場合に、前記クラッチを作動させて同クラッチの接
続状態を変更するクラッチ駆動手段と を備えた産業車両において、 前記自動変速機の前進、中立、後進のギア切換え状態を
検出する前後進切換検出手段と、 車両の走行速度を検出する車速検出手段と、前記前後進
切換検出手段の検出に基き、前記自動変速機が中立のギ
ア切換え状態であると判断した時、前記車速検出手段の
検出に基き、前記走行速度が低速側から高速側へ変化し
たか否かを判断する車速判断手段と、 前記車速判断手段により前記走行速度が低速側から高速
側へ変化したと判断された時、前記自動変速機の変速切
換えを高速の状態にギア切換えさせるために前記変速ギ
ア駆動手段を駆動制御する変速機制御手段と を設けた産業車両における自動変速機制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24777488A JPH0297757A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 産業車両における自動変速機制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24777488A JPH0297757A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 産業車両における自動変速機制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0297757A true JPH0297757A (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=17168452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24777488A Pending JPH0297757A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 産業車両における自動変速機制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0297757A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5474468A (en) * | 1992-09-14 | 1995-12-12 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6364838A (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-23 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 産業車両における自動インチング制御装置 |
JPS6364837A (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-23 | Daihatsu Motor Co Ltd | 無段変速機の制御方法 |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP24777488A patent/JPH0297757A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6364838A (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-23 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 産業車両における自動インチング制御装置 |
JPS6364837A (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-23 | Daihatsu Motor Co Ltd | 無段変速機の制御方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5474468A (en) * | 1992-09-14 | 1995-12-12 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector |
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