JPH0297569A - 修正液 - Google Patents
修正液Info
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- JPH0297569A JPH0297569A JP16757988A JP16757988A JPH0297569A JP H0297569 A JPH0297569 A JP H0297569A JP 16757988 A JP16757988 A JP 16757988A JP 16757988 A JP16757988 A JP 16757988A JP H0297569 A JPH0297569 A JP H0297569A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、あらゆる筆記線、印刷物あるいは反射式複写
の修正に用いる修正液に関する。
の修正に用いる修正液に関する。
（従来の技術）
修正液としては、従来より水溶性タイプ（特公昭５２−
４４２４６ ＞ 、有機溶剤タイプ（特公昭６ｌ−３６
５５２）が知られている。そして近時、あらゆる筆記線
の修正が可能な万能タイプ（特開昭６２−１７６３）な
どが知られている。
４４２４６ ＞ 、有機溶剤タイプ（特公昭６ｌ−３６
５５２）が知られている。そして近時、あらゆる筆記線
の修正が可能な万能タイプ（特開昭６２−１７６３）な
どが知られている。
（発明が解決しようとする課題）
水溶性タイプの修正液は、ボールペン、油性マーカー、
反射式複写原稿の修正隠ペイには効果的であるが、水性
マーカー、万年筆等の水性染料を用いた筆記具の筆記線
の修正をすると、染料かにじみ出して、良好な修正隠蔽
ができない。
反射式複写原稿の修正隠ペイには効果的であるが、水性
マーカー、万年筆等の水性染料を用いた筆記具の筆記線
の修正をすると、染料かにじみ出して、良好な修正隠蔽
ができない。
一方、有機溶剤タイプの修正液は、水性タイプとは逆の
長所および短所を有する。
長所および短所を有する。
これらの問題を解決すべく開発されたのが万能タイプと
呼ばれる修正液である。この修正液の特徴は、水性、油
性を問わず、あらゆる筆記線の修正隠蔽ができることに
ある。しかしながら、反射式複写原稿の修正を行うと、
修正液中に含有されるハロゲン系有機溶剤あるいはシク
ロヘキサン系有ａ溶剤が、複射原稿に使用されるトナー
中の樹脂成分であるスチレン樹脂を容易に溶解させ、修
正面が黒ずみ、良好な修正隠蔽ができないという問題点
があった。
呼ばれる修正液である。この修正液の特徴は、水性、油
性を問わず、あらゆる筆記線の修正隠蔽ができることに
ある。しかしながら、反射式複写原稿の修正を行うと、
修正液中に含有されるハロゲン系有機溶剤あるいはシク
ロヘキサン系有ａ溶剤が、複射原稿に使用されるトナー
中の樹脂成分であるスチレン樹脂を容易に溶解させ、修
正面が黒ずみ、良好な修正隠蔽ができないという問題点
があった。
（課題を解決する為の手段）
このような課題を解決するため、本発明者は鋭意研究を
重ねた結果、修正液に使用する樹脂として、エチレンブ
チレンスチレン共重合体樹脂およびエステル基部分のア
ルキル置換基の炭素数が３以上であるメタクリル酸エス
テル樹脂の混合物を、また、有機溶剤として炭素数６以
上８以下の飽和直鎖炭化水素（Ａ）およびシクロヘキサ
ン系飽和炭化水素（Ｂ）からなる混合溶媒を（Ａ）／
（Ｂ）−１〜９の範囲の混合割合で調製し、これを前記
樹脂混合物ら添加することにより、修正液の樹脂組成物
を調製し、これに二酸化チタン、多孔性無機質および分
散剤である界面活性剤を添加することにより、反射式複
写原稿も含めたあらゆる筆記線の修正が可能で、かつ再
筆記線の乾燥が極めて早いという新規な特徴を有する修
正液の開発に成功した。
重ねた結果、修正液に使用する樹脂として、エチレンブ
チレンスチレン共重合体樹脂およびエステル基部分のア
ルキル置換基の炭素数が３以上であるメタクリル酸エス
テル樹脂の混合物を、また、有機溶剤として炭素数６以
上８以下の飽和直鎖炭化水素（Ａ）およびシクロヘキサ
ン系飽和炭化水素（Ｂ）からなる混合溶媒を（Ａ）／
（Ｂ）−１〜９の範囲の混合割合で調製し、これを前記
樹脂混合物ら添加することにより、修正液の樹脂組成物
を調製し、これに二酸化チタン、多孔性無機質および分
散剤である界面活性剤を添加することにより、反射式複
写原稿も含めたあらゆる筆記線の修正が可能で、かつ再
筆記線の乾燥が極めて早いという新規な特徴を有する修
正液の開発に成功した。
エチレンブチレンスチレン共重合体樹脂とメタクリル酸
エステル樹脂の混合割合は特に限定はしないが、各々の
樹脂の重合度によって配合割合を決定するのが良い。エ
チレンブチレンスチレン共重合体およびメタクリル酸エ
ステル樹脂の溶解性パラメーターは約８．３前後で近い
値を示すが、水素結合インデックスが異なる。両者は相
互に相溶するが、前者では炭素および水素以外の原素は
含まれていないが、後者では更に酸素が含まれている。
エステル樹脂の混合割合は特に限定はしないが、各々の
樹脂の重合度によって配合割合を決定するのが良い。エ
チレンブチレンスチレン共重合体およびメタクリル酸エ
ステル樹脂の溶解性パラメーターは約８．３前後で近い
値を示すが、水素結合インデックスが異なる。両者は相
互に相溶するが、前者では炭素および水素以外の原素は
含まれていないが、後者では更に酸素が含まれている。
したがって極性の強い二酸化チタンあるいは多孔性無機
質を添加すると、添加された無機質は、メタクリル酸エ
ステル樹脂の方に吸引され易く、その結果、エチレンブ
チレンスチレン樹脂は、１１６正液の配合系からやや遊
離し、修正面は外観上ツヤ消し状態となり、樹脂および
無機質の間に間隙を生じ、再筆記したときのインキの乾
燥が早くなるという特徴を有する。
質を添加すると、添加された無機質は、メタクリル酸エ
ステル樹脂の方に吸引され易く、その結果、エチレンブ
チレンスチレン樹脂は、１１６正液の配合系からやや遊
離し、修正面は外観上ツヤ消し状態となり、樹脂および
無機質の間に間隙を生じ、再筆記したときのインキの乾
燥が早くなるという特徴を有する。
この修正液に、更に多孔性無機質を添加すれば、再筆記
インキの乾燥は相乗的に早くなり、再筆記線が白みをお
びたり、細くなったりすることがなく、良好な修正隠蔽
面が得られる。
インキの乾燥は相乗的に早くなり、再筆記線が白みをお
びたり、細くなったりすることがなく、良好な修正隠蔽
面が得られる。
隠皓剤である二酸化チタンあるいは再筆記性改良剤であ
る多孔性無機質の分散性を高めるために、通常用いられ
る界面活性剤を用いることもできる。
る多孔性無機質の分散性を高めるために、通常用いられ
る界面活性剤を用いることもできる。
有機溶剤は、樹脂の溶解性だけを考えれば、シクロヘキ
サン系溶剤の単独系が良いが、この系の修正液を用いて
反射式複写原稿の修正を行うと、複写原稿のトナー中に
含有されるスチレン樹脂が容易に溶解し、修正面が黒ず
む。しかるに、先に述べた本発明の溶剤組成比率（Ａ）
／ （Ｂ）が１以上であれば、トナー中のスチレン樹脂
の溶解をおさえることができる。一方、（Ａ）／ （Ｂ
）が９以上では、スチレン樹脂の溶解はほとんど起こら
ないが、混合樹脂の溶解性が悪くなり、均一な修正液が
得られない。
サン系溶剤の単独系が良いが、この系の修正液を用いて
反射式複写原稿の修正を行うと、複写原稿のトナー中に
含有されるスチレン樹脂が容易に溶解し、修正面が黒ず
む。しかるに、先に述べた本発明の溶剤組成比率（Ａ）
／ （Ｂ）が１以上であれば、トナー中のスチレン樹脂
の溶解をおさえることができる。一方、（Ａ）／ （Ｂ
）が９以上では、スチレン樹脂の溶解はほとんど起こら
ないが、混合樹脂の溶解性が悪くなり、均一な修正液が
得られない。
（実施例）
実施例および比較例の配合組成を表１に示す。
表１．実施例および比較例の配合組成
実施例および比較例の修正液を用いて種々の筆記線の修
正を行ったときの状態を表２に示す。
正を行ったときの状態を表２に示す。
表２．修正面の状態
○：良好に修正できる。
△：ややにじむが修正できる。
×：にじんでしよい良好な修正ができない。
次に、修正面に水性ボールペンで再筆記し、０．５〜５
分後に再筆記面をこすったときのよごれの状態を表３に
示す。
分後に再筆記面をこすったときのよごれの状態を表３に
示す。
表３．再筆記線の乾燥度合とよごれ
○：全くよごれない。
△：ややよごれる。
×：筆記跡がわからない位よごれる。
なお、実施例１〜３は、修正面がツヤ消し状態となるが
、比較例１は、ツヤ消し状態にならなかった。
、比較例１は、ツヤ消し状態にならなかった。
を添加して樹脂成分を溶解させ、これにＩ！！蔽剤であ
る二酸化チタン、分散剤である界面活性剤、更には必要
に応じて再筆記線の乾燥促進剤である多孔性無機質を添
加することにより良好な修正液を得た。
る二酸化チタン、分散剤である界面活性剤、更には必要
に応じて再筆記線の乾燥促進剤である多孔性無機質を添
加することにより良好な修正液を得た。
この修正液は、反射式複射原稿も含めたあらゆる筆記線
の修正隠蔽が可能なばかりか、再下記線の乾燥が極めて
早いという従来の修正液にない新規な特徴を有した。
の修正隠蔽が可能なばかりか、再下記線の乾燥が極めて
早いという従来の修正液にない新規な特徴を有した。
（発明の効果）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）樹脂、有機溶剤、二酸化チタン、多孔性無機質お
よび界面活性剤からなる修正液。（２）樹脂として、エ
チレンブチレンスチレン共重合体樹脂およびエステル基
部分のアルキル置換基の炭素数が３以上のメタクリル酸
エステル樹脂の混合物を用いる請求項（１）記載の修正
液。 （３）有機溶剤として、炭素数６以上８以下の飽和直鎖
炭化水素１〜９重量部に対して、同じく炭素数６以上８
以下シクロヘキサン系飽和炭化水素の混合物を１重量部
の混合割合で用いる請求項（１）記載の修正液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16757988A JPH0297569A (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 修正液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16757988A JPH0297569A (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 修正液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0297569A true JPH0297569A (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=15852365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16757988A Pending JPH0297569A (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 修正液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0297569A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0297572A (ja) * | 1988-09-14 | 1990-04-10 | Tombow Pencil Co Ltd | 誤字修正液 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5876471A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-09 | Pentel Kk | 修正液 |
| JPS61174274A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-05 | Pentel Kk | 修正液 |
| JPS63142075A (ja) * | 1986-12-04 | 1988-06-14 | Marujiyuu Kasei Kk | 修正液 |
-
1988
- 1988-07-05 JP JP16757988A patent/JPH0297569A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5876471A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-09 | Pentel Kk | 修正液 |
| JPS61174274A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-05 | Pentel Kk | 修正液 |
| JPS63142075A (ja) * | 1986-12-04 | 1988-06-14 | Marujiyuu Kasei Kk | 修正液 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0297572A (ja) * | 1988-09-14 | 1990-04-10 | Tombow Pencil Co Ltd | 誤字修正液 |
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