JPH0297140A - 無線中継システムにおけるデータ再生方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 時分割多重化して送受信するバースト状のデータを内部
発生のクロックにてリタイミング処理する無線中継シス
テムにおけるデータ再生方式に関し、 規定された周波数からはずれたデータをビットレートが
あうようにリタイミングを取る無線中継システムにおけ
るデータ再生方式を提供することを目的とし、 受信したバースト状のデータを復調・再生した再生デー
タの変化点をデータ変化点検出手段で検出し、再生デー
タよりｎ倍の速度を有する自局発生の内部発生クロック
を用いてクロック生成手段は、データ変化点検出手段で
検出した変化点からカウントを開始し、カウント値が（
ｎ／２）×ｍ（ｍ＝１．２，３．　　・・・）の時点に
発生するクロックで再生データを記憶手段に書込み、記
憶手段に書込んだ内容を内部発生クロックをｎ分周した
内部クロックにてリタイミングを取り読出すように構成
する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、時分割多重化して送受信するバースト状のデ
ータを内部発生のクロックにてリタイミング処理する無
線中継システムにおけるデータ再生方式に関する。

時分割多重化方式（以下ＴＤＭＡ方式と称する）を採用
する無線中継システムにあっては、送受信する信号とし
て、ユーザに取って重要なデータを送受信することが多
くなり、高品質のデータを送受信することがより一層重
要視されるようになった。

〔従来の技術〕

第４図は従来例を説明するブロック図、第５図は無線中
継システムの概要を説明する図をそれぞれ示す。

第５図はＴＤＭＡ方式無線中継システムを示している。

即ち、このシステムは親局（ａｌを中心として複数の第
１次の中継局（ｂ）、　（ｂｌ　’が接続されている。

そして、この第１次の中継局（ｂｌ、　（ｂｌ　’には
子局（ｄ）又は下位の第３次の中継局（Ｃ１″の信号を
中継する第２次の中継局（Ｃ１，（Ｃ）　’と、加入者
を直接収容する子局（ｄ）をツリー状に構成し、無線中
継システムを構成している。

第４図は上述のようにシステムを構成している中継局（
Ｃ１，（ｅ）　’又は中継局（Ｃ）″の受信側の機能ブ
ロックの概要を示し、その構成は、 バースト状の受信データ■を復調しディジタルデータ■
として再生すると共にその受信データ■中からクロック
ＣＬＫｘＣ例えば、ｌ　Ｍ　ｂ　ｐ　ｓのクロック）を
抽出する受信機ｌと、 受信機１で再生した再生データ■を受信データ■中のク
ロックから抽出した抽出クロックＣＬＫ８のタイミング
から内部クロックＣＬＫ、のタイミングに乗換えるため
のクロック乗換回路２と、内部クロックＣＬＫ、のタイ
ミングに乗換え読出したデータ■′に対するデスクラン
ブル処理や同期検出等の受信処理を行う受信処理部３と
、抽出クロックＣＬＫＸよりｎ倍の高速クロックを内部
発生クロックＣＬ　Ｋ　ｏとして発生する高速クロック
発生回路４と、 高速クロック発生回路４から出力する内部発生クロック
ＣＬ　Ｋ　ｏを抽出クロックＣＬＫＸより数十倍高速の
内部クロックＣＬＫ、に分周する分周器５とを具備して
いる。

尚、内部クロックＣＬＫＩ　は抽出クロックＣＬＫＸが
Ｉ　Ｍ　ｂ　ｐ　ｓとすると、例えば１６倍高速の１６
Ｍｂｐｓのクロックとし、予め設定されたものである。

又、高速クロック発生回路４から出力する内部発生クロ
ックＣＬＫ、は１６Ｍｂｐｓ以上の高速クロックであり
、内部クロックＣＬＫ、はこれを分周器５を介して１６
Ｍｂｐｓのクロックとじている。

通常、各中継局（Ｃ１，（Ｃ）　’又は中継局（Ｃビに
集まるデータの周波数は各種あり、これを各中継局（Ｃ
）。

（Ｃ）′又は中継局（Ｃ）“の内部クロックＣＬＫ、の
タイミングに乗り換えて中継することになる。

即ち、所定変調方式で変調されたバースト状の受信デー
タ■は受信機１にて復調し、データを再生すると共に受
信データ■中に挿入されているクロックを抽出し、再生
データ■、抽出クロックＣＬＫＸとしてクロック乗換回
路２のデータ入力端子Ｄｉとクロック入力端子ｉ　−Ｃ
ＬＫに送出する。

クロック乗換回路２は通常メモリで構成されており、デ
ータ入力端子Ｄｉへ入力する再生データ■は、クロック
入力端子ｉ　−ＣＬＫに入力する抽出クロックＣＬＫＸ
のタイミングで書き込まれる。

そして、クロック出力端子ｏ−ＣＬＫに入力する内部ク
ロックＣＬＫ、のタイミングでデータ出力端子ＤＯから
読み出すことにより、内部クロックＣＬＫ、のタイミン
グに乗り換える。

クロック乗換回路２から読出したデータ■′は受信処理
部３へ送出され、同期検出を行いこれによりデスクラン
ブル処理を行い図示省略した例えば送信側へ受信処理デ
ータ■として送出する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述のようにバースト状のデータを受信する場合、受信
機１にて受信した最初の時点のデータ■の周波数は送信
時の周波数からずれているのが一般的である。

即ち、受信機１内の図示省略した同Ｖ４検波復調回路の
シンセサイザの立ち上がり等により受信した最初の時点
のデータ■の周波数はずれており、従ってこのデータ■
より抽出した抽出クロックＣＬＫ、の周波数もずれたも
のとなっている。

よって、ずれた周波数を有する再生データ■及び抽出ク
ロックＣＬＫＸで書き込んだものを内部クロックＣＬＫ
、のタイミングで読み取り、内部クロックＣＬＫ、のタ
イミングに乗り換えると、ビット数の増減やデータ列の
誤り等が発生する要因となる。

本発明は、規定された周波数からはずれたデータをビッ
トレートがあうようにリタイミングする無線中継システ
ムにおけるデータ再生方式を提供することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の詳細な説明するブロック図を示す。

第１図に示す本発明の原理ブロック図中の２０は再生デ
ータ■を書込む時のタイミングと読出ず時のタイミング
を同一にして再生データ■に対してタイミングの取り直
しを行う記憶手段であり、６０は受信したバースト状の
データを復調・再生した再生データ■の変化点を検出す
るデータ変化点検出手段であり、 ７０は再生データ■よりｎ倍の速度を有する自局発生の
内部発生クロックＣＬＫ、を用いてデータ変化点検出手
段６０で検出した変化点からカウントを開始し、カウン
ト値が（、ｎ／２）Ｘｍ　（ｍ＝１．２，３．　　・・
・）の時点で再生データ■を記憶手段２０に書込むため
のタイミング用クロック■を発生するクロック生成手段
であり、かかる手段を具備することにより本課題を解決
するための手段とする。

〔作　用〕

受信データを復調・再生した再生データ■の変化点をデ
ータ変化点検出手段６ｏにて検出し、その検出パルス■
をクロック生成手段７ｏ内カウンタのロード信号にして
再生データ■のビットレートのｎ倍の内部発生クロック
ＣＬＫｏでカウントを始める。

カウント値が（ｎ／２）Ｘｍ　（ｍ＝１．２，３゜・・
・）になったところで再生データ■を記憶手段２０に書
き込むためのクロック■をクロック生成手段７０から発
生し、記憶手段２０に書き込んだデータは内部発生クロ
ックＣＬＫ、をｎ分周した内部クロックＣＬＫ２で記憶
手段２０に書き込んだ内容をリタイミングを取り読み出
すように構成することより、常に高品質な再生データ■
を受信処理することが可能となる。

〔実施例〕

以下本発明の要旨を第２図、第３図に示す実施例により
具体的に説明する。

第２図は本発明の詳細な説明するブロック図、第３図は
本発明の実施例における生成りロック発生点を説明する
図をそれぞれ示す。尚、全図を通じて同一符号は同一対
象物を示す。

第２図に示す本発明の実施例は、第１図で説明したデー
タ変化点検出手段６０として、再生データ■の変化点を
監視し検出する再生データ変化点検出部６０ａ、 クロック生成手段７０として、内部に有するカウンタの
カウントタイミングとして再生データ■のｎ倍の内部発
生クロックＣＬ　Ｋ　ｏを用い、再生データ変化点検出
部６０ａからの検出パルス■の発生でカウントを開始し
、（ｎ／２）　Ｘｍ　（ｍ＝１．２．３．　　・・・）
に達した時クロック乗換回路２のライトクロック■を発
生するライトクロッり生成部７０ａ、 記憶手段２０として、第４図で説明したクロック乗り換
え回路２から構成した例である。

尚、本実施例の再生データ■のビットレートをｌ　Ｍ　
ｂ　ｐ　ｓとする。

又、高速クロック発生回路４は１６Ｍｂｐｓのクロック
ＣＬＫ、を発生し、これを分周器５ａはｎ（ｎ＝１６’
）分周してｌ　Ｍ　ｂ　ｐ　ｓの内部りｏ、７りＣＬＫ
２　とする。

更に、本実施例の受信機１及び受信処理部３は第４図で
説明したものと同一内容を有するものとする。

受信機１で受信したデータ■を復調・再生した再生デー
タ■は、クロック乗換回路２のデータ入力端子Ｄｉへ送
出される。

再生データ変化点検出部６０ａは、この再生データ■を
引き込み監視し、その変化点を検出すると検出パルス■
をライトクロック生成部７０ａへ出力する。

ライトクロック生成部７０ａは検出パルス■を受信した
時点でカウントを高速クロック発生回路４から出力され
る内部発生クロックＣＬＫＯを用いて開始する。

そして、そのカウント値が（ｎ／２）Ｘｍ　（ｍ＝１．
２．３．　　・・・）になった時点でライトクロック■
を発生し、クロック乗換回路２のクロック入力端子１−
ＣＬＫに送出する。

尚、第３図はライトクロック■の発生点の一例を示すも
のである。即ち、例えば再生データ■（１Ｍｂｐｓ）の
サブフレームをビットレートが１５Ｍｂｐｓの内部発生
クロックＣＬ　Ｋ　ｏでカウントすると、その中央部分
の３　Ｍ　ｂ　ｐ　ｓ相当の地点でライトクロック■を
発生する。

従って、カウント開始後ｎ　＝　１６．　ｍ＝　１０）
時点でまずライトクロック■が発生され、以降ｎ＝１６
、ｍ＝２の時点でライトクロック■が発生されるように
ライトクロック生成部７０ａは設定されているものとす
る。

このライトクロック■のタイミングで再生データ■はク
ロック乗換回路２に書込まれ、内部発生クロックＣＬ　
Ｋ　ｏを分周器５ａにてｎ分周した内部クロックＣＬＫ
、で、書き込んだ内容を読出して再生データ■をリタイ
ミング処理する。

これにより、データ列の誤りやビット数の増減がない高
品質なデータを受信処理することが可能となる。

〔発明の効果〕

以上のような本発明によれば、無線中継システムで遺り
取りされるデータを高品質に処理することが出来る。

図において、 １は受信機、　　　　　　　２はクロ・ツク乗換回路、
３は受信処理部、 ４は高速クロック発生回路、 ５．５ａは分周器、　　　　２０は記憶手段、６０はデ
ータ変化点検出手段、 ６０ａは再生データ変化点検出部、 ７０はクロック生成手段、 ７０ａはライトクロ・ツク生成部、 をそれぞれ示す。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明するブロック図、第２図は
本発明の詳細な説明するブロック図、第３図は本発明の
実施例における生成りロック発生点を説明する図、 第４図は従来例を説明するブロック図、第５図は無線中
継システムの概要を説明する図、をそれぞれ示す。 本発明の詳細な説明するブロック図 第１図 本発明の実加准ＩＪにおける生成りロノグ発生点を説明
する間第３図 本発明の詳細な説明するブロック図 従来例を説明するブロック図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 バースト状のデータを時分割多重化して送受信する無線
   中継システムにおいて、 受信したバースト状のデータを復調・再生した再生デー
   タ（２）の変化点をデータ変化点検出手段（６０）で検
   出し、 前記再生データ（２）よりｎ倍の速度を有する自局発生
   の内部発生クロック（ＣＬＫ＿０）を用いてクロック生
   成手段（７０）は、前記データ変化点検出手段（６０）
   で検出した変化点からカウントを開始し、カウント値が
   （ｎ／２）×ｍ（ｍ＝１、２、３、・・・）の時点に発
   生するクロック（［５］）で前記再生データ（［２］）
   を記憶手段（２０）に書込み、 前記記憶手段（２０）に書込んだ内容を前記内部発生ク
   ロック（ＣＬＫ＿０）をｎ分周した内部クロック（ＣＬ
   Ｋ＿２）にてリタイミングを取り読出すことを特徴とす
   る無線中継システムにおけるデータ再生方式。