JPH0293908A - 数値制御情報作成機能における形状定義方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、数値制御プログラムまたは数値制御される機
械を運転する指令を作成する数値制御情報作成機能にお
いて、定義済の形状を容易に修正できる数値制御情報作
成機能における形状定義方法に関する。

（従来の技術） 従来の数値制御情報作成機能における形状定義方法は、
既に定義済の形状そのものを削除したり、データの変更
を行なったり、更に新しく形状を追加したりすることに
よって行なっていた。

以下、図面に基づいて従来の数値制御情報作成機能にお
ける形状定義方法について説明する。

第６図は、従来の数値制御情報作成機能における形状定
義方法を示すブロック図である。

従来においては、キーボード１より形状データＳへを人
力し定義形状を算出する形状データ人力部２と、形状デ
ータ入力部２が出力した定義形状ＳＢを格納する定義形
状格納部３と、定義形状格納部３から加工径路生成用形
状データＳＣを取出し軌跡データを生成する加工径路生
成部４と、加工径路生成部４が出力した加工径路データ
ＳＤを格納する加工径路データ格納部５とによって構成
されている。加工径路データ格納部５に格納された加工
径路データは、数値制御プログラムを作成するためや数
値制御された機械を運転するために利用される。

第７図は、従来の数値制御情報作成機能における形状定
義方法の手順を示す。

オペレータ等は定義済の形状を修正しようとした場合、
先ず定義済の形状の中に不要な形状を含んでいるかを判
定しくステップＳｔ）　、もし含んでいればその形状を
すべて削除しくステップＳ２）、その後ステップＳ３へ
移行する。一方、もしステップＳｔにおいて不要な形状
がなければ、そのままステップＳ３へ移行する。ステッ
プＳ３においては、オペレータ等が定義済の形状の中で
デー夕を変更する必要があるか判定し、もしあればその
形状のデータをすべて変更しくステップＳ４）、その後
ステップＳ５へ移行する。一方、もしステップｓ３にお
いて定義済の形状の中にはデータを変更する必要のある
ものがなければ、そのままステップｓ５ヘオ予行する。

ステップＳ５においてはオペレータ等が定義済の形状に
形状を追加する必要があるかどうかを判定し、もし必要
があるならば、その形状をすべて追加しくステップＳ６
）、終了する。一方、もしステップＳ６において追加が
必要な形状がないと判定された場合は、そのまま終了す
る。

第８図は、従来の数値制御情報作成機能における形状定
義方法を実施した具体例を示す。この場合、線分６，７
，８，９，１０．１１で構成される形状を、線分６．７
“、１０”、１１，１２．１３で構成される形状に修正
するものである。

上述の手順に基づいてこの例について説明すると、先ず
、不要な形状があるかどうか判定しくステップｓ＋）　
、　線分８と線分９が不要と判定され、この線分８と線
分９を削除しくステップＳ２）、線分６，７，１０．１
１で構成される形状を得る。次に、変更か必要な形状が
あるか判定しくステップＳ３）、線分７と線分１０の変
更が必要と判定され、線分７の終点及び線分ｌＯの始点
を変更しくステップＳ４）、線分６，７°、１０’、１
１で構成される形状を得る。最後にステップＳ５におい
て、線分１２と線分１３か必要と判定され、こ打を追加
しくステップＳ６）、線分６．７°、１２，１３，１０
°、１１で構成される形状を得る。

従来は、以上のようにして定衷済の形状の修正を行なっ
ていた。

（発明か解決しようとする課題） ところか上述した従来の数値制御情報作成機能における
形状定義方法では、修正を行なうために、どの部分の形
状データを削除し、どの部分の形状データを変更し、ど
のような形状データを追加するかは、オペレータが自ら
定めなくてはならなかった。また、既に定義済の形状を
参照しながら、修正操作を行なうことができないばかり
でなく、修正操作１つ１つを行なうたびに形状算出を繰
返すため、不要部分の削除、形状データの修正、必要な
形状の追加が完了するまでは異常な形状をオペレータに
提示し、操作を混乱させるもとどなっていた。

本発明は上述のような事情からなされたものであり、本
発明の目的は、定義済の形状の一部を削除、変更するた
めの思考と複雑な操作からオペレータを解放するととも
に、修正前の形状を参照しながらの操作を可能とし、修
正操作の最中でオペレータにＷ常な形状の提示を行なわ
ないようにすることにより、定義済の形状の修正を容易
に行なうことができる数値制御情報作成機能における形
状定義方法を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 本発明は、数値制御プログラムまたは数値制御される機
械を運転する指令を作成する数値制御情報作成機（＋旨
において、定義済の形状を容易に修正できる形状定義方
法に関するものであり、本発明の上記目的は、数値制御
情報作成機能における形状定義方法において、定義済の
形状を修正する場合、前記定義済の形状と修正後書られ
るべき形状との間で差異のある前記修正後書られるべき
形状の部分について、その両端の２点を線で結ぶことに
より前記修正後書られるべき形状を定義し、前記２点が
前記定義済の形状を構成する線上にあるときは、前記定
義済の形状における前記２点により挟まれた線を自動的
に消去し、前記２点のうちの一方の点のみが前記定義済
の形状を構成する線上にないときは、前記定義済の形状
における前記一方の点に対応する端点と前記２点のうち
の他方の点とにより挟まれた線を自動的に消去すること
により前記定義済の形状の修正を行なうことによって達
成される。

（作用） 本発明にあっては、定義済の形状を修正する場合、前記
定義済の形状と修正後書られるべき形状との間で差異の
ある前記修正後書られるべき形状の部分について、その
両端の２点を線で結ぶことにより前記修正後書られるべ
き形状を定義し、前記２点が前記定義済の形状を構成す
る線上にあるときは、前記定義済の形状における前記２
点により挟まれた線を自動的に消去し、前記２点のうち
の１点のみが前記定義済の形状を構成する線上にないと
きは、前記定義済の形状における前記１点に対応する端
点と前記２点のうちの他方の点とにより挟まれた線を自
動的に消去することにより前記定義済の形状の修正を行
なうことにより、定義済の形状の修正が容易に行なえる
。

（実施例） 以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。

第１図は、本発明の数値制御情報作成機能における形状
定義方法を実現するブロック図であり、従来と同一箇所
は同符号を付して説明を省略する。

本発明の方法においては、修正形状格納部と定義形状修
正部とが新たに設けられている。

形状データ人力部２は、キーボードｌより形状データＳ
Ａとして定義形状データＳＢと修正形状データＳＥとを
人力し、定義形状及び修正形状を算出する。形状データ
人力部２からの修正形状データＳＥは、修正形状格納部
１２にいったん格納される。また、定義形状修正部１３
は、定義形状格納部３より修正対象定義形状データＳＧ
を取出す一方、修正形状格納部１２より修正形状データ
ＳＦを取出し、修正済形状データＳｌ＋を作成し、再び
定義形状格納部３へと出力する。

第２図は、本発明の数値制御情報作成機能におりる形状
定義方法の手順を示す図である。

第２図に基づいて手順を説明すると、オペレータは、先
ず修正開始点または新しい始点を定める（ステップＳ７
）。このとき修正開始点は、定義済の形状と修正後書ら
れるであろう形状との間で差異が生し始める点であり、
定義済形状の始点を含まずに修正する場合に線の上に定
め、新しい始点は、定義済の始点を含んで修正する場合
に定める。次に、修正終了点または新しい終点を定める
（ステップ５８）。このとき、修正終了点は、定義済の
形状と修正後書られるであろう形状との間で差異がなく
なる点であり、定義済形状の終点を含まずに修正する場
合に線の上に定め、新しい終点は、定義済の終点を含ん
で修正する場合に定める。

次に、修正開始点または新しい始点と修正終了点または
新しい終点とを線で結ぶように形状を定義しくステップ
Ｓ９）、定義が終了した後、不要な部分を消去するよう
に指示をする（ステップ５ｌＯ）。これによって、定義
済の形状のうち修正開始点と修正終了点に挟まれた形状
、または新しい始嶽が定められている場合は、定義済の
形状のうち始点と修正終了点に挟まれた形状、または新
しい終点が定められている場合は、定義済の形状のうち
修正開始点と終点に挟まれた形状が消去され、結果とし
てオペレータの望む形状が定義できる。

第３図は、本発明の数値制御情報作成機能における形状
定義方法を実施した第１の具体例を示す。この場合、線
分＋４．１５，１６．１７．１８．１９で構成される形
状を、線分１４，１５°、２（１，２１，ｌｆｌｏ、１
！１で構成される形状に修正するものである。

上述の手順に基づいてこの具体例について説明すると、
先ず修正開始点を線分１５の上に定め（ステップＳ７）
、次に修正終了点を線分１８の上に定める（ステップ５
８）。次に、この修正開始点と修正終了点とを結ぶ線分
２０．２１を定義しくステップＳ９）、その後定義済の
形状の不要部を消すように指示を出す（ステップ５１０
）。これによって修正開始点と修正終了点に挟まれた線
分１５の一部、線分１８の一部及び線分１［ｉ、１７が
自動的に消去され、結果的に線分１４．１５．２０．２
＋、＋８°、１９で構成される形状か得られる。

なお、ステップＳ８はステップＳ９の前に必ず行なわな
ければならないわけではなく、ステップＳ９を行なった
後ステップＳ８を行なっても効果は変わならい。例えば
、形状の接続点を順次人力すると同時にその点同士の接
続関係を人力する方式では、第３図の場合、修正開始点
を指定しくステップＳ７）、その座標値を入力し、次と
の接続関係として「右横線分」を入力する。次に、接続
点として線分２０と線分２１の接続点を指定してその座
標値を人力し、次との接続関係として「右下線分」と人
力する。このような手順により接続形状を定義しくステ
ップＳ９）、最後に修正終了点を指定し、その座標値を
人力して（ステップＳ８）終了する。これによって、ス
テップＳ９の前にステップＳ８を実行した場合と同様の
結果が得られる。

第４図は、本発明の数値制御情報作成機能における形状
定義方法を実施した第２の具体例を示す。この場合、線
分１４，１５，１６４７．１８．１９で構成される形状
を、線分２２，２３，１１ｉ°、１７，１８．１９で構
成される形状に修正するものである。

上述の手順に基づいてこの具体例について説明すると、
先ず新しい始点を定める（ステップＳ７）。このとき定
義済の形状の線上に定める必要はない。次に、修正終了
点を定義済の形状の上に定め（ステップＳ８）、新しい
始点と修正終了点とを結ぶ線分２２．２３を定義しくス
テップＳ９）、その後定義済の形状の不要部を消すよう
に指示を出す（ステップ５１０）。これによって、定義
済の形状で始点と修正終了点に挟まれた線分１４．１５
及び線分１６の一部が自動的に消去され、結果的に線分
２２．２：１，１６’、＋７．１８．１９で構成される
形状が得られる。なお、この場合も、ステップＳ８に先
じてステップＳ９を行なっても同様の結果が得られる。

第５図は、本発明の数値制御情報作成機能における形状
定義方法を実施した第３の具体例を示す。この場合、線
分１４．＋５．１６．１７，１８．１９で構成される形
状を、線分１４，１５．１６”、２４．２５，２［ｉで
構成される形状に修正するものである。

上述の手順に基づいてこの具体例について説明すると、
先ず修正開始点を定義済の形状の線上に定め（ステップ
Ｓ７）、次に新しい終点を定める（ステップＳ８）。次
に、修正開始点と新しい終点とを結ぶ線分２４，２５．
２６を定義しくステップＳ９）、その後定義済の形状の
不要部を消すように指示を出すくステップ５１０）。こ
れによって、定義済の形状で修正開始点と終点に挟まれ
た線分の一部及び線分１７，１８．１９が自動的に消去
され、結果的に線分１４．１５．１６”、２４，２５．
２［ｉで構成される形状が得られる。ｆｔ　’ｒｓこの
場合も、ステップＳ８に先してステップＳ９を行なって
も同様の結果が得られるのは勿論である。

（発明の効果） 以上のように本発明の数値制御情報作成機能における形
状定義方法によれば、定義済の形状の修正が容易に行な
えるので、実用的には極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の数値制御３１１情報作成機能における
形状定義方法を実現するブロック図、第２図は本発明の
数値制御情報作成機能における形状定義方法の手順の説
明図、第３図は第１の具体例の説明図、第４図は第２の
具体例の説明図、第５図は第３の具体例の説明図、第６
図は従来の数値制御情報作成機能における形状定義方法
のブロック図、第７図は従来の数値制御情報作成機能に
おける形状定義方法の手順の説明図、第８図は従来の方
法による具体例の説明図である。 １・・・キーボード、２・・・形状データ人力部、３・
・・定義形状格納部、４・・・加工径路生成部、５・・
・加工径路データ格納部、１２・・・修正形状格納部、
Ｉ３・・・定弄形状修正部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、数値制御プログラムまたは数値制御される機械を運
   転する指令を作成する数値制御情報作成機能における形
   状定義方法において、定義済の形状を修正する場合、前
   記定義済の形状と修正後得られるべき形状との間で差異
   のある前記修正後得られるべき形状の部分について、そ
   の両端の２点を線で結ぶことにより前記修正後得られる
   べき形状を定義し、前記２点が前記定義済の形状を構成
   する線上にあるときは、前記定義済の形状における前記
   ２点により挟まれた線を自動的に消去し、前記２点のう
   ちの一方の点のみが前記定義済の形状を構成する線上に
   ないときは、前記定義済の形状における前記一方の点に
   対応する端点と前記２点のうちの他方の点とにより挟ま
   れた線を自動的に消去することにより前記定義済の形状
   の修正を行なうようにしたことを特徴とする数値制御情
   報作成機能における形状定義方法。