JPH0293726A - コンソール入出力制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、コンソール人出力制御装置に関し、特に、複
数のタスクから一台のコンソールを共有する場合のコン
ソール人出力制御装置に関する。

［従来の技術］ 従来、複数タスクが一台のコンソールを共有する場合の
コンソール入出力制御装置には、各タスクが直接コンソ
ールをアクセスするものと、コンソール入出力を一手に
行なうタスクを作るものと、複数画面を用いるマルチウ
ィンドウを利用するものとがあった。

［解決すべき課題］ 上述した従来のコンソール人出力制ｇＩＪ装置は、以下
のような課題があった。

■直接コンソールをアクセスするものでは、先に入力要
求を行なったタスクへの入力が完了するまで、別のタス
クからの入力要求を受け付けることができないため、複
数のタスクからの入力要求を同時に受け付けることがで
きず、また、複数のタスクあ）らの表示要求と入力要求
が非同期に発生することによる画面の乱れを修復するこ
とができないためにキー入力が困難となる。

■コンソール入出力を一手に行なうタスクを作った場合
、全ての入出力を考慮して作る必要があり、システムご
とに固有となって汎用性、拡張性に乏しくなる。

■マルチウィンドウを利用するものでは、ソフトウェア
の規模が大きくなり、簡易に使用できない。

本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、複数
タスクが専用のコンソールをあたかも持っているように
、しかもそれを簡便に実現することが可能なコンソール
入出力制御装置の提供を目的とする。

［課題の解決手段］ 上記目的を達成するため、本発明のコンソール人出力制
御装置は、表示要求の待行列を管理し、表示データの混
在をある単位にまとめる表示要求待行列管理手段と、入
力要求の待行列を管理してこれを並び替え、任意の入力
要求先にキー入力データを受け渡す入力要求待行列管理
手段と、キー入力に表示要求を優先して実行する表示手
段と、キー入力中に表示要求を優先して表示した場合に
キー入力中のデータを保存するとともに画面を再生する
画面再生手段とを備えた構成としである。

［実施例］ 以下、図面にもとづいて本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係るコンソール人出力制
御装置のシステム構成図である。

同図において、ｌは表示要求待行列であり、表示要求元
タスクＡ、Ｂ、Ｃからの表示要求２−ａ。

２−ｂ、２−ｃを順番につないだ待行列である。

また、３は表示制御部であり、画面４に対する表示を制
御する。

次に、５は入力要求待行列であり、入力要求元タスクＤ
、Ｅ、Ｆからの入力要求６−ｄ、６−ｅ。

６−ｆを順番につないだ待行列である。また、７は入力
制御部、８はコンソール（キーボード）である。なお、
この入力制御部７は、キーボード８の入力を受け取り、
待行列５の先頭の入力要求６−ａに入力せしめ、改行が
入力されたときにその要求元タスクに伝える。

そして、矢印９は各タスクからの表示要求であり、矢印
ｌＯはキー入力を各タスクに伝える。

上記構成において、表示要求９からの表示要求は、各タ
スクごとに要求順に表示要求待行列ｌにつながれ、表示
要求２−ａが一行分の表示要求になったときに表示制御
部３を通して画面に表示を行なう。なお、表示は行単位
で行なう。

一方、各タスクからのキー入力要求は、入力要求待行列
５に要求順つながれる。また、先頭の入力要求６−ａが
プロンプトを持つ場合、表示制御部３を通してプロンプ
トを表示する。そして、キーボード８からの入力を入力
要求６−ａが受け取り、入力データを矢印１０を通して
要求元タスクに送る。

ここで、キー入力中に一行分の表示要求があると、表示
制御部３は強制改行を行ない、要求のあった表示を行な
う。ただ、そのときに入力待行列５における先頭の入力
要求６−ａは、プロンプトとそれまでの入力文字を保存
しておく。そして、このキー入力中に表示が割り込むこ
とによって入力中画面が乱れた場合は、特定のキーを入
力する。

すると、入力待行列５は、先頭の入力要求６−ａに保存
されているプロンプトとそれまでの入力データを表示制
御部３を通して再表示し、画面４を表示の割り込み前の
状態に再生する。

次に、第２図は、第１図のコンソール人出力制御装置に
おける入力要求部分の構成図である。

ここで、キーボード８をどの入力要求に割り当てるかは
、ある特定のキー入力によって切り換えることができる
。すなわち、切換キーが−回入力されるごとにキーの割
当を入力要求６−ｄ、６−ｆ、６−ｄ・・・と順次回転
させ、任意の要求元とキー入力を対応付けることを可能
としている。

このように本実施例では、複数の要求元タスクからの表
示要求を同時に受け付け、行単位あるいは複数行単位に
順次コンソールに表示するとともに、複数の要求元タス
クからのコンソールキー入力要求を同時に受け付け、コ
ンソールキー入力を複数のキー入力要求元に切り換えて
受け渡すにあたり、表示要求をキー入力要求に優先し、
キー入力中であっても中断して表示を行ない、この際に
、入力のためのガイドメツセージであるプロンプトとコ
ンソールキー入力中のデータを保存するとともに、これ
によって乱れた画面を再生している。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、表示については表示要求
の待行列を管理しである単位にまとめ、キー入力中でも
表示を優先するとともに、入力については入力要求の待
行列を管理し、ざらにキー操作で待順を変えるとともに
表示が割り込んだ場合は画面再生を行なうことにより、
複数タスクが専用のコンソールをあたかも持っているよ
うに、しかもそれを簡便に実現することが可能なコンソ
ール人出力制御装置を提供できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るコンソール人出力制御
装置のシステム構成図、第２図は第１図のコンソール人
出力制御装置における入力要求部分の構成図である。 表示要求待行列 表示要求 表示制御部 画面 入力要求待行列 ６：入力要求 ７二入力制御部 ８：コンソール 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表示要求の待行列を管理し、表示データの混在をある単
   位にまとめる表示要求待行列管理手段と、入力要求の待
   行列を管理してこれを並び替え、任意の入力要求先にキ
   ー入力データを受け渡す入力要求待行列管理手段と、キ
   ー入力に表示要求を優先して実行する表示手段と、キー
   入力中に表示要求を優先して表示した場合にキー入力中
   のデータを保存するとともに画面を再生する画面再生手
   段とを具備することを特徴とするコンソール入出力制御
   装置。