JPH0291159A - 顔料着色熱可塑性樹脂 - Google Patents

顔料着色熱可塑性樹脂

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JPH0291159A
JPH0291159A JP1214285A JP21428589A JPH0291159A JP H0291159 A JPH0291159 A JP H0291159A JP 1214285 A JP1214285 A JP 1214285A JP 21428589 A JP21428589 A JP 21428589A JP H0291159 A JPH0291159 A JP H0291159A
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    • C08K5/0091Complexes with metal-heteroatom-bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、@換フタロシアニンの添加により熱安定化さ
れた顔料で着色された熱可塑性樹脂に関する。
銅フタロシアニンのある種のジアルキルアミノ誘導体を
、熱硬化性ポリエステル中でフタロシアニン・ベース顔
料とともに組込むと、顔料凝集防止として有効で、樹脂
と顔料との均質混合物が得られることが特開昭62−2
70655号から既知である。
少量のジメチルアミノメチル銅フタロシアニン化合物を
、フタロシアニン・ベース顔料とともに熱可塑性樹脂に
組込むと、顔料着色した樹脂組成物の顔料に驚く程顕著
な熱安定性を付与することを今や見出した。
従って本発明は、 (A)熱可塑性樹脂、 (B)金属フタロシアニン顔料および (C)成分(B)に対する熱安定性付与剤として、顔料
(B)の重量に対して0.5ないし30重量%の下記C
I)式で表されるジメチルアミノメチル銅フタロシアニ
ン を含む熱安定な顔料着色熱可塑性樹脂を提供する。
(式中、Cu P cは、場合により4個まで、好まし
くは1個までの塩素原子または臭素原子、もしくは1個
までのスルホン酸基で置換された銅フタロシアニン残基
であり、より好ましくはCu P cは塩素原子または
臭素原子もしくはスルホン酸基で置換されていないもの
であり。
又は0.1ないし4.O1好*L、くは1.oないし3
.0の範囲内の値であり、あるいはXの異なる値を有し
ている式(1)の化合物の混合物である。) 成分(A)としての熱可塑性樹脂は、高密度ポリエチレ
ン(HDPE) 、ポリプロピレン(p p)あるいは
ポリエチレンテレフタレート(PETP)、ポリブチレ
ンテレフタレート(PBTP)、ポリカーボネート(p
c)、ポリアミド(PA)、ポリフェニレンオキシド(
ppo)、ポリエーテルエーテルケトン(P E E 
K)、ポリフェニレンスルフィド(pps)、ポリエー
テルスルホン(P E S)、アクリロニトリル−ブタ
ジェン−スチレン(ABS)共重合体、ポリスチレン(
ps) 、変性ポリフェニレンエーテル、ポリアセター
ルおよびこれらのアロイ、例えばPC/PBTPyロイ
のようないわゆる「エンジニアリングプラスチック」の
いずれかである。
成分(B)としての金属フタロシアニン・ベース顔料は
、塩素化されていないものか、または工ないし4重量%
の塩素で塩素化されたものが好ましい、フタロシアニン
は銅フタロシアニンが好ましい。
本発明組成物中に存在する顔料成分(B)の量は、成分
(A)の重量に対して30重量%までであり、好ましく
は0.001ないし3重量%である。
式(I)の化合物は既知材料であり、例えば(a)常圧
下で濃ギ酸(ドイツ特許筒724.212号)と、また
は (b)加圧下で希ギ酸(ドイツ特許筒2,184,
744号)とアミノメチル銅フタロシアニンとを反応さ
せることにより製造することができる。
別法として、好ましくは、平均工ないし4個の7ミノメ
チル基を有するアミノメチル銅フタロシアニン、ホルム
アルデヒド、および濃度2ないし60%のギ酸水溶液を
常圧、昇温下で反応させて調製できる。この方法は欧州
特許出願A−第311,562号により詳細に記載され
ている。
成分(B)と前記のようにして得られた成分(C)との
混合物を成分(A)である熱可塑性樹脂に組込むに先立
って、成分(B)であるフタロシアニン顔料を加工する
間に、式(I)の化合物を成分(B)の粗製フタロシア
ニン中に組込むのが便利である。金属フタロシアニン顔
料の重量に対し、好ましくは0.5ないし30重量%、
より好ましくは3ないし15重量%の式(I)の化合物
を成分(B)に混合する。
フタロシアニン・ベース粗顔料を顔料形態に加工または
転換するには、粗製フタロシアニンと式(I)の化合物
を混合し、この混合物を磨砕して行なうことができる。
この磨砕け、固形の粒状磨砕助剤の存在下において行な
われる。この助剤は磨砕後除去することができる。この
磨砕助剤としては、例えば塩化ナトリウムまたは塩化カ
ルシウムのような鉱酸のアルカリ金属塩またはアルカリ
土類金属塩が使用できる。磨砕助剤の使用量は、フタロ
シアニン組成物に対して500重量%までであることが
できる。必要があれば、磨砕助剤に対して 2.5ない
し25重量%の、有機酸のアルカリ金属塩、例えば酢酸
ナトリウムを磨砕工程中に存在させることもできる。
使用する出発原料である粗製フタロシアニンが銅フタロ
シアニンである場合には、このような加工により、α結
晶型が優位を占める安定した顔料型銅フタロシアニンが
得られるであろう、粗製銅フタロシアニンをβ結晶型顔
料である銅フタロシアニンに転換したい時には、銅フタ
ロシアニン組成物の重量に対して0.5ないし10重量
%のジエチルアニリンのような有機液体の存在下におい
て磨砕を行なうことができる。
希望する粒度を有し、着色性が向上した顔料型フタロシ
アニンを製造する第二番目の方法としては、少なくとも
部分的に水と混和性のある極性有機液体、例えばイソプ
ロパツールと一緒に基材のフタロシアニン原料を磨砕し
処理することができる0式(I)の化合物は加工中の任
意の段階で混合することができる。
粗製フタロシアニン出発原料を顔料型に転換する第三番
目の方法としては、粗製フタロシアニンと式(I)の化
合物とを混合し、この混合物に強硫酸を添加し、ついで
この硫酸溶液またはスラリーを水に添加してフタロシア
ニンを再沈殿させることができる。
この強硫酸の使用量は、フタロシアニン組成物の重量に
対して 200ないし1,500重量%であることがで
き、この酸処理はOないし100℃、好ましくは40な
いし80℃の温度で行なうことができる。
必要があれば、酸溶液を水に添加する前に、界面活性剤
を水に加えることができる。必要により添加する界面活
性剤の量は、フタロシアニン組成物の重量に対して0.
5ないし10重量%が便利であり、適当な界面活性剤は
ドデシルベンゼンスルホン酸である。
使用する出発原料である粗製フタロシアニンが銅フタロ
シアニンである場合には、このような酸処理により、α
結晶型である安定な銅フタロシアニンが得られるであろ
う、必要があればこの顔料を前記の磨砕工程にかけて、
希望する範囲の粒度を有するα結晶型銅フタロシアニン
顔料にすることができる。
粗製フタロシアニンを顔料型に転換する第四番目の方法
としては、粗製フタロシアニンのみを強硫酸で処理し、
この酸溶液を水に添加して再沈殿させ、得られた顔料生
成物を前記のような磨砕工程にかけ、この磨砕工程中に
おいて式(I)の化合物を混合するか、加工工程のもっ
と後の工程で混合することができる。
金属フタロシアニン成分(B)と式(I)の化合物とを
含む顔料組成物は、通常の方法で熱可塑性樹脂中に混合
することができる。
下記の実施例は本発明をさらに説明するためのものであ
る。百分率は重量%である。
星 100%フタルイミドメチル銅フタロシアニン(銅フタ
ロシアニン1分子中に約2.5個のフタルイミドメチル
基を含む)34gをフィルターケーキの形で、90℃に
おいて水100g中でスラリー化する。滑らかで塊のな
いペーストが得られれば、98〜100%のヒドラジン
水和物15gを添加し、130℃に保った油浴中で撹拌
しながら混合物を還流する。加熱を止め、混合物を水で
希釈し、比重0.880のアンモニア水溶液でPHを9
.0に調節する。生成物をミ濾過し、1%アンモニア水
溶液で洗浄する。必要があれば、アミノメチル銅フタロ
シアニンを60℃で乾燥することができる。
前記(A)の工程で調製したアミノメチル銅フタロシア
ニン(銅フタロシアニン1分子中に2.5個のアミノメ
チル基を含有する)プレスケーキ(固型分27%含有)
100gを、98%ギ酸aogおよび水187gと90
℃で混合し、均質になるまで撹拌する。
40%ホルムアルデヒド水溶液18gを添加する。この
混合物は 22.4%のギ酸溶液となる。混合物を95
℃で6時間加熱し、ついで冷水500g中に注水し、冷
水で1,000gとし、比重 0.880のアンモニア
溶液でp)(+を8.0に調節する。生成物をミ濾過し
、0.1%アンモニアを含有する冷水5,000gで洗
浄し、60℃で乾燥し、フィルターケーキの形で単離す
る。収量27.1g。
(C)  ジメチルアミノメチル銅フタロシアニンの混
合 β結晶型銅フタロシアニンのLogを水100g中にス
ラリー化した水性スラリーに、水20g中に分散させた
ジメチルアミノメチル銅フタロシアニン[工程(B)に
おいて調製したようなl1gを添加する。塩酸水溶液を
加えてPHを1とし、60℃において1時間撹拌して後
、顔料をp則し、酸がなくなるまで洗浄し、60℃で乾
燥する。顔料を磨砕し、150μmふるいでふるい分け
する。
(D)  顔料組成物のHDPEへの混合と熱安定性の
評価 ローラーを150℃と110℃とに設定し、ロール間隙
を 0 、3 m mとした二本ロールにHDPE (
loog)を導入する。重合体を1分間磨砕して完全に
均質にし、ついで微粉末二酸化チタン(1,0g)を3
0秒間で重合体上に振りかける。ついで重合体を切断し
、さらに30秒間連続的に折重ねる。青色顔料(0,1
g)をさらに30秒間で重合体に振りかける。さらに、
8分間磨砕、切断、折り重ね、再磨砕した後、ロール間
隙を 1.5mmに調節して練り生地をシート状で取り
出して、室温まで冷却し、チップにし、バレルを初め2
00℃に設定し、ついでバレル温度を20℃段階で32
0℃に上昇し、各温度における滞留時間を5分間にした
射出成形機に供給する。
得られた不透明な青色成形物は、ジメチルアミノメチル
銅フタロシアニンを添加しなかった成形物に比較して、
有意により高い温度において色相が均一性であることを
示した。
尖五■−旦 実施例1(C)で調製したような顔料組成物を磨砕し、
150μmふるいでふるい分ける。ポリブチレンテレフ
タレート樹脂100g、微粉末二酸化チタン1.0gお
よび顔料0.2gの均質混合物を、260℃における押
出しで造粒する。ついで造粒配合物をバレルを260℃
に設定した射出成形機に供給する。
配合物を成形機に一様に通すと、青色成形物を得る。つ
ぎにバレルを260℃、275℃、さらに290℃に設
定して各温度での滞留時間を5分間として射出成形手順
を繰り返す。
ジメチルアミノメチル銅フタロシアニンを添加しなかっ
た比較成形物に比較して、前記温度範囲全般にわたって
、本実施例成形物の青味の均一性は高度に保持され、そ
の差異、は高度に有意である。
実施例 3 実施例1(C)で調製したような顔料組成物を磨砕し、
150μmふるいでふるい分ける。ついでポリカーボネ
ート/ポリブタジェンテレフタレートアロイの100g
と顔料の0.1gとを含む均質混合物を作る。この均質
混合物を260℃で押出し造粒する。つぎにバレルを2
60℃に設定した射出成形機に造粒配合物を供給する。
射出成形機の操作条件を制御して、配合物を一様に通し
て射出成形物を製造する。ついでバレルの設定温度を2
60℃、270℃、280℃、290℃および300℃
とし、各温度における滞留時間を5分間にして射出成形
手順を繰り返す、ジメチルアミノメチル銅フタロシアニ
ンを添加しなかった比較成形物に比較して、前記温度範
囲全般にわたって、本実施例成形物の青色の均一性は高
度に保持され、その差異は高度に有意である。
にさらに水100gを加え、つづいて水酸化カリウムの
50%液46.6gを添加する。つぎに、混合物を撹拌
しながら90〜95℃において1時間加熱し、そして冷
水240gを加え、この混合物を15分間撹拌する。4
Mの硫酸369gを15分間かけて添加し、この混合物
を90〜95℃に加熱し、この温度に4時間保持する0
、冷水200gを加え、得られたスラリーをミ濾過し、
フィルターケーキを熱水で酸がなくなるまで洗浄する。
塩素化アミノメチル銅フタロシアニンの232gが、固
型分15.7%のフィルターケーキとして得られる。
ンの調製 100%フタルイミドメチル銅フタロシアニン(銅フタ
ロシアニン1分子中に約1.5個のフタルイミドメチル
基と 0.3個のクロロ基とを含む)40gをフィルタ
ーケーキの形で、水226g中に添加する。1.5時間
後実施例4(A)で得たプレスケーキの128g(乾燥
重量20g)を水90gおよび98%ギ酸59.3gと
混合し、均質になるまで90℃で撹拌する。ホルムアル
デヒドの40%水溶液を添加し、撹拌してこの混合物を
95℃で6時間加熱する。つぎにこの熱スラリーを冷水
500g中に注入し、冷水で1.000gとし、比重0
.880のアンモニア溶液でpHを8.0に調節し、生
成物をヂ過、洗浄してフィルターケーキとして単離する
。収量は乾燥重量で17.14 gである。
実施例4(B)で得た生成物を、β結晶型銅フタロシア
ニンの水性スラリー(顔料13g含有)に、添加率5%
(乾燥重量0.65 g)において60℃で加える1分
散後、得られた分散液に塩酸水溶液を加えてpH1とし
、混合物を1時間撹拌する。顔料をミ戸別し、酸がなく
なるまで洗浄し、60℃で乾燥する。顔料を磨砕し、1
50μmふるいでふるい分ける。
実施例4(C)で得た顔料調合物を、実施例1(D)の
方法に準じてポリスチレン中に混合する。使用量は実施
例1(D)と同一である。塩素化ジメチルアミノメチル
銅フタロシアニンを混合しないで実施例4(C)と同様
に調製した顔料で得た生成物に比較して。
本実施例で得た生成物の青色はより高温まで保持され、
その差異は有意である。
失胤■−旦 実施例1 (C)と同様に調製した顔料組成物を、実施
例1(D)の方法に準じて処理し、同一の使用量でポリ
プロピレン中に混合する。
ジメチルアミノメチル銅フタロシアニンを含まない顔料
を使用して得た生成物と比較して、本実施例で得た生成
物の青色はより高温まで保持され、その差異は有意であ
る。
叉胤涯−且 実施例1(C)と同様に調製した顔料組成物を、実施例
1(D)の方法に準じて処理し、同一の使用量でポリス
チレン中に混合する。
ジメチルアミノメチル銅フタロシアニンを含まない顔料
を使用して得た生成物と比較して、本実施例で得た生成
物の青色はより高温まで保持され、その差異は有意であ
る。
実施例 7 実施例1(C)と同様に調製した顔料組成物を、実施例
1(D)の方法に準じて処理し、同一の使用量でアクリ
ロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体中に混合す
る。ジメチルアミノ銅フタロシアニンを含まない顔料を
使用して得た生成物と比較して、本実施例で得た生成物
の青色はより高温まで保持され、その差異は有意である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)熱可塑性樹脂、 (B)金属フタロシアニン顔料および (C)成分(B)に対する熱安定性付与剤 として、顔料(B)の重量に対して 0.5ないし30重量%の下記( I ) 式で表されるジメチルアミノメチル 銅フタロシアニン を含む顔料着色熱可塑性樹脂組成物 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、CuPcは場合により4個まで、好ましくは1
    個までの塩素原子または臭素原子、もしくは1個までの
    スルホン酸基で置換された銅フタロシアニン残基であり
    、より好ましくはCuPcは塩素原子または臭素原子も
    しくはスルホン酸基で置換されていないものであり、 Xは0.1ないし4.0、好ましくは1.0ないし3.
    0の範囲内の値であり、あるいはXの異なる値を有して
    いる式( I )の化合物の混合物である。)。 2、CuPcが塩素原子または臭素原子 もしくはスルホン酸基を含まない銅フタロシアニン残基
    である請求項1記載の組成物、 3、Xが1.0ないし3.0の範囲内の値 である請求項1記載の組成物。 4、成分(A)の熱可塑性樹脂が高密度 ポリエチレン、ポリプロピレンまたはエンジニアリング
    プラスチックである請求項1記載の組成物。 5、前記エンジニアリングプラスチック がポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタ
    レート、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリフェニレ
    ンオキシド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニ
    レンスルフィド、ポリエーテルスルホン、アクリロニト
    リル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリスチレン、
    変性ポリフェニレンエーテル、ポリアセタールまたはこ
    れらのプラスチックのアロイである請求項4記載の組成
    物。 6、成分(B)の金属フタロシアニンが 非塩素化銅フタロシアニンである請求項1記載の組成物
    。 7、組成物中に存在する成分(B)であ る金属フタロシアニン顔料の量が、成分(A)の重量に
    対して30重量%までである請求項1記載の組成物。 8、成分(B)である金属フタロシアニ ン顔料の量が、成分(A)の重量に対して 0.001ないし3重量%の範囲内にある 請求項7記載の組成物。 9、金属フタロシアニン顔料と、該金属 フタロシアニン顔料用の熱安定剤として、金属フタロシ
    アニン顔料の重量に対して0.5ないし30重量%の請
    求項1で定義した式 ( I )の化合物とを樹脂に混合することを含んでなる
    顔料着色熱可塑性樹脂中の顔料に熱安定性を付与する方
    法。 10、式( I )の化合物と、顔料形態の金 属フタロシアニンとの混合物を熱可塑性樹脂中に混合す
    るのに先立って、粗製金属フタロシアニンを顔料形態に
    転換する間に式( I )の化合物を粗製金属フタロシア
    ニン中に混合する請求項9記載の方法。
JP1214285A 1988-08-22 1989-08-22 顔料着色熱可塑性樹脂 Expired - Lifetime JP2685300B2 (ja)

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GB (1) GB8819890D0 (ja)

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