JPH0290761A - 電話機のダイヤル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電話機のダイヤル装置に関し、特にリダイヤル
機能を有する電話機のダイヤル装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のリダイヤル機能付きダイヤル装置は、電
話番号−つ分だけを記憶するメモリーを内蔵する構成に
なっていた。

第２図は従来の一例を説明するためのリダイヤル機能付
きダイヤル装置の構成図である。

第２図に示すように、従来のキーボード１′は０〜９．
＊、＃のデータキーと、リダイヤルを実行するためのリ
ダイヤルキーとで構成され、キーボード入力処理回路２
に回路的に接続されている。リダイヤル用メモリー３′
はダイヤル信号送出に備えて、キーボード１′より入力
されるデータを制御回路らの制御にもとづきデータバス
８を介して一時格納しておくバッファ用メモリーであり
、同時にその後のリダイヤル操作により送出されるべき
ダイヤル信号のデータを格納しておくメモリ−である。

ダイヤル信号送出回路４はメモリー３′に格納されたデ
ータを制御回路５の制御にもとづきデータバス８を介し
て順次読み出し、ダイヤルパルス信号又はＤ　Ｔ　Ｍ　
Ｆ　（Ｄｕａｌ　Ｔｏｎｅ　ＭｕｌｔｉＦｒｅｑｕｅｎ
ｃｙ）信号のダイヤル信号に変換してダイヤル信号送出
端子６から送出する回路である。また、上述した制御回
路５はキーボード入力処理回路２の制御とメモリー３′
の入出力制御とダイヤル信号送出回路４の制御とを行う
回路であり、７はフックスイッチ入力端子を表わす。

次に、かかるダイヤル装置の回路動作について説明する
。

まず、フックスイッチ入力端子７の状態がオフフックと
なった後に、キーボード１のデータキーによりデータが
入力されると、キーボード入力処理回路２が入力された
データを処理してデータバス８に入力されたデータキー
に該当するコードを送出すると共に、制御回路５にデー
タキー人力があった旨を示す信号を送出する。この制御
回路５はメモリー３′にデータが何桁書き込まれている
かを示す書き込みポインタを有しており、オフフッタ後
にキーボード１′からのデータキー人力があると、前記
書き込みポインタをクリアし、メモリー３′の第１桁に
データバス８上のデータを書き込む。以後、キーボード
１′のデータキーより入力される度に、同様の過程を経
て制御回路５にデータキー人力があったことを示す信号
が送出される。この制御回路５はデータキー人力がある
度に書き込みポインタを順次繰り上げ、メモリー３′の
第２桁以後に入力されたデータキーに該当するコードを
順次書き込む。一方、制御回路５はメモリー３′よりデ
ータが何桁読み出されたかを示す読み出しポインタをも
有しており、書き込みポインタと読み出しポインタの値
を常時比較している。すなわち、メモリー３′の第１桁
にデータが書き込まれると読み出しポインタをクリアし
、第１桁のデータを読み出し、ダイヤル信号送出回路４
に転送する。ダイヤル信号の送出が完了すると、読み出
しポインタを繰り上げ、メモリー３′の第２桁のデータ
を読み出し、ダイヤル信号送出回路４に転送する。以後
、読み出しポインタと書き込みポインタの値が一致する
までこの動作を繰り返す。

次に、リダイヤルを行う時の動作シーケンスを説明する
。

フックスイッチ入力端子７の状態がオフフックとなった
後に、キーボード１のリダイヤルキーにより再接続デー
タが入力されると、キーボード入力処理回路２が入力さ
れたキーデータを処理し、制御回路５にリダイヤルキー
人力があったことを示す信号を送出する。この制御回路
５は書き込みポインタはそのままにしておき、読み出し
ポインタのみクリアして、メモリー３′からのデータの
読み出しとダイヤル信号送出回路４へのデータの転送を
開始する。以後、書き込みポインタと読み出しポインタ
の値が一致するまでダイヤル信号の送出を続ける。この
時、メモリー３′には前回ダイヤルした時のデータがそ
のまま残っており、書き込みポインタには前回ダイヤル
した時の桁数がそのまま残っているため、前回のダイヤ
ルと同一のダイヤル信号送出が行われる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のリダイヤル機能付きダイヤル装置は、電
話番号が一つ分だけのメモリーを内蔵する構成となって
いるため、前回ダイヤルした電話番号しかリダイヤルで
きないという欠点かある。

一般に、電話機のリダイヤル機能は通話しようとした相
手が話中であった場合などで、再度同一の相手にダイヤ
ルする必要のある時に便利な機能である。しかしながら
、Ａ、Ｈの２名に電話する必要が生じた場合で、Ａにダ
イヤルしたところＡは話中であったため、Ｂにダイヤル
したとする。

このＢとの通話を終了し、再びＡにダイヤルしようとし
てもＡへのダイヤルの後にＢへのダイヤルを行っている
ために、Ａへのダイヤルにはリダイヤル機能を用いるこ
とができない。従って、従来のリダイヤル機能付きダイ
ヤル装置では直前にＡへのダイヤル操作を行っているに
もかかわらず、再び同一の手順で複雑なダイヤル操作を
行わねばならないという欠点がある。

本発明の目的は、かかる操作性を向上させ且つ再操作に
よる誤操作の防止等を実現するリダイヤル機能を備えた
電話機のダイヤル装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の電話機のダイヤル装置は、少なくとも二つのリ
ダイヤル釦を有し電話番号を入力するためのキーボード
と、前記キーボードからの入力を処理するキーボード入
力処理回路と、前記キーボードより入力される電話番号
を一時格納しておく第一および第二のリダイヤル用メモ
リーと、ダイヤル信号送出回路と、前記キーボード入力
処理回路、第一および第二のリダイヤル用メモリー、ダ
イヤル信号送出回路を制御する制御回路とを含み、前記
二つのリダイヤル釦の操作により前記二つのメモリーに
格納した複数の電話番号をデータバスを介して読み出す
ように構成される。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例を説明するためのリダイヤル
機能付きダイヤル装置の構成図である。

第１図に示すように、キーボード１は０〜９゜＊、＃の
データキーと、前回ダイヤルした電話番号をリダイヤル
するための第一のリダイヤルエキ−と、前々回ダイヤル
した電話番号をリダイヤルするための第二のリダイヤル
機能−で構成されている。キーボード入力処理回路２は
キーボード１に回路的に接続されている。第一のリダイ
ヤル用メモリー３Ａはダイヤル信号送出に備えて、キー
ボード１より入力されるデータを制御回路５の制御にも
とづきデータバス８を介して一時格納しておくバッファ
用メモリーであり、同時にその後の第一のリダイヤル■
操作により送出されるべきダイヤル信号のデータを格納
しておくメモリーである。また、第二のリダイヤル用メ
モリー３Ｂは前々回ダイヤルした電話番号をリダイヤル
するキーボード１のリダイヤル■操作により送出される
べきダイヤル信号のデータを格納しておくメモリーであ
る。ダイヤル信号送出回路４は第一および第二のリダイ
ヤル用メモリー３Ａ、３Ｂに格納されたデータを制御回
路５の制御にもとづきデータバス８を介して順次読み出
し、ダイヤルパルス信号又はＤＴＭＦ信号のダイヤル信
号に変換してダイヤル信号送出端子６から送出する回路
である。また、上述した制御回路５はキーボード入力処
理回路２の制御と第一および第二のメモリー３Ａ、３Ｂ
の入出力制御とダイヤル信号送出回路４の制御とを行う
回路であり、７はフックスイッチ入力端子を表わす。

次に、かかるダイヤル装置の回路動作について説明する
。

まず、フックスイッチ入力端子７の状態がオフフックと
なった後に、キーボード１のデータキーによりデータが
入力されると、キーボード入力処理回路２が入力された
データを処理して制御回路５にデータキー人力があった
事を示す信号を送出する。制御回路５は第一のリダイヤ
ルＩ用メモリー３Ａの書き込みポインタと読み出しポイ
ンタ、および第二のリダイヤル■用メモリー３Ｂの書き
込みポインタと読み出しポインタを有しており、前記キ
ーボード入力処理回路２よりデータキー人力があったこ
とを示す入力があると、まず第一のリダイヤル■用メモ
リー３Ａの読み出しポインタと第二のリダイヤル■用メ
モリー３Ｂの書き込みポインタをクリアし、第一のリダ
イヤル■用メモリー３Ａの第１桁のデータを第二のリダ
イヤル■用メモリー３Ｂの第１桁へ転送する。以後、第
一のリダイヤル１用メモリー３Ａの読み出しポインタと
第二のリダイヤル■用メモリー３Ｂの書き込みポインタ
を順次繰り上げながら第一のリダイヤル■用メモリー３
Ａの第２桁以後のデータを第二リダイヤル■用メモリー
３Ｂの第２桁以後に転送し、このデータ転送を第一のリ
ダイヤル■用メモリー３Ａの書き込みポインタと読み出
しポインタの値が一致するまで繰り返す。その後、第一
のリダイヤル■用メモリー３Ａの書き込みポインタをク
リアし、キーボード入力処理回路２のデータを第一のリ
ダイヤルＩ用メモリーの第１桁に書き込む。以後、キー
ボード１のデータキーよりデータが入力される度にキー
ボード入力処理回路２より制御回路５にデータキー人力
があったことを示す信号が送出され、この制御回路５は
データキー人力がある度に第一のリダイヤル■層メモリ
−３Ａの書き込みポインタを順次繰り上げ第一のリダイ
ヤル■層メモリ−３Ａの第２桁以後に入力されたデータ
キーに該当するコードを順次書き込む。−方、制御回路
５は第一のリダイヤル■層メモリ−３Ａの書き込みポイ
ンタと読み出しポインタを常時比較しており、第一のリ
ダイヤル■層メモリ−３Ａの第１桁にデータが書き込ま
れると、読み出しポインタをクリアし、第１桁のデータ
を読み出してダイヤル信号送出回路４に転送する。ダイ
ヤル信号の送出が完了すると、読み出しポインタを繰り
上げ、メモリー第２桁のデータを読み出しダイヤル信号
送出回路４に転送する。以後、読み出しポインタと書き
込みポインタの値が一致するまでこの動作を繰り返す。

次に、前回ダイヤルした電話番号をリダイヤルする時の
動作シーケンスについて説明する。

フックスイッチ入力端子７の状態がオフフックとなった
後に、キーボード１のリダイヤルエキ−により再接続デ
ータが入力されると、キーボード入力処理回路２が入力
されたキーデータを処理し、制御回路５にリダイヤルエ
キ−の入力があったことを示す信号を送出する。この制
御回路５は第一のリダイヤル■層メモリ−３Ａの読み出
しポインタのみクリアして、第一のリダイヤル■層メモ
リ−３Ａからのデータの読み出しとダイヤル信号送出回
路４へのデータの転送を開始する。以後、書き込みポイ
ンタと読み出しポインタの値が一致するまでダイヤル信
号の送出を続ける。この時、第一のリダイヤルＩ用メモ
リー３Ａには前回ダイヤルした時のデータがそのまま残
っており、書き込みポインタには前回ダイヤルした時の
桁数がそのまま残っているため、前回のダイヤルと同一
のダイヤル信号送出が行われる。

次に、前々回ダイヤルした電話番号をリダイヤルする時
の動作シーケンスについて説明する。

フックスイッチ入力端子７の状態がオフフックとなった
後に、キーボード１のリダイヤル■キーにより再接続デ
ータが入力されると、キーボード入力処理回路２が入力
されたキーデータを処理し、制御回路５にリダイヤル■
キー人力があったことを示す信号を送出する。この制御
回路５は第二のリダイヤル■用メモリー３Ｂの読み出し
ポインタのみをクリアして、第二のリダイヤル■用メモ
リー３Ｂからのデータの読み出しとダイヤル信号送出回
路４へのデータの転送を開始する。以後、書き込みポイ
ンタと読み出しポインタの値が一致するまでダイヤル信
号の送出を続ける。この時、第二のリダイヤル■用メモ
リー３Ｂには前々回ダイヤルした時のデータがそのまま
残っており、書き込みポインタには前々回ダイヤルした
時の桁数がそのまま残っているため、前々回のダイヤル
と同一のダイヤル信号送出が行われる。

このように、本発明の一実施例を説明するためのリダイ
ヤル機能付きダイヤル装置は、前述したように、Ａにダ
イヤルした後にＢと通話し、再びＡにダイヤルするよう
な場合でも、リダイヤル■キーの操作により前々回ダイ
ヤルの内容をリダイヤルすることができるので、操作性
が格段に向上することばかりでなく、キー誤操作による
誤ダイヤルを未然に防止することができる。

上述した実施例は二つのリダイヤル用メモリーを制御装
置とは別個に設けた例で説明したが、制御回路５の中に
第一のリダイヤル■層メモリ−３Ａが、あるいは第二の
リダイヤル■層メモリ−３Ｂかを選択するポインタを設
けてもよく、以下この例を説明する。

まず、ポインタがＯの時は第一のリダイヤル■層メモリ
−３Ａが、またポインタが１の時は第三のリダイヤル■
用メモリー３Ｂがそれぞれアクセスされるものとし、オ
フフック後の第一桁目のデータ入力がある度にポインタ
を反転し、第一のリダイヤル■層メモリーと３Ａ第二の
リダイヤル■用メモリー３Ｂを交互に使用する。また、
オフフック後リダイヤル■キーが入力された場合にはポ
インタは反転ぜずに前回のダイヤルデータをダイヤルし
、一方オフフック後すダイヤル■キーが入力された場合
にはポインタを反転して前々回のダイヤルデータをリダ
イヤルし、ダイヤル完了後に再びポインタを反転して元
の状態に戻す。

この第二の実施例の機能は前述した第一の実施例の機能
と変りないが、メモリー選択用のポインタを設けたこと
により第一のリダイヤルＩ用メモリー３Ａから第二のリ
ダイヤル■層メモリ−３Ｂへのデータ転送の必要性を無
くすことができ、よりか単な回路構成で本発明のリダイ
ヤル機能付きダイヤル装置を構成することが出入る。

尚、前記第一および第二の実施例では、前回および前々
回のダイヤルをリダイヤルすることができるリダイヤル
機能付きダイヤル装置を例としたが、リダイヤルメモリ
ーの数を３込以上として更に以前のダイヤルをもリダイ
ヤルできるリダイヤル機能付きダイヤル装置を容易に構
成することもできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように５本発明の電話機のダイヤル装置は
、少なくとも二つのリダイヤル釦を有し電話番号を入力
するためのキーボードと、キーボード入力処理回路と、
前記キーボードより入力される電話番号を一時格納して
おく第一および第二のリダイヤルメモリーと、ダイヤル
信号送出回路と、前記キーボード入力処理回路、リダイ
ヤル用メモリー、ダイヤル信号送出回路を制御する制御
回路とを含んで構成することにより、複数の電話番号を
格納することができるので、前々回あるいはそれ以前の
ダイヤルデータをリダイヤルすることができ、操作性を
格段に向上させることばがりでなく、キー誤操作による
誤ダイヤルを未然に防止するとかできるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を説明するためのリダイヤル
機能付きダイヤル装置の構成図、第２図は従来の一例を
説明するためのリダイヤル機能付きダイヤル装置の構成
図である。 １・・・キーボード、２・・・キーボード入力処理回路
、３Ａ、３Ｂ・・・リダイヤル用メモリ、４・・・ダイ
ヤル信号送出回路、５・・・制御回路、６・・・ダイヤ
ル信号送出端子、７・・・フックスイッチ入力端子、８
・・・データバス。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも二つのリダイヤル釦を有し電話番号を入力す
   るためのキーボードと、前記キーボードからの入力を処
   理するキーボード入力処理回路と、前記キーボードより
   入力される電話番号を一時格納しておく第一および第二
   のリダイヤル用メモリーと、ダイヤル信号送出回路と、
   前記キーボード入力処理回路、第一および第二のリダイ
   ヤル用メモリー、ダイヤル信号送出回路を制御する制御
   回路とを含み、前記二つのリダイヤル釦の操作により前
   記二つのメモリーに格納した複数の電話番号をデータバ
   スを介して読み出すことを特徴とする電話機のダイヤル
   装置。