JPH0290506A - モールド形電気機器の製造方法 - Google Patents

モールド形電気機器の製造方法

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JPH0290506A
JPH0290506A JP24084288A JP24084288A JPH0290506A JP H0290506 A JPH0290506 A JP H0290506A JP 24084288 A JP24084288 A JP 24084288A JP 24084288 A JP24084288 A JP 24084288A JP H0290506 A JPH0290506 A JP H0290506A
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resin
jig
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輝美 加藤
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は合成樹脂ケースや金型等の型内にコイルや変流
器要素等の電気機器要素を収納した後、型内に樹脂を注
入し硬化するモールド形電気機器の製造方法に関する。
(従来の技術) モールド形電気機器は一般に金型または樹脂ケース等の
型内にコイルなどの電気機器要素を組込み、樹脂を注入
して硬化させて製造している。
このような製造方法を樹脂ケースを用いたモールド形変
流器を製造する場合について第5図および第6図を参照
して説明する。
第5図は変流器の平面図、第6図は第5図の■−■線に
沿う縦断面図である。これらの図に示すように、環状鉄
心1の外周に二次コイル2を巻回して変流器要素が構成
されている。
樹脂ケース3は例えば熱可塑性合成樹脂や熱硬化性合成
樹脂の成形品で作られ、一方を聞[1にし、中央部に貫
通孔5を設け、側面に二次端子4の取付穴を有する有底
筒状体で構成されている。この樹脂ケース3の開口部よ
り変流器要素を挿入し、二次コイル2の口出線2aを樹
脂ケース3の側部に設けた二次端子4に接続する。次に
、樹脂ケース3の開口部にカバー6を密閉して取付ける
。カバー6は貫通孔7を有していて樹脂ケース3の貫通
孔5と対応するように配置され、この貫通孔5と貫通孔
7に図示しない一次導体が貫通される。
樹脂ケース3とカバー6の取付部分はモールド樹脂が漏
れないように接着剤またはシール材によりシールして密
閉する。カバー6は樹脂ケース3と同一材料で成形され
ており、カバー6に設けた樹脂注入口8に寸法位置を適
合させて筒状の注入用治具9が取付けられる。注入口8
と治具9の境界部には樹脂10の漏れ防止用のシールを
施す。この治具9を利用し注入口8を介して樹脂ケース
3゜カバー6内に樹脂10を注入する。また、樹脂10
は硬化収縮により変流器要素の絶縁に支障を及ぼさない
ように治具9内に高ざト1(硬化収縮分Δト1くH)ま
で樹脂10が残留するように注入される。
次に、樹脂10の注入が完了後、加温し樹脂10をセミ
キュア状態にした後、治具9を取外し、且つ残留した樹
脂10の(H−八H)部分を切除し、その後更に加温し
、キュアが完了するとモールド形変流器が得られる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来の変流器の製造方法では、注入
用治具9の取外し後、変流器の外観上に残る樹脂10の
突起を切除する必要があり、作業工程が多く工数がかか
る。また突起切除後の切除部付近の外観も一律とはなら
ず、仕上げの追加作業を必要とする場合がしばしばあっ
た。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、樹脂モールド後の突起部の切除が容易且つ一律に行な
うことができ、しかも作業工程の大幅な低減を可能とし
たモールド形電気n器の製造方法を提供することにある
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、合成樹脂ケース
等の型内にコイル等の電気機器要素を収納した後、型内
に樹脂を注入し硬化するモールド形電気機器の製造方法
において、前記型に設けた樹脂注入口部に、この樹脂注
入口への接合側にくさび形突起を有する樹脂注入用治具
を取付け、この樹脂注入用治具を用いて前記型内に樹脂
を注入して硬化し、その後前記治具に力を加えて内部の
樹脂突起を除去することを特徴とするものである。
(作 用) 本発明の製造方法によれば、樹脂がセミキュア状態の比
較的やわらかな硬化段階で注入用治具に力を加えれば、
くさび形突起を利用して治具内の樹脂突起の根元に亀裂
を生じさせることができ、これにより樹脂突起を簡単に
切除できる。
(実施例) 本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示し、第1図は
第2図のI−I線に沿う縦断面図、第2図は平面図であ
る。なお既に説明した第5図および第6図と同一個所に
は同一符号を付して説明する。
第1図および第2図に示すように、環状鉄心1の外周に
二次コイル2を巻回して低圧コイル部が構成されている
。樹脂ケース3は例えばポリエチレンテレフタレート等
の熱可塑性合成樹脂やポリエステルプリミックス等の熱
硬化性合成樹脂の成形品で作られ、一方を開口にし、中
央部に貫通孔5を設け、側面に二次端子4の取付穴を有
する筒状体で構成されている。この樹脂ケース3の開口
部より低圧コイル部を挿入し、二次コイル2の口出線2
aを樹脂ケース3の側部に設けた二次端子4に接続する
次に、樹脂ケース3の開口部にカバー6を密閉し取付け
る。カバー6には貫通孔7を設け、樹脂ケース3の貫通
孔5と対応するように配置し、この貫通孔5と貫通孔7
に図示しない一次導体が貫通される。樹脂ケース3とカ
バー6の取付部分はモールド樹脂が漏れないように接着
剤またはシール剤によりシールして密閉する。カバー6
は樹脂ケース3と同一材料で成形されており、カバー6
に設けた樹脂注入口8と寸法位置が適合した注入用治具
11を取付け、この治具11および注入口8を介して樹
脂ケース3.カバー6と低圧コイル部間に樹脂10を注
入する。注入口8と治具11の境界部には樹脂10の漏
れ防止用のシールが施されている。また、樹脂10は硬
化収縮により低圧コイル部の絶縁に支障を及ぼさないよ
うに治具11内に高ざ1」(硬化収縮分へH< H)ま
で樹脂10が残留するように注入される。
ところで、本実施例では金属製注入用治具11の湯口内
には、第3図及び第4図に示すように、樹脂注入口8に
接する側にくさび形突起13を樹脂注入方向にほぼ直角
となるように設けておる。
従って、樹脂10注人後、加温により樹脂10をセミキ
ュアすると、治具11に設けたくさび形突起13が治具
11の湯口内に残留するセミキュア状態の樹脂突起(高
ざ約H−△H)の根元部分にくいこむように配置される
。このため、治具11をくざび形突起13の先端方向に
力を加えるが、または若干上向き方向に押し上げること
により、治具11の湯口内に残留するセミキュア状態の
樹脂突起にくさび方向に意図した亀裂を生じさせ、樹脂
ケース3内のセミキュア状態の樹脂と分離させて治具1
1と共に取除く。その後、加温し、樹脂10のキュアを
完了させ変流器として完成させる。
本実施例によると、樹脂10の注入用治具11の湯口内
に設りたくさび形突起13により治具11内の樹脂突起
に破断応力を意図的に加えて、ケース3内の樹脂10と
の間に亀裂を生じさせ、分離させるので、治具11の取
外しと同時に取除くことができ、別途切除作業を行なう
必要がない。
また、注入口8の開口寸法に比べ、治具11の湯口根元
(くさび形突起13を有する側)の開口寸法を小さく選
択することにより、くさび形突起13からのてこ作用に
よる樹脂の破断域を制約することにより注入口12付近
の樹脂ケース3と樹脂10との接着性を損なわず良好な
外観が1qられる。
なお、上記実施例では治具11の湯口を円形、くさび形
突起13を半円形として示しているが、湯口が矩形等の
形状であっても上記実施例と同様な効果が得られること
は明白である。
また、樹脂ケース3の代りに注型金型を用いた場合にお
いても、上記実施例と同様の注入用治具を設ければ、同
様の効果が得られることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、注入湯口部の樹
脂の除去作業が簡便となり、工数低減が可能となる。ま
た、注入湯口部の樹脂除去部分がケースの長商高さと同
一均一化が容易に達成でき、出来上がり外観を良好とで
きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図は本発明の一実施例を示し、第1図
は第2図のI−I線に沿う縦断面図、第2図は平面図、
第3図および第4図はそれぞれ第2図に示す樹脂注入用
治具の平面図および縦断面図、第5図は従来の変流器の
平面図、第6図は第5図の■−■線に沿う縦断面図であ
る。 1・・・鉄心。 3・・・ケース。 5.7・・・回通孔。 8・・・注入口。 10・・・樹脂。 (8733)代理人 2・・・二次コイル 4・・・二次端子 6・・・カバー 9.11・・・樹脂注入用治具 13・・・くさび形突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 型内に電気機器要素を収納した後、樹脂を注入し硬化す
    るモールド形電気機器の製造方法において、前記型に設
    けた樹脂注入口部に、この樹脂注入口への接合側にくさ
    び形突起を有する樹脂注入用治具を取付け、この樹脂注
    入用治具を用いて前記樹脂を型内に注入して硬化し、そ
    の後前記治具に力を加えて内部の樹脂突起を除去するこ
    とを特徴とするモールド形電気機器の製造方法
JP24084288A 1988-09-28 1988-09-28 モールド形電気機器の製造方法 Expired - Lifetime JP2604017B2 (ja)

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JPH0290506A true JPH0290506A (ja) 1990-03-30
JP2604017B2 JP2604017B2 (ja) 1997-04-23

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ID=17065515

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JP24084288A Expired - Lifetime JP2604017B2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28 モールド形電気機器の製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5201391A (en) * 1991-01-19 1993-04-13 Yokowo Co., Ltd. Driving apparatus for telescopic antenna and overload prevention clutch mechanism applicable to the same
WO2020012831A1 (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 株式会社不二工機 モールドコイル及び電気的駆動弁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5201391A (en) * 1991-01-19 1993-04-13 Yokowo Co., Ltd. Driving apparatus for telescopic antenna and overload prevention clutch mechanism applicable to the same
WO2020012831A1 (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 株式会社不二工機 モールドコイル及び電気的駆動弁

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JP2604017B2 (ja) 1997-04-23

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