JPH0739117A - 永久磁石形回転子用磁石と円筒状カバーとの組付け方法 - Google Patents
永久磁石形回転子用磁石と円筒状カバーとの組付け方法Info
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- JPH0739117A JPH0739117A JP5197710A JP19771093A JPH0739117A JP H0739117 A JPH0739117 A JP H0739117A JP 5197710 A JP5197710 A JP 5197710A JP 19771093 A JP19771093 A JP 19771093A JP H0739117 A JPH0739117 A JP H0739117A
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- Y10T29/49075—Electromagnet, transformer or inductor including permanent magnet or core
- Y10T29/49076—From comminuted material
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来技術に比べて精度管理が容易で、また永
久磁石形回転子の製作に要する工数を従来技術に比べて
低減することができる永久磁石形回転子用磁石と円筒状
カバーとの組付け方法を提供する。 【構成】 非磁性体から成る円筒状カバーの内周面に磁
石材料の層を圧縮成形により形成し、磁石材料の層を着
磁する。
久磁石形回転子の製作に要する工数を従来技術に比べて
低減することができる永久磁石形回転子用磁石と円筒状
カバーとの組付け方法を提供する。 【構成】 非磁性体から成る円筒状カバーの内周面に磁
石材料の層を圧縮成形により形成し、磁石材料の層を着
磁する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、永久磁石形回転子用磁
石と円筒状カバーとの組付け方法に関するものである。
石と円筒状カバーとの組付け方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ＤＣブラシレスモータに用いられる永久
磁石形回転子は、磁路形成のための円筒状又は円柱状の
鉄心の周囲に永久磁石が接着固定された構造を有する。
固定子に回転子を組み付ける際に磁石が損傷するのを防
止するために、またモータの回転中に磁石が破損した場
合に磁石が飛散するのを防止するために、磁石は非磁性
体から成る円筒状カバーで包囲される。特に破損し易い
プラスチック磁石を用いる場合には、円筒状カバーが必
要となる。高速回転する回転子の動バランスを良くする
ために、磁石と円筒状カバーとを密着させて組付ける必
要がある。従来、磁石の外径よりも小さい内径を有する
円筒状カバーを、磁石に圧入し、或いは磁石に焼き嵌め
することにより、円筒状カバーを磁石に密着させて組付
けていた。
磁石形回転子は、磁路形成のための円筒状又は円柱状の
鉄心の周囲に永久磁石が接着固定された構造を有する。
固定子に回転子を組み付ける際に磁石が損傷するのを防
止するために、またモータの回転中に磁石が破損した場
合に磁石が飛散するのを防止するために、磁石は非磁性
体から成る円筒状カバーで包囲される。特に破損し易い
プラスチック磁石を用いる場合には、円筒状カバーが必
要となる。高速回転する回転子の動バランスを良くする
ために、磁石と円筒状カバーとを密着させて組付ける必
要がある。従来、磁石の外径よりも小さい内径を有する
円筒状カバーを、磁石に圧入し、或いは磁石に焼き嵌め
することにより、円筒状カバーを磁石に密着させて組付
けていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】磁石の外径よりも小さ
い内径を有する円筒状カバーを、磁石に圧入し、或いは
磁石に焼き嵌めする場合、圧入或いは焼き嵌めに際して
磁石や円筒状カバーの損傷を防止するために、円筒状カ
バーの径方向寸法や円筒状カバーの加熱温度等を精密に
管理する必要があり、また、磁石の形成に要する工数と
は別に磁石と円筒状カバーとを組付けるための工数を要
するという問題があった。本発明は上記問題に鑑みてな
されたものであり、従来技術に比べて精度管理が容易
で、また永久磁石形回転子の製作に要する工数を従来技
術に比べて低減することができる永久磁石形回転子用磁
石と円筒状カバーとの組付け方法を提供することを目的
とする。
い内径を有する円筒状カバーを、磁石に圧入し、或いは
磁石に焼き嵌めする場合、圧入或いは焼き嵌めに際して
磁石や円筒状カバーの損傷を防止するために、円筒状カ
バーの径方向寸法や円筒状カバーの加熱温度等を精密に
管理する必要があり、また、磁石の形成に要する工数と
は別に磁石と円筒状カバーとを組付けるための工数を要
するという問題があった。本発明は上記問題に鑑みてな
されたものであり、従来技術に比べて精度管理が容易
で、また永久磁石形回転子の製作に要する工数を従来技
術に比べて低減することができる永久磁石形回転子用磁
石と円筒状カバーとの組付け方法を提供することを目的
とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては、非磁性体から成る円筒状カバーの
内周面に磁石材料の層を圧縮成形により形成し、磁石材
料の層を着磁することを特徴とする永久磁石形回転子用
磁石と円筒状カバーとの組付け方法を提供する。また本
発明においては、非磁性体から成る円筒状カバーの内周
面に磁石材料の層を射出成形により形成し、磁石材料の
層を着磁することを特徴とする永久磁石形回転子用磁石
と円筒状カバーとの組付け方法を提供する。また本発明
においては、非磁性体から成る有底円筒状カバーの内周
面と内底面とに磁石材料の層を後方押し出し成形により
形成し、有底円筒状カバーの内底面に形成された磁石材
料の層を有底円筒状カバーの底部と共に切断除去し、磁
石材料の層を着磁することを特徴とする永久磁石形回転
子用磁石と円筒状カバーとの組付け方法を提供する。
に本発明においては、非磁性体から成る円筒状カバーの
内周面に磁石材料の層を圧縮成形により形成し、磁石材
料の層を着磁することを特徴とする永久磁石形回転子用
磁石と円筒状カバーとの組付け方法を提供する。また本
発明においては、非磁性体から成る円筒状カバーの内周
面に磁石材料の層を射出成形により形成し、磁石材料の
層を着磁することを特徴とする永久磁石形回転子用磁石
と円筒状カバーとの組付け方法を提供する。また本発明
においては、非磁性体から成る有底円筒状カバーの内周
面と内底面とに磁石材料の層を後方押し出し成形により
形成し、有底円筒状カバーの内底面に形成された磁石材
料の層を有底円筒状カバーの底部と共に切断除去し、磁
石材料の層を着磁することを特徴とする永久磁石形回転
子用磁石と円筒状カバーとの組付け方法を提供する。
【０００５】
【作用】本発明にあっては、円筒状カバーの内周面に磁
石材料の層が形成される。すなわち、永久磁石は形成と
同時に円筒状カバーに組付けられる。また永久磁石と円
筒状カバーとの組付けに際して、円筒状カバーの寸法、
温度の精密な管理を要しない。
石材料の層が形成される。すなわち、永久磁石は形成と
同時に円筒状カバーに組付けられる。また永久磁石と円
筒状カバーとの組付けに際して、円筒状カバーの寸法、
温度の精密な管理を要しない。
【０００６】
【実施例】本発明の第１実施例に係る永久磁石形回転子
用磁石と円筒状カバーとの組付け方法を図１〜図３に基
づいて説明する。図１に示すように、固定金型１に形成
された円形穴１ａの下方部分に、円筒状のエジェクタ２
が摺動可能に挿入されている。円形穴１ａの上方部分に
は、非磁性体金属から成る円筒状カバー３が摺動可能に
嵌入している。円筒状カバー３の頂部に形成されたフン
ランジ３ａが、円形穴１ａの頂部の周囲に形成された円
環状段部１ｂに当接し、円筒状カバー３の下端が、円筒
状のエジェクタ２の頂部に当接している。固定金型１上
に可動金型４が載置されている。可動金型４には、円筒
状カバー３の内径と同一径の円形穴４ａが形成されてい
る。可動金型４は、円形穴４ａが円筒状カバー３と同軸
に位置決めされ、円形穴４ａ周囲の下面と固定金型１の
円環状段部１ｂとで円筒状カバー３のフランジ３ａを挟
持した状態で、固定金型１上に載置されている。円柱状
のコア５が、円筒状のエジェクタ２を摺動可能に貫通
し、可動金型の円形穴４ａの頂部まで延びている。コア
５の外周面と円筒状カバー３の内周面、円形穴４ａ周面
との間に、円筒状のキャビティー６が形成されている。
用磁石と円筒状カバーとの組付け方法を図１〜図３に基
づいて説明する。図１に示すように、固定金型１に形成
された円形穴１ａの下方部分に、円筒状のエジェクタ２
が摺動可能に挿入されている。円形穴１ａの上方部分に
は、非磁性体金属から成る円筒状カバー３が摺動可能に
嵌入している。円筒状カバー３の頂部に形成されたフン
ランジ３ａが、円形穴１ａの頂部の周囲に形成された円
環状段部１ｂに当接し、円筒状カバー３の下端が、円筒
状のエジェクタ２の頂部に当接している。固定金型１上
に可動金型４が載置されている。可動金型４には、円筒
状カバー３の内径と同一径の円形穴４ａが形成されてい
る。可動金型４は、円形穴４ａが円筒状カバー３と同軸
に位置決めされ、円形穴４ａ周囲の下面と固定金型１の
円環状段部１ｂとで円筒状カバー３のフランジ３ａを挟
持した状態で、固定金型１上に載置されている。円柱状
のコア５が、円筒状のエジェクタ２を摺動可能に貫通
し、可動金型の円形穴４ａの頂部まで延びている。コア
５の外周面と円筒状カバー３の内周面、円形穴４ａ周面
との間に、円筒状のキャビティー６が形成されている。
【０００７】図１、２に示すように、キャビティー６の
中に強磁性体粉末とプラスチック粉末との混合物７を充
填し、円筒状のプランジャ８をキャビティー６内に進入
させて、キャビティー６内の強磁性体粉末とプラスチッ
ク粉末との混合物７を圧縮して押し固める。これによ
り、円筒状カバー３の内周面に、押し固められた強磁性
体粉末とプラスチック粉末との混合物７の層が、円筒状
に形成される。フランジ３ａが円筒状カバー３と固定金
型の円形穴１ａとの間の隙間の端面を覆う。円筒状カバ
ー３にフランジ３ａをプレス加工等によって形成する際
に、円筒状カバー３の軸方向長さの精度が向上するの
で、円筒状カバー３が固定金型１にセットされると、円
筒状カバー３の下端はエジェクタ２の頂部に確実に当接
する。従って、強磁性体粉末とプラスチック粉末との混
合物７を圧縮して押し固める際に、円筒状カバー３と固
定金型の円形穴１ａとの間の隙間に強磁性体粉末とプラ
スチック粉末との混合物７が入り込むおそれは無い。円
筒状カバー３の内周面に強磁性体粉末とプラスチック粉
末との混合物７の層を圧縮形成した後、円筒状カバー３
を金型から取り出し、プラスチックを硬化させる。プラ
スチックが硬化した後、段階的なプレス加工等により、
図３に示すように、円筒状カバーのフランジ３ａを内側
に折り返す。その後、円筒状に形成された強磁性体粉末
とプラスチックとの混合物７の層内に鉄心を挿入し、両
者を接着した後、強磁性体粉末を着磁する。これによ
り、永久磁石型回転子が完成する。
中に強磁性体粉末とプラスチック粉末との混合物７を充
填し、円筒状のプランジャ８をキャビティー６内に進入
させて、キャビティー６内の強磁性体粉末とプラスチッ
ク粉末との混合物７を圧縮して押し固める。これによ
り、円筒状カバー３の内周面に、押し固められた強磁性
体粉末とプラスチック粉末との混合物７の層が、円筒状
に形成される。フランジ３ａが円筒状カバー３と固定金
型の円形穴１ａとの間の隙間の端面を覆う。円筒状カバ
ー３にフランジ３ａをプレス加工等によって形成する際
に、円筒状カバー３の軸方向長さの精度が向上するの
で、円筒状カバー３が固定金型１にセットされると、円
筒状カバー３の下端はエジェクタ２の頂部に確実に当接
する。従って、強磁性体粉末とプラスチック粉末との混
合物７を圧縮して押し固める際に、円筒状カバー３と固
定金型の円形穴１ａとの間の隙間に強磁性体粉末とプラ
スチック粉末との混合物７が入り込むおそれは無い。円
筒状カバー３の内周面に強磁性体粉末とプラスチック粉
末との混合物７の層を圧縮形成した後、円筒状カバー３
を金型から取り出し、プラスチックを硬化させる。プラ
スチックが硬化した後、段階的なプレス加工等により、
図３に示すように、円筒状カバーのフランジ３ａを内側
に折り返す。その後、円筒状に形成された強磁性体粉末
とプラスチックとの混合物７の層内に鉄心を挿入し、両
者を接着した後、強磁性体粉末を着磁する。これによ
り、永久磁石型回転子が完成する。
【０００８】上記説明から分かるごとく、本実施例に係
る組付け方法によれば、円筒状カバー３の内周面に永久
磁石が形成される。従って、永久磁石の形成に要する工
数とは別の永久磁石と円筒状カバー３とを組付けるため
の工数は不要であり、また永久磁石と円筒状カバー３と
の組付けに際して、円筒状カバー３の寸法、温度の精密
な管理を要しない。キャビティー６内の強磁性体粉末と
プラスチック粉末との混合物７を圧縮して押し固める際
に、円筒状カバー３は径方向に膨らむ。このため、円筒
状カバー３に引っ張りの残留応力が発生する。この残留
応力の存在により、永久磁石型回転子の回転中に遠心力
を受けて円筒状カバー３が永久磁石から剥離する事態が
防止される。磁石材料の層は金型内で円筒状カバー３と
一体的に形成される。従って、永久磁石の内径と円筒状
カバー３の外径との同軸度は、従来の方法によって永久
磁石と円筒状カバーとを組付ける場合に比べて高い。こ
の結果、永久磁石と円筒状カバーとが本方法によって組
付けられた永久磁石型回転子を用いれば、回転子と固定
子との間の隙間を従来に比べて狭くすることができる。
これにより回転子表面の磁束密度が増加するので、回転
子を従来よりも小型化することができる。
る組付け方法によれば、円筒状カバー３の内周面に永久
磁石が形成される。従って、永久磁石の形成に要する工
数とは別の永久磁石と円筒状カバー３とを組付けるため
の工数は不要であり、また永久磁石と円筒状カバー３と
の組付けに際して、円筒状カバー３の寸法、温度の精密
な管理を要しない。キャビティー６内の強磁性体粉末と
プラスチック粉末との混合物７を圧縮して押し固める際
に、円筒状カバー３は径方向に膨らむ。このため、円筒
状カバー３に引っ張りの残留応力が発生する。この残留
応力の存在により、永久磁石型回転子の回転中に遠心力
を受けて円筒状カバー３が永久磁石から剥離する事態が
防止される。磁石材料の層は金型内で円筒状カバー３と
一体的に形成される。従って、永久磁石の内径と円筒状
カバー３の外径との同軸度は、従来の方法によって永久
磁石と円筒状カバーとを組付ける場合に比べて高い。こ
の結果、永久磁石と円筒状カバーとが本方法によって組
付けられた永久磁石型回転子を用いれば、回転子と固定
子との間の隙間を従来に比べて狭くすることができる。
これにより回転子表面の磁束密度が増加するので、回転
子を従来よりも小型化することができる。
【０００９】本発明の第２実施例に係る永久磁石形回転
子用磁石と円筒状カバーとの組付け方法を図４、図５に
基づいて説明する。図４に示すように、固定金型１０１
に形成された円形穴１０１ａの下方部分に、円柱状のエ
ジェクタ１０２が摺動可能に挿入されている。円形穴１
０１ａの上方部分には、非磁性体金属から成る有底円筒
状のカバー１０３が、底壁１０３ｂをエジェクタ１０２
の頂部に当接させた状態で摺動可能に嵌入している。カ
バー１０３内に強磁性体粉末とプラスチック粉末との混
合物１０７を投入し、円柱状のプランジャ１０８を有底
円筒状カバー１０３内に進入させ、後方押し出し法によ
り、有底円筒状カバー１０３の内周面と内底面とに、押
し固められた強磁性体粉末とプラスチック粉末との混合
物１０７の層を形成する。有底円筒状カバー１０３を金
型から取り出し、プラスチックを硬化させる。プラスチ
ックが硬化した後、図５に示すように、有底円筒状カバ
ー１０３の内底面に形成された強磁性体粉末とプラスチ
ックとの混合物１０７の層を有底円筒状カバー１０３の
底部と共に切り取り、また、円筒状カバー１０３の開放
端近傍部、すなわち強磁性体粉末とプラスチックとの混
合物１０７の層が内周面に形成されていない部分を切り
取る。その後、円筒状に形成された強磁性体粉末とプラ
スチックとの混合物１０７の層内に鉄心を挿入し、両者
を接着した後、強磁性体粉末を着磁する。これにより、
永久磁石型回転子が完成する。
子用磁石と円筒状カバーとの組付け方法を図４、図５に
基づいて説明する。図４に示すように、固定金型１０１
に形成された円形穴１０１ａの下方部分に、円柱状のエ
ジェクタ１０２が摺動可能に挿入されている。円形穴１
０１ａの上方部分には、非磁性体金属から成る有底円筒
状のカバー１０３が、底壁１０３ｂをエジェクタ１０２
の頂部に当接させた状態で摺動可能に嵌入している。カ
バー１０３内に強磁性体粉末とプラスチック粉末との混
合物１０７を投入し、円柱状のプランジャ１０８を有底
円筒状カバー１０３内に進入させ、後方押し出し法によ
り、有底円筒状カバー１０３の内周面と内底面とに、押
し固められた強磁性体粉末とプラスチック粉末との混合
物１０７の層を形成する。有底円筒状カバー１０３を金
型から取り出し、プラスチックを硬化させる。プラスチ
ックが硬化した後、図５に示すように、有底円筒状カバ
ー１０３の内底面に形成された強磁性体粉末とプラスチ
ックとの混合物１０７の層を有底円筒状カバー１０３の
底部と共に切り取り、また、円筒状カバー１０３の開放
端近傍部、すなわち強磁性体粉末とプラスチックとの混
合物１０７の層が内周面に形成されていない部分を切り
取る。その後、円筒状に形成された強磁性体粉末とプラ
スチックとの混合物１０７の層内に鉄心を挿入し、両者
を接着した後、強磁性体粉末を着磁する。これにより、
永久磁石型回転子が完成する。
【００１０】本実施例に係る組付け方法においても、円
筒状カバーの内周面に永久磁石が形成される。従って、
永久磁石の形成に要する工数とは別の永久磁石と円筒状
カバーとを組付けるための工数は不要であり、また永久
磁石と円筒状カバーとの組付けに際して、円筒状カバー
の寸法、温度の精密な管理を要しない。以上本発明の実
施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、射出成形によって、円筒状カバー
の内周面に永久磁石を形成しても良い。
筒状カバーの内周面に永久磁石が形成される。従って、
永久磁石の形成に要する工数とは別の永久磁石と円筒状
カバーとを組付けるための工数は不要であり、また永久
磁石と円筒状カバーとの組付けに際して、円筒状カバー
の寸法、温度の精密な管理を要しない。以上本発明の実
施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、射出成形によって、円筒状カバー
の内周面に永久磁石を形成しても良い。
【００１１】
【効果】以上説明したごとく、本発明に係る組付け方法
によれば、円筒状カバーの内周面に永久磁石が形成され
る。従って、永久磁石の形成に要する工数とは別の永久
磁石と円筒状カバーとを組付けるための工数は不要であ
り、また永久磁石と円筒状カバーとの組付けに際して、
円筒状カバーの寸法、温度の精密な管理を要しない。
によれば、円筒状カバーの内周面に永久磁石が形成され
る。従って、永久磁石の形成に要する工数とは別の永久
磁石と円筒状カバーとを組付けるための工数は不要であ
り、また永久磁石と円筒状カバーとの組付けに際して、
円筒状カバーの寸法、温度の精密な管理を要しない。
【図１】本発明の第１実施例に係る永久磁石形回転子用
磁石と円筒状カバーとの組付け方法を示す断面図であ
る。
磁石と円筒状カバーとの組付け方法を示す断面図であ
る。
【図２】本発明の第１実施例に係る永久磁石形回転子用
磁石と円筒状カバーとの組付け方法を示す断面図であ
る。
磁石と円筒状カバーとの組付け方法を示す断面図であ
る。
【図３】本発明の第１実施例に係る永久磁石形回転子用
磁石と円筒状カバーとの組付け方法を示す斜視図であ
る。
磁石と円筒状カバーとの組付け方法を示す斜視図であ
る。
【図４】本発明の第２実施例に係る永久磁石形回転子用
磁石と円筒状カバーとの組付け方法を示す断面図であ
る。
磁石と円筒状カバーとの組付け方法を示す断面図であ
る。
【図５】本発明の第２実施例に係る永久磁石形回転子用
磁石と円筒状カバーとの組付け方法を示す断面図であ
る。
磁石と円筒状カバーとの組付け方法を示す断面図であ
る。
１ 固定金型 １ａ 円形穴 １ｂ 環状段部 ２ エジェクタ ３ 円筒状カバー ３ａ フランジ ４ 可動金型 ４ａ 円形穴 ５ コア ６ キャビティー ７ 強磁性体粉末とプラスチック粉末との混合物 ８ プランジャ １０１ 固定金型 １０１ａ 円形穴 １０２ エジェクタ １０３ 有底円筒状カバー １０３ｂ 底壁 １０７ 強磁性体粉末とプラスチック粉末との混合物 １０８ プランジャ
Claims (6)
- 【請求項１】 非磁性体から成る円筒状カバーの内周面
に磁石材料の層を圧縮成形により形成し、磁石材料の層
を着磁することを特徴とする永久磁石形回転子用磁石と
円筒状カバーとの組付け方法。 - 【請求項２】 非磁性体から成り一端にフランジを有す
る円筒状カバーの内周面に、フランジの側から磁石材料
を圧縮することにより、磁石材料の層を形成し、フラン
ジを内側に折り返し、磁石材料の層を着磁することを特
徴とする永久磁石形回転子用磁石と円筒状カバーとの組
付け方法。 - 【請求項３】 非磁性体から成る円筒状カバーの内周面
に磁石材料の層を射出成形により形成し、磁石材料の層
を着磁することを特徴とする永久磁石形回転子用磁石と
円筒状カバーとの組付け方法。 - 【請求項４】 非磁性体から成り一端にフランジを有す
る円筒状カバーの内周面に、フランジの側から磁石材料
を射出することにより、磁石材料の層を形成し、フラン
ジを内側に折り返し、磁石材料の層を着磁することを特
徴とする永久磁石形回転子用磁石と円筒状カバーとの組
付け方法。 - 【請求項５】 非磁性体から成る有底円筒状カバーの内
周面と内底面とに磁石材料の層を後方押し出し成形によ
り形成し、有底円筒状カバーの内底面に形成された磁石
材料の層を有底円筒状カバーの底部と共に切断除去し、
磁石材料の層を着磁することを特徴とする永久磁石形回
転子用磁石と円筒状カバーとの組付け方法。 - 【請求項６】 磁石材料はプラスチック磁石材料である
ことを特徴とする請求項１乃至５の何れか１項に記載の
永久磁石形回転子用磁石と円筒状カバーとの組付け方
法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5197710A JPH0739117A (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 永久磁石形回転子用磁石と円筒状カバーとの組付け方法 |
| US08/274,636 US5495658A (en) | 1993-07-16 | 1994-07-13 | Method of making cylindrical ferromagnetic body and cover assembly for rotor of DC motor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5197710A JPH0739117A (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 永久磁石形回転子用磁石と円筒状カバーとの組付け方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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