JPH0290116A - テープ型光ファイバーの製造方法 - Google Patents

テープ型光ファイバーの製造方法

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JPH0290116A
JPH0290116A JP63243725A JP24372588A JPH0290116A JP H0290116 A JPH0290116 A JP H0290116A JP 63243725 A JP63243725 A JP 63243725A JP 24372588 A JP24372588 A JP 24372588A JP H0290116 A JPH0290116 A JP H0290116A
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JP
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fibers
optical fiber
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rotating roll
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JP63243725A
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Takeshi Shono
庄野 健史
Kihachi Onishi
喜八 大西
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光ファイバー単心線を複数本並列させてなる
テープ型光ファイバーの製造方法に関する。
[従来技術] テープ型光ファイバーの一般的な製造方法は、ボビンか
ら繰出される複数本の光ファイバー単心線を幅寄せしつ
つ並列に引き揃えて整列させた後、これに紫外線硬化型
樹脂等を塗布して硬化させる等の手段で全体を結合固化
させることにより、テープ状に形成するものである。
上記のテープ型光ファイバーの製造においては、各光フ
ァイバー単心線の整列状態を良くすることが特に重要で
あり、そのための手段として種々の工夫がなされている
例えば、その一つとして、光ファイバー単心線の樹脂波
膜の摩擦による損傷防止および生産の高速化を狙いとし
て、各単心線の回転ロールへの巻掛け角を順次光ならせ
るとともに、巻掛け角が大きい単心線側に傾斜させて掛
け縮らせることにより幅寄せして引き揃え、さらにこの
光ファイバー心線全体を所要の角度捩って第2の回転ロ
ールに掛け回すことにより、これらの光ファイバー心線
を並行に整列させて、この全体を結合手段により結合し
てテープ状に形成することが提案されている(特公昭6
3−40290号公報)。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記提案の製造方法を実施した場合、各光フ
ァイバー単心線の並行整列がうまく揃わないことがある
。特に前記のように巻き山角を順次異ならせて巻掛け角
の大きい側に傾斜させるのは、機構や設備が大がかりに
なることから、各光ファイバー単心線を、巻掛け角を異
ならさせることなく捩れ工程部分の前段の回転ロールに
掛け回して、その全体を所要角度捩るようにした場合に
も、部分的に単心線に重なりが生じる等の整列不良が生
じることとなった。
前記の点について詳細に観察し種々検討してみると、通
常、サプライスタンドのボビンから引き出される光ファ
イバー11心線は、ボビン毎にブレーキをかけてテンシ
ョンを21しているが、各単心線毎に個々にテンション
をかけると、それぞれの張力が均一になるように設定し
ておいても、全体としてはうまく揃わないことがある。
そのため、各光ファイバー単心線が並列に引き揃えられ
て所要の角度(例えば90°)捩られたときに、この捩
り作用によって外側の単心線が捩れ中心方向に引き寄せ
られ、その結果、張力の弱い単心線が張力の強い単心線
の上に乗ってしまい、整列不良となるものであった。特
にこの現象は、前記捩り工程部分における並列した光フ
ァイバー心線の内側の単心線の張力が弱くなると一層生
じ易いものであった。
本発明は、上記に鑑みて、幅寄せされて引き揃えられた
各光ファイバー単心線が部分的に他の単心線上に乗り上
ったりすることがなく、捩り作用によって凹凸を生じさ
せることなく確実に整列でき、きわめて良質のテープ型
光ファイバーを能率よく製造するを目的としてなしたも
のである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、巻取ボビンから繰出される複数本の光ファイ
バー単心線を幅寄せしながら並列に引き揃えて回転ロー
ルに掛け回すとともに、引き揃えた光ファイバー心線全
体を所要角度で捩って第2の回転ロールに掛け回して整
列させた後、各単心線を適宜結合手段により結合してテ
ープ型光ファイバーを製造する方法であって、特に上記
の課題を解決するために、前記捩り工程の前段において
回転ロールに掛け回される各光ファイバー単心線に対し
、該回転ロールに装備されたトルク調整可能なスリップ
カップリング等により一括してブレーキを掛けて、各光
ファイバー単心線の張力を均整化して後、引き揃えた光
ファイバー全体に捩りを与えることを特徴とするもので
ある。
[作 用] 上記の如く構成する本発明の方法によると、捩り工程の
前段の回転ロールに装備したスリップカップリング等に
より該回転ロールに掛け回される各光ファイバー単心線
に対し、−括してブレーキを掛けて張力を均整化するこ
ととしたので、この回転ロールに至る各光ファイバー単
心線の張力に多少のバラつきがあっても、前記の回転ロ
ールにおけるブレーキ作用によって、個々の張力のバラ
つきを吸収でき、この回転ロール部分を通過する各単心
線相互の張力が略均整化して部分的な弛みが生じず、そ
れゆえ、この後の捩り作用工程においても単心線の乗り
上げ現象が生じず、良好かつ確実に整列する。
[実施例〕 次に本発明の実施態様を図面に基いてその使用装置とと
もに順次説明する。
サプライスタンド(1)の巻取ボビン(2)から引き出
される複数本の光ファイバー単心線(r)を、幅寄せガ
イドローラ(3)により用心線間隔を狭めるように幅寄
せしつつ、後続の捩り工程(10)に送行させる。
幅寄せガイドローラ(3)としては、第1図に示すもの
に限らず、例えば第3図の (イ)に示すように、軸心
を垂直にして回転自在に立設したローラ(3a)、ある
いは同図の (ロ)に示すように心線太さに相当する寸
法で軸心を傾斜させて設けたローラ(3b)、あるいは
同図(ハ)のように心線の太さに相当する寸法で心線通
過部分に外径差を設けて立設したローラ(3c)を使用
して、複数の単心線(「)を相互に接触させしないよう
に上下に間隔を開けて接触通過させるように設けたもの
であってもよい。もちろん前記幅寄せガイドローラを省
略することも可能である。
そして前記の各光ファイバー単心線(f’)を幅寄せし
つつ捩り工程(10)の前段に配した回転ロール(4)
に掛け回して並行に引き揃える。特に、この回転ロール
(4)には、その中心軸に磁束通路の位置を調節して出
力トルクをコントロールするスリップカップリング(5
)が遠投装備されており、これにより、回転ロール(4
)の回転が制御されて、この回転ロール(4)に掛け回
された各光ファイバー単心線(「)に−括してブレーキ
がかけられて張力が均整化され、この回転ロール(4)
に至るまでの張力のバラつきが吸収されることになる。
こうして回転ロール(4)に掛け回されて引き揃えた光
ファイバー心t9[(r) (r)・・の全体を、−側
端側(図面手前側)の光ファイバー単心線(rl)を中
心にして例えば30〜90°等の所要の角度捩った状態
で、前記回転ロール(4)と交差方向に配した第2の回
転ロール(6)に掛け回して送行させる。この捩り工程
(10)によって、捩れの外側の光ファイバー単心11
 ((’)が捩れ中心方向に引き寄せられて各単心41
 (r)がさらに−層幅寄せされて、横に密接して並行
整列する。
特にこの際、前段の回転ロール(4)の部分でのスリッ
プカップリング(5)のトルクコントロールによる張力
が均整化されて、各光ファイバー単心線(f)のテンシ
ョンのバラツきが吸収されているため、前記捩り作用に
おいて、光ファイバー単心ts<nが部分的に他の単心
線(r)の上に乗り上がる等の整列不良が生じることが
ない。
そして次に、前記のように幅寄せされて整列した先ファ
イバー心線(r)(1’)・・を、後続の結合手段(1
1)を通過させて隣接する各光ファイバー単心線(1’
)を結合一体化する。この結合手段(11)として、図
の場合、まず紫外線硬化性樹脂(UV樹脂)の塗布成形
手段(7)を通過させ、その後、水銀ランプ(図示せず
)等を線源とする紫外線照射装置(8)を通過させてい
る。前記塗布成形手段(7)には、図示しない循環ポン
プ(マイクロポンプ)により紫外線硬化性樹脂が循環し
ており、整列した光ファイバーm (r)・・がこの部
分を通過することによって、表面にウレタン系等のUV
樹脂が所要の厚みに塗布され所定サイズ形状に成形する
もので、このUV樹脂層を紫外線照射によって硬化させ
る。これによって各単心線が結合一体化し、巻取りロー
ラ(9)に巻とられるもので、これにより所定のテープ
型光ファイバー(F)が得られる。
結合手段としては、前記紫外線硬化性樹脂を塗布してこ
れを紫外線照射によって硬化させるもののほか、熱硬化
性樹脂の塗布硬化、あるいは他の接岩や融ご手段等を利
用して結合固化させることも可能である。
また、上記の実施例においては、複数本の各光ファイバ
ー単心線mを掛け角を異ならせることなく回転ロール(
4)に掛け回して捩りを与えるようにしているが、これ
に限らず、各光ファイバー単心線を特公昭63−402
90号公報の場合と同様に掛け角を順次光にして掛け回
すこともできる。
なお、本発明において使用するスリップカップリング(
5)の作動原理とその特性は例えば次のようなものであ
る。
第4図に示すように回転板(^)とのその回転を妨げる
磁力線の発生源である磁極を設けたバックアップ円板(
I3)と、その両者間にギャップを存して配される磁束
ゲート(C)とからなり、前記磁極と磁束ゲートとの相
対位置をyJ8整することによって磁束通路(v)を調
節して、回転板(^)の出力トルクをコントロールする
もので、例えば磁束ゲートがNS両極に対して閉じてい
るとき、磁束が磁束ゲートを通過しないのでトルクは最
小になり、また同図(b)のように磁束ゲートが両極に
対して一致して開いた状態のとき、磁束は磁束ゲートを
通過し、回転板に最大の出力トルクを与える。またその
トルク特性は例えば第5図に示すように定トルクを示す
ものである。
[発明の効果] 上記したように本発明の製造方法によれば、捩り工程の
前段において、回転ロールに連設装備したスリップカッ
プリング等により、該回転ロールに掛け回されて通過す
る各光ファイバー単心線に対し一括してブレーキを掛け
て、各単心線の張力を均整化することにより、個々の張
力のバラつき吸収することとしたので、後の捩り作用に
おいて部分的に光ファイバー単心線が乗り上げる等の現
象が生じず、均一かり良好に確実に並行整列することと
なり、以て凹凸なく良質のテープ型光ファイバーを能率
よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法の実施例を示す略示平面図、
第2図は要部の拡大斜視図、第3図(イ)(ロ)(ハ)
は幅寄せガイドローラの他例を示す斜視図、第4図はス
リップカップリングの作動原理図、第5図はそのトルク
特性図である。 (1)・・・サプライスタンド、(2)・・・ボビン、
(4)・・・回転ロール、(5)・・・スリップカップ
リング、(6)・・・第2の回転ロール、(10)・・
・捩り工程、(11)・・・結合手段、(r)・・・光
ファイバー単心線、(P)・・・テープ型光ファイバー
特許出願人 タック電線株式会社 代  理  人  蔦   1)  璋   子ほか1
名 第3図 (ロ) 第40 (G)w ノ 手続補正書。ヵえ、 平成元年1月12[1 特、;′1庁長官 肖 文 親 殿 11件の表示 昭+1163年持1.′「願第24−372592、発
明の名称 テープ型光ファイバーの製造方法 3 ン山111をする者 II(牛との関係 特1.γ出願人 東大阪直前111町2丁1113番1+fタック電線株
式会11゜ 代表者 河  野    聰 (発送]−1:昭11103年12月201−1)1市
i[の文・1象 図 而。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、巻取ボビンから繰出される複数本の光ファイバー単
    心線を幅寄せしながら並列に引き揃えて回転ロールに掛
    け回すとともに、引き揃えた光ファイバー全体を所要角
    度で捩って第2の回転ロールに掛け回して整列させた後
    、各単心線を適宜結合手段により結合してテープ型光フ
    ァイバーを製造する方法において、 前記捩り工程の前段において回転ロールに掛け回される
    各光ファイバー単心線に対し、該回転ロールに装備され
    たスリップカップリング等により一括してブレーキを掛
    けて、各光フィバー単心線の張力を均整化して後、引き
    揃えた光ファイバー全体に捩りを与えることを特徴とす
    るテープ型光ファイバーの製造方法。
JP63243725A 1988-09-27 1988-09-27 テープ型光ファイバーの製造方法 Granted JPH0290116A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950405A (ja) * 1982-09-17 1984-03-23 Nippon Hikari Fiber Kk テ−プ状光フアイバの製法
JPS6119209U (ja) * 1984-07-09 1986-02-04 古河電気工業株式会社 テ−プ状光ユニツトの製造装置

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