JPH03276109A - 分割型光テープフアイバの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光テープファイバの製造方法に関し、とくに並
列に配置した複数枚の光テープファイバを互いに並列状
態で結合し、結合部でそれぞれの光テープファイバを分
割する分割型光テープファイバの製造方法に関するもの
である。

〔従来９技術〕 従来の光テープファイバ製造方法の工程概要を第４図に
示す。

複数個のボビン４２にそれぞれ巻回されている複数本の
光ファイバ素線４１を供給装置４３から集線装置４４に
供給し、集線装置４４で各光ファイバ素線４１を並列に
集線し、架台４８で、並列に配置した状態の各光ファイ
バ素線の外周に樹脂塗布装置４５により紫外線硬化樹脂
を塗布し、紫外線照射装置４６により紫外線硬化樹脂を
硬化して一括外被を施し、光テープファイバ心線４７を
形成し、取引機４９で引き取りながら巻取機５０に巻き
取る。

従来、複数本の光ファイバ素線単位で分割できる分割型
光テープファイバ心線を製造するためには、所望の本数
の光ファイバ素線単位の光テープファイバ心線を、第４
図に例示した製造方法で製造し、それぞれの光テープフ
ァイバ心線を並列に配置して、さらに−括結合被覆を施
す方法により分割型光テープファイバ心線を製造してい
る。

〔発明が解決しようとする課題〕 従来の、複数本の光ファイバ素線単位で分割できる分割
型光テープファイバ心線の製造方法は、分割対象のそれ
ぞれの光テープファイバ心線を一層被覆・硬化で製造す
る第１の工程と、第１の工程で個個の光テープファイバ
心線を製造した後、それら光テープファイバ心線を並列
に配置し、括結合被覆を施す第２の工程に分けて製造す
る方法であるため、製品の製造価格の低廉化が難しいと
いう問題がある。

また製造工程が、個個の光テープファイバ心線の製造工
程と、製造した各光テープファイバ心線の結合、−括被
覆の製造工程の二工程となることから、第１の工程で、
第２図に示すように、光ファイバ素線２１を集線し、紫
外線硬化樹脂２６で一層被覆を施し、光テープファイバ
心線２０を製造するときの集線工程において、光ファイ
バ素線２１の配列段差Δｄが発生し、第２の工程で、第
３図に示すように、光ファイバ素線３１を集線して紫外
線硬化樹脂３６で一層被覆を施した光テープファイバ心
線３０を、相互に分割部結合紫外線硬化樹脂３９で被覆
結合して分割型光テープファイバ心線３００を製造した
とき、光テープファイバ心線３０を製造する第１の工程
で発生した光ファイバ素線の配列段差Δｄが存在してし
まい、製品の品質が不安定になるという問題もある。

本発明は従来の問題点を解決し、光ファイバ素線の配列
段差の発生を防止し、光テープファイバ心線と分割部結
合被覆工程を一連の連続工程で行う製造価格の低廉化と
製品の品質安定、向上をはかった分割型光テープファイ
バの製造方法を提供することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するため、複数本の光ファイバ
素線を並列のテープ状に並べ、外周に紫外線樹脂により
一括被覆を施した光テープファイバ心線を複数枚並列に
配置し、該並列に配置した状態の複数枚の光テープファ
イバ心線を相互に紫外線硬化樹脂で結合し、分割型光テ
ープファイバを製造する方法において、複数台の光ファ
イバ素線の供給装置のそれぞれから複数本の光ファイバ
素線を供給し、前記それぞれの供給装置から供給される
複数本の光ファイバ素線を集線整列装置により並列に集
線整列し、前記それぞれの供給装置から供給し、並列に
集線整列した複数本の光ファイバ素線単位ごとに配列樹
脂塗布装置により紫外線硬化樹脂を塗布した後、第１の
紫外線照射装置により樹脂被覆を施した複数枚の光テー
プファイバ心線をそれぞれ並列状態に配列し、前記並列
状態に配列した複数枚の光テープファイバ心線の外周に
、分割部樹脂塗布装置により一括して紫外線硬化樹脂を
塗布した後、第２の紫外線照射装置により一括樹脂被覆
を施して前記複数枚の光テープファイバ心線相互を結合
した分割型光テープファイバ心線を形成する各工程を含
み、前記各工程は一連の連続工程からなることを特徴と
している。

〔作用〕 本発明は光テープファイバ心線を製造する工程で、集線
整列装置により複数本の光ファイバ素線を並列に整列さ
せ、保持する工程を含むことから、光テープファイバ心
線は光ファイバ素線に配列段差の生ずることはなく、高
品質の分割型光テープファイバ心線が得られる。さらに
複数枚の光テープファイバ心線の製造から、分割型光テ
ープファイバ心線の製造まで一連の連続工程で行なうこ
とから、製造価格の低廉化がはかれる。以下図面にもと
づき実施例について説明する。

〔実施例〕

第１図に本発明による分割型光テープファイバの製造方
法の工程概要を示す。

複数の供給装置３から、それぞれボビン２に巻回されて
いる複数本の光ファイバ素線１が集線整列装置４に供給
され、集線整列装置４で、各光ファイバ素線１は互いに
配列段差無く並列に整列配置された状態で集線される。

整列配置された複数本の光ファイバ素線単位ごとに配列
樹脂塗布装置５に供給され、配列樹脂塗布装置５で複数
本の光ファイバ素線単位ごと紫外線硬化樹脂を塗布し、
第１の紫外線照射装置６で硬化して被覆を施し、複数本
の光ファイバ素線単位の光テープファイバ心線７が、供
給装置３の台数と同じ枚数だけ並列に配置された状態で
作成される。

並列に配置された状態の複数枚の光テープファイバ心線
７は分割部樹脂塗布装置８に送られ、−括して紫外線硬
化樹脂を塗布し、光テープファイバ心線７を相互に結合
し、第２の紫外線照射装置９により紫外線硬化樹脂を硬
化して、複数本の光ファイバ素線単位の光テープファイ
バ心線複数枚を一括被覆して結合した分割型光テープフ
ァイバ心線１０を作成する。

分割型光テープファイバ心線１０は引取機１１により引
き取られ、巻取機１２に巻き取られる。

本実施例に示したように、本発明の製造方法は複数枚の
光テープファイバ心線を並列に配列した状態で形成する
配列樹脂塗布装置５および第１の紫外線照射装置６と、
並列に配列された複数枚の光テープファイバ心線相互を
結合する分割部樹脂塗布装置８および第２の紫外線照射
装置９を、分割型光テープファイバ心線のすべての光フ
ァイバ素線１を同時に整列、保持する集線整列装置４と
ともに一連の連続製造工程に構成した製造方法であるこ
とから、光テープファイバ心線を形成する工程において
、光ファイバ素線の配列段差の発生することはない。

また、分割型光テープファイバ心線を一連の連続工程で
製造することができるので、製造価格を低減することが
できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の分割型光テープファイバ
の製造方法は、光ファイバ素線を同時に集線整列装置で
整列、保持する工程を含むことにより、光テープファイ
バ心線の光ファイバ素線相互間に配列段差の発生するこ
とはなく、また複数枚の光テープファイバ心線を連続工
程で結合樹脂被覆する工程を含むことにより、製品の品
質が顕著に向上する。

さらに、複数枚の配列段差のない光テープファイバ心線
の製造工程と、光テープファイバ心線を結合し、−括被
覆を施す工程を一連の連続工程で行うことにより、製品
の製造価格の低廉化をはかることができ有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による分割型光テープファイバの製造方
法工程概要図、第２図は光テープファイバ心線断面図、
第３図は分割型光テープファイバ心線断面図、第４図は
従来の光テープファイバ製造方法の工程概要図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数本の光ファイバ素線を並列のテープ状に並べ、外周
   に紫外線樹脂により一括被覆を施した光テープファイバ
   心線を複数枚並列に配置し、該並列に配置した状態の複
   数枚の光テープファイバ心線を相互に紫外線硬化樹脂で
   結合し、分割型光テープファイバを製造する方法におい
   て、 複数台の光ファイバ素線の供給装置のそれぞれから複数
   本の光ファイバ素線を供給し、 前記それぞれの供給装置から供給される複数本の光ファ
   イバ素線を集線整列装置により並列に集線整列し、 前記それぞれの供給装置から供給し、並列に集線整列し
   た複数本の光ファイバ素線単位ごとに配列樹脂塗布装置
   により紫外線硬化樹脂を塗布した後、第１の紫外線照射
   装置により樹脂被覆を施した複数枚の光テープファイバ
   心線をそれぞれ並列状態に配列し、 前記並列状態に配列した複数枚の光テープファイバ心線
   の外周に、分割部樹脂塗布装置により一括して紫外線硬
   化樹脂を塗布した後、第２の紫外線照射装置により一括
   樹脂被覆を施して前記複数枚の光テープファイバ心線相
   互を結合した分割型光テープファイバ心線を形成する各
   工程を含み、前記各工程は一連の連続工程からなる ことを特徴とする分割型光テープファイバ製造方法。