JP2003241041A - 光ファイバテープ心線の製造方法および製造装置 - Google Patents

光ファイバテープ心線の製造方法および製造装置

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JP2003241041A
JP2003241041A JP2002043199A JP2002043199A JP2003241041A JP 2003241041 A JP2003241041 A JP 2003241041A JP 2002043199 A JP2002043199 A JP 2002043199A JP 2002043199 A JP2002043199 A JP 2002043199A JP 2003241041 A JP2003241041 A JP 2003241041A
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Kaoru Okuno
薫 奥野
Tomoyuki Hattori
知之 服部
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ素線同士を少量の接着樹脂で一体
化することができ、薄型で、単心分離が容易な光ファイ
バテープ心線の製造方法と製造装置を提供する。 【解決手段】 複数の光ファイバ素線2を走行させなが
ら密接させて一列に配列し、接着樹脂を塗布してテープ
状に一体化する光ファイバテープ心線1の製造方法であ
って、複数の光ファイバ素線2の少なくとも一方の配列
平面側に、先端が細い円筒状のノズル10よりエネルギ
ー線硬化型樹脂3を吐出して塗布し、この後、エネルギ
ー線硬化型樹脂3を硬化して複数の光ファイバ素線2を
接着一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の光ファイバ
素線を密接させて一列に配列し、テープ状に一体化する
光ファイバテープ心線の製造方法と製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信網の発展に伴い、光ケーブルの高
密度化あるいは径小化が進められ、光ケーブルに光ファ
イバテープ心線が多く用いられるようになっている。ま
た、光ケーブルから加入者系への光配線等に際しては、
光ケーブルから光ファイバテープ心線を引き出し、その
途中部分で所定の光ファイバを分離し、加入者宅等に引
き落としている。このため、光ファイバテープ心線の外
形寸法をできるだけ小さくして光ケーブルへの収納密度
を高めるとともに、光ファイバ素線を単心に分離し易い
構成とすることが要望されている。
【0003】光ファイバテープ心線は、通常、ガラスフ
ァイバに紫外線硬化型樹脂等の被覆を施した複数の光フ
ァイバ素線を一列に配列し、全体を紫外線硬化型樹脂等
のテープ被覆層で一体化させている。テープ被覆層は、
被覆断面に適合する長孔形状の成形ダイを用いて形成さ
れるが、被覆厚さを薄くするには、成形用の孔形状を光
ファイバ素線径に近づける必要がある。また、テープ被
覆層をできるだけ薄く形成するために、一列に配列され
た光フィアバ素線の全体に、紫外線硬化型樹脂をスプレ
ーで吹き付けて塗布し、この後、成形ダイスで余分な樹
脂を絞り、外形を整える方法も知られている(例えば、
特開昭61−20012号公報参照)。
【0004】しかし、成形ダイや成形ダイスで、成形用
の孔を小さくすると、被覆樹脂材の溜まり空間が小さく
なり、圧力変動等により安定した塗布や成形ができなく
なることがあり、成形ダイや成形ダイスにより被覆厚さ
を薄くするには限界がある。
【0005】また、光ファイバテープ心線は、単心の光
ファイバに分離して、他の光ファイバあるいは端末装置
等に接続される。光ファイバテープ心線の端末部分で、
単心分離治具を用いて単心に分離するのは比較的容易で
ある。しかし、光ファイバテープ心線の中間部分(途中
部分)では、単心分離治具を用いても部分的に被覆層を
剥ぎ取るのは難しく、単心に分離するのは容易でない。
このため、従来、多心の光ファイバテープ心線から、単
心の光ファイバを分離し易いテープ構造や分離方法が種
々提案されている。
【0006】光ファイバテープ心線の片面のみをテープ
被覆層で覆う構成のものも知られている(例えば、特開
昭63−110409号公報参照)。このテープ被覆層
を片面のみに形成することにより、片面側のテープ被覆
厚さ分だけ光ファイバテープ心線を薄くすることがで
き、構造的に単心分離も行ない易い。しかし、前記公報
で開示されている技術は、テープ被覆層を、樹脂の塗布
あるいは樹脂溶液に浸漬し、柔らかいフェルトやローラ
でしごき、その後乾燥してテープ状に一体化するという
ものである。このテープ化方法では、安定したテープ被
覆層を片面のみに形成することは困難で、被覆厚さの制
御も難しい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、光ファイバ素線同士を少量
の接着樹脂で一体化でき、外形寸法を減じ、また光ファ
イバの単心分離が容易な光ファイバテープ心線の製造方
法と製造装置の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバテー
プ心線の製造方法は、複数の光ファイバ素線を走行させ
ながら密接させて一列に配列し、接着樹脂を塗布してテ
ープ状に一体化する光ファイバテープ心線の製造方法で
あって、複数の光ファイバ素線の少なくとも一方の配列
平面側に、先端が細い円筒状のノズルよりエネルギー線
硬化型樹脂を吐出して塗布し、この後、エネルギー線硬
化型樹脂を硬化して複数の光ファイバ素線を接着一体化
することを特徴とする。
【0009】また、本発明の光ファイバテープ心線の製
造装置は、複数の光ファイバ素線を走行させながら密接
させて一列に配列し、接着樹脂を塗布してテープ状に一
体化する光ファイバテープ心線の製造装置であって、複
数の光ファイバ素線の少なくとも一方の配列平面側にエ
ネルギー線硬化型樹脂を吐出して塗布する先端が細い円
筒状のノズルと、ノズルへの樹脂吐出を制御する液体供
給制御装置と、エネルギー線硬化型樹脂を硬化するエネ
ルギー線照射装置を備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1により、本発明の実施の形態
を説明する。図1(A)は本発明の製造方法の概略を説
明する図、図1(B)および図1(C)は集線ガイドの
詳細を示す図である。図1(D)はディスペンサー装置
の概略を示す図である。図中、1は光ファイバテープ心
線、2は光ファイバ素線、3は接着樹脂、4は供給ドラ
ム、5は集線ガイドローラ、6はファイバ加熱装置、7
は集線ガイド、7aはガイド溝、7bは底壁、7cは吸
引孔、8は吸引ポンプ、9は液体供給制御装置、10は
ノズル、10aはシリンジ、11はエネルギー線照射装
置、12はガイドローラ、13はキャプスタンローラ、
14は巻取りドラム、15は制御装置を示す。
【0011】光ファイバ素線2は、例えば、公称外径
0.125mmのガラスファイバの外周に、被覆外径0.
25mm前後の素線被覆を施したものである。この素線
被覆は、紫外線硬化アクリレート樹脂等により、1層ま
たは2層で形成され、また、無色または着色されて形成
されている。
【0012】複数の光ファイバ素線2は、供給ドラム4
から個別に繰り出され、ダンサーローラ(図示せず)で
張力調整されて、集線ガイドローラ5で並列に集線され
る。なお、図1の例では、4本の光ファイバ素線2を用
いる例で示したが、これ以外の2本、8本、12本等の
光ファイバ素線を用いることができる。複数の光ファイ
バ素線2は、集線ガイドローラ5である程度密接するよ
うに配列された後、ファイバ加熱装置6により80℃前
後に加熱される。この加熱により、テープ化のための接
着樹脂との濡れ性を向上させ付着し易くすることができ
る。
【0013】加熱された複数の光ファイバ素線2は、集
線ガイド7に案内される。集線ガイド7のガイド溝7a
は、複数の光ファイバ素線2を一列に密接して配列した
幅寸法より1/100mm〜5/100mm程度広い溝
幅で形成されている。また、集線ガイド7の底壁7bに
は、多数の吸引孔7cが形成されていて、底壁7bの下
面側に吸引ポンプ8が接続される。ガイド溝7a内で、
複数の光ファイバ素線2は、吸引ポンプ8により、底壁
7bに接するように並列にかつ互いに密接して一列に並
べられ、光ファイバ素線2がガイド溝内で振動するのを
防止する。
【0014】なお、集線ガイドの他の例として、図2に
示すように、一対の集線ローラを用いて構成することも
できる。図中、17,18は集線ローラ、17a,18
aはガイド溝を示す。集線ローラ17,18は、ガイド
溝17a,18aを有し、ガイド溝17a,18aの溝
幅は、図1の集線ガイド7と同様に、複数の光ファイバ
素線2を一列に密着して配列した幅寸法より1/100
mm〜5/100mm程度広く形成する。
【0015】複数の光ファイバ素線2は、集線ローラ1
7と集線ローラ18の回転方向が互いに反対になるよう
に掛け渡される。これにより、複数の光ファイバ素線2
は、ガイド溝17a,18aの胴面に接するように押し
つけられ、かつ互いに密接して一列に並べられ、光ファ
イバ素線2がガイド溝18a内で振動するのを防止し、
図1の集線ガイド7と同様な機能を持たせることができ
る。一方の集線ローラ18側には、以下に説明するノズ
ル10が、接着樹脂を供給塗布するために配置される。
【0016】図1に戻り、複数の光ファイバ素線2をテ
ープ化するための接着樹脂を塗布する方法について説明
する。接着樹脂は、細い円筒状のノズル10より吐出さ
れ、ノズル先端と光ファイバ素線との間で吐出された接
着樹脂が連なる(連続する)状態で塗布される。接着樹
脂の塗布は、接着樹脂を吐出する先端が細い円筒状のノ
ズル10と、このノズルからの樹脂吐出を制御する液体
供給制御装置9で行なわれる。以下、液体供給制御装置
9とノズル10とを含めてディスペンサー装置という。
このディスペンサー装置は、集線ガイド7により密接し
て配列された光ファイバ素線2上に、接着樹脂を供給塗
布するもので、高精度で樹脂吐出による塗布量および塗
布位置、塗布時間等を制御し、所望のパターンで光ファ
イバ素線2上に樹脂を塗布することができる。
【0017】後述する光ファイバテープ心線1の走行速
度信号が、制御装置15によりディスペンサー装置の制
御部に入力され、走行速度信号に応じた、樹脂塗布量、
塗布のオン/オフ時間やタイミングの制御が行なえるよ
うにする。これにより、光ファイバテープ心線1の走行
速度が途中で変化した場合にも、光ファイバ素線上に供
給される塗布量、塗布長等を一定にすることができる。
【0018】また、ディスペンサー装置自体において、
樹脂吐出をオン/オフするサイクル時間に制限がある。
そこで、ディスペンサー装置またはノズル10のみを、
光ファイバ素線2の走行方向に位置を異ならせて複数配
置し、樹脂吐出のオン/オフの制御を連動して行なうよ
うにする。そして、複数のディスペンサー装置で樹脂の
塗布を交互に行なわせることで、接着樹脂の塗布の高速
化を図ることができる。さらに、製造装置が長時間連続
して稼働される場合は、複数のディスペンサー装置を交
互に運転し、樹脂補充等を行なうようにすることで、連
続製造を可能とし生産性を高めることができる。
【0019】図1(C)に示すように、ノズル10の先
端と塗布面との距離dが大きいと、樹脂の塗布量や塗布
位置の精度が低下するので、ノズル10の先端と塗布面
との距離dは1.0mm以下に設定するのが好ましい。
なお、図2(B)に示した例の場合も同様である。ま
た、ディスペンサー装置は供給樹脂の温度を調整して、
塗布時の樹脂粘度を調整することができる機能を備える
ことにより、塗布量や光ファイバテープ心線の走行速度
に応じた適切な粘度に調整管理することができる。
【0020】ディスペンサー装置には、樹脂の吐出量を
調整する形態としてエアータイプ、スクリュウタイプ、
ポンプタイプ、チューブタイプ、メカニカルタイプ等、
種々の方式があるが、本発明では、所定の制御が可能な
らどのタイプを用いてもよい。
【0021】複数の光ファイバ素線2を接着一体化する
接着樹脂には、紫外線、放射線、電子線等のエネルギー
線の照射により硬化する樹脂を用いるのが好ましい。エ
ネルギー線硬化型樹脂を用いることにより、微量の樹脂
で光ファイバ素線間を高速で接着一体化できる。また、
微量の樹脂で接着することにより、光ファイバ素線を単
心に分離するのが容易となる。
【0022】エネルギー線硬化型樹脂として、特に紫外
線硬化型樹脂または電子線硬化型樹脂が好ましく、オリ
ゴノマーとモノマーを組み合わせ、これに種々の添加剤
を加えて用いられる。オリゴノマーには、ラジカル重合
型として、不飽和ポリエステル、ウレタンアクリレー
ト、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレー
ト、エステル、エーテルアクレリート、アミノ酸アクレ
リート等がある。カチオン重合型としては、脂環式エポ
キシ化合物が代表的である。
【0023】ディスペンサー装置の後段には、塗布され
た接着樹脂を硬化するエネルギ−線照射装置11が設け
られる。集線ガイド7でディスペンサー装置により塗布
された接着樹脂3は、エネルギー線照射装置11で所定
線量の照射を受けて硬化され、複数の光ファイバ素線2
は、接着一体化されて光ファイバテープ心線1とされ
る。
【0024】光ファイバテープ心線1は、ガイドローラ
12を経て、キャプスタンローラ13により引き取ら
れ、ダンサーローラ(図示せず)により張力調整されて
巻取りドラム14に巻取られる。キャプスタンローラ1
3は、制御装置15により回転速度が制御され、光ファ
イバテープ心線1の走行速度が調整される。上述した光
ファイバ素線2の走行速度信号には、キャプスタンロー
ラ13の回転速度を用いることができる。
【0025】図3は、本発明による接着樹脂の各種の塗
布形態を示す図である。図3(A)は各光ファイバ素線
間の密接部分に線状に塗布する例を示し、図3(B)は
各光ファイバ素線間の密接部分に間欠的に塗布する例を
示す図である。図3(C)は複数の光ファイバ素線の配
列平面全体に塗布する例を示し、図3(D)は複数の光
ファイバ素線の配列平面全体に間欠的に塗布する例を示
す図である。図3(E)は複数の光ファイバ素線の配列
平面の両面に塗布する例を示す図である。図中の符号
に、図1で用いたのと同じ符号を用いることにより、説
明を省略する。
【0026】図3(A)に示すように、光ファイバ素線
2間の密接部分2aに線状に塗布する場合、ディスペン
サー装置およびノズルは、少なくとも線状に塗布する本
数分を用意する(図の例では、3台以上)。光ファイバ
素線2間の密接部分2aには、連続して線状に接着樹脂
3が塗布され、隣接する光ファイバ素線2同士を接着一
体化し、光ファイバテープ心線1とされる。
【0027】図3(B)に示すように、光ファイバ素線
2間の密接部分2aに短い線状で間欠的に塗布する場
合、図3(A)の場合と同様に、ディスペンサー装置お
よびノズルは、少なくとも線状に塗布する本数分を用意
する。光ファイバ素線2間の密接部分2aには、接着樹
脂3が所定長さの短い線状で間欠的に塗布され、隣接す
る光ファイバ素線2同士を接着一体化し、光ファイバテ
ープ心線1とされる。
【0028】図3(C)に示すように、複数の光ファイ
バ素線2の配列平面全体に塗布する場合、ディスペンサ
ー装置のノズル径が大きめのものを使用する。光ファイ
バ素線2は、少なくとも一方の平面で接着樹脂3で接着
一体化され、光ファイバテープ心線1とされる。この場
合、ディスペンサー装置は、少なくとも1台用意すれば
よいが、光ファイバ素線2の長手方向に複数配置し、こ
れを交互に切り替えて使用することにより、高速で塗布
することができ、樹脂補充等がある場合も連続して長時
間使用することができる。なお、図3(A),図3
(B),図3(D)の塗布形態においても、ディスペン
サー装置を複数台配置してもよい。
【0029】図3(D)に示すように、複数の光ファイ
バ素線2の配列平面全体に間欠的に塗布する場合、図3
(C)の場合と同様に、ディスペンサー装置のノズルの
径が大きめのものを使用する。光ファイバ素線2は、少
なくとも一方の平面で間欠的に塗布された接着樹脂3で
接着一体化され、光ファイバテープ心線1とされる。
【0030】図3(E)に示すように、光ファイバ素線
の配列平面の両面に塗布する場合、ディスペンサー装置
のノズルで両面から塗布されるように、少なくとも両面
に1台ずつで、計2台用意する。図3(E)では、図3
(B)のように、光ファイバ素線2間の密接部分2aに
は、一方の平面側に間欠的に接着樹脂3を塗布し、他方
の反対平面側に、接着樹脂3’を間欠的に塗布する。ま
た、接着樹脂3と3’とは、塗布位置が互い違いになる
ように塗布して接着一体化し、光ファイバテープ心線1
とされる。
【0031】図4は、光ファイバテープ心線の接着樹脂
の各種塗布形態の例を示す断面図である。図4(A)は
複数の光ファイバ素線の配列平面全体に比較的厚く塗布
する例を示し、図4(B)は複数の光ファイバ素線の外
面に接する配列平面に摺り切りの状態で塗布する例を示
し、図4(C)は複数の光ファイバ素線の外面に接する
配列平面から突出しないように塗布する例を示す図であ
る。図中の符号に、図3で用いたのと同じ符号を用いる
ことにより、説明を省略する。
【0032】図4(A)は、図3(C)または図3
(D)の形態で接着樹脂3を塗布したもので、光ファイ
バ素線2の接着一体性は、比較的強いが、多少、配列平
面から接着樹脂3が突出するため、その分だけ光ファイ
バテープ心線1としての厚さ寸法が大きくなる。
【0033】図4(B)は、接着樹脂3を隣接する光フ
ァイバ素線2間の隙間部分に、摺り切り状態で塗布した
ものである。接着樹脂3は、図4(A)と同程度の接着
面を有するので接着一体性は比較的強く、しかも、光フ
ァイバ素線2の配列平面から突出しないので、厚さ寸法
も最小とすることができる。しかし、接着樹脂3の塗布
量の正確な制御が必要で、このため接着樹脂の塗布速度
をあまり速くすることができない。
【0034】図4(C)は、接着樹脂3が隣接する光フ
ァイバ素線2間の隙間部分の谷底部を部分的に埋めて接
着一体化しているので、光ファイバ素線2の配列平面か
ら突出せず、厚さ寸法も最小とすることができ、単心分
離性にも優れている。また、接着樹脂3の塗布速度を減
じることなく塗布することができる。しかし、接着一体
性が他の例と比べて多少弱いが、光ケーブル内に収納さ
れた状態での使用では、特に問題にはならない。
【0035】図5は、ディスペンサー装置のノズル位置
をずらせて配置する例(3つのノズルの場合)を示す図
で、図5(A)は中央のノズルに対して両側のノズルを
並べてずらした例を示し、図5(B)は各ノズルを個々
にずらした例を示す。光ファイバ素線2を密接させて配
列すると、図3(A),図3(B),図3(E)のよう
に、接着樹脂を微少間隔で線条に塗布する必要がある。
例えば、光ファイバ素線2の被覆外径が0.25mmと
すると、ノズル10のセンター間隔eは0.25mm程
度とする必要がある。
【0036】一方、ノズル10は図1(D)に示したよ
うに、一般的には液体を蓄えるシリンジ10aを備えて
いる。シリンジ10aの直径は、供給目的の容量に応じ
て5mm〜40mmのものが使用されている。しかし、
このシリンジを備えず直接液体をノズル10に供給する
タイプのものもある。ディスペンサー装置に用いられる
ノズル10は、外径0.5mm、内径0.2mm程度の円
筒状のものが一般的である。これ以上細径化すると、ノ
ズルの強度、加工上の問題から難しい。
【0037】しかし、ノズル外径より小さい間隔で、樹
脂を線状に複数本塗布するような場合、図5(A)また
は5(B)に示すように、ノズル10の配置を前後方向
にずらし、ノズル10のセンター間の間隔eをノズル外
径以下(例えば、0.3mm以下)に設定する。したが
って、密接配列した光ファイバ素線ピッチがノズル外径
より小さくても、各光ファイバ素線の密接部分に、線条
に接着樹脂を塗布することができる。
【0038】なお、ノズル10の位置を図5のように光
ファイバ素線の長手方向に位置をずらせて配置した場
合、線条の接着樹脂3の塗布位置が長手方向で多少ずれ
る。長手方向位置を合わせる必要がある場合は、それぞ
れの樹脂吐出のタイミング位相を調整することにより一
致させればよい。
【0039】次に、上述した本発明の実施の形態につい
ての実施例を、図1を参照して説明する。 (実施例1)被覆外径が0.25mmの4本の光ファイ
バ素線2を供給ドラム4から供給し、集線ガイドローラ
5を経てファイバ加熱装置6で、光ファイバ素線2を8
0℃程度になるように加熱した。集線ガイド7のガイド
溝7aの幅を1.03mmとし、吸引ポンプ8で光ファ
イバ素線2をガイド底壁7bに吸着させて、振動が生じ
ないようにした。
【0040】ディスペンサー装置を3台用意し、そのノ
ズル10を、図5(B)に示すように長手方向にずらし
て配置し、ノズル中心の間隔eを0.25mmに調整し
た。また、ノズル先端と光ファイバ素線2の配列平面と
の間隔dを0.1mmとした。接着樹脂3には、紫外線
硬化型樹脂を用い、温度調整で粘度0.5Pa・sに管
理した。
【0041】光ファイバ素線2を線速300m/min
で走行させて、図3(A)に示す塗布形態の光ファイバ
テープ心線1を製造した。製造した光ファイバテープ心
線を、別に用意した設備により、張力100g、線速5
00m/minで巻き替えてみたが、各光ファイバ素線
がバラバラにならず、テープ化状態を維持することがで
きた。一方、光ファイバテープ心線を指で摘んで幅方向
に引っ張ったところ、各光ファイバ素線を分離すること
ができた。
【0042】(実施例2)実施例1と同じ設定の装置
で、光ファイバ素線2の線速を30m/min→300
m/minに次第に上昇させて走行させ、図3(B)お
よび図4(C)に示す間欠的な塗布形態の光ファイバテ
ープ心線1を製造した。ディスペンサー装置の制御部に
は、走行速度信号が与えられ、各ディスペンサー装置の
制御部同士も連動させた。接着樹脂3を塗布する長さL
1を10mm、塗布しない長さL2を10mmとするた
めに、線速30m/minの時は0.02sec、線速
100m/minの時は0.006sec、線速200
/minの時は0.003sec、線速300m/mi
nの時は0.002secの時間となるように連続的に
変化させ、樹脂吐出をオン/オフさせた。なお、接着樹
脂の塗布位置を図3(B)のように一致させる場合に
は、図5の各ノズルの吐出タイミングを調整すればよ
い。
【0043】上記の方法で製造した光ファイバテープ心
線を、実施例1と同様、別に用意した設備により、張力
100g、線速500m/minで巻き替えてみたが、
各光ファイバ素線がバラバラにならず、テープ化状態を
維持することができた。一方、光ファイバテープ心線の
樹脂が塗布されていない部分を指で摘んで幅方向に引張
ったところ、各光ファイバ素線を分離することができ
た。
【0044】(実施例3)実施例1と同じ設定の装置
で、ディスペンサー装置を走行方向に、さらに、後方に
1セット(3台で1セットとする)追加配置し、合計6
台のディスペンサー装置を用いた。2セットのディスペ
ンサー装置をA群とB群に分け、光ファイバ素線を線速
600m/minで走行させた。A群とB群のそれぞれ
で図3(B)および図4(C)の形態で接着樹脂を塗布
し、A群とB群との樹脂吐出のオン/オフのタイミング
を0.002secずらすことにより、線速600m/
minに上昇させても図3(A)の連続した塗布形態で
光ファイバテープ心線を得ることができた。
【0045】上記の方法で製造した光ファイバテープ心
線を、実施例1と同様、別に用意した設備により、張力
100g、線速500m/minで巻き替えてみたが、
各光ファイバ素線がバラバラにならず、テープ化状態を
維持することができた。一方、光ファイバテープ心線を
指で摘んで幅方向に引張ったところ、各光ファイバ素線
を分離することができた。
【0046】(実施例4)実施例1と同じ設定で、ディ
スペンサー装置は1台とし、ノズル径を大きくして並列
に配列された4本の光ファイバ素線2の全体に塗布され
るようにした。光ファイバ素線2を線速300m/mi
nで走行させて、図3(C)および図4(A)に示す塗
布形態の光ファイバテープ心線1を製造した。製造した
光ファイバテープ心線を、実施例1と同様、別に用意し
た設備により、張力100g、線速500m/minで
巻き替えてみたが、各光ファイバ素線がバラバラになら
ず、テープ化状態を維持することができた。一方、光フ
ァイバテープ心線を指で摘んで幅方向に引張ったとこ
ろ、各光ファイバ素線を分離することができた。
【0047】(実施例5)実施例4と同じ設定の装置
で、光ファイバ素線2の線速を30m/min→300
m/minに次第に上昇させて走行させ、図3(D)お
よび図4(A)に示す間欠的な塗布形態の光ファイバテ
ープ心線1を製造した。ディスペンサー装置の制御部に
は、制御装置15から走行速度信号を与えた。接着樹脂
3の塗布する長さを10mm、塗布しない長さを10m
mとするために、線速30m/minの時は0.02s
ec、線速100m/minの時は0.006sec、
線速200/minの時は0.003sec、線速30
0m/minの時は0.002secの時間となるよう
に連続的に変化させ、樹脂吐出をオン/オフさせた。
【0048】上記の方法で製造した光ファイバテープ心
線を、実施例1と同様、別に用意した設備により、張力
100g、線速500m/minで巻き替えてみたが、
各光ファイバ素線がバラバラにならず、テープ化状態を
維持することができた。一方、光ファイバテープ心線の
樹脂が塗布されていない部分を指で摘んで幅方向に引張
ったところ、各光ファイバ素線を分離することができ
た。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数の光ファイバ素線を一列に配列してテー
プ化するのに、配列平面に塗布する接着樹脂を高精度に
制御することができる。これにより、外形寸法を最小に
した薄型で、しかも単心分離が容易な光ファイバテープ
心線を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する図である。
【図2】集線ガイドの他の例を示す図である。
【図3】本発明による接着樹脂の各種の塗布形態を示す
図である。
【図4】本発明による接着樹脂の各種塗布形態の断面図
である。
【図5】ディスペンサー装置のノズル位置をずらせて配
置する例を示す図である。
【符号の説明】
1…光ファイバテープ心線、2…光ファイバ素線、2a
…密接部分、3,3’…接着樹脂、4…供給ドラム、5
…集線ガイドローラ、6…ファイバ加熱装置、7…集線
ガイド、7a…ガイド溝、7b…底壁、7c…吸引孔、
8…吸引ポンプ、9…液体供給制御装置、10…ノズ
ル、10a…シリンジ、11…エネルギー線照射装置、
12…ガイドローラ、13…キャプスタンローラ、14
…巻取りドラム、15…制御装置、17,18…集線ロ
ーラ、17a,17b…ガイド溝。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ファイバ素線を走行させながら
    密接させて一列に配列し、接着樹脂を塗布してテープ状
    に一体化する光ファイバテープ心線の製造方法であっ
    て、前記複数の光ファイバ素線の少なくとも一方の配列
    平面側に、先端が細い円筒状のノズルよりエネルギー線
    硬化型樹脂を吐出して塗布し、この後、前記エネルギー
    線硬化型樹脂を硬化して前記複数の光ファイバ素線を接
    着一体化することを特徴とする光ファイバテープ心線の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバ素線の走行速度に応じて
    前記ノズルからの樹脂吐出を制御し、前記光ファイバ素
    線の長手方向の塗布量および塗布長、塗布間隔を一定に
    することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバテー
    プ心線の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ノズルを前記光ファイバ素線の走行
    方向に位置を異ならせて複数配置し、樹脂吐出のオン/
    オフを制御することを特徴とする請求項1または2に記
    載の光ファイバテープ心線の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ノズル先端と前記光ファイバ素線の
    外面に接する配列平面との間隙を、1.0mm以下にす
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の光ファイバテープ心線の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ノズルで前記エネルギー線硬化型樹
    脂を塗布する直前に前記光ファイバ素線を加熱すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光フ
    ァイバテープ心線の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記エネルギー線硬化型樹脂に、紫外線
    硬化型樹脂または電子線硬化型樹脂を用いることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバ
    テープ心線の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記エネルギー線硬化型樹脂の硬化前の
    粘度を、3Pa・s以下に調節して塗布することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバ
    テープ心線の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記エネルギー線硬化型樹脂を、前記光
    ファイバ素線の長手方向に連続的に塗布することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバ
    テープ心線の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記エネルギー線硬化型樹脂を、前記光
    ファイバ素線の長手方向に間欠的に塗布することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバ
    テープ心線の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記エネルギー線硬化型樹脂を、隣接
    する前記光ファイバ素線間に線状に塗布することを特徴
    とする請求項8または9に記載の光ファイバテープ心線
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記エネルギー線硬化型樹脂を、前記
    複数の光ファイバ素線の外面に接する配列平面から突出
    しないように塗布することを特徴とする請求項8〜10
    のいずれか1項に記載の光ファイバテープ心線の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 複数の光ファイバ素線を走行させなが
    ら密接させて一列に配列し、接着樹脂を塗布してテープ
    状に一体化する光ファイバテープ心線の製造装置であっ
    て、前記複数の光ファイバ素線の少なくとも一方の配列
    平面側にエネルギー線硬化型樹脂を吐出して塗布する先
    端が細い円筒状のノズルと、前記ノズルへの樹脂吐出を
    制御する液体供給制御装置と、前記エネルギー線硬化型
    樹脂を硬化するエネルギー線照射装置を備えたことを特
    徴とする光ファイバテープ心線の製造装置。
  13. 【請求項13】 前記光ファイバテープ心線の走行速度
    を検出し、前記走行速度に応じて前記ノズルからの樹脂
    吐出を制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求
    項12に記載の光ファイバテープ心線の製造装置。
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