JPH0289034A - モータ制御シャッタ装置 - Google Patents

モータ制御シャッタ装置

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JPH0289034A
JPH0289034A JP24006788A JP24006788A JPH0289034A JP H0289034 A JPH0289034 A JP H0289034A JP 24006788 A JP24006788 A JP 24006788A JP 24006788 A JP24006788 A JP 24006788A JP H0289034 A JPH0289034 A JP H0289034A
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brake
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Shigeru Tagami
茂 田上
Katsuto Niwa
丹羽 克仁
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Seikosha KK
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Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセクターの開閉動作を制御モータにより制御す
るモータ制御シャッタ装置に関する。
〔従来の技術〕
このようなモータ制御シャッタ装置としては、たとえば
特公昭62−60686号公報に記載されたものがある
。この従来のモータ制御シャッタ装置は、絞り動作量が
露光に適切な量に達したときに、パルスモータに金相的
な直流電流の通電を行なうことにより強制的にモータを
停止せしめて絞り制御を行なうようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のモータ制御シャッタ装
置にあっては、いかに金相的な直流電流の通電を行なっ
たとしても、機械的に規・制するわけではないのでパル
スモータにどうしてもハンチング(慣性による行過ぎや
揺戻し)が残ってしまう。このため、このようなハンチ
ングが減衰して止まるまでは絞り口径が一定とならない
ため、撮影に支障が出る。そのためハンチング停止まで
待たなければならず、すばやく正確な絞り口径が得られ
ず適正な露出を行なうことが難しくなるという問題点が
ある。
ができるため、適切な絞り制御を行なうことかで〔課題
を解決するための手段〕 そこで本発明は上記問題点を解決するため、制御回路に
より制御されて正逆回転可能なモータと、このモータに
より駆動されてレンズ開口を開閉するセクターと、この
セクターによる開口径に対応するステップ数を設定する
ステップ数設定回路とを備え、前記ステップ数設定回路
からのパルスに応じて前記モータを正逆両方向に回動さ
せるときブレーキパルスによりブレーキをかけるように
した構成としたものである。
〔作 用〕
このような構成のモータ制御シャッタ装置によれば、ス
テップ数設定回路からのパルスに応じて制御モータを正
逆両方向に回動させるとき、駆動回路がブレーキパルス
によりモータの回動にブレーキをかけることにより、前
記ハンチングを確実に防止してすばやく正確な絞り口径
を得ることきる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する
第1図は、本発明が適用されるシャッタ装置の1実施例
を示すものであって、図中符号1は、レンズを位置決め
する地板2を取付けた合板で、地板2との間にセクター
室3を形成し、ここに対称的に回動してレンズ開口を決
定する2枚のセクター4,4がビン5により可回動に設
けられている。
6はセクター駆動レバーで、台板1に植設した軸7によ
り可回動に支持され、一端に形成した溝部6aを介して
軸7に可回動に設けた後述するセクター駆動車9のビン
9aに係合するとともに、台板1側に立設したセクター
ビン10によりセクター4.4に係合している。9は、
前述のセクター駆動車で、外周に形成した度決め部9b
、9bと左旋性を付与するバネ8によって静止時に基準
位置に規制するように軸7により可回動に支持され、一
端に形成した歯部9cにより輪列を介して後述するステ
ップモータ12(制御モータ)のロータ軸13aに連結
している。なお、図中符号11は、セクター駆動車9の
度決め部9b、9bと係合して回転範囲を規制するビン
を示している。
第2図は、前述したステップモータ12の一実施例を示
すものでありで、図中符号13は、永久磁石からなる4
極ロータで、ロータ軸13aの両端を突出させて上板1
4と下板15に可回動に車付け、軸13aに取付けたピ
ニオン16により輪列を介してシャッタ装置のセクター
駆動車9を駆動するように構成されている。
17.18は、それぞれ2本の脚部を形成したU字状の
磁性材からなるステータで、それらの一方の脚部に励磁
コイルL1を、他方の脚部に励磁コイルL2を巻回し、
各ステータの先端に、ロータ13の中心に対して90″
となる位置に磁極部17a、17b、18a、18bを
形成して構成されている。これらステータ17.18は
、それぞれの一方の磁極部17b、18bがロータ13
の中心に対して45″の位置を取るようガイドビン19
により位置決めして「ハ」字状に配設し、1ステツプ9
0″としてロータ13を正方向、及び逆方向に回転でき
るように構成されている。
第3図は制御装置を示すブロック図であり、22は、水
晶振動子を備えた基準パルス発振器21からの信号に基
づいて各種回路に用いられるクロックを発生、出力する
分周器、23は測光回路、24は測光回路23が検出し
た測光データをアナログからデジタル化して出力するA
/D変換器である。27は測光量に対応する露光量、す
なわちステップモータ12の回動すべきステップ数デー
タ等を格納したデータROM、28は正転ステップ数設
定回路、29は逆転ステップ数設定回路であり、正/逆
切換器32の反転によって正転ステップ数設定回路28
はパルスの出力を停止するとともに逆転ステップ数設定
回路29はパルスの出力を開始するよう構成されている
31はブレーキパルス長設定回路であり、このブレーキ
パルス長設定回路31は正転ステップ数設定回路28.
逆転ステップ数設定回路29が設定するステップ数と相
関を有するブレーキパルス長を設定する。30はパルス
切換回路、33はステップモータ駆動回路である。
次に作用について説明する。図外のレリーズボタンを押
圧すると測光回路23が作動し、測光回路23が検出し
た測光データをA/D変換器24がA/D変換して、デ
ジタル化された測光データがデータROM2?に入力さ
れる。データROM2 ?は測光データに基づいてそれ
に対応する露光データを設定する。レリーズボタンをさ
らに深く押込むと正/逆切換器32がリセットされ、同
時に正転ステップ数設定回路28および逆転ステップ数
設定回路29が作動して正転ステップ数および逆転ステ
ップ数が設定されてパルスが発生される。
パルス切換回路30は正転ステップ数設定回路28から
のパルスを選択してステップモータ駆動回路33に出力
し、ステップモータ12は正転パルスが1個ずつ入力す
るごとに正方向に1ステップ回転してセクター4.4を
第4図(d)に示す実線のような関係で開き始める。同
図(d)に示すようなある開口F1まで開口するときに
は、同図(a)に示すようにステップ数5までパルスが
入力されるものとし、そのときにステップモータ12の
励磁コイルL  、L  に入力されるパル大信号は同
図(b)に示すようになる。
同図(a)において5ステツプ目にパルスが人力された
(ポイントal)後の所定時間tA後(ポイントbl)
に1ステップ手前の位相(ステップ4)の励磁が所定時
間1Bの間行われて(ポイントcl) 、父兄に戻って
いるが、ポイントb1とclとの間の破線で示すように
そのような1ステップ手前の励磁が行われなかったとす
ると、同図(d)における開口径F1の線図の頂部に破
線で示すようにハンチングが生じる。これはそれまでの
ステップモータ12のロータ13の慣性力に起因するも
のである。
しかしながら、本発明においては上記1ステップ手前の
励磁を行うためにロータ13の慣性にブレーキがかかり
、同図(d)の開口径F1の線図の頂部は実線で示すよ
うにハンチングのない安定したきれいな台形状態が得ら
れる。このため、ハンチングを確実に防止して適切な絞
り制御を行なうことができる。上述のような1ステップ
手前の励磁は、ブレーキパルス長設定回路31がデータ
ROM27からの信号に基づいて上記ステップ数と相関
するブレーキパルス長を設定、すなわちどのステップの
ときはどの位の時間が経ってからどの位の間の時間1ス
テップ手前の励磁を行うかの演算をし、パルス切換回路
30にそれらのデータを出力して前述のようなパルス制
御を行なう。
次に同図(d)に示すようなある開口径F2まで開口す
る場合について説明すると、その場合は同図(a)に示
すようにステップ数8までパルスが入力されるものとし
、そのときに励磁コイルL、、L2に入力されるパルス
信号は同図(C)に示すようになる。同図(a)におい
て、8ステツプ目にパルスが入力された(ポイントa2
)後、所定時間t。後(ポイントb2)に1ステップ手
前の位相(ステップ7)の励磁が所定時間tDの間行わ
れて(ポイントC2)、父兄に戻っているが、ポイント
b2と02との間の破線で示すようにそのような1ステ
ップ手前の励磁が行われなかったとすると、同図(d)
における開口径F2の線図の頂部に破線で示すようにや
はりハンチングが生じる。
しかしながら、本発明においては前述の開口径F1のと
きと同様に1ステップ手前の励磁を行うことによりハン
チングを確実に防止することができる。ただ開口径F 
とF2とでは1ステツプ■ 手前の励磁を行う迄の時間がt とt 、励磁をC 行っている間の時間がt とtDのように互に異るが、
これはステップ数の違いによってロータ13の動作特性
が異るためである。すなわちロータ13の動作特性とは
、ロータ13とステータ17.18の極間距離によりロ
ータ13に作用する引力が異って回転スピードが影響さ
れたり、あるいは摩擦やバネ等の外的負荷によりロータ
13の回転スピードが影響されたりすることをいう。
なお全開口径においては何もしなくともハンチングは現
われないが、これは全開口径はセクター4.4以外の部
材で形成されるためで、本発明のように1ステップ手前
の励磁をしない場合はセクター4,4はその部材の外側
でハンチングすることになるが差支え無い。
また本発明は上記実施例のような開口面積のみを問題と
する絞り制御だけでなく、それに時間をも加味した露出
制御にも使うことができる。
また本発明は2相励磁駆動のみではなく、1相励磁、1
−2相励磁による駆動においても用いることができる。
さらにモータの回転角度やスピードをエンコーダで検出
し、それを基にブレーキパルスを作ってブレーキをかけ
る閉ループ制御(フィードバック制御)に用いることも
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、セクターのハンチ
ングを確実に防止してすばやく正確な絞り口径が得られ
る。
また、露出作動の場合任意の絞りできれいな台形波形が
得られ、レンズシャッタでも一眼レフ並みの、絞り優先
で自動速度制御の露出制御を行うことができる。
さらに、簡単な構成できれいな台形波形が得られハンチ
ングを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明によるモータ制御シャッタ装置
の一実施例を示す図であり、第1図(A)はモータ制御
シャッタ装置の平面図、同図(B)はモータ制御シャッ
タ装置の一部断面拡大半側面図、第2図(A)はステッ
プモータの平面図、同図(B)はステップモータの側面
断面図、第3図はステップモータの制御装置を示すブロ
ック図、第4図(a)は開口径F  、F2を開口する
ときのパルスのステップ数およびブレーキパルスと時間
との関係を示す特性図、同図(b)はステップ数5にお
ける励磁コイルL  、L2へのスチップパルスおよび
ブレーキパルスの信号波形図、同図(C)はステップ数
8における励磁コイルし1、L2へのステップパルスお
よびブレーキパルスの信号波形図、同図(d)はレンズ
開口径F1゜F2における開口径変化と時間との関係を
示す線図である。 1・・・・・・台 板 2・・・・・・地 板 3・・・・・・セクター室 4・・・・・・セクター 5・・・・・・ピ ン 6・・・・・・セクター駆動レバー 6a・・・・・・溝 部 7・・・・・・軸 8・・・・・・バ ネ 9・・・・・・セクター駆動車 9a・・・・・・ピ ン 9b・・・・・・度決め部 9c・・・・・・歯 部 10・・・・・・セクター駆動ビン 11・・・・・・ビ ン 12・・・・・・ステップモータ 13・・・・・・ロータ 13a・・・・・・ロータ軸 14・・・・・・上 板 15・・・・・・下 板 16・・・・・・ピニオン 17.18・・・・・・ステータ 17a、17b、18a、18b−・−・−磁極部19
・・・・・・ガイドピン 21・・・・・・基準パルス発振器 22・・・・・・分周器 23・・・・・・測光回路 24・・・・・・A/D変換器 27・・・・・・データROM 28・・・・・・正転ステップ数設定回路29・・・・
・・逆転ステップ数設定回路30・・・・・・パルス切
換回路 31・・・・・・ブレーキパルス長設定回路32・・・
・・・正/逆切換器 L t 、 L 2・・・・・・励磁コイル特許出願人
  株式会社 精 工 舎 特許代理人 弁理士 松田和子 第 (A) q。 第2の (^) くBン 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 制御回路により制御されて正逆回転可能なモータと、こ
    のモータにより駆動されてレンズ開口を開閉するセクタ
    ーと、このセクターによる開口径に対応するステップ数
    を設定するステップ数設定回路とを備え、前記ステップ
    数設定回路からのパルスに応じて前記モータを正逆両方
    向に回動させるときブレーキパルスによりブレーキをか
    けるようにしたことを特徴とするモータ制御シャッタ装
    置。
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