JPH0288198A - 食料品のこま切り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタマネギその他野菜類のような食料品をこま切
れにする装置に関し、こま切りにする対象物をおおうよ
うに設置可能なハウジング、該ノ＼ウジング内において
案内され、プランジャによりスプリングの弾力に抗して
下方に押圧可能なナイフで、そのハウジング内のガイド
により上方へ移行中ある角度をもって強制的に回転する
ものを有する。

この様式のこま切り装置には、例えば、ドイツ特許Ｎｏ
、　２７１９９８０にて開示された装置があるが、プラ
ンジャをスプリングで囲み、そのプランジャが上方移行
中、そのスプリング内で回転し、下方移行中にはそれが
解放され、プランジャを回転させないようにしてナイフ
の回転を行っている。

従来のこま切り装置には一連の不具合があり、それらに
はスプリングの機能に常時信顛が置けるとは限らず、装
置の清潔度、およびその掃除の度合によりプランジャの
下降時にスプリングを解放せず、プランジャと連動して
しまうようなことがある。このため装置の解体に関し、
複雑な機構でも容易に掃除が行えるように改良が多く提
案されてきた。

本発明は新規なカップリングを備えることでナイフの前
進運動を強制的に達成させることをその目的としている
。

本発明によるとその目的は相互に同心的に配置された実
質的に環状をなす２つの要素からなるカップラにより達
成されるが、そのエレメントの１つは、第２のエレメン
トに面する側で、周辺部にわたり配分された一方の側で
傾斜する多数の歯を有する。これに対し、第２部は第１
要素に面した側面上にその歯の垂直フランク内に網目状
になってかみ合う２つもしくは数個の弾性のあるつめを
もつ。その際第１カップリング部は、ハウジングのうず
まき案内溝中を滑るが、第２カップリング部は操作機構
部に堅固に結合している。

次に本発明の実施態様につき添付図面を参照しながら説
明する。

第１図に示す通り該装置はハウジング１を有し、そのハ
ウジングは上部２と下部３とにより構成される。該下部
は差し込みはめ合せもしくは類似の手段で該上部に結合
しても差し支えない。該ノ＼ウジング上部２はハウジン
グの外壁と一体となり結合される円筒型の壁体４と底部
５により形成される上方に開口する室体を有する。該底
部５は円筒型の突出部６により囲まれた開口部７を有し
、第４図に示す如く、その円筒状の壁はその内部の表面
において、うす巻き状の溝を呈する。円筒型壁体４によ
り形成された室体は操作機構９の受は大役を果たす。

該操作機構は室体底部の開口部中に案内されるプランジ
ャ１１により構成される。該プランジャ１１は円筒状に
下方に伸びる延長体１３を呈する押圧ボタン１２に固定
的に結合されており、その外径は咳室体部の内径と一致
する。該押圧ボタンはこの方式で該室体中に誘導される
。うず巻きばね１４は室体底部と押圧ボタンの間に位置
して、該プランジャとともに該押圧ボタンを上方に圧す
る。

該押圧ボタンの円筒型伸長体の下面には下記に詳述する
２部方式のカップリング１５．１６がある。

ナイフ保持体はプランジャーの下部の端に固定されてい
る。ナイフ保持体１７と室体底部との間には緩衝装置１
８が設けられており実質的には従来形であるが、波状も
しくは回旋状のこま切りナイフ１９が当該ナイフ保持体
に固着されている。

さらに実質的に従来型のスクレーパー２１が備えられ、
該ハウジングを上部と下部に解体するとスクレーパーも
また除去可能になる。最後に、こま切り板２２がハウジ
ング３の下部の下面に位置し、その板上に該ハウジング
が設置される。

第２図と第３図には該カップリングの正確な設計と機能
を示しである。カップリングは２つの部分１５と１６で
構成されるが、それらはともに嵌合し、お互いの回りを
、一方向のみであるが、回転可能である。第２図は第１
部分１５を示す。第２ａ図は横断面図における側面を部
分的に示す。第２ｂ図は平面図である。第２ａ図におけ
るように第１カップリング部１５は一方向に傾斜した歯
２４をその上側に具備され、その反対側には、急勾配の
追持受けを具備されている平座金２３を有する。該座金
２３の周辺には１６箇の歯を配列し、各歯の角度を２２
．５度になるようにする。

該座金はその外周に相互に約９０度で互い違いに配列さ
れた４つの円筒形カムを具備した円筒形状の突出部２５
を有する。これらのカムの直径は３．５ｍｍとし、これ
により室体壁中のうす巻き溝の幅と合致する様にする。

該座金２３はその内側に上方向に長（伸びる円筒型の突
出部２７を有し、その内径をプランジャ１１の外径より
大きくする。突出部２７はその上側に拡張部２８を有し
、その拡張部は上方向に円錐形の傾斜をもち、かつ下方
向に面する停止部を形成しておりその停止部により２つ
のカップリング部分はともに保持される。該円筒型突出
部２７の高さは、下記に説明するカップリングの第２部
分の高さと合致する。

第３図にカップリングの第２部分を示す。第３ａ図は断
面及び断面の図の組み合わせであり、第３ｂ図はその平
面図である。第３ａ図に示す部分は一部カーブしており
、ストレートなものとして読み取らないように注意を要
する。

該第２カップリング要素１６は２つの相対する、軸に平
行な突起部３１を具備した、実質的に円筒形状の外壁２
９により構成される。これら突起部３１は押圧ボタン１
２の伸長部の内壁中に第２カシプリング部１６と合致す
るように設けた溝３０の中に同カップリング部を挿入す
る役割を果たす。基部３２は該円筒は壁２９と一体的に
結合されるが、その際に、これ等の基部は相互に９０度
の角度で配置される。

これ等の基部の方は拡張部の止めまで伸びる第１要素の
突起部と合致する高さで９０度の角度をもつ上方向の突
起部３３が具備されている。これら２つの直角円筒突起
部３３の間隔は第１要素の突起部の外径と一致する。

該基部要素は、それぞれに外壁面２９とは結合せずに下
面方向に傾斜した、舌状もしくはつめ状で、それぞれ９
０度を保ち継続的に伸張する。該部材はその特性の結果
としてこれらの舌は上方向への抵抗力を与えることがで
きる。これらの舌は２つのカシプリング部を組み立てた
時、歯２４の急傾斜フランク２４とかみあうように形成
されている。

該カップリングの機能を下記に述べる。押圧ボタンを手
動で下方向に押すと、該カップリングの下部はうず巻状
の溝の回りを回転する。しかし咳押圧ボタンは圧力を加
えている手により保持され、回転する事ができないので
、舌を有する上方のカンプリング部は歯の傾斜面を滑り
すぎる。解放時、つまりプランジャと押圧ボタンが上方
向に移行するとともに、歯を傾斜フランクと舌にかみ合
せることにより、２つのカンプリング部の相互回転は不
能になる。うず巻状の溝による第１カップリング部の強
制回転の結果、該ボタンとプランジャは回転し、それに
つれ該ナイフも回転する。各回転はそれぞれ２２．５度
と等分で、１６回の操作により完全に１回転することに
なる。

本装置には従来のプラスチック材を適材として用いられ
る。該カップリングにはポリオキシメチレン（Ｄｅｌｒ
ｉｎＲ）の使用が望ましい。その他耐摩性があり、かつ
必要とする弾性を特性として有する材料なら用いられる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置の断面図、第２図は第１部分
、つまり単独回転を果たすカップリングを示す回、第３
図はカップリングの第２部分を示す図、第４図はハウジ
ング上部の詳細を示す図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、食料品をこま切れにする装置で、こま切りにする対
   象物をおおうように設置可能なハウジング、該ハウジン
   グ内において案内され、押圧ハンドルとプランジャを有
   する操作機構手段によりスプリングの弾力に抗して下方
   向に押圧されるナイフ、該ナイフは該ハウジング内のガ
   イドを介して上方向移行中ある角度で回転するもので、
   相互に同心的に配置される実質的に環状をなす２つの要
   素（１５、１６）により構成され、第１要素（１５）は
   第２要素（１６）に面する側面において該要素の周辺を
   囲み同方向と等間隔で角度をつけた多くの歯（２４）を
   もち、第２要素（１６）は、該第１要素に面する側面に
   おいて、少なくとも２もしくはそれ以上の個数の弾性を
   有し該歯（２４）の垂直フランク中にかみ合う舌をもち
   、第２カップリング要素（１６）が該操作機構（９）に
   固定的に装置されているのに対し、第１カップリング要
   素（１５）は該ハウジング中に形成されたうず巻溝（８
   ）中で滑れる状態で装置される特徴を有する装置。 ２、第１クレームにおける装置において、２つのカップ
   リング分（１５、１６）が１側面で相互に回転可能に結
   合することを特徴とする装置。 ３、第１クレームにおける装置において、操作機構（９
   ）とともに固定的に装着される部分（１３）に実質的に
   操作機構の軸の動きに対して平行な軸状うず巻溝が具備
   されておりその際、該第２カップリング分が軸の移行に
   対し垂直に該うず巻溝中で滑れる状態に装着された突起
   分を有することを特徴とする装置。