JPH0282769A - キャラクタ表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、例えばＳＶＦ　（スチルビデオフロッピディ
スク）から読出されたスチル画像をモニタのデイスプレ
ィ上にマルチ画面表示する際に、そのコマ番号等を同時
に効果的に表示することのできるキャラクタ表示装置に
関する。

［従来の技術］ 可撓性磁気記録媒体であるフロッピーディスクは、小形
コンピュータ機器のデータ記録再生用や電子スチｆルカ
メラで撮像する静止画像情報の記録再生用の記録媒体と
して広く利用されている。

この磁気記録媒体はヘッドアクセス機構によって径方向
に移動制御される記録再生用磁気ヘッドにより同心円状
に記録トラックを形成し、例えば各トラック毎に１枚の
スチル画像を記録するものとなっている。′尚、電子ス
チルカメラ用のフロッピーディスクでは５０本の記録ト
ラックを形成し、最大５０枚のスチル画像が記録できる
ようにされる。

ところでこの種のフロッピーディスクに記録されたスチ
ル画像の再生系は、例えば第５図に示すように構成され
る。

磁気記録媒体１１に記録されたスチル画像は、システム
コントローラ２７からの再生トラック番号を受けて作動
する。ヘッドアクセス手段２８によりトラキング制御さ
れる磁気へラドｌｌａにより読出され、ヘッドアンプ１
２を介して再生系に入力される。そしてこのヘッドアン
プ１２で増幅された映像信号は、図示しないＹ／Ｃ分離
回路で輝度信号Ｙとクロマ信号Ｃとに分離される。

しかして輝度信号Ｙは、復調器１１ａでＦＭ復調され、
Ａ／Ｄ変換器１４ａにて８ビツトのディジタル信号に変
換された後、ディジタルプロセス回路１５ａにて所定の
信号波形処理が施される。またクロマ信号Ｃは上記輝度
信号Ｙと同じように復調器１３ｂ　。

Ａ／Ｄ変換器１４ｂを介して６ビツトのディジタル信号
に変換された後、ディジタルプロセス回路１５ａにて所
定の信号波形処理が施される。

アナグロスイッチ２１ａ、２１ｂは制御信号Ｃｏｎｔ　
、　ｌを受けて前記プロセス回路１５ａ、　１５ｂから
の信号、また単色信号発生手段ｌｅａ、　１６ｂからの
単色信号を選択的に抽出するものである。尚、上記制御
電圧Ｃｏｎｔ、１は検波回路２４により上記ヘッドアン
プ１２の出力を検波し、その検波出力をコンパレータ２
５で基準レベルと比較することにより生成され、デイレ
イライン２Ｂによりタイミング調整してアナグロスイッ
チ２１ａ、　２１ｂに与えられる。このようなアナグロ
スイッチ２１ａ、２１ｂにより、前記磁気記録媒体ｉｔ
からスチル画像の読出しがなされなかった場合、つまり
アクセス記録トラックにスチル画像が記録されていなか
った場合、無信号に代えて単色信号が選択されて単色画
像が得られるようになっている。

しかしてフィールドメモリ１７ａ、１７ｂの入出力段に
それぞれ設けられたアナログスイッチ２２ａ、２２ｂ。

２２ｃ、２２ｄには、前記システムコントローラ２７か
ら常時はＩＩ　Ｌ　ＩＩ　レベル、「ヘッドアクセス終
了」時ニハ“Ｈ”レベルとなる制御信号Ｃ０ｎｔ、２が
印加すれている。この制御信号Ｃｏｎｔ　、　２は「ヘ
ッドアクセス終了」時に上記フィールドメモリ１７ａ、
１７ｂをそれぞれバイパスするものである。

しかしてフィールドメモリ１７ａ、　１７ｂは前記プロ
セス回路１５ａ、１５ｂからの画像再生出力（或いは前
記単色信号発生手段ｌｅａ、　１６ｂからの単色画信号
）を格納し、その画像再生出力を繰返し再生してＴＶモ
ニタ等による静止画再生に供するものである。具体的に
は、フィールドメモリ１７ａ、１７ｂから所定のタイミ
ングで繰返し読出される画像信号はＤ／Ａ変換器１８ａ
、　１８ｂにてアナログ信号に復元され、エンコーダ１
９にて同期信号やバースト信号等が付加されてＮＴＳＣ
方式の複合カラー映像信号に変換して映像信号出力され
るものとなっている。

尚、上記フィールドメモリ１７ａ、　１７ｂは１フレー
ム、或いは１フイールドの画像情報を記憶可能な揮発性
メモリからなる。

ここで上記フィールドメモリ１７ａ、　１７ｂの構成と
その作用を周辺回路を含めて簡単に説明する。−般にＹ
信号は輝度信号と同期信号とがミックスされた形で一つ
の信号として扱われて処理されるので、１個のメモリに
対して通常通りに書込み、読み出しをすればよく、特に
問題とされることはない。しかしこのスチル画像におけ
るクロマ信号の記録方式は若干特異であって、ＩＨ区間
の水平走査時間毎に色差信号（Ｒ−Ｙ）と色差信号（Ｂ
−Ｙ）とが交互に配置された色差線順次の態様でメモリ
に書込むように構成されている。

このように色差線順次信号の態様で記録すれば、色差信
号（Ｒ−Ｙ）と色差信号（Ｂ−Ｙ）を分離し、それぞれ
別のメモリにそれぞれ記録する従来の記録方式に比べて
、その必要メモリ容量を１／２に低減することができる
。

ところでこのようなスチル画像の再生の形態として、磁
気記録媒体１１から読出されたスチル画像をそのままモ
ニタ画面上に表示するノーマル再生モードと、モニタ画
面を複数の小領域に区画し、これらの各小領域に複数枚
のスチル画像を、例えばそれぞれ縮小処理してピクチャ
インピクチャにより同時表示するマルチ画面表示モード
とがある。

このマルチ画面表示は、メモリコントローラ２８により
フィールドメモリ１７ａ、　１７ｂに対する再生スチル
画像の書込み領域を前記モニタ画面を区画してなる小画
面領域にそれぞれ対応して制御することにより、フィー
ルドメモリ１７ａ、　１７ｂに複数のスチル画像を領域
分割して格納することにより実現される。尚、スチル画
像の縮小処理は、再生スチル画像をマルチ表示画面のサ
イズに応じて間引き処理してフィールドメモリ１７ａ、
　１７ｂに書込むことにより実現される。

［発明が解決しようとする課題］ ところでこのようなマルチ画面表示を行うに際して、そ
の表示スチル画像の各コマに対応するトラック番号等の
キャラクタをその表示画面上で同時表示することが考え
られている。具体的には第４図（ａ）　（ｂ）に示すよ
うに、表示画面を縦横にｎ分割して各小画面領域にそれ
ぞれ対応して、その小画面領域に表示するスチル画像の
コマ番号を表示することが考えられている。しかしこの
ようにしてマルチ表示画面の各表示領域にそれぞれ対応
させてコマ番号等のキャラクタを表示するには、その表
示位置指定等の手段が 相当複雑化する等の不具合があった。しかもマルチ表示
画面数が可変的に設定されるような場合、その表示制御
が徒に複雑化する等の問題があった。

本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、簡
易な制御によりマルチ表示画面上にその表示スチル画像
のコマ番号等のキャラクタを効果的に表示することので
きるキャラクタ表示装置を提供することを目的としてい
る。

［課題を解決するための手段］ 本発明は上記問題点を解決し、目的を達成する為に次の
ような手段を講じたことを特徴としている。即ち、本発
明ではマルチ画面表示を行うモニタ画面全体のうち予め
固定的に設定された複数の特定位置、例えばモニタ画面
の中央部乃至その近傍の位置に集中する如く定められた
位置に、マルチ画面表示されるスチル画像にそれぞれ対
応したコマ番号等のキャラクタジェネレータが発生する
キャラクタをそれぞれ表示するようにしたことを特徴と
している。

またこのキャラクタを表示するか否かを選択制御する手
段を設けることにより、必要に応じてコマ番号等を示す
キャラクタの表示を行うようにしたことを特徴としてい
る。

〔作用」 このような手段を講じたことにより、本発明によれば次
のような作用が呈せられる。即ち、本発明によれば、マ
ルチ表示画面に対応するコマ番号等のキャラクタを表示
する位置を予め特定しているので、マルチ画面数に応じ
てそのキャラクタ表示位置をその都度制御することがな
くなり、その表示制御の形態を大幅に簡略化することが
できる。

また複数のキャラクタ表示位置をマルチ表示画面の位置
関係に対応して定めておくことにより、表示されたキャ
ラクタとマルチ表示画面との表示画面上における対応付
けを明確なものとすることができる。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の一実施例に係るキャラク
タ表示装置につき説明する。このキャラクタ表示装置は
、例えば前述した第５図に示すスチル画像の再生系と並
列に設けられる。そしてそのスチル画像のコマ番号等を
示すキャラクタ信号出力を前記エンコーダ１９に入力し
て再生映像信号に合成し、表示画面上の指定された位置
にキャラクタ表示するものとなっている。

第１図はこのような機能を呈するキャラクタ表示装置の
概略構成図で、マイクロプロセッサ（ＭＰＵ）Ｉｔの制
御を受けて動作するキャラクタ・ジェネレートＩＣ３２
により構成される。

このキャラクタジェネレータＩＣ３２は、ＭＰＵ３１か
らのチップセレクト信号Ｃ８を受けて起動され、表示キ
ャラクタとその表示位置を指定するデータ（コマンド）
および動作クロック信号を受けて表示画面上の指定され
た位置に指定されたキャラクタを表示するべくキャラク
タ信号を発生する。尚、このキャラクタ・ジェネレー）
ＩＣ３２の作動は、操作部３３からの指令により制御さ
れ、キャラクタ表示するか否かが選択的に制御されるも
のとなっている。

しかしてキャラクタ争ジェネレートＩＣ３２は、基本的
にはＭＰＵ３１から与えられるコマンドを解析するコマ
ンドデコーダ３４と、このコマンドデコーダ３４の解析
結果に従つて表示画面上でのキャラクタ表示領域を指定
する垂直位置および水平位置をそれぞれ格納するレジス
タ３５．Ｈと、上記キャラクタ表示領域中でのキャラク
タ表示位置を指定する表示用メモリ書込みアドレス制御
部３７を備えている。即ち、キャラクタ・ジェネレート
ＩＣＢ２は第２図に示すように所定の表示画面Ａに対し
て予め定められた大きさのキャラクタ表示領域Ｂを設定
し、この表示領域Ｂ中の予め区画された位置Ｃにそれぞ
れ指定されたキャラクタを発生するものである。前述し
たレジスタ３５．３８には、上記キャラクタ表示領域Ｂ
を表示画面Ａ上のどの位置に設定するかの、例えばその
左上隅の位置座標データが格納される。そして表示用メ
モリ書込みアドレス制御部３７の制御により、上記キャ
ラクタ表示領域Ｂ中のどの位置Ｃにキャラクタを表示す
るかに応じて、その表示用メモリ（ＲＡＭ）３８の上記
表示位置Ｃに対応するアドレスを指定し、そのアドレス
に表示すべきキャラクタを特定する文字コードを書込む
ものとなっている。

しかして表示用メモリ３８に格納された文字コードは読
出しアドレス・カウンタ３９の制御を受け、前記表示位
置Ｃに対応するアドレスを走査されて順に読出され、キ
ャラクタ発生ＲＯＭ４０に与えられる。このキャラクタ
発生ＲＯＭ４０は文字コードに対応したキャラクタパタ
ーンを格納したものである。このキャラクタ発生ＲＯＭ
４０のアクセスにより、上記表示用メモリ３８から読出
された文字コードに従ってそのキャラクタを表示形成す
るキャラクタ信号が順に生成出力される。

尚、タイミング発生部４１はこれらの各部の一連の動作
を制御し、表示画面上の指定された表示位置に指定され
たキャラクタをそれぞれ表示するべく、上述したキャラ
クタ信号の発生を制御する。

ここで本装置が特徴とするところは、第３図に示すよう
にマルチ表示画面上の予め特定された複数の位置に、例
えば画面の中央部乃至はその近傍の複数の位置に表示ス
チル画像のコマ番号等を示すキャラクタをまとめて表示
するようにしたことを特徴としている。特にマルチ表示
画面の各小画面の位置関係に対応させて設定した複数の
位置に上記キャラクタをそれぞれ表示するようにしたこ
とを特徴としている。

しかしてこのようなキャラクタの表示制御は、例えば表
示画面Ａに対して設定されたキャラクタ表示領域Ｂに対
し、そのキャラクタの表示位置を表示画面の中央部乃至
はその近傍に固定的に設定し、これらの各キャラクタ表
示位置に対応する表示用メモリ３８のアドレスに、それ
ぞれの位置に表示すべきキャラクタの文字コードを書込
むことにより行なわれる。

かくしてこのような表示形・態をとる本装置によれば、
例えば表示画面を縦嗜横にそれぞれｎ分割して最大ｎ２
のマルチ画面表示を行うものとすると、これらの各マル
チ画面に対応してスチル画像のコマ番号等のキャラクタ
を表示するには、表示用メモリ３８に対してｎ２個のア
ドレスを管理し、これらの各アドレスへの文字コードの
書込みを制御するだけで対処することが可能となる。換
言すれば表示用メモリ３８に固定的に定められたｎ２の
アドレス領域への文字コードの書込みを制御するだけで
、表示画面上の予め固定的に定められた表示位置にコマ
番号等を示すキャラクタを上記マルチ表示画面に対応さ
せて、まとめて表示することが可能となる。そして表示
すべきキャラクタ数が少ない場合には、上記ｎ２個のア
ドレス領域の中の必要なアドレス領域に対してのみ文字
コードの書込みを行えば、それらのキャラクタのみが表
示されることになる。

ちなみに従来のように、マルチ表示画面の各コマ領域に
それぞれコマ番号等を示すキャラクタを表示する場合に
は、そのマルチ表示画面数に応じてキャラクタの表示位
置が変化することになる。

従って上記マルチ表示画面数に応じて個々にキャラクタ
の表示位置を制御管理することが必要となる。これ故、
管理すべき表示位置（アドレス）の数は［１＋２２＋・
・・＋ｎ２１となり、その制御が非常に複雑になること
が否めない。

このことからも明らかなように、マルチ画面表示におい
てスチル画像のコマ番号等のキャラクタを、表示画面上
の予め特定された位置に表示するようにした本装置によ
れば、そのキャラクタ表示制御を非常に簡易に行うこと
が可能となり、装置構成の簡易化を図ることも可能とな
る。

尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではない
。ここでは表示画面の中央部乃至はその近傍位置に複数
のキャラクタをまとめて表示するようにしたが、複数の
キャラクタをまとめて表示する表示位置を異ならせるた
り、可変的に定めることも勿論可能である。また複数の
キャラクタを表示するか否かを選択制御し、適宜消去す
ることも勿論可能である。また複数のキャラクタの表示
の並び位置の関係もマルチ表示画面に対応して定めれば
良いものであり、そこに表示するキャラクタの種類も特
に限定されない。要するに本発明はその要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によればマルチ画面表示の各
コマに対応する番号等のキャラクタを、その表示画面上
の予め特定された複数の位置に固定的に表示するので、
キャラクタの表示位置制御・管理を大幅に簡略化するこ
とができ、ひいてはシステム構成の簡素化を図り得る等
の実用上多大なる効果が奏せられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るキャラクタ表示装置の
概略構成図、第２図は表示画面に対するキャラクタ表示
領域とキャラクタ表示位置との関係を示す図、第３図は
実施例装置におけるキャラクタの表示形態を示す図、第
４図は従来装置における一般的なキャラクタの表示形態
を示す図、第５図はスチル画像再生系の構成例を示す図
である。 ３２・・・キャラクタ争ジェネレ−ＩＩｃ、３４・・・
コマンドデコーダ、３５・・・垂直位置レジスタ、３Ｂ
・・・水平位置レジスタ、３７・・・表示用書込みアド
レス制御部、３８・・・表示用メモリ、３Ｆ・・読出し
アドレスカウンタ、４０・・・キャラクタ発生ＲＯＭ、
４１・・・タイミング発生部。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）マルチ画面表示の各コマに対応する番号等のキャ
   ラクタを発生するためのキャラクタジェネレータと、モ
   ニタ画面全体のうち予め固定的に設定された複数の特定
   位置に上記キャラクタジェネレータが発生するキャラク
   タをそれぞれ表示する為の表示位置指定手段とを具備し
   てなることを特徴とするキャラクタ表示装置。
2. （２）キャラクタを表示する為の複数の特定位置は、モ
   ニタ画面の中央部乃至その近傍の位置に集中する如く設
   定されていることを特徴とする請求項第（１）項記載の
   キャラクタ表示装置。
3. （３）請求項第（１）頂または第（２）項に記載のキャ
   ラクタ表示装置において、キャラクタを表示するか否か
   を選択制御する手段を備えていることを特徴とするキャ
   ラクタ表示装置。