JPH028029Y2 - - Google Patents

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JPH028029Y2
JPH028029Y2 JP799383U JP799383U JPH028029Y2 JP H028029 Y2 JPH028029 Y2 JP H028029Y2 JP 799383 U JP799383 U JP 799383U JP 799383 U JP799383 U JP 799383U JP H028029 Y2 JPH028029 Y2 JP H028029Y2
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JP
Japan
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mullion
roof
bracket
vertical frame
top surface
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JP799383U
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JPS59115061U (ja
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Publication of JPS59115061U publication Critical patent/JPS59115061U/ja
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Publication of JPH028029Y2 publication Critical patent/JPH028029Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) この考案は温室或は家屋の屋根上に設ける採光
用の小屋のガラス屋根上面の清掃する場合に用い
る小屋の竪枠、方立を利用した足場装置に関す
る。
(背景技術) 例えばコンクリート家屋の屋根に採光用の開口
部を設け、この開口部を第1図に示すような温室
様の小屋1で覆い、日中はこの小屋1により室内
に採光することが行なわれている。このような採
光用の小屋1は、外周壁面および屋根面をガラス
で造つており、外面は風雨に曝されて汚れるた
め、採光を効率良く行なうためには時々清掃しな
ければならない。ところが、このような採光用の
小屋1のうちには第1図に左右方向で3.5m以上、
高さで2m以上の大型のものがあり、このような
大きな小屋の屋根上面を清掃するためには、作業
者が屋根に登らなければならない。ところで、こ
のような小屋の屋根は、アルミニウム等の金属製
の棧の内側にガラスを張つたものであるため、そ
のままでは登ることができず、清掃作業用の足場
が必要となる。ところが、このような足場を常設
しておくことは美観を悪くし、採光の妨げともな
るため好ましくない。
(本考案の目的) 本考案は上述のような不都合を解消し、屋根上
面を清掃する場合に容易に組立てることができ、
通常は屋根上面から取り外しておけるため、美観
を損ねたり採光の妨げとなることのないガラス屋
根上面の清掃用足場装置を提供することを目的と
している。
(本考案の構成) 本考案のガラス屋根上面の清掃用足場装置は、
ガラス屋根の横方向両端を仕切る竪枠上面および
この竪枠の間を横方向に仕切る方立の上面に、1
対の断面L字形の突条を間隔をあけてかつ竪枠等
に平行する部分(以下これを水平部分という)の
突端を対向させた状態で形成することにより両突
条の間に上方開口が狭くなつた溝部を形成し、上
記突条の水平部分に互いに対向させて切欠きを欠
設することにより溝部の上方開口の一部を幅広と
し、金属板を折曲げ形成したブラケツトの基板部
を上記切欠き部分に係脱自在とし、各竪枠及び方
立の同じ高さ位置に係止したブラケツトに木材等
の棒体を掛け渡して足場とするようにしている。
(本考案の作用) 以上のように構成される本考案のガラス屋根上
面の清掃用足場装置は、通常は棒体及びブラケツ
トを屋根上面から取り外しておき、清掃作業を行
なう場合には、竪枠及び方立上面の溝部の切欠き
部にブラケツトを係止してからブラケツトに棒体
を掛け渡して足場とする。
(本考案の実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ本考案を更に
詳しく説明する。
第1図は本考案が実施されら採光用の小屋1の
側面図で、この小屋1の周壁面は、柱2,2の間
にガラス3を張つて採光が良好に行なわれるよう
にしている。4は出入口となるガラス戸である。
一方、この小屋1の屋根面は、第2図に示すよ
うに、上下の横枠5,5と左右の竪枠6,6とか
ら成る矩形枠の内側を、横方向に設けた無目7に
より上下に2分割し、更に上下方向に設けた方立
8,8により横方向に複数に分割したもので、図
示の例では、無目7よりも上方の部分には横軸回
転式の開閉窓9,9を設け、無目よりも下方の部
分には嵌め殺し窓10,10を設けている。これ
らの窓の構造については慣用されているもので良
く、本考案の要旨とは関係ないため、詳しい説明
は省略する。竪枠及び方立8は、第3図に示すよ
うに、小屋の骨組11にボルト・ナツト12によ
り固定した取付ブラケツト13に更にねじにより
固定した下部材14と、この下部材14にねじ1
5により結合された上部材16とからなり、上下
両部材16,14の間で開閉窓9の竪枠17、或
は嵌め殺し窓の竪框18を挟持固定している。こ
のような方立8(または竪枠6)を構成する上部
材16の上面(第3図左側面)には、第3〜4図
に示すような断面L字形の突条19,19を、互
いに間隔をあけかつ水平部分19a,19aを対
向させた状態で形成し、両突条19,19の間に
溝部20を設けている。この両突条19,19の
水平部分19a,19aには、第4図に示すよう
な矩形の切欠き21,21を対向させて設け、上
記溝部20の上方開口の一部を幅広に形成してい
る。このような切欠き21,21による幅広部分
は、各方立8,8及び竪枠6,6の上下方向に亘
つて複数個所設け、各部材8,6に形成した切欠
き21,21は水平方向に列をなすように同じ高
さ位置に設ける。
次に、第5図は足場組立時にこの切欠き21,
21に係止するブラケツト22を示している。こ
のブラケツト22は、十分な剛性を有する金属板
をクランク形に形成したもので、第4図に示した
切欠き21,21による溝部20の幅広部分に進
入自在な大きさの基板部22aの一端からほぼ直
角に折曲つた立板部22bの端部を更に上記基板
部22aと反対方向に向けてほぼ直角に折曲げて
保持板部22cとしている。このブラケツト22
は、平常時は竪枠6と方立8との上面から取り外
しておくが、屋根上面を清掃する場合は、まず立
板部22bを上方に位置させた状態で基板部22
aを切欠き21,21に一致させてこの基板部2
2aを溝部20内に進入させ、次いでブラケツト
22全体を少し下方に移動させて、第6図に示す
ようにこのブラケツト22を突条19,19の間
に係止する。
このようにしてブラケツト22を竪枠6及び方
立8の上面の切欠き21,21の部分に係止した
ならば、このブラケツト22の立板部22bと保
持板部22cと上部材16とにより三方を囲まれ
る部分に、竪枠6、方立8に水平に載せ渡した棒
体23を挿入し、第7図に示すように支持させ
る。ブラケツト22は各竪枠6及び方立8の上下
方向に亘つて複数個装着し、棒体23も屋根上面
に梯子状に装着するために、屋根上面を清掃する
場合には、作業者がこの棒体23上に乗つて容易
に清掃作業を行なうことができる。清掃作業を完
了したならば、棒体23、ブラケツト22の順に
屋根上面から足場を取り外しておく。なお、棒体
保持用のブラケツト22の形状は、図示の例のよ
うなクランク形でなくても、保持板部22cを省
略したL字形のものでも足りる。
(本考案の効果) 本考案のガラス屋根上面の清掃用足場装置は以
上に述べたように構成され作用するので、採光や
美観を損ねることなくガラス屋根上面の清掃作業
を安全かつ容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の足場を設けるガラス製の採光
用小屋の側面図、第2図はこの小屋の屋根の片側
傾斜面を示す第1図のA矢視図、第3図は第2図
の拡大B−B断面図、第4図は方立上面を構成す
る上部材の部分斜視図、第5図はブラケツトの斜
視図、第6図はブラケツトを上部材上面に係止し
た状態を示す斜視図、第7図は足場を組立てた状
態を示す屋根上面の部分平面図である。 1:小屋、2:柱、3:ガラス、4:ガラス
戸、5:横枠、6:竪枠、7:無目、8:方立、
9:開閉窓、10:嵌め殺し窓、11:骨組、1
2:ボルト・ナツト、13:取付ブラケツト、1
4:下部材、15:ねじ、16:上部材、17:
竪枠、18:竪框、19:突条、19a:水平部
分、20:溝部、21:切欠き、22:ブラケツ
ト、22a:基板部、22b:立板部、22c:
保持板部、23:棒体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガラス屋根上面の上下方向に亘つて設けた竪枠
    6と方立8との各上面に、上部開口が下部に比べ
    て狭くなつた溝部20を形成し、この溝部20の
    上部開口の一部を幅広とする切欠き21を竪枠、
    方立の同じ高さの位置に設け、足場となる棒体2
    3と、切欠き21に係脱自在で切欠き21への係
    止時に竪枠、方立に載せ渡した棒体23を支持す
    るブラケツト22とを付属させて成るガラス屋根
    上面の清掃用足場装置。
JP799383U 1983-01-25 1983-01-25 ガラス屋根上面の清掃用足場装置 Granted JPS59115061U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP799383U JPS59115061U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 ガラス屋根上面の清掃用足場装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP799383U JPS59115061U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 ガラス屋根上面の清掃用足場装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59115061U JPS59115061U (ja) 1984-08-03
JPH028029Y2 true JPH028029Y2 (ja) 1990-02-26

Family

ID=30139505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP799383U Granted JPS59115061U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 ガラス屋根上面の清掃用足場装置

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JP (1) JPS59115061U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59115061U (ja) 1984-08-03

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