JPH0280282A - 熱転写記録用インクシート - Google Patents
熱転写記録用インクシートInfo
- Publication number
- JPH0280282A JPH0280282A JP23270988A JP23270988A JPH0280282A JP H0280282 A JPH0280282 A JP H0280282A JP 23270988 A JP23270988 A JP 23270988A JP 23270988 A JP23270988 A JP 23270988A JP H0280282 A JPH0280282 A JP H0280282A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal transfer
- transfer recording
- ink sheet
- low melting
- molecular weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J31/00—Ink ribbons; Renovating or testing ink ribbons
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
電子計算装置等の出力装置として用いられるサーマルプ
リンタ用の熱転写記録用インクシートに関し、 低濃度での転写の均一性を向上することを目的とし、 フィルム状の基材の上に、染料と低融点ワックス材と充
填材とからなるインク層が設けられ、階調記録が可能な
熱転写記録用インクシートにおいて、上記低融点ワック
ス材として平均炭素数３１〜５０程度の分枝鎖状炭化水
素及びナフテン系炭化水素を主成分とする分子量４５０
〜７００程度の飽和炭化水素の混合物を用いるように構
成する。
リンタ用の熱転写記録用インクシートに関し、 低濃度での転写の均一性を向上することを目的とし、 フィルム状の基材の上に、染料と低融点ワックス材と充
填材とからなるインク層が設けられ、階調記録が可能な
熱転写記録用インクシートにおいて、上記低融点ワック
ス材として平均炭素数３１〜５０程度の分枝鎖状炭化水
素及びナフテン系炭化水素を主成分とする分子量４５０
〜７００程度の飽和炭化水素の混合物を用いるように構
成する。
本発明は、電子計算装置等の出力装置として用いられる
サーマルプリンタ用の熱転写記録用インクシートに関す
る。
サーマルプリンタ用の熱転写記録用インクシートに関す
る。
従来、熱溶融型インクシートを用いての記録では、サー
マルヘッドとプラテンとの間にインクシートと記録紙を
挟み、サーマルヘッドの発熱体に通電し、その熱により
転写記録を行ってきたが、近年に至って中間調も得られ
る階調記録可能な方式が現れた。この方式に使用するイ
ンクシートは、第３図に示すようにポリエステルフィル
ム等からなる基材１上にポリエステル樹脂などからなる
中間接着層２を介して、着色剤としての染料と低融点ワ
ックス材として脂肪酸アミド系ワックス及びパラフィン
ワックスと更に充填材として凝集性に優れたカーボンブ
ランクからなる微粉末とを溶融混合・分散させた熱溶融
性インク層３を設けた構造になっている。
マルヘッドとプラテンとの間にインクシートと記録紙を
挟み、サーマルヘッドの発熱体に通電し、その熱により
転写記録を行ってきたが、近年に至って中間調も得られ
る階調記録可能な方式が現れた。この方式に使用するイ
ンクシートは、第３図に示すようにポリエステルフィル
ム等からなる基材１上にポリエステル樹脂などからなる
中間接着層２を介して、着色剤としての染料と低融点ワ
ックス材として脂肪酸アミド系ワックス及びパラフィン
ワックスと更に充填材として凝集性に優れたカーボンブ
ランクからなる微粉末とを溶融混合・分散させた熱溶融
性インク層３を設けた構造になっている。
そして記録は、サーマルヘッドのプラテンとの間に該イ
ンクシートと記録紙を挟み、サーマルヘッドへの印加エ
ネルギーを段階的に変化させることでしみだすインク量
を調整し、階調記録を行うことができるようになってい
る。
ンクシートと記録紙を挟み、サーマルヘッドへの印加エ
ネルギーを段階的に変化させることでしみだすインク量
を調整し、階調記録を行うことができるようになってい
る。
上記従来の熱転写記録用インクシートでは、低融点ワッ
クス材のパラフィンワックスが大きく影響して、記録紙
上への均一性が悪く、特に低濃度での均一性が悪いとい
う問題がある。
クス材のパラフィンワックスが大きく影響して、記録紙
上への均一性が悪く、特に低濃度での均一性が悪いとい
う問題がある。
本発明は上記問題点に鑑み、低濃度での転写の均一性を
向上した熱転写記録用インタシートを提供することを目
的とする。
向上した熱転写記録用インタシートを提供することを目
的とする。
上記目的を達成するために、本発明の熱転写記録用イン
クシートは、フィルム状の基材１０の上に、染料と低融
点ワックス材と充填材とからなるインク層１２が設けら
れ、階調記録が可能な熱転写記録用インクシートにおい
て、上記低融点ワックス材として平均炭素数３１〜５０
程度の分枝鎖状炭化水素及びナフテン系炭化水素を主成
分とする分子量４５０〜７００程度の飽和炭化水素の混
合物を用いたことを特徴とする。
クシートは、フィルム状の基材１０の上に、染料と低融
点ワックス材と充填材とからなるインク層１２が設けら
れ、階調記録が可能な熱転写記録用インクシートにおい
て、上記低融点ワックス材として平均炭素数３１〜５０
程度の分枝鎖状炭化水素及びナフテン系炭化水素を主成
分とする分子量４５０〜７００程度の飽和炭化水素の混
合物を用いたことを特徴とする。
低融点ワックス材に用いた平均炭素数３１〜５０程度で
分子Ｍ４５０〜７００程度の飽和炭化水素の混合物（マ
イクロクリスタリンワックス）が結晶が小さく溶融し易
いため、低濃度での均一性が向上する。
分子Ｍ４５０〜７００程度の飽和炭化水素の混合物（マ
イクロクリスタリンワックス）が結晶が小さく溶融し易
いため、低濃度での均一性が向上する。
第１図は本発明の実施例を示す図である。
本実施例は同図に示すように、ポリエステルフィルム（
厚さ６−）からなる基材１０の上に、ポリエステル樹脂
とポリアミド樹脂とからなる中間接着層（厚さ３ｍ）１
１を介して熱溶融性インク層（厚さ１０Ｉ！ｍ）１２が
設けられており、該インク層１２は、着色剤としての染
料（例えば日本化薬製カヤセットブランク）と、低融点
ワックス材としての脂肪酸アミド系ワックス（日本油脂
型）及び平均炭素数３１〜５０程度で分子量４５０〜７
００程度の飽和炭化水素の混合物であるマイクロクリス
タリンワックス（日本精蝋性旧−Ｍｉｃ−２０６５）を
混合し、更に充填材として凝集性に優れたカーボンブラ
ンク（日本化薬製）からなる微粉末を混合溶融・分散し
て構成したものである。
厚さ６−）からなる基材１０の上に、ポリエステル樹脂
とポリアミド樹脂とからなる中間接着層（厚さ３ｍ）１
１を介して熱溶融性インク層（厚さ１０Ｉ！ｍ）１２が
設けられており、該インク層１２は、着色剤としての染
料（例えば日本化薬製カヤセットブランク）と、低融点
ワックス材としての脂肪酸アミド系ワックス（日本油脂
型）及び平均炭素数３１〜５０程度で分子量４５０〜７
００程度の飽和炭化水素の混合物であるマイクロクリス
タリンワックス（日本精蝋性旧−Ｍｉｃ−２０６５）を
混合し、更に充填材として凝集性に優れたカーボンブラ
ンク（日本化薬製）からなる微粉末を混合溶融・分散し
て構成したものである。
なおワックス材として、従来はパラフィンワックスを使
用していたが、そのワックスは炭素数２０〜３６の真鎖
飽和炭化水素を主成分とし、分子量は３００〜５００で
あるのに対し、本実施例のワックスは前記したように炭
素数３１〜５０程度、分子ｉｔ ４５０〜７００程度で
ある。そしてこの炭素数と分子量を限定することにより
このワックスをマイクロクリスタリンワックスと定義し
ている。
用していたが、そのワックスは炭素数２０〜３６の真鎖
飽和炭化水素を主成分とし、分子量は３００〜５００で
あるのに対し、本実施例のワックスは前記したように炭
素数３１〜５０程度、分子ｉｔ ４５０〜７００程度で
ある。そしてこの炭素数と分子量を限定することにより
このワックスをマイクロクリスタリンワックスと定義し
ている。
このように構成した本実施例の熱転写記録用インクシー
トをサーマルヘッドのプラテンで挟み記録紙に転写した
結果、第２図に示すように低濃度の均一性が向上した。
トをサーマルヘッドのプラテンで挟み記録紙に転写した
結果、第２図に示すように低濃度の均一性が向上した。
なお同図はパルス幅を横軸に、光学濃度を縦軸にとり、
曲線Ａで本実施例の、曲線Ｂでパラフィンワックスを用
いた従来例のパルス幅−濃度曲線を示した。図より本実
施例は従来例より低濃度での均一性が向上していること
が解る。これは従来のパラフィンワックスに比ベマイク
ロクリスタリンワックスの結晶が小さく溶は易いためで
ある。
曲線Ａで本実施例の、曲線Ｂでパラフィンワックスを用
いた従来例のパルス幅−濃度曲線を示した。図より本実
施例は従来例より低濃度での均一性が向上していること
が解る。これは従来のパラフィンワックスに比ベマイク
ロクリスタリンワックスの結晶が小さく溶は易いためで
ある。
（発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、インク層を構成す
る低融点ワックス材に結晶の小さいマイクロクリスタリ
ンワックスを用いることにより、低濃度での均一性を向
上することができた。
る低融点ワックス材に結晶の小さいマイクロクリスタリ
ンワックスを用いることにより、低濃度での均一性を向
上することができた。
第１図は本発明の実施例を示す図、
第２図はパルス幅−濃度曲線を示す図、第３図は従来の
熱転写記録用インクシートを示す図である。 図において、 １０は基材、 １１は中間接着層、 １２はインク層 を示す。
熱転写記録用インクシートを示す図である。 図において、 １０は基材、 １１は中間接着層、 １２はインク層 を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、フィルム状の基材（１０）の上に、染料と低融点ワ
ックス材と充填材とからなるインク層（１２）が設けら
れ、階調記録が可能な熱転写記録用インクシートにおい
て、 上記低融点ワックス材として平均炭素数３１〜５０程度
の分枝鎖状炭化水素及びナフテン系炭化水素を主成分と
する分子量４５０〜７００程度の飽和炭化水素の混合物
を用いたことを特徴とする熱転写記録用インクシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23270988A JPH0280282A (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 熱転写記録用インクシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23270988A JPH0280282A (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 熱転写記録用インクシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0280282A true JPH0280282A (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=16943551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23270988A Pending JPH0280282A (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 熱転写記録用インクシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0280282A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0785086A1 (de) * | 1995-12-21 | 1997-07-23 | Pelikan Produktions Ag | Thermotransferband |
-
1988
- 1988-09-19 JP JP23270988A patent/JPH0280282A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0785086A1 (de) * | 1995-12-21 | 1997-07-23 | Pelikan Produktions Ag | Thermotransferband |
| US5827617A (en) * | 1995-12-21 | 1998-10-27 | Pelikan Produktions Ag | Thermo-transfer ribbon |
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