JPH0276772A - 熱転写記録用インクシート - Google Patents
熱転写記録用インクシートInfo
- Publication number
- JPH0276772A JPH0276772A JP22758688A JP22758688A JPH0276772A JP H0276772 A JPH0276772 A JP H0276772A JP 22758688 A JP22758688 A JP 22758688A JP 22758688 A JP22758688 A JP 22758688A JP H0276772 A JPH0276772 A JP H0276772A
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- Japan
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- resin
- ink layer
- ink
- wax
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J31/00—Ink ribbons; Renovating or testing ink ribbons
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
電子計算装置等の出力装置として用いられるサーマルプ
リンタ用の熱転写記録用インクシートに関し、 記録紙へのインク転写効率の向上を目的とし、カーボン
ブランクを主とする充填材をインク層に添加することに
より階調記録が可能な熱転写記録用インクシートにおい
て、上記インク層中に、基材とインク層とを結着させる
樹脂を含むように構成する。
リンタ用の熱転写記録用インクシートに関し、 記録紙へのインク転写効率の向上を目的とし、カーボン
ブランクを主とする充填材をインク層に添加することに
より階調記録が可能な熱転写記録用インクシートにおい
て、上記インク層中に、基材とインク層とを結着させる
樹脂を含むように構成する。
本発明は、電子計算装置等の出力装置として用いられる
サーマルプリンタ用の熱転写記録用インクシートに関す
る。
サーマルプリンタ用の熱転写記録用インクシートに関す
る。
従来、熱溶融型インクシートを用いての記録では、サー
マルヘッドとプラテンとの間にインクシートと記録紙を
挾み、サーマルヘッドの発熱体に通電し、その熱により
転写記録を行ってきたが、近年に至って中間調も得られ
る階調記録可能な方式が現れた。この方式に使用するイ
ンクシートは第２図に示すようにポリエチレンテレフタ
レート樹脂等を用いたフィルム状の基材１の上に、中間
接着層２を介して設けられたインク層３が、染料を含む
ワックス及び樹脂４に充填材５としてのカーボンブラン
クが石垣状に分散して混入されている。そしてサーマル
ヘッド６への印加エネルギーを階段的に変化させること
でインク層３で溶けたインクが充填材５の間からしみ出
す量が調整され、階調記録が行われるようになっている
。
マルヘッドとプラテンとの間にインクシートと記録紙を
挾み、サーマルヘッドの発熱体に通電し、その熱により
転写記録を行ってきたが、近年に至って中間調も得られ
る階調記録可能な方式が現れた。この方式に使用するイ
ンクシートは第２図に示すようにポリエチレンテレフタ
レート樹脂等を用いたフィルム状の基材１の上に、中間
接着層２を介して設けられたインク層３が、染料を含む
ワックス及び樹脂４に充填材５としてのカーボンブラン
クが石垣状に分散して混入されている。そしてサーマル
ヘッド６への印加エネルギーを階段的に変化させること
でインク層３で溶けたインクが充填材５の間からしみ出
す量が調整され、階調記録が行われるようになっている
。
上記従来の熱転写記録用インクシートでは、中間接着層
２がインク層３と基材１との結着性を高める役割を果し
ているが、その反面、サーマルヘッド６からインク層３
への熱伝導を阻害し、記録紙へのインク転写効率を低下
させるという問題があった。
２がインク層３と基材１との結着性を高める役割を果し
ているが、その反面、サーマルヘッド６からインク層３
への熱伝導を阻害し、記録紙へのインク転写効率を低下
させるという問題があった。
本発明は記録紙への転写効率を向上した熱転写記録用イ
ンクシートを提供することを目的とする。
ンクシートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の熱転写記録用イン
クシートは、カーボンブラックを主とする充填材１２を
インク層１３に添加することにより階調記録が可能な熱
転写記録用インクシートにおいて、上記インク層１３中
に、基材１０とインク層１３とを結着させる樹脂を含む
ことを特徴とする。
クシートは、カーボンブラックを主とする充填材１２を
インク層１３に添加することにより階調記録が可能な熱
転写記録用インクシートにおいて、上記インク層１３中
に、基材１０とインク層１３とを結着させる樹脂を含む
ことを特徴とする。
インク層１３中に基材１０とインク層１３とを結着させ
る樹脂を含ませることにより１、該樹脂がインク層１３
と基材１０の両方に結着するため、従来の如き中間接着
層を必要とせずにインク層１３と基材１０とを直接結着
させることができ、基材１０からインク層１３への熱伝
導を良好にして転写効率を向上する。
る樹脂を含ませることにより１、該樹脂がインク層１３
と基材１０の両方に結着するため、従来の如き中間接着
層を必要とせずにインク層１３と基材１０とを直接結着
させることができ、基材１０からインク層１３への熱伝
導を良好にして転写効率を向上する。
第１図は本発明の実施例を示す図である。
本実施例は同図に示すように、厚さ５層Ｍのポリエチレ
ンテレフタレート樹脂（以下ＰＥＴという）からなる基
材１０の上にパラフィンワックスのような染料との相溶
性の低い低融点材と、脂肪酸アミドのように染料との相
溶性が前記パラフィンワックスより高い低融点材とより
なるワックス及び樹脂１１と、充填材１２としてのカー
ボンブラックと、染料と、ＰＥＴとの相溶性のあるエス
テル基と脂肪酸アミドとの相溶性のあるアミノ基の両方
を有する樹脂とをそれぞれ混合してなるインク層１３が
設けられている。なお上記のエステル基とアミノ基の両
方を有する樹脂としては、下記の化学式を有する樹脂が
ある。
ンテレフタレート樹脂（以下ＰＥＴという）からなる基
材１０の上にパラフィンワックスのような染料との相溶
性の低い低融点材と、脂肪酸アミドのように染料との相
溶性が前記パラフィンワックスより高い低融点材とより
なるワックス及び樹脂１１と、充填材１２としてのカー
ボンブラックと、染料と、ＰＥＴとの相溶性のあるエス
テル基と脂肪酸アミドとの相溶性のあるアミノ基の両方
を有する樹脂とをそれぞれ混合してなるインク層１３が
設けられている。なお上記のエステル基とアミノ基の両
方を有する樹脂としては、下記の化学式を有する樹脂が
ある。
−０−Ｃ
エステル基
注） Ｒ： ＣＩ４〜Ｃ３４の飽和炭化水素エステル基
はベンゼン核のオルト位、メタ位、パラ位のいずれにつ
いても良い。
はベンゼン核のオルト位、メタ位、パラ位のいずれにつ
いても良い。
次に本実施例を形成するには、厚さ５卿のＰＥＴよりな
る基材ｌＯ上に、パラフィンワックスを１重量部、脂肪
酸アミドを２重量部、充填材を２重量部、染料を１重量
部をそれぞれアセトンに溶解混合して十分分散した溶液
と、エステル基とアミノ基を有する樹脂を１重量部をト
ルエンに溶解した溶液とを混合分散して、バーコータ塗
布装置により厚さ１０−に塗布した後、乾燥器にて乾燥
することにより本実施例の熱転写記録用インクシートを
形成することができる。
る基材ｌＯ上に、パラフィンワックスを１重量部、脂肪
酸アミドを２重量部、充填材を２重量部、染料を１重量
部をそれぞれアセトンに溶解混合して十分分散した溶液
と、エステル基とアミノ基を有する樹脂を１重量部をト
ルエンに溶解した溶液とを混合分散して、バーコータ塗
布装置により厚さ１０−に塗布した後、乾燥器にて乾燥
することにより本実施例の熱転写記録用インクシートを
形成することができる。
この場合、インク成分中のワックスはアミドワックスを
用いており、アミノ基とエステル基の両方を有する樹脂
との相溶性は良く、また該樹脂は基材のＰＥＴのエステ
ル基との相溶性も良いことから、インク成分中で基材ｌ
Ｏとインク層１３との結着性を良好にしている。このた
め中間接着層を新たに設けることなくインクシートを２
層で構成でき、インクシート層厚を薄く抑えることがで
きる。
用いており、アミノ基とエステル基の両方を有する樹脂
との相溶性は良く、また該樹脂は基材のＰＥＴのエステ
ル基との相溶性も良いことから、インク成分中で基材ｌ
Ｏとインク層１３との結着性を良好にしている。このた
め中間接着層を新たに設けることなくインクシートを２
層で構成でき、インクシート層厚を薄く抑えることがで
きる。
このように構成された本実施例は、記録紙と重ねた状態
で熱転写記録装置に設置し、その熱転写記録装置のサー
マルヘッドの発熱体にパルス信号を印加すると、インク
層１３が一度に全部子１１離することなく転写記録を行
うことができる。また、階調記録を得るために熱転写記
録装置のサーマルヘッドに印加する電力の印加パルス幅
を変えて、順次サーマルヘッドに印加するエネルギーを
低下させた状態で転写記録を行えば、記録濃度がそれぞ
れパルス幅に応じて変化し、従来の中間接着層を有する
熱転写インクシートによって記録した画像と同等な、高
品位の階調記録を行うことができる。さらに中間接着層
をなくしたことから、インク層への熱損失を抑えること
ができ、中間接着層をもうけたインクシートに比べて低
い印加エネルギーで効率良く転写記録を行うことが可能
となる。
で熱転写記録装置に設置し、その熱転写記録装置のサー
マルヘッドの発熱体にパルス信号を印加すると、インク
層１３が一度に全部子１１離することなく転写記録を行
うことができる。また、階調記録を得るために熱転写記
録装置のサーマルヘッドに印加する電力の印加パルス幅
を変えて、順次サーマルヘッドに印加するエネルギーを
低下させた状態で転写記録を行えば、記録濃度がそれぞ
れパルス幅に応じて変化し、従来の中間接着層を有する
熱転写インクシートによって記録した画像と同等な、高
品位の階調記録を行うことができる。さらに中間接着層
をなくしたことから、インク層への熱損失を抑えること
ができ、中間接着層をもうけたインクシートに比べて低
い印加エネルギーで効率良く転写記録を行うことが可能
となる。
以上説明した様に、本発明によれば、インク層中に、該
インク層と基材とを結着させる樹脂を含ませることによ
り、従来基材とインク層の間に設けられていた中間接着
層を省くことができ、基材からインク層への熱伝導を良
好にして転写効率を向上することができる。
インク層と基材とを結着させる樹脂を含ませることによ
り、従来基材とインク層の間に設けられていた中間接着
層を省くことができ、基材からインク層への熱伝導を良
好にして転写効率を向上することができる。
第１図は本発明の実施例を示す図、
第２図は従来の熱転写記録用インクシートを示す図であ
る。 図において、 １０は基材、 １１はワックス及び樹脂、 １２は充填材、 １３はインク層 を示す。
る。 図において、 １０は基材、 １１はワックス及び樹脂、 １２は充填材、 １３はインク層 を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、カーボンブラックを主とする充填材（１２）をイン
ク層（１３）に添加することにより階調記録が可能な熱
転写記録用インクシートにおいて、 上記インク層（１３）中に、基材（１０）とインク層（
１３）とを結着させる樹脂を含むことを特徴とする熱転
写記録用インクシート。 ２、前記樹脂がエステル基とアミノ基の両方を有する構
造であることを特徴とする請求項１記載の熱転写記録用
インクシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22758688A JPH0276772A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | 熱転写記録用インクシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22758688A JPH0276772A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | 熱転写記録用インクシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0276772A true JPH0276772A (ja) | 1990-03-16 |
Family
ID=16863239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22758688A Pending JPH0276772A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | 熱転写記録用インクシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0276772A (ja) |
-
1988
- 1988-09-13 JP JP22758688A patent/JPH0276772A/ja active Pending
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