JPH0279800A - ステップモータの制御回路 - Google Patents

ステップモータの制御回路

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JPH0279800A
JPH0279800A JP23060988A JP23060988A JPH0279800A JP H0279800 A JPH0279800 A JP H0279800A JP 23060988 A JP23060988 A JP 23060988A JP 23060988 A JP23060988 A JP 23060988A JP H0279800 A JPH0279800 A JP H0279800A
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JP
Japan
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current
vibration waveform
section
signal
value setting
Prior art date
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Pending
Application number
JP23060988A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Takami
高見 宏之
Koji Soshin
耕児 宗進
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主としてダンピングを向上させるステップモ
ータの制御回路に関するものである。
し従来の技術] 従来より、第4図に示すような形状のステップモータが
提供されている。このステップモータは、回転軸11に
対して一対の円板状磁石12を略平行になるように装着
したロータ10を備えており、各円板状磁石12の厚み
方向の両側には固定子21の磁極歯22が対向するよう
に配置されている。
各円板状磁石12は第5図に示すように、周方向におい
て交互に異極となるように多数極に着磁されており、ま
た、表裏が異極となるように着磁されている。−固定子
21は、コータ23内にステータコイル24を配置して
形成され、ヨーク23の先端部には、第6図に示すよう
に、各円板状磁石12の厚み方向の両側にそれぞれ対向
する多数の磁極歯22が、回転子10の回転方向に列設
されている。この磁極歯22は円板状磁石12の磁極に
対応するピッチで形成されている。また、各円板状磁石
12と磁極歯22との位置関係は、各円板状磁石12に
ついて互いに異なる位相に設定されている。すなわち、
このステップモータは2相になっている。
このような構成のステップモータのステータコイルに矩
形波状の励磁電流を通電して駆動しているときには、回
転子の停止時に、第7図に実線で示すような振動が発生
することが知られており、この振動の継続時間は整定時
間と呼ばれている。
この振動は、回転子lOの慣性モーメントにより目的の
停止位置を越えてしまうことから生じるのである。目的
位置に速く停止させるには、整定時間を短縮しなければ
ならない。すなわち、ダンピングを向上させなければな
らない。
ところで、ステップモータでは、応答性とダンピングと
をともによくすることが要求されているが、一般に応答
性とダンピングとは両立しないから、応答性のよいステ
ップモータを設計し、ダンピングは別の手段で向上させ
ることが考えられている。
たとえば、回転子10の回転速度を検出する速度センサ
30を用いて、回転子10の停止時における振動を検出
して振動信号に変化し、回転子10の振動を打ち消すよ
うに励磁電流の基準値に振動信号を重畳することが考え
られている。速度センサ30は、第4図に示すように、
回転子10とともに回転する円板状のセンサ磁石31と
、センサ磁石31に対向して配置され回転子10の回転
方向において蛇行する導電パターンを基板上に設けた一
対のセンサコイル32とで構成される。センサ磁石31
は円板状磁石12と同じ着磁パターンで着磁されており
、各センサコイル32の導電パターンは、半周ずつ設け
られるとともに、センサ磁石31の回転に伴う各センサ
コイル32の励磁電流の位相が互いに2(n±1)πだ
けずれるように配置されている。センサコイル32の出
力電流は、回転子10の位置に対応するものであるから
、センサコイル32の出力に基づいて得られた振動波形
を励磁電流の基準値に重畳すれば、回転子10の停止時
における振動が打ち消され、第7図に破線で示すように
、整定時間が短縮されるのである。
[発明が解決しようとする課題] 上記構成では、回転子10の停止時における振動を防止
するためにセンサ磁石31とセンサコイル32とが必要
になるから、ハウジング15内に配置される部品点数が
増加し、全体に大型化するという問題がある。また、セ
ンサ磁石31を回転軸11に装着しているから、回転子
10の慣性モーメントが大きくなり応答性が低下すると
いう問題もある。さらに、速度センサ30の感度を高め
るためには、パターンを細かくしたり、センサ磁石31
の磁束密度を高めたりする必要があり、製造コストが高
くなるという問題も発生する。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするもので
あり、ハウジング内に部品を付加せず、大型化させたり
応答性を低下させたすせずに、ダンピングを向上させた
ステップモータの制御回路を提供しようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明では、上記目的を達成するために、回転子の停止
時に発生する振動を抑制する振動波形を励磁電流の基準
値に重畳する電流値設定部と、電流値設定部の出力に応
じた励磁電流を固定子コイルに通電する駆動部と、励磁
電流の、F記基準値と上記振動波形との対応関係を予め
記憶させた信号発生部と、固定子コイルへの通電時に励
磁電流の上記基準値に基づいて対応する振動波形を信号
発生部から読み出して上記電流値設定部に入力する選択
部とを設けているのである。
[作用] 上述のように、回転子は停止時に振動を起こすが、この
振動波形は、固定子コイルの抵抗やインダクタンス等の
仕様、回転子(負荷を含む)の慣性モーメントでおおむ
ね決定され、再現性のある応答をする。また、振動波形
の振幅や減衰時間は、停止するときの励磁電流の値で決
定されるという知見が得られている。そこで、負荷の慣
性モーメントと停止時の励磁電流の電流値とを予め決め
ておけば、振動波形が決定されることになり、この振動
波形から停止時に固定子コイルに対して励磁電流に重畳
すべきダンピング用の振動波形が得られることになる。
すなわち、上記構成では、振動波形に再現性があること
を利用し、負荷の慣性モーメントに応じて励磁電流の基
準値に対応する振動波形を記憶させておき、励磁電流の
基準値に対応して予め記憶させておいな振動波形を読み
出して励磁電流の基準値に重畳することにより、ダンピ
ングを行うようにしているのである。これにより、従来
のような速度センサを用いる必要がなくなるから、回転
子の慣性モーメントの増加がなく応答性の低下を防止す
ることができ、ハウジングの大型化も防止できるのであ
る。また、ダンピングが向上するから、回転子の停止時
における振動の発生を抑制できるのである。
[実施例] 制御すべきステップモータは、第4図と同等の2相コイ
ルを有する構成であるものとする。ただし、速度センサ
30は不要になっている。
このステップモータを駆動する励磁電流は、第3図に示
すように、階段状に電流値を変化させるようになってお
り、各相のステータコイル24に対してπ/2だけずれ
た励磁電流を通電するようになっている。電流値は4段
階に設定され、正弦波形に近似した波形が得られるよう
にステータコイル24に通電される。
第1図に示すように、コントローラ1でステップ数が決
定されると、入力パルスにより駆動部2では励磁電流の
切換が行われる。駆動部2では、励磁電流の大きさを決
定する基準電圧を発生しており、この基準電圧と、入力
パルスにより設定さ  ゛れた電流の符号を示す方向信
号とは、選択部3および電流値設定部4に送られる。信
号発生部5には、回転子の振動波形が励磁電流の基準値
に対応して記憶されており、選択部3では、基準電圧に
より励磁電流の基準値を知ることができるから、基準電
圧に応じて信号発生部らに記憶されている振動波形を読
み出し、増幅部6を介して電流値設定部4に入力する。
電流値設定部4では、コントローラ1からの制御信号に
基づいて、回転子10の振動を打ち消すように基準電圧
に振動波形を重畳し、方向信号に応じた電流の符号を決
定し、これを駆動部2に戻す、駆動部2では、電流値設
定部4からの電流を増幅してステータコイル24に通電
するのである。
選択部3および信号発生部5は、第2図に一点鎖線で囲
む部分に示すように構成されている。すなわち、各電流
値に応じた振動波形を記憶するROMよりなる記憶部7
を備え、どの記憶部7からデータを読み出すのかは方向
信号と基準電圧とにより切り替えられる。記憶部7には
予めデジタル化された形で振動波形が記憶されているか
ら、記憶部7のデータをデジタル−アナログコンバータ
8でアナログ信号に変化して出力するのである。
こうして、励磁電流の基準値に応じた振動波形が出力さ
れるわけである。
ところで、記憶部7に記憶する振動波形のデータは、以
下のようにして得られる。すなわち、実際に使用する負
荷条件と同じ条件になるように速度センサの付いたステ
ップモータAに負荷を結合1.7てセンサ出力を得るよ
うにし、このセンサ出力をアナログ−デジタルコンバー
タBによりデジタル信号を得て記憶部7に記憶するので
ある。ここに、ステップモータAの駆動回路Cからの励
磁電流に対応するように記憶部7に振動波形を記憶させ
るのである。励磁電流の基準値は、第3図に示 −すよ
うに、4段階(■〜■)に設定されているから、記憶部
764つの電流値に対応する領域があればよく、各相に
ついて記憶部7に4領域ずつ用意するのである。
このように、予め速度センサの出力値に対応させて記憶
部7に記憶しているわけであるがら、再生された振動波
形は、励磁電流の各電流値に対応する速度センサの出力
値と同等のものであり、この振動波形は再現性があるか
ら、整定時間の短縮に対して速度センサと同等の効果が
得られるのである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、回転子の停止時に発生する振動
を抑制する振動波形を励磁電流の基準値に重畳する電流
値設定部と、電流値設定部の出力に応じた励磁電流を固
定子コイルに通電する駆動部と、励磁電流のL記基準値
と上記振動波形との対応関係を予め記憶させた信号発生
部と、固定子コイルへの通電時に励磁電流の上記基準値
に基づいて対応する振動波形を信号発生部から読み出し
て上記電流値設定部に入力する選択部とを設けているも
のであり、振動波形に再現性があることを利用し、負荷
の慣性モーメントに応じて励磁電流の基準値に対応する
振動波形を記憶させておき、励磁電流の基準値に基づい
て予め記憶させておいた振動波形を読み出して励磁電流
の基準値に重畳するから、速度センサを用いた場合と同
等のダンピング特性が得られ、整定時間が短縮できると
いう111点を有する。また、速度センサを用いずにダ
ンピング特性を向上させているから、回転子の慣性モー
メントの増加がなく応答性の低下を防止することができ
、ハウジングの大型化も防止できるという利点を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は同
上の要部ブロック図、第3図は同上における励磁電流の
一例を示す動作説明図、第4図は本発明に係るステップ
モータの基本構成を示す一部切欠側面図、第5図は同」
二に用いる回転その要部斜視図、第6図は同上に用いる
固定子の要部斜視図、第7図は回転子の停止時における
振動波形の一例を示す動作説明図である。 1・・・コントローラ、2・・・駆動部、3・・・選択
部、4・・・電流値設定部、5・・・信号発生部、6・
・・増幅部、7・・・記憶部、A・・・ステップモータ
。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第3図 第4図 第5図 1          層間− 停 上 イ占 号 手続補正書く自発) 昭和64年1月7日 1、事件の表示 昭和63年特許願第230609号 2、発明の名称 ステップモータの制御回路 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地名称(58
3)松下電工株式会社 代表者  三  好  俊  夫 4、代理人 郵便番号 530 住 所 大阪市北区楕円1丁目12番17号5、補正命
令の日付 自  発 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転子の停止時に発生する振動を抑制する振動波
    形を励磁電流の基準値に重畳する電流値設定部と、電流
    値設定部の出力に応じた励磁電流を固定子コイルに通電
    する駆動部と、励磁電流の上記基準値と上記振動波形と
    の対応関係を予め記憶させた信号発生部と、固定子コイ
    ルへの通電時に励磁電流の上記基準値に基づいて対応す
    る振動波形を信号発生部から読み出して上記電流値設定
    部に入力する選択部とを備えて成ることを特徴とするス
    テップモータの制御回路。
JP23060988A 1988-09-14 1988-09-14 ステップモータの制御回路 Pending JPH0279800A (ja)

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JP23060988A JPH0279800A (ja) 1988-09-14 1988-09-14 ステップモータの制御回路

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JP23060988A JPH0279800A (ja) 1988-09-14 1988-09-14 ステップモータの制御回路

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JPH0279800A true JPH0279800A (ja) 1990-03-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998058446A1 (fr) * 1997-06-16 1998-12-23 Hydro-Quebec Systeme motorise electrique rotatif apte a vibrer et une methode pour faire fonctionner un moteur electrique rotatif apte a vibrer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998058446A1 (fr) * 1997-06-16 1998-12-23 Hydro-Quebec Systeme motorise electrique rotatif apte a vibrer et une methode pour faire fonctionner un moteur electrique rotatif apte a vibrer
US6229234B1 (en) 1997-06-16 2001-05-08 Hydro-Quebec Rotating electric motor system capable of vibrating and method for operating a rotating electric motor capable of vibrating
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