JPH0278566A - シリアルインクジェット記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はキャリフジに搭載したインクジェットヘッドの
走査に同期して該インクジェットヘットをデータに基づ
いて駆動することにより、飛翔「インク液でシート上に
ドツトイメージを形成しズいくシリアルインクジェット
記録装置に関する。

〔従来の技術〕

プリンタやファクシミリなどの記録装置における記録方
式には、インクジェット式、ワイヤドツト式、サーマル
式あるいはレーザー式などがある。

このうち、インクジエ”７ド式のもの（インクジェット
記録装置）は、インク吐出用のオリフィス′　　　を有
するインクジェットヘッドを印字データに基シ　　　づ
いて駆動することにより、飛翔的インク滴でシＦ　　　
−ト上にドツトイメージを形成していくよう構成辺　　
　されている。

また、上記記録装置は、走査方式から、キャリッジに搭
載したヘッドで印字桁方向に走査しながら印字していく
シリアル式の他に、■ラインづつまとめて印字していく
ラインプリント式や１ペ一ジ分まとめて印字するページ
プリント式などがある。

本発明は、シリアル式のインクジェット記録装け　　　
置を対象とする。

〔発明が解決しようとする問題点〕

シリアル記録装置にあっては、印字中にシートジャムが
発生すると、これを検知してヘッドを退避位置へ移動さ
せたり、ヘットをシートジャム発生地点に停止させ、そ
の間にジャムしたシートを取り除くなどの処理を行って
ジャムを解除し、然る後印字を再開するという手順が採
用されている。

しかし、シリアルインクジェット記録装置にあっては、
シートジャム時にヘッドを退避させる際あるいはジャム
したシートを取り除く際に、シートがヘッドのオリフィ
ス面を擦ってシート粉などが付着し、印字再開時にイン
ク吐出不良を生じることがあった。

本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決でき
、シートジャムを解除した後で印字動作を再開する場合
のインクジェットヘッドのインク吐出不良をなくしうる
シリアルインクジェット記録装置を提供することである
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、オリフィスを有するインクジェットヘッドを
キャリッジに搭載し、インクジェットヘッドで走査しな
がら印字データに基づいて該インクジェットヘッドを駆
動することにより飛翔的インク滴でソート上にドツトイ
メージを形成していくシリアルインクジェット記録装置
において、印字巾のシー１−＋ｉＪの変化または排紙後
のシート残りの検知によりシートジャムを検知し、ジャ
ムを解除した後印字動作を再開する前にインク回復動作
を行うごとにより、上記目的を達成するものである。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第３図は本発明を実施するのに好適なシリアルインクジ
ェット記録装置の模式的縦断面図、第４図は第３図巾の
線ＩＶ−［Ｖから見た模式的正面図である。

第３図および第４図において、シート送りローラを兼ね
たプラテンローラｌの前方にこれと平行にガイド軸２が
設置され、該ガイド軸２に沿って移動可能なキャリッジ
３上にインクジェットヘッド４が搭載されている。

前記シート送りローラ１の下側の周囲にはピンチローラ
５．６が離隔可能に圧接されており、ペーパーガイド７
に沿って矢印Ａ方向からシート送りローラｌとピンチロ
ーラ５との間に供給されたシート８は、該シート送りロ
ーラ１の回転によって搬送され、インクジェットヘッド
４の前面（オリフィス形成面）へ送り込まれる。

インクジェットヘッド４の上方には前記シート送りロー
ラｌと同期駆動される排紙ローラ９および排紙ピンチロ
ーラ１０が設けられ、記録されたシート８を第３図中上
方へ排出し不図示のスタッカ内へ送り込むよう構成され
ている。

前記インクジェットヘッド４のすぐ下方ずなわらシート
送り方向上流側の比較的接近した位置には、シート２を
シート送りローラ１の局面に密着させるためのシート押
さえ板１１が設置されている。

こうして、キャリッジ３を駆動して１ライン分印字する
ごとに前記シート送りローラを所定量回転させシート８
をピッチ送りしながら記録していき、１ペ一ジ分記録し
た時シート８を排出するとともに次のシートを取り込ん
で次のページを印字し、こｎ、を繰り返していくシリア
ルインクジェット記録装置が構成されている。

前記シート送りローラｌのシート［般送域の周面に近接
する位置（図示の例ではピンチローラ５．６の間）にシ
ート８の先端および後端の通過を検出することによりシ
ート８の有無を判別するシートセンサ１２が設置されて
いる。

また、前記キャリッジ３上には、印字巾の該キャリッジ
３の往復動時にシート８の両側縁通過を検知して該シー
ト８の巾の変化の有無を検出するシート中センサ１３が
搭載されている。

前記シートセンサ１２石よびシート中センサ１３として
は、例えば、反射型のフォトセンサが使用される。

さらに、前記シート送りローラ１を外れた印字範囲外の
位置には、インクジェットヘッド４の前面を密閉するキ
ャンプ１４、並びに該キャップ１４内の空気を吸引して
オリフィスからインクを吐出させる吸引ポンプ１５など
を含むインク回復装置が配置されている。

前記インク回復装置は、通常、キャリッジ３がホームポ
ジションに来た時、前進してインクジェットヘット４の
オリフィス面（前面）をキャンプ１４で沿閉するよう、
印字領域外の所定位置に前進後退回部に設けられ、でい
る。

そごで、本発明によれば、オリフィスを有するインクジ
ェットヘッド４をキャリッジ３に搭載し、インクジェッ
トヘッド４で走査しながら印字データに基づいて該イン
クジェットヘッド４を駆動するごとにより、飛翔的イン
ク滴でシート８上にドツトイメージを形成していくシリ
アルインクジエソ［・記録装置において、印字巾のシー
ト巾の変化によりシートジャムを検知し、ジャムを解除
した後、印字動作を再開する前にインク回復動作を行つ
よう構成されている。

一般に、シートジャムが発生ずると、シート８の巾が狭
くなったり、あるいは、シート８が破れるため排紙を行
ったが、シートが全部排紙されずシートセンサ１２の部
分Ｇこシー１−８の一部が残るなどの現象が生じるので
、シート巾センサ１３によりシート中が前の行で検知し
た時より狭くなったり、あるいは、排紙したがシートセ
ンサ１２がシート有りを検知している場合にシート８の
ジャム（詰まり）が生じたと判断することができる。

第１図は本発明の一実施例によるシリアルインクジェッ
ト記録装置の制御系のブロック図である。

第１図に８いて、１８はイメージデータを記録装置２０
に送出するホストシステムを、２２はマイクロコンピュ
ータユニット（ＭｑｌＪ）ヲ、２３はホストシステム１
８と記録装置２０との間の通信ヲ行つインターフェース
コントローラヲ、２４はホストシステム１８より転送さ
れたイメージデータを蓄えるイメージＲＡＭを、２５は
ＭＣ［Ｊ２２の指令により制御されイメージＲＡＭ２４
のリードおよびライトの制御信号並びにアドレス信号を
発生するＲＡＭコントローラを、それぞれ示す。

前記マイクロコンピュータユニット２２は、マイクロプ
ロセッサ４１、ＲＯＭ４２、ＲＡＭ４３、タイマー４４
およびＩ１０ポート４５などを備えている。

記録装置２０の制御系において、さらに、２６はイメー
ジＲＡＭ２４より読み出されたデータを一時保存するヘ
ッドエレメント数のビットを有するシフトレジスタを、
２７はシフトレジスタ２６のデータによりヘッドエレメ
ントを駆動し印字を行うヘットトライバを、２８はへラ
ド４が搭載されたキャリッジ３を印字桁方向に移動させ
るステッピングモータを駆動するキャリッジモータドラ
イバを、２９はシート８を垂直方向に送るステッピング
モータを駆動するシート送りドライバを、３１はキャッ
プ１４の密着離隔および吸引ポンプ１５の吸引動作など
を駆動する回復系駆動回路を、それぞれ示す。

然して、本発明によるシリアルインクジェット記録装置
に８いては、シート８が供給されているか否かく有無）
を検知するシートセンサ１２の他に、シート巾センサ１
３およびジャムセンサ３２が設けられている。

シート巾センサ１３は、第４図に示すごとくキャリッジ
３上に搭載され、印字巾のキャリフジ３の往復ｇＪ作（
１ライン印字）ごとにシート８の両側縁の位置を検知す
ることにより、シート８の巾の変化を検知するよう配置
されている。

ジャムセンサ３２は、シート８が通路内に詰まってシー
ト搬送糸の負荷が急激に増大したことを検知するもので
ある。このジャムセンサ３２はシート送り負荷の急激な
増大など、緊急に対処する必要がある重大なシートジャ
ムの発生を検知するものであり、このような状態が検知
されるとマイクロプロコンピュータユニット２２はその
検知信号に基づいて一般的にはモータ等の駆動源あるい
は記録装置の電源（パワー）をオフにするよう作動する
。

前記シートセンサ１２および前記シート巾センサ１３の
検知信号は、マイクロプロコンピュータユニッ）　（Ｍ
Ｃ［Ｊ）２２へ伝送され、これらのセンサ１２．１３に
よってシートジャムが検知された時は第２図のフローチ
ャートに示すような処理動作が行われる。

第２図は第１図の制御系におけるシートジャム発生時の
制御動作のフローチャートである。

第２図において、ステップ１０１において、印字中にシ
ート巾センサ１３がシート８の巾が前行印字時より短く
なったことを検知すれか、あるいはステップ１０２にお
いて、シート８を排紙したがシートセンサ１２により該
シートセンサ１２の位置にシート８が未だ残っているこ
とを検知した場合は、ステップ１０３へ進んでペーパー
ジャム（シートジャム）発生であると判断し所定の制御
動作に入る。

なお、ステップ１０１では、印字中にシートジャムが生
じる（生じ始める時を含む）と一般にシート８にしわが
生じるなどしてシート中が縮小することを利用して、シ
ートジャム発生を検知し、ステップ１０２では、シート
ジャム時にシートｍ送を行うとシート８が破れてその後
半部が排出されずに残ってしまう場合があることを利用
してシートジャムを検知するものである。

ステップ１０３でシートジャム発生信号をマイクロコン
ピュータユニット２２が受信すると、ステ、プ１０４へ
進み、印字をｆ亭止するとともに、インクジェットへラ
ド４の乾燥を防止するためにキャリッジ３を駆動して該
インクジェットヘッド４をキャップ１４の位置（例えば
ホームポジション）へ移動させ、キャップ１４を前進さ
せてインクジェットヘッド４のオリフィス面をキャッピ
ングする。

然る後、ステップ１０５へ進んでシートジャムを解除す
る操作を行う。この解除操作は、例えば、蓋を開けて、
ピンチローラ等を解除して詰まったシートを手動操作で
取り出し、リセットボタンを押して蓋を閉しるという一
連の動作で行われる。

このような一連の動作でシートジャムが解除されるとス
テップ１０６へ進んで回復用ポンプ１５を作動して各オ
リフィスからインクを吸引吐出させ、インク回復動作を
行う。

このインク回復動作を終了した１麦、印字待機状態に入
り、スタート指令を待って印字を再開するか、あるいは
、プログラムによっては自動的にシートジャム発生位置
へインクジェットへラド４を移動させて印字を再開させ
るように動作する。

以上説明した実施例によれば、印字巾のシート巾の変化
あるいは排紙後のシート有り検出によってシートジャム
を検知し、シートジャム解除後の印字動作前に必ず自動
的にインク回復動作を行うよう構成したので、シートジ
ャム状態でインクジェットヘッド４を退避させる時、オ
リフィス面がシート８に擦られたり、あるいはインクジ
ェットヘッド４がシートジャム位置に停止している状態
でジャムしたシート８を取り出す時該シート８がヘッド
４のオリフィス面に接触したりしてシート粉やホコリが
オリフィス面に付着する場合でも、インク回復動作によ
ってオリフィスの目詰まりを確実になくしてしまうこと
ができ、印字再開時のインク吐出不良を未然に防止する
ことができた。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、オリ
フィスを有するインクジェットヘッドをキャリッジに搭
載し、インフジエラ１〜ヘツドで走査しながら印字デー
タに基づいてインクジェットへ、トを駆動することによ
り、飛翔的インク滴でシート上にドツトイメージを形成
していくシリアルインクシエンド記録装置において、印
字巾のシート巾の変化または排紙後のシート残りを検知
するごとによりシートジャムを検知し、ジャムを解除し
た後印字動作を開始する前に自動的にインク回復動作を
行うように構成したので、シートジャム後の印字開始に
際し、インクシエンドヘッドのインク吐出不良をなくし
、安定した印字動作と印字品位の向上を達成しうるシリ
アルインクジェット記録装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるシリアルインクジェット記録装置
の制御系を例示するブロック図、第２図は第１図の制御
系のシートジャム時の動作のフローチャート、第３図は
本発明を実施するのに好適なシリアルインクジェット記
録装置の模式的縦断面図、第４図は第３図巾の線ＩＶ　
−ＩＶから見た正面図である。 ３−−−−−・・キャリッジ、４−−−−−−インクジ
ェットへ、ト、８−−−−−−・シー！・（用紙など）
、１２−−−−−シートセンサ、１３−−−−−シート
中センサ、１４−−−−−−−−−キャンプ、ｌ　５−
−−−−−一回復用ポンプ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）オリフィスを有するインクジェットヘッドをキャ
   リッジに搭載し、該ヘッドで走査しながら印字データに
   基づいて該ヘッドを駆動することにより、飛翔的インク
   滴でシート上にドットイメージを形成していくシリアル
   インクジェット記録装置において、印字中のシート巾の
   変化または排紙後のシート残りの検知によりシートジャ
   ムを検知し、ジャムを解除した後、印字動作を開始する
   前に自動的にインク回復動作を行うことを特徴とするシ
   リアルインクジェット記録装置。