JPH027811Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH027811Y2
JPH027811Y2 JP1982176682U JP17668282U JPH027811Y2 JP H027811 Y2 JPH027811 Y2 JP H027811Y2 JP 1982176682 U JP1982176682 U JP 1982176682U JP 17668282 U JP17668282 U JP 17668282U JP H027811 Y2 JPH027811 Y2 JP H027811Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
locking
container body
notch
periphery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982176682U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5980255U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17668282U priority Critical patent/JPS5980255U/ja
Publication of JPS5980255U publication Critical patent/JPS5980255U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH027811Y2 publication Critical patent/JPH027811Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の分野 本考案は保温弁当箱など容器の蓋取付構造に関
するものである。
従来技術とその問題点 従来、保温弁当箱などの容器では、容器本体の
上面を覆う蓋は、携帯時における脱落を防止する
ために錠等の金具によつて容器本体に強固に取付
けられている。
ところが、これでは開蓋時に錠を外す操作が厄
介であるばかりか、複雑な部品からなる錠金具を
用いなければならないため、部品管理および組立
作業の煩雑化をきたし、コストアツプを招来する
という欠点があつた。
考案の目的 本考案はかかる従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、蓋体のベンデイングによる変
形を利用して、開蓋操作を容易にし、かつ携帯時
における不用意な外力によつて誤つて開蓋するこ
とのない構造の簡単な容器の蓋取付構造を提供す
ることにある。
考案の構成 上記目的を達成するために、本考案は、上面周
縁部の対称位置に一対の係止爪と該係止爪と直交
方向の周縁部に、上部外方に段部を有する一対の
ガード壁とを立設した容器本体と、該容器本体の
上面を覆い、周縁部に上記係止爪の外面に係合す
る引掛部と上記ガード壁の段部に嵌入する切欠部
とを設けた蓋とからなり、上記蓋の切欠部下部近
傍を内方に押圧変形させることにより、上記係止
爪と引掛部との係合が外れるように構成したもの
である。
実施例の説明 以下、本考案を一実施例である添付図面にした
がつて説明する。
第１図、第２図は本考案の一例である保温弁当
箱を示し、１は樹脂製の容器本体で、内部に金属
製真空二重瓶２を収容すると共に、上面周縁部に
はリング状の樹脂製肩体３を嵌着固定してある。
この肩体３の対称な２箇所には外方に突出する一
対の係止爪４が立設され、この係止爪４と直交す
る方向の２箇所にはガード壁５が立設されてい
る。このガード壁５は所定の肉厚を有し、容易に
撓まないように所定の剛性を有している。
６は米飯を収容した飯器、６ａは肩体３の内面
に沿つて上方へ突出する飯器６の把手、７は断熱
性を有する飯器蓋、８は菜入れである。
９は樹脂にて縦断面形状に成形された蓋で、
この蓋の周縁部の対称な２箇所には上記係止爪の
外面と係合する引掛部１０を有し、この引掛部と
は直交する方向の２箇所には上記ガード壁５が嵌
入する切欠部１１が設けられている。上記切欠部
１１の縁部は、第２図に示すごとくガード壁５の
先端段部５ａの外側に係合している。
なお、１２は容器本体１の底部にスライド自在
に設けられた箸収容ケース、１３は下げ紐取付用
のブラケツトである。
上記構成からなる保温弁当箱において、蓋９の
切欠部１１の下部近傍を内方へ押圧すると（第１
図中矢印で示す）、切欠部１１とは直交方向の引
掛部１０が外方へ変形し、引掛部１０と係止爪４
との係合が外れ、蓋９を容器本体１から取外すこ
とができる。また、携帯時などにおいて上記蓋９
の切欠部１１の下部付近以外のところに不用意な
外力が加わつても、この外力は剛性のあるガード
壁５によつて受けられ、蓋９は変形せず、誤つて
開くことがない。
なお、上記実施例では、係止爪４およびガード
壁５を容器本体１とは別体の肩体３に設けたもの
を示したが、肩体３を容器本体１と一体成形して
もよい。さらに、蓋９の材質は樹脂に限らず、ベ
ンデイングを有するものであれば金属でもよい。
考案の効果 以上のように、本考案によれば、容器本体の上
面外周縁部の対称位置に一対の係止爪とこの係止
爪と直交方向の周縁部に、上部外方に段部を有す
るガード壁とを立設し、蓋には係止爪と係止する
引掛部とガード壁の段部に嵌入する切欠部とを設
けたので、蓋の切欠部下部近傍を内方に押圧すれ
ば蓋が変形して係止爪と引掛部との係合が実然に
外れ、容易に開蓋することができる。また、携帯
時において不用意な外力が切欠部下部付近以外の
ところに作用しても、ガード壁がこの外力を受け
るため、誤つて開蓋することがなく安全である。
しかも、従来のごとき複雑な構造の金具を用いる
必要がないので、部品管理や組立作業の煩雑さを
解消でき、安価な蓋取付構造を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の一例である保温弁当箱の蓋を
変形させた状態の斜視図、第２図は第１図の−
線断面図である。 １……容器本体、４……係止爪、５……ガード
壁、９……蓋、１０……引掛部、１１……切欠
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面周縁部の対称位置に一対の係止爪と該係止
    爪と直交方向の周縁部に、上部外方に段部を有す
    る一対のガード壁とを立設した容器本体と、該容
    器本体の上面を覆い、周縁部に上記係止爪の外面
    に係合する引掛部と上記ガード壁の段部に嵌入す
    る切欠部とを設けた蓋とからなり、上記蓋の切欠
    部下部近傍を内方に押圧変形させることにより、
    上記係止爪と引掛部との係合が外れるようにした
    ことを特徴とする容器の蓋取付構造。
JP17668282U 1982-11-22 1982-11-22 容器の蓋取付構造 Granted JPS5980255U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17668282U JPS5980255U (ja) 1982-11-22 1982-11-22 容器の蓋取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17668282U JPS5980255U (ja) 1982-11-22 1982-11-22 容器の蓋取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5980255U JPS5980255U (ja) 1984-05-30
JPH027811Y2 true JPH027811Y2 (ja) 1990-02-23

Family

ID=30384065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17668282U Granted JPS5980255U (ja) 1982-11-22 1982-11-22 容器の蓋取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5980255U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4216261B2 (ja) * 2005-02-23 2009-01-28 象印マホービン株式会社 コーヒーメーカー
JP5206821B2 (ja) * 2011-02-24 2013-06-12 サーモス株式会社 食品容器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4990546U (ja) * 1972-11-22 1974-08-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5980255U (ja) 1984-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040084464A1 (en) Airtight container
US5964365A (en) Lid/collar system
JPH027811Y2 (ja)
JP3052893U (ja) 包装用容器
CN210883293U (zh) 隔热容器
JPS6037052Y2 (ja) 調理器具の把手付外蓋
JPH0618916Y2 (ja) 閉蓋具
JPS62171450U (ja)
JP3224939B2 (ja) 防湿容器
JPH0318371Y2 (ja)
JP2539355Y2 (ja) 蓋付容器
JPH0349622Y2 (ja)
JP2543116Y2 (ja) 金属箔成形容器
JPH0240187Y2 (ja)
JPH0378751U (ja)
JPS638268Y2 (ja)
JPH0445640Y2 (ja)
JPH0232747Y2 (ja)
JPH0128792Y2 (ja)
JP2599474Y2 (ja) 合成樹脂製容器
JPS6020344Y2 (ja) しやもじ容器
JPH0133521Y2 (ja)
JPS5817525Y2 (ja) 炊飯ジヤ−等保温容器の肩構造
JP2534050Y2 (ja) 蓋付容器
JPH0639756U (ja) 蓋