JPH0349622Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0349622Y2
JPH0349622Y2 JP1982201307U JP20130782U JPH0349622Y2 JP H0349622 Y2 JPH0349622 Y2 JP H0349622Y2 JP 1982201307 U JP1982201307 U JP 1982201307U JP 20130782 U JP20130782 U JP 20130782U JP H0349622 Y2 JPH0349622 Y2 JP H0349622Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
horizontal
container body
attached
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982201307U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59105414U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20130782U priority Critical patent/JPS59105414U/ja
Publication of JPS59105414U publication Critical patent/JPS59105414U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0349622Y2 publication Critical patent/JPH0349622Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は食事中に食卓上に並べることができ
る食品の容器又は冷蔵庫内に入れて食品を収納す
ることができる密閉容器としても使用することが
でき、又更に多数のなべを安定よく積重ねて保管
することができる使用便利ななべに関するもので
ある。
《従来の技術》 従来第9図に図示したようになべに於いて鍋本
体50より把持体51を着脱自在としたものは知
られている(例えば実公昭55−34028号公報、実
開昭57−30144号公報参照)。
又第10図に図示したようになべに於いて主鍋
体52に設けた中蓋体53の上部に更に補助鍋体
54を設けて蓋を二重とするようにしたもの知ら
れている(例えば実開昭52−160565号公報参照)。
又第11図に図示したようになべに於いて器体
55の表面にホーロー被膜56を施したものは知
られている(例えば特開昭51−52062号公報、特
開昭48−94569号公報参照)。
《考案が解決しようとする問題点》 ところで第9図に図示したなべは把持体51を
外して嵩張らずに使用できるようにしたものでは
あるが、食事中に食卓上に並べることができる美
麗な食品の容器又は食品を収納する密閉容器とし
ては使用できないものである。
又第10図に図示したものは蓋を二重として圧
力鍋等として使用できるものであるが、食品を収
納する密閉容器としては使用できず、又多数の鍋
を安定よく重ねて保管することはできないもので
ある。
又更に第11図に図示したなべでは表面にホー
ロー被膜56を施したのみで密閉容器又は食卓上
に並べることができる美麗な食品の容器としては
使用できないものである。
即ちこの考案は上記の問題点を解決したもので
あり、第9図、第10図、第11図に図示した従
来品と異なり、食卓上に並べることができる美麗
な食品の容器又は冷蔵庫内に入れて食品を収納す
ることができる密閉容器としても使用することが
でき、又更に多数のなべを安定よく積重ねて保管
することができる使用便利ななべを得ることを目
的としたものである。
《問題点を解決するための手段》 上記の目的を達成するためのこの考案のなべ
は、内外面にホーロー被膜1を施こすと共に水平
底面15を備えた容器体2の上部開口部3に、該
上部開口部3の開口周縁4に着脱自在に密着する
嵌合溝5を備えた合成樹脂製の密閉蓋6を蓋着す
ると共に密閉蓋6の下面に蓋体7を装着し、且つ
容器体2に把持体8を着脱自在に取付け、又更に
開口周縁4のやや下方には外方に拡がり、蓋体7
の周縁が載置される段部載置面9を備え、且つ密
閉蓋6には外方に突設した摘み舌片12を設ける
と共に嵌合溝5を備えた突条13を密閉蓋6の水
平天板14より突出して形成し、更に密閉蓋6の
水平天板14が蓋体摘み36の水平頂部40と蓋
体7に設けた水平蓋体面39に支持されてなるも
のである。
《実施例》 以下図面についてこの考案の実施例を説明する
と、2は水平底面15を備えた容器体であり、内
外面にホーロー被膜1を施こした容器体2の上部
開口部3に、該上部開口部3の開口周縁4に着脱
自在に密着する嵌合溝5を備えた合成樹脂製の密
閉蓋6を蓋着すると共に密閉蓋6の下面に内外面
にホーロー被膜1を施こした蓋体7を装着し、且
つ容器体2に把持体8を着脱自在に取付け、又更
に開口周縁4のやや下方には外方に拡がり、蓋体
7の周縁が載置される段部載置面9を備え該段部
載置面9は外方に折曲した外方折曲部10と上方
に折曲した上方折曲部11によつて形成され、且
つ密閉蓋6には外方に突設した摘み舌片12を設
けると共に嵌合溝5を備えた突条13を密閉蓋6
の水平天板14より突出して形成し、更に密閉蓋
6の水平天板14が蓋体摘み36の水平頂部40
と蓋体7に設けた水平蓋体面39に支持されてな
るものである。
又容器体2と把持体8との着脱は、容器体2の
側壁面16にコ字状板17の両端折曲先端部1
8,18を固着してコ字状板17の中央板19と
側壁面16との間に挿入間隙20を設けると共に
中央板19の中央に挿通孔21を設け、一方把持
体8は非熱伝導の合成樹脂等の素材で形成し把持
部22の先端を下方に折曲し補強板26で被蓋し
た先端取付部23に中央板19を下方より外嵌で
きる外嵌溝24を有する上向きコ字状の嵌合板2
5を取付杆27,27で固着し、又上向きコ字状
の嵌合板25には挿通孔21に対応した第1挿通
孔28と第2挿通孔29を設けると共に該挿通孔
21、第1挿通孔28、第2挿通孔29に挿脱で
きる先端挿通部34を備えた挿通杆30を設け、
且つ挿通杆30は先端取付部23に設けた取付孔
31内に設けたスプリング32で常時先方に弾性
を賦与されると共に後方に指掛け片33を設けて
指先で引張れば先端挿通部34が後退して把持体
8を容器体2より離脱できるようにしたものであ
る。
又35はホーロー模様、37はスプリング止め
片、38は挿通杆案内凹溝である。
《考案の作用効果》 この考案は以上のような構成であり、容器体2
に把持体8を着脱自在に取付けたことによつて容
器体2と把持体8とを離脱して第3図に示すよう
に大小のなべを重ねて収納することができ、更に
把持体8が邪魔にならず流し台下の棚等に収納載
置することができるものである。
又容器体2の上部開口部3の開口周縁4に着脱
自在に密着する嵌合溝5を備えた合成樹脂製の密
閉蓋6を設けたことによつて容器体2内に収納し
た食品の乾燥を防止することができ冷蔵庫内への
食品の収納容器としても使用でき、且つ密閉蓋6
は合成樹脂製で外方に突出した摘み舌片12を設
けたことによつて容器体2と密閉蓋6の離脱に際
しては摘み舌片12を持ち上げることで操作が簡
単であり、又容器体2にはホーロー被膜1を施こ
したことによて美麗であると共に容器体2より把
持体8を外すことで食卓上に載置できる食品容器
としても使用でき、更に食卓上でも容器体2に密
閉蓋6を施こしておき、食事時に密閉蓋6を外し
食品を取出すことで、食品を衛生的に収納保持で
きて取扱上極めて好都合である。
又蓋体7の周縁を、開口周縁4のやや下方に外
方に拡がつた段部載置面9に載置して容器体2に
蓋体7を閉蓋するものであるが密閉蓋6の取付時
には密閉蓋6の水平天板14が蓋体摘み36の水
平頂部40と蓋体7に設けた水平蓋体面39に支
持されて多数の水平底面15を備えた容器体2を
積み重ねても水平天板14が窪むようなことがな
く、更に密閉蓋6には嵌合溝5を備えた突条13
を密閉蓋6の水平天板14より突出して形成した
ので水平底面15を備えた他の容器体2を密閉蓋
6上に積み重ねた際に重ねた他の容器体2が滑り
落ちるようなことがなく安定よく支持されるもの
である。
又蓋体7は密閉蓋6による容器体2の密閉時に
は密閉蓋6の下部に位置して保持され、なべとし
ての不使用時に蓋体7、密閉蓋6がバラバラに分
離されて蓋体7又は密閉蓋6を紛失するようなこ
とがない。
又従来多数のなべを積み重ねる際はその作業時
に金属性のいやな異音が発生するもであるが、多
数の容器体2の積み重ね時に上段の容器体2の水
平底面15と下段の蓋体7との間に合成樹脂製の
密閉蓋6が介在するのでいやな金属性の発生がな
く使用便利である。
又更に構造が極めて簡単であつて故障のおそれ
もなく大量生産に適し安価に提供できるものであ
る等の幾多の実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠側面図、第2図はM部切欠平
面図、第3図は把持体を離脱して大小のなべを収
納した一部切欠側面図、第4図は把持体の側面
図、第5図は密閉蓋を除去した一部切欠側面図、
第6図は蓋体と把持体とを除去した一部切欠側面
図、第7図は容器体と把持体との装着状態を示し
た斜視図、第8図は把持体の取付状態を示した断
面図、第9図、第10図、第11図は従来例の説
明図である。 1……ホーロー被膜、2……容器体、3……上
部開口部、4……開口周縁、5……嵌合溝、6…
…密閉蓋、7……蓋体、8……把持体、9……段
部載置面、10……外方折曲部、11……上方折
曲部、12……摘み舌片、13……突条、14…
…水平天板、15……水平底面、16……側壁
面、17……コ字状板、18……両端折曲先端
部、19……中央板、20……挿入間隙、21…
…挿通孔、22……把持部、23……先端取付
部、24……外嵌溝、25……嵌合板、26……
補強板、27……取付杆、28……第1挿通孔、
29……第2挿通孔、30……挿通杆、31……
取付孔、32……スプリング、33……指掛け
片、34……先端挿通部、35……ホーロー模
様、36……蓋体摘み、37……スプリング止め
片、38……挿通杆案内凹溝、39……水平蓋体
面、40……水平頂部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内外面にホーロー被膜1を施こすと共に水平底
    面15を備えた容器体2の上部開口部3に、該上
    部開口部3の開口周縁4に着脱自在に密着する嵌
    合溝5を備えた合成樹脂製の密閉蓋6を蓋着する
    と共に密閉蓋6の下面に蓋体7を装着し、且つ容
    器体2に把持体8を着脱自在に取付け、又更に開
    口周縁4のやや下方には外方に拡がり、蓋体7の
    周縁が載置される段部載置面9を備え、且つ密閉
    蓋6には外方に突設した摘み舌片12を設けると
    共に嵌合溝5を備えた突条13を密閉蓋6の水平
    天板14より突出して形成し、更に密閉蓋6の水
    平天板14が蓋体摘み36の水平頂部40と蓋体
    7に設けた水平蓋体面39に支持されてなること
    を特徴とするなべ。
JP20130782U 1982-12-30 1982-12-30 なべ Granted JPS59105414U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20130782U JPS59105414U (ja) 1982-12-30 1982-12-30 なべ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20130782U JPS59105414U (ja) 1982-12-30 1982-12-30 なべ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59105414U JPS59105414U (ja) 1984-07-16
JPH0349622Y2 true JPH0349622Y2 (ja) 1991-10-23

Family

ID=30426808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20130782U Granted JPS59105414U (ja) 1982-12-30 1982-12-30 なべ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59105414U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE9205573U1 (ja) * 1992-04-24 1992-07-23 Heinrich Baumgarten Kg, Spezialfabrik Fuer Beschlagteile, 5908 Neunkirchen, De

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4894569A (ja) * 1972-03-03 1973-12-05
JPS5152062A (en) * 1974-11-01 1976-05-08 Kazuo Igarashi Irobokashino hooroonabeoyobi sono seizoho
JPS5534028U (ja) * 1978-08-24 1980-03-05
JPS5730144B2 (ja) * 1975-04-30 1982-06-26

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52160565U (ja) * 1976-05-29 1977-12-06
JPS5730144U (ja) * 1980-07-29 1982-02-17

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4894569A (ja) * 1972-03-03 1973-12-05
JPS5152062A (en) * 1974-11-01 1976-05-08 Kazuo Igarashi Irobokashino hooroonabeoyobi sono seizoho
JPS5730144B2 (ja) * 1975-04-30 1982-06-26
JPS5534028U (ja) * 1978-08-24 1980-03-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59105414U (ja) 1984-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0349622Y2 (ja)
JPS6162885U (ja)
USD251766S (en) Beverage container handle
US20020148838A1 (en) Bottom structure of a kettle
JPS6320386Y2 (ja)
KR200199929Y1 (ko) 적층가능한 냄비
JPH0430145Y2 (ja)
JPH0194259U (ja)
JPS6062300U (ja) シヤ−レ
JPH0326154Y2 (ja)
JPH0415645Y2 (ja)
JPS6213936Y2 (ja)
JPS6317068U (ja)
JPS6053218U (ja) なべ
JPS59105413U (ja) なべ
JPH0338017U (ja)
JPS61179926U (ja)
JPS6370937U (ja)
JPH0518288Y2 (ja)
JPS6017185Y2 (ja) 食卓用陶磁製蓋付き容器
JPS63149831U (ja)
JPS59159383U (ja) 即席飲料収納コツプ
JPS62146736U (ja)
JPS63175926U (ja)
JPS62177320U (ja)