JPH0326154Y2 - - Google Patents

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JPH0326154Y2
JPH0326154Y2 JP1986131510U JP13151086U JPH0326154Y2 JP H0326154 Y2 JPH0326154 Y2 JP H0326154Y2 JP 1986131510 U JP1986131510 U JP 1986131510U JP 13151086 U JP13151086 U JP 13151086U JP H0326154 Y2 JPH0326154 Y2 JP H0326154Y2
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JP
Japan
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container
inner body
container body
cake
wall
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JP1986131510U
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JPS6337591U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、弾性板紙を用いて構成する商品包
装用の深底型紙容器に関する。
(従来の技術) 各種商品の包装に用いる紙容器の内、上部が開
口する実開昭61−38042号の如く有底容器本体は、
形崩れしない商品や小さな商品の包装に適する
が、クリスマスケーキの如く柔らかくて大きな商
品の包装には出し入れが困難であるため利用され
ていない。ケーキは底蓋上に載置し、その上方よ
り下部が開口する容器本体を被せ、底蓋と本体に
跨がつて紐掛けして持ち運ぶか、実開昭60−
32291号、実開昭61−93438号、実開昭61−93439
号の如く底蓋に小片や挿入片を設け、これを容器
本体に係止し、或いは底蓋に設けたバンドを本体
上方で係止して持ち運んでいた。
(考案が解決しようとする問題点) 上部開口型の有底容器本体にあつては、容器本
体より1回り小さいケーキの出し入れが困難であ
るし、出し入れの際にケーキを形崩れする不都合
がある。又底蓋上にケーキを載置し、これに下部
開口型の容器本体を被せる紙容器にあつては、容
器本体を被せる際、ケーキに触れないように被せ
る困難がある。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上部開口型の有底容器本体に対して出し入れし
得る内体を工夫し、内体の出し入れによつて大き
なケーキでも形崩れすることなく包装し得るよう
にしたものである。
(作用) 内体側壁に設けた切欠口を利用して商品を収容
し、その内体を有底容器本体の上方より出き入れ
するものである。
(実施例) 以下、本案紙容器の構造を実施例の図面により
説明すると、Aは上方に向けて開口する周知の有
底容器本体で、容器本体Aは下部より上部が大き
く開口する逆円錐台形状を成す周壁1の上縁部外
周に、周壁上端部1aの巻込みによる外巻リブ1
1を設け、周壁1の下部内周に底板2を着設し、
コツプ状を成している。Bは容器本体Aの上部に
嵌合して開口部を塞ぐ蓋で、蓋Bは天板3の外縁
より容器本体外巻リブ11の外周に嵌合する垂壁
4を設け、垂壁4の内周に外巻リブ11の下部に
係止する内巻リブ14を形成し、天板3に持手1
3を切起式に設けるか、又は持手13を着設して
いる。5は容器本体Aに対して出し入れ自在とな
る内体で、内体5は本体周壁1より1回り小さ
く、容器本体Aの有効収容高さHより低い側壁6
と、側壁6の下部に着設する底壁7より構成さ
れ、側壁6と底壁7の着設は、底壁7の外周部に
上下何れかに屈折する舌片17を設け、該舌片1
7を側壁6の内側下端部に着設するか、側壁6の
下端部を内周に屈折し、底壁7の外周部に着設す
るものであり、側壁6に上端より下部、又は底壁
7まで達する手指挿入用の切欠口8を設け、側壁
6の上端より上方に向けて把持片9を相対設して
いる。この内体5と前記蓋B、及び容器本体Aは
何れも弾性板紙や防水加工紙等より形成されてい
る。
本案の紙容器は上記構造であるから、これを用
いる場合、先ず容器本体Aより1回り小さく形成
した内体5にケーキを入れ、その際、内体側壁6
の切欠口8を利用すれば、底壁7までケーキを形
崩れすることなく容易に入れることができる。次
にケーキを入れた内体5の把持片9を持ち、これ
を容器本体Aの上方より内部に挿入し、内体5の
挿入後、容器本体Aに蓋Bを嵌合係止して持ち運
ぶ。反対に紙容器よりケーキを取出すには、先ず
容器本体Aより蓋Bを取外し、容器本体Aを開口
した後、容器本体A内に挿入した内体5の把持片
9を持ち上げ、容器本体A内より内体5を取出
す。次で内体5の切欠口8よりケーキと底壁7の
間に手指を入れ、ケーキを内体5内より上方に押
し上げて取出す。即ちケーキを内体5に収容し、
この内体5を容器本体Aに対して出し入れするも
のである。
〔考案の効果〕
従つて本案の紙容器は内体にケーキを入れ、そ
の内体に設けた把持片を持つて容器本体内に出し
入れするものであるから、深底の有底容器本体で
あつても、ケーキを形崩れすることなく実に容易
に出し入れし得る。しかも内体に対するケーキの
出し入れも、内体側壁には上端より底まで達する
切口が設けられているので、この切口を利用すれ
ば至極簡単に出し入れし得る。又ケーキを内体に
入れ、その内体を容器本体に収容するものである
から、容器本体がケーキによつて汚れることがな
く、ケーキの包装使用後、容器本体を他の商品の
包装に再使用することもできるし、容器本体と蓋
は従来と同様の構造を成すので、内体を新しく形
成して追加するだけで本案紙容器を構成し得る。
その結果、形崩れしやすいカステラやケーキ類の
包装用紙容器として特に有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案紙容器の使用例を示す縦断面図、
第2図は内体の正面図、第3図は本案紙容器の分
解断面図、第4図乃至第6図は内体の構造例を示
す縦断面図、第7図は内体の平面図である。 A……容器本体、1……周壁、2……底板、B
……蓋、3……天板、4……垂壁、11,14…
…リブ、5……内体、6……側壁、7……底壁、
8……切欠口、9……把持片、H……容器本体の
有効収容高さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周壁1の下部に底板2を設け上部が開口する有
    底容器本体Aと、該本体Aの上部に嵌合する蓋体
    B、及び容器本体Aに対して出し入れ自在となる
    内体5より構成され、内体5が本体周壁より1回
    り小さく、本体の有効収容高さHより低い周壁6
    と、その下部に着設する底壁7より構成され、且
    つ側壁6に上端より下部まで達する切欠口8を設
    けると共に、内体側壁6より上方に延長する把持
    片9を相対設した深底型紙容器。
JP1986131510U 1986-08-28 1986-08-28 Expired JPH0326154Y2 (ja)

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JP1986131510U JPH0326154Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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JP1986131510U JPH0326154Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6337591U JPS6337591U (ja) 1988-03-10
JPH0326154Y2 true JPH0326154Y2 (ja) 1991-06-06

Family

ID=31030024

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2557285B2 (ja) * 1991-01-31 1996-11-27 東海ゴム工業株式会社 ホース接続金具及び接続金具付ホースの製造方法

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4218424Y1 (ja) * 1964-04-25 1967-10-25
JPS5755129U (ja) * 1980-09-18 1982-03-31

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JPS4873020U (ja) * 1971-12-20 1973-09-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4218424Y1 (ja) * 1964-04-25 1967-10-25
JPS5755129U (ja) * 1980-09-18 1982-03-31

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JPS6337591U (ja) 1988-03-10

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