JPH027778B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH027778B2 JPH027778B2 JP60103491A JP10349185A JPH027778B2 JP H027778 B2 JPH027778 B2 JP H027778B2 JP 60103491 A JP60103491 A JP 60103491A JP 10349185 A JP10349185 A JP 10349185A JP H027778 B2 JPH027778 B2 JP H027778B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube bundle
- laser beam
- track bogie
- tube
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 21
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 230000036544 posture Effects 0.000 claims description 9
- 238000012966 insertion method Methods 0.000 claims description 7
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 7
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 1
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P19/00—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
- B23P19/02—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for connecting objects by press fit or for detaching same
- B23P19/022—Extracting or inserting relatively long parts
- B23P19/024—Extracting or inserting relatively long parts tube bundles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、熱交換器の胴体内へのチユーブバン
ドル挿入方法及びその装置に関するものである。
ドル挿入方法及びその装置に関するものである。
「従来の技術」
熱交換器の組立てにおいては、管板、伝熱パイ
プ、邪摩板等であらかじめ組立てられたチユーブ
バンドルを中空円筒状の胴体の内部に挿入してい
く作業があり、この作業は通常チユーブバンドル
挿入装置により行われている。そして、このチユ
ーブバンドル挿入装置としては、従来、特公昭54
−20691にみられるように、レール上を移動する
架台上に胴体を横姿勢で載置し、かつ、保持装置
にチユーブバンドルを保持させ、架台を保持装置
に向つて移動させて胴体内にチユーブバンドルを
挿入するようにしたもの、あるいは、実公昭55−
49139のように、胴体を横姿勢で固定し、チユー
ブバンドルをクレーンで保持しながら台車によつ
て胴体内に挿入していくようにしたものなど、
種々のものが案出され、実用に供されている。
プ、邪摩板等であらかじめ組立てられたチユーブ
バンドルを中空円筒状の胴体の内部に挿入してい
く作業があり、この作業は通常チユーブバンドル
挿入装置により行われている。そして、このチユ
ーブバンドル挿入装置としては、従来、特公昭54
−20691にみられるように、レール上を移動する
架台上に胴体を横姿勢で載置し、かつ、保持装置
にチユーブバンドルを保持させ、架台を保持装置
に向つて移動させて胴体内にチユーブバンドルを
挿入するようにしたもの、あるいは、実公昭55−
49139のように、胴体を横姿勢で固定し、チユー
ブバンドルをクレーンで保持しながら台車によつ
て胴体内に挿入していくようにしたものなど、
種々のものが案出され、実用に供されている。
「発明が解決しようとする問題点」
ところで、上記チユーブバンドル挿入装置によ
る挿入作業においては、胴体とチユーブバンドル
を正確に同一軸線上に位置合せしなければならな
いが、従来の装置ではこの位置合せが困難であつ
た。このため、挿入中にチユーブバンドルが胴体
に接触して、チユーブバンドル自体が損傷した
り、胴体の内面が傷ついたりするといつた問題が
あつた。
る挿入作業においては、胴体とチユーブバンドル
を正確に同一軸線上に位置合せしなければならな
いが、従来の装置ではこの位置合せが困難であつ
た。このため、挿入中にチユーブバンドルが胴体
に接触して、チユーブバンドル自体が損傷した
り、胴体の内面が傷ついたりするといつた問題が
あつた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
胴体とチユーブバンドルの位置合せが容易で、胴
体内にチユーブバンドルを極めて円滑に挿入する
ことができる熱交換器のチユーブバンドル挿入方
法及びその装置を提供することを目的とする。
胴体とチユーブバンドルの位置合せが容易で、胴
体内にチユーブバンドルを極めて円滑に挿入する
ことができる熱交換器のチユーブバンドル挿入方
法及びその装置を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」
上記目的を達成するために、本発明のチユーブ
バンドル挿入方法は、熱交換器の中空筒状の胴体
とチユーブバンドルとを直線状に配置し、上記胴
体内にチユーブバンドルを挿入していく、熱交換
器のチユーブバンドル挿入方法において、上記胴
体とチユーブバンドルとを配置する際に、少なく
ともチユーブバンドルの一端部を、所定の間隔を
おいて水平に配した二つの支持片の上に載せて支
持し、上記支持片と一体に少なくとも上下動可能
なるレーザ光投光装置から、チユーブバンドルの
挿入方向に沿つてレーザ光を発し、このレーザ光
を基準として上記支持片に支持されたチユーブバ
ンドルと胴体の双方もしくはいずれか一方の姿勢
を双方が互いに同じ軸線上になるように正すこと
を特徴とするものであり、また、本発明のチユー
ブバンドル挿入装置は、進行路上に横姿勢で置か
れた中空筒状の胴体に挿入されるチユーブバンド
ルを移送する軌道台車に、上記胴体に係合された
索条を巻上げて軌道台車を胴体に対して近づけて
いく索条巻上げ装置と、上記軌道台車の進行方向
前部に所定の間隔をおいて水平に配され、少なく
とも上記チユーブバンドルの一端部を載せた状態
で支持する二つの支持片と、これら支持片が一体
に取り付けられていると共に、軌道台車の進行方
向に沿つてレーザ光を発するレーザ光投光装置が
備えられた少なくとも上下動自在なフオークと、
が設けられてなることを特徴としている。
バンドル挿入方法は、熱交換器の中空筒状の胴体
とチユーブバンドルとを直線状に配置し、上記胴
体内にチユーブバンドルを挿入していく、熱交換
器のチユーブバンドル挿入方法において、上記胴
体とチユーブバンドルとを配置する際に、少なく
ともチユーブバンドルの一端部を、所定の間隔を
おいて水平に配した二つの支持片の上に載せて支
持し、上記支持片と一体に少なくとも上下動可能
なるレーザ光投光装置から、チユーブバンドルの
挿入方向に沿つてレーザ光を発し、このレーザ光
を基準として上記支持片に支持されたチユーブバ
ンドルと胴体の双方もしくはいずれか一方の姿勢
を双方が互いに同じ軸線上になるように正すこと
を特徴とするものであり、また、本発明のチユー
ブバンドル挿入装置は、進行路上に横姿勢で置か
れた中空筒状の胴体に挿入されるチユーブバンド
ルを移送する軌道台車に、上記胴体に係合された
索条を巻上げて軌道台車を胴体に対して近づけて
いく索条巻上げ装置と、上記軌道台車の進行方向
前部に所定の間隔をおいて水平に配され、少なく
とも上記チユーブバンドルの一端部を載せた状態
で支持する二つの支持片と、これら支持片が一体
に取り付けられていると共に、軌道台車の進行方
向に沿つてレーザ光を発するレーザ光投光装置が
備えられた少なくとも上下動自在なフオークと、
が設けられてなることを特徴としている。
「作用」
本発明のチユーブバンドル挿入方法において
は、少なくともチユーブバンドルの一端部を、所
定の間隔をおいて水平に配した二つの支持片の上
に載せて支持することにより、チユーブバンドル
の大きさにかかわらず該チユーブバンドルの一端
部の軸心が常に二つの支持片の対称面上に位置す
る。すなわち、チユーブバンドルの形状は円柱状
であるがために、上記二つの支持片に単に載せる
といつたごく簡単な作業で、該支持片と一体関係
にあるレーザ光投光装置とチユーブバンドルの少
なくとも一端部との位置関係が定まる。これによ
つて、チユーブバンドルの少なくとも一端部の左
右方向の位置決めがなされ、この状態から、支持
片ならびに該支持片と一体に少なくとも上下動さ
せ、レーザ光投光装置から発せられるレーザ光の
照射先を見ながらこれを基準とすることにより、
チユーブバンドルと胴体とが互いに同じ軸線上に
なるよう双方の姿勢を正すことができる。レーザ
光は、光が拡散せず一直線に進む特性を有してい
るから照射範囲が拡大せず、このため、チユーブ
バンドルと胴体との距離に関係無く、正確に双方
の位置合わせができる。
は、少なくともチユーブバンドルの一端部を、所
定の間隔をおいて水平に配した二つの支持片の上
に載せて支持することにより、チユーブバンドル
の大きさにかかわらず該チユーブバンドルの一端
部の軸心が常に二つの支持片の対称面上に位置す
る。すなわち、チユーブバンドルの形状は円柱状
であるがために、上記二つの支持片に単に載せる
といつたごく簡単な作業で、該支持片と一体関係
にあるレーザ光投光装置とチユーブバンドルの少
なくとも一端部との位置関係が定まる。これによ
つて、チユーブバンドルの少なくとも一端部の左
右方向の位置決めがなされ、この状態から、支持
片ならびに該支持片と一体に少なくとも上下動さ
せ、レーザ光投光装置から発せられるレーザ光の
照射先を見ながらこれを基準とすることにより、
チユーブバンドルと胴体とが互いに同じ軸線上に
なるよう双方の姿勢を正すことができる。レーザ
光は、光が拡散せず一直線に進む特性を有してい
るから照射範囲が拡大せず、このため、チユーブ
バンドルと胴体との距離に関係無く、正確に双方
の位置合わせができる。
この様にして、レーザ光を発しながらチユーブ
バンドルと胴体が同じ軸線上になるように姿勢を
正したなら、この状態でチユーブバンドルを胴体
方向に進行させることによつて、位置ずれによる
種々の不具合が生じることなく胴体内にチユーブ
バンドルが挿入される。
バンドルと胴体が同じ軸線上になるように姿勢を
正したなら、この状態でチユーブバンドルを胴体
方向に進行させることによつて、位置ずれによる
種々の不具合が生じることなく胴体内にチユーブ
バンドルが挿入される。
また、本発明のチユーブバンドル挿入装置にお
いては、上記の挿入方法を、チユーブバンドルの
大きさならびに該チユーブバンドルと胴体間の距
離に関係無く、容易に実現し得る。
いては、上記の挿入方法を、チユーブバンドルの
大きさならびに該チユーブバンドルと胴体間の距
離に関係無く、容易に実現し得る。
「実施例」
以下、本発明のチユーブバンドル挿入装置の一
実施例を図面を参照して説明する。
実施例を図面を参照して説明する。
図中1,1は左右一組の平行でかつ水平なレー
ルで、このレール1,1上に軌道台車2が移動自
在に載置されている。この軌道台車2は、左右一
組の車輪3,3を前後に備え、後方の車輪3,3
が走行モータ4によつて駆動されて自走するもの
で、その前部には、油圧ポンプより成る駆動装置
5により上下動せしめられるフオーク6が備えら
れ、このフオーク6の下部前面には、該フオーク
6の中心を通る鉛直線を対称軸として左右に近接
して、チユーブバンドルTBの後方端(第1図に
おける右方端)を接線状に支承するV字状の傾斜
面を形成する一対の支承片(支持片)6a,6a
が所定の間隔をおいて水平に配されている。さら
に該フオーク6の中心上端部には、治具7が上下
動可能に取付けられると共に、この治具7の上部
には、ガラス製のレーザ管が内蔵されたレーザ光
投光装置8が設けられている。すなわち、このレ
ーザ光投光装置8と上記支承片6a,6aは、治
具7を介して一体に連結されている。そして、こ
のレーザ光投光装置8から、軌道台車2の中心線
lの延長線上をその進行方向に向かつて進むレー
ザ光Lが発せられるようになつている。従つてレ
ーザ光Lは上記フオーク6の支承片6a,6aの
対称面上にあるようになつており、第5図の如く
大きさの異なるチユーブバンドルTBの後方端を
該支承片6a,6aが支承しても、常にそのチユ
ーブバンドルTBの軸心は上記対称面(レーザ光
L)上にある。また、上記軌道台車2には索条巻
上げ装置9が設備されている。この索条巻上げ装
置9は、軌道台車2の本体中央部の内部に回転軸
10を軸線を左右に向けて回転自在に取付け、こ
の回転軸10の左右に、長尺の索条11,11が
巻回されたドラム12をそれぞれ設けると共に、
回転軸10の後方部に、伝動機構13を介して回
転軸10を駆動する駆動モータ14を配設して構
成したものである。
ルで、このレール1,1上に軌道台車2が移動自
在に載置されている。この軌道台車2は、左右一
組の車輪3,3を前後に備え、後方の車輪3,3
が走行モータ4によつて駆動されて自走するもの
で、その前部には、油圧ポンプより成る駆動装置
5により上下動せしめられるフオーク6が備えら
れ、このフオーク6の下部前面には、該フオーク
6の中心を通る鉛直線を対称軸として左右に近接
して、チユーブバンドルTBの後方端(第1図に
おける右方端)を接線状に支承するV字状の傾斜
面を形成する一対の支承片(支持片)6a,6a
が所定の間隔をおいて水平に配されている。さら
に該フオーク6の中心上端部には、治具7が上下
動可能に取付けられると共に、この治具7の上部
には、ガラス製のレーザ管が内蔵されたレーザ光
投光装置8が設けられている。すなわち、このレ
ーザ光投光装置8と上記支承片6a,6aは、治
具7を介して一体に連結されている。そして、こ
のレーザ光投光装置8から、軌道台車2の中心線
lの延長線上をその進行方向に向かつて進むレー
ザ光Lが発せられるようになつている。従つてレ
ーザ光Lは上記フオーク6の支承片6a,6aの
対称面上にあるようになつており、第5図の如く
大きさの異なるチユーブバンドルTBの後方端を
該支承片6a,6aが支承しても、常にそのチユ
ーブバンドルTBの軸心は上記対称面(レーザ光
L)上にある。また、上記軌道台車2には索条巻
上げ装置9が設備されている。この索条巻上げ装
置9は、軌道台車2の本体中央部の内部に回転軸
10を軸線を左右に向けて回転自在に取付け、こ
の回転軸10の左右に、長尺の索条11,11が
巻回されたドラム12をそれぞれ設けると共に、
回転軸10の後方部に、伝動機構13を介して回
転軸10を駆動する駆動モータ14を配設して構
成したものである。
一方、上記軌道台車2の前方には水平な架台1
5が設けられ、この架台15上に熱交換器の胴体
Sが、その軸線が軌道台車2の進行路である中心
線lの延長線上にほぼくるように横姿勢で載置さ
れている。また、軌道台車2の上方には、熱交換
器のチユーブバンドルTBを懸吊して保持する懸
吊装置(図示せず)が軌道台車2の移動方向に移
動自在に備えられており、上記チユーブバンドル
TBは、その軸線が軌道台車2の中心線lの延長
線上にくる水平状態でこの懸吊装置により懸吊さ
れ、軌道台車2のフオーク6によりその後方端が
支承されるようになつている。
5が設けられ、この架台15上に熱交換器の胴体
Sが、その軸線が軌道台車2の進行路である中心
線lの延長線上にほぼくるように横姿勢で載置さ
れている。また、軌道台車2の上方には、熱交換
器のチユーブバンドルTBを懸吊して保持する懸
吊装置(図示せず)が軌道台車2の移動方向に移
動自在に備えられており、上記チユーブバンドル
TBは、その軸線が軌道台車2の中心線lの延長
線上にくる水平状態でこの懸吊装置により懸吊さ
れ、軌道台車2のフオーク6によりその後方端が
支承されるようになつている。
さらに、図中16は、上記索条巻上げ装置9の
各索条11の各一端を上記胴体Sに係合させるた
めの係合治具である。この係合治具16は、一方
の面にゴム等の柔軟材料17aが貼り付けられ、
両端側に長手方向に延びる各長孔17bが形成さ
れた板部材17と、ボルト部18aに係止部18
bが連設されて成り、上記各長孔17bにそのボ
ルト部18aが挿通されてナツト18cによつて
板部材17に固定された各連結部材18と、から
構成されている。そして、柔軟材料17a側の面
を胴体Sの前端面に当接して胴体Sの前側に配す
ると共に、各連結部材18の左右位置を調整して
その各係止部18bに上記索条巻上げ装置9の各
索条11の各一端を各ターンバツクル19を介し
て連結するようになつている。
各索条11の各一端を上記胴体Sに係合させるた
めの係合治具である。この係合治具16は、一方
の面にゴム等の柔軟材料17aが貼り付けられ、
両端側に長手方向に延びる各長孔17bが形成さ
れた板部材17と、ボルト部18aに係止部18
bが連設されて成り、上記各長孔17bにそのボ
ルト部18aが挿通されてナツト18cによつて
板部材17に固定された各連結部材18と、から
構成されている。そして、柔軟材料17a側の面
を胴体Sの前端面に当接して胴体Sの前側に配す
ると共に、各連結部材18の左右位置を調整して
その各係止部18bに上記索条巻上げ装置9の各
索条11の各一端を各ターンバツクル19を介し
て連結するようになつている。
なお、図中20は懸吊装置の懸吊用の索条であ
る。また、上記胴体SはフランジFを前後に備え
ると共に、前寄りの上部中心位置にはノズルNが
取付けられている。そして、上記フランジFの上
部中央には、前後方向に貫通するフランジ穴hが
形成されている。
る。また、上記胴体SはフランジFを前後に備え
ると共に、前寄りの上部中心位置にはノズルNが
取付けられている。そして、上記フランジFの上
部中央には、前後方向に貫通するフランジ穴hが
形成されている。
次に、本発明のチユーブバンドル挿入方法につ
いて述べる。
いて述べる。
本発明の方法は、上記チユーブバンドル挿入装
置を用いて実施されるもので、先ず、架台15上
に胴体Sを、その軸線が軌道台車2の中心線lの
延長線上にほぼくるように直線状にして横姿勢で
載置する。次いで、レーザ光投光装置8のスイツ
チを入れてレーザ光Lを発し、このレーザ光Lに
よつて軌道台車2のフオーク6の高さを調整する
と共に、胴体Sを、その軸線が軌道台車2の中心
線の延長線上に丁度くるように移動調整する。す
なわち、レーザ光投光装置8のスイツチを入れる
と、赤色のレーザ光Lが軌道台車2の中心線の延
長線上を前方に向かつて発せられ、これが当つた
部位は赤く光るが、このレーザ光Lが胴体Sの後
部のフランジFの上部中央のフランジ穴hを通つ
て前方部のノズルNの周面中心に当るように、フ
オーク6の高さを調整すると共に、胴体Sを左右
に動かしてその左右方向のずれを解消する。
置を用いて実施されるもので、先ず、架台15上
に胴体Sを、その軸線が軌道台車2の中心線lの
延長線上にほぼくるように直線状にして横姿勢で
載置する。次いで、レーザ光投光装置8のスイツ
チを入れてレーザ光Lを発し、このレーザ光Lに
よつて軌道台車2のフオーク6の高さを調整する
と共に、胴体Sを、その軸線が軌道台車2の中心
線の延長線上に丁度くるように移動調整する。す
なわち、レーザ光投光装置8のスイツチを入れる
と、赤色のレーザ光Lが軌道台車2の中心線の延
長線上を前方に向かつて発せられ、これが当つた
部位は赤く光るが、このレーザ光Lが胴体Sの後
部のフランジFの上部中央のフランジ穴hを通つ
て前方部のノズルNの周面中心に当るように、フ
オーク6の高さを調整すると共に、胴体Sを左右
に動かしてその左右方向のずれを解消する。
ここで、フオーク6の支承片6a,6aの高さ
とレーザ光投光装置8の高さとの相対(支承片6
a,6aとレーザ光投光装置8との距離)関係
は、レーザ光Lが上記のようにフランジFの上部
中央のフランジ穴hを通つてノズルNの周面中心
に当つた場合において、フオーク6の支承片6
a,6a上に支持されるチユーブバンドルTBと
胴体Sとの軸線が同じ高さ、即ち、高さにおいて
チユーブバンドルTBと胴体Sとが同じ軸線上に
なるように、胴体SやチユーブバンドルTBの寸
法等を考慮して治具7であらかじめ調整されてい
る。また、フオーク6の支承片6a,6aに支持
されるチユーブバンドルTBの左右方向の位置と
胴体Sの左右方向の位置関係は、該支承片6a,
6aの対称面上にレーザ光投光装置8があるので
必然的に左右方向においてチユーブバンドルTB
と胴体Sの軸線が同じ位置にあり、即ち、チユー
ブバンドルTBと胴体Sが左右方向においてレー
ザ光Lを介して同じ軸線上にあるようになる。こ
れは、チユーブバンドルTBの大きさにかかわる
ことなく設定されるものである。
とレーザ光投光装置8の高さとの相対(支承片6
a,6aとレーザ光投光装置8との距離)関係
は、レーザ光Lが上記のようにフランジFの上部
中央のフランジ穴hを通つてノズルNの周面中心
に当つた場合において、フオーク6の支承片6
a,6a上に支持されるチユーブバンドルTBと
胴体Sとの軸線が同じ高さ、即ち、高さにおいて
チユーブバンドルTBと胴体Sとが同じ軸線上に
なるように、胴体SやチユーブバンドルTBの寸
法等を考慮して治具7であらかじめ調整されてい
る。また、フオーク6の支承片6a,6aに支持
されるチユーブバンドルTBの左右方向の位置と
胴体Sの左右方向の位置関係は、該支承片6a,
6aの対称面上にレーザ光投光装置8があるので
必然的に左右方向においてチユーブバンドルTB
と胴体Sの軸線が同じ位置にあり、即ち、チユー
ブバンドルTBと胴体Sが左右方向においてレー
ザ光Lを介して同じ軸線上にあるようになる。こ
れは、チユーブバンドルTBの大きさにかかわる
ことなく設定されるものである。
そして、懸吊装置によりチユーブバンドルTB
を懸吊して、その軸線が軌道台車2の中心線lの
延長線上にくるように横姿勢で保持し、かつ、そ
の状態で軌道台車2のフオーク6の支承片6a,
6a上に、チユーブバンドルTBの後方部を載せ
る。このとき水準器によりチユーブバンドルTB
の水平度を修正する。
を懸吊して、その軸線が軌道台車2の中心線lの
延長線上にくるように横姿勢で保持し、かつ、そ
の状態で軌道台車2のフオーク6の支承片6a,
6a上に、チユーブバンドルTBの後方部を載せ
る。このとき水準器によりチユーブバンドルTB
の水平度を修正する。
次いで、索条巻上げ装置9の各索条11の一端
を軌道台車2の前方に引き出し、かつ、胴体Sの
前部に係合治具16を、その柔軟材料17aが胴
体Sの前端面に当接するようにして左右に向けて
配し、その各連結部材18の左右位置に調整して
これに上記各索条11の一端を各ターンバツクル
19を介してそれぞれ連結すると共に、その各タ
ーンバツクル19を調整して各索条11の張り具
合を調整する。そして、駆動モータ14を作動し
て回転軸10を回転させ、各索条11をドラム1
2に巻取つて軌道台車2を前進させると同時に、
懸吊装置を前進させていく。すると、チユーブバ
ンドルTBがその前端側から胴体Sの内部に挿入
されていくが、チユーブバンドルTBの前端側が
充分に挿入されたところで索条巻上げ装置9を一
旦停止して懸吊装置によるチユーブバンドルTB
の懸吊を解いた後、再び索条巻上げ装置9を作動
して軌道台車2を前進させ、チユーブバンドル
TBをその後端まで胴体S内に確実に挿入する。
を軌道台車2の前方に引き出し、かつ、胴体Sの
前部に係合治具16を、その柔軟材料17aが胴
体Sの前端面に当接するようにして左右に向けて
配し、その各連結部材18の左右位置に調整して
これに上記各索条11の一端を各ターンバツクル
19を介してそれぞれ連結すると共に、その各タ
ーンバツクル19を調整して各索条11の張り具
合を調整する。そして、駆動モータ14を作動し
て回転軸10を回転させ、各索条11をドラム1
2に巻取つて軌道台車2を前進させると同時に、
懸吊装置を前進させていく。すると、チユーブバ
ンドルTBがその前端側から胴体Sの内部に挿入
されていくが、チユーブバンドルTBの前端側が
充分に挿入されたところで索条巻上げ装置9を一
旦停止して懸吊装置によるチユーブバンドルTB
の懸吊を解いた後、再び索条巻上げ装置9を作動
して軌道台車2を前進させ、チユーブバンドル
TBをその後端まで胴体S内に確実に挿入する。
なお、軌道台車2の走行モータ4は、チユーブ
バンドルTBの挿入時には作動させず、軌道台車
2の移動時に作動させるものである。
バンドルTBの挿入時には作動させず、軌道台車
2の移動時に作動させるものである。
このように、本実施例の方法においては、レー
ザ光投光装置8から発せられるレーザ光Lによつ
て、胴体Sの左右のずれを修正すると共に、軌道
台車2のフオーク6の高さを調整してチユーブバ
ンドルTBの保持高さを適正にし、これにより胴
体SとチユーブバンドルTBが正確に同じ軸線上
になるようにしたものであるから、従来のように
挿入中にチユーブバンドルTBが胴体Sに接触し
て損傷したり、胴体Sの内面に傷がついたりする
おそれがなく、極めて円滑、かつ、正確にチユー
ブバンドルTBを挿入することができる。また、
チユーブバンドルTBと胴体Sの互いの姿勢を正
す際、支承片6a,6a上に単にチユーブバンド
ルTBの一端部を載せるだけで、その大きさにか
かわることなくチユーブバンドルTBの一端部の
左右方向の位置決めがなされるから、チユーブバ
ンドルTBの左右方向の位置決め作業を特に必要
とすることがない。また、このときに支承片6
a,6aとレーザ光投光装置8との位置関係も定
まるから、このレーザ光を基準としてチユーブバ
ンドルTBと胴体Sとを同じ軸線上に配する位置
合わせがきわめて簡単に、かつ、高精度に行うこ
とができる。さらに、レーザ光の特性は、発せら
れる光が拡散せず一直線上に進むから、チユーブ
バンドルTBと胴体Sとの距離に関係無く胴体S
のノズルNに照射され、双方の正確な位置合わせ
が可能となる。しかも、上記方法によれば、挿入
作業を1〜2人で行うことができ、作業性が格段
と高まる。
ザ光投光装置8から発せられるレーザ光Lによつ
て、胴体Sの左右のずれを修正すると共に、軌道
台車2のフオーク6の高さを調整してチユーブバ
ンドルTBの保持高さを適正にし、これにより胴
体SとチユーブバンドルTBが正確に同じ軸線上
になるようにしたものであるから、従来のように
挿入中にチユーブバンドルTBが胴体Sに接触し
て損傷したり、胴体Sの内面に傷がついたりする
おそれがなく、極めて円滑、かつ、正確にチユー
ブバンドルTBを挿入することができる。また、
チユーブバンドルTBと胴体Sの互いの姿勢を正
す際、支承片6a,6a上に単にチユーブバンド
ルTBの一端部を載せるだけで、その大きさにか
かわることなくチユーブバンドルTBの一端部の
左右方向の位置決めがなされるから、チユーブバ
ンドルTBの左右方向の位置決め作業を特に必要
とすることがない。また、このときに支承片6
a,6aとレーザ光投光装置8との位置関係も定
まるから、このレーザ光を基準としてチユーブバ
ンドルTBと胴体Sとを同じ軸線上に配する位置
合わせがきわめて簡単に、かつ、高精度に行うこ
とができる。さらに、レーザ光の特性は、発せら
れる光が拡散せず一直線上に進むから、チユーブ
バンドルTBと胴体Sとの距離に関係無く胴体S
のノズルNに照射され、双方の正確な位置合わせ
が可能となる。しかも、上記方法によれば、挿入
作業を1〜2人で行うことができ、作業性が格段
と高まる。
また、上記チユーブバンドル挿入装置において
は、治具7の高さを変えることにより、レーザ光
投光装置8の高さを容易に調整することができ、
したがつて、寸法の異なる種々の熱交換器の組立
てに使用することができる。
は、治具7の高さを変えることにより、レーザ光
投光装置8の高さを容易に調整することができ、
したがつて、寸法の異なる種々の熱交換器の組立
てに使用することができる。
ところで、上記実施例では、チユーブバンドル
TBを軌道台車2のフオーク6上に載せる前にレ
ーザ光Lによつて胴体Sの姿勢を正したが、チユ
ーブバンドルTBを軌道台車2のフオーク6上に
載せた状態でフオーク6の高さの調整と同時に胴
体Sの姿勢を正すようにしてもよい。また、一台
のレーザ光投光装置8により胴体S等の位置合せ
を行うのではなく、複数のレーザ光投光装置8を
用いてこれを行うようにしてもよい。
TBを軌道台車2のフオーク6上に載せる前にレ
ーザ光Lによつて胴体Sの姿勢を正したが、チユ
ーブバンドルTBを軌道台車2のフオーク6上に
載せた状態でフオーク6の高さの調整と同時に胴
体Sの姿勢を正すようにしてもよい。また、一台
のレーザ光投光装置8により胴体S等の位置合せ
を行うのではなく、複数のレーザ光投光装置8を
用いてこれを行うようにしてもよい。
また上記実施例では、フオーク6の支承片6
a,6aの対称面が軌道台車2の中心線lの延長
線上と一致するようにフオーク6を軌道台車2の
左右方向に移動しない固定式とし、左右方向の位
置合せは胴体Sのみを調整することにより行うよ
うにしたが、フオーク6を左右方向に移動可能な
構成とし、胴体Sとフオーク6の双方の姿勢を調
整するようにすることもできる。さらには上下左
右すべての姿勢をいずれか一方のみを調整するこ
とにより双方が同じ軸線上になるようにすること
もできる。
a,6aの対称面が軌道台車2の中心線lの延長
線上と一致するようにフオーク6を軌道台車2の
左右方向に移動しない固定式とし、左右方向の位
置合せは胴体Sのみを調整することにより行うよ
うにしたが、フオーク6を左右方向に移動可能な
構成とし、胴体Sとフオーク6の双方の姿勢を調
整するようにすることもできる。さらには上下左
右すべての姿勢をいずれか一方のみを調整するこ
とにより双方が同じ軸線上になるようにすること
もできる。
また、上記支承片6a,6aの形状及び位置関
係は、異なる大きさのチユーブバンドルTBを支
承したとき、常にそのチユーブバンドルTBの軸
心が該支承片の対称面上にあるようなものであれ
ばよく、例えば第6図に示す如き丸棒によつて形
成された支承片(支持片)26a,26aでもよ
い。この場合、チユーブバンドルTBを軌道台車
2のフオーク6の支承片26a,26a上に載せ
たときに、レーザ光LがチユーブバンドルTBの
下辺に沿つて進むようにレーザ光投光装置を設け
ると、チユーブバンドルTBの大きさが異なつて
もレーザ光Lの通過位置はほとんど変わらないか
ら、レーザ光LによるチユーブバンドルTBの水
平度の修正が容易に出来る。
係は、異なる大きさのチユーブバンドルTBを支
承したとき、常にそのチユーブバンドルTBの軸
心が該支承片の対称面上にあるようなものであれ
ばよく、例えば第6図に示す如き丸棒によつて形
成された支承片(支持片)26a,26aでもよ
い。この場合、チユーブバンドルTBを軌道台車
2のフオーク6の支承片26a,26a上に載せ
たときに、レーザ光LがチユーブバンドルTBの
下辺に沿つて進むようにレーザ光投光装置を設け
ると、チユーブバンドルTBの大きさが異なつて
もレーザ光Lの通過位置はほとんど変わらないか
ら、レーザ光LによるチユーブバンドルTBの水
平度の修正が容易に出来る。
さらに、レーザ光投光装置8の治具7は、上下
調整可能にしたが、異なる大きさの熱交換器ごと
に、その治具7を取替えるようにしてもよい。ま
た、上記においては、胴体Sのずれの修正は、胴
体Sの後部のフランジFの上部中央のフランジ穴
hと前部のノズルNとを利用して行つたが、側方
のフランジ穴や他の部位を利用し、必要に応じて
レーザ光Lの照射部位にマーキングを施すなどし
て行つてもよい。
調整可能にしたが、異なる大きさの熱交換器ごと
に、その治具7を取替えるようにしてもよい。ま
た、上記においては、胴体Sのずれの修正は、胴
体Sの後部のフランジFの上部中央のフランジ穴
hと前部のノズルNとを利用して行つたが、側方
のフランジ穴や他の部位を利用し、必要に応じて
レーザ光Lの照射部位にマーキングを施すなどし
て行つてもよい。
さらに、軌道台車2の上部に左右一対のガイド
ローラ21,21を設け、このガイドローラ2
1,21によつて索条巻上げ装置9の各索条11
を軌道台車2の上部から前方に引き出すと、さら
に寸法の大きな熱交換器に対しても上記装置を使
用することができる。
ローラ21,21を設け、このガイドローラ2
1,21によつて索条巻上げ装置9の各索条11
を軌道台車2の上部から前方に引き出すと、さら
に寸法の大きな熱交換器に対しても上記装置を使
用することができる。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明のチユーブバンド
ル挿入方法においては、胴体とチユーブバンドル
とを配置する際に、少なくともチユーブバンドル
の一端部を、所定の間隔をおいて水平に配した二
つの支持片の上に載せて支持し、上記支持片と一
体に少なくとも上下動可能なるレーザ光投光装置
から、チユーブバンドルの挿入方向に沿つてレー
ザ光を発し、このレーザ光を基準として上記支持
片に支持されたチユーブバンドルと胴体の双方も
しくはいずれか一方の姿勢を双方が互いに同じ軸
線上になるように正すようにしたので、チユーブ
バンドルの少なくとも一端部とレーザ光投光装置
との位置関係が、チユーブバンドルの大きさにか
かわりなく定まり、レーザ光投光装置から発せら
れるレーザ光を基準としてチユーブバンドルと胴
体とが互いに同じ軸線上になるよう修正する際、
チユーブバンドルの少なくとも一端部の左右方向
の位置決めする作業は特に必要が無く、また、該
一端部の上下方向の位置決めもレーザ光投光装置
が一体に動くのでレーザ光の照射先を見ながら簡
単に胴体との相対的な位置の調整ができ、チユー
ブバンドルの大きさにかかわりなく胴体とチユー
ブバンドルとの位置合わせが極めて簡単に、か
つ、高精度に行うことができる。
ル挿入方法においては、胴体とチユーブバンドル
とを配置する際に、少なくともチユーブバンドル
の一端部を、所定の間隔をおいて水平に配した二
つの支持片の上に載せて支持し、上記支持片と一
体に少なくとも上下動可能なるレーザ光投光装置
から、チユーブバンドルの挿入方向に沿つてレー
ザ光を発し、このレーザ光を基準として上記支持
片に支持されたチユーブバンドルと胴体の双方も
しくはいずれか一方の姿勢を双方が互いに同じ軸
線上になるように正すようにしたので、チユーブ
バンドルの少なくとも一端部とレーザ光投光装置
との位置関係が、チユーブバンドルの大きさにか
かわりなく定まり、レーザ光投光装置から発せら
れるレーザ光を基準としてチユーブバンドルと胴
体とが互いに同じ軸線上になるよう修正する際、
チユーブバンドルの少なくとも一端部の左右方向
の位置決めする作業は特に必要が無く、また、該
一端部の上下方向の位置決めもレーザ光投光装置
が一体に動くのでレーザ光の照射先を見ながら簡
単に胴体との相対的な位置の調整ができ、チユー
ブバンドルの大きさにかかわりなく胴体とチユー
ブバンドルとの位置合わせが極めて簡単に、か
つ、高精度に行うことができる。
その上、レーザ光の採用により、チユーブバン
ドルと胴体間の距離に関係無く、正確に双方の位
置合わせができるようになり、大型の長大な熱交
換器の組立において、初めて多大な労力を必要と
することなく正確に行うことを可能とすると共
に、位置ずれによるチユーブバンドルおよび胴体
の損傷等の種々の不具合が未然に防止できる。
ドルと胴体間の距離に関係無く、正確に双方の位
置合わせができるようになり、大型の長大な熱交
換器の組立において、初めて多大な労力を必要と
することなく正確に行うことを可能とすると共
に、位置ずれによるチユーブバンドルおよび胴体
の損傷等の種々の不具合が未然に防止できる。
また、本発明のチユーブバンドル挿入装置にお
いては、上記方法を容易かつ簡単な構成で実現し
得ると共に、一台の装置で大きさの異なるチユー
ブバンドルの挿入が行えるので、チユーブバンド
ルの大きさに応じて複数の装置を備える必要がな
くなり、設備費が安価で済むという利点がある。
いては、上記方法を容易かつ簡単な構成で実現し
得ると共に、一台の装置で大きさの異なるチユー
ブバンドルの挿入が行えるので、チユーブバンド
ルの大きさに応じて複数の装置を備える必要がな
くなり、設備費が安価で済むという利点がある。
図面は本発明のチユーブバンドル挿入装置の一
実施例を示すもので、第1図は全体側面図、第2
図は軌道台車の平面図、第3図は係合治具の平面
図、第4図は第3図の−矢視図、第5図は支
承片の作用説明図、第6図は支承片の他の実施例
を示す図である。 2……軌道台車、6……フオーク、6a……支
承片(支持片)、8……レーザ光投光装置、9…
…索条巻上げ装置、S……胴体、TB……チユー
ブバンドル、26a……支承片(支持片)。
実施例を示すもので、第1図は全体側面図、第2
図は軌道台車の平面図、第3図は係合治具の平面
図、第4図は第3図の−矢視図、第5図は支
承片の作用説明図、第6図は支承片の他の実施例
を示す図である。 2……軌道台車、6……フオーク、6a……支
承片(支持片)、8……レーザ光投光装置、9…
…索条巻上げ装置、S……胴体、TB……チユー
ブバンドル、26a……支承片(支持片)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱交換器の中空筒状の胴体とチユーブバンド
ルとを直線状に配置し、上記胴体内にチユーブバ
ンドルを挿入していく、熱交換器のチユーブバン
ドル挿入方法において、 上記胴体とチユーブバンドルとを配置する際
に、少なくともチユーブバンドルの一端部を、所
定の間隔をおいて水平に配した二つの支持片の上
に載せて支持し、 上記支持片と一体に少なくとも上下動可能なる
レーザ光投光装置から、チユーブバンドルの挿入
方向に沿つてレーザ光を発し、 このレーザ光を基準として上記支持片に支持さ
れたチユーブバンドルと胴体の双方もしくはいず
れか一方の姿勢を双方が互いに同じ軸線上になる
ように正すこと を特徴とする熱交換器のチユーブバンドル挿入方
法。 2 進行路上に横姿勢で置かれた中空筒状の胴体
に挿入されるチユーブバンドルを移送する軌道台
車に、 上記胴体に係合された索条を巻上げて軌道台車
を胴体に対して近づけていく索条巻上げ装置と、 上記軌道台車の進行方向前部に所定の間隔をお
いて水平に配され、少なくとも上記チユーブバン
ドルの一端部を載せた状態で支持する二つの支持
片と、 これら支持片が一体に取り付けられていると共
に、軌道台車の進行方向に沿つてレーザ光を発す
るレーザ光投光装置が備えられた少なくとも上下
動自在なフオークと、が設けられてなることを特
徴とする熱交換器のチユーブバンドル挿入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10349185A JPS61260946A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 熱交換器のチユ−ブバンドル插入方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10349185A JPS61260946A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 熱交換器のチユ−ブバンドル插入方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61260946A JPS61260946A (ja) | 1986-11-19 |
JPH027778B2 true JPH027778B2 (ja) | 1990-02-20 |
Family
ID=14355469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10349185A Granted JPS61260946A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 熱交換器のチユ−ブバンドル插入方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61260946A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1391766B1 (it) * | 2008-11-12 | 2012-01-27 | Maus Italia F Agostino & C S A S | Dispositivo e procedimento per l'inserzione di un fascio tubiero in un mantello di uno scambiatore di calore |
JP5270728B2 (ja) * | 2011-07-21 | 2013-08-21 | 日本通運株式会社 | 管束引抜押込装置 |
JP5143932B2 (ja) * | 2011-07-21 | 2013-02-13 | 日本通運株式会社 | 管束引抜押込装置 |
JP5270727B2 (ja) * | 2011-07-21 | 2013-08-21 | 日本通運株式会社 | 管束引抜押込方法および装置 |
CN114770419B (zh) * | 2022-03-31 | 2023-04-25 | 南京航空航天大学 | 一种民航发动机的辅助对接安装装置 |
CN115816019B (zh) * | 2022-11-29 | 2023-10-13 | 江苏龙英管道新材料有限公司 | 一种预制架空保温管的穿管装置和穿管方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58149144A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-05 | Hitachi Ltd | 細長部品挿入位置決め方法 |
JPS6018000A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-29 | 富士通株式会社 | Icインサ−タ插入ヘツドと原点センサの位置合わせ方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6024543Y2 (ja) * | 1978-10-20 | 1985-07-22 | 三菱重工業株式会社 | バンドル押し込み引き抜き装置 |
-
1985
- 1985-05-15 JP JP10349185A patent/JPS61260946A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58149144A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-05 | Hitachi Ltd | 細長部品挿入位置決め方法 |
JPS6018000A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-29 | 富士通株式会社 | Icインサ−タ插入ヘツドと原点センサの位置合わせ方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61260946A (ja) | 1986-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH03158502A (ja) | 軌道構築作業機械のための基準システム | |
JPH027778B2 (ja) | ||
CN110977263A (zh) | 一种带行走机构的歧管焊接装置 | |
CN110524247B (zh) | 一种t型材生产线 | |
CN116275722A (zh) | 一种型钢拱架自动生产线 | |
JP7328812B2 (ja) | Pc板組立装置 | |
US6245284B1 (en) | Head fitter | |
CN106744509A (zh) | 工件精密吊装装置及其工作方法 | |
CN110524145B (zh) | 一种t型材组立点焊总成 | |
CN218396408U (zh) | 一种中部槽点焊装置 | |
JPH04261733A (ja) | パネルの製造方法 | |
JP2000107891A (ja) | 溶接形鋼仮組み装置 | |
CN210588072U (zh) | 一种t型材生产线 | |
CN210614704U (zh) | 一种t型材矫正装置 | |
CN211589006U (zh) | 一种带行走机构的歧管焊接装置 | |
CN210475944U (zh) | 一种t型材组立点焊总成 | |
CN112850154B (zh) | 一种纵骨全程自动送料定位装置及方法 | |
CN210475943U (zh) | 一种t型材电焊装置 | |
CN210451511U (zh) | 一种t型材面、腹板组立装置 | |
JPH0510100A (ja) | トンネル補修パネルの運搬装置 | |
FI73155B (fi) | Anlaeggning foer placering och svetsning av ett stycke som skall svetsas i ett annat stycke. | |
CN211589010U (zh) | 一种用于歧管焊接的焊接装置 | |
JP3541663B2 (ja) | スパイラル鋼管矢板の継手取付装置 | |
CN110508976B (zh) | 一种t型材电焊装置 | |
CN109576472A (zh) | 一种热处理炉炉辊快速更换装置 |