JPH0273819A - ポリフェノールの製造方法 - Google Patents

ポリフェノールの製造方法

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Publication number
JPH0273819A
JPH0273819A JP22579488A JP22579488A JPH0273819A JP H0273819 A JPH0273819 A JP H0273819A JP 22579488 A JP22579488 A JP 22579488A JP 22579488 A JP22579488 A JP 22579488A JP H0273819 A JPH0273819 A JP H0273819A
Authority
JP
Japan
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phenols
acid
aromatic dialdehyde
acid catalyst
polyphenol
Prior art date
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Pending
Application number
JP22579488A
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English (en)
Inventor
Kaoru Kanayama
薫 金山
Yoshinobu Onuma
吉信 大沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分〕 本発明は、封止材料および積層材料として有用な耐熱性
に優れたエポキシ樹脂原料用フェノール樹脂及びエポキ
シ樹脂硬化剤用フェノール樹脂の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、ノボラック型フェノール樹脂の製造方法は、フェ
ノール1モルに対してホルムアルデヒドを0.5〜0.
9モルの範囲で、塩酸、シュウ酸等の酸性触媒で反応を
行い、その後脱水濃縮することにより得られている。近
年、電子部品の発展はめざましく、LSI等の高密度、
高集積は著しいものがあり、封止材料に対してもより高
い耐熱性が求められるようになってきた。そこで、ホル
ムアルデヒドの代わりに、芳香族ジアルデヒドを使用し
た四官能のエポキシ樹脂の原料であるポリフェノール(
特開昭55−139373号公報)が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記ポリフェノールは、単一構造のために融点
が非常に高く、封止材料等には実用的でない。
本発明は、実用的な軟化温度を有するポリフェノールを
得るためになされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、芳香族ジアルデヒド1モルに対し、フェノー
ル類を5〜32モルの範囲内で、酸触媒の存在下、反応
させ上記課題を解決したポリフェノールを得る方法を提
供するものである。
(芳香族ジアルデヒド) 本発明で使用される芳香族ジアルデヒドは、0フクルア
ルデヒド、イソフタルアルデヒドおよびテレフタルアル
デヒドである。
(フェノール) 本発明で使用されるフェノール類としては、フェノール
、0−クレゾール、m−クレゾール、pクレゾール、p
−5ec−ブチルフェノール、pter t−ブチルフ
ェノール、クロルフェノール類、ブロムフェノール類等
が挙げられる。
(酸触媒) 本発明に於いて使用される酸触媒は、塩酸、硫酸、無水
硫酸、p−トルエンスルホン酸、シュウ酸、リン酸、ト
リクロル酢酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタン
スルホン酸等が挙げられる。
(反応方法) ポリフェノールの製造は、芳香族ジアルデヒド1モルに
対し、フェノール類を5〜32モル、好ましくは、6〜
25モルの範囲で、酸触媒を芳香族ジアルデヒド100
重量部に対し、0.01〜10重量部、好ましくは0.
2〜5重量部添加し、80〜160℃の温度範囲で1〜
10時間脱水縮合を行い、過剰のフェノール類を留去す
ることによりポリフェノールを得る。
芳香族ジアルデヒド1モルに対し、フェノール類が5モ
ル未満であると、後記式(III)においてn=0であ
る5核体が30%未満になり、得られるポリフェノール
の軟化温度が200℃を超える。
また32モルを超えると、n=Qのものが90%を超え
、結晶化するためポリフェノールの軟化温度が200℃
以上となり好ましくない。
又、反応温度が低すぎると反応が進みにくく、高すぎる
と高分子量体が増加し、軟化温度が高くなるため好まし
くない。
(ポリフェノール) 本発明の方法により得られるポリフェノールは、下記−
殺伐(I[I)で示され、 (I[) 〔式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、または炭素数1
〜4のアルキル基を示し、nは0又は1以上の整数であ
り、n=oが全組成の30〜90%の範囲である。〕 その軟化温度は80〜200℃の範囲にある。軟化温度
が80℃未満であると室温でブロッキング現象を起こし
取り扱いにくい。また200℃を超えるとエポキシ樹脂
用原料フェノール樹脂には実用的でない。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 温度計、冷却器および撹拌機を備えた21の四ロフラス
コ内にフェノール1.656 g、テレフタルアルデヒ
ド147.5 g (フェノール/テレフタルアルデヒ
ド=16/1モル比)および濃塩酸4.5gを仕込み1
10℃で3時間反応を行った。反応終了減圧下、温度2
00°Cでフェノールを留去した。
フェノールの留出が少なくなった時点で、水蒸気蒸留を
行い、完全にフェノールを留去し、赤褐色のポリフェノ
ール490gを得た。
このポリフェノールの軟化温度は、155°Cであり、
n=0は69%であった。
実施例2〜4、比較例1〜2 フェノール類、芳香族ジアルデヒドおよび酸触を表1の
ように変えてポリフェノールを得た。それらの結果を表
1に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)芳香族ジアルデヒド1モルに対し、フェノール類を
    5〜32モルの範囲内で、酸触媒の存在下、反応させる
    ことを特徴とするポリフェノールの製造方法。
JP22579488A 1988-09-09 1988-09-09 ポリフェノールの製造方法 Pending JPH0273819A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11233226B2 (en) 2012-12-27 2022-01-25 Kateeva, Inc. Nozzle-droplet combination techniques to deposit fluids in substrate locations within precise tolerances

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11233226B2 (en) 2012-12-27 2022-01-25 Kateeva, Inc. Nozzle-droplet combination techniques to deposit fluids in substrate locations within precise tolerances

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