JPH0273614A - 積層コンデンサ - Google Patents

積層コンデンサ

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JPH0273614A
JPH0273614A JP63226175A JP22617588A JPH0273614A JP H0273614 A JPH0273614 A JP H0273614A JP 63226175 A JP63226175 A JP 63226175A JP 22617588 A JP22617588 A JP 22617588A JP H0273614 A JPH0273614 A JP H0273614A
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dielectric layers
dielectric
multilayer capacitor
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internal electrode
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JP63226175A
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Hiroshi Morii
博史 森井
Yukio Sakabe
行雄 坂部
Yutaka Shimabara
豊 島原
Yutaka Takeshima
裕 竹島
Takeyuki Katou
丈幸 加藤
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は積層コンデンサに関する。
(従来技術) 従来、誘電体中において、対向する複数の内部電極が形
成されたコンデンサがあった。このようなコンデンサの
誘電体として比誘電率の大きい材料を用いると、小型で
大容量のコンデンサを得ることができる。しかしながら
、このようなコンデンサでは、その比誘電率の温度変化
率が大きいという欠点がある。また、誘電体の材料とし
て温度補償用誘電体材料を用いると、比誘電率の温度変
化率を小さくすることができる。しかしながら、このよ
うな材料を用いたコンデンサでは、その静電容量を大き
くすることができない。
そこで、これらの欠点を解決するために、実開昭62−
60023号公報に開示された積層コンデンサがある。
つまり、第5図に示すように、それぞれキュリー点温度
の異なる複数の誘電体層2を積層し、その積層面に内部
電極3を形成した積層コンデンサlが考案された。
このような積層コンデンサでは、その材料として大きい
比誘電率を有する材料を使うことによって、大きな静電
容量を得ることができる。しかも、それぞれキュリー点
温度の異なる複数の誘電体層を有するため、これらの電
気特性が合成されて、全体として比誘電率の温度変化率
の小さいコンデンサを得ることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の積層コンデンサでは、
これを焼成するときに複数の誘電体層間で相互拡散が生
じて誘電体層の電気特性が変化するため、比誘電率の温
度変化率が小さくかつ大容量であるという所望の特性を
得ることが困難であった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、比誘電率の温度
変化率が小さく、かつ大容量の積層コンデンサを提供す
ることである。
(課題を解決するための手段) この発明は、異なる比誘電率の温度特性を有する複数の
誘電体層と、複数の誘電体層のそれぞれに形成される第
1の内部電極と、複数の誘電体層のそれぞれに形成され
、第1の内部電極と対向する第2の内部電極と、誘電体
層の外側に形成され、第1の内部電極に接続される第1
の外部電極と、誘電体層の外側に形成され、第2の内部
電極に接続される第2の外部電極とを含む積層コンデン
サであって、互いに隣接する誘電体層の積層面を挟んで
、それぞれの隣接する誘電体層に形成された第1の内部
電極が互いに対向するか、または、互いに隣接する誘電
体層の積層面を挟んで、それぞれの隣接する誘電体層に
形成された第2の内部電極が互いに対向する、積層コン
デンサである。
(作用) 複数の誘電体層の電気特性が合成されて、積層コンデン
サ全体の電気特性が形成される。この場合、隣接する誘
電体層の積層面を挟んで対向する内部電極は、互いに第
1の内部電極であるか又は互いに第2の内部電極である
ため、これらの積層面は積層コンデンサの電気特性に影
響を及ぼさない。
(発明の効果) この発明によれば、積層コンデンサの材料として比誘電
率の大きい材料を用いることによって、大容量の積層コ
ンデンサを得ることができる。しかも、複数の誘電体層
の比誘電率の温度変化率が合成されて、全体として比誘
電率の温度変化率の小さい積層コンデンサを得ることが
できる。この積層コンデンサを製造する際、複数の誘電
体層の積層面がその電気特性に影響を及ぼさないため、
誘電体層間で相互拡散が生じても、所望の電気特性を得
ることができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図であり、第2
図は第1図実施例の線n−nにおける断面図である。こ
の積層コンデンサ10は誘電体12を含む。誘電体12
は、複数の誘電体層14a14b、14c、14dおよ
び14eを積層することによって形成される。これらの
誘電体層14a−148としては、たとえばPb系複合
ペロブスカイト材料などの大きい比誘電率を有し、それ
ぞれ比誘電率の温度特性の異なる材料が用いられる。
これらの誘電体層142〜14eの内部には、その一端
から他端に向かって平板状の第1の内部電極16が形成
される。これらの第1の内部電極16は、誘電体層14
a〜14eの一端に露出するように形成される。さらに
、誘電体層14a〜14eの内部には、その他端から一
端に向かって平板状の第2の内部電極18が形成される
。これらの第2の内部電極18は、誘電体層14a〜1
4eの他端に露出するように形成される。これらの第1
の内部電極16および第2の内部電極18は、誘電体層
14a−14e内では互いに対向するように形成される
この実施例では、誘電体層14aと14bとの積層面お
よび誘電体層14bと14Cとの積層面を挟んで、それ
ぞれの誘電体層14a、14bおよび14cに形成され
た第1の内部電極16が対向している。さらに、誘電体
114cと14dとの積層面および誘電体層14dと1
4cとの積層面を挟んで、それぞれの誘電体層14C,
14dおよび14eに形成された第2の内部電極18が
対向している。このように、誘電体層143〜14eの
積層面を挟む内部電極には、第1の内部電極16が互い
に配置されるか、または第2の内部電極18が互いに配
置される。
さらに、誘電体層14aの誘電体層14bとの積層面と
反対側の主面上には、外装材20が形成される。同様に
、誘電体層14eの誘電体層14dとの積層面と反対側
の主面上には、外装材22が形成される。これらの内装
材20および22は、たとえばセラミックなどで形成さ
れ、誘電体層14a−146を保護するためのものであ
る。
誘電体12の両端には、第1の外部電極24および第2
の外部電極26が形成される。第1の外部電極24には
、誘電体層14a−148に形成された第1の内部電極
16が接続される。また、第2の外部電極26には、誘
電体層14a〜14eに形成された第2の内部電極I8
が接続される。
このような積層コンデンサ10では、誘電体層143〜
14eにそれぞれコンデンサが形成される。そして、こ
れらのコンデンサが第1の外部電極24および第2の外
部電極26によって接続され、積層コンデンサ10は、
これらの複数のコンデンサの電気特性を合成したコンデ
ンサとなる。
しかし、誘電体層14a〜14eの積層面を挟んで同種
の内部電極16どうしが対向するか、または内部電極1
8どうしが対向しているため、積層コンデンサ10の電
気特性に影響を及ぼさない。
そのため、これらの誘電体Jii 14 a〜14eの
積層面において相互拡散が生じても、積層コンデンサ1
0の電気特性には影響しない。したがって、この積層コ
ンデンサ10では、所望の電気特性を得ることができる
実験例として、Pb (Ni、Zn、Nb、W。
T i) 03系の誘電体材料を用いて積層コンデンサ
10を作成した。この材料を用いて、第3図に示すよう
な比誘電率の温度変化率を有する5種類の誘電体材料を
作成し、グリーンシートを得た。
これらのグリーンシートを積層して積層コンデンサを作
成し、その比誘電率の温度変化率を第4図に示した。
第3図かられかるように、5種類の材料の比誘電率の温
度変化率は大きいが、第4図かられかるように、これら
を積層して作成した積層コンデンサの温度変化率は小さ
い。
この実験では、平均の比誘電率6000.誘電損失3%
以下、比誘電率のJIS規格B特性±lO%以内の積層
コンデンサを得ることができた。
なお、誘電体層14a〜14eの配列ば、焼成時におけ
る熱膨張係数や焼成収縮率を考慮することによって、積
層コンデンサ10のクランク、デラミネーションなどの
破損を防ぐことができる。
たとえば、誘電体層14aとして熱膨張係数の大きい材
料を配置し、誘電体層14eに向かって徐々に熱膨張係
数の小さいものに配置した場合、外装材20として熱膨
張係数の小さい材料を用い、外装材22として熱膨張係
数の大きい材料を用いればよい。このようにすれば、焼
成時に、誘電体層14a〜L4eの歪と外装材20.2
2の歪とが相殺され、破損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図である。 第2図は第1図実施例の線n−nにおける断面図である
。 第3図は第1図および第2図に示す誘電体層の個々の電
気特性を示すグラフである。 第4図は第3図に示す誘電体材料を積層して作成した積
層コンデンサの電気特性を示すグラフである。 第5図はこの発明の背景となる従来の積層コンデンサの
一例を示す断面図である。 図において、10は積層コンデンサ、14a。 ■ b。 14c。 ■ 4dおよび1 4eは誘電体層、 第 図 6は第1の内部電極、 8は第2の内部電極、 4は第1の外部電極、 26は第2の外部電極を 示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  異なる比誘電率の温度特性を有する複数の誘電体層、 複数の前記誘電体層のそれぞれに形成される第1の内部
    電極、 複数の前記誘電体層のそれぞれに形成され、前記第1の
    内部電極と対向する第2の内部電極、前記誘電体層の外
    側に形成され、前記第1の内部電極に接続される第1の
    外部電極、および前記誘電体層の外側に形成され、前記
    第2の内部電極に接続される第2の外部電極を含む積層
    コンデンサであって、 互いに隣接する前記誘電体層の積層面を挟んで、それぞ
    れの隣接する前記誘電体層に形成された前記第1の内部
    電極が互いに対向するか、または、互いに隣接する前記
    誘電体層の積層面を挟んで、それぞれの隣接する前記誘
    電体層に形成された前記第2の内部電極が互いに対向す
    る、積層コンデンサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014225697A (ja) * 2014-08-06 2014-12-04 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
WO2021187113A1 (ja) * 2020-03-19 2021-09-23 ローム株式会社 積層型コンデンサ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014225697A (ja) * 2014-08-06 2014-12-04 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
WO2021187113A1 (ja) * 2020-03-19 2021-09-23 ローム株式会社 積層型コンデンサ

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