JPH0272272A - ダイヤフラム - Google Patents

ダイヤフラム

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JPH0272272A
JPH0272272A JP22036188A JP22036188A JPH0272272A JP H0272272 A JPH0272272 A JP H0272272A JP 22036188 A JP22036188 A JP 22036188A JP 22036188 A JP22036188 A JP 22036188A JP H0272272 A JPH0272272 A JP H0272272A
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は排圧トランジューサ用ダイヤフラム、さらに詳
細には金属などの剛体製のセンタプレートと一体化され
ていると共に、スト・ンパを取付けな排圧トランジュー
サ用ダイヤフラムに関するものである。
(従来技術) 第1図は排圧トランジューサを取付けた排気ガス再循環
システムの概略図であるが、この図より明らかなように
、自動車のエンジンに連結する排気管1に再循環パイプ
2が取付けられており、この再循環バイブ2は排気ガス
再循環バルブ3を介して吸気管4に接続しており、排気
ガスを吸気管4に再循環できるようになっている。この
排気ガス再循環バルブ2は前記再循環バイブ3を開閉す
るための弁31を有しており、この弁31を開閉するこ
とによって、前記吸気管4に供給する排気ガスの量を制
御できるようになっている。この再循環バルブ3は排気
ガストランジューサ5によって弁31の開閉が制御され
る構造になっている。
この排気ガストランジューサ5は、第2図に示すように
ハウジング51内にダイヤフラム6を有しており、この
ダイヤフラム6によって前記ハウジング51内は二つの
部屋に画成されている。このようにダイヤフラム6によ
って画成される一方の部屋は、ダイヤフラム6の動きを
制御するための排気ガスを給排する排気ガス室52であ
り、他方の部屋は大気中から供給された空気の通過路と
なる空気室53である。この空気室53は前記空気の供
給フィルタ54(第1図参照)を介して大気中に連通ず
ると共に、開口55、空気管551を介して吸気管4に
接続している。この空気管551は前記空気によって負
圧制御される再循環バルブ3に接続しており、この空気
流が生じる負圧によって弁31を開くようになっている
一方、排気ガス室52は再循環バイブ2の再循環バルブ
3の上流に排気ガス導入管56を介して接続しており、
排気管1内の排気ガス圧に対応して前記ダイヤフラム6
が上下するようになっている。
前述のダイヤフラム6上には、たとえば金属製のセンタ
ープレート7が載置されており、このセンタープレート
7には常時排気ガス室52方向に付勢するスプリング8
が取付けられている。
前述のダイヤフラム6は弾性体で製造されており、その
周端部61はハウジング51に固定されていると共に、
このダイヤフラム6に載置された剛体のセンタープレー
ト7は前記ダイヤフラム6の周縁部61周辺まで覆って
いないので、その弾性によって、ダイヤフラム6の中央
に形成されたシール部62を上下させることが可能なよ
うになっている。前記開口55は前述のシール部62の
上方に設けられており、このダイヤフラム6が上下する
ことによって、前記開口55は開閉するようになってい
る。
このため排気管1内の排気ガスの圧力が小さい場合、排
気ガス導入管56から排気ガス室52に流れ込む排気ガ
スの量は少ないので、ダイヤフラム6は上方に移動せず
、フィルタ54より吸入された空気は開口55より空気
管551を流れ、吸気管53に流れ込む、この時、空気
管551は再循環バルブ3に接続しているため、再循環
バルブ3内は負圧になり、このため弁31は開放された
ままになる。したがって、排気ガスは再循環パイプ2を
通過して吸気管4に供給される。
一方、排気ガス導入管56より大きな圧力の排気ガスが
排気ガストランジューサ5の排気ガス室52内に流れ込
むと、ダイヤフラム6はスプリング8の付勢力に抗して
上方に移動し、開口55をシール部62で閉塞する。こ
のため空気は空気管551に流れ込まないことになり、
再循環バルブ3に負圧は生じなくなる。したがって、弁
31はスプリングによって下降し、再循環パイプ2を閉
塞する。このため排気ガスは吸気管4に供給されないよ
うになる。
上述のような排気ガストランジューサに使用されるダイ
ヤフラム6に取付けられるセンタープレート7は、従来
ダイヤフラム6と別体に製造され、かつ前記ダイヤフラ
ム6を排気ガストランジューサに組み込むときに別々に
取付けられていた。したがって、排気ガストランジュー
サを製造するときに手間がかかるという欠点があった。
また、上述のようにダイヤフラム6はハウジング51内
を上下方向に脈動することになる。このためダイヤフラ
ムを保護するために、前記ハウジング51の上部にスト
ッパ9を取付けていた。しかしながら、このストッパ9
は前述のセンタープレート7と同様に排気ガストランジ
ューサ5の内壁に取付けるものであるために取付作業に
手間取るという欠点があった。
(発明の目的) 本発明は上述の点に鑑みなされたものであり、剛体のセ
ンタープレートおよびストッパとを弾性体のダイヤフラ
ム本体と一工程で、一体面に設け、排気ガストランジュ
ーサを製造する場合に省力化可能なダイヤフラムを提供
することを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、本発明によるダイヤフラムは
周縁に排気ガストランジューサに取付けるための周縁部
と、中央部に排気ガストランジューサの開口をシールす
るためのシール部と、この周縁部およびシール部を接続
する膜部とを有する弾性体製のタイヤフラム本体の、前
記シール部と前記周縁部近辺までの膜部に剛体製で、リ
ング状のセンタープレートを載置したダイヤフラムにお
いて、前記センタープレートの所定位置に弾性体よりな
るストッパを嵌着しセンタープレート上に突出せしめる
と共に、前記センタープレートの外周縁部と内周縁部を
それぞれ膜部およびシール部によって包み込み、一体化
したことを特徴とするものである。
本発明によるダイヤフラムによれば、所定位置に取付穴
を設け、この取付穴にストッパを嵌着したセンタープレ
ートの周端部をダイヤフラムの膜部の一部およびシール
部の一部によって包み込んだため、ダイヤフラム本体と
センタープレート部およびストッパが一体となったダイ
ヤフラムとすることができ、排気ガストランジューサに
組み込む際に、別々に取付ける必要がなくなるという利
点を生じる。
(発明の実施例) 第3図は本発明によるダイヤフラムの平面図であるが、
この図より明らかなように、円盤状のダイヤフラムの周
縁には排気ガストランジューサに組み込むための周縁部
61が設けられており、さらに中央部には開口55(第
2図参照)をシールするためのシール部62が突設され
ている。そして、前記シール部62と周縁部61間には
膜部63が設けられている。
さらに、前記シール部23と周縁部61の近辺までの膜
部63には剛体製でかつリング状のセンタープレート7
が設けられている。
このセンタープレート7の外周縁部71および内周縁部
72は、第4図に示すようにそれぞれ膜部63の一部よ
り分岐された包み込み片64およびシール部62の側端
部65に全周に渡って包み込まれており、前記センター
プレート7はダイヤフラム本体と一体化されている。
このセンタープレート7の前記包み込み片64およびシ
ール部62の側端部65に埋設される外周縁部71およ
び内周縁部72には、表裏に貫通する止め穴73および
74が間欠的に複数設けられている(第4図、第5図参
照)。
さらに、本発明によるダイヤフラムにおいては、第3図
に示すようにストッパ9が取付けられている。このスト
ッパ9は、第6図に示すようにハウジング51の内壁に
衝接するためのストッパ本体91と、センタープレート
7に穿設された取付穴に嵌合するための嵌合側92とよ
りなり、前記嵌合側92の底部より充填穴93を設けた
構造になっている。このようなストッパ9の材料として
は、耐磨耗性の良好なNBR,H−NBRなどを使用す
ることができる。
このようなダイヤフラムを製造する場合、金型中に弾性
体と共に前述のストッパ9の嵌合側92を取付穴に嵌合
したセンタープレートを設置し、成形加硫して製造する
ため、前記充填穴93中にダイヤフラム6を構成する弾
性体が充填されることになる。このため、前記嵌合側9
2は半径方向に縮まることはなくなり、センタープレー
ト7に強固に固定されることになる。また、止め穴73
および74中にもダイヤフラム本体を構成する弾性体が
充填されることになり、これが楔になって前記センター
プレート7が確実に一体化される。
このようなダイヤフラムを製造する際に使用される弾性
体は、本発明において基本的に限定されるものではない
、しかしながら、本発明によるダイヤフラムによれば前
記センタープレートと弾性体を接着によらず一体化する
ものであるなめ、特にセンタープレートおよびストッパ
となる弾性体と接着剤によって接着しにくい材料、例え
ばフロロシリコーン、フッ素ゴムなどの材料であること
が本願発明の効果を特に有効に享受しえることは明らか
である。またセンタープレートとしては、従来の金属材
料、例えばアルミニウムなどより製造されたものを有効
に使用できるほか、合成樹脂によって製造されたもので
あってもよいのは明らかである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によるダイヤフラムによれ
ばストッパおよびセンタープレートとダイヤフラム本体
を一体化したため、排気ガストランジューサに容易に取
付けることが可能になるという利点を生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は排気ガス再循環システムの概略図、第2図は排
気ガストランジューサの一部断面図、第3図は本発明に
よるダイヤフラムの一実施例の平面図、第4図は前記実
施例の一部断面図、第5図は前記実施例の周端部の一部
断面図、第6図は本発明による一実施例のストッパ取付
部分の拡大断面図である。 6・・・ダイヤフラム、61・・・周縁部、62・・・
シール部、63・・・膜部、64・・・包み込み片、6
5.、、シール部側端部、7・・・センタープレート、
71・・・外周縁部、72・・・内周縁部、73.74
・・・止め穴、9・・・ストッパ、92・・・嵌合脚、
93・・・充填穴。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周縁に排気ガストランジューサに取付けるための
    周縁部と、中央部に排気ガストランジューサの開口をシ
    ールするためのシール部と、この周縁部およびシール部
    を接続する膜部とを有する弾性体制のダイヤフラム本体
    の、前記シール部と前記周縁部近辺までの膜部に剛体製
    で、リング状のセンタープレートを載置したダイヤフラ
    ムにおいて、前記センタープレートの所定位置に弾性体
    よりなるストッパを嵌着しセンタープレート上に突出せ
    しめると共に、前記センタープレートの外周縁部と内周
    縁部をそれぞれ膜部およびシール部によって包み込み、
    一体化したことを特徴とするダイヤフラム。
  2. (2)前記センタープレートの外周縁部および内周縁部
    に表裏に貫通する止め穴を設け、前記ダイヤフラム本体
    の弾性体を前記止め穴に充填せしめて楔状にしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項によるダイヤフラム。
  3. (3)前記ストッパは嵌合脚を有し、前記嵌合脚は底部
    より穿設された充填穴を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載のダイヤフラム。
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