JPH027221B2 - - Google Patents

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JPH027221B2
JPH027221B2 JP58104394A JP10439483A JPH027221B2 JP H027221 B2 JPH027221 B2 JP H027221B2 JP 58104394 A JP58104394 A JP 58104394A JP 10439483 A JP10439483 A JP 10439483A JP H027221 B2 JPH027221 B2 JP H027221B2
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JP
Japan
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ink
scanning direction
ink sheet
ink layer
pixels
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58104394A
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English (en)
Other versions
JPS59229971A (ja
Inventor
Masaru Oonishi
Masayuki Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS59229971A publication Critical patent/JPS59229971A/ja
Publication of JPH027221B2 publication Critical patent/JPH027221B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40087Multi-toning, i.e. converting a continuous-tone signal for reproduction with more than two discrete brightnesses or optical densities, e.g. dots of grey and black inks on white paper

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は画素単位で階調を表現可能なカラー
あるいは単色の記録装置に用いるカラー熱転写記
録方法に関するものである。
第1図は、従来のインク熱転写記録の基本構成
を示す。
ここで、1はコンデンサ紙等のベースフイル
ム、2はワツクスあるいは有樹樹脂バインダと着
色材とから成るソリツドインク層であり、この両
者によりインクシート3が構成されている。イン
クシート3のベース紙1側にはサーマルヘツド5
をソリツドインク層2側には普通紙4およびゴム
ローラ7を各々配してある。
今、サーマルヘツド5の発熱抵抗体6を通電発
熱させると、インクシート3のベース紙1を通し
てソリツドインク層2が加熱溶融され、溶融部分
2aが普通紙4上へ転写される。発熱抵抗体6の
印加電力(W/ドツト)あるいはパルス幅のいず
れかを変えると原理的には溶融転写されるソリツ
ドインク層2aの量が変化し、階調記録が可能な
ように見える。
第2図は発熱抵抗体のサイズが80×200(μm)2
の高速フアクシミリ用のサーマルヘツドの記録に
よる印加電力と光学反射濃度(OD)の関係を測
定したものである。図中の〇印は、10ケ所の測定
値の平均を、縦線はそのばらつきの範囲を示して
いる。なお、加熱電流パルス幅は2msecである。
第2図の結果より、従来のインクシートを使つ
て中間の濃度を記録するとODのバラツキが極め
て大きいのがわかる。このため、溶融転写を行う
インクシートでは画素の濃度を変化させるタイプ
の階調画像を安定に記録できないという欠点があ
つた。
第3図aは、従来の画素自体に3つの濃度レベ
ル(以下3値と称す)を持たせることのできるイ
ンクシートの構造図を示す。ここで、1はベース
フイルムであり、その上に高融点の黒色ソリツド
インク層8を塗布し、続いて低融点の灰色ソリツ
ドインク層9を塗布して3値記録用インクシート
10が構成される。この3値記録用インクシート
10により実現される、画素濃度の例を第3図b
およびcに各々示す。ここで、第3図bは灰色ソ
リツドインク層9のみが普通紙4上に熱転写され
た状態を示す。これはサーマルヘツドによる加熱
温度を、灰色ソリツドインク層9は溶融するが黒
色ソリツドインク層8は溶融しない温度に選択す
ることにより達成される。第3図cは、黒色ソリ
ツドインク層8と灰色ソリツドインク層9の双方
が溶融転写した状態を示す。これはサーマルヘツ
ドの加熱温度を黒色ソリツドインク層8と灰色ソ
リツドインク層9の双方が溶融するまで上昇する
ことにより達成される。この結果、このインクシ
ートによつて第3図b、第3図cに示す2つの濃
度と何も転写しない場合の3値の画素濃度が実現
できる。この方法は原理的には、更に多くの融点
の異なるソリツドインク層のベースフイルム1上
に多層に塗布しておくことにより、3値以上のイ
ンクシートも作成できるが、実際には低温側は記
録画像の定着性がわるい、また高温側はサーマル
ヘツドの耐電力の制限があるため実際には3値が
この種のインクシートの限度である。
又、環境温度あるいは印字の繰り返し等による
発熱体の加熱温度の変動により、灰色になるべき
画素が黒色になる等の不安定性が増し、かつ2層
のソリツドインクを重ね塗りするためインクシー
トの製造が難かしいという欠点を生じる。又、こ
の方法では、インクシートに塗布したインク層の
層数nと実現できる画素自体の濃度レベルの数N
とが等しくなり、多値化しようとすると多値数に
比例して記録時間が長くなるという欠点をも持つ
ている。
この発明は以上の従来の方法の欠点を除去する
ために成されたものであり、副走査方向に1つの
階調表現画素内を分割記録することにより階調記
録を行なう方法でかつ同一色調で濃度レベルの異
なるインクシートを使用することにより一層階調
表現力を増したカラー熱転写記録方法に関するも
のである。
第4図は、この発明のカラー熱転写記録方法に
用いるサーマルヘツド15の基本構成を示す。な
お、ここでは説明の便宜上、方法の説明に直接関
係のない部分については全て省略してある。ここ
で、11はセラミツク等の絶縁性基板を、12は
主走査方向に比べて副走査方向の幅の狭いスリツ
ト状発熱抵抗体を各々示す。スリツト状発熱抵抗
体12の片側からは個別電極13が他の側からは
共通電極14が各々取り出されている。スリツト
状発熱抵抗体12の副走査方向の幅は副走査方向
の画素ピツチP2の1/n(n2)のスリツト状
の微小画素が形成される程度に選ばれる。第4図
はn=3の場合を例示してある。以下の説明で
は、特に指示しないものは全てn=3の場合につ
いてのみ説明する。
第5図は、この発明のカラー熱転写記録方法に
用いるカラーインクシート23の基本構成を示
す。ここで、16はポリエステス、コンデンサ紙
等のベースフイルムを示す。ベースフイルム16
上には、第1イエロー層171、第2イエロー層
172、第1マゼンタ層181、第2マゼンタ層
182、第1シアン層191、第2シアン層19
2および第1ブラツク層201、第2ブラツク層
202が面順次に塗布されている。又、基準位置
検出のための基準マーク21と色順次の計数用の
色順序マーク22が設けられている。この発明の
カラーインクシート23は、少なくともいずれか
の色については同一色で濃度の異なる複数種のイ
ンク層が塗布されており、この例ではD0とD1
2種のインク層が各々の色について設けられいる
例を示す。D0とD1との間には、 D1=(1.1〜2.5)・D0 (1) の関係が成立するように両者の濃度が選ばれる。
一般的には、k種(k2)の濃度の異なるイン
ク層を塗布したカラーインクシートを使い、k番
目の濃度Dkとk−1番目のインク層の濃度D(k-1)
との間に、 Dk=(1.1〜2.5)・D(k-1) (2) の関係が成立しているようにするのがよい。
第6図は、この発明による階調表現法の一実施
例を示す。この例では、(主走査方向ピツチP1
×(副走査方向ピツチP2)が階調を表現する画素
(以下、階調画素と称す)サイズであり、第4図
のサーマルヘツド15を使つて一回の熱転写記録
動作によりP0×P2/3のスリツト状の微小画素24 が普通紙等の熱転写被記録媒体上に形成される。
この微小画素24を副走査方向に印字位置をず
らせP2/3ピツチ毎にD0の濃度のインクシートを使 つて形成することにより、第6図の1〜3階調の
濃度パターンを得る。次に、D1の濃度のインク
シートにより、D0のインクシートの3階調目の
パターン上に1〜3階調と同一の濃度パターンを
形成して4〜6階調のパターンを得、ゼロ(被記
録媒体のバツクグラウンド)を含めて7階調の表
現力を有する階調画素を形成することができる。
この例では、D0とD0+D1の2つの状態の組合せ
の画素を使つたものであり、一般的にn分割記録
によりk種の濃度のインクシートを使うとk+1
階調の微小画素の組合せにより n×k+1 (3) の階調表現力を得る。
又、D0、D1およびD0+D13つの状態の組合せ
を使う、2k階調の微小画素の組合せにより、 n×(2k−1)+1 (4) の階調表現力を得ることができる。
以上の説明では、各色のインク層が同一種類の
濃度のインク層を有するものについてのみ説明し
たが、濃度の種類および濃度差の選び方は多くの
変化が可能であり、少なくとも一色分についての
み濃度差を有する2種以上のインク層が形成され
ており、かつ副走査方向に分割記録される微小画
素の組合せで階調画素を得る限り特定の組合せに
限定するものではない。
又、ここでは画素自体での階調表現力について
説明したが、従来から公知の多値デイザ法あるい
は多値濃度パターン法のような階調画素でマトリ
クス構成し階調表現力を擬似的に増大させる方法
を併用しても勿論よく、又微小画素あるいは階調
画素の配置についても多くの変化が可能である。
又、この発明に用いるサーマルヘツドの発熱抵
抗体の形状は、スリツト状の発熱抵抗体の長軸が
主走査方向と成す角度が0゜〜45゜の範囲のものが
使用できる。
以上詳述したように、従来の方法では2値の状
態しか記録できなかつた熱転写記録を使つて、n
分割記録により最大n×(2k−1)+1階調の多値
の状態の記録が可能となり、中間調記録を数少な
いk種のインクシートにより行なうことができ、
インクシートの使用量の減少により低価格印字を
可能とする効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のインク熱転写記録の基本構成を
示す図、第2図は従来のインク熱転写記録におけ
る印加電力と光学反射濃度の関係を示す図、第3
図は従来の画素自体に3つの濃度レベルを表現で
きるように考えられたインクシートの構造図、第
4図はこの発明のカラー熱転写記録方法に用いる
サーマルヘツドの基本構成を示す図、第5図はこ
の発明のカラー熱転写記録方法に用いるカラーイ
ンクシート23の基本構成を示す図、第6図はこ
の発明の方法による階調表現法の一実施例を示す
図である。 図において、1はベースフイルム、2はインク
層、3はインクシート、5,15はサーマルヘツ
ドである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絶縁性基板上に、主走査方向の幅や画素ピツ
    チP1、副走査方向の幅が画素ピツチP2/n(n
    2)の複数個の発熱抵抗体が列設され、その発熱
    抵抗体の長軸が前記主走査方向から0〜45゜の範
    囲に形成されたサーマルヘツドに、 ベースフイルム上に同一色で濃度レベルの異な
    る複数種K(K2)のインク層が塗布されたイ
    ンクシートのベースフイルム側を圧接し、 前記発熱抵抗体へ通電して、前記インクシート
    と該インクシートのインク層側に圧接させた被転
    写媒体とを副走査方向にP2/nピツチ移動させ
    る毎に、前記被転写媒体上にP1×P2/nの面積
    を有する微小画素の記録を第1の濃度レベルのイ
    ンク層で行い、n+1階調の面積変調された画素
    を得る工程の後、 同一色で前記第1の濃度レベルと異なる第2の
    濃度レベルのインク層により、前記工程を順次K
    回繰返して、最大2k階調の微小画素の組合せから
    なる階調画素を得ることを特徴とするカラー熱転
    写記録方法。
JP58104394A 1983-06-10 1983-06-10 カラ−熱転写記録方法 Granted JPS59229971A (ja)

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JPS59229971A JPS59229971A (ja) 1984-12-24
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JP2642249B2 (ja) * 1990-12-21 1997-08-20 富士写真フイルム株式会社 カラー感熱プリンタ
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JPS5473650A (en) * 1977-11-25 1979-06-13 Keisatsuchiyou Chokan Gradation recording method
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