JPH0272189A - アベルメクチン誘導体 - Google Patents

アベルメクチン誘導体

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JPH0272189A
JPH0272189A JP1127979A JP12797989A JPH0272189A JP H0272189 A JPH0272189 A JP H0272189A JP 1127979 A JP1127979 A JP 1127979A JP 12797989 A JP12797989 A JP 12797989A JP H0272189 A JPH0272189 A JP H0272189A
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ブルース オー.リン
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    • C07H19/01Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing oxygen
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    • A01N43/90Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having two or more relevant hetero rings, condensed among themselves or with a common carbocyclic ring system
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    • A01N47/28Ureas or thioureas containing the groups >N—CO—N< or >N—CS—N<
    • A01N47/34Ureas or thioureas containing the groups >N—CO—N< or >N—CS—N< containing the groups, e.g. biuret; Thio analogues thereof; Urea-aldehyde condensation products
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • A61P33/10Anthelmintics

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アベルメクチン(以前にはC−076と呼ばれていた)
という名前は、ストレプトマイセスアベルミチリス(S
treptomyces avermitilis)の
アベルメクチン産生株の発酵ブイヨンから単離される一
連の化合物及びその誘導体を表わすのに用いられる。上
記培養株の形態的特性は米国特許第4.310°、51
9号に詳細に記載されている。アベルメクチン化合物は
、一連のマクロライドであり、それぞれの13位は4−
(α−L−オレアンドロシル)−α−L−オレアンドロ
ース基によって置換されている。アベルメクチン化合物
及び本発明のその誘導体は、非常に高い駆虫活性及び抗
寄生虫活性を持つ。
発酵ブイヨンから単離されるアベルメクチン系化合物は
次の構造を有する。
(式中Rは構造 を有する4′−(α−1−オレアンドロシル)−α−1
−オレアンドロシルであり、破線は単結合又は二重結合
を示し、R,は水素又はヒドロキシであって該破線が単
結合を示すときだけ存在し、R2はイソプロピル又は5
ec−ブチルであり、R1はメトキシ又はヒドロキシで
ある) アベルメクチン天然化合物には8つの異なる種類があり
、それらは個々の化合物の構造に基きAla、 Alb
、 A2a、 A2b、 Bla、 BlbSB2a及
びB2bという名称を与えられている。
前述の構造式に於て、各アベルメクチン化合物は下記に
示すものである。(R基は、4′ (αL−オレアンド
ロシル)−α−L−オレアンドロースである) R+              RzAla  (2
2,23−二重結合)   5ec−ブチルAlb  
(22,23−二重結合)  イソプロピルA2a  
    −OH5ec−フ゛チルA2b   −OHイ
ソプロピル Bla  (22,23−二重結合)   5ec−ブ
チルBib  (22,23−二重結合)   イソプ
ロピルB2a   −OH5ec−ブチル B2b   −0il        イソプロピルC
H3 0CH。
−OCH。
−OCH。
OH 01l アベルメクチン化合物は、一般にa及びb成分の混合物
として単離される。かかる化合物は、R2置換基の種類
が異なるだけであり、この構造上の小さな違いはかかる
化合物の単離方法、化学反応性及び生物活性に対してほ
とんど影響を与えないということがわかった。
13位のジサッカライド置換基の末端ヒドロキシ基は4
″位と呼ばれる場所に位置している。ムロライク(Mr
ozik)の米国特許筒4,427,663号にはアベ
ルメクチン化合物のある種の4“誘導体、特に4“−ア
ミノ化合物が記載されている。4“位のアミン及びアル
キルアミノ誘導体は開示されているが、本発明のセミカ
ルバゾン及びヒドラゾンは示唆していない。
本発明は、アベルメクチン化合物のある種の誘導体に於
て4#−ヒドロキシ基がケトンに酸化されてセミカルバ
ゾン、カルボニル又はスルホニルヒドラゾン、ヒドラゾ
ン又はオキシムに置換され必要により対応するセミカル
バジド、カルボニル又はスルホニルヒドラジド又はヒド
ラジンに還元されるものに関する。このように本発明の
一つの目的はかかる4“−置換アベルメクチン化合物を
提供することである。別の目的は、かかる化合物の製造
方法を提供することである。更に別の目的は、かかる化
合物の抗寄生虫剤及び抗菌剤としての用途を提供するこ
とである。他の目的は以下の記述から明らかになるであ
ろう。
本発明の化合物は、次の構造式を有する。
〔式中mは0又は1である。
R′ R3はR−(X)、−N−N− R′ R−(X)、−N−NH−又は RON冒 (nはO又は1である。
Rは水素、アミノ、低級アルキル、モノ又はジ低級アル
キルアミノ、メトキシ低級アルキルアミノ、ジ低級アル
キルアミノ低級アルキル、ジ低級アルキルアミノ低級ア
ルキルアミノ、低級アルキルフェニル、低級アルキルフ
ェニルアミノ、低級アルコキシフェニル、低級アルコキ
シフェニルアミノ、ハロフェニル、ハロフェニルアミノ
、スルファミルフェニル、スルファミルフェニルアミノ
、モルフオリニル、N−低級アルキルピペラジニル、N
−(低級アルコキシフェニル)ピペラジニル、N−(ハ
ロフェニル)ピペラジニル、ベンズイミダゾリルアミノ
、ピリミジニルアミノ、チアゾリルアミノ、ベンゾチア
ゾリルアミノ又はN−(低級アルキルフェニル)ピペラ
ジニルである。
R′は水素又は低級アルキルである。
Xはカルボニル又はスルホニルである。)である。
Aは二重結合又はエポキシドである。
Bは単結合又は二重結合である。
R2は水素又はヒドロキシである。
R1はイソプロピル又は5ec−ブチルである。
R4はヒドロキシ又はメトキシである。
R6及びR4はBが単結合のときだけ存在し、独立して
水素、ヒドロキシ又はハロゲンである。
破線は22.23位の単結合又は二重結合を示す。〕本
出願で用いられる°′低級アルキル”という用語は1〜
5個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖のアルキルを表
わすものとする。かかるアルキル基の具体例はメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、5ec−ブ
チル、ペンチル等である。
°′低級アルコキシ”という用語は、直鎖又は分岐鎖に
1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ基を含むものと
し、かかるアルコキシ基の具体例はメトキシ、エトキシ
、プロポキシ、ブトキシ、ペントキシ、イソペントキシ
等である。
゛低級アルカノイル基とう用語は、直鎖又は分岐鎖に1
〜5個の炭素原子を含むアルカノイル基を含むものとす
る。かかるアルカノイル基の具体例はホルミル、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル、バレリル等である。
ハロゲン”という用語はハロゲン原子フッ素、塩素、臭
素及びヨウ素を含むものとする。
本発明の好適な化合物の1つの態様は、上記の構造式に
於て mが1であり、 R1が=NNll −C−R (Rはアミノ、低級アルキル、モノ又はジ低級アルキル
アミノ、メトキシ低級アルキルアミノ、ジ低級アルキル
アミノ低級アルキルアミノ、低級アルキルフェニル、低
級アルキルフェニルアミノ、ハロフェニル、ハロフェニ
ルアミノ、モルフオリニル、N−低級アルキルピペラジ
ニル、N−(低級アルコキシフェニル)ピペラジニル、
N−(ハロフェニル)ピペラジニル又はN(低級アルキ
ルフェニル)ピペラジニルである)又は−NH−NRR
’ (Rは低級アルキル、メトキシ低級アルキル、ジ低級ア
ルキルアミノ低級アルキル、低級アルキルフェニル、ハ
ロフェニル、モルフオリニル、カルボニル、N−低級ア
ルキルピペラジニル力ルホニル、N−(低級アルキルフ
ェニル)ピペラジニルカルボニルであり、 R′は水素又は低級アルキルである)であり、Aが二重
結合であり、 Bが単結合又は二重結合であり、 R2が水素であり、 R3がイソプロピル又は5ec−ブチルであり、R4が
ヒドロキシであり、 R6及びR,はBが単結合であるときだけ存在し独立し
て水素又はフッ素であり、 破線が22.23位の単結合又は二重結合を示す場合に
示される。
更に本発明の好適な化合物の具体例は、m=l、I R3が=NNH−C−R (Rがモノ又はジ低級アルキルアミノ、ジ低級アルキル
アミノ低級アルキルアミノ、低級アルキルフェニル、ハ
ロフェニル、N−低級アルキルピペラジニル及びN−(
低級アルキルフェニル)ピペラジニルである) 又は−NH−NRR’ (Rが低級アルキル又はN−(低級アルキルフェニル)
ピペラジニルカルボニルでアリ、R′が水素又は低級ア
ルキルである)であり、Aが二重結合であり、 Bが二重結合であり、 R2が水素であり、 R3がイソプロピル又は5ec−ブチルであり、R4が
ヒドロキシであり、 R5及びR6が水素であり、 破線が22.23位の単結合又は二重結合を示す化合物
である。
本発明の好適な化合物は次の個々の化合物で示される。
4″−オキソアベルメクチンBla/1b4. 4−ジ
メチルセミカルバゾン 4“−オキソアベルメクチンBla/Bibセミカルバ
ヅン 4′−オキソアベルメクチンBla/Blbモノサッカ
ライド4−メチルセミカルバゾン 22.23−ジヒドロ−4“−オキソアベルメクチンB
la/Blbセミカルバゾン 10.11−ジヒドロ−10−フルオロ−4”オキソア
ベルメクチンBla/Blbセミカルバゾン 10.11−ジヒドロ−4”−オキソアベルメクチンB
la/Bibセミカルバゾン to、ii−ジヒドロ−10−フルオロ−4“オキソア
ベルメクチンBla/Bib 4. 4−ジメチルセミ
カルバゾン 4“−オキソアベルメクチンBla/lb 2=[(モ
ルフォリン−4−イル)カルボニル1ヒドラゾン 4#−オキソアベルメクチンBla/lb 4  (L
H−ベンズイミダゾール−2−イル)セミカルバゾン 4“−オキソアベルメクチンBla/lb 4  (チ
アゾール−2−イル)セミカルバゾン 4″−オキソアベルメクチンBla/lb 4− (ベ
ンゾチアゾール−2−イル)セミカルバゾン4“−オキ
ソアベルメクチンBla/lb 4  (ピリミジン−
2−イル)セミカルバゾン 4“−オキソアベルメクチンBla/ Ib 4  (
4クロロフエニル)セミカルバゾン 4”−オキソアベルメクチンBla/ lb 2−[(
4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル1ヒドラ
ゾン 4“−オキソアベルメクチンBla/lb 2−[(4
−エチルピペラジン−1−イル)カルボニル1ヒドラゾ
ン 4“−オキソアベルメクチンBla/Ib 2−([4
−(イソプロピルアミノカルボニルメチル)ピペラジン
−1−イル]カルボニル)ヒドラゾン 4“−オキソアベルメクチンBla/lb 2−([4
−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル]カル
ボニル)ヒドラゾン 4“−オキソアベルメクチンBla/lb 2−([4
−(4−)リル)ピペラジン−1−イル]カルボニル)
ヒドラゾン 22.23−ジヒドロ−4“−オキソアベルメクチンB
la/lb 2− ([4(4−)リル)ピペラジン−
1−イル]カルボニル)ヒドラゾン4“−オキソアベル
メクチンBla/lb 2([4−(4−メトキシフェ
ニルピペラジン−1−イル)カルボニル)ヒドラゾン 4“−オキソアベルメクチンBla/lb 4− (2
−ジメチルアミノエチル)セミカルバゾン4“−オキソ
アベルメクチンBla/lb 4− (2−メトキシエ
チル)セミカルバゾン 4#−オキソアベルメクチンBla/lb p −トル
イル酸ヒドラゾン 4#−オキソアベルメクチンBla/lb p−クロロ
安息香酸ヒドラゾン 10.11−ジヒドロ−10−フルオロ−4“オキソア
ベルメクチンBla/Bib pl”ルイル酸ヒドラゾ
ン 4″−オキソアヘルメクチンBla/lbアセチドラシ
ン 4“−オキソアベルメクチンBla/lbメチルスルホ
ニルヒドラソン 4″−オキソアベルメクチンB1a/1bp−トルエン
スルホニルヒドラゾン 10 11−ジヒドロ−10−フルオロ−4“オキソア
ベルメクチンBla/Bib p −トルエンスルホニ
ルヒドラゾン 4“−(セミカルバジド−1−イル)−4“−デオキシ
アベルメクチンBla/Ib 4“−エピ=(セミカルバジド−1−イル)−4′デオ
キシアヘルメクチンBla/lb 4″−エピ−(4−メチルセミカルバジド−1−イル)
−4“−デオキシアベルメクチンBla/lb4″−[
2−(p−トルイル酸)ヒドラジド−1イル]−4“−
デオキシアベルメクチンBla/lb 4″−[2−(1−ルエンスルホニル)ヒドラジド−1
−イル]−4“−デオキシアベルメクチンBla/lb 4“−エピ−(2,2−ジメチルヒドラジン−1−イル
)−4#−デオキシアベルメクチンl1la/lb 4“−(2,2−ジメチルヒドラジン−1−イル)=4
“−デオキシアベルメクチンBla/1b22.23−
ジヒドロ−4#−エピ−(2,2−ジメチルヒドラジン
−1−イル)−4″−デオキシアベルメクチンBla/
Ib 22.23−ジヒドロ−4′−エピ−(22ジメチルヒ
ドラジン−1−イル)−4゛−デオキシアベルメクチン
Bla/lbモノサッカライド 10.11−ジヒドロ−4“−エピ−(2,2ジメチル
ヒドラジン−1−イル)−4″−デオキシ−10−フル
オロアベルメクチンBla/lb4“−エピ−(モルフ
ォリン−4−イル)アミノ−4#−デオキシアベルメク
チンBla/lb4#−オキソアベルメクチンBla/
Blbメトキシム “b”化合物、即ち25位がイソプロピル基である化合
物は、対応する2 5−sec−ブチル基を有する“a
”化合物から分離することがやや難しく、そのためこの
化合物は一般にこれら2種の化合物の混合物として単離
される。従って本出願に於て、“a”化合物例えばB 
la、 A la等と言うときは、実際には対応する“
b”化合物をある割合で含むと解釈する。また一方この
一つの混合物をa”又は“b”化合物を個々に示さずに
81又はB2化合物と称したり、又はスラッシュ記号(
1)を用いてB la/ B lb、 B 2a/ B
 2b等のように“a”化合物を“b”化合物から分け
て表すこともする。
本発明の化合物は、次の反応図式で例示される反応を使
用して製造される。
≧ 、  1 〉 日 (式中、m、R,R’ 、X、A、B、、R2、Ri、
R4、Rs及びR&は前記に定義した通りである)前記
反応図式の第1工程に於て、アベルメクチン出発物!(
1)である天然生成物、その22゜23−ジヒドロ誘導
体あるいはそのモノサッカライド誘導体が4″位(又は
4′位)に於て対応するケト化合物(化合物■)に酸化
される。反応中、5位及び23位のしドロキシ基の存在
下は、かかるヒドロキシ基までも酸化されないように保
護する必要がある。7−ヒドロキシ基は、かかる反応条
件にあまり反応性でなく不活性であり、保護する必要は
ない。保護中間体を製造するために使用される操作を以
下に記載する。酸化反応は、酸化剤として塩化オキサリ
ル又はトリフルオロ酢酸無水物及びジメチルスルホキシ
ドを用いて塩化メチレンのような不活性溶媒中で行なわ
れる。N−クロロスクシンイミド及びジメチルスルフィ
ドを使用することもできる。この反応は、塩化オキサリ
ル又はトリフルオロ酢酸無水物及びジメチルスルホキシ
ド(又は他の酸化剤)を塩化メチレンに溶解し、−50
〜−80°Cに冷却し、アベルメクチン化合物の塩化メ
チレン溶液を滴下してこれを酸化することにより進行す
る。添加は、15分から1時間にわたって行なわれ、次
にトリエチルアミンが1〜15分間にわたって滴下され
る。次いで反応混合液を′A〜1時間にわたって室温に
暖めておく。4″ケト化物は当業者に既知の手法を用い
て単離される。
本発明の化合物は4″又は4′−オキソアベルメクチン
(化合物■)を式 %式% (式中n、R,R’及びXは前記で定義した通りである
) を有する適当に置換されたセミカルバジド、カルボニル
又はスルホニルヒドラジド、ヒドラジド又はヒドロキシ
ルアミンと反応させることにより製造される。この反応
は、緩衝溶液中で好ましくはピリジン及び酢酸の存在下
で行なわれる。溶媒はいかなる非反応性溶媒例えばメタ
ノール、エタノール、イソプロパツール等であればよい
。メタノールが好ましい、この反応は一般に室温20〜
25°Cで行なわれるが、速度を早めるために80°C
までの温度で加熱してもよい。この反応は通常20〜2
5°Cで16〜48時間、80゛Cで30〜120分間
で完了する。pH9以上又はpH4以下の反応液はかか
る条件がアベルメクチン基体を分解するため避けるべき
である。生成物即ち4“又は4′−オキソアベルメ、ク
チンセミカルバゾン、カルボニルヒドラゾン、スルホニ
ルヒドラゾン、ヒドラゾン及びオキシムである化合物■
は当業者に既知の手法を用いて単離される。これらの生
成物は変動量のシン−アンチ幾何異性体として得られ、
必要により表4に示される通りクロマトグラフィー的に
分離することができる。
これらのヒドラゾン生成物化合物■は還元剤と反応させ
て4″−イミノニ重結合を単結合化合物■に還元するこ
とができる。この反応は緩和な還元剤、例えばシアノホ
ウ水素化ナトリウム、ホウ水素化ナトリウム又はホウ水
素化カリウム等を用いて行なわれ、還元剤による還元に
反応しない溶媒、例えばメタノール、エタノール、イソ
プロパツール中で行なわれる。メタノールが好ましい。
この反応は、約20〜25°Cで行なわれ、一般に1〜
4時間で完了する。4″又は4′−デオキシアベルメク
チンセミカルバジド、カルボニルヒドラジド、スルホニ
ルヒドラジド及びヒドラジン生成物が得られ当業界で既
知の手法を用いて単離される。
本発明の化合物の基本的な出発物質は、前記のアベルメ
クチン発酵生成物である。従って本発明の化合物を製造
するために別の反応が必要であることが明らかである。
特に5.13.22.23位及び8.9と10.11位
の二重結合に於て反応が行なわれる。一般に4“−ヒド
ロキシを酸化し、こうして生成した4“−ケトを置換す
る前に、上記反応位に何らかの置換基を導入した物質を
製造することが好ましい。かかる操作は一般に望ましく
ない副反応を回避する。しかしながら、この操作は必ず
しも必要ではなく、場合によっては他の手順を採用して
もよい。更に前記の酸化及び置換反応中5及び23位の
酸化及び置換を避けるためにかかる位置のヒドロキシ基
を保護することが必要である。これらの位置を保護する
ことにより残りの分子に影響することなく4“及び4′
位で反応を行なうことができる。前記の反応後、保護基
を除去し、保護されない生成物を分離することができる
。使用される保護基は理想的には容易に合成され、4#
及び4′位に於ける反応に影響されず、分子中の他のい
かなる官能基にも影響を与えずに容易に除去されるもの
である。アベルメクチン型分子に対して保護基の好まし
い種類は、トリ置換シリル基好ましくはトリアルキルシ
リル基である。特に好ましい具体例はt−ブチルジメチ
ルシリル基である。保護化合物を製造する反応はジメチ
ルホルムアミドのような非プロトン性掻性溶媒中でヒド
ロキシ化合物を適当に置換されたシリルハライド好まし
くはシリルクロリドと反応させることにより行なわれる
。イミダゾールが触媒として加えられる。この反応は0
〜25゛Cで1〜24時間で完了する。5位のヒドロキ
シ基に関しては、O′Cから室温で+A〜3時間で完了
する。この反応は上記の条件下に於ては5位に選択的で
あり、他のヒドロキシ置換位に於ては、シリル化は仮に
生じたとしても非常にわずかしか生じない。
もし23−ヒドロキシ基を保護することを望むのであれ
ば、4“、5.23−)す(フェノキシアセチル)誘導
体が製造され得る。塩基性加水分解は、高度に障害をう
けている23−〇−置換基を残すが5及び4#−〇−フ
ェノキシアセチル基を加水分解する。この5位は次いで
上記のようにもブチルジメチルシリル基により選択的に
保護される。
このシリル基はヒドラゾン生成の直前に除去するのが最
も便利であるが他の目的反応を行なった後に最終工程と
して除去することができる。シリル基又はシリル基群は
このシリル化合物を触媒的量の酸、好ましくはスルホン
酸永和物の存在するメタノール例えばメタノール性1.
0%P−トルエンスルホン酸l酸相水和物中拌すること
により除去される。この反応は、0〜50°Cで約1〜
12時間で完了する。また一方シリル基又はシリル基群
はシリル化合物をテトラヒドロフラン中で無水ピリジン
−フッ化水素で処理することにより除去してもよい。こ
の反応は0〜25°Cで3〜24時間で完了する。
前記反応図式に於て用いられる別の出発物質は、゛°1
″゛型化合物が単結合に還元されたものである。
アベルメクチン出発物質の構造の解析から容易に明らか
なように、この一連の化合物には5個の不飽和部がある
。従って、この一連の化合物に於ては、22.23ジヒ
ドロアベルメクチン類を選択的に製造するために22.
23二重結合だけを還元し且つ残りの4つの不飽和部又
は分子中の他のいかなる官能基にも影響を与えないこと
が必要である。またその水素化に選択的な触媒即ち一連
の不飽和部の中から最も障害の度合の低いものを選択的
に水素化する触媒を選ぶことが必要である。
かかる選択的水素化工程に好適な触媒は式%式%)] (式中R7は低級アルキル、フェニル又は低級アルキル
置換フェニルであり、Yはハロゲンである)で表わされ
るものである。この還元工程は、米国特許筒4,199
,569号に詳細に記載されている。
上記反応図式に用いられる他の出発物質はモノサッカラ
イド化合物の製造を含むものである。これはα−1−オ
レアンドロシル基の1つが除去された化合物である。末
端α−1−オレアンドロースの除去は4′位のヒドロキ
シ基が残り、これは前記反応図式に記載される反応の通
りである。勿論このような場合に製造される生成物は4
“−ケト及び4“−デオキシ4“−アミノ誘導体よりむ
しろ4′−ケト及び4′−デオキシ4′−アミノm4体
である。アベルメクチン化合物のモノサッカライドを製
造するために用いることができる反応は米国特許4,2
06,205号に記載される。この反応は一般に水性有
機溶媒混合液中で出発物質ジサッカライドを酸で処理す
ることからなる。水濃度0、1〜20容量%及び酸濃度
約0.O1〜0.1%はモノサンカライド生成物を優位
に生成する。
モノサッカライドの製造のための別の工程はイソプロパ
ツール中1%鉱酸溶?夜を20〜40°C好ましくは室
温で6〜24時間使用する。鉱酸例えば硫酸、ハロゲン
化水素酸、リン酸等を使用することができる。
本発明の化合物のいくつかは、10.1に重結合が還元
される点で他のアベルメクチン化合物と異なるや 10
.1に重結合を還元する効果は共役ジエン系が分解する
ことである。共役二重結合の排除は分子の紫外線吸収特
性にかなり効果があり紫外線並びに紫外線の有効成分を
有する通常の太陽光線にさらす場合分子の安定性に驚く
べき極めて著しい増加が生じる。紫外線の存在下でのこ
の安定性の増大はこれらの化合物が各化合物の最適作用
性に光線不安定性が有害となる農業用さらに動物の局所
適用に特に適合する。
アベルメクチン出発物質の8.9及び10゜1に重結合
は接触的に還元されるかあるいは化学的に変性される。
接触還元は触媒として白金、パラジウム、ロジウム等の
ような白金属元素を用いて行なわれる。一般に、金属触
媒は、粉末炭素のような基質に分散されるか担持される
。この反応は大気圧あるいはかかる反応に通常用いられ
る加圧装置で10気圧(ゲージ)まで加圧した水素圧で
水素ガスのブランケット下で行なわれる。この反応は、
水素化条件に安定で触媒に悪い影響を与えない溶媒中で
行なわれる。低級アルカノール、例えばメタノール、エ
タノール、イソプロパツール等、酢酸エチル、シクロヘ
キサン等が適している。この反応は一般に室温で行なわ
れるが50°Cのような高い温度でも適し、かかる条件
下でこの反応は1〜24時間で完了する。水素化装置が
このように備えられる場合には、反応の進行は消費され
る水素の容量あるいは圧力降下の量を観察することによ
り行なわれる。生成物は当業者に既知の方法を用いて単
離される。
接触水素化方法は一般にアベルメクチン出発物質が水素
化することができる3個又は4個の二重結合を有するた
めに生成物の混合物を生成する。
これは3.4及び22.23二重結合を含んでいる。1
4.15二重結合は立体的に障害され一般的に水素化を
行なうために上記より激しい反応条件を必要とする。種
々の水素化生成物は分別結晶及びクロマトグラフィーの
ような標準手法を用いて反応生成物の混合物から単離さ
れる。最終生成物中に維持されることが所望される二重
結合は、水素化工程中子活性であるように保護すること
ができる。水素化が完了したとき、二重結合は保護基を
除去することにより再生することができる。
10.1に重結合もまた化学的に反応させることができ
、この工程に於て10及び11位の種々の置換基(各々
R1及びR,)はフラン環及び6〜12位の炭素原子だ
けの部分構造式で示される次の反応図式に従って導入さ
れる。
(式中R2及びR1は前記で定義した通りでありHal
はハロゲンである) 部分構造(1)はハロヒドリン基を製造することができ
る試薬と反応させる(10−ヒドロキシ、11−ハロ官
能基)。種々の試薬及び反応条件は、ハロヒドリン例え
ばN−ハロアセトアミド、N−ハロスクシンイミド、塩
化水素酸のエポキシドへの付加物等を製造することがで
きる。シュウ素が好ましいハロゲンである。N−ハロア
セトアミド及びN−ハロスクシンイミドのような試薬を
使用する場合、反応は不活性溶媒例えばアセトン、エー
テル、テトラヒドロフラン中で行なわれる。この反応は
一般的に一20〜50°Cで行なわれ、30分から24
時間で完了し、一般的に暗所で行なわれる。
ハロヒドリン化合物(2)は還元剤、例えば水素化トリ
アルキルスズで処理されてハロゲンを水素に置き換える
ことができる。11位置換基がハロゲン又は水素である
部分構造(2)及び(3)は、部分構造(3)に示され
る通りR3の定義を構成する。また10位に於ける反応
は当業者に既知の手法を用いてヒドロキシ基を他のR1
基(部分構造(4))に変換することができる。
本発明のエポキシド8.9=化合物は適当に置換された
アベルメクチン化合物を緩和な酸化剤で処理することに
より製造される。酸化剤は8,9結合からエポキシドを
製造することができるが、結合を完全に開裂したり分子
に存在する他の不飽和部や他の官能基に作用するほど強
くないものであるべきである。かかる特性を有する酸化
剤はm−クロロ過安息香酸、バナジルアセチルアセトネ
ートが触媒のアルキルヒドロパーオキシド等によって例
示されることがわかった。
この反応は酸化されない不活性溶媒例えば塩化メチレン
、クロロホルム中で行なわれる。反応が激しくなり過ぎ
ないように温度は中温で行なわれる。一般に室温が適す
るが約0°Cの温度に冷却しても容認される。この反応
は通常室温でかなり短時間、約2時間以下で完了する。
本発明の化合物は当業者に既知の手法を用いて分離され
る。
一般に8.9−エポキシドを製造することが所望される
場合、わずかに過剰量の酸化剤例えば約10〜30%過
剰が用いられる。大量では分子の他の反応性基に影響を
与えるようになる。
本発明の新規な化合物は、ヒト及び動物の衛生上並びに
農業上に於て、駆虫剤、外部寄生虫撲滅剤、殺虫剤及び
ダニ駆虫剤として著しい寄生虫撲滅活性を有する。
一般に寄生虫症と称される病気または病気群は、動物宿
主が嬬虫として知られる寄生虫に感染することによる。
寄生虫症は家畜例えば豚、羊、馬、牛、山羊、犬、猫及
び家禽に於て広範且つ深刻な経済的問題である。嬬虫類
の中で線虫と称される群の嬬虫は広範且つ頻繁に多種の
動物に深刻な感染を引起す。上に挙げた動物に感染する
最も普通の属の線虫は針主属(Haemonchus)
、毛様線虫(Tvichostvongylus)、オ
ステルタギア属(Ostertagia)ネマトジルス
属(New+atodirus)、コオペリア属(Co
operia) @主属(Ascavis) 、ブノス
トムム属(Bunos ts+um)、オエソファゴス
トムム属(Oesophagos tomum)、シャ
ペルティア属(chabertia)、鞭主属(Tri
churis)、ストロンギルス属(Strongyl
us) 、)リコネマ属(Tr ichonema)、
ジクチオカウルス属(Dictyocaulus)、カ
ピラリア属(Capillaria)、ヘテラキス属(
H6j6rakis)、トキソカラ属(Toxocar
a)、アスカリジア属(Ascaridia) 、m主
属(Oxyuris)、鈎主属(Ancylostom
a)、有鉤主属(Llnicinaria)、トキサス
カリス属(Toxascaris)及びパラスカリス属
(Parascar is)である。これらのうちのあ
る種類例えばネマトジルス属、コオペリア属及びオエソ
ファゴストムム属等は主として腸管を攻撃し、別の種類
例えば針主属及びオステルタギア属等はより広く胃内に
見られ、更に別の種類例えばジクチオカウルス属等は肺
に見られる。
更に別の寄生虫は体の他の組織や器官例えば心臓及び血
管、皮下及びリンパ組織等に存在する。寄生虫症として
知られる寄生虫感染は貧血、栄養失調、虚弱、体重減少
、腸管壁もしくは他の組織や器官の著しい損傷等を招き
、治療せずに放置した場合には、感染した宿主の死をも
たらす。本発明の置換アベルメクチン化合物は、これら
の寄生虫に対して予想外に高い活性を持ち、また犬に於
けるジロフィラリア属(Dirof i 1aria)
、げっ歯頚動物に於けるナマトスビロイデス属(Nam
atospiroides)、サイファシア属(Syp
hacia)、アスピクルリス属(Aspiculur
is) 、動物や鳥の節足動物性外部寄生体、例えばダ
ニ類、シラミ類、ノミ類、クロバエ類、羊に於けるキン
バエ(Lucilia sp、)、咬み型昆虫、及び移
動性双翅頚幼虫即ち牛に於ける皮膚バエ(Hypode
rma)、馬に於けるウマバエ(Gastrophil
us)、げっ歯動物に於けるクテレブラ(Cutere
bra sp)等に対して有効である。
本発明は、ヒトに感染する寄生虫に対しても有用である
。人の胃腸管に寄生する最も普通の属としては、鈎主属
、鉤虫層(Neca tar)、畑中属、ストロンギロ
イデス属(Strongyloides)、トリキネラ
属(Trichinella)、カピラリア属、鞭主属
及び焼主属(Enterobius)がある。他の医学
的に重要な寄生虫の属で血液中又は他の胃腸管外組織な
いし器官に於て見られるものとしては、フィラリア性螺
出例えば糸状主属(Wuchereria) 、プルギ
ア属(Brugias) 、糸状虫(Onchocer
ca)及びロア糸状主属(Loa) 、ドラクンクルス
属(Dracunculus)並びに腸内螺出ストロン
ギロイデス属及びトリキネラ属の腸管外時期がある。本
化合物はまた人に寄生する節足動物、咬み型昆虫及び人
を悩ませる他の双翅類害虫に対しても有用である。
本発明の化合物はまた家庭内害虫例えばゴキブリ即ちブ
ラテラ種(Blatella sp、)衣峨即ちチネオ
ラ種(Tineola sp、)、カッオブシムシ(c
arpetbeetle)即ちアッタゲヌス種及び家バ
エ即ちムスカドメスティ力(Musca domest
ica)等にも有効である。
本発明の化合物はまた貯蔵中の穀物の昆虫性性害虫例え
ばトリボリウム種(Tribolium sp、)、ゴ
ミムシダマシ(Tenabrio sp、)及び農業植
物の昆虫性害虫例えばハダニ(ハダニ種、Tetran
ychussp、)アリマキ(アシルチオシホン種、A
cyr th ios 1phon sp、) 、移動
性直翅類例えばイナゴや植物組織中に生息する昆虫の未
成熟期のものに対しても有用である。本発明の化合物は
農業上重要なことである土中の線虫や植物の寄生虫例え
ばメロイドギス種(Meloidogyne spp、
)の制御のための線虫撲滅剤として有用でなる。本化合
物は他の植物害虫例えば南軍螺出(Southern 
army worm)やメキシコマメムシ(Mexic
an bean beetle)の幼虫に対しても有効
である。
これらの化合物は哺乳動物に対して駆虫剤として用いる
場合には単位投薬形例えばカプセル剤大型丸剤もしくは
錠剤として又は液剤飲薬として経口投与することができ
る。飲薬は通常、有効成分を沈殿防止剤例えばベントナ
イト及び湿潤剤あるいは賦形剤などと共に水に熔解、懸
濁又は分散させたものである。一般に飲薬はまたは消泡
剤も含む。飲薬処方は、一般に約o、oot〜0.5重
量%の有効化合物を含む。好ましい飲薬処方は0.00
1〜0.1重量%含有するものである。カプセル剤及び
大型丸剤は有効成分を賦形剤例えばデンプン、タルク、
ステアリン酸マグネシウム又はリン酸ニカルシウムと混
和したものを包含する。
アベルメクチン誘導体を乾燥固体単位投与薬形で投与す
ることが望まれるならば、所望量の有効化合物を含有す
るカプセル剤大型丸剤又は錠剤が通常用いられる。これ
らの投薬形は有効成分を適当な微粉砕された賦形剤、充
填剤、崩壊剤及び/又は結合剤例えばデンプン、乳糖、
タルク、ステアリン酸マグネシウム、植物ゴム等と緊密
且つ一様に混合して製造する。かかる単位投薬処方はそ
の総重量及び抗寄生虫剤の含有率が治療される宿主動物
の型、感染の程度及び型並びに宿主の重量によって種々
異なってよい。
有効化合物を動物の飼料を通じて投与する場合は、それ
を飼料中に十分に分散させるか、トップ・ドレッシッン
グとして用いるか出来上がった食物にペレット剤の形で
加えて用いるか又は別途に与えるかする。この代わりに
本発明の抗寄生虫化合物は非経口的例えば管内、筋肉内
、気管内又は皮下注射により投与することができるが、
この場合は有効成分は液体媒体中に溶解又は分散される
非経口的投与の場合、有効物質は許容される媒体好まし
くは各種植物油例えば落花生油、綿実油等と適当に混合
される。他の非経口的媒体例えばツルケタール、グリセ
リンホルマールを用いた有機製剤及び水性非経口製剤も
用いられる。1種又は複数種の有効アベルメクチン化合
物が投与用非経口処方中に溶解又は懸濁され、かかる製
剤は一部にO,OO5〜5重量%の有効化合物を含む。
本発明の抗寄生虫剤はその主たる用途が寄生虫症の治療
及び予防であるが、他の寄生虫例えば節足動物性寄生虫
即ちマダニ類、シラミ類、ノミ類、ダニ類及他の咬み型
昆虫によって引き起こされる家畜及び家禽の病気の予防
及び治療にも有効である。またそれらはヒトを含む他の
動物に生ずる寄生虫性の病気の治療にも有効である。最
良の結果を得るための最適使用量は、勿論用いられる個
々の化合物、治療される動物の種類及び寄生虫感染又は
外寄生の型と程度による。一般に良好な結果は本発明の
新規化合物を経口投与する場合で動物体重1kg当り約
0.001〜10mgで得られ、かかる総投与量は一度
又は比較的短い期間例えば1〜5日内に分割して与えら
れる。本発明の好適な化合物の場合動物に於けるかかる
寄生虫の優れた制御は一回の投与量が体重1 kg当り
約0.025〜0.5■の投与によって得られる。繰り
返し治療は再感染を治療するために必要なとき行なわれ
、寄生虫の種類及び用いられる農業技術による。これら
の物質を動物に投与する方法は家畜治療界に於ては知ら
れている。
本明細書中に記した化合物が動物の飼料の一成分として
又は飲料水中に溶解もしくは懸濁した状態で投与される
ときには1種又は複数種の有効化合物が不活性媒体又は
希釈剤中によく分散した組成物が与えられる。不活性媒
体とは本抗寄生虫剤と反応せず且つ動物に安全に投与で
きるものを意味する。好ましくは飼料投与の場合の媒体
はその動物の飼料の一部であるか又は一部になり得るも
のが好ましい。
好適な組成物としては、有効成分が比較的多量に含まれ
るプレミックス飼料又は添加物であって動物に直接与え
るか又は飼料に直接添加するかもしくは中間的に希釈又
は混和してから添加するのに適していることが好ましい
。かかる組成物に適する代表的な媒体又は賦形剤として
は例えば蒸留酒製造用乾燥穀物、コーンミール、シトラ
スミール、醗酵残留物、すりつぶしたカキ殻、小麦ショ
ート、稠密の可溶成分、コーンミール、食用ビーンミル
フィード、あらびき大豆、砕いた石灰石等がある。有効
な水素化アベルメクチン化合物は、粉砕(grindi
ng) 、撹拌(stirring)、製粉(mill
ing)又はかきまぜ(tumbling)のような手
段により媒体全体に十分に分散される。約0. OO5
〜2.0重量%の有効化合物を含む組成物は特にプレミ
ックス飼料として好ましい。飼料添加物は、動物に直接
与えられるわけであるので約0.0002〜0.3重量
%の有効化合物を含む。
かかる添加物は動物の飼料に最終的に有効化合物の濃度
が寄生虫病の治療及び予防に望ましい濃度になるように
加えられる。望ましい有効化合物の濃度は前記に挙げた
因子並びに用いられる個々のアベルメクチン誘導体によ
り種々異なるであろうが、所望の抗寄生虫効果を達成す
るために通常飼料中の濃度がO,OOOO1〜0. O
O2%の範囲で与えられる。
本発明のアベルメクチン化合物は、また成育過程又は貯
蔵中に農作物に損傷を与える農業上の害虫の駆除にも有
用である。この化合物は噴霧剤、敗粉剤、乳剤等の既知
の手法により成育過程又は貯蔵中の農作物に施され、か
かる農業上の害虫から保護する。
本発明の化合物を使用する場合個々の置換アベルメクチ
ン成分を製造しそのままの形で使用することができる。
また一方、個々のアベルメクチン化合物を2種以上混合
して用いることもできるし、本発明の化合物をその母体
のアベルメクチン化合物、他のアベルメクチン化合物又
はアベルメクチンとは関係のない他の有効化合物と混合
して用いることもできる。
本発明の生成物は、種々の医薬製剤中に使用することが
できる。これらの生成物は、カプセル、粉末、溶液又は
懸濁液として使用することができる。これらの生成物は
種々の方法で投与することができ、主な方法としては経
口的、局所的又は注射(静脈内又は筋肉内)による非経
的投与があげられる。
経口投与を目的とした錠剤やカプセル剤は投薬単位形と
することができ、常法による賦形剤、例えば結合剤即ち
シロップ、アラビアゴム、ゼラチン、ソルビトール、ト
ラガント、又はポリビニルピロリドン、充填剤即ちラク
トース、糖コーンスターチ、リン酸カルシウムソルビト
ール、又はグリセリン、滑沢剤即ちステアリン酸マグネ
シウム、タルク、ポリエチレングリコール、シリカ、崩
壊剤、即ちジャガイモ澱粉、許容される湿潤剤、即ちラ
ウリル硫酸ナトリウムを含むことができる。
錠剤は当業界周知の方法によって被覆することができる
。経口用液状製剤は水性又は油性懸S液又は溶液の形で
あるが乾燥生成物として存在させ使用前に水又は他の適
当な賦形剤と再構成させることもできる。かかる液状製
剤は慣用の添加物例えば沈殿防止剤、即ちソルビトール
、メチルセルロース、グルコース/砂キ唐シロップ、ゼ
ラチン、ヒドロキシエチルセルロース又はカルボキシメ
チルセルロースを含むことができる。生薬は常法の生薬
基剤、例えばココア乳脂又は他のグリセリドを含む。
好ましい投与方法である注射用組成物はアンプル又は多
回投与用容器に入れた投薬単位形で調製される。この組
成物は油性又は水性賦形剤でQi液剤、液剤又は乳剤の
ような形を使用することができ、処方剤を含むこともで
きる。また一方、有効成分を粉末の形で投与時に適当な
賦形剤例えば滅菌水で再構成させることもできる。
また組成物は鼻やのど又は気管、組織の粘膜からの吸収
に適した形で調製することができ、液体噴霧剤、吸入剤
、口内錠又はのど塗布剤の形を使用するのが便利である
。目や耳の投薬用製剤としては液体又は半固体形で存在
させることができる。
局所適用には疎水性又は親水性基剤で軟膏、クリーム剤
、ローション剤塗布剤、又は散剤として処方させること
ができる。
投与される投薬量は大部分は、治療される患者の症状及
び体重並びに投与方法と頻度により注射による非経口投
与は一般的な感染に好ましい。しかしながら、かかる事
柄は抗生物質業界で周知の治療法の原則に従う医師の基
礎的な裁量に任される。一般に日用量は1日に1回以上
治療するとして患者の体重1 kg当り有効成分約0.
1〜5■である。成熟した動物に好ましい日用量は体重
1kg当りを効成分約0.1〜20mgの範囲にある。
感染の種類及び治療を受ける個人差を別にして正確な投
薬量に影響を与える別の因子は本発明の選択される化合
物の分子量である。
単位投薬量当りの投与に対して液体あるいは固体を問わ
ず組成物は有効物質0.1〜99%を含むことができ好
ましい範囲は約10〜60%である。
この組成物は一般に有効成分約5〜50■を含むが、約
5〜100■の投薬量を使用することが好ましい。非経
口投与の場合、投薬単位は通常純粋な化合物Iの滅菌溶
液又は溶液用を意図した可溶性粉末の形にある。
醗酵ブイヨンからアベルメクチン化合物を単離し、本工
程の出発分質として用いるわけであるが、この際、種々
のアベルメクチン化合物がそれぞれ異なる量で生成して
いることがわかるであろう。
特に“++系の化合物は対応する“b′′系の化合物に
比べて高い割合で生成するであろう。  II系の化合
物と“b”系の化合物との違いはアベルメクチン化合物
全体を通じて一貫しており、25位が各々5ec−ブチ
ル基であるかイソプロピル基であるかということにある
。勿論この違いは本発明のいかなる反応をも妨害するも
のではない。特に“b”成分を関連する“a′酸成分ら
分離する必要はない。これらの密接に関連する化合物の
分離が行なわれることは稀であり、というのは°b”化
合物は少量存在するだけであり、またその構造の違いに
よる反応プロセス及び生物活性への影響が無視できるか
らである。
特に本発明の化合物の出発物質は、多くの場合アベルメ
クチンBla又はAlaが約80%、アベルメクチンB
la又はAlaが約20%の割合で生成することがわか
った。このように本発明の好ましい組成物は80%以上
の°“a ”成分と20%以下の” b ”成分とを含
むものである。
本発明がより十分に理解されるように以下の実施例を挙
げる。それらは本発明を限定すると解釈されるものでは
ない。
以下の実施例に於て製造される置換アベルメクチン誘導
体は、一般には結晶質固体としてではなく非晶質固体と
して分離される。従ってそれらは質量分析、核磁気共鳴
等の手段によって分析的に確認される。非晶質であるた
め、これらの化合物ははっきりした融点によって確認さ
れることはないが、用いられるクロマトグラフィー的及
び分析的手法はこれらの化合物が純粋であることを示す
以下の実施例に於て用いられる種々の出発物質はアベル
メクチン化合物、アベルメクチン化合物の誘導体である
。アベルメクチン化合物及びその製造と醗酵ブイヨンか
らの分離については、1982年1月12日に登録され
た米国特許第4,310,519号に記載されている。
4#−及び4′−ケト出発物質については米国特許第4
,427,663号に記載されており、8,9−エポキ
シド化合物については米国特許第4,530.921号
に記載されている。アベルメクチン化合物の選択的22
゜23−ジヒドロ誘導体については1980年4月22
日に登録された米国特許第4,199,569号に記載
されている。アベルメクチン化合物のモノサッカライド
誘導体については、1980年1月3日に登録された米
国特許第4.206,205号に記載されている。
夫巖炎上 5−0−1−ブチル−ジメチルシリル−22゜23−ジ
ヒドロアベルメクチンBla  Bib30m1の乾燥
ジメチルポルムアミド中の3gの22.23−ジヒドロ
アベルメクチンBla/Bibを1.4gのイミダゾー
ルと混合し、完全に溶解するまで室温で撹拌した。1.
56gの塩化し一ブチルージメチルシリルを加え、この
反応混合液を室温で70分間撹拌した。この反応混合液
を150m1のエーテルで希釈し、水を加え、層を分離
した。水層をエーテルで2回以上抽出し、合わせたエー
テル層を水で4回、塩化ナトリウム飽和溶液で1回洗浄
した。このエーテル層を硫酸マグネシウムで乾燥し、真
空中で濃縮乾固して4.2gの白色発泡体を生成した。
この発泡体を135gの70〜230メツシユシリカゲ
ルでクロマトグラフィー処理し塩化メチレン中の5%テ
トラヒドロフランで溶離した。1.15 gの4“5−
ジー0−1−ブチル−ジメチルシリル−22,23−ジ
ヒドロアベルメクチンBla /Bib及び2.6gの
5−〇−も一ブチルジメチルシリルー22.23−ジヒ
ドロアベルメクチンBla /Bibを純粋な無定形発
泡体として回収した。
裏施勇主 5−0−t−ブチル−ジメチルシリル−4#−オキソ−
22,23−ジヒドロアベルメクチンBla/Bib 乾燥窒素でパージした乾燥フラスコに97μiの塩化オ
キサリルと1.5 m lの塩化メチレンを入れた。こ
の反応混合液を一60゛Cに冷却し160μ2のジメチ
ルスルホキシドを含む1mj2の塩化メチレン溶液を3
時間にわたって加え、この反応混合液を一60°Cで2
分間撹拌した。500■の5−0−t−ブチル−ジメチ
ルシリル22,23−ジヒドロアベルメクチンBla/
Blbを含む3mI2の塩化メチレンを5分間にわたっ
て滴下し、この反応混合液を室温で30分間撹拌した。
続いて0.71mfのトリエチルアミンを滴下し、この
反応混合液を一60’Cで5分間撹拌した。冷却浴を取
り除き反応混合液を45分間にわたって室温に戻してお
いた。50m2の水を加え、この反応混合液を40ml
のエーテルで3回抽出した。エーテル抽出液を合わせ2
0mfの水で4回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、
真空中で濃縮乾固して520■の黄色ガラス状物質を生
成した。この黄色ガラス状物質を塩化メチレンに溶解し
、3枚の厚さ2. OmmO分取用シリカゲル層クロマ
トグラフィプレート上に置いた。このプレートを塩化メ
チレン中の10%酢酸エチルで展開し、470■の黄色
発泡体を生成し、これは300MHzを核磁気共鳴スペ
クトルにより5−0−L−ブチル−ジメチルシリル−4
“−オキソ−22,23−ジヒドロアベルメクチンB 
1 a / B 1 bであることが示された。
実施例3 5 0  tert−ブチルジフェニルシリル−10゜
11.22.23−テトラヒドロアベルメクチンBla
 /Bib 10m1の無水エタノール中の1.1gの5−O−te
rt−ブチルジフェニルシリルアベルメクチンB 1 
a / B 1 bの溶液と0.2gの5%パラジウム
/炭素をパルヒドロジェネーターに於て90ポンド圧の
水素で振盪し圧力の降下を示すまで1モル当量を消費し
た。水素化を停止し、少量の試料を分析用に回収した。
メタノール−水液相を用いた逆相C+ aカラムによる
高性能液体クロマトグラフィー分析は主成分が5 0−
tert−ブチルジフェニルシリル−22,23−ジヒ
ドロアベルメクチン−Bla /Bibであることを示
した。パルヒドロジェネーターを0.2gの別の5%P
a/Cで充填し、系を水素で84ポンドに再加圧した。
圧力降下により1モル当量の水素が消費された後、濾過
によって触媒を除去した。濾液を蒸発させて標記化合物
が主成分である混合物を生成した。メタノール水液相を
用いる分取用逆相CtaカラムによりHPLC精製して
5−0−tert−ブチルジフェニルシリル−10,1
1,22,23−テトラヒドロアベルメクチンBla 
/Bibを無定形固形物質として生成し、’HNMR及
び質量分析により同定した。
尖施桝↓ 10.11,22.23−テトラヒドロアベルメクチン
Bla /Blb 1mlのテトラヒドロフラン中の25mgの5−〇−t
ert−ブチルジフェニルシリルアベルメクチンBla
 /Bibの?8液を14mfのTHF、4mj2のピ
リジン及び2mj2の市販のフン化水素−ビリジン溶液
(〜70%HF及び〜30%ピリジンがらなり、アルド
リッヒケミカルカンパニー製)から窒素上室温で20時
間製造した3mlのTHF溶液中の無水フッ化水素−ピ
リジンを用いて脱シリル化した。この反応液に水を加え
、重炭酸ナトリウl、溶液で中和しエーテルで抽出した
。エーテル抽出液を合わせ、蒸発させて残留物を生成し
、これを2枚の500μ分取用シリカゲルプレートに装
填した。ヘキサン−酢酸エチル溶媒で溶離して10,1
1,22.23−テトラヒドロアベルメクチンBla 
/Blbを無定形固形物質として生成し、’HNMR及
び質量分析(分子イオン876)により同定された。
尖履桝1 10.11,22.23−テトラヒドロアベルメクチン
Bla /Bib及び3,4,10,11,22゜23
−ヘキサヒドロアベルメクチンBla  Bib100
mj!の無水エタノール中の10.0 gの22.23
−ジヒドロアベルメクチンB、(約90%の22.23
−ジヒドロアベルメクチンBlaと9%の低い同族体B
ibを含む)の溶液を2.5 g 5%パラジウム/木
炭触媒の存在下89ポンド圧の水素雰囲気上室温で1時
間振盪させた時水素圧の降下により1モル当量が消費さ
れたことを示した。
水素化を停止し、濾過によって触媒を除去し、濾液を濃
縮して9.9gの白色発泡体を得た。CllffCNM
eC11ffCN液相を用いた逆相Cll1カラムによ
る高性能液体クロマトグラフィは粗反応生成物の組成が
23%22.23−ジヒドロアベルメクチンBla /
Blb 、 46%10,11.22.23−テトラヒ
ドロアベルメクチンBla /Bib及び数種の別の未
確認化合物であることを示した。更に8.7gの粗生成
物を溶媒としてヘキサン−アセトン系を用いるシリカゲ
ルカラムで精製して3.8gの所望の10.11,22
.23テトラヒトロアへルメクチンB1を多量に含む生
成物を得た。500■のアリコートでMeO)1−Hz
O液相を用いる分取用逆相高性能液体クロマトグラフィ
ーにより最後の精製を行ない、ベンゼン溶液で凍結乾燥
した後、280■の10.11,22.23−テトラヒ
ドロアベルメクチンBlaを白色無定形固形物質として
得た。これを’HNMR及び質量分析により同定し質量
に対して分子イオン876を有し、U■スペクトルは2
45nmに吸収がなかった。更に上述した通り分別して
10,11,22.23−テトラヒドロアベルメクチン
Blb 、3. 4. 10゜11.22.23−へキ
サヒドロアベルメクチンBla及びBlbを生成した。
10,11.2223−テトラヒドロアベルメクチンB
Laに対する質量スペクトルは876(M+)及び58
8(テトラヒドロアグリコン)で主ピークを示した。化
合物の核磁気共鳴スペクトル(400Ml(z内部基準
としてTMSを用いCDCff中)は次の主ピークを示
した。
4.3ppm(L、11(、J=6Hz) C5−t(
;4.55ppm (tq、2tLJ=21711z)
 8a−11z;4.73ppm(d、ill、J=3
Hz)1’ −H; 5.01ppm(brd、III
、 J−10)(z) C+s−H; 5.14ppm
(S、1tl) 7−Oft;5.32ppm(dd、
IH) C9−)1; 5.34ppm(S、1)1)
 C3−II ;5.4ppm(m、IH) C+q−
tl; 5.4ppm (d、lH,J=31(z)1
“H。
実施例6 10.11−ジヒドロアベルメクチンl112a /B
2b及び3,4,10.11テトラヒドロアベルメクチ
ンB2a   B2b 25mQの無水エタノール中の870■アベルメクチン
B2a /B2bの溶液及び100mgの5%Pa/C
を1大気圧の水素上室温で撹拌した。1.5モル当量の
水素を消費した後、濾過によって触媒を除去した。逆相
CI IIカラム及びメタノール−水液体系を用いるH
PLC分析は混合物の組成が18%アベルメクチンB2
a /B2b 、45%10.11ジヒドロアベルメク
チンB2a /B2b 、 27%34−ジヒドロアベ
ルメクチンB2a /B2b及び9%3.4,10.1
1−テトラヒドロアベルメクチン B2a /B2bで
あることを示した。逆相C18カラム及びメタノール−
水系を用いる分取用HPLCを行ない、分離し、標記化
合物の各々は’ HNMR及び質量分析により同定され
た。
夫胤桝工 5−0−tert−ブチルジメチルシリルアベルメクチ
ンBla   Blb 実施例1の操作に従いアベルメクチンBla/lb、2
7.6g(31,7ミリモル)をイミダゾール、15.
3g(225ミリモル)及び塩化も一ブチルジメチルシ
リル、12.8g(84,9ミリモル)と130rr+
jl!の乾燥ジメチルホルムアミドと反応させて38g
の固形物質を得、塩化メチレン−酢酸エチル(92,5
ニア、5〜85:15)を用いるシリカゲルカラムによ
りクロマトグラフィ処理した。
5−0−tert−ブチルジメチルアベルメクチンBl
a/B2b 、24.7 gを得、これは核磁気共鳴、
質量分析[987(M十H) ” )及び高速液体クロ
マトグラフィー分析により同定した。
実施例8 5−0−tert−ブチルジメチルシリル−4#−オキ
ソアベルメクチンBla  Bib 実施例2の操作に従い5 0−tert−ブチルジメチ
ルシリルアベルメクチンBla /Bib 、20.0
g(20,3ミリモル)を塩化オキサリル、4.0 m
 1(46ミリモル)、ジメチルスルホキシド、6.3
mj2(89ミリモル)及びトリエチルアミン、27.
8mf(200ミリモル)と220mj!の乾燥塩化メ
チレン中で反応させて5 0−tert−プルジメチル
シリル−4“−オキソアベルメクチンBla /Bib
 、17.2 gを得、これをり1コマトゲラフイー精
製せずに使用した。この生成物は核磁気共鳴、質量分析
(985(M+)i) ” )及び高速液体クロマトグ
ラフィー分析により同定された。
力l州1 4″−オキソアベルメクチンBla /Bib5−0−
tert−ブチルジメチルシリル−4″オキソアベルメ
クチンBla /Bib 、5.50 g(5,40ミ
リモル)及びメタノール性1.0%pトルエンスルホン
酸1酸相水和物20mff1(6,2ミリモル)の冷却
(0〜5°C)溶液を50分間撹拌した後水性重炭酸ナ
トリウムに注ぎ入れた。生成物を塩化メチレンで抽出し
た。この塩化メチレン溶液を合わせ、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し減圧下で蒸発させて4.4gの4“−オキソ
アベルメクチンBla /Bibを得、これは核磁気共
鳴、質量分析[871(M+H)”及び高速液体クロマ
トグラフィー分析により同定された。
夫践桝土1 2−(4−ニトロフェノキシカルボニルアミノ)25m
fの乾燥酢酸エチル中の4−ニトロフェニルクロロホー
メート、5.04g(25ミリモル)の溶液を乾燥酢酸
エチル25mj2及び乾燥ピリジン50mf中の3−ア
ミノチアゾール5.01g(50ミリモル)の水冷撹拌
溶液に滴下した。反応混合液が粘稠になったとき水浴を
取り除いた。
撹拌を22°Cで3時間続けた。酢酸エチルを加えた。
不溶分を濾過し、酢酸エチル、水、アセトンですすぎ、
乾燥し、アセト・ンから再結晶させて3、55 gの2
−(4−ニトロフェノキシカルボニル)アミノチアゾー
ル、m、p、211〜212°C分解を得、これは核磁
気共鳴、質量分析、赤外スペクトル及び元素分析により
同定された。
実施例11 1−(4−ニトロフェノキシカルボニル)−4−メチル
ピペラジン 25mfの乾燥酢酸エチル中の4−ニトロクロロホーメ
ート、5.04g(25ミリモル)の?合液を50mf
の乾燥酢酸エチル中のN−メチルピペラジン、5.55
mff1(50ミリモル)及びN、 Nジイソプロピル
エチルエミン、5.23 m 1(30ミリモル)の水
浴冷却撹拌溶液に滴下した。
水浴を取り除き、撹拌を22°Cで3時間続けた。
濃厚な反応混合液を酢酸エチルで希釈し、水性重炭酸ナ
トリウム及び飽和水性塩化ナトリウムで抽出し、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。固形残留物を
塩化メチレン−ヘキサンから再結晶させて3.67 g
の1−(4−ニトロフェノキシカルボニル)−4−メチ
ルビペラビン、m。
p、134〜13°Cを得、これは核磁気共鳴、質量分
析、赤外スペクトル及び元素分析により同定された。
プ」1州12 く 40rnlのメタノール中の2−(4−ニトロフェノキ
シカルボニル)アミノチアゾール、3.5g(13ミリ
モル)と85%ヒドラジン永和物4.0mf(69ミリ
モル)の溶液を窒素下22°Cで10日間攪拌した。混
合液を氷で冷却した。不溶分を濾過し、冷メタノールで
洗浄し、乾燥し、エタノールから再結晶させて780■
の4−(チアゾール−2−イル)セミカルバジド、m、
p、 166〜167を得、これは核磁気共鳴、質量分
析、赤外スペクトル及び元素分析により同定された。
大施炭上主 4−(ベンゾチアゾール−2−イル)セミカルバジド 25rnlの乾燥クロロホルム中の4−二トロフェニル
ク口ロホーメート5.04g(25ミリモル)の溶液を
5Qmlの乾燥ピリジン中の2−アミノベンゾチアヅー
ル、3.75g(25ミリモル)の水冷却攪拌溶液に滴
下した。この混合液を0°Cで45分以上攪拌した。こ
の攪拌混合液に無水ヒドラジン、1.6rnl(250
ミリモル)を速やかに加え、水浴を取り除いた。攪拌を
22℃で3時間続けた。不溶分を濾過し、冷メタノール
ですすぎ水性希塩酸に溶解した。不溶分を濾別し、水溶
液を酢酸エチルで抽出した。この水溶液を水性水酸化ナ
トリウムを加えて塩基性pH9,5にした。不溶性生成
物を濾過し、水洗し、乾燥し、エタノールから再結晶さ
せて225°Cで融解する1、 35 gの4=(ヘン
ジチアゾール−2−イル)セミカルバジドを得た。生成
物は核磁気共鳴、質量分析、赤外スペクトル及び元素分
析により同定された。
実施例14− 4−メチルピペラジン−1−カルボン酸ヒドラジドニ塩
酸塩 40m1のメタノール中の1−(4−ニトロフェノキシ
カルボニル)−4−メチルピペラジン、3.5g(13
ミリモル)及び85%ヒドラジン水和物、4.0+nj
!(69ミリモル)の溶液を窒素下22℃で3日間攪拌
した。この反応溶液を減圧下で蒸発させた。固形残留物
を希塩酸に溶解し、酢酸エチルで抽出した。水溶液を水
性水酸化ナトリウムで塩基性pH9,5にし、減圧下で
蒸発させると固形物質が残った。残留物を塩化メチレン
で粉砕し、蒸発させた。塩化メチレン抽出物を50mj
!のメタノールに溶解し、氷で冷却した。2.1 ml
の濃塩酸を攪拌しながら加えた後200 mfのエチル
エーテルを加えた。分離した生成物を集め2.24 g
の4−メチルピペラジン−1−カルボン酸ヒドラジドニ
塩酸塩m、p、 191〜192℃を得、これは核磁気
共鳴、質量分析及び元素分析により同定された。
ス1 4−(IH−ベンズイミダゾール−2−イル)セミカル
バジド 40m1の乾燥ピリジン中のメチルIH−ヘンズイミダ
ヅール−2−イルカルバメート1.Og及び無水ヒドラ
ジン4.0 mlの溶液を窒素下22°Cで24時間、
60℃で18時間攪拌した。この溶液を減圧下で蒸発乾
固し、残留物をイソプロパツールから結晶させて310
mgの4−(LH−ベンズイミダゾール−2−イル)セ
ミカルバジドm、p。
320〜322℃を得、これは核磁気共鳴及び質量分析
により同定された。
大籐災上皇 4“−オキソアヘルメクチンBla/Bib 4  (
IHヘンズイミダゾール−2−イル)セミカルバゾン、
 性体A びB 2m1の乾燥メタノール及び3.0艷の乾燥ピリジン中
の4“−オキソアへルメクチンBla/Blb 。
300■(345μモル)、4−(LH−ヘンズイミダ
ヅールー2−イル)セミカルバジド、99■(518μ
モル)及び氷酢酸30μA(5i8μモル)の溶液を室
温23°Cで42時間攪拌した。
反応混合液をイソプロパツールで希釈し、減圧下で蒸発
させた。残留物を塩化メチレンに溶解した。
この溶液を水性重炭酸ナトリウムで抽出し、硫酸す[リ
ウムで乾燥し、減圧下で蒸発させると580■の固形物
質が残った。この固形物質を塩化メチレン−酢酸エチル
−イソプロパツール(80:zo:o、s〜3)を用い
るシリカゲルによりクロマトグラフィー処理して131
mgの4#−オキソアへルメクチンBla/Bib 4
−(I H−ベンズイミダゾール−2−イル)セミカル
バゾンの異性体Aと73nwの異性体Bを得、これらは
核磁気共鳴、質量分析(1044(M+H)” )及び
高速液体クロマトグラフィー分析により同定された。
表 ■ (続き 異性体1 (M+l+)“ 分−+J?”− A、B、C A、B、C A+B A、B、C A十B B、C A、B、C 八、B、C 去」1(LL 4“−オキソアベルメクチンBla/Blbアセトヒド
ラゾン 1.2−のメタノール中の4#−オキソアベルメクチン
Bla/Blb 200■、アセトヒドラジド34■、
氷酢酸24μE及びピリジン100μlの溶液を室温2
3℃で19時間攪拌した後、減圧下で蒸発させた。残留
物を塩化メチレンに溶解し、水性重炭酸ナトリウムで抽
出し、硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下で蒸発させた。残
留物を塩化メチレン中1.0〜3.0%メタノールを用
いるシリカゲルカラムによりクロマトグラフィー処理し
て101■の4#−オキソアベルメクチンBla/Bl
bアセチドラシンを得、これは核磁気共鳴、質量分析(
927(M+H)ゝ〕及び高速液体クロマトグラフィー
分析により同定された。
実力;(+1118 4″−及び4“−エピ−(セミカルバジド−1イル)−
4″−デオキシ−5−〇−tert−ブチルジメチルシ
リルアベルメクチンBla/Bib5、4 mlのメタ
ノール中の5−O−tert−ブチルジメチルシリル−
4“−オキソアベルメクチンBla/Bib 、 79
7 rz (0,80ミリモル)、セミカルバジド塩酸
塩、892■(8,0ミリモル)及びジイソプロピルエ
チルアミン、230μA(4,0ミリモル)の溶液を室
温23“Cで2時間攪拌した。
1、0 mj!のメタノール中ナトリウムシアノボロヒ
ドリド、107mg(1,7ミリモル)の溶液を30分
にわたって滴下した。この混合液を4時間以上攪拌した
後水性重炭酸ナトリウム及び塩化メチレンで希釈した。
水層を分離し、塩化メチレンで抽出した。この塩化メチ
レン溶液を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で
蒸発させた。残留物を塩化メチレン中 0.5〜2.0
%メタノールを用いるシリカゲルカラムによりクロマト
グラフィー処理して4#−及び4“−エピ−(セミカル
バジドニーイル)−4“−デオキシ−5−0−tert
−ブチルジメチルシリルアベルメクチンBla/Bib
の混合液259■を得、これは核磁気共鳴、質量分析(
1044(M+H)” )及び高速液体クロマトグラフ
ィー分析により同定された。
実施例19 4“−(セミカルバジド−1−イル)−4“−デオキシ
アベルメクチンBla/Blb及び4“−エピ−(セミ
カルバジド−1−イル)−4“−デオキシアベルメクチ
ンBla/Blb 13、4 mfのメタノール中の5−O−tert−ブ
チルジメチルシリル−4“−オキソアベルメクチンBl
a/Bib 4“−及び4“−エビ−セミカルバジド、
250■(239μモル)及びメタノール性1.0%p
−1−ルエンスルホン酸1水和物、9.l ml(47
9μモル)の溶液を一12℃で20時間攪拌した。水性
重炭酸ナトリウムを加え混合液を塩化メチレンで抽出し
た。この塩化メチレン溶液を合わせ水性重炭酸ナトリウ
ムで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下で蒸発させ
た。残留物を塩化メチレン−エタノール(99:1)を
用いるシリカゲルカラムによりクロマトグラフィー処理
して21■の4#−(セミカルバジド−1−イル)−4
“−デオキシアベルメクチンBla/Blb及び108
■の4“−エピ−(セミカルバジド−1−イル)−4“
−デオキシアベルメクチン旧a/Blbを得、これらは
核磁気共鳴、質量分析〔930(M+H)”)及び高速
液体クロマトグラフィー分析により同定された。
大隻拠主立 4“−エピ−(4−メチルセミカルバジド−1イル)−
4“−デオキシアベルメクチン旧a/Bib4“−オキ
ソアベルメクチンBla/Bib 600■を4−メチ
ルセミカルバジド及びナトリウムシアノホロヒドリドと
反応させ、生成物を実施例18で記載した通り精製して
195呵の4“−エピ−(4−メチルセミカルバジド−
1−イル)4#−デオキシアベルメクチンBla/Bl
bを得、これは核磁気共鳴、質量分析(944(M+H
)” )及び高速液体クロマトグラフィー分析により同
定された。
実施例21 4“−(2−p−トルイル酸ヒドラジド−1−イル〕−
4#−デオキシアベルメクチンBla/Blb実施例1
8で記載した通り4″−オキソアベルメクチンBla/
Blb  (600m1r)をp−hルイル酸ヒドラジ
ド及びナトリウムシアノホロヒドリドと反応させた。最
初のクロマトグラフィー処理後生成物をヘキサン−酢酸
エチル−イソプロパツール(50:50:2)を用いる
シリカゲルカラムで再クロマトグラフィー処理して10
5mgの4“−(2−(p−トルイル酸)ヒドラジド−
1イル〕−4#−デオキシアベルメクチンBla/Bi
bを得、これは核磁気共鳴、質量分析(1005(M+
H)”)及び高速液体クロマトグラフィー分析により同
定された。
実施例22 4”−(2−()ルエンスルホニル)ヒドラジド−1−
イル〕−4“−デオキシアベルメクチン実施例18で記
載した通り4″−オキソアベルメクチンBla/Blb
  (600mg)をp−1ルエンスルホニルヒドラジ
ド及びナトリウムシアノボロヒドリジドと反応させた。
最初のクロマトグラフィー処理後、生成物をエチルエー
テル−石油エーテル(50:50)を用いるシリカゲル
カラムにより再クロマトグラフィー処理して126■の
4“ (2−(1−ルエンスルホニル)ヒドラジド−1
−イル−4″−デオキシアベルメクチンBla/Blb
を得、これは核磁気共鳴、質量分析(1041(M+)
1)”)及び高速液体クロマトグラフィー分析により同
定された。
実施例23 4“−エピ−(2,2−ジメチルヒドラジン−1−イル
) −4″−デオキシー5−0−tert−ブチルジメ
チルシリルアベルメクチンBla/Bib5−0−te
rt−ブチルジメチルシリル−4″オキソアへルメクチ
ンBla/Bib 787■を1゜1−ジメチルヒドラ
ジン及びナトリウムシアノボロヒドリジドと反応させ生
成物を実施例18で記載した通り精製して319mgの
4″−エピ=(2゜2−ジメチルヒドラジン−1−イル
)−4“−デオキシ−50−tert−ブチルジメチル
シリルアへルメクチンBla/Blbを得、これは核磁
気共鳴、質量分析(1029CM+H)’ )及び高速
液体クロマトグラフィー分析により同定された。
実施例24 4“−エピ−(2,2−ジメチルヒドラジン−1イル)
−4“−デオキシアベルメクチン旧a/Blb4“−エ
ピ−(2,2−ジメチルヒドラジン−1−イル)−4#
−デオキシ−5−0−tert−ブチルジメチルシリル
アベルメクチンBla/Blb319■及ヒ1.0%p
−)ルエンスルホン酸1水和物を反応させ、生成物を実
施例19で記載した通り128mgの4#−エピ−(2
,2−ジメチルヒドラジン−1−イル)−4“−デオキ
シアベルメクチンBla/Blbを得、これは核磁気共
鳴、質量分析(915(M+H)” )及び高速液体ク
ロマトグラフィー分析により同定された。
実施例25 4“−エピ−(モルフォリン−4−イル)アミノ4“−
デオキシ−50−tert−ブチルジメチルシリルアへ
ルメクチンBla/Blb5−0−tert−ブチルジ
メチルシリル−4“オキソアベルメクチンBla/Bl
b 787■を4アミノモルフォリン及びナトリウムシ
アノボロヒドリジドと反応させ、生成物を実施例18で
記載した通り精製して138mgの4″−エピ−(モル
フォリン−4−イル)アミノ−4“−デオキシ5−O−
tert−ブチルジメチルシリルアへルメクチンBla
/Blbを得、これは核磁気共鳴、質量分析(1071
(M’+H)” )及び高速液体クロマトグラフィー分
析により同定された。
実施例26 4“−エピ−(モルフォリン−4−イル)アミノ4#−
デオキシアベルメクチンBla/Blb4“−エピ−(
モルフォリン−4−イル)アミノ−4“−デオキシ−5
−0−Lert−ブチルジメチルシリルアベルメクチン
Bla/Bib 188 mg及び1.0%p−)ルエ
ンスルホン酸1水和物を反応させ、生成物を実施例19
で記載した通り145■の4“−エピ−(モルフォリン
−4−イル)アミノ−4“−デオキシアベルメクチンB
la/Bibを得、これは核磁気共鳴、質量分析(95
7(M+H)”)及び高速液体クロマトグラフィー分析
により同定された。
実施例27 22.23−ジヒドロ−4“−オキソ−5−〇−ter
 t−ブチルジメチルシリルアベルメクチンBla/B
lb −60℃で撹拌した2、5−のCH2G 7!Z中の9
7μlの塩化オキサルの溶液に1.0−〇C)I2CN
 、中の160μβのジメチルスルホキシドの溶液を注
射器で3分にわたって滴下した。次いで3.0−のC1
1z(F!z中の500■の22.23−ジヒドロ5−
O−tert−ブチルジメチルシリルアベルメクチンB
la/Bibの溶液を5分間注射器で滴下した。
反応混合液を一60℃で30分間攪拌し、続いて0、7
1 dのトリエチルアミンを滴下した。−60℃で更に
5分間攪拌した後冷却浴を取り除き、反応混合液を室温
に戻しておいた。水を加えエーテルで抽出し、水洗し、
乾燥し、真空中で濃縮して520■の黄色発泡体を得、
CHzC1z−EtOAc−9:1溶媒混合液を用いる
分取層シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して4
70mgの純粋な22゜23−ジヒドロ−4“−オキソ
−5−0−tertブチルジメチルシリルアベルメクチ
ンBla/Bibを得、これは質量分析及び300m1
lz ’H−NMRスペクトルにより同定された。
実施例28 22.23−ジヒドロ−4#−オキソ−5−〇−ter
t−ブチルジメチルシリルアベルメクチンBla/Bi
bセミ力ルハヅン 2223−ジヒドロ−4#−オキソ−5−Otert−
ブチルジメチルシリルアベルメクチンBla/Bib 
 (50nv) 、セミカルバジド塩酸塩(14,3m
g)及び酢酸ナトリウム(15mg)を含む3.0−の
MeOllの溶液を室温で2時間攪拌した。
次いで4 mlの水を加え、エーテルで抽出し、水洗し
、乾燥し真空中で濃縮して58■の粗生成物を得た。C
l1zCji! z  Meoll  95 : 5溶
液混合液を用いる分取用シリカゲル層クロマトグラフィ
ーで精製して37nwの純粋な22.23のジヒドロ4
“−オキソ−5−0−tert−ブチルジメチルシリル
−アベルメクチンBla/Bibセミカルバゾンを得、
これは質量分析及び’It−NMRスペクトルにより同
定された。
実施例29 22.23−ジヒドロ−4“−オキソ−アベルメクチン
Bla/Blbセミカルバゾン 1%のp−+−ルエンスルホン酸1水和物を含む3.5
−のMeOll中の35nwの22.23−ジヒドロ4
“−オキソ−5−0−tert−ブチルジメチルシリル
−アベルメクチンBLa/Blbセミカルバゾンの溶液
を室温で60分間保持した。NaHCO:l水溶液を加
えエーテルで抽出し、水洗し、乾燥し、真空中で濃縮し
て23■の粗生成物を得た。c+bcβ2−MeOH−
94: 6溶媒混合液を用いる分取用シリカゲル層クロ
マトグラフィーで精製して5.2■の純粋な22.23
−ジヒドロ−4“−オキソ−アベルメクチンBla/B
lbセミカルバゾンを生成し、これは質量分析及び’I
I−NMRスペクトルにより同定された。
実施例30 5−0−1−ブチルジフェニルシリルアベルメクチンB
la/Blb 50−のN、N−ジメチルホルムアミド中の7、25 
gのアベルメクチンBla/Bibの溶液を3mlの塩
化t−ブチルジフェニルシリル、1.5gのイミダゾー
ル及び200mgのN、N−ジメチルアミノピリジンと
室温で48時間撹拌した。水を加えて反応を停止させジ
クロロメタンで抽出して生成物を油状物質として生成し
た。1.4 : 3 (v:v)の酢酸エチル:へキサ
ンを用いるシリカゲルにより高性能液体クロマトグラフ
ィー(HPLC)処理して7.7gの精製5−0−t−
ブチルジフェニルシリルアベルメクチンBla/Blb
を発泡体として生成し、これは’+1−NMRスペクト
ルにより同定された。
ス1」(Ll 5−0−tert−ブチルジメチルシリル−10,11
ジヒドロ−10−ヒドロキシアベルメクチンBla/B
lb 10−のアセトン及び1.0−の水中の500mgの5
−0−tert−ブチルジメチルシリルアベルメクチン
Bla/Blbの溶液に110■のN−ブロモアセトア
ミドを一度に加えた。この混合液を20℃で1時間暗所
で攪拌し、水を加え、エーテル又はジクロロメタンで抽
出した。溶媒を真空中で除去し、残留固形物を1=1の
ヘキサン:酢酸エチル溶媒系を用いる分取用厚層シリカ
ゲルクロマトグラフィーで精製して180mgの5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−11−ブロモ−1
0,liジヒドロ−10−ヒドロキシアベルメクチンB
la/Bibを生成した。この中間体生成物を5 md
iのトルエンに溶解し、0.4艷の水素化トリーローブ
チルスズを加えた。この混合液を窒素雰囲気下100℃
で2時間加熱した。ジクロロメタンに続いて11:1の
ヘキサン:酢酸エチルを用いるシリカゲルによりカラム
クロマトグラフィー処理してまずスズ化合物から生成物
を分離した。メタノール−水液用を用いるC−18逆相
カラムによるIf P L Cにより生成物の最終精製
を行ない60■の5−〇−tert−ブチルジメチルシ
リル−10,11−ジヒドロ−10−ヒドロキシアベル
メクチンBla/Blbを生成し、これはNMR及び質
量分析により同定された。
実施例32 5−0−tert−ブチルジメチルシリル−1o、 1
1ジヒドロ−10−ヒドロキシ−4“−〇−トリメチル
シリルアベルメクチンBla/Blb2.0gの5−O
−tert−ブチルジメチルシリル10.11−ジヒド
ロ−10−ヒドロキシアベルメクチンBla/Bibに
2omlの新しく蒸留したジクロロメタン、4−の(4
A篩乾燥した)NN−ジメチルホルムアミド及び1.Q
 dの新しく蒸留したトリエチルアミンを加えた。0℃
に冷却した後、この混合液に0.410mNのクロロト
リメチルシランを加えた。この反応混合物を20℃で2
時間攪拌した。次いでこの反応混合液を300艷の水と
601n1の重炭酸ナトリウム飽和溶液で急冷した。ジ
クロロメタンで抽出し、溶媒を蒸発させて生成物を固形
物質として生成した。3:1のヘキサン: EtOAc
を用いるシリカゲルによるクロマトグラフィーで精製し
て1.33 gの5−O−tert−ブチルジメチルシ
リル−10,11−ジヒドロ−10−ヒドロキシ−4″
−〇−トリメチルシリルアベルメクチンBla/Bib
を生成し、これはNMR及び質量分析により同定された
大施桝主主 5−O−tert−ブチルジメチルシリル−10,11
−ジヒドロ−10−フルオロアベルメクチンBla/1
b 20−の新しく蒸留したジクロロメタン中の1、68 
gの5−O−tert−ブチルジメチルシリル−10,
11−ジヒドロ−10−ヒドロキシ−4“−o−トリメ
チルシリルアベルメクチンBla/Blbの溶液を窒素
下で一78℃に冷却した。この混合液に0.23 rn
lの三フッ化ジエチルアミノイオウを滴下した。−78
℃で1時間後反応液を5−の7%炭酸ナトリウム水溶液
で急冷した。この水溶液からジクロロメタンで抽出して
1.73 gの粗生成物を生成した。この混合生成物を
20−のTHF:水(9: 1)に溶解し、125■の
pトルエンスルホン酸1水和物を一度で加えた。
20℃で正確に15分後、5−の重炭酸ナトリウム水溶
液を加えて反応液を急冷した。この水溶液をジクロロメ
タンで抽出して1.59gの生成物を生成した(T L
 C分析により2つの主成分)。ヘキサン:酢酸エチル
(2: 1)を用いるシリカゲルによりクロマトグラフ
ィー精製して781nwの5−O−tert−ブチルジ
メチルシリル−10,11−ジヒドロ−10−フルオロ
アベルメクチンBla/Blb及び710mgの5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−10,11−ジヒ
ドロ−10−ヒドロキシアベルメクチンBla/Blb
を生成し、これらはNMR及び質量分析により同定され
た。
実施例34 5 0−tert−ブチルジメチルシリル−10,11
ジヒドロ−10−フルオロ−4“−オキソアベルメクチ
ンBla/Blb 窒素下−78℃に於て3.0−の新しく蒸留したジクロ
ロメタンに41μlのDMSO及び63μlの塩化オキ
サリルを加えた。1分後、ジクロロメタン中の287m
gの5−O−tert−ブチルジメチルシリル−10,
11−ジヒドロ−10−フルオロアベルメクチンBla
/Bibの1.5滅溶液を5分にわたって滴下した。−
78℃で2時間後この反応混合液に0.5 mlの新し
く蒸留したトリエチルアミンを滴下した。更に78℃で
1時間後この反応液に2−の重炭酸ナトリウム飽和溶液
を加え室温に暖めた。この水性混合液からジクロロメタ
ンで生成物を抽出し溶媒を蒸発させて粗生成物を固形物
質として得た。ヘキサン:酢酸エチル(3: 1)を用
いるシリカゲルによりクロマトグラフィー精製して26
6mgの5−0−tert−ブチルジメチルシリル−1
0,11−ジヒドロ−10−フルオロ−4“−オキソア
ベルメクチンBla/Bibを生成し、これはNMR及
び質量分析により同定された。
実施例35 5−O−tert−ブチルジメチルシリル−10,11
ジヒドロ−10−フルオロ−4#−オキソアベルメクチ
ンBla/Blb  )ルイル酸ヒドラゾンQ、 5 
mlのメタノール中の50mg(0,05ミリモル)の
5−0−むert−ブチルジメチルシリル−10゜11
−ジヒドロ−10−フルオロ−4“−オキソアベルメク
チンBla/Bibの溶t(lに50μβのピリジン、
5μ2の酢酸及び10.6■(0,07ミリモル)のp
−)ルイル酸ヒドラジドを加えた。この反応混合液を2
0℃で18時間攪拌し、この時、薄層クロマトグラフィ
ー分析(シリカゲル、Cl12i。
中4%MeOII)は反応が完了したことを示した。こ
の反応混合液をl、Qmj!の重炭酸ナトリウム飽和水
溶液で急冷して40−の水で希釈し、ジクロロメタン1
5−ずつで3回抽出した。このジクロロメタン抽出液を
合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して生成物
を固形物質として生成した。
最後の精製は、ヘキサン中33%酢酸エチルで2回溶離
されるプレートによる分取用シリカゲルクロマトグラフ
ィーにより行ない51.3■の5−0tert−ブチ“
レジメチルシリル−10,11−ジヒドロ−10−フル
オロ−4“−オキソアベルメクチンBla/Bib p
 −)ルイル酸ヒドラゾンを生成し、これはNMR質量
分析により同定された。
実施例36 10.11−ジヒドロ−10−フルオロ−4“オキソア
ベルメクチンBla/Blb p −トルイル酸ヒドラ
ゾン 2、5 dの新しく蒸留したテトラヒドロフラン(TH
F)中の51.3qの5−O−tert−ブチルジメチ
ルシリル−10,11−ジヒドロ−10=フルオロ−4
“−オキソアベルメクチンBla/Blap−)ルイル
酸ヒドラゾンの溶液に2.5艷のフッ化水素−ビリジン
−T HF溶液(実施例4で記載した通り)を加えた。
この反応混合液を窒素下20℃で18時間攪拌した後2
0艷のエーテルを加えた。この混合液をエーテル及び水
性重炭酸ナトリウムを含む分液漏斗に移した。中和した
水層をエーテルで抽出し、合わせたエーテル抽出液を硫
酸マグネシウムで乾燥した。次いでエーテルを真空中で
除去して生成物を生成し、ヘキサン中60%酢酸エチル
で2回溶離される厚層シリカゲルプレートによるクロマ
トグラフィーで精製した。
精製10.11−ジヒドロ−10−フルオロ4“−オキ
ソアベルメクチンBla/Bib p −トルイル酸ヒ
ドラゾン(31■)をNMR及び質量分析により同定さ
れた。
大嵐桝主1 5−O−tert−ブチルジメチルシリル−10,11
ジヒドロ−10−フルオロ−4“−オキソアベルメクチ
ンBla/Blbセミカルバゾン■−のメタノール中の
50■(0,05ミリモル)の5−O−tert−ブチ
ルジメチルシリル−10,11−ジヒドロ−10−フル
オロ−4″−オキソアベルメクチンBla/Blbの溶
液に50μlのピリジン及び50■のセミカルバジド塩
酸塩を加えた。
この反応混合液を20°Cで18時間攪拌した後、30
−の水を含む分液漏斗に移した。この混合液をエーテル
2Qmlずつで3回抽出し、エーテル抽出液を合わせ、
硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して生成物を光沢のある
固形物質として生成した。
最初゛の精製はシリカゲル厚層クロマトグラフィーによ
り行ないピリジン及び痕跡の不純物を除去した(ジクロ
ロメタン中4%メタノールで3回溶離する)。最後の精
製はメタノール−水(90: to)で溶離するC18
ホワツトマンバーチシルM2O101500DS−3カ
ラムを用いる逆相11 P L Cにより行ない31■
の5−O−tert−ブチルジメチルシリル−10,1
1−ジヒドロ−10−フルオロ−4“−オキソアベルメ
クチンBla/Blbセミカルバゾンを生成し、これは
NMR及び質量分析により同定された。
実施例38 10.11−ジヒドロ−10−フルオロ−4“オキソア
ベルメクチンBla/Blbセミカルバゾン31mgの
5−O−tert−ブチルジメチルシリル−10,11
−ジヒドロ−10−フルオロ−4“−オキソアベルメク
チンBla/Blbセミカルバゾン、1.5−のTHF
及び1.5−のHF−ピリジン溶液を用いて実施例4で
示した脱シリル化操作を行なった。この水性混合液をク
ロマトグラフィー精製(酢酸エチル中1%エタノールで
2回溶離するシリカゲルTLC)して24■の10.1
1−ジヒドロ−10−フルオロ−4“−オキソアベルメ
クチンBla/Blbセミカルバゾンを生成し、これは
NMR及び質量分析により同定された。
実施例39 5−0−Lert−ブチルジメチルシリル−10,11
−ジヒドロ−10−フルオロ−4“−オキソアベルメク
チンBla/Blb 4. 4−ジメチルセミカルバゾ
ン 49.6■の5−O−tert−ブチルジメチルシリル
−10,11−ジヒドロ−10−フルオロ−4“−オキ
ソアベルメクチンBla/Blb 、 0.5 mlの
メタノール、50μlのピリジン、5μlの酢酸及び6
.8■の4,4−ジメチルセミカルバジドを用いて実施
例35で述べた操作を行なった。この水性混合液を逆相
HPLC精製(C18マグナム20カラム、可動相メタ
ノールー水90:10)して23■の純粋な5−O−t
ert−ブチルジメチルシリル−10,11−ジヒドロ
−10−フルオロ−4“−オキソアベルメクチンBla
/Blb 4゜4−ジメチルセミカルバゾンを生成し、
これはNMR及び質量分析により同定された。
実施例40 10.11−ジヒドロ−10−フルオロ−4“オキソア
ベルメクチンBla/Bib 4. 4−ジメチルセミ
カルバゾン 23Q?の5−O−tert−ブチルジメチルシリル1
0.11−ジヒドロ−10−フルオロ−4#オキソアベ
ルメクチンBla/Blb 4. 4−ジメチルセミカ
ルバゾン、1.2 rnlのT HF及び1.2−のH
F−ピリジン溶液を用いて実施例36で述べた操作を行
なった。20℃で18時間後、この水性混合液をシリカ
ゲルTLC(酢酸エチル中1%メタノールで2回溶離す
る)により処理して、10[Igの10.11−ジヒド
ロ−10−フルオロ4#−オキソアベルメクチンBla
/Blb 4. 4ジメチルセミカルバゾンを生成し、
これはNMR及び質量分析により同定された。
犬1」[(上 5−O−tert−ブチルジメチルシリル−10,11
−ジヒドロ−10−フルオロ−4“−オキソアベルメク
チンBla/Blb p −トルエンスルホニルヒドラ
ゾン 100.3mgの5−O−tert−ブチルジメチルシ
リル−10,11−ジヒドロ−10−フルオロ4”−オ
キソアベルメクチンBla/Bib 、 1.0 ml
のメタノール、100μlのピリジン、10μlの酢9
及ヒ24.6■のp−トルエンスルホニルヒドラジンを
用いて実施例35で述べた操作を行なった。20°Cで
18時間後、この水性混合液を分取用シリカゲルTLC
により処理して2種の生成物A(28,31W)及びB
(56,2mg)を生成した。
化合物A(RF=0.5、ヘキサン:酢酸エチル2:1
)は所望の生成物と一致したNMRスペクトルを有し、
−労化合物B (Rf =0.45)は3“又は5″位
に於てエピマー化あり得るNMRスペクトルを有した。
更に化合物Aは逆相HPLC(C18マグナム20カラ
ム、メタノール−水91:9)により精製して22■の
5−O−tert−ブチルジメチルシリル−10,11
−ジヒドロ−10−フルオロ−4“−オキソアベルメク
チンBla/Bibp−トルエンスルホニルヒドラゾン
ヲ生成シ、これはffff1及び”H−NMR分析によ
り同定された。
実施例42 10.11−ジヒドロ−10−フルオロ−4“オキソア
ベルメクチンBla/Blb p −トルエンスルホニ
ルヒドラゾン 22■の5−0−tert−ブチルジメチルシリル10
.11−ジヒドロ−10−フルオロ−4#−オキソアベ
ルメクチンBla/Bib p −トルエンスルホニル
ヒドラゾン、1.1 mff1のTHF及び1.1−の
HF−ピリジン溶液を用いて実施例36の操作を行なっ
た。20℃で18時間後、この水性混合液をシリカゲル
分取用TLC(1: 1のヘキサン、酢酸エチル、2回
溶離)処理して9mgの10゜11−ジヒドロ−10−
フルオロ−4“−オキソアベルメクチンBla/Bib
 p−トルエンスルホニルヒドラゾンを生成し、これは
NMR及び質量分折により同定された。
実施例43 5 0−tert−ブチルジメチルシリル−4“−オキ
ソアベルメクチンBla/Bibメトキシム5 mlの
メタノール中の100■の5 0−tertブチルジメ
チルシリル−4#−オキソアベルメクチンBla/Bl
b 100 rrgの溶液に50mgの0メチルヒドロ
キシルアミン塩酸塩及び100μβのピリジンを加えた
。この混合液を20℃で16時間攪拌した。次いでこの
溶媒を真空中で除去した。残留物をジクロロメタンに溶
解し、分取用薄層シリカゲルクロマトグラフィー(Rf
=0.75、ヘキサン:酢酸エチル2:1)で精製して
70mgの5−0− term−ブチルジメチルシリル
−4“オキソアヘルメクチンBla/Blbメトキシム
を生成し、これはNMR及び質量分析により同定された
℃面倒44 4“−オキソアベルメクチンBla/Blbメトキシ!
、 実施例4で詳細に記載した操作に従いポリプロピレンヴ
アイアル中の65■の5−O−tert−ブチルジメチ
ルシリル−4“−オキソアへルメクチンBla/Bib
メトキシムに2m1lのTHF及び2−のフッ化水素−
ピリジン溶液を加えた。この反応混合液を20°Cで1
6時間攪拌した。水性混合液及び分取用TLC精製を標
準的に処理して55■の4“−オギソアベルメクチンB
la/Blbメトキシムを生成し、これはNMR及び質
量分析により同定された。
実施例45 5−0−tert−ブチルジメチルシリル−4“−オキ
ソアベルメクチンBla/Blbセミカルバゾン2艷の
メタノール及び2mlのピリジン中の200■の5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−4“−オキソアベ
ルメクチンBla/Bibの溶液に2001■のセミカ
ルバジド塩酸塩を加えた。この混合液を20℃で18時
間撹拌し、溶媒を真空中で除去した。残留物を分取用T
LC(シリカゲル、ジクロロメタン中4%メタノール)
で精製して82■のRfO,40によるハンドを生成し
た。更に逆相1(PLC(92: 8 v/ vのメタ
ノール:水)で精製して58■の純粋な5−O−ter
t−ブチルジメチルシリル−4“−オキソアベルメクチ
ンBla/Blbセミカルバゾンを生成し、これはNM
R及び質量分析により同定された。
実施例46 4“−オキソアベルメクチンBla/Blbセミカルバ
ゾン 実施例36の操作に従い、5−0−tert−ブチルジ
メチルシリル−49−オキソアベルメクチンBla/B
lbセミカルバゾンを反応させたとき、生成物として4
″−オキソアへルメクチンBla/Blbセミカルバゾ
ンを得、これは質量分析及び’H−NMRスペクトルに
より同定された。
ル面倒47 4“−エピ−(2,2−ジメチルヒドラジン−1−イル
)−4“−デオキシ−アベルメクチンBla/Bib 
8. 9−オキシド 乾燥CH,Cl 、中の135■の4“−エピ−(2゜
2−ジメチルヒドラジン−1−イル)−4″−デオキシ
−アベルメクチンBla/Bib及び6■のバナジウム
([)アセチルアセトネートの溶液をトルエン中の71
μlの3.0モルの?8液のter t−ブチルヒドロ
ペルオキシドの溶液で処理し、室温で22時間放置した
。次いで反応混合液を水性希重炭酸ナトリウムに注ぎ入
れ、生成物を塩化メチレンで抽出した。この抽出液を重
炭酸ナトリウム水溶液及び水で洗浄し、乾燥し、真空中
で蒸発させた。残留物をシリカゲルによる分取用TLC
で精製して4#−エピ−(2,2−ジメチルヒドラジン
−1−イル)−4“−デオキシ−アベルメクチンBla
/Bib 8.9−オキシドを得、質量分析及び” H
−NMRスペクトルにより同定された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中mは0又は1である。 R_1は▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼又は RON= (nは0又は1である。 Rは水素、アミノ、低級アルキル、モノ又はジ低級アル
    キルアミノ、メトキシ低級アルキルアミノ、ジ低級アル
    キルアミノ低級アルキル、ジ低級アルキルアミノ低級ア
    ルキルアミノ、低級アルキルフェニル、低級アルキルフ
    ェニルアミノ、低級アルコキシフェニル、低級アルコキ
    シフェニルアミノ、ハロフェニル、ハロフェニルアミノ
    、スルファミルフェニル、スルファミル−フェニルアミ
    ノ、モノフォリニル、N−低級アルキルピペラジニル、
    N−(低級アルコキシフェニル)ピペラジニル、N−(
    ハロフェニル)ピペラジニル、ベンズイミダゾリルアミ
    ノ、ピリミジニルアミノ、チアゾリルアミノ、ベンゾチ
    アゾリルアミノ又はN−(低級アルキルフェニル)ピペ
    ラジニルである。 R′は、水素又は低級アルキルである。 Xは、カルボニル又はスルホニルである。)である。 Aは、二重結合又はエポキシドである。 Bは、単結合又は二重結合である。 R_2は水素又はヒドロキシである。 R_3は、イソプロピル又はsec−ブチルである。 R_4は、ヒドロキシ又はメトキシである。 R_5及びR_6はBが単結合のときだけ存在し、独立
    して水素、ヒドロキシ又はハロゲンである。 破線は22、23位の単結合又は二重結合を示す。但し
    破線が単結合のときだけR_2がヒドロキシである。〕 を有する化合物。 2、mが1であり、 R_1が▲数式、化学式、表等があります▼ (Rはアミノ、低級アルキル、モノ又はジ低級アルキル
    アミノ、メトキシ低級アルキルアミノ、ジ低級アルキル
    アミノ低級アルキルアミノ、低級アルキルフェニル、低
    級アルキルフェニルアミノ、ハロフェニル、ハロフェニ
    ルアミノ、モルフォリニル、N−低級アルキルピペラジ
    ニル、N−(低級アルコキシフェニル)ピペラジニル、
    N−(ハロフェニル)ピペラジニル又はN−(低級アル
    キルフェニル)ピペラジニルである) 又は−NH−NRR′ (Rは低級アルキル、メトキシ低級アルキル、ジ低級ア
    ルキルアミノ低級アルキル、低級アルキルフェニル、ハ
    ロフェニル、モルフォリニルカルボニル、N−低級アル
    キルピペラジニルカルボニル又はN−(低級アルキルフ
    ェニル)ピペラジニルカルボニルである)であり、 Aが二重結合であり、 Bが単結合又は二重結合であり、 R_2が水素であり、 R_3がイソプロピル又はsec−ブチルであり、R_
    4がヒドロキシであり、 R_5及びR_6はBが単結合のときだけ存在し、独立
    して水素又はフッ素であり、 破線が22、23位の単結合又は二重結合を示す請求項
    1記載の化合物。 3、m=1 R_1が▲数式、化学式、表等があります▼ (Rはモノ又はジ低級アルキルアミノ、ジ低級アルキル
    アミノ低級アルキルアミノ、低級アルキルフェニル、ハ
    ロフェニル、N−低級アルキルピペラジニル又はN−(
    低級アルキルフェニル)ピペラジニルである) 又は−NH−NRR′ (Rは低級アルキル又はN−(低級アルキルフェニル)
    ピペラジニルであり R′は水素又は低級アルキルである)であり、 Aが二重結合であり Bが二重結合であり R_2が水素であり R_3がイソプロピル又はsec−ブチルであり R_4がヒドロキシであり R_5及びR_6が水素であり、 破線が22、23位の単結合又は二重結合を示す請求項
    2記載の化合物。 4、4″−オキソアベルメクチンBla/Blb4,4
    −ジメチルセミカルバゾンである請求項3記載の化合物
    。 5、10,11−ジヒドロ−10−フルオロ−4″−オ
    キソアベルメクチンBla/Blbセミカルバゾンであ
    る請求項2記載の化合物。 6、4″−オキソアベルメクチンBla/Blb2−[
    4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)カ
    ルボニル]ヒドラゾンである請求項3記載の化合物。 7、4″−オキソアベルメクチンBla/Blb2−{
    [4−(4−トリル)ピペラジン−1−イル]カルボニ
    ル}ヒドラゾンである請求項3記載の化合物。 8、4″−エピ−(2,2−ジメチルヒドラジン−1−
    イル)−4″−デオキシアベルメクチンBla/Blb
    である請求項3記載の化合物。 9、22,23−ジヒドロ−4″−エピ−(2,2−ジ
    メチルヒドラジン−1−イル)−4″−デオキシアベル
    メクチンBla/Blbである請求項3記載の化合物。 10、22,23−ジヒドロ−4′−エピ−(2,2−
    ジメチルヒドラジン−1−イル)−4′−デオキシアベ
    ルメクチンBla/Blbモノサッカライドである請求
    項1記載の化合物。 11、対応する4″又は4′ケト化合物を ▲数式、化学式、表等があります▼で処理し、必要によ
    りそれによって生成した化合物を還元することを特徴と
    する請求項1記載の化合物の製造方法。 12、請求項1記載の化合物の有効量を寄生虫に感染し
    た動物に投与することを特徴とする寄生虫感染症の治療
    方法。 13、不活性媒体及び請求項1記載の化合物を包含して
    いる寄生虫に感染した動物の治療に有用な組成物。 14、請求項1記載の化合物の有効量で寄生虫に侵入さ
    れた区域を処理することを特徴とする寄生虫侵入の処理
    方法。 15、不活性媒体及び請求項1記載の化合物を包含して
    いる寄生虫侵入区域の処理に有用な組成物。
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