JPH0219382A - 開裂されたフラン環及び8aヒドロキシ基を有する新規アベルメクチン類 - Google Patents

開裂されたフラン環及び8aヒドロキシ基を有する新規アベルメクチン類

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JPH0219382A
JPH0219382A JP1130292A JP13029289A JPH0219382A JP H0219382 A JPH0219382 A JP H0219382A JP 1130292 A JP1130292 A JP 1130292A JP 13029289 A JP13029289 A JP 13029289A JP H0219382 A JPH0219382 A JP H0219382A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アベルメクチン(以前C−076と呼ばれていた)とい
う用語は、ストレプトマイセス・アベルミチリス(St
reptomyces avermitilis)及び
そのKA 1体のアベルメクチン化合物の発酵ブロスか
ら単離される一連の化合物を表すために用いられる。
培養物の形態学的特徴は、米国特許筒4.310,51
9号明細書で完全に記載されている。アベルメクチン化
合物はマクロライド系であって、それらの各々は13位
において4′−(α−L−オレアンドロシル)−α−L
−オレアンドロース基で置換されている。アベルメクチ
ン化合物及びその本誘導体は、高度の駆虫、殺虫及び抗
寄生虫活性を有している。
先行技術には、イベルメクチンとして知られる22.2
3−ジヒドロアベルメクチンBla/Bibのようなあ
る合成修正アベルメクチン類も含まれている。
発酵ブロスから単離されるアベルメクチン系化合物は、
下記構造を有している: R1 上記式中、Rは下記構造の4′−(α−L−オレアンド
ロシル)−α−L−アレアンドロース基:にlh0 lh0 であり、破線は単又は二重結合を示す;R1はヒドロキ
シであって、上記破線が単結合を示す場合のみ存在する
; R2はイソプロピル又は5ec−ブチルである:及び R3はメトキシ又はヒドロキシである。
8種の異なる主なアベルメクチン天然生成化合物が存在
し、それらは個々の化合物の構造に基づき名称角la、
 Alb 、 A2a 、 A2b 、 Bla 、、
Blb 。
B2a及びB2bが付されてている。
前記構造式において、個々のアベルメクチン化合物は下
記のように示される。(R基は4′(α−L−オレアン
ドロシル)−α−L−オレアンドロースである): 22.23     R+      RZ     
   R:1アベルメクチン化合物は、a及びb成分の
混合物として通常単離される。かかる化合物はR2置換
基の種類のみが異なり、わずかな構造的差異はかかる化
合物の単離操作、化学反応性及び生物活性に関して非常
に小さな影響を与えることが判明した。
25位にメチル又はエチル基を有しかつ1.3−ジサッ
カライド基を欠くミルベマイシン化合物も本化合物のた
めの出発物質である。それらは米国特許第3,950,
360号明細書で開示されている。
本発明は、開裂されたフラン環及び8a位でヒドロキシ
基を有するアベルメクチンのある誘導体に関する。した
がって、本発明の目的はかかるアベルメクチン誘導体に
ついて記載することである。
他の目的は、かかる化合物の製造方法について記載する
ことである。更に他の目的は、駆虫剤としてのかかる化
合物の用途について記載することである。もう1つの目
的は、家庭内及び農業性昆虫ペストの処理用の殺虫剤と
してのかかる化合物の用途について記載することである
。更に他の目的は、以下の記載を読めば明らかになるで
あろう。
本発明の化合物は下記式を有する: R3は水素、メチル又はアシルである:R4及びR3は
水素又はアシルである;Xは酸素又は二重結合である; R6は水素、ヒドロキシ、 上記式中、22.23位の破線は単又は二重結合を示す
: R8はH又はヒドロキシである;ヒドロキシは上記破線
が単結合を示す場合のみ存在する;R2はメチル、エチ
ル、イソプロピル又はsee −ブチルである; である。
(上記式中、R1はヒドロキシ、NR8R9であって、
ここでR11及びR7は各々独立して水素、低級アルキ
ル、低級アルカノイル、低級アルキルスルホニル又は置
換ベンゼンスルホニルであり、その置換基はハロゲン又
はR+oCOO−であり、RIGは低級アルキル、フェ
ニル又は低級アルキル置換フェニルである)。
本記載において、“低級アルキル”という用語は炭素原
子1〜6を有する直鎖又は分岐鎖のいずれかのアルキル
基を含めた意味である。かかるアルキル基の例としては
、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
5eC−ブチル、ペンチル、ヘキシル等がある。
“低級アルカノイル”という用語は、直鎖又は分岐鎖い
ずれかの炭素原子2〜6のアルカノイル基を含めた意味
である。かかる基は、アセチル、プロピオニル、ブチリ
ル、ペンタノイル、ヘキサノイル等で例示される。
“ハロゲン”という用語は、フッ素、塩素、臭素及びヨ
ウ素のハロゲン原子を含めた意味である。
“低級アルキル置換フェニル”という用語は、炭素原子
1〜4の直鎖又は分岐鎖いずれかのアルキル基を有する
置換フェニルを含めた意味である。
かかる基は、トリル、フェネチル、フェンブチル、3−
フェニル−2−イソブチル等で例示される。
本発明の好ましい化合物の例は下記のとおりである: 6.8a−デエボキシー6,8a−ジヒドロキシアベル
メクチンBla及び/又はBib  ;6.8a−デエ
ボキシー6,8a−ジヒドロキシ22.23−’;ヒド
ロアベルメクチンBla/Bib  ; 6.8a−デエポキシー6,8a−ジヒドロキシアベル
メクチン82a/B2b  ; 6.8a−デエポキシー6,8a−ジヒドロキシアベル
メクチンAla/Alb  ; 6.8a−デエボキシー6,8a−ジヒドロキシアベル
メクチンBla/Bibモノサッカライド;6.8a−
デエボキシー6,8a−ジヒドロキシ22.23−ジヒ
ドロアベルメクチンBla/Bibアグリコン; 6.8a−デエボキシー6,8a−ジヒドロキジー13
−デオキシ−22,23−ジヒドロアベルメクチンBi
bアグリコン; 6.8a−デエポキシー6,8a−ジヒドロキシ13−
デオキシ−22,23−ジヒドロアベルメクチンBib
アグリコン; 6.83−デエボキシー6,8a−ジヒドロキシミルベ
マイシンα2 ; 4“−メチルアミノ−4“−デオキシ−6,8a−デエ
ボキシー6,8a−ジヒドロキシ−22゜23〜ジヒド
ロアベルメクチンBla/Bib  ;4“、5,6,
8a−テトラ−O−アセチル−6゜8a−デエポキシー
6.8a−ジヒドロキシアベルメクチンBla/Bib
  ; 6.8a−デエボキシー6,8a−ジヒドロキシ−22
,23−ジヒドロアベルメクチンBla/Blb−8,
9−オキシド。
25−イソプロピル基をもつ“b”化合物は25−se
c−ブチル基のある対応“a”化合物から分離すること
が非常に困難であり、かかる化合物は2種化合物の混合
物として通常単離される。
したがって、本出願においてBla、 Ala等のよう
な“a”の化合物に言及した場合は、純粋な化合物及び
ある割合で対応“b”化合物を現実に含有したかかる化
合物を意味するものと解釈される。
一方、この混合物の表示は“Bl又はB2化合物”と呼
ぶか又はBla/Blb 、  B2a/B2b等のよ
うにスラッシュ(1)で“a”化合物を“b”化合物か
ら分けることによって時々行われる。
8a−ヒドロキシアベルメクチンB1化合物は、アベル
メクチンB1の土壌代謝産物として確認された〔プルら
、ジャーナル・オン・アグリカルチュラル・アンド・フ
ード・ケミストリー、第32巻、第94頁、1984年
(Bull et al、、Journalof  A
gricultural  and  Food  C
hemistry、   32+94(1984)))
。本発明の8a−オキソアベルメクチン出発物質は米国
特許第4,547.4.91号明細書で記載されており
、(必要であれば)4’、5及び23位が保護されたア
ベルメクチンをN、 N−ジメチルホルムアミド中ピリ
ジニウムジクロメート(PDC)で処理することにより
製造される。
次いで、生成物は脱保護され、水素化ホウ素ナトリウム
で還元され、開裂されたフラン環生成物を得る(経路I
)。好ましくは、開裂されたフラン18a−ヒドロキシ
アベルメクチン誘導体は、5位で保護されたアベルメク
チンを有機溶媒中において塩化銅(I)存在下過安息香
酸ter t−ブチルで処理し、8a−アシル官能基を
加水分解し、しかる後5位で脱保護反応を行うことによ
り製造される。8a−ヒドロキシ誘導体は、その開環ア
ルデヒド体と平衡状態で存在する。ヒドロキシル化フラ
ン環のアルデヒド体は、エタノール中CeC1371L
zO及び水素化ホウ素ナトリウムとの処理により還元さ
れる(経路■)。これらの反応は下記式%式%: 本発明の新規化合物は、ヒト及び動物の健康並びに農業
において駆虫剤、殺外部寄生虫剤、殺虫剤及びダニ駆除
剤として殺寄生虫活性を有する。
通常畑土病として知られる疾患又は疾患群は、嬬虫とし
て知られる寄生虫による動物宿主の感染が原因である。
嬬虫病は、ブタ、ヒツジ、ウマ、ウシ、ヤギ、イヌ、ネ
コ及び家禽類のような家畜動物にとって一般的かつ深刻
な経済的問題である。
嬬虫の中で線虫と呼ばれる虫の群は、様々な動物種にお
いて広い且つしばしば深刻な感染を引き起こす。上記動
物に感染する線虫で最も一般的な属は、ヘモンカス(I
aemonchus) 、)リコストロンギルス(Tr
ichostrongylus)、オステルタギア(O
stertagia)、ネマトジルス(Nematod
irus) 、コオベリア(Cooperia)、アス
カリス(Ascaris) 、ブノストマム(Buno
s tos+um)・エソファゴストマム(Oesop
hagostomum) 、チャペルチア(Chabe
rtia) 。
トリクリス(Trichuris) 、ストロンギルス
(Strongylus)、トリコネマ(Tricho
nema)、ジクチオカウルス(Dictyocaul
us) 、カビラリア(Capillaria)、ヘテ
ラキス(■eterakiS)、トキソカラ(Toxo
cara)、アスカリジア(Ascaridia) 、
、オキシキュリス(Oxcyuris)、アンサイロス
ドーマ(Ancy los toma)、ランシナリア
(Uncinaria) 、トキサスカリス(Toxa
scaris)及びバラスカリス(Parascari
s)である。これらの中であるもの、例えばネマトジル
ス、コオペリア及びエソファゴストマムは主に腸管を攻
撃し、一方へモンカス及びオステルタギア(Os te
r tag ia)のような他のものは胃で更に優勢で
あり、他方ジクチオカウルスのような更に他のものは肺
でみられる。更に他の寄生虫も、心臓、血管、皮下及び
リンパ組織等のような体内の他の組織及び器官に存在し
ている。嬬虫病として知られる寄生虫感染は、貧血、栄
養不良、虚弱、体重減少、腸管壁、他の組織及び器官に
対して深刻な障害を招き、未治療のままだと、感染宿主
の死に至る。本発明の開裂されたフラン環化合物はこれ
らの寄生虫に対して活性を有しており、しかもイヌにお
いてジロフィラリア(Diroftlaria)、げっ
歯動物においてナマトスビロイデス(Namatosp
iroides) 、。
シフアジア(Syphacia) 、アスピクルリス(
Aspiculuris)、ヒツジにおいてダニ(ti
ck、m1te) 、シラミ、ノミ、ハエのような動物
及び鳥類の節足動物外部寄生虫、ウシにおけるルシリア
(Lucilia)種咬昆虫及びヒポダーマ(Hyl)
oderma)種のような移動性双翅幼虫、ウマにおけ
るガストロフィルス(Gastrophilus)、並
びにげっ歯動物におけるクテレブラ(Cuterebr
a)種に対して活性である。
本化合物は、ヒトに感染する寄生虫に対しても有用であ
る。ヒトの胃腸管の寄生虫において最も一般的な属は、
アンサイロスドーマ、ネカトール(Neca tor)
−、アスカリス、ストロンギロイデス(Strongy
loides) 、トリキネラ(Trichinell
a)、カビラリア、トリクリス及びエンテロビウス(E
nterobius)である。胃腸管以外に血液又は他
の組織及び器官中で存在する他の医学的に重要な寄生主
属は、ウケレリアKuchereria)、プルギア(
Brugia)、オンコセル力(Onchocerca
)、ロア(Loa)及びドラクンクルス(Dracun
cu 1us)のような後代上並びに腸外段階の腸内虫
ストロンギロイデス及びトリキネラである。本化合物は
、ヒトに寄生する節足動物、咬昆虫及びヒトに不快感を
与える他の双翅ペストに対しても有用である。
本化合物は、ゴキブリのブラテラ(Blatella)
種、イガのチネオラ(Tineola)種、カツオンシ
ムシのアタゲナス(Attagenus)種及びイエバ
エのムスカ・ドメスチ力(Musca domesti
ca)のような家庭内ペストに対しても活性である。
本化合物は、トリポリウム(Tr ibo 1 i u
I!I)種、テネブリオ(Tenebr io)種のよ
うな貯蔵穀物及びナミハダニ(テトラニクス種、Tet
ranychus sp、)、アリマキ(アシルチオシ
ホン種、Asyrthiosiphonsp、)のよう
な農植物の昆虫ペストに対して:バッタのような移動性
直翅昆虫及び植物m織上で生育する未熟成段階の昆虫に
対しても有用である。本化合物は、サウザーンアワヨト
ウ幼虫(sou thernarmy worm)及び
メキシカンビーンビートル幼虫(Mexican be
an beetle 1arvae)のような他の植物
ペストに対しても活性である。
これらの化合物は、哺乳動物で駆虫剤として用いられる
場合に、カプセル、ポーラスもしくは錠剤のような単位
投薬形で又は液体トレンチとして経口投与される。トレ
ンチは、ベントナイトのような懸濁化剤及び湿潤剤又は
同様の賦形剤と一緒に通常水中における活性成分の溶液
、懸濁液又は分散液であることが一般的である。一般に
、トレンチは消泡剤も含有している。トレンチ処方剤は
通常約0.001〜0.5重量%の活性化合物を含有し
ている。好ましいトレンチ処方剤は約0.01〜0.1
重量%を含有している。カプセル及びポーラスは、デン
プン、タルク、ステアリン酸マグネシウム又はリン酸二
カルシウムのような担体ビヒクルと混合して活性成分を
含有している。
乾燥固体単位投薬形としてアベルメクチン誘導体を投与
することが望まれる場合には、所望量の活性化合物を含
有したカプセル、ポーラス又は錠剤が通常用いられる。
これらの投薬形は、デンプン、ラクトース、タルク、ス
テアリン酸マグネシウム、植物ゴム等のように適切な微
細希釈剤、フィラー、崩壊剤及び/又は結合剤と活性成
分とを完全かつ均一に混合することにより製造される。
このような単位投薬処方剤は、治療すべき宿主動物のタ
イプ、感染症の重篤度及びタイプ並びに宿主の体重のよ
うなファクターに依存して、それらの全重量及び抗寄生
虫剤の含量に関し広く変更されうる。
活性成分が動物用飼料を介して投与される場合には、そ
れは飼料中に完全に分散されるが又はトップドレッシン
グとしてもしくはペレットの形で用いられるが、ベレッ
トは後で最終飼料に加えられるか又は場合により別々に
給餌される。一方、本発明の抗寄生虫化合物は、例えば
活性成分が液体担体ビヒクル中に溶解又は分散された反
すう胃内、筋肉内、気管内又は皮下注射によって非経口
的に動物に投与される。非経口投与の場合、活性物質は
好ましくはピーナツ油、綿実油等のような植物油の許容
されるビヒクルと混合されることが適切である。ゾルケ
タール、グリセロールホルマルを用いた有機製剤及び水
性非経口処方剤のような他の非経口ビヒクルも用いられ
る。活性アベルメクチン化合物は投与のために非経口処
方剤中に溶解又は懸濁されるが、かかる処方剤は通常0
.005〜5重量%の活性化合物を含有している。
本発明の抗寄生虫剤は畑土病の治療及び/又は予防に主
な用途を見出すことができるが、それらは家畜動物及び
家禽類におけるマダニ、シラミ、ノミ、ダニ及び他の咬
昆虫のような例えば節足寄生虫等の他の寄生虫に起因す
る疾患の予防及び治療にも有用である。それらはヒトを
含めた他の動物で起きる寄生虫病の治療にも有効である
。最良の結果のために用いられる最適の量は、勿論用い
られる具体的化合物、治療される動物種並びに寄生虫感
染もしくは侵入のタイプ及び程度に依存している。通常
良好な結果は我々の新規化合物の場合動物体重1 kg
当たり薬物約0.001〜10mgを投与することによ
り得られるが、かかる総用量は1〜5日間のような比較
的短時間で分割して又は1回で投与される。本発明の好
ましい化合物の場合、かかる寄生虫の制御は約0.02
5〜1■/ kg体重を1回で投与することにより動物
で得られる。
繰返し治療は再感染に対抗するため必要な際に行われる
が、寄生虫の種類及び適用される農業技術に依存してい
る。これらの物質を動物に投与するための技術は、獣医
学分野の業者にとって公知である。
本明細書で記載された化合物が動物飼料の一成分として
投与されるか又は飲料水に溶解もしくは懸濁される場合
には、活性化合物が不活性担体又は希釈剤に完全分散さ
れた組成物が提供される。
不活性担体とは、抗寄生虫剤と反応せずかつ動物に安全
に投与されるものをいう。好ましくは、飼料投与用の担
体は動物食の一成分であるか又はそれであってもよいも
のである。
適切な組成物としては、活性成分が比較的多量に存在し
かつ動物への直接給餌用にあるいは直接又は中間希釈も
しくはブレンド工程後のいずれかによる飼料添加用に適
した飼料プレミックス又は補助物がある。かかる組成物
に適した典型的な担体又は希釈剤としては、例えば蒸留
者の乾燥穀物、コーンミール、シトラスミール、発酵残
渣、粉砕カキ酸、小麦ショート、糖蜜可溶物、コーン穂
軸ミール、食用豆ミル飼料、粗びき大豆、粉砕石灰石等
がある。活性アベルメクチン化合物は、グラインド、攪
拌、ミル又はタンプリングのような方法によって担体全
体に完全に分散される。約0.005〜2.0重量%の
活性化合物を含有した組成物は、飼料プレミックスとし
て特に適している。動物に直接給餌される飼料補助物は
、約0.0002〜0.3重量%の活性化合物を含有し
ている。
このような補助物は、寄生虫病の治療及び制御にとって
望ましい活性化合物濃度を最終飼料に与えうるような量
で動物飼料に加えられる。活性化合物の望ましい濃度は
前記のファクター及び用いられる具体的アベルメクチン
誘導体に応じて変動するが、本発明の化合物は望ましい
抗寄生虫結果を達成するために飼料中o、oooot〜
0.002%の濃度で通常給餌される。
本発明のアベルメクチン化合物は、生長中又は貯蔵中の
作物に損害を与える農業ペストと対抗する上でも有用で
ある。本化合物は、かかる農業ペストから保護するため
、スプレー、散布剤、エマルジョン等のような公知の技
術を用いて生長又は貯蔵時の作物に適用される。
本発明の化合物を用いる場合、個々の置換アベルメクチ
ン成分が製造され、その形で用いられる。
一方、2種以上の各アベルメクチン成分の混合物、並び
に親アベルメクチン化合物、他のアベルメクチン化合物
又はアベルメクチンと無関係の他の活性化合物と本発明
の化合物との混合物も使用可能である。
本プロセス用の出発物質として役立つアベルメクチン化
合物を発酵ブロスから単離する場合、様々なアベルメク
チン化合物が異なる量で産生されていることがわかるで
あろう。特に、“a”系化合物は対応“b”系化合物よ
りも高い割合で産生される。
25−イソプロピル基をもっb”化合物は25−sec
−ブチル基をもつ対応“a”化合物から分離させること
が不要であり、かかる化合物は通常2種化合物の混合物
として単離される。したかって、本出願においてBla
、 Alb等のような“a”化合物に言及する場合は、
純粋な化合物並びにある割合で対応“b”化合物を現実
に含有したものを示している。一方、この混合物の表示
は、B1もしくはB2化合物として示すか又はBla/
Bib 、  B2a/B2b等のようにスラッシュ(
1)で“a″化合物を”b”化合物から分けることによ
り時々行われる。
本発明の化合物のための最終出発物質は、前記のような
アベルメクチン及びミルベマイシン発酵産物である。し
たがって、付加的な反応が本化合物用の多くの出発物質
を製造するために必要であることは明らかである。詳し
くは、反応は5゜4“、4’、13.22及び23位で
行われる。
フラン環を開裂させる反応を行う前に、これらの位置で
必要とされるいずれの置換基も形成しておくことが通常
好ましい。このような操作は通常望ましくない副反応を
回避できる。しかしながら、この技術は不要であり、所
望であれば他の順序であってもよい。しかも、上記試薬
との反応が望ましくない場合には、ある反応性ヒドロキ
シ基を保護してお(ことがしばしば必要である。適切な
位置が保護されていれば、上記反応は分子の残部に影響
を与えることなく行われる。上記反応のいずれかの後で
、保護基が除去され、未保護生成物が単離される。用い
られる保護基は、容易に合成されかつ分子のいずれの他
の官能基にも影響を与えずに容易に除去されるものが理
想的である。保護されたある本化合物は新規であってか
つ顕著な抗寄生虫活性を有していることが注目される。
それらは本発明の範囲内に含まれる。アベルメクチン及
びミルベマイシンタイプの分子にとって1つの好ましい
タイプの保護基は、三置換シリル基、好ましくはトリア
ルキルシリル基である。特に好ましい1つの例は、t−
ブチルジメチルシリル基である。保護化合物を製造する
反応は、ジメチルホルムアミドのような中性極性溶媒中
でヒドロキシ化合物を適切な置換シリルハライド、好ま
しくはシリルクロリドと反応させることにより行われる
イミダゾールは触媒として加えられる。反応は0〜25
℃において1〜24時間で完了する。5位ヒドロキシ基
の場合、反応はO℃〜室温において0.5〜3時間で完
了する。この反応は上記条件下で5位に選択的であり、
他のヒドロキシ基におけるシリル化は極めてわずかしか
観察されない。−方、5.・4“、23−1−リ (フ
ェノキシアセチル)誘導体も製造可能である。塩基性加
水分解では高度に障害をうけた23−〇−置換基を残留
させ−るが、但し5−及び4“−〇−フェノキシアセチ
ル基を加水分解して、それらを反応で利用可能にさせる
。5位は上記のように選択的にtert−ブチルジメチ
ルシリルで保護され、4“−ヒドロキシ基は反応せしめ
られる。
シリル基は、他に考えられる反応が行われた後で除去さ
れる。シリル基は、触媒量の酸、好ましくはp−トルエ
ンスルホン酸のようなスルホン酸と共にメタノール中で
シリル化合物を撹拌することにより除去される。反応は
0〜50℃において約1〜12時間で完了する。一方、
シリル基はテトラヒドロフラン及びピリジン中HF−ピ
リジン錯体との処理によって除去される。反応は室温に
おいて約12時間〜5日間で完了する。
前記反応経路で用いられる他の出発物質は、AI及びB
1化合物の22.23−二重結合が単結合に還元された
物質である。アベルメクチン出発物質の構造分析から容
易に明らかとなるように、1系の化合物には5つの不飽
和が存在する。したがって、“1”系の化合物において
は、22゜23−ジヒドロアベルメクチン類を選択的に
製造するため、分子上に存在する残り4つの不飽和又は
他のいずれの官能基にも影響を与えないで22゜23−
二重結合を還元することが必要である。水素添加用の特
別な触媒、即ち不飽和群の中で最も障害の少ないものを
選択的に水素添加しうる触媒を選択することが必要であ
る。かかる選択的水素添加操作にとって好ましい触媒は
、下記式を有する触媒である: [(Ph、P) 3PhZ) ] 上記式中、phはフェニル、Zはハロゲンである。
還元操作はチャパラ(Chabala)らの米国特許第
4.199,569号明柵書で十分に記載されている。
本発明の化合物のためのアベルメクチン出発物質の中で
あるものは、双方のα−L−オレアンドロシル部分の除
去を要する〔ハロゲンQlrozik)らの米国特許第
4.206.205号明細書で記載されている〕。反応
しやすいヒドロキシ基の選択的アシル化は、ハロゲンら
の米国特許第4.201,861号明細書で記載されて
いる。
アグリコンの製造に通常適用される反応条件として、水
と混和しうる水性の酸性非求核性有機溶媒中、好ましく
は水濃度0.1〜20容量%のジオキサン、テトラヒド
ロフラン、ジメトキシエタン、ジメチルホルムアミド、
ビス−2−メトキシエチルエーテル等中にアベルメクチ
ン化合物又は水素添加アベルメクチン化合物を溶解する
ことが必要である。濃酸は水性有機溶媒に1〜10容量
%程度加えられる。反応混合物は、約20〜40℃、好
ましくは室温で6〜24時間にわたり通常攪拌される。
生成物は単離され、混合物はカラム、薄層、プレバレー
ティブ及び高圧液体クロマトグラフィー並びに他の公知
の技術のような技術で分離される。
上記プロセスで使用可能な酸類としては、硫酸、ハロゲ
ン化水素酸、リン酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロ
メタンスルホン酸等のような鉱酸及び有機酸がある。ハ
ロゲン化水素酸としては、塩酸又は臭化水素酸が好まし
い。上記プロセスで好ましい酸は硫酸である。
アベルメクチン化合物又は水素添加アベルメクチン化合
物のアグリコンに関する他の製造方法では、異なる溶媒
系を利用する。アグリコン製造の場合、前記反応条件下
においてメタノール中1容量%の酸が適切であることが
判明した。
この操作が22.23−二重結合をもつ出発物質で行わ
れる場合、二重結合に溶媒が酸触媒添加する可能性があ
る。そのようなことが生じる場合には、次の反応を続け
るために、クロマトグラフィー精製により副生成物を除
去しておく。
上記酸類がこのプロセスに適しており、同様に硫酸が好
ましい酸である。
B1及び22.23−ジヒドロB1化合物は、4″位及
び5位に2つの利用可能なヒドロキシ基を存する。しか
し方から、2つのヒドロキシ基は異なる反応性を存して
いる。5−ヒドロキシ基は、テトラヘドロン・レターズ
(Tetrahedron Letters)、第24
巻、第5333−5336頁、1983年でハロゲンら
により記載されているように、5−0− tert−ブ
チルジメチルシリル又は他の三置換シリル誘導体の製造
によって特異的に保護することができる。
下記実施例は本発明を更に詳しく説明するために示され
ているのであって、本発明の限定として解釈されるべき
ではない。
下記実施例で製造される置換アベルメクチン誘導体は、
通常固体物として単離される。それらは質量スペクトル
、核磁気共鳴等のような技術を用いて分析学的に特徴付
けられる。本化合物は通常シャープな融点では特徴付け
られないが、しかしながら用いられるクロマトグラフィ
ー及び分析的方法では化合物が適切な純度であることを
示している。
下記実施例における様々な出発物質は、アベルメクチン
化合物又はアベルメクチン化合物誘導体である。アベル
メクチン化合物並びに発酵ブロスからのその産生及び単
離については米国特許第4.310,519号明細書で
記載されている。アベルメクチン化合物の選択的22.
23−ジヒドロ誘導体は米国特許第4,199.569
号明細書で記載されている。アベルメクチン化合物のア
グリコン及び単tgM誘導体は、米国特許第4,206
,205号明細書で記載されている。アベルメクチン化
合物のアミノ誘導体は、米国特許第4.427.663
号明細書で記載されている。ミルベマイシン化合物は、
米国特許第3.950.360号、第4,171,31
4号及び第4,173.571号の各明細書で記載され
ている。
去新l」1 乾燥ベンゼン10nl中無水5−0− (tert −
ブチルジメチルシリル)アベルメクチンBla/B1b
710■の溶液に塩化銅(I)1■及び過安息香酸te
rt−ブチル0.162Ill!lを不活性雰囲気(窒
素)下で加えた。次いで、反応混合物を95℃に予め加
熱された油浴中においた。混合物を還流下で12時間攪
拌し、しかる後炭酸水素ナトリウム5%溶液に加えた。
各層を分離し、有機相を食塩水で逆洗浄した。次いで、
有機溶液を濃縮して粗混合物を得、これを80/20酢
酸/水40n11中室温で24時間攪拌することにより
脱シリル化かつ脱ベンゾイルした。反応混合物を減圧下
で濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解した。この溶液を5
%炭酸水素ナトリウム溶液及び塩水で洗浄した。有機溶
液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、しかる後濃縮して、
粗生成物578mgを得た。
この物質をシリカゲル(2/1酢酸エチル/塩化メチレ
ン)クロマトグラフィーに付し、8a−ヒドロキシアベ
ルメクチンBla/B1.b170■を得た。’HNM
R及び13CNMRスペクトル(CDCl s>は、8
a−ヒドロキシ誘導体及びそのアルデヒド異性体の各々
約1:3混合物であることを示している(プルら、ジャ
ーナル・オン・アグリカルチュラル・アンド・フード・
ケミストリー、第32巻、第94頁、1984年)。こ
の生成物は更に精製することができ、Bla及びBib
成分は下記条件下ワットマン(Wha tman)逆相
カラムで分離サレタ:ワットマン・パーティシル(Pa
rtistl)M−20101500DS3カラム;6
8/32アセトニトリル/水;11m1/分:254n
m;環境温度。精製された8a−ヒドロキシアベルメク
チンBla(92■)及び8a−ヒドロキシアベルメク
チンBib(7,5■)が得られた。
夫隻斑主 6.8a−デエボキシー6.8a−ジヒドロキシアベル
メクチンBla エタノール1.5ml中8a−ヒドロキシアベルメクチ
ンB 1 a (25,3mg)及びCeC1、−7H
,Q(12,2mg)の溶液を一5℃で水素化ホウ素ナ
トリウムの溶液(エタノール0.16mA!中1.6呵
)により処理し、得られた混合物を一5℃で1.5時間
撹拌した。反応混合物を酢酸エチル及び5%炭酸水素ナ
トリウム溶液間で分配し、各層を分離した。水相を更に
酢酸エチル(2X10+l!りで抽出した。合わせた有
機層を塩水で処理し、しかる後無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶液を濃縮して、粗生成物25.6■を得た
。この物質をシリカゲル上プレパレーティブTLC(酢
酸エチル93%メタノール)により精製し、純粋な生成
物24.3■を得た。NMR,UV及び質量スペクトル
は6,8a−デエボキシー6,8a−ジヒドロキシアベ
ルメクチンBlaの構造と一致する。
大目■主 6.8a−デエボキシー6.8a−ジヒドロキシアベル
メクチンBib エタノール0.15m1中水素化ホウ素ナトリウム(1
,2ayr)の溶液をエタノール0.5vgl中8a−
ヒドロキシアベルメクチンBib(5■)及びCeCj
?:+  ・78zO(2,2mg)の冷(−5℃)溶
液に加える。反応混合物を一5℃で1.5時間攪拌し、
しかる後酢酸エチル及び5oA炭酸水素ナトリウム溶液
間で分配する。各層を分離し、水層を更に酢酸エチルで
抽出する。合わせた有機抽出液を食塩水で逆洗浄し、し
かる後無水硫酸マグネシウムで乾燥する。濃縮して粗生
成物を得、シリカゲルクロマトグラフィーにより6.8
3−デエボキシー6.8a−ジヒドロキシアベルメクチ
ンBibを得る。
乾燥ジメチルホルムアミド(DMF)17 ml中の無
水4′、5−ジー0− (tert−ブチルジメチルシ
リル)アベルメクチンB 1 a/B 1 b(0,5
g)及びピリジニウムジクロメート〔PDC〕(1,2
g)を窒素上室温で3日間攪拌した。次いで、反応混合
物を酢酸エチル125mm!及び水100mIlに加え
た。各層を分離し、水相を更に酢酸エチルで抽出した0
合わせた有機層を水(2X50n!り及び塩水(50m
l)で逆洗浄し、しかる後無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。この溶液を短シリカゲルカラム(60mmりに通し
、溶出液を濃縮して、粗生成物0.293 gを得た。
この物質をシリカゲル(5/1ヘキサン/酢酸エチル)
クロマトグラフィーに付し、4“、5−ジー0−(te
rt−ブチルジメチルシリル)−8a−オキソアベルメ
クチンBla/B1b41.5■を得た。
ポリプロピレンバイアル中4 ’、  5−シー0−(
tert−ブチルジメチルシリル)−8a−オキソアベ
ルメクチンBla/B1b41qにHF−ピリジンの貯
蔵溶液1 ml (市販(HF)−ピリジン(アルドリ
ッチ、八1drich) 2 re 1を乾燥テトラヒ
ドロフラン14ml1及び乾燥ピリジン4 mltで希
釈することによりポリプロピレンバイアル中で調製され
た〕を加え、得られた反応混合物を窒素下で2日間攪拌
した。混合物を攪拌下戻酸水素ナトリウムの氷冷水溶液
に加え、しかる後酢酸エチルで繰返し抽出した。合わせ
た有機層を0.5 N塩酸、水、飽和炭酸水素ナトリウ
ム溶液及び塩水で逆洗浄した。溶液を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、濃縮して、粗生成物37■を得、これをシ
リカゲル上プレパレーティブTLC(2/1塩化メチレ
ン/酢酸エチル)により精製し、純粋な8a−オキソア
ベルメクチンBla/B1b27■を得た。
実施■工 6.8a−デエボキシー6,8a−ジヒドロキシアベル
メクチンl31a/Bib 無水メタノール0.5m#中8a−オキソアベルメクチ
ンBla/B1b15.7■の溶液に水素化ホウ素ナト
リウム6.7■を加えた。反応混合物を窒素下で30分
間攪拌したが、その時点でTLCは出発物質の不存在を
示した。アセトン(0,5mjりを加えて、過剰の水素
化ホウ素ナトリウムを不活性化させた。反応混合物を5
分間攪拌し、しかる後酢酸エチル(15n!り及び1M
塩酸(20m#)間で分配した。次いで、有機層を水、
5%炭酸水素ナトリウム溶液及び塩水で洗浄した。溶液
を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発させて、粗生成物
14■を得た。この物質をシリカゲル上プレバレーティ
ブTLC(3/1酢酸工チル/ヘキサン中3%メタノー
ル)により精製し、6,8a−デエボキシー6,8a−
ジヒドロキシアベルメクチンBla/Blb6.2■を
得たが、これはすべての点で実施例2及び3で得られた
物質と同一であった。
裏施拠1 8a−ヒドロキシ−22,23−ジヒドロアベルメクチ
ンB1a  Blb 過安息香酸ter t−ブチル(0,82n!りを窒素
下で無水ベンゼンS ran中無水5−0− (ter
t −ブチルジメチルシリル)−22,23−ジヒドロ
アベルメクチンBla/Blb350■及び塩化w4(
1)0.5■の溶液に加える。反応混合物を95℃に予
め加熱された油浴中におき、混合物を還流下で12時間
攪拌した。反応を5%炭酸水素ナトリウム溶液で停止さ
せ、酢酸エチルで希釈する。各層を分離し、有機相を塩
水で逆洗浄し、しかる後減圧下で濃縮する。残渣を80
/20酢酸/水20nlで処理し、室温で24時間攪拌
する。
反応混合物を蒸発させ、残渣を酢酸エチルに溶解する。
溶液を5%炭酸水素ナトリウム溶液及び塩水で洗浄する
。混合物を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して、粗
生成物を得、これをシリカゲル上プレパレーティブTL
Cでしかる後逆相カラム上プレバレーティブHPLCに
より精製し、ヘミアセタール及びアルデヒドの平衡混合
物として純粋な8a−ヒドロキシ−22,23−ジヒド
ロアベルメクチンBla/Bibを得る。
実施Aユ 6.8a−デエポキシー6,8a−ジヒドロキシ−22
,23−ジヒドロアベルメクチンBla/ib エタノール3IlN中8a−ヒドロキシ−22゜23−
ジヒドロアベルメクチンBla/Bib(50■)及び
CeC1s  ・78zO(24Tfg)の溶液に一5
℃において水素化ホウ素ナトリウムの溶液(エタノール
0.4ml中3.5■)を加える。反応混合物を一5℃
で1.5時間攪拌し、しかる後酢酸エチル及び5%炭酸
水素ナトリウム溶液の混合物中に注ぐ。各層を分離し、
水相を更に酢酸エチルで抽出する。合わせた有機抽出液
を塩水で逆洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。
この溶液の蒸発により粗生成物を得、プレパレーティプ
TLC精製により6,8a−デエポキシー6,8a−ジ
ヒドロキシ−22,23−ジヒドロアベルメクチンBl
a/Bibを得る。
乾燥ベンゼン1.5ml中乾燥5−0− (tertブ
チルジメチルシリル)アベルメクチンB2a/B2b5
4(Ig及び塩化銅(1)2a+gの溶液を窒素雰囲気
下過安息香酸ter t−ブチル0.13n+2で処理
する。反応混合物を95℃に予め加熱された油浴中にお
き、混合物を還流下で12時間攪拌する。反応混合物を
酢酸エチル15%炭酸水素ナトリウム溶液中に注ぎ、各
層を分離する。有機層を塩水で逆洗浄し、しかる後濃縮
する。残渣を80/20酢酸/水30mj!に溶解し、
室温で24時間攪拌する。反応混合物を濃縮し、酢酸エ
チルに再溶解する。この溶液を5%炭酸水素ナトリウム
溶液及び塩水で洗浄する。有機溶液を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、しかる後濃縮して、粗生成物を得る。この
物質を最初シリカゲル上プレパレーティブTLCでしか
る後逆相カラム上プレパレーティブHPLCにより精製
し、8a−ヒドロキシアベルメクチン82a/B2b 
(ヘミアセタール/アルデヒド混合物)を得る。
去詣±工 6.8a−デエポキシー6,8a−ジヒドロキシアベル
メクチンB2a  B2b エタノール1.5m6中8a−ヒドロキシアベルメクチ
ンB 2 a/B 2 b (26g)及びCeCl 
・7H,0(12■)の溶液に一5℃において水素化ホ
ウ素ナトリウムの溶液(エタノール0.2mjt中1.
7mg)を加え、得られた混合物を一5℃で1.5時間
攪拌する。次いで、反応混合物を酢酸エチル及び5%炭
酸水素ナトリウム溶液間で分配する。各層を分離し、水
層を更に酢酸エチルで抽出する。合わせた有機層を塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶液を減圧
下で濃縮し、残渣をシリカゲル上プレパレーティプTL
Cにより精製し、6,8a−デエボキシー6,8a−ジ
ヒドロキシアベルメクチンB2a/B2bを得る。
乾燥ベンゼン6 ml中無水アベルメクチンAla /
A 1 b (360mg)の溶液に塩化銅(■)1曙
及び過安息香酸ter t−ブチル0.085n1を窒
素雰囲気下で加える。反応混合物を95℃に予め加熱さ
れた油浴中におき、還流下で12時間攪拌する。次いで
、混合物を酢酸エチル15%炭酸水素ナトリウム溶液に
加え、各層を分離する。有機溶液を塩水で逆洗浄し、濃
縮乾固させる。残渣を80/20酢酸/水20m1に溶
解し、混合物を室温で一夜攪拌する。反応混合物を蒸発
させ、残渣を酢酸エチルに再溶解する。この溶液を5%
炭酸水素ナトリウム溶液及び塩水で洗浄し、しかる後そ
れを無水硫酸ナトリウムで乾燥する。この溶液の濃縮に
より粗動質を得、シリカゲル上プレパレーティブTLC
及び逆相カラム上プレパレーティブHPLCによる精製
で8a−ヒドロキシアベルメクチンAla/Albを得
る。
実施医土土 6.8a−デエボキシー6,8a−ジヒドロキシアベル
メクチンAla  Alb エタノール0.3ml中水素化ホウ素ナトリウム(2,
5■)の溶液をエタノールI Il中83−ヒドロキシ
アベルメクチンAt a/Al b (11■)及びC
eC1s  ・7 HzO(4,5mg)の冷(−5℃
)溶液に加える。反応混合物を一5℃で3時間攪拌し、
しかる後酢酸エチル及び5%炭酸水素ナトリウム溶液間
で分配する。各層を分離し、水層を更に酢酸エチルで抽
出する。合わせた有機層を塩水で逆洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥する。有機溶液を減圧下で濃縮し、粗生
成物をシリカゲル上プレパレーティブTLCにより精製
して、6゜8a−デエボキシー6,8a−ジヒドロキシ
アベルメクチンAla/Albを得る。
スU 8a−ヒドロキシアベルメクチンBla/Bibモノサ
・・カーイド 乾燥ベンガフ10m/中無水5−0− (tert −
ブチルジメチルシリル)アベルメクチンBla/Blb
七ノサンカライド(600■)の溶液に過安息香酸te
rt−ブチル0.162nl及び塩化銅(I)1■を窒
素下で加える0反応部合物を予め加熱された油浴(95
℃)中におき、しかる後還流下で12時間攪拌する。混
合物を酢酸エチル15%炭酸水素ナトリウム溶液に加え
、得られた層を分離する。有機相を塩水で洗浄し、しか
る後蒸発乾固する。残渣を80/20酢酸/水4011
11に再溶解し、室温で24時間攪拌する。反応混合物
を濃縮し、残渣を酢酸エチル及び5%炭酸水素ナトリウ
ム溶液間で分配する。酢酸エチル相を塩水で洗浄し、し
かる後無水硫酸ナトリウムで乾燥する。濃縮により粗生
成物を得、これをシリカゲル上プレパレーティブTLC
及び逆相カラム上プレパレーティブHPLCにより精製
し、8a−ヒドロキシアベルメクチンBla/Bibモ
ノサンカライドを得る。
裏施■土1 6.8a−デエポキシー6,8a−ジヒドロキシアへル
メクチンBla  Bibモノサッカライドエタノール
1.5mji中8a−ヒドロキシアベルメクチンBla
/Bibモノサッカライド21■及びCeC1x  ・
7Hz012mgの溶液を一5℃において水素化ホウ素
ナトリウムのエタノール溶液(0,2mj!中1.6■
)で処理する。反応混合物を一5℃で1.5時間攪拌し
、しかる後酢酸エチル及び5%炭酸水素ナトリウム溶液
間で分配する。各層を分離し、水層を更に酢酸エチルで
抽出する。
合わせた有機層を塩水で逆洗浄し、しかる後無水硫酸マ
グネシウムで乾燥する。蒸発により粗生成物を得、これ
をプレバレーティブTLCにより精製して、6,8a−
デエポキシー6,8a−ジヒドロキシアベルメクチンB
la/Bibモノサッカライドを得る。
実施±土↓ 8a−ヒドロキシ−22,23−ジヒドロアベルメクチ
ンBla  Bibアゲ1コン 乾燥ベンゼン7.5mj!中無水5O−(tertブチ
ルジメチルシリル)アベルメクチンBla/Bibアグ
リコン380■及び塩化5I4(1)2■の溶液を窒素
下で過安息香酸tart−ブチル0.13M1により処
理する。反応混合物を95℃に予め加熱された油浴中に
おき、混合物を還流下で12時間攪拌し、しかる後それ
を酢酸エチル及び5%炭酸水素ナトリウム溶液間で分配
する。各層を分離し、水相を更に酢酸エチルで抽出する
。合わせた有機層を塩水で逆洗浄し、蒸発乾固させる。
残渣を80/20酢酸/水30IIllに再溶解し、室
温で24時間攪拌する。反応混合物を濃縮し、残渣を酢
酸エチルに溶解し、5%炭酸水素すl−IJウム溶液及
び塩水で洗浄する。有機溶液を無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、濃縮して、粗生成物を得る。
シリカゲル上プレパレーティブTLC及び逆相カラム上
プレパレーティブHPLCによるこの物質の精製で、8
a−ヒドロキシ−22,23−ジヒドロアベルメクチン
Bla/Bibアグリコンを得る。
スff1 6.8a−デエポキシー6,8a−ジヒドロキシ−22
,23−ジヒドロアベルメクチンBla/Bibアグリ
コン エタノール1.5ml中8a−ヒドロキシー22゜23
−ジヒドロアベルメクチンBla/Bibアグリコン(
18,5nt)及びCeCl 3  ・7 HzO(1
2■)の溶液に一5℃において水素化ホウ素ナトリウム
のエタノール溶液(0,2n+j!中1,7■)を加え
る。反応混合物を一5℃において室温で1.5時間攪拌
し、しかる後酢酸エチル及び5%炭酸水素ナトリウム溶
液間で分配する。各層を分離し、水層を更に酢酸エチル
で抽出する。合わせた有機層を塩水で逆洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥する。この溶液の蒸発により粗生
成物を得、シリカゲル精製によって6.8a−デエボキ
シ−6゜8a−ジヒドロキシ−22,23−ジヒドロア
ベルメクチンBla/Bibアグリコンを得る。
ス淘1 8a−ヒドロキシ−13−デオキシ−22,23−ジヒ
ドロアベルメクチンBlaアグリコン乾燥ベンゼン10
mA中無水5O−(tertブチルジメチルシリル)−
13−デオキシ−22゜23−ジヒドロアベルメクチン
Blaアグリコン(460■)の溶液に塩化銅(I)1
■及び過安息香酸tert−ブチル0.16m1を窒素
下で加える。
反応混合物を95℃に予め加熱された油浴中におき、還
流下で12時間攪拌する。次いで、混合物を酢酸エチル
15%炭酸水素ナトリウム溶液に加え、各層を分離する
。有機溶液を塩水で逆洗浄し、濃縮乾固する。残渣を8
0/20酢酸/水301111に溶解し、混合物を室温
で一夜攪拌する。反応混合物を濃縮し、残渣を酢酸エチ
ルに溶解する。この溶液を5%炭酸水素ナトリウム溶液
及び塩水で洗浄し、しかる後それを無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。この溶液の濃縮により粗物質を得、シリ
カゲル上プレパレーティブTLC及びプレパレーティブ
HPLC(逆相カラム)による精製で8a−ヒドロキシ
−13−デオキシ−22,23−ジヒドロアベルメクチ
ンBlaアグリコンを得る。
裏施■土工 6.8a−デエボキシー6,8a−ジヒドロキシ−13
−デオキシ−22,23−ジヒドロアベルメクチンBl
aアゲ鵞コン エタノール0.2ml中水素化ホウ素ナトリウム(1,
6+ng)の溶液をエタノール1.5ml中8a−ヒド
ロキシー13−デオキシ−22,23−ジヒドロアベル
メクチンBlaアグリコン(16mg)及びCeCl3
  ・7HzO(12111g)の冷(−5℃)溶液に
加える。反応混合物を一5℃で2時間攪拌し、しかる後
酢酸エチル及び5%炭酸水素ナトリウム溶液間で分配す
る。各層を分離し、水層を更に酢酸エチルで抽出する。
合わせた有機層を塩水で逆洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥する。有機溶液を減圧下で濃縮し、粗生成物をシ
リカゲル上プレパレーティブTLCにより精製して、6
゜8a−デエボキシー6,8a−ジヒドロキシ=13−
デオキシ−22,23−ジヒドロアベルメクチンBla
アグリコンを得る。
実旌貰上工 8a−ヒドロキシ−13−デオキシ−22,23ジヒド
ロアベルメクチンBlbアグリコン乾燥ベンゼン5 m
A中無水5−0  (tart−ブチルジメチルシリル
)−13−デオキシ−22゜23−ジヒドロアベルメク
チンBibアグリコン(230■)の溶液に過安息香酸
ter t−ブチル0.082m1及び塩化!FJ(1
)1mgを窒素下で加える。反応混合物を予め加熱され
た油浴(95℃)中におき、しかる後還流下で12時間
攪拌する。
混合物を酢酸エチル15%炭酸水素ナトリウム溶液に加
え、得られた各層を分離する。有機相を塩水で洗浄し、
しかる後蒸発乾固させる。残渣を80/20酢酸/水2
0mj!に再溶解し、室温で24時間攪拌する。反応混
合物を1縮し、残渣を酢酸エチル及び5%炭酸水素ナト
リウム溶液間で分配する。酢酸エチル相を無水で洗浄し
、しかる後無水硫酸ナトリウムで乾燥する。:a縮によ
り粗生成物を得、これをシリカゲル上プレパレーティブ
TLC及び逆相カラム上プレパレーティブHPLCによ
り精製して、8a−ヒドロキシ−13−デオキシ−22
,23−ジヒドロアベルメクチンBibアグリコンを得
る。
裏施五土工 6.8a−デエボキシー6.8a−ジヒドロキシ13−
デオキシ−22,23−ジヒドロアベルメクチンBib
アグリコン エタノール3.Oml中8a−ヒドロキシ−13−デオ
キシ−22,23−ジヒドロアベルメクチンBibアグ
リコン32■及びCeCl s ・7 Hz024■の
溶液を水素化ホウ素ナトリウムのエタノール溶液(0,
3ml中3.2■)で処理する。反応混合物を一5℃で
1.5時間攪拌し、しかる後酢酸エチル及び5%炭酸水
素ナトリウム溶液間で分配する。各層を分離し、水層を
更に酢酸エチルで抽出する。合わせた有機層を塩水で逆
洗浄し、しかる後無水硫酸ナトリウムで乾燥する。蒸発
により粗生成物を得るが、これはプレパレーテイプTL
Cにより精製することができ、6,8a−デエボキシ−
6,8a−ジヒドロキシ−13−デオキシ−22,23
−ジヒドロアベルメクチンBibアグリコンを生じる。
乾燥ベンゼン10n1中無水5−0− (tertブチ
ルジメチルシリル)ミルベマイシンαI/α3460■
及び塩化銅(I)1■の溶液を窒素上過安息香酸ter
 L−ブチル0.18mj!で処理する。反応混合物を
95℃に予め加熱された油浴中におき、混合物を還流下
で12時間攪拌し、しかる後それを酢酸エチル及び5%
炭酸水素す) IJウム溶液間で分配する。各層を分離
し、水相を更に酢酸エチルで抽出する。合わせた有機層
を塩水で逆洗浄し、蒸発乾固させる。残渣を80/20
酢酸/水40telに溶解し、室温で一夜攪拌する。反
応混合物を減圧乾固させ、得られた残渣を酢酸エチルに
再溶解する。この溶液を5%炭酸水素ナトリウム溶液及
び塩水で洗浄し、しかる後無水硫酸ナトリウムで乾燥す
る。この溶液の濃縮により粗生成物を得る。シリカゲル
上プレバレーティブTLCLかる後逆相カラム上プレパ
レーティブHPLCによるこの物質の精製で、8a−ヒ
ドロキシミルベマイシンαl/α3を得る。
去施ゴ1土 6.8a−デエボキシー6,8a−ジヒドロキシミルベ
マイシンα  α エタノール1.5mj2中8a−ヒドロキシミルベマイ
シンαI/α3  (15,5+ng)及びCeCl 
7rbo(t2■)の溶液に一5°Cにおいて水素化ホ
ウ素ナトリウムのエタノール溶液(0,2n+j!中1
.7m+r)を加える。反応混合物を一5℃で1.5時
間攪拌し、しかる後酢酸エチル及び5%炭酸水素ナトリ
ウム溶液間で分配する。各層を分離し、水層を更に酢酸
エチルで抽出する。合わせた有機層を塩水で逆洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥する。この溶液の蒸発によ
り粗生成物を得、シリカゲル精製によって6,8a−デ
エポキシ−6゜8a−ジヒドロキシミルベマイシンα1
/α3を得る。
夫W 4“−メチルアミノ−4“−デオキシ−3a−ヒドロキ
シ−22,23−ジヒドロアベルメクチンBla  B
ib 無水ベンゼン5lIIl中無水5−0− (tert−
ブチルジメチルシリル)−4’−メチルアミノ−4#−
デオキシ−22,23−ジヒドロアベルメクチンBla
/Bib塩酸塩(370g)及び塩化銅(I)1■の溶
液に過安息香酸tert−ブチル1,2mlを加える。
次いで、混合物を95℃に予め加熱された油浴中におき
、反応混合物を還流下で12時間攪拌する。反応混合物
を5%炭酸水素ナトリウム溶液と混合し、酢酸エチルで
希釈する。
各層を分離し、有機相を塩水で逆洗浄し、しかる後減圧
下で濃縮する。残渣を80/20酢酸/水205m!で
処理し、室温で24時間攪拌する。反応混合物を蒸発さ
せ、残渣を酢酸エチルに溶解する。溶液を5%炭酸水素
ナトリウム溶液及び塩水で洗浄する。混合物を無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、濃縮して粗生成物を得、これを精
製せずに次の反応で用いる。
大施桝主主 4“−メチルアミノ−4#−デオキシ−6,8aデエポ
キシー6,8a−ジヒドロキシ−22゜23−ジヒドロ
アベルメクチンBla  Bib実施例22からの粗生
成物(150■)及びCeC1z  + 7HzO(7
5N)を無水エタノール10njHに溶解し、−5℃に
冷却する。この混合物にエタノールl  me中水素化
ホウ素ナトリウム(10■)の溶液を徐々に加え、得ら
れた混合物を一5℃で4時間攪拌する。次いで、反応混
合物を酢酸エチル及び5%炭酸水素ナトリウム溶液の混
合物中に注ぐ。各層を分離し、水相を更に酢酸エチルで
抽出する。合わせた有機抽出液を塩水で逆洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥する。濃縮により粗生成物を得
、これをシリカゲル上プレバレーティブTLC及び逆相
カラム上プレパレーティブHPLCにより精製して、4
“−メチルアミノ−4“−デオキシ−6,8a−デエポ
キシー6.8a−ジヒドロキシ−22,23−ジヒドロ
アベルメクチン131 a / B 1 bを得る。
夫施尉I↓ 8a−0−アセチル−6,8a−デエボキシ−6゜8a
−ジヒドロキシアベルメクチンBla無水酢酸エチル1
0mjl!中6,8a−デエボキシー6,8a−ジヒド
ロキシアベルメクチンBla (実施例2)100■の
溶液を窒素雰囲気中中性アルミナ1g存在下60℃で攪
拌する。反応をTLCでモニターする。適切な時点で反
応混合物を濾過し、固体アルミナを酢酸エチルで十分に
洗浄する。合わせた濾液を5%炭酸水素ナトリウム溶液
で洗浄し、しかる後減圧下で濃縮乾固する。
残渣をプレパレーティブTLCにより精製し、所望のモ
ノアセテ−1秀導体を得る。
犬1桝叢工 4“、5,6.8a−テトラ−0−アセチル−6゜8a
−デエボキシー6,8a−ジヒドロキシアベルメクチン
Bla/Bib 無水ピリジンIIIIl中6,8a−デエボキシ6.8
a−ジヒドロキシアベルメクチンBaa/Bib(50
■)の溶液を0℃で急速に攪拌しながら、無水酢酸0.
5n+j!を徐々に加える。次いで、冷混合物を6時間
攪拌し、しかる後氷水中に注ぐ。
酢酸エチルを加え、各層を混合する。各層を分離し、水
層を更に酢酸エチルで抽出する。合わせた有機層を5%
炭酸水素ナトリウム溶液及び水で洗浄し、しかる後無水
硫酸ナトリウムで乾燥する。
溶液を濃縮し、残渣をプレパレーティブTLCにより精
製し、標題化合物を得る。
大ル勇l旦 4“ 5−ジー0−アセチル−3a−ヒドロキシ22.
23−ジヒドロアベルメクチンBla/ib 過安息香酸むert−ブチル(0,82m#)を窒素下
で無水ベン上25mβ中無水4″、5−ジー〇−アセチ
ルー22.23−ジヒドロアベルメクチンBla/B1
b300mg及び塩化銅(1)0.5■の溶液に加える
。反応混合物を95℃に予め加熱された油浴中におき、
混合物を還流下で12時間攪拌する。反応混合物を5%
炭酸水素ナトリウム溶液に加え、酢酸エチルで希釈する
。各層を分離し、有機相を塩水で逆洗浄し、しかる後濃
縮する。残渣を80/20酢酸/水20nlで処理し、
室温で24時間撹拌する。反応混合物を減圧下で濃縮し
、残渣を酢酸エチルに溶解する。溶液を5%炭酸水素ナ
トリウム溶液及び塩水で洗浄し、しかる後無水硫酸ナト
リウムで乾燥する。濃縮により粗生成物を得、これをシ
リカゲル上プレバレーティブTLCLかる後逆相カラム
上プレバレーティブHPLCにより精製し、純粋な4“
、5−ジー〇−アセチルー3a−ヒドロキシ−22,2
3ジヒドロアベルメクチンBla/Bibを得る。
実施拠1ユ 4“、5−ジー0−アセチル−6,8a−デエボキシー
6.8a−ジヒドロキシ−22,23−ジヒドロアベル
メクチンBla  Bibエタノール2 mll中4#
、5−ジーO−アセチルー3a−ヒドロキシ−22,2
3−ジヒドロアベルメクチンB 1 a/B 1 b(
25mg)及びCeC13・7)1.0(12■)の溶
液に一5℃において水素化ホウ素ナトリウムの溶液(エ
タノール0.4ml中3■)を加える。反応混合物を一
5℃で2時間攪拌し、しかる後酢酸エチル及び5%炭酸
水素ナトリウム溶液の混合物中に注ぐ。各層を分離し、
水相を更に酢酸エチルで抽出する。合わせた有機抽出液
を塩水で逆洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。
この溶液の蒸発により粗生成物を得、プレパレーティブ
TLCにより精製して、4“5−ジー0−アセチル−6
,8a−デエポキシ6.8a−ジヒドロキシ−22,2
3−ジヒドロアベルメクチンBla/Bibを得る。
実施皿主主 6.8a−デエポキシー6,8a−ジヒドロキシ22.
23−ジヒドロアベルメクチンBla/Bib−8,9
−オキシド ベンガフ10ml中6,8a−デエポキシ−6゜8a−
ジヒドロキシ−22,23−ジヒドロアベルメクチンB
la/Bib(実施例7)120n++r及びバナジル
アセチルアセトネー)5mgの溶液に70%過酸化水素
ter t−ブチル25■を室温で徐々に加える。TL
Cにより完了したことが判明するまで、反応混合物を攪
拌する。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、しかる後亜
硫酸水素ナトリウムの水溶液と混合する。各層を分離し
、有機層を更に亜硫酸水素ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム及び塩水で洗浄する。有機溶液を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、蒸発乾固させる。粗生成物をシリカゲル上
プレバレーティブTLCにより精製し、8.9−オキシ
ドを得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式を有する化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上記式中、22、23位の破線は単又は二重結合を示
    す; R_1はH又はヒドロキシである;ヒドロキシは上記破
    線が単結合を示す場合のみ存在する; R_2はメチル、エチル、イソプロピル又はsec−ブ
    チルである; R_3は水素、メチル又はアシルである; R_4及びR_5は水素又はアシルである;Xは酸素又
    は二重結合である; R_6は水素、ヒドロキシ、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼ である。 (上記式中、R_7はヒドロキシ、NR_8R_9であ
    って、ここでR_8及びR_9は各々独立して水素、低
    級アルキル、低級アルカノイル、低級アルキルスルホニ
    ル又は置換ベンゼンスルホニルであり、その置換基はハ
    ロゲン又は R_1_0COO−であり、R_1_0は低級アルキル
    、フェニル又は低級アルキル置換フェニルである)〕。 2、6,8a−デエポキシ−6,8a−ジヒドロキシア
    ベルメクチンB1a/B1bである、請求項1記載の化
    合物。 3、6,8a−デエポキシ−6,8a−ジヒドロキシア
    ベルメクチンB1a/B1bモノサッカライドである、
    請求項1記載の化合物。 4、6,8a−デエポキシ−6,8a−ジヒドロキシア
    ベルメクチンB1a/B1bアグリコンである、請求項
    1記載の化合物。 5、4″−メチルアミノ−4″−デオキシ−6,8a−
    デエポキシ−6,8a−ジヒドロキシ−22、23−ジ
    ヒドロアベルメクチンB1a/B1bである、請求項1
    記載の化合物。 6、6,8a−デエポキシ−6,8a−ジヒドロキシ−
    22,23−ジヒドロアベルメクチンB1aアグリコン
    である、請求項1記載の化合物。 7、4″,5,6,8a−テトラ−O−アセチル−6,
    8a−デエポキシ−6,8a−ジヒドロキシアベルメク
    チンB1a/B1bである、請求項1記載の化合物。 8、6,8a−デエポキシ−6,8a−ジヒドロキシ−
    22,23−ジヒドロアベルメクチンB1a/B1b−
    8,9−オキシドである、請求項1記載の化合物。 9、6,8a−デエポキシ−6,8a−ジヒドロキシ−
    13−デオキシ−22,23−ジヒドロアベルメクチン
    B1bアグリコンである、請求項1記載の化合物。 10、6,8a−デエポキシ−6,8a−ジヒドロキシ
    ミルベマイシンα_1/α_3である、請求項1記載の
    化合物。
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