JPH0386885A - アベルメクチン誘導体 - Google Patents

アベルメクチン誘導体

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JPH0386885A
JPH0386885A JP2145242A JP14524290A JPH0386885A JP H0386885 A JPH0386885 A JP H0386885A JP 2145242 A JP2145242 A JP 2145242A JP 14524290 A JP14524290 A JP 14524290A JP H0386885 A JPH0386885 A JP H0386885A
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JP
Japan
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group
avermectin
monosaccharide
methoxy
hydrogen
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JP2145242A
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English (en)
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Helmut Mrozik
ヘルムート ムロツイク
Peter J Sinclair
ペーター ジエー.シンクレア
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Original Assignee
Merck and Co Inc
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H19/00Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
    • C07H19/01Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing oxygen
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/90Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having two or more relevant hetero rings, condensed among themselves or with a common carbocyclic ring system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • A61P33/10Anthelmintics

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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 用語アベルメクチン(従来C−076と呼称)はストレ
プトミセス・アベルミチリス(Strepto−myc
es abermitilis)のアベルメクチン生産
株及びその誘導株の発酵液から分離される一連の化合物
を呼称するのに使用される。培養の生態学的特徴は米国
特許第4,310.519号に完全に記述されている。
アベルメクチン化合物は一連のマクロライドであり、そ
の各々は13位が4−(α−L−オレアンドロシル)−
α−L−オレアンドロース基で置換されている。アベル
メクチン化合物とその本誘導体は極めて高度の駆虫活性
及び抗寄生虫活性を持つ。
発酵液から分離されるアベルメクチン系化合物は次の構
造式 (式中、 Rは構造式 %式%) 一オレアンドロシル基であり、 破線は単結合又は 二重結合を示し、R8は水素又は水酸基であって前記破
線が単結合の場合のみ存在し、R2はイソプロピル基又
は5ec−ブチル基であり、R3はメトキシ基又は水酸
基である)を持つ。
8つの異なるアベルメクチン天然生成化合物があり、そ
れらは個々の化合物の構造に基づいてAla、Alb、
A2B、A2b、Bla、Bib。
B2a、及びB2bと表示される。
上記構造式において、個々のアベルメクチンの化合物は
下表に示す通りである(Rは4′−(α−L−オレアン
ドロシル)−α−L−オレアンドロースである)。
C22−C231?I    R2R3Ala  (2
2,23−二重結合)−sec−ブチル −0CR3A
lb   (22,23−二重結合)  −一  イソ
プロピル    −0CR3A2a   (22,23
−単結合)OHsec−ブチル   −0CR3A2b
   (22,23−単結合)OHイ’7ブロピA  
   −0CH3Bla  (22,23−二重結合)
−see−ブチル −0HBlb   (22,23−
二重結合)  −一  イソプロピル    −011
82a  (22,23−単結合)OHsec−ブチ8
−0HB2b   (22,23−単結合)     
OHイソプロピル    −OHアベルメクチン化合物
は一般にa及びb成分の混合物として分離される。その
ような化合物はR2置換基の性質のみ異なり、この僅か
な構造的差異はそのような化合物の分離方法、化学的反
応性及び生物学的活性にほとんど影響しないことが認め
られた。
これらの25−イソプロピル又は25−5ec−ブチル
置換基を含む天然のアベルメクチンの外に、他の分岐し
た又は環状25−アルキル又は25−アルケニル置換基
、任意に酸素、硫黄、窒素、ハロゲンのようなヘテロ原
子により更に置換されている置換基を含む密接に関連す
る誘導体が文献中で知られている。これらの誘導体は欧
州特許出願公開(EPO)第0214731号及び第0
284176号に充分に記述されているように発酵方法
に対する種々な調節及び添加により得られる。
アベルメクチンは放線菌ストレプトミセス・アベルミチ
リスを使用する微生物発酵の生産物である。これらの微
生物は酢酸とプロピオン酸を大部分のアベルメクチン炭
素鎖の構築単位として使用し、次いでこの炭素鎖は微生
物酵素により更に変換されて完全なアベルメクチン分子
を生成する。
しかしながら、C−25炭素並びにこの位置の2−プロ
ピル及び2−ブチル置換基は酢酸又はプロピオン酸単位
に由来せず、それぞれアごノ酸L−バリンとL−イソロ
イシンに由来することが知られている。これらのアミノ
酸は相当する2−ケトン酸に脱アミノされ、次いでこれ
らは脱炭酸されて2−メチルプロピオン酸と2−メチル
醋酸を生成する。次にこれらの酸はチヱン(Chen)
等、Abstr、  Pap、  An+、  Che
m、  Soc、  (186Mset、。
MBTD  28.1983)により報告されているよ
うにアベルメクチン構造中に直接取り込まれてC25の
2−プロピル及び2−ブチル置換基となる。又シクロペ
ンタン酸、シクロ酪酸、2−メチルペンタン酸、2−メ
チルヘキサン酸、チオフェン−3−カルボン酸などのよ
うな他の酸をS・アベルミチリスの発酵液に大量に添加
すると微生物はこれらの酸をW換戒分として取り込み、
これらの酸を新規なC−25置換基とて含む少量のアベ
ルメクチンを作ることが欧州特許出願公開第02147
31号及び第0284176号に開示されている。その
ような新規のアベルメクチン誘導体の例は、 25−(チエソー3−イル)−25−デー(2−ブチル
)アベルメクチン・A2 a。
25−(シクロヘキス−3−エニル)−25−デー(2
−ブチル)アベルメクチン・A2B、25−シクロヘキ
シル−25−デー(2−ブチル)アベルメクチン・A2
B、 25−(1−メチルチオエチル)−25−デー(2−ブ
チル)アベルメクチン・A2a、25−(2−メチルシ
クロプロピル)−25−デー(2−ブチル)アベルメク
チン・A2a。
25−(2−ブテン−2−イル)−25−デー(2−ブ
チル)アベルメクチン・Bla。
25−(シクロペンチル)−25−デー(2−ブチル)
アベルメクチン・Blaである。
更に別のアベルメクチン誘導体はシネファンジン(Si
nefaungin)のような代謝阻害剤の添加(シェ
ルマン(Schulman)等、ジャーナル・オブ・ア
ンチバイオティ・ンクス(J、八ntibiot、) 
 (1985年)、38巻、1494〜1498ページ
に記述されている)、又は親株の変異(シェルマン等、
アンチミクロバイアル・エージェンツ・アンド・ケモテ
ラピー(Antimicrobial Agents 
and Chemotherapy)(1987年)、
31巻、744〜747ページ、及びPfizer I
NG、に対するEP−276−131Aに記述されてい
る)によるストレプトミセス・アベルミチリスの発酵の
人工的変換により生産される。これらのアベルメクチン
誘導体のあるものは更に変換され、3′−及び3#−〇
−メチル基の1つ又は2つが除かれる (シェルマン等
、ジャーナル・オブ・アンチバイオティックス(198
5年)、38@、1494〜1498ページ)。そのよ
うな誘導体の例は 3’  3’−0−ビスデスメチル−25−シクロへキ
シル−25−デー(2−ブチル)アベルメクチン・Bl
a。
3′  3“−〇−ビスデスメチルー25−シクロペン
チル−25−デー(2−ブチル)アベルメクチン・Bl
a。
3’   3’−0−ビスデスメチル−25−(3−チ
エニル)−25−デー(2−ブチル)アベルメクチン・
Bla。
3’  3’−0−ビスデスメチル−25−(3−フリ
ル)−25−デー(2−ブチル)アベルメクチン・Bl
a。
3’  3’−0−ビスデスメチル−25−(1−メチ
ルチオエチル)−25−デー(2−ブチル)アベルメク
チン・Bla。
3“−0−デスメチルアベルメクチン・Bla/B 1
 b。
3′−O−デスメチルアベルメクチン・Bla/Bib
である。
発酵生産物は更に改良された性質の抗寄生虫及び殺虫性
アナログを得るために化学的に変換された。科学的及び
特許文献におけるそのような方法の公開はフイシン+ 
−(Fisher) 、 M、H,、ムロジク(Mro
zik) 、  H,、イン・マクロ−イド・アンチバ
イオティックス(In Macrolide Anti
bio−tics)  (オームラ(On+ura)、
  S、 W4集、Academic(New Yor
k) 1984年刊〕、553〜606ページ、及びデ
ービス(Davies) 、HlG、グリーン(Gre
en)、 RlH,、Nat、 Prod、 Rep、
 (1986年)、3巻、87〜121ページに概説さ
れている。
例えば、1群の半合成アベルメクチン誘導体がアベルメ
クチン・Blの22.23−二重結合を特異的に水素添
加して22.23−ジヒドロアベルメクチンB1誘導体
を生成させることによって得られ、このものは極めて強
力な駆虫的及び抗寄生虫的性質を持っていた。半合成ア
ベルメクチン誘導体の他の例は8.9−オキシド基、4
a−ヒドロキシ又はアシルオキシ基、23−ケト基を含
み、これらはすべて強力な抗寄生虫性及び殺虫性化合物
である。
これらの化合物はさらに変換することなく本発明の化合
物の出発物質として使用することができ、又は適用する
反応条件下で変換してはならない別の反応性基を含む場
合、適当な保護基で保護するのみで使用することができ
る。
本発明はアベルメクチン又はアベルメクチン・モノサッ
カライド化合物の外部オレアンドロース環がジアゾメタ
ンの付加により4“−又は4′オキソ−アベルメクチン
(1)又はアベルメクチン・モノサッカライドに変換さ
れたアベルメクチン化合物の誘導体に関する。生成する
化合物は1つ又は複数のメチレン基により同族体化され
、又スピロエポキシド(■、別の開示の目的物)及びパ
ーヒドロオキセピン(■、IV)  (工程図1)であ
る。パーヒドロオキセピンは更に変換することができる
。ここで、そのような化合物を記述するのが本発明の目
的である。そのような化合物の製造に有用な方法を記述
するのがこの発明の別の目的である。そのような化合物
の駆虫剤、殺虫剤、及び殺ダニ剤としての用途を記述す
るのが更に別の目的である。その他の目的は以下の記述
を読むことにより明らかになるであろう。
本発明の化合物は次の構造式 R7 (式中、22.23位の破線は単結合を示し及びR8は
水素又は水酸基又はケトン基であるか、もしくは破線は
二重結合を示し及びR8は存在せず、R2はメチル基、
エチル基、もしくはα位分岐C1〜C,アルキル又はア
ルケニル基であり、R3は水素、低級アルキル基又は低
級アルカノイル基であり、 4 は であり、 R2は 6 9 であり、 R6は水素又は低級アルコキシ基であり、R7は水酸基
、アミノ基、N−低級アルキルアミノ基、N、N−ジ低
級アルキルアξ)基、又は低級アルカノイルアミノ基、
及びR6は水素であるか、又は R7とR6は共同でケトン基、メチレン基、coto−
、オキシム、セミカルバゾンであり、R9は低級アルキ
ル基である)を持つ。
本発明の好ましい化合物は上記構造式(式中、22.2
3位の破線は単結合を示し及びR1は水素であるか、又
は破線は二重結合を示し及びR1は存在せず、 R2はイソプロピル基、5ec−ブチル基、又はα位分
岐C1〜C,アルケニル基であり、R1は水素であり、 R4は であり、 R2は 9 であり、 R,は水素又はメトキシ基であり、 R1は水酸基、アミノ基、N−低級アルキルアξ)基、
N、N−ジ低級アルキルアξノ基、又は低級アルカノイ
ルアミノ基、及びR8は水素であるか、又は R1とR8は共同でケトン基、メチレン基、CH,0−
、オキシム、セミカルバゾンであり、R,はメチル基で
ある)で表わされる。
本発明の最も好ましい化合物は上記構造式(式中、 22.23位の破線は単結合を示し及びR1は水素であ
るか、又は破線は二重結合を示し及びR1は存在せず、 R。
はイソプロピル基、 ブチル基、 又はα 位分岐C3 〜C。
アルケニル基であり、 R1 は水素であり、 4 は であり、 S は h 9 であり、 6 は水素又はメ トキシ基であり、 R7は水酸基、アくノ基、N−低級アルキルアミノ基、
N、N−ジ低級アルキルアξノ基、又は低級アルカノイ
ルアミノ基、及びR6は水素であるか、又は R9とR8は共同でケトン基、メチレン基、−CH2O
−、オキシム、セミカルバゾンであり、R9はメチル基
である)で表わされる。
ジアゾメタン反応から分離される主要な環拡大生酸物は
オレアンドロース環の4″ (又は4′)及び5″ (
又は5′)炭素原子の間にCI+□−基の挿入により生
成し、R1で示されるレジオアイソマー(regioi
somer)であると信じられているが、同じ反応中3
″ (又は3′)及び4″ (又は4′)炭素原子の間
にCH2基の挿入により生ずるレジオアイソマーR5i
が少量異性体生成物として生成することが予期される。
この異性体の誘導体も本発明の範囲に包含されるもので
ある。
R1 R31 本発明の好ましい化合物は更に次の化合物、4′ −o
−(2−(4−メトキシ−7−メチルオキセピン−5−
オニル)]−アアベルメクチンBla/Bib・モノサ
ッカライド、 4′−0−(2−(5−エキソメチレン−4−メトキシ
−7−メチル−5,5a−オキソーオキセビニル)〕−
アベルメクチン・Bla/Bib・モノサッカライド、 4′−〇 −(2−(5−ヒドロキシ−4−メトキシ−
7−メチルオキセピニル)〕−アアベルメクチン31a
/Bib・モノサ・ツカライド異性体a、 4′−〇 −(2−(5−ヒドロキシ−4−メトキシ−
7−メチルーオキセビニル)〕−アベルメクチン・Bl
a/Bib・モノサッカライド異性体b、 4’ −〇−(2−(7−メチル−オキセピン−5−オ
ニル)]−アベルメクチン・Bla/Blb・モノサッ
カライド、 22.23−ジヒドロ−4’ −0−(2−(4メトキ
シ−7−メチルオキセピン−5−オニル)1−アベルメ
クチン・Bla/Bib・モノサ・ツカライド、 22.23−ジヒドロ−4’ −0−(2−(5−ニキ
ソメチレン−4−メトキシ−7−メチル5.5a−オキ
ソーオキセビニル)]−アベルメクチン・Bla/Bi
b・モノサッカライド、22.23−ジヒドロ−4’ 
−0−(2−(5ヒドロキシ−4−メトキシ−7−メチ
ルーオキセビニル)〕−アベルメクチン・Bla/Bi
b・モノサッカライド異性体a。
22.23−ジヒドロ−4’ −〇−(2−(5−ヒド
ロキシ−4−メトキシ−7−メチルーオキセビニル)〕
−アベルメクチン・Bla/Bib・モノサッカライド
異性体b1 22.23−ジヒドロ−4’ −0−(2−(7−メチ
ル−オキセピン−5−オニル)〕−アベルメクチン・B
la/Bib・モノサッカライド、4’ −0−(2−
(4−メトキシ−7−メチルオキセピン−5−オニル)
]−アベルメクチン・B2a/B2b・モノサッカライ
ド、 25−シロペンチル−25−デー(l−メチルプロピル
)−4′−〇−(2−(4−メトキシ−7−メチルオキ
セピン−5−オニル)〕−アベルメクチン・Bla・モ
ノサッカライド、25−シロペンチル−25−デー(1
−メチルプロピル)−4’ −〇−(2−(7−メチル
オキセピン−5−オニル)〕−アベルメクチン・Bla
・モノサッカライド、 25−シロペンチル−25−デー(1−メチルプロピル
)−4’ −0−(2−(4−メトキシ=7−メチルオ
キセピン−5−オニル)〕−アベルメクチン・B2a・
モノサッカライド、25−シロペンチル−25−デー(
1−メチルプロピル)−4’−0−(2−(7−メチル
オキセピン−5−オニル)〕−アベルメクチン・B2a
・モノサッカライド、 22.23−ジヒドロ−4′−〇−(2−(4−メトキ
シ−7−メチルオキセピン−5−オニル)1−アベルメ
クチン・B2a/B2b・モノサッカライド、 22.23−ジヒドロ−4#−〇−(2−(5−ヒドロ
キシ−4−メトキシ−7−メチルーオキセビニル)〕−
アベルメクチン・B2a/B2b・モノサッカライド、 4’ −0−(2−(5−アセチルアミノ−4−メトキ
シー7−メチルオキセピンル)〕−アベルメクチン・B
 1 a / B 1 b・モノサッカライド、4’ 
−0−(2−(5−メチルアξ〕−7−メチルーオキセ
ピニル)〕−アベルメクチン・B1a/Bib・モノサ
ッカライドで表わされる。
本発明において、「低級アルキル基」はメチル基、エチ
ル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ペンチ
ル基、ヘキシル基などのような炭素原子数1〜6の直鎖
又は分岐鎖のアルキル基を表わすものとする。
用語「低級アルコキシ基」はメトキシ基、エトキシ基、
プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、ペント
キシ基、ヘキソキシ基などのような炭素原子数1〜6の
直鎖又は分岐鎖のアルコキシ基を含むものとする。
用語「低級アルカノイル基」はホルミル基、アセチル基
、プロピオニル基、ブチリル基、ペンタノイル基、ヘキ
サノイル基などのような炭素原子数1〜6の直鎖又は分
岐鎖のアルカノイル基を含むものとする。
用語「ハロゲン」はハロゲン原子、フッ素、塩素、臭素
、又はヨウ素を含むものとする。
上記構造式は正確な立体化学を除いて示されている。し
かしながら、そのような化合物の製造に使用する合成法
の過程においては、その生成物は立体異性体の混合物で
あることができる。特に、13位と23位の立体異性体
はそのような基が分子の一般的平面のそれぞれ下又は上
にあることを示すα−又はβ−の双方に方向付けられる
ことができる。各々のそのような場合、α−及びβ−配
置の双方はこの発明の範囲内に含まれるものとする。
この発明の化合物の最初の出発物質は上で定義したアベ
ルメクチン発酵生成物である。更に構造式中でR2とし
て表わされる25位のα位分岐アルキル又はアルケニル
置換基を含む他の微生物の生産するアベルメクチン誘導
体が欧州特許願第86305604.0号(公開第02
14731号)、第88300426.9号(第027
6131号)及び第88300354.3号(第027
6103号)に記載されている。これらの化合物もこの
明細書で特許請求する化合物の出発物質として使用する
ことができる。R2置換基はこの発明の化合物の製造に
用いる反応条件下では不活性であり、従ってこれらの反
応をこれらの変更されたアベルメクチン誘導体を用いて
実行することもできる。本化合物を製造するために追加
の反応を必要とすることは明らかである。特に5位、2
2位及び23位で反応が実行される。一般に4″−水酸
基の酸化とそれによって生成する4#−ケトンの引き続
く置換の前にこれらの部位で必要とされるすべてのra
、換基を作ることが好ましい。一般にそのような方法は
望ましくない副反応を回避する。しかしながらこの技術
は必須ではなく、所望なら他の順序を使′用することが
できる。更に上述の酸化と置換反応の間、5位の水酸基
を保護してその位置における酸化又は置換を回避するこ
とが必要である。
この位置を保護することにより、分子の残りの部分に影
響を与えることなく4“位又は4′位で反応を実行する
ことができる。任意の上述の反応に引き続いて保護基を
除き、脱保護した生成物を単離することができる。使用
する保護基は理想的には容易に合成することができ、4
#位と4′位の反応に影響されず、分子の任意の他の官
能基に影響を与えることなく除くことができるようなも
のである。アベルメクチン型の分子の好ましい保護基の
種類はトリ置換シリル基、好ましくはトリアルキルシリ
ル基である。特に好ましい例はt−ブチルジメチルシリ
ル基である。保護した化合物を作る反応は塩化メチレン
、ベンゼン、トルエン、酢酸エチル、テトラヒドロフラ
ン、ジメチルホルムアミドなどのような非プロトン性極
性又は非極性溶媒中で、ヒドロキシ化合物を適当に置換
されたハロゲン化シリル好ましくは塩化シリルと反応さ
せることにより実行される。副反応を極小化するため反
応中放出される酸ハロゲン化物と反応する塩基を反応混
合物に含有させる。好ましいアミンはイ稟ダゾール、ピ
リジン、又はトリエチルアミンである。塩基は遊離する
ハロゲン化水素の量と等モル量を必要とするが、一般に
は数当量のアミンを用いる。反応は反応混合物を0°C
ないし還流温度で1/2〜16時間攪拌することにより
完了する。
シリル基はメタノール中でシリル化合物を、酸好マシ<
はp−トルエンスルホン酸−水和物のようなスルホン酸
−水和物で接触しながら攪拌することにより除かれる。
反応は0〜50°Cで約0.5〜12時間で完了する。
又はシリル基はシリル化合物をテトラヒドロフラン中で
無水ピリジン/フッ化水素で処理することにより除くこ
とができる。
反応は0〜25°Cで3〜24時間で完了する。
前述の反応工程で使用する他の出発物質は22゜23二
重結合が単結合に還元された化合物である。
22.23二重結合の選択的水素添加のための好ましい
触媒は式 %式%) (式中、R1゜は低級アルキル基、フェニル基、又はフ
ェニルで置換された低級アルキル基であり、Yはハロゲ
ンである)の化合物である。この還元方法は米国特許第
4,199,569号に完全に記述されている。
上述の反応工程で使用する他の出発物質はモノサッカラ
イドの製造を含む、アベルメクチン化合物のモノサッカ
ライド誘導体の製造に使用することができる方法は米国
特許第4,206,205号に記述されている。この反
応は一般に水性有機溶媒混合物中で出発物質ジサッカラ
イドを酸で処理することからなる。液量で0.1〜20
%の水濃度と約0.01〜0.1%の酸濃度で主として
モノサッカライドが生産される。
他のモノサッカライドの製造方法はイソプロパツール中
1%鉱酸溶液を20〜40″Cで6〜24時間使用する
。硫酸、リン酸などのような鉱酸を使用することができ
る。
すべての場合、アベルメクチンの25位の置換基は反応
条件に対して不活性であり、この位置にあるアルキル基
、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル
基などの存在はアベルメクチン誘導体の製造、単離、又
は活性にほとんど影響を与えない。
本化合物の製造はアベルメクチン出発物質が4′位又は
4″位で相当するケトンに酸化されることを要する。製
造の過程で5位の水酸基の存在はそのような基まで酸化
されないように保護することを要する。23−水酸基は
より反応性に乏しく、7−水酸基は極めて非反応性であ
り、それらを保護する必要はない。保護された中間体の
製造方法は上に記述されている。酸化反応は塩化メチレ
ンのような不活性溶媒中で塩化オキザリル又はトリフル
オロ酢酸無水物及びジメチルスルホキシドを酸化剤とし
て使用して行う。更に、N−クロロサクシンイミド及び
硫化ジメチルを使用することができる。反応は塩化メチ
レンに塩化オキザリル又はトリフルオロ酢酸無水物及び
ジメチルスルホキシド(又は他の酸化剤)を溶解し、−
50〜80″Cに冷却し、酸化するアベルメクチン化合
物の塩化メチレン溶液を滴下添加する。添加は15分〜
1時間の間行い、次いでトリエチルアミンを1〜15分
の開演下添加する。次いで反応混合物を1/2〜1時間
かけて室温まで昇温させる。
4#−又は4′−ケト化合物を当該技術分野で公知の方
法を用いて単離する。
アベルメクチンのホモロゲーションはエーテル、テトラ
ヒドロフラン、メタノール、エタノール、塩化メチレン
などのような有機溶媒中で4#−オキソ−アベルメクチ
ンをジアゾメタンのエーテル溶液で処理することにより
行う。当該技術分野で公知の方法で蒸発し単離すること
により4#−エキソメチレン−アベルメクチン・Bla
/Blbtt#、4na−オキシド異性体a、4“−エ
キソメチレン−アベルメクチン・Bla/Blb−4#
、4“a−オキシド異性体す、4’ −0−(2−(4
−メトキシ−7−メチルオキセピン−5−オニル)〕−
アベルメクチン・Bla/Blb・モノサッカライド、
4’ −0−(2−(5−エキソメチレン−4−メトキ
シ−7−メチル−5゜5a−オキソーオキセビニル)〕
−アベルメクチン・B 1 a / B 1 b・モノ
サッカライド(スキーム1)を含むメチレン同族体化誘
導体が得られる。
4’ −〇−C2−(7−メチル−オキセピン−5−オ
ニル)〕−アベルメクチン・Bla/Blb・モノサッ
カライドは、4’ −0−(2−(4−メトキシ−7−
メチルオキセピン−5−オニル)1−アベルメクチン・
B 1 a / B 1 b・モノサッカライドをメタ
ノール、エタノール、tert−ブタノールなどのよう
なプロトン環の存在下で、エーテル、テトラヒドロフラ
ンなどのような有機溶媒中S*Iz又はybrzで一7
8″〜0°Cで30分〜2時間処理することにより製造
することができる。この化合物は当該技術分野で公知の
方法により単離し精製される。
ジアステレオマー性4’ −0−(2−(5−ヒドロキ
シ−4−メトキシ−7−メチルーオキセビニル)〕−ア
ベルメクチン・Bla/Bib・モノサッカライド化合
物は、4’ −0−(2−(4−メトキシ−7−メチル
オキセピン−5−オニル)l−アベルメクチン・Bla
/Bib・モノサ・ンカライドをメタノール、エタノー
ル、テトラヒドロフランなどのような有機溶媒中で、ナ
トリウム・ポロヒドリド、ナトリウムシアノボロヒドリ
ドなどのようなヒドリド原で処理することにより製造す
ることができる。同様に、4’ −0−(2−(7−メ
チル−オキセピン−5−オニル)〕−アベルメクチン・
B l a / B l b・モノサッカライドを還元
してジアステレオマー性4’ −〇−(2−(5−ヒド
ロキシ−7−メチルーオキセビニル)1−アベルメクチ
ン・Bla/Bib・モノサッカライド誘導体を得るこ
とができる。
4’ −0−(2−(5−エキソメチレン−4−メトキ
シ−7−メチル−5,5a−オキソーオキセビニル)〕
−アベルメクチン・Bla/Bib・モノサッカライド
を、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ピリ
ジンなどのような有機溶媒中で、ピリジン、トリエチル
アミンなどのような塩基を添加するか又は添加しないで
、及びジメチルアミノピリジン、カリウム・ter t
−ブトキシドなどのような触媒を添加するか又は添加し
ないで、アルコール、アミン、メルカプタンなどのよう
な求核性物質で処理することにより相当する置換された
アベルメクチン誘導体が得られる。生成物は当該技術分
野で公知の方法により単離し精製される。
4’−〇−(2−(4−メトキシ−7−メチルオキセピ
ン−5−オニル)〕アベルメクチン・Bトモノサッカラ
イドをアミノ化すると置換されていないアミノ化合物が
得られる。この反応はメタノール、エタノールなどのよ
うな極性プロトン性溶媒中で、−10〜+25°Cで、
酢酸アンモニウム又は塩化アンモニウムのようなアンモ
ニウム塩及びナトリウムボロヒドリド又はナトリウムシ
アノボロヒドリドのようなヒドリド源をアミン化及び還
元試薬として使用して行う。反応は15分〜2時間で完
了し、生成物4’ −0−(2−(5−アミノ−4−メ
トキシ−7−メチルオキセピンル)〕−アベルメクチン
・Bトモノサッカライド化合物は当該技術分野で公知の
方法により単離される。
前述のアミン化反応の変法として、アンモニウム塩の代
りにアルキルアンモニウム塩を使用することによりモノ
アルキル置換化合物を直接製造することができる。上述
の同じ試薬、塩及び条件をそのような反応に使用するこ
とができる。
置換基がアシル官能基である新しく形成されたア旦ノ基
における置換反応は不活性溶媒中、塩基の存在下でアシ
ル化試薬を使用して行う。好ましいアシル化試薬は低級
アルカノイル無水物、低級アルカノイルハロゲン化物、
置換されたベンゼンスルホニルクロリド、低級アルキル
スルホニルクロリドなどである。この反応は反応の過程
で生成する酸を中和するピリジン又はトリエチルアミン
のような非反応性塩基の存在下で、塩化メチレンのよう
な不活性溶媒中で行う。反応温度は一10〜25℃であ
り、反応は5分〜1時間で完了する。
生成物は公知の方法で単離される。
4’−0−(2−(4−メトキシ−7−メチル−5−セ
ミ力ルバゾノーオキセビニル)]アベルメクチン・モノ
サッカライドの製造は、4’−0−(2= (4−メト
キシ−7−メチルオキセピン−5−オニル)〕−アベル
メクチン・モノサッカライドを、メタノール、エタノー
ル、テトラヒドロフランなどのような極性溶媒中セミカ
ルバジドで、触媒性酸好ましくは酢酸の存在下、720
〜30″Cの温度で0.5〜20時間処理して相当する
セミカルバゾンを生成させ、これを当該技術分野で公知
の方法により単離し精製することにより実行される。同
様に、オキシムはセミカルバジドをヒドロキシルアミン
又は〇−置置換上ヒドロキシルアミン置き換えて同様の
方法で製造することができる。
本発明の新規化合物はヒト及び動物の健康及び農業にお
ける駆虫剤、殺外部寄生虫剤、殺昆虫剤及び殺ダニ剤と
して重要な殺寄生虫活性を持つ。
一般に螺出症と称する疾病又は疾病群は螺虫頚として知
られる寄生虫が動物宿主に感染することにより起こる。
螺出症はブタ、ヒツジ、ウマ、ウシ、ヤギ、イヌ、ネコ
等の家畜及び家禽の間で流行し、重大な経済的問題であ
る。螺出類の中、線虫と称する寄生虫は種々な動物の種
に対して広範囲でしばしば重大な感染を引き起こす。上
に挙げた動物に感染する最も普通の線虫の種類はへモン
クス(Haemonchus) 、)リコストロンジル
ス(Trichostongylus)、オステルタギ
ア(Osterta−gia)、ネマトジルス(Nem
atodirus)、クーペリア(Cooperia)
 、アスカリス(^5caris)、ブノストマム(B
unostomum) 、エーソファゴストマム(Oe
sophagos tomum)、チャペルチア(Ch
abertia)、トリチュリス(Trichuris
)、ストロンジルス(Strongylus) 、)リ
コネマ(Trichonema) 、ジクチオコールス
(Dictyocaulus) 、カピラリア(Cap
illaria) 、ヘテラキス(Ileteraki
s)、トキソカラ(Toxocara) 、アスカリジ
ア(Ascaridia)、オキシラリス(Oxyur
is)、アンシロストマ(八ncy−1os toma
)、アンシナリア(Uncinaria)、トキサスカ
リス(Toxascaris)及びバラスカリス(Pa
ras−caris)である。これらのうちネマトジル
ス、クーペリア及びエーソファゴストマムのような種類
は主に消化管を襲い、一方へモンクス及びオステルタギ
アのような他の種類は胃でより優勢であり、又ジクチオ
コールスのような更に別の種類は肺臓に見出される。更
に別の寄生虫は心臓と血管、皮下とリンパ組織などのよ
うな体の他の組織と器官に見出されることがある。g7
.重症として知られる寄生虫感染は貧血、栄養不良、衰
弱、体重減少、消化管壁並びに他の組織及び器官の重大
な損害につながり、治療しないで放置すると感染宿主の
死に至ることがある。この発明の水素添加されたアベル
メクチン化合物は意外にもこれらの寄生虫に対して高い
活性を持ち、更にイヌのジロフィラリア(Dirofi
laria)、回出類のネマトスピロイデス(Nema
tospiroides)、シフアジア(Syphas
 ia)、アスピクルリス(八5piculuris)
、ダニ、シラミ、ノ旦、ハエ、ヒツジのルシリア・エス
ピー(Lucilia sp、)、咬癖昆虫及びウシの
ヒポデルマ・エスピー(Hypoderma sp、)
、ウマのガストロフィルス(Gastrophilus
) 、及び冨歯類のクテレブラ・エスピー(Cuter
ebra sp、)のような移住性双翅類の幼虫のよう
な動物及び鳥類の節足動物外部寄生虫に対しても有効で
ある。
本化合物はヒトに感染する寄生虫に対しても有用である
。ヒトの消化管の寄生虫の最もeillの種類はアンシ
ロストマ、ネカトール(Necator)、アスカリス
、ストロンジロイデス(Strongyloides)
、トリチネラ(Trichinella ) 、カピラ
リア、トリチュリス及びエンテロビウス(Entero
bius)である。血液又は消化管以外の他の組織及び
器官に見出される他の医学的に重要な寄生虫の種類はウ
ケレリア(Wuchereria) 、プルギア(Br
ugia) 、オンコセルカ(Onchocerca)
及びロア(Loa)、ドラカンクルス(Dracunc
u 1us)のような糸状生類及び消化管線虫のストロ
ンジロイデス及びトリチネラの消化管外段階である。こ
の化合物はヒトに寄生する節足動物、ヒトを悩ます咬癖
昆虫及び他の双翅類害虫に対しても有用である。
本化合物はゴキブリ(ブラテラ・エスピー(Blate
lla sp、) ) 、イガ(チネオラ・エスピー(
Tineola sp、 ) ) 、carpet b
eetle  (アッタゲナス(Attagenus 
sp、 ) ) 、及びイエバエ(ムスカ・ドメスチカ
(Musca domestica ) )等の家庭害
虫に対しても活性である。
本化合物はトリポリウム・エスピー(Trjboliu
msp、)、テネブリオ・エスピー(Tenebrio
 sp、)のような貯蔵穀物及びアブラムシ(アシルチ
オシフオン・エスピー(Acyrthiosiphon
 sp、) )のような農業植物に対する昆虫害虫に対
して、又バッタのような移住性双翅類及び植物組織に住
む昆虫の未熟段階に対しても有用である。本化合物は農
業上重大問題になることのある土壌線虫及びメロイドジ
ン・エスピー(Meloidogyne sp、、)の
ような植物寄生虫の抑制のための殺線虫剤として有用で
ある。
これらの化合物はカプセル、丸薬又は錠剤のような単位
用量形態で、もしくは哺乳動物の抗螺出剤として使用す
る場合液体飲薬として経口的に投与することができる。
飲薬は正常にはベントナイトのような懸濁剤及び湿潤剤
などの賦形剤とともに通常は水を用いる活性成分の溶液
、懸濁液又は分散物である。一般に飲薬は消泡剤も含む
。飲薬の処方は一般に活性化合物の重量として約0.0
01〜0.5%を含む。好ましい飲薬の処方は活性化合
物の重量として0.01〜0.1%を含むことができる
カプセル又は丸薬は澱粉、タルク、ステアリン酸マグネ
シウム又はリン酸二カルシウムのような担体賦形剤と混
合した活性成分からなる。
アベルメクチン誘導体を乾燥した固体単位用量形態で投
与することが望まれる場合、活性化合物の所望量を含む
カプセル、丸薬又は錠剤が通常使用される。これらの用
量形態は活性成分を適当な微粉細した澱粉、乳糖、タル
ク、ステアリン酸マグネシウム、植物ガムなどのような
希釈剤、充填剤、崩壊剤、及び/又は結合剤と緊密且つ
均一に混合することにより製造される。そのような単位
用量処方は治療される宿主動物の種類、感染の重篤度と
種類、及び宿主の体重のような因子によりそれらの全重
量及び抗寄生虫剤の含有量を広範囲に変動させることが
できる。
活性化合物を動物用飼料によって投与する場合、それを
飼料に緊密に分散するか、又はトップドレッシングとし
て使用するか、又はペレットの形態で最終飼料に添加し
得るようにするか、又は任意に別に与える。あるいは、
この発明の抗寄生虫性化合物は活性成分を液体担体賦形
剤に溶解又は分散して非経口的に、例えば胃内、筋肉内
、器官内又は皮下注射により投与することができる。非
経口投与のためには活性物質を受容可能な賦形剤と適当
に混合するが、この賦形剤は落花生油、綿実油などの種
々な植物油が好ましい。ツルケタール、グリセロールホ
ルマールを使用する有機製剤のような他の非経口用賦形
剤、及び水性非経口用処方も使用される。活性のモノサ
ッカライド又はアグリコンのアベルメクチン化合物の単
数又は複数は非経口投与用処方中に溶解又は懸濁し、そ
のような処方は一般に活性化合物の重量として0.00
5〜5%を含む。
この発明の抗寄生虫剤は螺重症の治療及び/又は予防が
それらの主要な用途であるが、それらは他の寄生虫例え
ばダニ、シラξ、ノ果のような節足動物寄生虫及び他の
家畜及び家禽の咬癖昆虫により起こる疾病の予防と治療
にも有用である。それらは又ヒトを含む他の動物に起こ
る寄生虫症の治療にも有用である。
最良の結果を得るために使用する最適量は、もちろん使
用する個別の化合物、治療される動物の種類並びに寄生
虫感染又は蔓延の種類と重篤度による。一般に我々の新
規化合物は動物の体重kg当たり約0.001〜10■
の経口投与で良い結果が得られ、この場合その全用量は
1〜5日のような比較的短期間に一度に又は分割して与
える。本発明の好ましい化合物を用いて、動物における
そのような寄生虫の優れた抑制が体重kg当たり約0.
025〜0.5■を一回投与で与えることにより得られ
る。
必要に応じて再感染と戦うため反復治療を行い、それら
は寄生虫の種類及び使用する農業技術に依存する。これ
らの物質を動物に投与する技術は獣医技術分野で公知で
ある。ここに記述する化合物を動物の飼料の成分として
投与する場合、又は飲み水に溶解又は懸濁する場合、単
数又は複数の活性化合物を不活性担体又は希釈剤に緊密
に分散した組成物を調製する。不活性担体とは抗寄生虫
剤と反応せず、動物に安全に投与できるものを意味する
。飼料投与用の担体は動物用レーションの成分又は成分
になり得るものが好ましい。
適当な組成物は飼料用プレミ・ノクス又は添加物を含み
、それらには活性成分が比較的多量に存在し、動物への
直接給餌もしくは飼料に直接又は中間希釈又は混合工程
の後に添加するのに適してし)る、そのような組成物に
適当な典型的担体又は希釈剤は、例えばデイステイラー
スドライドグレインス、コーンミール、シトラス柔−ル
、発酵粕、粉砕カキ殻、ホイート・ショーツ(Whea
t 5horts)モラセスソリューブルス、コーンコ
ブミール、エデイプル・ビーン・ξル・フィード(ed
iblebean m1ll feed) 、挽割大豆
、粉砕石灰石などである。活性アベルメクチン化合物は
粉砕、攪拌、製粉又は混合のような方法により担体中に
緊密に分散させる。活性化合物の重量として約o、oo
s〜2.0%を含む組成物は飼料用プレミックスとして
特に適している。動物に直接与える飼料添加物は活性化
合物の重量として約0.0002〜0.3%を含む。
そのような添加物は寄生虫症の治療と抑制に望ましい活
性化合物の濃度を含む最終飼料が得られる量を動物飼料
に添加する。活性化合物の所望の濃度は上述の因子並び
に使用する個別の化合物により変動するが、この発明の
化合物は所望の抗寄生虫結果を実現するために通常飼料
中0.00001〜0.002%の濃度で与える。
この発明の化合物を使用する場合、個々のアベルメクチ
ン成分を製造しそのまま使用することができる。あるい
は、個々の化合物の混合物又はこの発明の化合物に関係
のない他の活性化合物との混合物を使用することができ
る。
この発明の化合物は農作物のそれらが発育している間又
は貯蔵の間において損害を与える農業用害虫との戦いに
も有用である。本化合物はそのような農業害虫から保護
する発育中又は貯蔵中の農作物に対して噴霧剤、粉剤、
乳剤などの公知の技術を用いて使用する。
次の実施例はこの発明をより充分に理解するために示す
ものであり、本発明を制限するものと解すべきではない
次の実施例で製造されるアベルメクチン誘導体は一般に
結晶性固体としてではなく、無定形固体として単離され
る。従ってそれらは質量スペクトル測定、核磁気共鳴ス
ペクトル測定などの方法を用いて分析的に確認される。
無定形の場合、化合物は明瞭な融点で確認されないが、
使用するクロマトグラフ及び分析的方法は化合物が純粋
であることを示している。
実JLi組L 16mI1.のねじ栓バイアル瓶に入れたエーテル(2
m0中4#−オキソ−アベルメクチン・B1a/ B 
1 b (100mg、 0.115 +u+ol、 
 1当りの攪拌している溶液に、エーテル中ジアゾメタ
ンの溶液(3,5a+ffi、1.15ssoI、  
10当量、0.33M)を添加した。バイアル瓶に栓を
し、混合物を攪拌した。24時間後混合物を真空下で濃
縮した。生成物をシリカゲルの調製用TLC(3: 1
ヘキサン/アセトンで溶離)により単離して35.1■
の4#−エキソメチレン−アベルメクチン・Bla/B
1b−414#a−オキシド異性体a及び13.7mg
の4’ −〇−(2−(4−メトキシ−7−メチルオキ
セピン−5−オニル)〕−アベルメクチン・Bla/B
ib・モノサッカライドを得、1HNMRとt量スペク トル分析により確認した。
16a+j!のねじ栓バイアル瓶に入れたメタノール(
2dり中4#−オキソーアベルメクチン・Bla / 
B l b (100lag、0,115 n+mol
、l当量)の攪拌している溶液に、エーテル中ジアゾメ
タンの溶液(3,5ml、1.15ssoI、 l Q
当量、0.33M)を添加した。バイアル瓶に栓をし、
混合物を攪拌した。24時間後混合物を真空下で濃縮し
た。生成物をシリカゲルの調製用TLC(3: lヘキ
サン/アセトンで溶離)により単離して43.1■の4
“−エキソメチレン−アベルメクチン・Bla/B1 
b−4“、4#a−オキシド異性体a、  7.2ff
1gの4“−エキソメチレン−アベルメクチン・B1a
/Blb−4“、4#a−オキシド異性体b、及び13
.3mgの4’ −0−(2−(5−エキソメチレン−
4−メトキシ−7−メチル−5,5a−オキソーオキセ
ビニル)〕−アベルメクチン・B1a/Bib・モノサ
ッカライドを得、1)(NMRと質量スペクトル分析に
より確認した。
エーテル(lOOIrIQ)中4“−オキソ−5−0−
tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン−8
1a / B 1 b (15,5g 、、15.7m
mol)の攪拌している溶液に、エーテル中ジアゾメタ
ンの溶液(約0.5 M溶液の2801!11)を添加
した。混合物を2.5時間攪拌し、溶媒と過剰のジアゾ
メタンを窒素気流で48時間かけて除いた。残留物をヘ
キサンに溶解し、生成物をシリカゲルの調製用HPLC
(35%エーテル/ヘキサンで溶離)により単離して4
#−エキソメチレン−5−0−tert−ブチルジメチ
ルシリル−アベルメクチン・Bla/B 1 b−4”
 、  4” a−オキシド異性体a及び4’ −0−
(2−(4−メトキシ−7−メチルオキセピン−5−オ
ニル) 〕−〕5−O−tert−ブチルジメチルシリ
ルアベルメクチン・Bla/Blb・モノサッカライド
を得、IHNMRと質量スペクトル分析により確認した
エタノール(25te)中酢酸アンモニウム(800■
)の攪拌している溶液に、エタノール(25mffi)
中4’ −0−(2−(4−メトキシ−7−メチルオキ
セピン−5−オニル))−5−Otert−ブチルジメ
チルシリル−アベルメクチン・Bla/Blb・モノサ
ッカライド(960q)の溶液を添加した。混合物を窒
素下、室温で2.5時間攪拌し、次いで氷水浴中で約5
℃に冷却し、ナトリウムボロヒドリド(110■)を添
加した。
混合物を1時間攪拌し、飽和炭酸ナトリウム溶液(10
0+jりに注入し、エーテルで2回抽出した。
有機抽出液を合併し、飽和重炭酸ナトリウムで1回、ブ
ラインで1回洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。混合物を濾過し真空下で濃縮した。混合物を塩化メ
チレンに溶解し、シリカゲルのフラッシュカラムクロマ
トグラフィー(5%エタノール/塩化メチレン、次いで
20%エタノール/塩化メチレンで溶離)により分離し
て4′0− (2−(5−アくノー4−メトキシ−7−
メチルオキセピニル))50−tert−ブチルジメチ
ルシリル−アベルメクチン・Bla/Bib・モノサッ
カライドを3つのジアステレオマーの混合物として得、
IH 分析により確認した。
NMRと質量スペク トル 塩化メチレン(5m0中4’ −0−(2−(5アミノ
−4−メトキシ−7−メチルオキセピニル))50−t
ert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bl
a/Bib・モノサッカライド(9BIIIg)の攪拌
している溶液に、無水酢酸(0,014d)を添加した
。反応混合物を室温で0.5時間攪拌し、次いで飽和炭
酸ナトリウムで洗浄した。Nを分離し、水層を塩化メチ
レンで抽出した。有機抽出液を合併し、ブラインで洗浄
し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。混合物を濾過
し真空下で濃縮して4”−o−(2−(5−アセチルア
ξ〕−4−メトキシ−7−メチルオキセピニル))  
5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメク
チン・Bla/Bib・モノサッカライドを得、このも
のを更に精製することなく組物質のまま次工程に使用し
た。
ナルジーン(nalgene)テストチューブに入れた
乾燥テトラヒドロフラン(2m0中4’−0(2−(5
−アセチルアξ]−4−メトキシ−7−メチルオキセピ
ンル) ) −5−O−tert−ブチルジメチルシリ
ル−アベルメクチン・B 1 a / Blb・モノサ
ッカライド(95mg)の攪拌している溶液に、14 
、0 mlのテトラヒドロフラン、4.0dのピリジン
及び2 、0 mlの市販のHF−ピリジン溶液(70
%HF及び30%ピリジン)から調製した無水フッ化水
素−ビリジンーテトラヒドロフラン混合物の溶液(1m
0を添加した0反応部合物を24時間攪拌した。TLC
分析は反応が不完全であることを示した。追加のHF−
ピリジン溶液(2all )を添加し、反応物を更に2
4時間攪拌した。次いで反応混合物を水に注入し、エー
テルで3回抽出した。有機抽出液を合併し、飽和重炭酸
ナトリウム水溶液、次にブラインで洗浄し、無水硫酸マ
グネシウム上で乾燥した。混合物を濾過し真空下で濃縮
し、シリカゲルの調製用TLC(4%エタノール/塩化
メチレンで溶離)により分離して24mgの4’ −0
−C2−(5−アセチルアごノー4−メトキシ−7−メ
チルオキセピニル)1−アベルメクチン・Bla/Bl
b・モノサッカライドの3つのステレオ異性体の1つを
得、IHNMRと質量スペクトル分析により確認した。
異1組 メタノール(1,0mff1)中4’ −(2−(4−
メトキシ−7−メチルオキセピン−5−オニル)〕−ア
ベルメクチン・Bla/Bib・モノサッカライド(1
3,1■、0.015 +*mol、1当量)の攪拌し
ている溶液に、0°Cでエタノール中ナトリウムボロヒ
ドリドの溶液(0,060d、0.030 mtaol
、2当量、0.5M)を添加した。混合物を窒素下、0
゛Cで攪拌した。30分後節和重炭酸ナトリウム水溶液
で反応を停止し、塩化メチレンで5回抽出した。
有機抽出液を合併し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、
濾過し真空下で濃縮した。生成物をシリカゲルの調製用
TLC(7%メタノール/塩化メチレンで溶離)により
分離して2.3mgの4’ −〇−(2−(5−ヒドロ
キシ−4−メトキシ−7−メチルーオキセビニル)〕−
アベルメクチン・B1a/Blb・モノサッカライド異
性体a、及び5.7■の4’ −0−(2−(5−ヒド
ロキシ−4−メトキシ−7−メチルオキセピニル)〕−
アベルメクチン・Bla/Bib・モノサッカライド異
性体すを得、IHNMRと質量スペクトル分析により確
認した。
撹拌棒と密封栓を備えた乾燥′した16m1のねし栓バ
イアル瓶にテトラヒドロフラン中ヨウ化サマリウムの溶
液(0,800trdl、 0.032 mmol、2
.1当量、0.4M)を添加した。ヨウ化サマリウム溶
液を窒素下に置き、−78°Cに冷却した。冷ヨウ化サ
マリウム溶液にテトラヒドロフラン(0,100ml)
中4’ −0−(2−(4−メトキシ−7−メチルオキ
セピン−5−オニル)〕−アベルメクチン・Bla/B
lb・モノサッカライド(13,7■、0.015 m
mol、  1当量)及びメタノール(0,020d)
の溶液を添加した。反応混合物は一78℃で10分間攪
拌後淡青緑色であった。冷却浴を除き、混合物を室温に
昇温させた。反応を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で停止
し、塩化メチレンで5回抽出した。有機抽出液を合併し
、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し真空下で濃縮
した。生成物をシリカゲルの調製用TLC(3,5%メ
タノール/塩化メチレンで溶離)により分離して3゜2
mgの4’ −0−(2−(7−メチル−オキセピン−
5オニル))−アベルメクチン・Bla/Bib・モノ
サッカライドを得、IHNMRと質量スペクトル分析に
より確認した。
撹拌棒を備えた16mff1のねし栓バイアル瓶に入れ
たメタノール(2ml )中4’ −0−(2−(7−
メチル−オキセピン−5−オニル)〕−アベルメクチン
・Bla/Bib・モノサッカライド(50mg)の攪
拌している溶液に、メチルアミン塩酸(35mg)を添
加し、次いでジイソブロビルエチルアミン(0,045
mL 0.26++uwol、 5当量)を添加した。
攪拌している混合物にナトリウムシアノボロヒドリド(
8mg)を添加した。バイアル瓶に栓をし、混合物を1
.5時間攪拌した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム
水溶液で反応停止し、塩化メチレンで4回抽出した。有
機抽出液を合併し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾
過し真空下で濃縮し、シリカゲ、ルの調製用TLCで分
離して4’ −0−(2−(5−メチルア旦ノー7−メ
チルーオキセビニル)〕−アベルメクチン・B1a/B
ib・モノサッカライドをジアステレオマーの混合物と
して得、IHNMRと質量スペクトル分析により確認し
た。
乾燥ジメチルホルムアミド(1m0中アベルメクチ7・
B2a/B2b (100n+g)のPA拌している溶
液にtert−ブチルジメチルシリルクロリド(48m
g)及びイミダゾール(48mg)を添加し、混合物を
室温で50分間撹拌した。次いで反応混合物を水で希釈
し、塩化メチレンで3回抽出した。
有機抽出液を合併し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、
濾過し真空下で濃縮した。生成物混合物を塩化メチレン
/酢酸エチルの90:10ないし70:30?8媒系を
使用するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより分
離して5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベ
ルメクチン・B2a/B2bを得、IHNMRと質量ス
ペクトル分析により確認した。
窒素でパージした乾燥したフラスコに塩化オキザリル(
0,09711IQ)と塩化メチレン(1,5IliI
)を添加した0反応混合物を一78°Cに冷却し、塩化
メチレン(1m0中ジメチルスルホキシド(0,169
d)の溶液を3分間にわたって添加し、反応混合物を一
78℃で2分間攪拌した0反応混合物に塩化メチレン(
3d)中5−O−tert−ブチルジメチルシリル−ア
ベルメクチン・B2a/B2b(500■)の溶液を5
分間にわたって滴下添加し、混合物を一78°Cで30
分間攪拌した。
この期間の最後にトリエチルアミン(0,71d)を滴
下添加し、反応混合物を一78℃で5分間攪拌した。冷
却浴を除き、反応物を45分間かけて室温に至らしめた
。反応を50m1の水を添加して停止し、塩化メチレン
で4回抽出した。有機抽出液を合併し、無水硫酸ナトリ
ウム上で乾燥し、濾過し真空下で濃縮した。生成物混合
物をシリカゲルの調製用TLCで分離して4#−オキソ
−5−0−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメ
クチン−B2a/B2b、23−オキソ−50−ter
t−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・B2.1
 / B 2 b、及び4’、23−ビス−オキソ−5
−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチ
ン・B 2 a / B 2 bを得、これらはシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより分離し、1HNM
Rと質量スペクトル分析により確認した。
4#−オキソ−5−0−tert−ブチルジメチルシリ
ル−アベルメクチン・B2a/B2b (100mg)
を実施例6に充分に記述されているようにテトラヒドロ
フラン中HF−ピリジン及びピリジンの溶液(15−の
HF−ピリジンと60dのピリジンと120 allの
テトラヒドロフランとの溶液の1m0で6時間処理した
。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で反応停止
し、塩化メチレンで5回抽出した。有機抽出液を合併し
、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し真空下で濃縮
した。
生成物をシリカゲル調製用TLCで単離して4″オキソ
−アベルメクチン・B2a/B2bを得、IHNMRと
’I!スペクトル分析により確認した。
16mj!のねし栓バイアル瓶に入れたエーテル(2m
l )中4#−オキソーアベルメクチン・B2a/B2
b(100■)の攪拌している溶液に、エーテル中ジア
ゾメタンの溶液(3,5mf、 0.33M)を添加し
た。バイアル瓶に栓をし、混合物を攪拌した。24時間
後混合物を真空下で:a縮した。生成物をシリカゲルの
調製用TLCで単離して4“−エキソメチレン−アベル
メクチン・B 2 a / B2b−4“ 4“a−オ
キシド及び4’−0−(2−(4−メトキシ−7−メチ
ルオキセピン−5−オニル)〕−アベルメクチン・B 
2 a / B 2b・モノサッカライドを得、l)(
NMRと質量スペクトル分析により確認した。
撹拌棒を備えた50−の丸底フラスコに入れたメタノー
ル(2m0中4′−o −(2−(4−メトキシ−7−
メチルオキセピン−5−オニル))−アベルメクチン・
B2a/B2b・モノサッカライド(26,7■)の攪
拌している溶液に、セミカルバジド塩酸(30mg)、
次いで2滴のピリジンを添加した。混合物を5時間撹拌
し、次いで飽和重炭酸ナトリウム水溶液で希釈し、塩化
メチレンで5回抽出した。有機抽出液を合併し、無水硫
酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し真空下で濃縮し、シリ
カゲルの調製用TLCで分離して4’−0−(2−(4
−メトキシ−7−メチル−5−セξカルバゾノーオキセ
ビニル)〕−アベルメクチン・B2a/B2b・モノサ
ッカライドを得、IHNMRと質量スペクトル分析によ
り確認した。
乾燥ジメチルホルムアミド(1,0■)中25−シロペ
ンチル−25−デー(1−メチルプロピル)−アベルメ
クチン・Bla(100mg)、イミダゾール(48■
) 、tert−ブチルジメチルシリルクロリド(48
■)からなる溶液を、実施例10で充分に記述した方法
により処理して25−シロペンチル−25−デー(1−
メチルプロピル)−5−0−tert−ブチルジメチル
シリル−アベルメクチン・Blaを得、IHNMRと質
量スペクトル分析によりrJfi認した。
窒素でパージした乾燥したフラスコに塩化オキザリル(
0,097−)及び塩化メチレン(1,5d)を添加し
た。反応混合物を−78“Cに冷却し、塩化メチレン(
lld)中ジメチルスルホキシド(0,169mff1
)の溶液を3分間かけて添加し、反応混合物を一78°
Cで2分間攪拌した。反応混合物に塩化メチレン(3M
iり中25−シロペンチル−25−デー(1−メチルプ
ロピル)−5−0−tert−ブチルジメチルシリル−
アベルメクチン・Bla(500mg)の溶液を5分間
かけて滴下添加し、混合物を−78“Cで30分間攪拌
した。この期間の終わりにトリエチルアミン(0,71
m)を滴下添加し、反応混合物を一78゛Cで5分間攪
拌した。冷却浴を除き、反応物を45分間かけて室温に
至らせた。50IIINの水を添加して反応を停止し、
塩化メチレンで4回抽出した。有機抽出液を合併し、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し真空下で濃縮した
。生成物混合物をシリカゲルの!PI製用TLCにより
分離して25−シロペンチル−25−デー(1−メチル
プロピル)−5−0−ter t−ブチルジメチルシリ
ル−4#−オキソ−アベルメクチン・Blaを得、11
(NMRと質量スペクトル分析により確認した。
25−シロペンチル−25−デー(1−メチルプロピル
) −5−0−tert−ブチルジメチルシリル−41
−オキソ−アベルメクチン・Bla(100■)を、実
施例6に充分に記述した方法によりテトラヒドロフラン
中HF−ピリジン及びピリジンの溶液(15dのHF−
ピリジンと60−のピリジンと120−のテトラヒドロ
フランとからなる溶液のlll11)で処理して25−
シロペンチル−25−デー(1−メチルプロピル)−4
“−オキソーアベルメクチン・Blaを得、IHNMR
と質量スペクトル分析により確認した。
エーテル(2ajり中25−シロペンチル−25−デー
(l−メチルプロピル)−4#−オキソ−アベルメクチ
ン・Bla(100mg)の溶液を、実力缶例1に充分
に記述した方法によりジアゾメタンのエーテル溶液(3
,5mL 0.33M)と反応させて25−シロペンチ
ル−25−デー(l−メチルプロピル)−4“−エキソ
メチレン−アベルメクチン−Bla−4”、4“a−オ
キシド及び25−シロペンチル−25−デー(1−メチ
ルプロピル)−4’ −0−(2−(4−メトキシ−7
−メチルオキセピン−5−オニル)〕−アベルメクチン
・Bla・モノサッカライドを得、IHNMRと質量ス
ペクトル分析により確認した。
6rn1.のねじ栓バイアル瓶に入れたメタノールC2
mft)中25−シロペンチル−25−デー(1−メチ
ルプロピル)−4“−オキソ−アベルメクチン・Bla
 (100■)の攪拌している溶液に、実施例2に充分
に記述したようにエーテル中ジアゾメタンの溶液(3,
5ml、 1.15mmo+、  10当量、0.33
M)を添加した。バイアル瓶に栓をし、混合物を攪拌し
た。24時間後混合物を真空下で6縮した。生成物をシ
リカゲルの調製用TLC(3:1ヘキサン/アセトン)
により単離して25−シロペンチルー25−デー(1−
メチルプロピル)−4“−エキソメチレン−アベルメク
チン・Bla−4”、4’a−オキシド異性体a、25
−シロペンチル−25−デー(1−メチルプロピル)−
4#−エキソメチレン−アベルメクチン・Bla−4’
、4“a−オキシド異性体す及び25シロペンチル−2
5−デー(1−メチルプロピル)=4′−〇−(2−(
5−エキソメチレン−4=メトキシ−7−メチル−5,
5a−オキソーオキセビニル)〕−アベルメクチン・B
la・モノサッカライドを得、IHNMRと質量スペク
トル分析により確認した。
密封栓と磁気撹拌棒を備えた16dのねし栓バイアル瓶
にテトラヒドロフラン中ヨウ化サマリウムの溶液(4,
5d、0.04M)を添加した。バイアル瓶を窒素下に
置き、−78°Cに冷却した。ヨウ化サマリウム溶液に
、テトラヒドロフラン(0,5m0中25−シロペンチ
ル−25−デー(1−メチルプロピル) −4’−0−
(2−(5−エキソメチレン−4−メトキシ−7−メチ
ル−5,5a−オキソーオキセビニル)〕−アベルメク
チン・Bla・モノサッカライド(31,8mg)及び
tert−ブタノール(0,030ml>の溶液を添加
した。添加が完了した後暗青色溶液を室温まで昇温させ
た。
反応混合物を窒素下、室温で16時間攪拌した。
反応の過程で混合物の色は青色から黄色に変化し、沈殿
が形成された。飽和重炭酸ナトリウム水溶液で反応を停
止し、水で希釈し、塩化メチレンで5回抽出した。有機
抽出液を合併し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過
し真空下で濃縮した。生成物をシリカゲルの調製用TL
C(3: 1ヘキサン/アセトンで溶離)により単離し
て25−シロペンチル−25−デー(1−メチルプロピ
ル)−4’ −0−(2−(5−エキソメチレン−4−
メトキシ−7−メチルーオキセビニル)〕−アベルメク
チン・Bla・モノサッカライド及びし25−シロペン
チル−25−デー(1−メチルプロピル)−4’ −0
−(2−(5−ヨードメチル−4−メトキシ−7−メチ
ルオキセピニル)〕−アベルメクチン・Bla・モノサ
ッカライドを得、IHNMRと質量スペクトル分析によ
り確認した。
実鯨側LL上 テトラヒドロフラン(0,10++jり中25−シロペ
ンチル−25−デー(1−メチルプロピル)−4′−〇
−(2−(4−メトキシ−7−メチル−オキセピン−5
−オニル)〕−アベルメクチン・Bla・モノサッカラ
イド(13,7■)及びメタノール(0,02mjりの
溶液に、実施例8に充分に記述した方法によりテトラヒ
ドロフラン中ヨウ化サマリウムの溶液(0,800ml
l、、0.4M)を添加して25−シロペンチル−25
−デー(1−メチルプロピル)−4’ −0−(2−(
7−メチル−オキセピン−5−オニル)〕−アベルメク
チン・Bla・モノサッカライドを得、IHNMRと質
量スペクトル分析により確認した。
裏嵐班11 2223−ジヒドロ−50−tert−ブチルジメチル
シリル−アベルメクチン・Bla  Bib22.23
−ジヒドロ−アベルメクチン・Bla /B 1 b 
(100mg)の溶液を実施例ioに充分に記述した方
法によりter t−ブチルジメチルシリルクロリド(
48■)で処理して22.23ジヒドロ−50−ter
t−ブチルジメチルシリルーアヘルメクチン・B1a/
B1bを得、IHNMRと質量スペクトル分析により確
認した。
窒素でパージした乾燥したフラスコに塩化オキザリル(
Q、997 ml>及び塩化メチレン(1,5d)を添
加した。反応混合物を一78°Cに冷却し、塩化メチレ
ン(1mffi)中ジメチルスルホキシド(0,169
d)の溶液を3分間かけて添加し、反応混合物を一78
°Cで2分間攪拌した。反応混合物に塩化メチレン(3
m0中22.23−ジヒドロ5−O−tert−ブチル
ジメチルシリル−アベルメクチン・Bl (500■)
の溶液を5分間かけて滴下添加し、混合物を一78°C
で30分間攪拌した。この期間の終わりにトリエチルア
ミン(0,71a+jt)を滴下添加し、反応混合物を
一78℃で5分間攪拌した。冷却浴を除き、反応物を4
5分間かけて室温に至らしめた。50m1の水を添加し
て反応を停止し、塩化メチレンで4回抽出した。
有機抽出液を合併し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、
濾過し真空下で濃縮した。生成物混合物をシリカゲルの
調製用TLCにより分離して22゜23−ジヒドロ−4
″−オキソ−5−0−tert−ブチルジメチルシリル
−アベルメクチン・Bla/Blbを得、IHNMRと
質量スペクトル分析により確認した。
22.23−ジヒドロ−4“−オキソ−5−0−ter
t−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bla/
Bib (100+ng)を実施例6に充分に記述した
方法によりテトラヒドロフラン中HF−ピリジン及びピ
リジンの溶液(15mj!のHF−ピリジンと601N
のピリジンと120 mllのテトラヒドロフランとか
らなる溶液の1m1)で処理して22.23−ジヒドロ
−4#−オキソ−アベルメクチン−Bla/Bibを得
、IHNMRと質量スペクトル分析により確認した。
エーテル(2I11)中22.23−ジヒドロ−4#−
オキソ−アベルメクチン・Bla/Bib(100mg
)の溶液を実施例1に充分に記述した方法によりジアゾ
メタンのエーテル溶液(3,5ml。
0.33M)と反応させて22.23−ジヒドロ−4“
−エキソメチレン−アベルメクチン・Bla/Bib−
4“、4’a−オキシド及び22゜23−ジヒドロ−4
’−0−(2−(4−メトキシ−7−メチルオキセピン
−5−オニル)〕−アベルメクチン・Bla/Bib・
モノサッカライドを得、IHNMRとX!スペクトル分
析によりf11!認した。
16 ml(Dネu栓バイアル瓶に入れたメタノール(
2m0中22.23−ジヒドロ−4″−オキソ−アベル
メクチン・Bla (100■)の攪拌している溶液に
実施例6に充分に記述したようにエーテル中ジアゾメタ
ンの溶液(3,5ml、1.15mmol。
10当量、0.33M)を添加した。バイアル瓶に栓を
し、混合物を攪拌した。24時間後混合物を真空下で濃
縮した。生成物をシリカゲルの調製用TLC(3: 1
ヘキサン/アセトンで溶離)により単離して22.23
−ジヒドロ−4“−エキソメチレン−アベルメクチン・
Bla−4”4“a−オキシド異性体a、22.23−
ジヒドロ−4“−エキソメチレン−アベルメクチン・B
la4m、4sa−オキシド異性体す及び22゜23−
ジヒドロ−4’ −0−(2−(5−エキソメチレン−
4−メトキシ−7−メチル−5,5a−オキソーオキセ
ビニル)〕−アベルメクチン・Bla・モノサッカライ
ドを得、IHNMRと質量スペクトル分析により確認し
た。
ピリジン(1m0中22.23−ジヒドロ−4’ −0
−(2−(5−エキソメチレン−4−メトキシ−7−メ
チル−5,5a−オキソーオキセビニル)〕−アベルメ
クチン・Bla・モノサッカライド(15,7■)の撹
拌している溶液にチオフェノール(0,10mff1.
0.974mmol 、54当量)を添加した。混合物
を室温で攪拌した。3.5時間後カリウム・tert−
ブトキシドのフレークを添加して反応を接触した。混合
物を16時間攪拌した。混合物を真空下で濃縮し、生成
物をシリカゲルの調製用TLCにより単離して22.2
3−ジヒドロ−4’ −0−(2−(5−フェニルチオ
メチル−4−メトキシ−7−メチルーオキセビニル)〕
−アベルメクチン・Bla・モノサッカライドを得、I
HNMRと質量スペクトル分析により確認した。
ビニル  −アベルメクチン・Bla  Bib・モノ
サ カーイ び22 23−ジし メタノール(1,0d)中22.23−ジヒドロ−4’
 −(2−(4−メトキシ−7−メチルオキセピン−5
−オニル))−アベルメクチン・B1a/、Blb・モ
ノサッカライド(13,1■)の溶液に、0℃で実施例
7に充分に記述した方法によりエタノール中NaBH4
の溶液(0,060ml、 0.5 M)を添加して2
2.23−ジヒドロ−4’ −0−(2−(5−ヒドロ
キシ−4−メトキシ−7−メチルーオキセビニル)〕−
アベルメクチン・Bla/Blb・モノサッカライド異
性体a及び22゜23−ジヒドロ−4’ −0−(2−
(5−ヒドロキシ−4−メトキシ−7−メチルーオキセ
ビニル)1−アベルメクチン・Bla/Bib・モノサ
ッカライド異性体すを得、IHNMRと質量スペクトル
分析により確認した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、22、23位の破線は単結合を表し及びR_1
    は水素又は水酸基又はケトン基であるか、もしくは破線
    は二重結合を表し及び R_1は存在せず、 R_2はメチル基、エチル基、もしくはα位分岐C_3
    〜C_8アルキル又はアルケニル基であり、 R_3は水素、低級アルキル基又は低級アルカノイル基
    であり、 R_4は ▲数式、化学式、表等があります▼又はR_5 であり、 R_5は ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ であり、 R_6は水素又は低級アルコキシ基であり、R_7は水
    酸基、アミノ基、N−低級アルキルアミノ基、N,N−
    ジ低級アルキルアミノ基、又は低級アルカノイルアミノ
    基、及びR_6は水素であるか、又は R_7とR_8は共同でケトン基、メチレン基、−CH
    _2O−、オキシム、セミカルバゾンであり、R_9は
    低級アルキル基である)の化合物。 2、22、23位の破線は単結合を表し及びR_1は水
    素又は水酸基又はケトン基であるか、もしくは破線は二
    重結合を表し及びR_1は存在せず、 R_2はイソプロピル基、sec−ブチル基、又はα位
    分岐C_3〜C_8アルケニル基であり、R_3は水素
    であり、 R_4は ▲数式、化学式、表等があります▼又はR^5 であり、 R_5は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、 R_6は水素又はメトキシ基であり、 R_7は水酸基、アミノ基、N−低級アルキルアミノ基
    、N,N−ジ低級アルキルアミノ基、又は低級アルカノ
    イルアミノ基、及び R_8は水素であるか、又は R_7とR_8は共同でケトン基、メチレン基、−CH
    _2O−、オキシム、セミカルバゾンであり、R_9は
    メチル基である請求項1記載の化合物。 3、22、23位の破線は単結合を表し及びR_1は水
    素又は水酸基又はケトン基であるか、もしくは破線は二
    重結合を表し及びR_1は存在せず、 R_2はイソプロピル基、sec−ブチル基、又はα位
    分岐C_3〜C_6アルケニル基であり、R_3は水素
    であり、 R_4は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、 R_5は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、 R_6は水素又はメトキシ基であり、 R_7は水酸基、アミノ基、N−低級アルキルアミノ基
    、N,N−ジ低級アルキルアミノ基、又は低級アルカノ
    イルアミノ基、及び R_8は水素であるか、又は R_7とR_8は共同でケトン基、メチレン基、−CH
    _2O−、オキシム、セミカルバゾンであり、R_9は
    メチル基である請求項1記載の化合物。 4、4′−O−〔2−(4−メトキシ−7−メチルオキ
    セピン−5−オニル)〕−アベルメクチン・B1a/B
    1b・モノサッカライドである請求項1記載の化合物。 5、4′−O−〔2−(5−エキソメチレン−4−メト
    キシ−7−メチル−5,5a−オキソ−オキセピニル)
    〕−アベルメクチン・B1a/B1b・モノサッカライ
    ドである請求項1記載の化合物。 6、4″−O−〔2−(5−ヒドロキシ−4−メトキシ
    −7−メチル−オキセピニル)〕−アベルメクチン・B
    1a/B1b・モノサッカライド異性体a又は異性体b
    である請求項1記載の化合物。 7、22、23−ジヒドロ−4″−O−〔2−(5−ヒ
    ドロキシ−4−メトキシ−7−メチル−オキセピニル)
    〕−アベルメクチン・ B1a/B1b・モノサッカライド異性体a又は異性体
    bである請求項1記載の化合物。8、4′−O−〔2−
    (7−メチルオキセピン−5−オニル)〕−アベルメク
    チン・B1a/B1b・モノサッカライドである請求項
    1記載の化合物。 9、22、23−ジヒドロ−4′−O−〔2−(4−メ
    トキシ−7−メチルオキセピン−5−オニル)〕−アベ
    ルメクチン・B1a/B1b・モノサッカライドである
    請求項1記載の化合物。 10、4′−O−〔2−(4−メトキシ−7−メチルオ
    キセピン−5−オニル)〕−アベルメクチン・B2a/
    B2b・モノサッカライドである請求項1記載の化合物
    。 11、4′−O−〔2−(5−アセチルアミノ−4−メ
    トキシ−7−メチル−オキセピニル)〕−アベルメクチ
    ン・B1a/B1b・モノサッカライドである請求項1
    記載の化合物。 12、アベルメクチン4′又は4″ケトン化合物をジア
    ゾメタンで処理することからなる請求項1記載の化合物
    の製造方法。 13、請求項1記載の化合物の有効量を寄生虫に感染し
    た植物又は動物に投与することからなる動物又は植物の
    寄生虫症の治療方法。 14、不活性の担体と請求項1記載の化合物とからなる
    植物又は動物の寄生虫症の治療にに有用な組成物。
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