JPH0268732A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH0268732A
JPH0268732A JP22094988A JP22094988A JPH0268732A JP H0268732 A JPH0268732 A JP H0268732A JP 22094988 A JP22094988 A JP 22094988A JP 22094988 A JP22094988 A JP 22094988A JP H0268732 A JPH0268732 A JP H0268732A
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JP
Japan
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unit
recording
movable unit
recording medium
fixed
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Application number
JP22094988A
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English (en)
Inventor
Benichi Miyazaki
弁一 宮崎
Satoshi Kikutani
敏 菊谷
Hiroshi Yamamoto
寛 山本
Shoji Goto
後藤 庄司
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録媒体上に形成された情報トラックに情報
を記録再生あるいは消去を行なう記録再主装置に関する
ものである。
従来の技術 従来、光デイスク装置等の記録再生装置の多くは、ディ
スクを装着して回転させるモータやヘッドをディスクの
情報トランクの直交方向に移送するヘッド移送手段がベ
ース上に固定されている。
例えば、特開昭60−182086号公報には上記のよ
うな記録再生装置が記載されている。
この従来技術について、第5図を用いて説明する。
第5図(a)、 (b)は従来の記録再生装置の側面図
および平面図である。
第5図において、X方向は記録媒体の情報トランクと直
交する方向(トラッキング方向と呼ぶ)、であり、X方
向は記録媒体と垂直な方向(フォーカス方向と呼ぶ)で
あり、Y方向はX方向、X方向の両方に垂直な方向であ
り、記録媒体の情報トランクの接線方向となっている。
光デイスク装置は光ヘッド101の先端からデータ記録
、再生および位置ずれ検出を行なうための光ビーム11
0を光ディスク109の表面に照射し、光ヘッド101
をボイスコイル102とマグネット103によってX方
向(トラッキング方向)に移動させる。光へンド101
はガイド105の上をローラ104によって支持されて
移動する。
また光ディスク109はモータ108によって回転させ
られる。以上のマグネット103、ガイド105および
モータ108はベース106に固定され、これら全体は
防振脚107によって支持されている。
発明が解決しようとする課題 ところが、記録再生装置では、記録媒体と、ヘッド全体
あるいはヘッドの一部により構成され、記録媒体の任意
の位置の情報を記録再生あるいは消去する素子を含む可
動ユニットとをユニット化して種りの調整が行われる。
例えばこの従来技術のような光デイスク装置の場合、対
物レンズにより集光された光ビームの光軸と記録媒体の
垂直方向との傾きが大きくなると、対物レンズのコマ収
差の影響を受けて、情報信号中の隣接トランクからのク
ロストーク成分が増加したり、あるいは同信号の周波数
特性が劣化するなどの問題が生じる。
そのため、記録媒体とヘッドとの傾き調整ができるよう
になっているものが多い。
しかしながら、上記のような従来技術においては、ベー
ス106にモータ10Bやガイド105が固定されて初
めて、記録媒体である光ディスク109とヘッドの傾き
調整が可能となる。
すなわち、この従来技術においては、例えば傾き調整の
ためにモータと可動ユニットである光ヘッドとをユニッ
ト化するにはベースという部品が別に必要であるという
欠点を存していた。
本発明の第一の目的はかかる点に鑑み、モータと可動ユ
ニットとをベースのような別部品を必要とせずにユニッ
ト化することができ、例えば記録媒体を装着して回転さ
せるモータと記録媒体の任意の情報トラックの情報を記
録再生あるいは消去する素子を含む可動ユニットとの傾
き調整等種々の調整が可能となり、安価な記録再生装置
を提供できることを目的とする。
また、光記録再生装置においては、この従来技術のよう
な光へラド全体を移送する構成の装置は、移送部質量が
光ヘツド全体となるためどうしても大きくなり、高速検
索にとって不利である。
そのため、光源となる発光素子、例えば発光素子からの
光ビームを平行光にする等の各種光学素子、記録媒体か
らの反射光を受光する受光素子を固定部材に収納し、光
ビームを記録媒体に垂直な方向に反射する反射ミラーお
よび反射ミラーで反射された光ビームを記録媒体の情報
トラックに集光する対物レンズを記録媒体の情報トラッ
クと直交する方向に移動可能に支持することにより、光
ヘッドを固定光学ユニフトと可動ユニットとに分離して
構成し、移送部質量の軽減化を図ったものが提案されて
いる。
この光ヘッドが固定光学ユニットと可動ユニットとに分
離された構成の光記録再生装置において、固定光学ユニ
ットと可動ユニットとをユニット化して種々の調整が行
われる。例えば、対物レンズからでる光ビームの強度分
布ずれを小さくするために、固定光学ユニットと可動ユ
ニットとをユニット化した後に、固定光学ユニットから
発せられ、可動ユニ7トに設けられた反射ミラーで反射
された光ビームの光軸と可動ユニ7トに設けられた対物
レンズのレンズ中心との位置調整が行われる。
ところが、従来の光ヘッドが固定光学ユニットと可動ユ
ニ7トとに分離された構成の光記録再生装置では、前述
の特開昭60−182086号公報におけるモータと可
動ユニットとのユニット化と同様に、ベースを介して固
定光学ユニットと可動ユニットとがユニット化されるも
のであった。
本発明の第二の目的はかかる点に鑑み、光へノドが固定
光学ユニットと可動ユニットとに分離された構成の光記
録再生装置において、固定光学ユニットと可動ユニット
とをベースのような別部品を必要とせずにユニット化す
ることができ、例えば固定光学ユニットから発せられ、
可動ユニ7トに設けられた反射ミラーで反射された光ビ
ームの光軸と可動ユニットに設けられた対物レンズのレ
ンズ中心との位置調整等種々の調整が可能となり、安価
な記録再生装置を提供できることを目的とする。
また、光ヘッドが固定光学ユニットと可動ユニ7トとに
分離された構成の光記録再生装置において、記録媒体を
装着して回転させるモータと固定光学ユニットと可動ユ
ニZトとの三者をユニット化して初めてできる調整もあ
る。例えば、情報信号中の隣接トランクからのクロスト
ーク成分が増加したり、あるいは同信号の周波数特性が
劣化するなどの問題が発生しないようにするためには、
固定光学ユニットから出射される光ビームの光軸の傾き
と、可動ユニットの任意の位置における反射ミラーおよ
び対物レンズの傾きと、記録媒体の傾きとの王者間の相
対傾きを精度よく設定する必要がある。
ところが、従来の光ヘッドが固定光学ユニットと可動ユ
ニットとに分離された構成の光記録再生装置では、前述
の特開昭60−182086号公報におけるモータと可
動ユニ7トとのユニット化と同様に、ベースを介してモ
ータと固定光学ユニットと可動ユニットとの三者がユニ
ット化されるものであった。
本発明の第三の目的はかかる点に鑑み、光ヘッドが固定
光学ユニットと可動ユニットとに分離された構成の光記
録再生装置において、モータと固定光学ユニットと可動
ユニ7トとの王者をベースのような別部品を必要とせず
にユニット化することができ、例えば固定光学ユニット
から出射される光ビームの光軸の傾きと、可動ユニ7ト
の任意の位置における反射ミラーおよび対物レンズの傾
きと、記録媒体の傾きとの王者間の相対傾きの調整等種
々の調整が可能となり、安価な記録再生装置を提供でき
ることを目的とする。
また、従来の光へノドが固定光学ユニットと可動ユニッ
トとに分離された構成の光記録再生装置例えば前述のベ
ースを介して固定光学ユニットと可動ユニ7トとがユニ
ット化された光記録再生装置に振動や衝撃が加わると、
光記録再生装置の小型化のためにベースの剛性が十分に
とれずに、振動や衝撃による固定光学ユニットと可動ユ
ニ7トとの動き方が異なり、振動や衝撃が加わっていな
い時には正常であっても、振動や衝撃が加わると不具合
を生じていた。
本発明の第四の目的はかかる点に鑑み、光へノドが固定
光学ユニットと可動ユニットとに分離された構成の光記
録再生装置において、部品点数が少なく非常に簡単な構
成で、振動や衝撃が加わっても安定に動作する信1性の
高い記録再生装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記第一の目的を達成するために、本発明の記録再生装
置は、情報トラックに情報が記録再生あるいは消去され
る記録媒体を装着して回転させるモータと、前記情報ト
ラックに情報を記録再生あるいは消去を行なう素子を含
む可動ユニットと、少なくとも前記可動ユニットを前記
情報トラックの直交方向に駆動するボイスコイルモータ
の磁気回路を形成し、かつ前記モータを一体的に直接取
り付けたヨーク体とを備えたことを特徴とするものであ
る。
上記第二の目的を達成するために、本発明の記録再生装
置は、光ビームを出射する発光素子および記録媒体から
の反射光を検出する受光素子により構成され、固定部材
に収納された固定光学ユニットと、前記発光素子より出
射された光ビームを前記記録媒体に垂直な方向に反射す
る反射ミラーおよび前記反射ミラーで反射された光ビー
ムを前記記録媒体の情報トランクに集光する対物レンズ
を前記情報トラックの直交方向に移動可能に支持してな
る可動ユニットと、少なくとも前記可動ユニフトを前記
情報トラックの直交方向に駆動するボイスコイルモータ
の磁気回路を形成し、かつ前記固定光学ユニフトを一体
的に直接取り付けたヨーク体とを備えたことを特徴とす
るものである。。
上記第三の目的を達成するために、本発明の記録再生装
置は、上記第二の目的を達成するための手段において、
ヨーク体は、さらに、情報トラックに情報が記録再生あ
るいは消去される記録媒体を装着して回転させるモータ
を一体的に直接取り付けたことを特徴とするものである
上記第四の目的を達成するために、本発明の記録再生装
置は、上記第二の目的を達成するための手段において、
固定光学ユニフトの一端面をヨーク体にネジ止めし、さ
らに前記固定光学ユニフトの別端面と前記ヨーク体を固
定光学ユニ、ト支持ハネにより連結固定したことを特徴
とするものである。
作用 上記第一の目的を達成するための手段において、ヨーク
体に直接モータを取り付ける構成とすることにより、モ
ータと可動ユニフトとをベースのような別部品を必要と
せずにユニット化することができ、例えば記録媒体を装
着して回転させるモータと記録媒体の任意の情報トラン
クの情報を記録再生あるいは消去する素子を含む可動ユ
ニットとの傾き調整等槽々の調整が可能となり、安価な
記録再生装置を提供することができるのである。
また、上記第二の目的を達成するための手段において、
ヨーク体に直接固定光学ユニットを取り付ける構成とす
ることにより、光ヘッドが固定光学ユニットと可動ユニ
ットとに分離された構成の光記録再生装置において、固
定光学ユニットと可動ユニフトとをベースのような別部
品を必要とせずにユニット化することができ、例えば固
定光学ユニットから発せられ、可動ユニットに設けられ
た反射ミラーで反射された光ビームの光軸と可動ユニッ
トに設けられた対物レンズのレンズ中心との位置調整等
種々の調整が可能となり、安価な記録再生装置を提供す
ることができるのである。
また、上記第三の目的を達成するための手段において、
ヨーク体に直接モータと固定光学ユニットの両方を取り
付ける構成とすることにより、光ヘッドが固定光学ユニ
ットと可動ユニットとに分離された構成の光記録再生装
置において、モータと固定光学ユニットと可動ユニット
との王者をベースのような別部品を必要とせずにユニッ
ト化することができ、例えば固定光学ユニットから出射
される光ビームの光軸の傾きと、可動ユニットの任意の
位置における反射ミラーおよび対物レンズの傾きと、記
録媒体の傾きとの三者間の相対傾きの調整等槽々の調整
が可能となり、安価な記録再生装置を提供することがで
きるのである。
また、上記第四の目的を達成するための手段において、
固定光学ユニットの一端面をヨーク体にネジ止めし、さ
らに固定光学ユニフトの別端面とヨーク体を固定光学ユ
ニット支持バネにより連結固定することにより、光ヘッ
ドが固定光学ユニフトと可動ユニットとに分離された構
成の光記録再生装置において、部品点数が少なく非常に
簡単な構成で、振動や衝撃が加わっても安定に動作する
信頬性の高い記録再生装置を提供することができるので
ある。
実施例 第1図〜第4図は、本発明における一実施例を示し、第
1図は分解斜視図で、第2図は上面図で、第3図はA−
A’断面図で、第4図はB−B’断面図である。
第1図〜第4図において、X方向は記録媒体の情報トラ
ックと直交する方向(トランキング方向と呼ぶ)であり
、X方向は記録媒体と垂直な方向(フォーカス方向と呼
ぶ)であり、X方向はX方向、X方向の両方に垂直な方
向であり、記録媒体の情報トランクの接線方向となって
いる。また、本実施例では、自重方向(重力方向)はZ
一方向すなわち記録媒体の鉛直下方である。
以下、第1図〜第4図を用いて本実施例について説明す
る。
1は記録媒体で、螺旋状か同心円状の情報トラックがき
られた光ディスクである。2はモータで、記録媒体lを
装着して回転させるディスクモータであり、孔2aとサ
イドヨークB20に設けられたネジ孔20cとにより後
述するヨーク体を形成するサイドヨークB20にネジ止
め固定されている。3は固定光学ユニットで、光源とな
る半導体レーザ、記録媒体1からの反射光を検出するデ
ィテクター、半導体レーザからの光ビームを平行光にす
るプリズム等の光学素子等を固定部材に収納したもので
あり、ネジ孔3aと後述するサイドヨークA19に設け
られた孔19bとによりヨーク体を形成するサイドヨー
クA19にネジ止め固定されている。また、3bは後述
する固定光学ユニット支持バネ29をネジ止め固定する
ためのネジ孔である。4は対物レンズで、光ビームを記
録媒体1に集光させる。5は可動子ボビンで、対物レン
ズ4をX方向の記録媒体1側に収納し、これをX方向に
駆動する二つのフォーカスコイル5aおよびX方向に駆
動する二つのトラッキングコイル5bが巻かれている。
6はバランスウェイトで、可動子ボビン5の動的バラン
スをとるために、可動子ボビン5のX方向に関して記録
媒体lの反対側すなわち対物レンズ4と対向する位置に
収納されている。7はフォーカス板バネユニットで、中
央円筒部7aと周辺部7bとが渦巻状の形状でつながれ
たフォーカス板バネと、このフォーカス手反バネの共振
を減衰させるダンピングゴムと、周辺部7bを補強する
補助バネの三層のサンドイッチ構造をしたものであり、
一つは可動子ボビン5の対物レンズ4を収納した円筒部
の外周部に中央円筒部7aが接着固定され、もう一つも
同様に可動子ボビン5のバランスウェイト6を収納した
円筒部の外周部に中央円筒部7aが接着固定されている
。なお、7cは後述するキャリッジ8に周辺部7bを接
着固定する際の位置決め孔で、一方は丸孔で、他方は長
孔である。8はキャリッジで、つのフォーカス板バネユ
ニット7の周辺部7bをX方向の記録媒体1側の面およ
びその反対側の面で接着固定している。なお、8aはフ
ォーカス板バネユニット7の周辺部7bを接着する際の
位置決めボスである。また、8bは後述する磁性体15
を圧入固定するための孔である。9は軸受入で、二つの
円筒状の滑り軸受を両端部に形成し、キャリッジ8に接
着固定されている。10は軸受Bで、X方向に平行に形
成され、キャリッジ8のX方向回りの回転を規制するも
ので、キャリッジ8に接着固定されている。11は反射
ミラーで、固定光学ユニット3からX方向に出射された
光ビームをX方向に反射させるミラーである。12はア
クセスコイルボビンAで、反射ミラー11が接着固定さ
れ、キャリッジ8をX方向に駆動するアクセスコイル1
2aが長方形状に巻かれ、キャリッジ8に接着固定され
ている。13はアクセスコイルボビンBで、アクセスコ
イルボビンA12と同様にアクセスコイル13aが長方
形状に巻かれ、キャリッジ8に接着固定されている。1
4は発光ダイオードで、軸受BIOにプリント基板を介
して固定されている。15は磁性体で、キャリッジ8に
圧入固定された鉄であり、さらにこの磁性体はボス8a
と同様にフォーカス板バネユニット7の位置決めボスを
兼ねている。16はマグネットで、後述するヨーク体す
なわちバックヨーク17、対向ヨーク18、サイドヨー
クA19、サイドヨークB20とともに磁気回路を構成
し、アクセスコイル12a、13aとでキャリッジ8を
X方向に駆動するボイスコイルモータを形成し、さらに
フォーカスコイル5aおよびトランキングコイル5bと
の電磁力により可動子ボビン5をそれぞれX方向、X方
向に駆動する。また、この磁気回路の通常の磁束は、マ
グネット16から出て対向ヨーク18に入りサイドヨー
クA19あるいはサイドヨークB20を経てバックヨー
クI7からマグネット1Gに戻るが、一部の磁束ばX方
向の両側に漏れてしまい、このうちZ一方向に漏れた漏
れ磁束と磁性体15との間に磁気力として引力が働き、
磁性体15にZ子方向の力が加わる。17はバンクヨー
クで、電磁軟鉄により形成され、マグネット16が接着
固定されている。I8は対向ヨークで、電磁軟鉄により
形成され、マグネット16と対向する位置に配設されて
いる。19はサイドヨークAで、電6f主軟鉄により形
成され、バックヨーク17および対向ヨーク18を先端
でネジ止め固定している。なお、19aは記録再生装置
本体(図示せず)にネジ止め固定するための孔である。
また、19bは固定光学ユニット3をネジ止め固定する
ための二つの孔で、一方を止めネジとガタのない規準孔
とし、他方を止めネジよりも大きい孔とし、Y方向口り
の傾き調整が可能な形でネジ止め固定できるようになっ
ている。さらに、19cは後述する固定光学ユニット支
持バネ29をネジ止めするためのネジ孔である。また、
19dは後述するガイド軸支持バネ27をネジ止め固定
するためのネジ孔である。20はサイドヨークBで、電
磁軟鉄により形成され、バックヨーク17および対向ヨ
ーク18を先端でネジ止め固定している。なお、20.
aは19aと同様、記録再生装置本体(図示せず)にネ
ジ止め固定するための孔である。また、20bは19d
と同様に後述するガイド軸支持バネ27をネジ止め固定
するためのネジ孔である。さらに、20cはモータ2を
ネジ止め固定するためのネジ孔である。また、20dは
後述する調整ネジ28を止めるためのネジ孔である。す
なわち、バックヨーク17、対向ヨーク18、サイドヨ
ークA19およびサイドヨークB20によりヨーク体を
形成し、さらにこのヨーク体とマグネット16とにより
磁気回路を構成し、この磁気回路とアクセスコイル12
a、13aとのボイスコイルモータによりキャリッジ8
すなわち可動ユニットをX方向に駆動しているのである
21は位置検出器で、その受光面を発光ダイオード14
に対向するように配設され、発光ダイオード14からの
光を検出してキャリッジ8のX方向の位置を検出する。
22はプリント基板Aで、位置検出器21が取り付けら
れ、後述するフレキシブルケーブル24により中継され
た線と位置検出器21の駆動線および信号線の配線の中
継のためのプリント基板であり、サイドヨークA19お
よびサイドヨークB20に両端でネジ止め固定されてい
る。23はプリント基板Bで、後述するフレキシブルケ
ーブル24により中継された線の配線の中継のためのプ
リント基板であり、プリント基板A22と同様にサイド
ヨークA19およびサイドヨークB20に両端でネジ止
め固定されている。
24はフレキシブルケーブルで、発光ダイオード14、
フォーカスコイル5a、トラッキングコイル5bおよび
アクセスコイル12a、13aの駆動線を中継するフレ
キシブルケーブルである。
25はガイド軸で、軸受A9および軸受BIOとともに
、キャリッジ8をX方向に摺動自在に支持している。2
6はストッパで、キャリッジ8のX方向の移動範囲を規
制するストッパであり、ガイド軸25にはめこまれたリ
ング状のゴムである。
27はガイド軸支持バネで、孔27aとサイドヨークA
19のネジ孔19dあるいはサイドヨークB20のネジ
孔20bとによりネジ止め固定され、ガイド軸25をX
方向およびX方向に規制するように、弾性支持部27b
で斜めから弾性的にガイド軸25を支持している。なお
、ガイド軸25のX方向については、一方はガイド軸支
持バネ27で弾性支持され、他方はサイドヨークA19
あるいはサイドヨークB20の側面で規制されている。
2Bは調整ネジで、サイドヨークAI9のネジ孔(図示
せず)あるいはサイドヨークB20のネジ孔20dに止
められて、ガイド軸支持バネ27とともにガイド軸25
の2方向を規制し固定している。もちろん、サイドヨー
クA19のネジ孔(図示せず)あるいはサイドヨークB
20のネジ孔20dよりも調整ネジ28のネジ部の長さ
の方が長く、ネジの止める位置を変えることによりガイ
ド軸25のX方向位置が変えられるようになっている。
29は固定光学ユニット支持バネで、ヨーク体を形成す
るサイドヨークA19と固定光学ユニット3を連結固定
するためのL字状の仮バネである。すなわち、固定光学
ユニット3はヨーク体を形成するサイドヨークA19の
孔19b部およびネジ孔19c部の十分距離のある三箇
所で固定され、振動や衝撃等に対して安定な固定構造が
とられている。30は防塵ガラスで、反射ミラー11の
防塵のためにアクセスコイルボビンA12の先端に接着
固定されている。
また、フォーカスコイル5a、トラッキングコイル5b
およびアクセスコイル12a、13aに発生する駆動力
により動かされる可動ユニットは、大きく二つの可動ユ
ニットから構成されている。
その第一は可動ユニン)Aで、フォーカス板バネユニッ
ト7により支持され、対物レンズ4、バランスウェイト
6、可動子ボビン5およびフォーカスコイル5a1 ト
ラッキングコイル5bにより一体的に構成されたユニッ
トである。第二は可動ユニットBで、キャリッジ8、軸
受A9.軸受BIO1反射ミラー11、アクセスコイル
ボビンA12、アクセスコイルボビンB13、発光ダイ
オード14、磁性体15、防塵ガラス30およびアクセ
スコイル12a、13aにより一体的に構成されたユニ
ットである。
以上のように構成された本実施例のヘノド移送装置につ
いて、以下その動作について説明する。
先ず、フォーカスコイル5aに駆動電流が流れると、フ
ォーカスコイル5aには磁気回路との電磁作用によって
X方向に駆動力が発生する。この時、可動ユニットAを
可動ユニットBに対して支持するフォーカス板バネユニ
ット7の渦巻部がX方向に関して十分柔らかいので、フ
ォーカス板バネユニット7の渦巻部が変形することによ
り、可動ユニットAがX方向に動く。
一方、トランキングコイル5bに駆動電流が流れると、
トラッキングコイル5bには磁気回路との電磁作用によ
ってX方向に駆動力が発生する。
この時、フォーカス板バネユニット7の渦巻部のX方向
の剛性と可動ユニットAの質量および可動ユニットBの
itとによって決まるフォーカス板バオユニット7のX
方向の共振周波数(IKHz前後)まではトラッキング
コイル5bに発生する駆動力はフォーカス板バネユニッ
ト7を介して可動ユニットBにも伝達されるが、この共
振周波数よりも高い周波数ではフォーカス板バネユニッ
ト7は実質的にはないものと等価となり、トラッキング
コイル5bに発生する駆動力は可動ユニットBには伝達
されない。
また、アクセスコイル12a、13aに駆動電流が流れ
ると、アクセスコイル12a  13aと磁気回路との
ボイスコイルモータによってX方向に駆動力が発生する
。この時、トラッキングコイル5bの場合と逆に、フォ
ーカス板バネユニット7のX方向の共振周波数まではア
クセスコイル12a、13aに発生する駆動力はフォー
カス板バネユニット7を介して可動ユニットAにも伝達
されるが、この共振周波数よりも高い周波数ではフォー
カス板バネユニット7は実質的にはないものと等価とな
り、アクセスコイル12a、13aに発生する駆動力は
可動ユニッ)Aには伝達されない。
すなわち、X方向に関しては、フォーカス板バネユニッ
ト7のX方向の共振周波数を境にして可動ユニットが変
化し、この共振周波数を分割共振と呼ぶことにする。従
って、分割共振の周波数までは可動ユニットAと可動ユ
ニットBの両方が振動し、分割共振以後の周波数では駆
動側の可動ユニットだけが振動することになる。
従って、記録媒体1の任意の情報トラックの情報を記録
再生あるいは消去を行なう場合には、アクセスコイル1
2a  13aおよびトランキングコイル5bに適当な
駆動電流を加えて、可動ユニットAおよび可動ユニット
Bの位置を任意に変えて行なうことができるわけである
また、軸受BIOとガイド軸25の間にはガタdが存在
する。そのため、磁性体15に動<磁気力を利用して、
このガタdの規制をするのである。
すなわち、マグネット16およびヨーク体からなる磁気
回路からのZ一方向に出る漏れ磁束と磁性体15とによ
り磁性体15に磁気的な引力すなわちZ子方向の力が働
く。この磁性体15に働く引力の大きさは、磁性体15
の磁気回路との距離、磁性体15の大きさあるいは漏れ
磁束のN(磁気回路を形成するヨークの肉厚等により変
わる)等を変えることにより、設計的に変化させること
ができる。そこで、この(n柱体15に働(引力(Z+
力方向働く)の大きさを軸受BIOに加わる自重(Z一
方向に働く)の大きさよりも少しだけ大きく設定し、軸
受BIOに加わる負荷を自重よりも小さい力とし確実に
軸受BIOのZ−側軸受部がガイド軸25に当接できる
ようにするのである。
もちろん、長時間使用して軸受BIOが摩耗したりある
いは高温下で使用して熱膨張の違いにより軸受BIOと
ガイド軸25とのガタdが大きくなっても、磁性体15
には永久的に磁気的な引力が動くので、確実に軸受BI
OのZ−側軸受部がガイド軸25に当接できるのである
さらに、モータ2と固定光学ユニット3の両方をヨーク
体に直接ネジ止めして、余分な部品なしでモータ2と固
定光学ユニ7ト3と可動ユニットとの三者をユニット化
して、例えば固定光学ユニットから出射される光ビーム
の光軸の傾きと、可動ユニットの任意の位置における反
射ミラーおよび対物レンズの傾きと、記録媒体の(頃き
との王者間の相対傾きの調整等種々のあらゆ名調整が可
能となる。
また、固定光学ユニット3はヨーク体を形成するサイド
ヨークA19の孔19b部およびネジ孔19c部の十分
距離のある三箇所で固定されるため、振動や衝撃による
固定光学ユニットと可動ユニットとの動き方が同一のも
のとなり、振動や衝撃が加わっても不具合を生しること
のない安定な固定構造となっている。
なお、本実施例では、光記録再生装置における光ヘッド
の移送装置について説明したが、磁気記録再生装置にお
ける磁気へノドの移送装置についても有効なものである
また、本実施例では、光ヘッドが固定光学ユニットと可
動光学ユニシトとに分離された構成の分離型光ヘッドの
移送装置について説明したが、光ヘツド全体を移送する
ように構成された一体型光ヘッドについても当然有効な
ものである。
また、本実施例では、トラッキングコイル5bとは別に
アクセスコイル12a、13aを設け、磁気回路とによ
りボイスコイルモータを形成し、可動ユニットをX方向
に駆動したが、トラッキングコイルでアクセスコイルを
兼用させ、磁気回路とによりボイスコイルモータを形成
し、可動ユニットをX方向に駆動してもよい。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、本発明の第一の目
的であるモータと可動ユニットとをベースのような別部
品を必要とせずにユニット化することができ、例えば記
録媒体を装着して回転させるモータと記録媒体の任意の
情報トラックの情報を記録再生あるいは消去する素子を
含む可動ユニットとの傾き調整等種々の調整が可能とな
り、安価な記録再生装置を提供できるのである。
また、本発明の第二の目的である光ヘッドが固定光学ユ
ニットと可動ユニットとに分離された構成の光記録再生
装置において、固定光学ユニットと可動ユニットとをベ
ースのような別部品を必要とせずにユニット化すること
ができ、例えば固定光学ユニ7トから発せられ、可動ユ
ニシトに設けられた反射ミラーで反射された光ビームの
光軸と可動ユニットに設けられた対物レンズのレンズ中
心との位置調整等種々の調整が可能となり、安価な記録
再生装置を提供できるのである。
また、本発明の第三の目的である光ヘッドが固定光学ユ
ニットと可動ユニシトとに分離された構成の光記録再生
装置において、モータと固定光学ユニ7トと可動ユニシ
トとの王者をベースのような別部品を必要とせずにユニ
ット化することができ、例えば固定光学ユニットから出
射される光ビームの光軸の傾きと、可動ユニシトの任意
の位置における反射ミラーおよび対物レンズの傾きと、
記録媒体の傾きとの王者間の相対傾きの調整等種々の調
整が可能となり、安価な記録再生装置を提供できるので
ある。
また、本発明の第四の目的である光ヘノドが固定光学ユ
ニ7トと可動ユニットとに分離された構成の光記録再生
装置において、部品点数が少なく非常に簡単な構成で、
振動や衝撃が加わっても安定に動作する信顛性の高い記
録再生装置を提供できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
本発明の一実施例を示す上面図、第3回は本発明の一実
施例を示すA−A’断面図、第4図は本発明の一実施例
を示すB−B’断面図、第5図は従来の記録再生装置の
側面図および平面図である。 l・・・・・・記録媒体、2・・・・・・モータ、3・
・・・・・固定光学ユニット、4,5,6.7.8.9
.10.11゜12、+3.14,15.30・・・・
・・可動ユニット(4・・・・・・対物レンズ、11・
・・・・・反射ミラー)、17、 18. 19. 2
0−・−・−ヨーク体、123゜13a、  16. 
17. 1B、  19.2(1・・・・・ボイスコイ
ルモータ(12a、13a・・・・・・アクセスコイル
、16.17,18.19.20・・・・・・磁気回路
)、29・・・・・・固定光学ユニット支持バネ。 第 図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)情報トラックに情報が記録再生あるいは消去され
    る記録媒体を装着して回転させるモータと、前記情報ト
    ラックに情報を記録再生あるいは消去を行なう素子を含
    む可動ユニットと、少なくとも前記可動ユニットを前記
    情報トラックの直交方向に駆動するボイスコイルモータ
    の磁気回路を形成し、かつ前記モータを一体的に直接取
    り付けたヨーク体とを備えたことを特徴とする記録再生
    装置。
  2. (2)光ビームを出射する発光素子および記録媒体から
    の反射光を検出する受光素子により構成され、固定部材
    に収納された固定光学ユニットと、前記発光素子より出
    射された光ビームを前記記録媒体に垂直な方向に反射す
    る反射ミラーおよび前記反射ミラーで反射された光ビー
    ムを前記記録媒体の情報トラックに集光する対物レンズ
    を前記情報トラックの直交方向に移動可能に支持してな
    る可動ユニットと、少なくとも前記可動ユニットを前記
    情報トラックの直交方向に駆動するボイスコイルモータ
    の磁気回路を形成し、かつ前記固定光学ユニットを一体
    的に直接取り付けたヨーク体とを備えたことを特徴とす
    る記録再生装置。
  3. (3)ヨーク体は、さらに、情報トラックに情報が記録
    再生あるいは消去される記録媒体を装着して回転させる
    モータを一体的に直接取り付けたことを特徴とする請求
    項(2)記載の記録再生装置。
  4. (4)固定光学ユニットの一端面をヨーク体にネジ止め
    し、さらに前記固定光学ユニットの別端面と前記ヨーク
    体を固定光学ユニット支持バネにより連結固定したこと
    を特徴とする請求項(2)記載の記録再生装置。
JP22094988A 1988-09-02 1988-09-02 記録再生装置 Pending JPH0268732A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1092828C (zh) * 1996-07-10 2002-10-16 三星电子株式会社 光盘驱动器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59140646A (ja) * 1983-01-14 1984-08-13 エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン 情報記録及び/又は再生装置

Patent Citations (1)

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