JPH0266765A - トラツキング制御装置 - Google Patents

トラツキング制御装置

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JPH0266765A
JPH0266765A JP63217740A JP21774088A JPH0266765A JP H0266765 A JPH0266765 A JP H0266765A JP 63217740 A JP63217740 A JP 63217740A JP 21774088 A JP21774088 A JP 21774088A JP H0266765 A JPH0266765 A JP H0266765A
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tracking
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第3図〜第5図) D発明が解決しようとする問題点(第5図)E問題点を
解決するための手段(第1図)F作用(第1図) G実施例 〔1〕第1実施例(第1図、第2図び第5図)〔2〕他
の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明はトラッキング制御装置に関し、特にパイロット
信号記録型の自動トラック追従方式(ATF方式)のト
ラッキング制御装置に適用して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、パイロット信号記録型のトラッキング制御装
置において、トラッキングエラー検出信号の基準値から
の偏差に基づいてこま送り時間を補正するようにしたこ
とにより、トラックすれを有効に補正しながらスロー再
生をなし得る。
C従来の技術 この種のトラッキング制御装置として、4周波のパイロ
ット信号f1〜f、を磁気テープの走行方向を横切るよ
うに順次形成された記録トラックに映像信号と共に循環
的に記録して行くようになされた4周波方式のATF 
)ラッキング制御装置が提案されている(特開昭57−
202185号公1゜こO4周波方式のATF l−ラ
ッキング制御装置は、第3図に示すように、2つ又は4
つの回転ビデオヘッドでなる再生ヘッド(記録再生ヘッ
ドで構成されているが、再生モード時は再生ヘッドとし
て機能する)によって再生された再生ビデオ信号S1か
ら、当該再生ビデオ信号S1に含まれているパイロット
信号成分をローパスフィルタ構成のパイロット信号検出
回路1において抽出して再生パイロット信号S2を得て
エラー信号形成回路3に与える。エラー信号形成回路3
は基準パイロット信号形成回路4の制御の下に形成した
トラッキングエラー検出信号S3を送出する。
磁気テープ5上には第4図に示すように、4周波分のパ
イロット信号f8、f2、f3、f4をビデオ信号に重
畳して記録してなる記録トラックTAI、TBI、TA
2、TB2  (TAI及びTA2、TBI及びTB2
はそれぞれ同一のアジマス角を有する)の組が順次循環
的に繰り返すように斜めに密接して形成されている。
ここで原理上第4図において実線で示すように、再生ヘ
ッド6が記録トラックTAI、TBI、TA2、TB2
をジャストトラッキング状態でトラッキングしていると
き、当8亥トラ・ンキングしている記録トラックから再
生されたパイロット信号f、 、r2、f、、f、と、
その両側に隣合う記録トラックからクロストークして来
るパイロット信号(f4及びfz)、(r+及びf3)
、  (f2及びf、)、(r3及びfI)とが再生ビ
デオ信号S1の信号成分としてパイロット信号検出回路
1に与えられる。
ここで、第4図において破線で示すように、再生ヘッド
6が走行方向に左ずれ(又は右ずれ)した状態で記録ト
ラックTAI、TBI、TA2、TB2を走査したとき
には、左隣り(又は右隣り)の記録トラックTB2、T
AI、TBI、TA2 (又はTBI、TA2、TB2
、TAI)のパイロット信号f4、fl、f2、f3 
(又はf2、f3、f4、fI)からのクロストーク量
がトラックずれ量に対応して増大する。
ところで4周波のパイロット信号f、〜f4の周波数の
値は、隣接するパイロット信号との差周波数ΔfA及び
ΔfBが所定値、例えばΔfA −lf+   fzl
=lfa   f4= 16  (kHz)     
    ・・・・・・ (1)ΔfB  =l  f2
−f31=l  f4−fl−46(kHz)    
     ・・・・・・ (2)になるように、f l
−102(kH2) 、 f z=1)8 (kH2)
、f 3=164 (k)lz) 、 f 、=148
 (kH2)に選定されている。
そこで奇数番目のパイロット信号f、及びf3が記録さ
れている記録トラックTAI及びTA2を再生ヘッド6
が左ずれ(又は右ずれ)状態で走査しているとき、再生
パイロット信号S2には差周波数がΔfg  (又はΔ
fA)になるようなパイロット信号の信号レベルが大き
くなり、又偶数番目のパイロット信号f2及びf4が記
録されている記録トラックTBI及びTB2において再
生ヘッド6が左ずれ(又は右ずれ)状態で走査している
とき再生パイロット信号S2には差周波数がΔfA (
又はΔr+t)になるようなパイロット信号の信号レベ
ルが大きくなる。
エラー信号形成回路3はこの再生パイロット信号S2を
掛算回路14において基準パイロット信号Sllと掛算
することにより差周波数ΔfA又はΔfおを含む掛算出
力S12を発生し、当該差周波数ΔfA及びΔf、の信
号成分をバンドパスフィルタ構成のΔfA差周波数検出
回路20及びΔf3差周波数検出回路21において抽出
してエラー検出信号313及び314としてエラー信号
出力回路22に与える。
ここで、基準パイロット信号形成回路4はパイロット信
号発生回路16から得た4周波分のパイロット信号f1
、f2、f3、f、をヘッド切換信号RF−3Wによっ
てスイッチ回路17において選択することにより、再生
ヘッド6が記録トラックTAI、TBI、TA2、TB
2を走査するタイミングで所定信号レベルのパイロット
信号fI、f2、f3、f4を基準パイロット信号S1
)として掛算回路14に供給する。
エラー信号出力回路22は減算回路23においてエラー
検出信号313及びSi2の減算出力を得ると共に、再
生ヘッド6が記録トラックTAI及びTA2を走査する
タイミングで減算出力をスイッチ回路24の切換入力端
P1を通じてトラッキングエラー検出信号S3として送
出し、これに対して再生ヘッド6が記録トラックTBI
及びTB2を走査するタイミングで減算出力をインバー
タ25によって極性を反転してスイッチ回路24の切換
入力端P2を通じてトラッキングエラー検出信号S3と
して送出する。
ここでエラー検出信号S13及びS14の差出力514
−313 (−Δf8−ΔfA)の極性及び値は、再生
ヘッド6が記録トラックTAI、TBl、TA2、TB
2を走査しているときの左側(又は右側)記録トラック
からのパイロット信号のクロストーク量の差、従ってト
ラックずれ方向及びトラックずれ量を表しており、再生
ヘッド6が記録トラックTAI、TBI、TA2、TB
2に対して左ずれ(又は右ずれ)状態にあるときの極性
は順次圧、負、正、負(又は負、正、負、正)になる。
そこで左ずれ(又は右ずれ)状態にあるとき例えば差信
号514−313の極性が負(又は正)になるタイミン
グでスイッチ回路24を切換入力端P2側に切り換える
ようにすれば、すべての記録トラックTAI〜TB2に
おいて再生ヘッド6が左ずれ(又は右ずれ)状態のとき
トラッキングエラー検出信号S3の極性が正(又は負)
になる。
従ってトラッキングエラー検出信号S3によって磁気テ
ープ5のキャプスタンサーボ系をトラッキングエラー検
出信号S3がOになる方向に制御すれば、再生ヘッド6
はすべての記録トラックTA1〜TB2に対してジャス
トトラッキング状態を維持しながら走査できることにな
る。
第3図及び第4図の構成のビデオテープレコーダにおい
ては、第5図に示す手順でスロー再生を実行するように
なされている。
すなわちまず第1に、磁気テープ5を停止させた状態に
おいて再生ヘッド6を記録トラックTA1にジャストト
ラッキングした状態で突入させた後、走査軌跡5CNI
に沿って4回繰り返してスチル再生をする。
このスチル再生が終了した後、再生ヘッド6が記録トラ
ックTAIに突入したタイミングで磁気テープ5を走行
させて順次走査軌跡5CN2及び5CN3に沿って記録
トラックTAI及びTBIをジャストトラッキングした
状態で2トラック分こま送り再生をする。
以下同様にして、こま送り再生が終了して再生ヘッド6
が記録トラックTA2に突入したタイミングで磁気テー
プ5を停止させて走査軌跡5CN4に沿って再生ヘッド
6を4回スチル再生させた後、2トラック分こま送り再
生を繰り返す。
かくして再生ヘッド6に対して磁気テープ5を2本の記
録トラック分走行させる間に再生ヘッド6を6回走査さ
せる割合で、ビデオ信号をスチル再生することができる
D発明が解決しようとする問題点 ところが実際上スチル再生駆動制御回路31においては
、キャプスタンサーボ増幅回路に速度制御パターンとし
て与える電圧を制御することによって磁気テープ5を2
トラック分走行させるような構成が採用されており、そ
こで当該スチル再生モード時に負荷変動が生じたり、サ
ーボモータのトルクにばらつきがある場合には、再生へ
ラド6の走査位置が第5図において走査軌跡5CNIX
〜5CN4X、又はS CN I Y−3CN 4 Y
に示すように、記録トラックTAI〜TB2に対して左
ずれ方向又は右ずれ方向にトラッキングずれが生じた場
合には、これを自動的に補正できない問題がある。
従来この問題を解決する方法として、エラー信号形成回
路3のトラッキングエラー検出信号S3の電圧レベルが
再生ヘッド6のヘッド増幅回路のゲインによって各セッ
トごとにばらつく傾向があるのに対処するために、トラ
ッキングエラー検出信号S3の直流レベルを調整するた
めの調整手段として手動の可変抵抗器を設けるようにし
ている点に着目して、この可変抵抗器を手動調整するこ
とによってトラッキングずれをも合わせて手動調整する
ような煩雑な方法を用いていた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、トラッキ
ングエラー検出信号の信号レベルのばらつきを自動的に
補正できるようにしたトラッキング制御装置を提案しよ
うとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため第1の発明においては、周
波数が順次循環的に変化するパイロット信号f、〜f4
を記録トラックTAI〜TB2に記録し、当該各記録ト
ラックTAI〜TB2の再生時両側に隣合う記録トラッ
クから得られるパイロット信号のクロストーク量に相当
するトラッキングエラー検出信号S3に基づいて再生ヘ
ッド6をトラッキング制御すると共に、順次交互にこま
送り再生モード及びスチル再生モードで再生することに
より記録トラックTAI〜TB2からビデオ信号をスロ
ー再生するビデオテープレコーダにおいて、所定の基準
信号レベルV IIEFに対するトラッキングエラー検
出信号S3の信号レベルの偏差に対応する第1の駆動時
間補正値ΔT、を表す第1の補正時間信号SdT□を発
生するトラッキングずれ検出手段43を具え、このトラ
ッキングずれ検出手段43の第1の補正時間信号Sdt
+によって再生ヘッド6によるこま送り再生時間を補正
するようにする。
これに加えて第2の発明においては、第1の補正時間信
号5dTIに基づいて第1の駆動時間補正値ΔT、に対
応する微少補正時間を、補正動作がされるごとに蓄積し
てなる第2の補正時間信号S dT2を発生する蓄積エ
ラー補正手段45をさらに設け、第1及び第2の補正時
間信号S dTI及びSdT□によって再生ヘッド6に
よるこま送り再生時間を補正するようにする。
F作用 トラッキングエラー検出信号S3の信号レベルは、再生
ヘッド6のトラッキングずれに応じて変化したとき、こ
れに応じてこま送り時間を再生ヘッド6のトラッキング
ずれがなくなるように補正する。
かくして再生ヘッド6はトラッキングずれが発生すれば
自動的に補正されてジャストトラッキング位置に制御さ
れる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第3図との対応部分に同一符号を付して示す第1図にお
いて、エラー信号形成回路3から得られるトラッキング
エラー検出信号S3がスロー再生駆動制御回路41のサ
ンプルホールド回路42に与えられる。
サンプルホールド回路42は、ヘッド切換信号RF−3
W (第2図(A))を受けてその立上り及び立下りの
タイミングでトラッキングエラー検出信号S3(第2図
(D))の信号レベルをサンプリングホールドしてトラ
ッキングエラー電圧V Ellllとしてトラッキング
ずれ検出回路43に送出する。
トラッキングずれ検出回路43は次式 4式%(3) のように、基準電圧Vl+):Fとトラッキングエラー
電圧■。□との差電圧VREF  VE□に係数に1を
乗算することにより第1の駆動時間補正値 八T1を演
算し、これを第1の補正時間信号sd’r+とじて加算
回路44及び蓄積エラー補正回路45に与える。
蓄積エラー補正回路45は、ヘッド切換信号RF−3W
の立上り及び立下り時点においてトラッキングエラー検
出信号S3に生じている基準電圧V RE yとの偏差
を微少量ずつ積算して長時間の間に生ずる蓄積エラーに
対応する信号を形成するもので、次式、 ΔT2−ΣKZ(八T、)1) =ΣKz (Kl(VREF  V。、、))。
・・・・・・ (4) のように、第1の駆動時間補正値データΔT1に対して
微少係数に2を乗算してヘッド切換信号RF−3Wが過
去n=N回立ち上がり及び立ち下がったタイミングにお
ける偏差を微少量ずつ積算するようになされている。
この実施例の場合、微少係数に2は に2−2 ・・・・・・ (5) に選定され、かくして蓄積エラー補正回路45はΔT2
 =Z2   (Kl(V++tr  VERR)) 
−・・・・・・ (6) によって表される第2の駆動時間補正値式T2を求め、
これを第2の補正時間信号S、ア2として加算回路44
に与える。
このようにして加算回路44の出力端には次式4式%(
7) のように、第1の駆動時間補正値ΔT1及び第2の駆動
時間補正値ΔT2の和ΔT3を表す補正時間信号S67
、が得られ、これがキャプスタン駆動回路46の駆動時
間補正信号入力端に与えられる。
キャプスタン駆動回路46は、システムコントローラ(
図示せず)から与えられるこま送り指令信号S。、4(
第2図(B))によって計時動作を開始するタイマで構
成され、次式、 TDRv −T、I +ΔT。
==TR+  (八T1 +ΔTz) =TR+KI  (VREF   Vt+u+  )・
・・・・・ (8) のように、予め設定されたこま送り基準時間T、l及び
補正信号S67、とによって決まる計時終了時間までの
こま送り動作時間T□9間、論理rHJレベルに立ち上
がるキャプスタン駆動信号S O*V(第2図(D))
をキャプスタンサーボ回路5゜のスイッチ回路51に切
換制御信号として出力する。
かくしてスイッチ回路51は、サーボ増幅回路52の出
力端に得られるサーボエラー信号S 5VO(第2図(
C))を切換入力端P1を介してキャプスタンモータ5
3に与えることにより、キャプスタン駆動信号S DR
Vが論理rHJレベルに立ち上がっている区間の間キャ
プスタンモータ53を駆動する。
これに対してスイッチ回路51はキャプスクン駆動信号
S DRVが論理「■、」レベルに立ち下がっていると
き、切換入力端P2を介してキャプスタンモータ53に
アース電位の停止出力を与えることにより、キャプスタ
ンモータ53を停止させる。
この実施例の場合スイッチ回路51は、キャプスクン駆
動信号S DIIVが論理rHJレベルに立ち上がった
とき正転方向に大レベルの起動信号S 5TARTを付
加した後、サーボエラー信号s sv。
を通すようになされていると共に、論理rHJレヘレベ
ら論理r L Jレベルに立ち下がったとき、送転方向
に大レベルの制動信号SR,1AKEを付加するように
動作し、これによりキャプスタンモータ53の立上がり
及び立下り特性を改善するようになされている。
以上の構成において、第2図の時点t、においてシステ
ムコントローラからこま送り指令信号5ON(第2図(
B))が与えられると、キャプスタン駆動回路46は論
理rHJレヘレベ立ち上がる駆動信号5nuv  (第
2図(D))を送出する。
これにより磁気テープ5は第5図において走査軌跡5C
N2及び5CN3について上述したように2トラック分
だけ磁気テープ5をこま送り走行させることにより、再
生ヘッド6からパイロット信号f、及びft  (又は
f2及びf3、f、及びf4、f、及びf、)を再生す
る状態を得る。
ここで再生ヘッド6の走査位置が記録トラックTAI及
びTBI(又はTBI及びTA2、TA2及びTB2、
TB2及びTAI)に対してジャストトラッキング状態
にあれば、トラッキングエラー検出信号S3はほぼ0レ
ベルを維持する。
従ってこのときサンプルホールド回路42は、当該ジャ
ストトラッキング状態におけるトラッキングエラー検出
信号S3の信号レベルをサンプルホールドすることによ
り、トラッキングずれ検出回路43はトラッキングエラ
ー電圧V EIIRと予め設定された基準電圧V Rl
Fとの差を表す第1の補正時間信号Sdア、を発生する
と共に、その微少変動分を蓄積エラー補正回路45によ
って演算して加算回路44において加算し、これにより
得られる補正時間信号5473をキャプスタン駆動回路
46に供給する。
この実施例の場合基準電圧VREFは、磁気ヘッド6が
ジャストトラッキング状態にあるときのトラッキングエ
ラー検出信号S3の信号レベルに予め設定されており、
従って再生ヘッド6がジャストトラッキング状態で記録
トラックを走査したときV REF −V Ellll
になることにより、加算回路44の出力端の補正時間信
号5dT3が表す補正時間へT3は(3)式及び(6)
式からΔT3−0になる。
そこでキャプスタン駆動回路46は、時点1゜において
こま送り指令信号S。Nが論理rHJレベルに立ち上が
った時点で計時動作を開始した後、基準時間TRだけ経
過した時点t2において駆動信号S□7を論理rLJレ
ベルに立ち下げることによりスイッチ回路51を切換入
力端P2側に切り換えさせる。
従ってキャプスタンモータ53は、再生ヘッド6がジャ
ストトラッキング状態にあるときには基準時間TRと等
しいこま送り動作時間TDRvO間だけ駆動され、これ
により再生ヘッド6はジャストトラッキング時の走査軌
跡5CN2及び5CN3 (第5図の状態のとき)を走
査して記録トラックTA2にジャストトラッキング状態
で突入することになる。
時点t2の後、時点t3において次のこま送り指令信号
S。Nが到来するまでの間、キャプスタン駆動回路46
は駆動信号5DRVを論理rHJレベルに立ち上げるこ
とはないので、キャプスタンモータ53は停止状態を維
持し、これに対して再生ヘッド6は停止している磁気テ
ープ5に対して走査軌跡5CN3を繰り返し走査する。
かくして時点t2及びt3間において再生ヘッド6は4
回スチル再生を繰り返す。
このようにしてジャストトラッキング状態にあるとき再
生ヘッド6は、走査軌跡5CNIを4回スチル再生した
のち走査軌跡5CN2及び5CN3をこま送り再生し、
続いて走査軌跡5CN4のスチル再生に入る(第5図の
状態のとき)。
以上は再生ヘッド6がジャストトラッキング状態にある
ときの動作を述べたが、再生ヘッド6は第5図の走査軌
跡5CNIX〜5CN4Xについて上述したように左ず
れ状態にトラッキングエラーを生じた状態にあり、又は
走査軌跡5CNIY〜5CN4Yについて上述したよう
に右ずれ状態にトラッキングエラーを生じている状態に
あると、エラー信号形成回路3から得られるトラッキン
グエラー検出信号S3の信号レベルが、第2図(E)に
おいて波形S3X及びS3Yで示すように、全体として
ジャストトラッキング時のトラッキングエラー検出信号
S3の信号レベルと比較して全体としてトラッキングず
れ量に相当する値だけ高くなる方向又は低くなる方向に
ずれるような現象を生ずる。
そこで再生ヘッド6は左ずれ(又は右ずれ)状態にある
とき、サンプルホールド回路42は当該信号レベルが上
昇した(又は下降した)トラッキングエラー検出信号S
3をヘッド切換信号RFSWの立上り又は立下りのタイ
ミングでサンプリングホールドするので、トラッキング
エラー電圧VX**が当該トラッキングずれを表すよう
な値に変化する。
かかるトラッキングエラー電圧V。Rの変化は、トラッ
キングずれ検出図l543において(3)式について第
1の駆動時間補正値ΔT、を演算する際にV !RRに
含まれることになり、その結果当該変動分が蓄積エラー
補正回路45における(6)式の演算の際に蓄積される
従ってキャプスタン駆動回路46においてキャプスタン
駆動終了時点を(8)式に基づいて演算する際に、基準
時間Tiに対して第1及び第2の駆動時間補正値式T、
及びΔT2による補正がなされ、その結果第2図の時点
t3〜t、について示すように、こま送り動作時間T□
9が基準時間TRから補正時間ΔT3だけ補正される。
ところがその補正量は、サンプルホールド回路42から
出力されるトラッキングエラー電圧VI:、l、lが再
生ヘッド6のトラッキングずれ方向及びずれ量を表して
いることにより、ジャストトラッキング状態に引き戻す
ようにこま送り動作時間T□9を減少させ、又は増加さ
せるような値になる。
その結果再生ヘッド6はトラッキングずれしている状態
において第2図の時点t4から新たにスチル再生すべき
記録トラックを磁気ヘッドが走査開始したとき第2図(
E)に示すように、トラッキングずれがなくなるような
トラッキング位置に補正される。
以上の構成によれば、スロー再生におけるこま送り動作
時に、こま送り動作時間Tn++v  ((8)式)を
トラッキングずれに応して補正するようにしたことによ
り、磁気テープ5を1回こま送りする際にその前に生じ
ていたトラッキングずれを当該こま送りの間に補正する
ことができ、これにより、常にジャストトラッキング状
態でスロー再生をすることができる。
このようにしてこま送り動作時間T DRVを補正する
につき、第1の駆動時間補正値ΔTl13)式)によっ
て順次繰り返されるこま送りについて毎回生じるトラッ
キングずれを補正できると共に、これを微少量ずつ蓄積
してなる第2の駆動時間補正値ΔTz((6)式)によ
っても補正するようにしたことにより、毎回繰り返され
るトラッキングずれの補正によっては補正しきれないよ
うな蓄積されるトラッキングずれ(例えば磁気テープ5
のテープ縮みによって生ずる累積トラッキングずれ)を
も有効に補正することができる。
〔2〕他の実施例 (1)上述の実施例においては、スロー再生時4回スチ
ル再生を繰り返したのち2トラック分こま送りするよう
にしたが、こま送りトラック数及びスチル再生回数はこ
れに限らず種々の値に変更しても良い。
(2)上述の実施例においては、こま送り動作時間T 
DRVを決める際に、実質上こま送り再生を開始する直
前のスチル再生走査において得たトラッキングエラー検
出信号S3のトラッキングエラー電圧VERI+を用い
るようにしたが、これに限らず、複数回繰り返されるス
チル再生走査のどのトラッキングエラー検出信号s3を
用いるようにしても良い。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、磁気テープを交互にスチ
ル再生モード及びこま送り再生モードで再生することに
よりスロー再生をする際に、こま送り動作時間をトラッ
キングエラー検出信号の変化に応じて補正するようにし
たことにより、再生ヘッドを確実にジャストトラッキン
グ状態に保持することができる。
かくするにつき、当8亥トラッキングずれの補正を毎回
性ずるトラッキングずれに対する補正量と、その微少積
算値による蓄積エラーの補正とを実行するようにしたこ
とにより、−段と高い精度で再生ヘッドをトラッキング
制御することができる。
第1図は本発明によるトラッキング制御装置の一実施例
を示すブロック図、第2図はその各部の信号波形を示す
信号波形図、第3図は従来の構成を示すブロック図、第
4図はその記録フォーマットを示す路線図、第5図はス
ロー再生時の再生ヘッドの走査の説明に供する路線図で
ある。
1・・・・・・パイロット信号検出回路、3・・・・・
・エラー信号形成回路、4・・・・・・基準パイロット
信号形成回路、31.41・・・・・・スロー再生駆動
制御回路、42・・・・・・サンプルホールド回路、4
3・・・・・・トラッキングずれ検出回路、44・・・
・・・加算回路、45・・・・・・蓄積エラー補正回路
、46・・・・・・キャプスクン駆動回路、50・・・
・・・キャプスタンサーボ回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周波数が順次循環的に変化するパイロット信号を
    記録トラックに記録し、当該各記録トラックの再生時両
    側に隣合う記録トラックから得られる上記パイロット信
    号のクロストーク量の差に相当するトラッキングエラー
    検出信号に基づいて再生ヘッドをトラッキング制御する
    と共に、順次交互にこま送り再生モード及びスチル再生
    モードで再生することにより上記記録トラックからビデ
    オ信号をスロー再生するビデオテープレコーダにおいて
    、 所定の基準信号レベルに対する上記トラッキングエラー
    検出信号の信号レベルの偏差に対応する第1の駆動時間
    補正値を表す第1の補正時間信号を発生するトラッキン
    グずれ検出手段を具え、上記トラッキングずれ検出手段
    の上記第1の補正時間信号によつて上記再生ヘッドによ
    るこま送り再生時間を補正することを特徴とするトラッ
    キング制御装置。
  2. (2)上記第1の補正時間信号に基づいて上記第1の駆
    動時間補正値に対応する微少補正時間を上記補正動作が
    されるごとに蓄積してなる第2の補正時間信号を発生す
    る蓄積エラー補正手段 をさらに具え、上記第1及び第2の補正時間信号によつ
    て上記再生ヘッドによるこま送り再生時間を補正するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のトラッキ
    ング制御装置。
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