JPH026640A - 紡績運転を迅速に再開する方法と装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、それぞれ１つの紡績エレメントを有する多数
の紡績部位を有し、綾巻ボビンを回転さセる装置と綾巻
ボビンの表面から糸端部を見つげ出しかつ引出す装置と
を有する走行用能な紡績再開ユニットヲ備えたオープン
紡績機の紡績部位においてボビンフレームに保持され、
紡績された糸を受答する綾巻ボビンが所望の糸量、糸長
さ又は大きさに達したために紡績運転が中断されたあと
で紡績運転を迅速に再開する方法と装置に関する。

従来技術 所望の糸量、糸長さ又は大きさに綾巻ボビンが達したた
めに綾巻ボビンを交換する場合には、所定の目的のため
に、少ない糸巻条として巻管の突出端部に巻付けられる
エンドリサ゛−ブを糸端で形成することが必要である。

糸ＩＪ　ｒ−プが自動的に形成される限り、糸リサ゛−
ブを形成する装置ヲ楢する走行可能なボビン交換袋ｊ〃
ヲ備えることができる。このようなボビン交換装置はオ
ープン紡績機に走行可能に配置することができる。

糸リサ゛−ブが形成されない限りは綾巻ボビンは交換さ
れてはならない。綾巻ボビンが交換されてはじめて当該
の紡績部位における紡績運転は再開することができる。

紡績運転を自動的に再開したい場合には、同様に走行可
能な始紡装置が必要である。しかしながらこの始紡装置
はボビン交換装置がその作業を終了したあとではじめて
作動することができる。したがってこの場合には遅延が
避けられない。

発明の課題 本発明の課題は所望の糸量、糸長さ又は大きさに綾巻ボ
ビンが達したために紡績運転を中断したあとで紡績運転
を迅速に再開できるようにすることである。

課題を解決するだめの手段 本発明の課題を解決するだめの手段は、紡績再開ユニッ
トで糸端を綾巻ボビンから突出する巻管端部の上に糸リ
スーブとして自動的に巻付け、同時に同様に紡績再開ユ
ニットヲ用いて補助糸の端部を貯えボビンから引出し、
紡績部位の紡績エレメントに導き、そこに存在する繊維
又はそこに供給された繊維に送り、糸りず−フが形成さ
れたあとで綾巻ボビンを自動的に紡績部位のボビンフレ
ームから取除き、孕の巻管と交換し、同時にその間に再
び紡績開始された糸を紡績エレメントから連続的に引き
出し、補助糸部分を除去して巻管に導き、紡績部位に引
渡し、連続的に新しい綾巻ボビンに巻−にげろことによ
って解決された。

発明の効果 本発明の方法では比較的に時間を要する作業は並行して
行なわれ、この結果として運転上の理由から必要な中断
のあとで紡績運転は迅速に再開されるようになった。

本発明の方法全実施するだめの本発明の装置においては
、走行可能な紡績再開ユニットがボビン交換時の紡績再
開のために、貯えボビンを備えた始紡装置と、綾巻ボビ
ンの表面から糸端を見つけ出しかつ引き出すための装置
と協働して、吸着された糸を糸リスーブとして完成した
綾巻ボビンの巻管端部に巻付けるリザーブ形成装置を有
し、りず−プ形成装置と始紡装置とが妨げあうことなし
に同時に作業できるようにかつ同時に運転を開始できる
ように構成されている。

したがって走行可能な紡績ユニットは通常は具備されて
いない部分を有する。紡績ユニットは通常は行なわない
作業を行なう。紡績ユニットとは無関係に走行可能な特
別なボビン交換装置はもはや必要ではなくなる。

実施例 第１図には綾巻ボビン１が巻管２と共に示されており、
この巻管２の突出端部には左側に糸端３が糸リサ゛−ブ
３′として巻付けられている。

綾巻ボビン１の端面に亘って横方向に位置する張糸によ
って糸端はあとから見付は易（、内び掴むことが容易で
ある。

第２図には、綾巻ボビン１の表面から糸端を見付は出し
かつ引き出す装置が吸着ノズル４として構成されている
。下端に吸着ノズル４は綾巻ボビン１の表面に向けられ
た吸着開口４′全有シテイる。綾巻ボビン９に面した側
に吸着ノズル４は吸着された糸の東向スリット５を有し
ている。該案内スリット５は吸着開口４′の一端を出発
点として、吸着ノズル４の綾巻ボビンに向けられた壁を
斜めに延ひている。矢印１′は通常の巻取過程中の綾巻
ボビンの回転方向を示している。糸端を吸着するために
は綾巻ボビン１は矢印１′とは反対方向に回転させられ
る。この場合、糸端は矢印５′の方向に流れる空気の影
響を受ぐすて吸着開口４′内に達し、案内スリット５内
に滑り込む。次いで綾巻ボビン１９が矢印１′の方向へ
回転させられると、吸着された糸端は案内スリット５内
を左へ吸着開口４′の左側の端部に達する。次いで糸端
はボビンの端面の上を張糸として導かれ、巻管２に達し
、綾巻ボビン１が引続き回転させられたときに糸リサ゛
−ブ３′として巻管２に巻付げられる。

第２図の装置４は一例にすぎず、糸端を吸着し、例えば
機砿的な案内部材で巻管端部に導き、該巻管端部に奉伺
げるためには他にもいくつかの可能性がある。

第６図によれば回転可能な紡績エレメント、例えばロー
タ６′を有する紡績ボックス６はスライバケンス７′か
らスライバ７を引込み、オーフンエンド紡績方法にした
がって糸８′全紡績する。

この糸８′は引き出し管８全通して紡績ボックス６から
引出される。引込み駆動装置９はスライバ７を連続的に
紡績ボックス６内に引込む。図示されていない開繊駆動
装置１０により駆動された開繊装置によりスライバは単
繊維に開繊される。駆動装置１１によって駆動される紡
績エレメント６において繊維は再び集められ、縦軸線を
中心として回転する糸８′の開いた端部に達する。別の
構成ではロータの代りに摩擦ローラを紡績エレメントと
して用いることができる。

駆動装置１０と１１は接線方向ベルト１０′と１１′と
によって駆動されるはずみ車として構成されている。

公知形式で繊維運搬に役立つ空気は吸込接続部１２を介
して紡績ボックス６から吸い出される。糸８′は一定の
速度で引出し軸１３により、糸及び引出しｌｌ１ｔ１１
３に弾性的に接触するクランプローラ１４を補助的に用
いて引出される。変向ワイヤ１５を介して糸８′は往復
運動する糸がイド１６に導かれる。糸ガイド１６は綾巻
ボビン１のすぐ直くで綾振り運動をするので、糸８′は
矢印１′の方向に回転する綾巻ボビン１の上に綾巻きさ
れる。

綾巻ボビン１は旋回可能にボビンフレーム１８によって
保持されている。綾巻ボビ／１は巻取ドラム１７の上に
支持され、摩擦で駆動される。

所望の糸量、所望の糸長さ又は所望の大きさが綾巻ボビ
ンにおいて達成されると、自動的に糸が切断され、当該
の紡績部位の運転が中断される。完成した綾巻ボビン１
は後方のボビン運搬ベルト１９に達する。

機械フレーム２０′に固定された支持体２ｏはオープン
エンド紡績機に沿って走行可能な自動的な紡績再開ユニ
ット２３の走行レール２５のだめの保持構造体２２を保
持している。支持体２０には巻管２をストックするマガ
ジン２１が固定されている。

紡績再開ユニット２３は走行レール２５に支持されるロ
ーラ２４′ヲ有する走行機構２４を有している。走行レ
ール２５の下には吸込空気を導く横桁２６が設けられて
いる。この横桁２６は紡績再開ユニット２３に、連接可
能な吸込接続部２７を介して吸込空気を供給する。電流
レール２８は紡績ユニット２３に電気的なエネルギを供
給する。下端部において紡績再開ユニット２３は支持ロ
ーラ２９で個々の紡績部位の紡績ボックス６の上に配置
された支持レール３０に支えられている。

綾巻ボビン１を回転させる装置３１は紡績再開装置２３
のケーシングに旋回可能に支承されている。該装置３１
は旋回可能なアームを有し、該アームの端部には駆動ロ
ーラ３１′が配置されている。駆動ローラ３１′は組込
壕れたモータを有し、このモータにより前方及び後方へ
回転するように駆動される。紡績再開ユニット２３のケ
ーシングには長いフレームレバー３２が同様に旋回可能
に支承されている。フレームレバ３２はボビンフレーム
１８のグリップ部分１８′（７）下へ係合し、これによ
ってボビンフレーム１８を昇降できるようになっている
。しかも側方運動でフレームレバー３２は左側のフレー
ムアームを開閉することができる。

紡績再開装置２３のケーシングには貯えボビン３３が支
承されており、該貯えボビン３３は綾巻ボビンの交換に
基づく紡績再開のだめに補助糸３３ａｅ供給する。補助
糸３３ａは搬送ロラ、３４とクランプローラ３５との間
に挟持されている。ジブ３６は分岐導管２７′により吸
込接続部２７に接続されている。ジブ３６は同様に紡績
再開ユニット２３のケーシングに旋回可能に支承されて
いる。ジブ３６は中空であり、したがって第６図に示さ
れた位置を占めると搬送ローラ３４において補助糸３３
ａ’ｉ吸着することができる。旋回運動によりジブ３６
は吸着した補助糸３３を引出しローラ３９の範囲にもた
らすことができる。Ｃの引出しローラ３９は紡績を再開
するときに糸を引き出す。しかしジブ３６はさらにボビ
ンフレーム１８の右側もしくは後方の巻管受容皿寸で旋
回することができる。この場合にはジブ３６は吸着した
糸を、糸が巻管器によ！ｌｌ掴寸れ、例えば巻管器と巻
管との間に挟持されるように導く。

引出ローラ３９においては糸はクランプロラ４０を当つ
けることにより保持することができる。引込部材３７は
旋回点３７ａｅ中心として旋回可能であり、該引込部材
３７は吸着ノズル４によって吸着された糸を下方に引張
り、糸を切断及び解撚装置４１と給糸部材４２とに送る
。このためには引込部材３７は上方位置３７′（第７図
）から下方へ旋回し、そのときに糸を連行する。

ジブ３６は紡績再開装置２３のケーシングのはるか後方
にある平面内で旋回する。この場合には搬送ローラ３４
において受取られた補助糸３３ａｋわけなく引込部材３
７に引渡すことができる。この場合には補助糸３３ａは
これを給糸器４２と切断及び解撚装置４１に送るために
中央にて案内される。これは後方から中央に向かって旋
回運動を行なうことのできる案内レバ３８で行なわれる
。

切断及び解撚装置４１の働きは送込１れた糸を切断し、
糸端を例えば空気を使った解撚によって紡績杓開のため
に準備することである。給糸部材４２は給糸アーム４２
′の旋回運動により糸端を紡績再開ユニット６の引出し
管８の吸込範囲にもたらす。紡績再開後もしくはボビン
フレーム１８内に締込育れた巻管に糸をあてつげた後で
、糸は紡績再開装置の引出しローラ３９により下方へ導
かれかつ普通の走行位置で紡績部位に戻される。これは
引張りはね４４の引張り作用に抗して旋回点４３′ヲ中
心として旋回可能な引渡し部材４３によって行なわれる
。引渡し部材４３は端部に小さなローラ４３ａｋ有して
いる。該ローラ４３ａは引渡し部材４３が第６図に示さ
れた静止位ｔ’ｒとると引出ローラ３９に対して平行に
配置される。引渡すためには糸は引出ローラ３９により
引渡し部材４３のローラ４３ａの上へ側方へ押され、同
時に綾巻ボビン１の巻取速度がいくらか高められる。高
められた巻取速度に相応して引渡部材４３がばね４４０
力に抗して紡績部位に向かって引張られる。この場合に
は紡績部位と紡績再開ユニット２３との間にある糸ルー
プ（第６図）が使い尽される。

糸を見つけ出すためには吸着ノズル４は綾巻ボビン１に
向かって旋回させられる。先金受容した後で吸着ノズル
４は引込部材３７が吸産ｆした糸を吸着開口４′の前で
掴み、普通の紡績再開のために切断及び解撚装置４１と
給糸部材４２にもたらすことができるように々る寸で戻
ジ旋回させられる。

い壕や、旋回点４５′全中心として旋回可能なボビン取
出部材４５は綾巻ボビン１を開放したボビンフレーム１
８からボビン運搬ベルト１９の上にもたらすことができ
る。旋回点４６′ヲ中心として旋回可能な巻管供給部材
４６はグリッパ４６ａで１つの巻管２全マガジン２１か
ら掴み、引続き旋回するときに開いたボビンフレム１８
の前にもたらす。ボビンフレーム１８は巻管を緊定する
。

第６図には普通の紡績運転中の紡績部位が示されている
。紡績再開ユニット２３は１つの紡績部位の直前に停止
している。

第４図には綾巻ボビン交換中の紡績再開ユニット２３が
示されている。所定の糸長さ、所定の糸量又はボビン直
径が紡績部位の綾巻ボビンにおいて達成されることによ
って、紡績過程は自動的に中断され、紡績再開ユニット
２３が要求される。これは自体公知の形式で行なわれる
。

例えば自動的な紡績再開ユニット２３を運転を開始させ
る信号を同時に発生する錠止部材を紡績部位が走出させ
ることにより、紡績再開ユニツ１（ｉ−紡績部位の前に
停止させることもできる。

ボビン交換するときにはフレーム昇降部材３２はボビン
フレーム１８の左１則のフレームアムの下へ係合し、ボ
ビン１を巻取ドラム１７から持上がった位置に保持する
（第４図）。装置３１は駆動ローラ３１′が綾巻ボビン
１の表面に当接する寸で綾巻ボビン１に向かって旋回さ
セられる。い唸や駆動ローラ３１′によって綾巻ボビン
１は矢印１′の方向に、っ１９巻取方向とは反対の方向
に回転させられる。この場合には糸端は吸着ノズル４に
より受容される。所定の時間が経過すると綾巻ボビン１
の常動方向が逆転され、吸着された糸が第１図と第２図
とに示すように巻管２の左側の端部に糸リチーブ３′と
して巻付けられる。

この間にジブ３６は補助糸３３ａを搬送ロラ３４におい
て掴みかつ吸着しおわっている。

次いでジブ３６は吸着した糸と一緒に第４図に示された
位置に旋回させられる。この場合に補助糸３３ａは引出
ローラ３９に引渡される。クランプローラ４０を一引出
しローラ３９に当つけることにより補助糸３３ａは挟持
される。次いで案内レバー３８は補助糸３３ａ’ｅ中央
に向かって押し、引込部材３７が補助糸３３ａ′ｆｃ第
４図に実線で示した位置から掴み出すことができるよう
になる。下方へ旋回するときに引込部材３７は補助糸３
３を掴み、ループとして下方へ連行する（第４図参照）
。搬送ローラ３４はその間に必要な糸長さを補給する。

糸ループを下方へ引張るときに補助糸３３ａは給糸部材
４２と切断及び解撚装置４１のそばを通過させられる。

この後で引込部材３ｒは再び上方へ旋回するのに対し、
クランプローラ４０がいくらか開かれるので、補助糸３
３ａはジブ３６の吸込作用によって緊張状態に保たれる
。次いで補助糸３３ａは給糸部材４２のクランプ及び切
断及び解撚装置４１に送９込寸れる（第４図参照）。

補助糸３３ａは切断装置において切断される。

したがって補助糸３３ａの端部はボビン交換が寸だ完了
しないあいだに紡績再開のために準備される。他方の糸
端はシーブ３６内にある。

給糸部材４２が第５図に示された位置に達する壕で矢印
６０の方向に旋回すると、糸端が解放され、引出し管を
通して空気力で紡績エレメント６′に導かれる。この紡
績エレメント６′において糸端に既に存在するか又はそ
こへ供給される繊維が紡績される。次いで糸は引込み駆
動装置９が始動されることにより再び紡績ボックスから
引き出される。

第５図においては紡績再開ユニット２３は、巻管２がち
ょうどボビンフレーム１８に供給される位置で示されて
いる。給糸部材４２は紡績ボックス６の引出管に向かっ
て旋回させられており、補助糸３３ａの糸端を引出し管
８の吸込み範囲にもたらしている。引出しローラ３９は
補助糸３３ａｋジブ３６から紡績ボックス６に向かって
引戻しである。紡績再開時点はちょうど越えられている
。糸端はあらだに供給された（截維と結合され、引出し
ローラ３９は補助糸３３ａとこれに紡績された糸８′ヲ
一定の速度で紡績ボックス６から引出す。糸８“はシフ
３６により吸出される。

７Ｌ／−ム昇降部材３２はボビンフレーム１８を開いて
おり、放出部材４５は第５図に一点鎖線で示された位置
に、綾巻ボビン１をボビンフレーム１８からボビン運搬
ベルト１９の上に搬送するために旋回させられる。放出
部材４５が再び出発位置に戻し旋回させられたあとで、
巻管供給部材４６はマガジン２１における巻管２を掴み
、ボビンフレーム１８の範囲に搬送する。

フレーム昇降部材３２はフレーム昇降部材３２が巻取ド
ラム１γの近くに位置するようにすでに下降させられて
いる。次いでフレーム昇降部材３２は巻管２を受容する
ために開いたボビンフレーム１８を閉じ、巻管２が緊定
される。い寸や巻管供給部材４６は再び第６図に示され
た出発位置に戻り旋回させられる。

糸ＩＪ　ｒ−ブの形成、綾巻ボビンの押出し、新しい巻
管の取付けを含むボビン交換作業は、貯えボビン３３か
らの補助糸３３ａの引出し、糸端の準備、紡績ボックス
への糸の戻し、紡績エレメントに存在するか又はそこへ
供給された繊維に対して本来の始紡が行なわれる時点を
越える糸端の供給を含む紡績再開作業が行なわれる時間
と同じ時間に行なわれる。新しい糸８“はすでに連続的
に、負圧で負荷されたジブ３６内に走入する。

第６図には糸８“全巻管２に巻付けるときの紡績再開ユ
ニット２３の位置を示している。フレーム昇降部材３２
はボビンフレーム１８を巻管２が巻取ドラム１７に接触
しないようになる葦で持上げている。駆動ローラ３１′
は巻管２を矢印１′に、つ寸り巻取方向に駆動する。連
続的に紡績された糸８″ヲ吸引するジブ３６はボビンフ
レーム１８の後方の巻管面のそばを旋回する。これによ
って追従する糸８“は糸８“が巻管面における自体公知
の掴みスリットによって測寸れる位置にもたらされる。

糸８“が掴まれかつ巻管２に巻き始められた後で、糸８
“は図示されていない、ジブの開口に取付けられた切断
装置によって切断される。補助糸片が下がっている切断
端部は吸引される。ジブ３６は端部に、糸を寸ず巻管縁
部に送り、ひいてはそこに始端リサ゛−ブを形成できる
輪郭を有している。次いで糸８“は引出ローラ３９によ
り押し下げられ、引渡部材４３のローラ４３ａに引渡さ
れる。今や高められた巻取速度によって糸ループが使い
切られ、それが行なわれるとすぐフレーム昇降部材３２
がボビンフレーム１８を解放する。これによって巻管２
は巻取ドラム１７の上に接し、同時に糸８“は糸ガイド
１６により掴１れる。

必要でなくなった駆動ローラ３１′は遮断され、装置３
１が戻り旋回することにより引戻される。

交換及び紡績過程はこれで終了する。紡績再開ユニット
２３は停止位置から他の使用位置へ走行することができ
る。

紡績中に糸切れが生じると次のように紡績は再開される
。

第７図には紡績再開装置２３は紡績部位において普通の
糸切れが生じたあとの紡績再開のだめの準備全行なう状
態で示されている。フレム昇降部材３２はボビンフレー
ム１８を掴み、綾巻ボビン１は巻取ドラム１７から持上
げられている。装置３１の可動ローラ３１′は綾巻ボビ
ン１に接触している。吸着ノズル４は既に前もって綾巻
ボビン１に接触させられ、糸端を受取りかつ吸引するよ
うになっている。第７１図においては吸着ノズル４は既
に戻し旋回され、受取った糸８″ヲ緊張状態に保ってい
る。い１や弓込部材３７は破線で示された位置に上方旋
回し、その際に緊張された糸８″′のそばを通過し、次
いで再び戻り旋回するときに糸８″ヲ連する。

この場合に糸８″は第７図に示すようにルーフとして引
出される。このとき糸８″ヲ引出ロラ３９に接触さセる
。このあとでクランプロラ４０はクランプローラレバー
４０′が下方へ旋回させられて、第７図に一点鎖線で示
すように引出ローラ３９に当接さセられる。次いで引込
部材３７は再び上方へ旋回する。これによって糸ループ
は給糸部材４２内にかつ切断及び解撚装置４１内に滑込
む。次いで糸８″か吸着ノズル４と解撚装置との間で切
断される。新しい糸端はすでに述べたように解撚され、
これによって紡績再開のために準備される。給糸部材４
２の給糸アーム４２′はい葦や旋回点４２　ａ　’ｃ中
心として時計回りに旋回し、これによって糸８″の新し
い糸ｉｋ紡績ボックス６引出管８の吸弓範囲に搬送する
。

紡績再開はすでに述べた形式で行なわれる。

紡績再開後に糸は引出ローラ３９によって引出され、引
渡部材４３で、駆動ローラ３１′により矢印１′の方向
に駆動された綾巻ボビン１の上に巻付けられる。糸を紡
績部位に引渡すことはすでに述べた形式で行なわれる。

したがって記述した形式の紡績再開ユニット２３によっ
ては綾巻ボビン全交換し、別の糸端で紡績再開を行なう
ことも、普通の糸切れを除いて、綾巻ボビン１から引戻
された糸で、別の光音使用することなしに紡績再開を行
なうこともできる。

第８図はボビン交換と紡績再開とに特に重要な部分の運
動線図全示したものである。

所望のボビン量に達したあとでかつ紡績再開装置２３が
紡績部位の前の停止位置をとったあとで、壕ずボビンフ
レーム１８全い（らか持上げるためにフレーム昇降部材
３２が作動される。

時点１で吸着ノズル４と駆動ローラ３１′が綾巻ボビン
１に当つげられる。駆動ローラ３１′はまず綾巻ボビン
１を逆向きに回転する。ジブ３６が作動され、補助糸３
３ａｆｆｉ掴み、引出ローラ３９の前に旋回させる。時
点ろで引込部材３７は上方へ旋回し、クランプローラ４
０は引込ロラ３９に対して当つけられる。時点４で引込
部材３７は再び下方へ旋回させられる。引込部材３７は
時点５においてもつとも低い位置をとる。引込部材３７
は次いで再びいくらか上方へ旋回し、同じ時点において
クランプローラ４０は一時的に再び引出ローラ３９から
持上げられる。時点１から時点５壕での間は駆動ローラ
３１′の駆動モータＭは逆回転に切換えられている。時
点５において駆動モータＭは速度の高められた前進回転
に切換えられる。クランプロラ４０を引出ローラ３９に
再び当付けることは時点６において行なわれる。時点７
において紡績再開を目的として糸端全準備ために切断及
び解撚装置４１が作業を開始する。時点８において切断
及び解撚装置は準備を完了する。時点１０においては糸
ＩＪ　ｆ−ブ３′の巻付けが終了する。駆動ローラ３１
′の駆動モータＭは停止する。

吸着ノズル４は戻り旋回し、給糸部材４２は紡績ボック
ス６に向かって旋回を開始する。給糸部材４２の旋回距
離のだめの糸長さを送るために引出ローラ３９が糸送り
に切換えられる。い１や引出ローラ３９は逆回転する。

時点１１において駆動ローラ３１′の作動が終了する。

時点１２においてボビン放出部材４５は綾巻ボビン１全
ボビンフレーム１８から押出し始める。フレーム昇降部
材３２はこのために横方向に動いてボビンフレーム１８
を開放する。時点１６においては給糸部材４２が紡績ボ
ックス６の引出管８に到達する。引込部材３７は出発位
置に旋回させられ、引出ローラ３９は遮断される。時点
１４において引出ローラ３９は、所定の糸長さｋｌｕし
、ひいては糸端か紡績エレメントもしくはロータ６′に
存在する繊維と結合されるように再ひ接続される。同じ
時点にボビン放出部材４５はその作業全終了する。

時点１５においては引出ローラ３９は前方回転に切換え
られる。糸は紡績ゼツクス６から引出され、・ジブ３６
によって吸引される。時点１６においてはぎビン放出部
材４５は再び出発位置に戻し旋回させられ、この時点か
ら巻管供給部材４６はマガジン２１に向かって旋回させ
られ、巻管２を受容する。巻管供給部材４６はさらにダ
ビンフレーム１８に向かって旋回させられ、ゼビンフレ
ーム１８に巻管２を供給する。

このあとでフレーム昇降部材３２は再びｉビンフレーム
１８を閉じ、これによって巻管２はゼビンフレーム１８
に緊定される。時点１７において巻管供給部材４６は再
び戻り旋回する。時点１８においては巻管供給部材４６
は出発位置に戻９、この時点においては給糸部材４２も
出発位置に戻っている。給糸部材４２の戻り旋回は時点
１７と１８との間で開始される。同時点において駆動ロ
ーラ３１′は巻管２に当つけられる。駆動モータＭは前
方回転に切換えられ、巻管２が巻取方向に駆動される。

ジブ３６はさらに上方に旋回させられ、ノブ３６は例え
ば第６図に示したダビンフレーム１８の後方の巻管器の
後ろに達する。時点２１においてジブ３６は再び出発位
置て戻る。駆動モータＭはいくらか高い駆動速度に切換
えられ、紡績再開ユニット２３と巻取部位との間にある
糸ループが迅速な巻取りで消費される。クランプローラ
４０は開かれ、糸が引渡部材４３０ローラ４３ａの上に
滑ることができるようになる。引渡部材４３は紡績部位
に向かって旋回させられる。同時点２１において、糸を
すＩ出すために右へ旋回させられていた吸着ノズル４は
第３図に示した出発位置に戻し旋回させられる。時点２
２において駆動モータＭは遮断される。フレーム昇降部
材４３は出発位置にもたらされる。引渡部材４３も出発
位置に戻し旋回させられる。時点２３においてすべての
作業部材は静止位置に達しかつすべての駆動装置が遮断
される。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は端
部リザーブを有する綾巻ゼビンを示した図、第２図は綾
巻ゼビンの表面から糸端を児つけ出しかつ引出す装置を
示した図、第３図は紡績部位の前に停止した紡績再開装
置の側面図、第４図、第５図、第６図、第７図は第３図
に示した装置をゼビン交換過程の種々異なる時点で示し
た図、第８図は走行可能な紡績再開ユニットの選択され
た部材の運動線図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、それぞれ１つの紡績エレメントを有する多数の紡績
   部位を有し、綾巻ボビンを回転させる装置と綾巻ボビン
   の表面から糸端部を見つけ出しかつ引出す装置とを有す
   る走行可能な紡績再開ユニットを備えたオープン紡績機
   の紡績部位においてボビンフレームに保持され、紡績さ
   れた糸を受容する綾巻ボビンが所望の糸量、糸長さ又は
   大きさに達したために紡績運転が中断されたあとで紡績
   運転を迅速に再開する方法において、紡績再開ユニット
   で糸端を綾巻ボビンから突出する巻管端部の上に糸リザ
   ーブとして自動的に巻付け、同時に同様に紡績再開ユニ
   ットを用いて補助糸の端部を貯えボビンから引出し、紡
   績部位の紡績エレメントに導き、そこに存在する繊維又
   はそこに供給された繊維に送り、糸リザーブが形成され
   たあとで綾巻ボビンを自動的に紡績部位のボビンフレー
   ムから取除き、空の巻管と交換し、同時にその間に再び
   紡績開始された糸を紡績エレメントから連続的に引き出
   し、補助糸部分を除去して巻管に導き、紡績部位に引渡
   し、連続的に新しい綾巻ボビンに巻上げることを特徴と
   する、紡績運転を迅速に再開する方法。 ２、それぞれ１つの紡績エレメントを有する多数の紡績
   部位を有し、綾巻ボビンを回転させる装置と綾巻ボビン
   の表面から糸端部を見つけ出しかつ引出す装置とを有す
   る走行可能な紡績再開ユニットを備えたオープン紡績機
   の紡績部位においてボビンフレームに保持され、紡績さ
   れた糸を受容する綾巻ボビンが所望の糸量、糸長さ又は
   大きさに達したために紡績運転が中断されたあとで紡績
   運転を迅速に再開する装置において、走行可能な紡績再
   開ユニット（２３）がボビン交換時の紡績再開のために
   、貯えボビン（３３）を備えた始紡装置（３３〜４４）
   と、綾巻ボビン（１）の表面から糸端（３）を見つけ出
   しかつ引き出すための装置（４、３１）と協働して、吸
   着された糸（３）を糸リザーブ（３′）として完成した
   綾巻ボビン（１）の巻管端部に巻付けるリザーブ形成装
   置（４、３１）を有し、リザーブ形成装置（４、３１）
   と始紡装置（３３〜４４）とが妨げあうことなしに同時
   に作業できるようにかつ同時に運転を開始できるように
   構成されていることを特徴とする、紡績運転を迅速に再
   開する装置。