JPH0265408A - 波形整形回路 - Google Patents
波形整形回路Info
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- JPH0265408A JPH0265408A JP21729688A JP21729688A JPH0265408A JP H0265408 A JPH0265408 A JP H0265408A JP 21729688 A JP21729688 A JP 21729688A JP 21729688 A JP21729688 A JP 21729688A JP H0265408 A JPH0265408 A JP H0265408A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 8
- 230000002411 adverse Effects 0.000 abstract description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 241000270295 Serpentes Species 0.000 description 1
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- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばディジタルオーディオディスクプレー
ヤやディジタルテープレコーダ等の信号〔発明の概要〕 本発明は、ディジタル信号伝送系の再生側に用いる波形
整形回路において、波形整形しようとする信号が入力さ
れる比較器からの信号の直流成分をローパスフィルタに
て取り出し、この取り出した直流成分をリミッタ回路に
よって所定のレベルに制限して上記比較器の基準レベル
入力端子に帰還させることにより、アシンメトリによる
悪影響を除去しながら、変調信号が直流成分を含むよう
な変調方式の場合でも原信号のより正確な再生を可能と
するものである。
ヤやディジタルテープレコーダ等の信号〔発明の概要〕 本発明は、ディジタル信号伝送系の再生側に用いる波形
整形回路において、波形整形しようとする信号が入力さ
れる比較器からの信号の直流成分をローパスフィルタに
て取り出し、この取り出した直流成分をリミッタ回路に
よって所定のレベルに制限して上記比較器の基準レベル
入力端子に帰還させることにより、アシンメトリによる
悪影響を除去しながら、変調信号が直流成分を含むよう
な変調方式の場合でも原信号のより正確な再生を可能と
するものである。
ディジタル信号が記録再生される(−船釣には伝送され
る)ことによって得られる信号は中間値も含むアナログ
的な信号であり、これを2値信号に変換するために、例
えば第3図のような構成が用いられる。
る)ことによって得られる信号は中間値も含むアナログ
的な信号であり、これを2値信号に変換するために、例
えば第3図のような構成が用いられる。
二の第3図において、入力端子31に供給された再生信
号(−船釣には伝送された信号)は、波形等化回路32
にて波形等化処理が施され、波形整形回路34でレベル
弁別等が行われることにより、ディジタル2値信号に変
換される。また、上記入力信号が磁気テープから再生さ
れた信号の場合には、上記波形等価回路32の後に積分
回路33が設けられて積分処理が施された後、波形整形
回路34に送られる。
号(−船釣には伝送された信号)は、波形等化回路32
にて波形等化処理が施され、波形整形回路34でレベル
弁別等が行われることにより、ディジタル2値信号に変
換される。また、上記入力信号が磁気テープから再生さ
れた信号の場合には、上記波形等価回路32の後に積分
回路33が設けられて積分処理が施された後、波形整形
回路34に送られる。
このような再生系における波形整形回路34としては、
例えば第4図や第5図に示すようなものが広く知られて
いる。
例えば第4図や第5図に示すようなものが広く知られて
いる。
先ず第4図は、最も基本的な波形整形回路構成を示し、
信号入力端子41には上記波形等化回路32からの(あ
るいはさらに積分回路33を介した)波形整形しようと
する信号が供給されている。
信号入力端子41には上記波形等化回路32からの(あ
るいはさらに積分回路33を介した)波形整形しようと
する信号が供給されている。
この信号はコンデンサ42と抵抗43とから成る一種の
バイパスフィルタにより直流分除去(DCカット)がな
され、比較器44の比較信号入力端子44aに入力され
る。比較器44の基準電圧入力端子44bには、基弔レ
ベルとして例えば接地電位Oが供給されており、この基
準レヘルOを闇値として上記比較(8号入力端子44a
に入力された信号をレベル弁別することにより、出力端
子45から2値的な(波形整形された)ディジタル信号
を得ている。
バイパスフィルタにより直流分除去(DCカット)がな
され、比較器44の比較信号入力端子44aに入力され
る。比較器44の基準電圧入力端子44bには、基弔レ
ベルとして例えば接地電位Oが供給されており、この基
準レヘルOを闇値として上記比較(8号入力端子44a
に入力された信号をレベル弁別することにより、出力端
子45から2値的な(波形整形された)ディジタル信号
を得ている。
なお、−F記直流除去(DCカット)については、例え
ば特開昭56−62449号公報や特開昭56−831
25号公報等に開示される技術を用いることができ、こ
れはいわゆる直流ドリフト等の大きな直流変動を除去す
るものである。
ば特開昭56−62449号公報や特開昭56−831
25号公報等に開示される技術を用いることができ、こ
れはいわゆる直流ドリフト等の大きな直流変動を除去す
るものである。
これに対して、デユーティ50%のパルス信号が記録再
生に伴い非対称となる現象(アシンメトリ)による直流
分については、第4図の回路や上記先行技術では除去し
きれず、第5図のような回路構成が必要となって(る。
生に伴い非対称となる現象(アシンメトリ)による直流
分については、第4図の回路や上記先行技術では除去し
きれず、第5図のような回路構成が必要となって(る。
ここで、上記アシンメトリを説明するために、例えば第
6図(a)に示すような高レベル部分と低レベル部分の
時間比(以下オンオフ比という)f)<50%のディジ
タル信号を光ディスクにピントとして記録形成する場合
を想定すると、該光デイスク製造上のマスクリングの条
件等によってピントの大きさにずれが生ずることにより
、例えば第6図(b)のようにオンオフ比が上記50%
からずれた波形として再生されてしまう、これがアシン
メトリであり、このとき第4図に示す波形整形回路では
固定された基準レベル0を閾値として波形整形を行うた
め、原ディジタル信号(a)とは異なるオンオフ比の第
6図(C)に示すようなディジタル信号が出力されてし
まうという現象が生じる。すなわち上記第4図の波形整
形回路は、上記アシンメトリによる悪影響を除去できな
いという欠点を有している。
6図(a)に示すような高レベル部分と低レベル部分の
時間比(以下オンオフ比という)f)<50%のディジ
タル信号を光ディスクにピントとして記録形成する場合
を想定すると、該光デイスク製造上のマスクリングの条
件等によってピントの大きさにずれが生ずることにより
、例えば第6図(b)のようにオンオフ比が上記50%
からずれた波形として再生されてしまう、これがアシン
メトリであり、このとき第4図に示す波形整形回路では
固定された基準レベル0を閾値として波形整形を行うた
め、原ディジタル信号(a)とは異なるオンオフ比の第
6図(C)に示すようなディジタル信号が出力されてし
まうという現象が生じる。すなわち上記第4図の波形整
形回路は、上記アシンメトリによる悪影響を除去できな
いという欠点を有している。
ここで第5図に示す波形整形回路においては、比較器4
4から出力される再生信号の直流成分を上記ローパスフ
ィルタ46で取り出し°ζ上記比較器44の基準電圧入
力端子に帰還させることにより、上述のアシンメトリを
補正する向きに基準レベル(第6図(b)に示すVr)
を制御している。
4から出力される再生信号の直流成分を上記ローパスフ
ィルタ46で取り出し°ζ上記比較器44の基準電圧入
力端子に帰還させることにより、上述のアシンメトリを
補正する向きに基準レベル(第6図(b)に示すVr)
を制御している。
すなわち、この基準レベル■「は、比較器44からの出
力信号の直流成分が0となるような値に自動的に制扉さ
れるため、元の記録前の信号の上記オンオフ比が50%
であれば第61PJ(c)の破線に示すようなオンオフ
比が50%の信号を得ることができる。なお、第5図に
おいて第4図と同じ部分には同じ符号を付すことによっ
て説明を省略する。
力信号の直流成分が0となるような値に自動的に制扉さ
れるため、元の記録前の信号の上記オンオフ比が50%
であれば第61PJ(c)の破線に示すようなオンオフ
比が50%の信号を得ることができる。なお、第5図に
おいて第4図と同じ部分には同じ符号を付すことによっ
て説明を省略する。
ところで、このようなアシンメトリによる悪影響を有効
に除去するためには、元の記録前の信号のオンオフ比が
50%であることが必要であり、これはディジクルデー
タを記録信号に変調する際の変調方式としていわゆるD
Cフリーのもの(例えばディジタルFM変調方式)を選
ぶことによって容易に実現できるものである。しかしな
がら、変調方式によっては変調信号に直流成分を持つよ
うなものも存在し、特に高密度記録のために信号の最短
反転間隔(エツジ間隔)を長くするような変調方式には
上記DCフリーの条件を満たさないものも少なくない0
例えば本件出願人が先に特開昭56−94510号公報
において提案しているような変調方式(いわゆるHDM
−1変調方式)は、最短反転間隔が1.5T(Tはビッ
トクロック周期)、最長反転間隔が4.5Tで、高密度
記録に好適な変調方式であるが、変調された信号の直流
成分のレベルはデータによって変動し、0となる保証は
ない、このため、変調された信号に元来含まれる直流成
分によって上記基準レベルVrが制inされてしまい、
波形整形出力信号が元の記録信号とは異なるものとなる
虞れがある。
に除去するためには、元の記録前の信号のオンオフ比が
50%であることが必要であり、これはディジクルデー
タを記録信号に変調する際の変調方式としていわゆるD
Cフリーのもの(例えばディジタルFM変調方式)を選
ぶことによって容易に実現できるものである。しかしな
がら、変調方式によっては変調信号に直流成分を持つよ
うなものも存在し、特に高密度記録のために信号の最短
反転間隔(エツジ間隔)を長くするような変調方式には
上記DCフリーの条件を満たさないものも少なくない0
例えば本件出願人が先に特開昭56−94510号公報
において提案しているような変調方式(いわゆるHDM
−1変調方式)は、最短反転間隔が1.5T(Tはビッ
トクロック周期)、最長反転間隔が4.5Tで、高密度
記録に好適な変調方式であるが、変調された信号の直流
成分のレベルはデータによって変動し、0となる保証は
ない、このため、変調された信号に元来含まれる直流成
分によって上記基準レベルVrが制inされてしまい、
波形整形出力信号が元の記録信号とは異なるものとなる
虞れがある。
そこで本件出願人は、先に特開昭57−57025号公
報において、上記アシンメトリに対処できかつ直流成分
を含む変調方式にも対応可能な波形変換回路を開示して
いるが、回路構成が複雑となるため、簡単な構成の波形
整形回路の提供が望まれている。
報において、上記アシンメトリに対処できかつ直流成分
を含む変調方式にも対応可能な波形変換回路を開示して
いるが、回路構成が複雑となるため、簡単な構成の波形
整形回路の提供が望まれている。
本発明は上述の実情に鑑み、簡単な構成でアシンメトリ
による悪影響を防止でき、しかも直流成分を含む変調方
式にも対応可能な波形整形回路の提供を目的とする。
による悪影響を防止でき、しかも直流成分を含む変調方
式にも対応可能な波形整形回路の提供を目的とする。
本発明に係る波形整形回路は、上述の課題を解決するた
めに、波形整形しようとする信号が入力される比較器と
、上記比較器からの出力信号の直流成分を取り出すロー
パスフィルタと、」二記ローパスフィルタからの直流成
分を制限して上記比較器の基準レベル入力端子に帰還す
るリミッタ回路とから成ることを特徴としている。
めに、波形整形しようとする信号が入力される比較器と
、上記比較器からの出力信号の直流成分を取り出すロー
パスフィルタと、」二記ローパスフィルタからの直流成
分を制限して上記比較器の基準レベル入力端子に帰還す
るリミッタ回路とから成ることを特徴としている。
[作 用〕
本発明に係る波形整形回路は、比較器からの出力信号の
直流成分をローパスフィルタによって取り出し、リミッ
タ回路によって制限して比較器の基準レベル入力端子に
帰還しているため、アシンメトリによる悪影響が除去さ
れると同時に、記録前の変調信号自体に直流成分が含ま
れることにより上記基準レベルが大きく変化することを
防止できる。
直流成分をローパスフィルタによって取り出し、リミッ
タ回路によって制限して比較器の基準レベル入力端子に
帰還しているため、アシンメトリによる悪影響が除去さ
れると同時に、記録前の変調信号自体に直流成分が含ま
れることにより上記基準レベルが大きく変化することを
防止できる。
(実施例〕
以下、本発明に係る波形整形回路の実施例について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例となる波形整形回路を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
この第1図に示す波形整形回路において、再生信号入力
端子1には例えば前述した第3図の波形等化回路32あ
るいは積分回路33からの信号が供給される。この人力
信号は、コンデンサ2及び抵抗3によって直流成分が除
去され、比較器4の比較信号入力端子4aに入力される
。この比較器4からの出力信号は、出力端子8を介して
取り出されると共に、ローパスフィルタ5によって直流
成分が取り出されるようになっている。ローパスフィル
タ5からの出力信号は、抵抗6を介し、リミッタ回路7
を介して、基準レベル■「として比較器4の基準レベル
入力端子4bに送られている。
端子1には例えば前述した第3図の波形等化回路32あ
るいは積分回路33からの信号が供給される。この人力
信号は、コンデンサ2及び抵抗3によって直流成分が除
去され、比較器4の比較信号入力端子4aに入力される
。この比較器4からの出力信号は、出力端子8を介して
取り出されると共に、ローパスフィルタ5によって直流
成分が取り出されるようになっている。ローパスフィル
タ5からの出力信号は、抵抗6を介し、リミッタ回路7
を介して、基準レベル■「として比較器4の基準レベル
入力端子4bに送られている。
リミッタ回路7としては、例えばいわゆる逆並列接続さ
れた2個のダイオード7a、7bより成るダイオ−トリ
ミック回路を用いることができる。
れた2個のダイオード7a、7bより成るダイオ−トリ
ミック回路を用いることができる。
このダイオードリミッタ回路7は、各ダイオード7a、
7bの順方向電圧V、(例えば0.6 V )をリミッ
トレベルとして動作する。従って、上記比較器4の出力
信号からローパスフィルタ5により取り出された直流成
分のレベルが例えば±0.6VのKW内にあるまでは、
各ダイオード7a、7bのいずれもがオフ状態にあり、
ローパスフィルタ5からの直流成分が基準レベルVrと
して比較器4の入力端子4bにそのまま帰還されるが、
ローパスフィルタ5からの直流成分レベルがこれらのリ
ミットレベル(±0.6V)を越える場合は、上記ダイ
オード7a、7bのいずれか一方がオン状態となり、比
較器4の入力端子4bに送られる基準レベルVrは十〇
、6■あるいは一〇、6■の値に制限される。
7bの順方向電圧V、(例えば0.6 V )をリミッ
トレベルとして動作する。従って、上記比較器4の出力
信号からローパスフィルタ5により取り出された直流成
分のレベルが例えば±0.6VのKW内にあるまでは、
各ダイオード7a、7bのいずれもがオフ状態にあり、
ローパスフィルタ5からの直流成分が基準レベルVrと
して比較器4の入力端子4bにそのまま帰還されるが、
ローパスフィルタ5からの直流成分レベルがこれらのリ
ミットレベル(±0.6V)を越える場合は、上記ダイ
オード7a、7bのいずれか一方がオン状態となり、比
較器4の入力端子4bに送られる基準レベルVrは十〇
、6■あるいは一〇、6■の値に制限される。
すなわち、前述したDCフリーではない変調方式(例え
ば特開昭56−94510号公報に開示されるような変
調方式)で変調された記録信号として、例えば第2図(
a)に示すような信号を想定し、この信号を記録再生し
た後の波形整形動作について説明する。この第2図(a
)の記録信号は、信号波形の高レベル部分と低レベル部
分の時間比(オンオフ比)が50%とはならず、直流成
分を含んでいる。この信号(a)が記録再生される(−
静的には伝送される)ことによって、第2図(b)に示
すような信号が得られる。この記録再生の際のアシンメ
トリは生じていないものとする。この再生信号(b)を
前述した第5図の波形整形回路に供給した場合には、比
較器の基準レベルが大きく変化して、比較器出力のオン
オフ比が50%になる例えば第2図(b)のV「°とな
るまで制御されるから、波形整形された出力信号(第2
図(c)参照)は元の記録信号(第2図(a)参照)か
ら大きく異なったものとなる。これに対して本発明実施
例の波形整形回路によれば、ローパスフィルタ5からの
出力(直流成分レベル)が大きく表れてもリミッタ回路
7によってレベルが制限されるため、比較器4の入力端
子4bに送られる基準レベルは例えば+0.6■を越え
ることがなく、この+0.6vを闇値としてレベル弁別
が行われ、第2図(d)に示すような波形整形出力信号
が出力端子8より取り出される。この出力信号(d)は
、第2図(c)の信号に比べて、元の記録信号(第2図
(a)参照)をより正確に再生した信号となっている。
ば特開昭56−94510号公報に開示されるような変
調方式)で変調された記録信号として、例えば第2図(
a)に示すような信号を想定し、この信号を記録再生し
た後の波形整形動作について説明する。この第2図(a
)の記録信号は、信号波形の高レベル部分と低レベル部
分の時間比(オンオフ比)が50%とはならず、直流成
分を含んでいる。この信号(a)が記録再生される(−
静的には伝送される)ことによって、第2図(b)に示
すような信号が得られる。この記録再生の際のアシンメ
トリは生じていないものとする。この再生信号(b)を
前述した第5図の波形整形回路に供給した場合には、比
較器の基準レベルが大きく変化して、比較器出力のオン
オフ比が50%になる例えば第2図(b)のV「°とな
るまで制御されるから、波形整形された出力信号(第2
図(c)参照)は元の記録信号(第2図(a)参照)か
ら大きく異なったものとなる。これに対して本発明実施
例の波形整形回路によれば、ローパスフィルタ5からの
出力(直流成分レベル)が大きく表れてもリミッタ回路
7によってレベルが制限されるため、比較器4の入力端
子4bに送られる基準レベルは例えば+0.6■を越え
ることがなく、この+0.6vを闇値としてレベル弁別
が行われ、第2図(d)に示すような波形整形出力信号
が出力端子8より取り出される。この出力信号(d)は
、第2図(c)の信号に比べて、元の記録信号(第2図
(a)参照)をより正確に再生した信号となっている。
このような本発明実施例の波形整形回路の適用形態とし
ては、次のようなものが考えられる。すなわち、上記変
調信号が直流成分を含む変調方式が採用されていても、
オーディオPCMデータのようにサンプル値が略々ラン
ダムに表れる信号を変調した場合には直流成分を含まな
いと見做せるため、上記アシンメトリを上記リミットレ
ベルの範囲内で補正するような動作を行わせればよいわ
けであるが、オーディオの無音部分のようにサンプル値
が一定値に固定されるときや記録フォーマット上での同
期部分等では、変調記録信号に固定パターンが表れ、比
較的大きな直流成分が生じてしまう、この直流成分につ
いては、記録信号自体に含まれるものであるから、上記
アシンメトリの場合と同様に基準レベル制御を行ってオ
ンオフ比を50%に近付けるような動作を行わせたので
は、元の記録信号の再現性が大幅に劣化してしまう。
ては、次のようなものが考えられる。すなわち、上記変
調信号が直流成分を含む変調方式が採用されていても、
オーディオPCMデータのようにサンプル値が略々ラン
ダムに表れる信号を変調した場合には直流成分を含まな
いと見做せるため、上記アシンメトリを上記リミットレ
ベルの範囲内で補正するような動作を行わせればよいわ
けであるが、オーディオの無音部分のようにサンプル値
が一定値に固定されるときや記録フォーマット上での同
期部分等では、変調記録信号に固定パターンが表れ、比
較的大きな直流成分が生じてしまう、この直流成分につ
いては、記録信号自体に含まれるものであるから、上記
アシンメトリの場合と同様に基準レベル制御を行ってオ
ンオフ比を50%に近付けるような動作を行わせたので
は、元の記録信号の再現性が大幅に劣化してしまう。
このため、本発明実施例のように直流成分の帰還に対し
てリミッタ回路7で制限を加えることにより、上記直流
成分が生じたときの信号波形の再現性を高めているわけ
である。
てリミッタ回路7で制限を加えることにより、上記直流
成分が生じたときの信号波形の再現性を高めているわけ
である。
本発明に係る波形整形回路によれば、比較器からの出力
信号の直流成分をローパスフィルタで取り出し、リミッ
タ回路で制限して比較器の基準レベル入力端子に帰還す
るという簡単な構成により、アシンメトリによる悪影響
を直流成分に応じた基準レベル制御により低減すると共
に、記録前の変調信号自体に直流成分が含まれる場合に
は上記直流成分の帰還を制限して基準レベルの大きな変
化を防止し、信号波形の再現性を高めている。
信号の直流成分をローパスフィルタで取り出し、リミッ
タ回路で制限して比較器の基準レベル入力端子に帰還す
るという簡単な構成により、アシンメトリによる悪影響
を直流成分に応じた基準レベル制御により低減すると共
に、記録前の変調信号自体に直流成分が含まれる場合に
は上記直流成分の帰還を制限して基準レベルの大きな変
化を防止し、信号波形の再現性を高めている。
第1図は本発明に係る一実施例としての波形整形回路を
示す回路図、第2図は該実施例の波形整形回路の動作を
説明するための波形図、第3図は一般的なディジタル信
号再生系の一例を示すブロック図、第4図及び第5図は
いずれも従来の波形整形回路を示す回路図、第6図はア
シンメトリを説明するための波形図である。
示す回路図、第2図は該実施例の波形整形回路の動作を
説明するための波形図、第3図は一般的なディジタル信
号再生系の一例を示すブロック図、第4図及び第5図は
いずれも従来の波形整形回路を示す回路図、第6図はア
シンメトリを説明するための波形図である。
1・・・信号入力端子
4・・・比較器
4a・・比較信号入力端子
4b・・基準レベル入力端子
5・・・ローパスフィルタ
7・・・リミッタ回路
8・・・信号出力端子
特許出願人 ソニー株式会社
代理人 弁理士 小 池 見
開 田村榮−
同 佐藤 勝
第1
図
≠シ〜チカ1(費β目する4己めの葦之形図一般ぎ11
巳式イヅメワIIJち号典生系ヒ示■1z第3図 第4 図
巳式イヅメワIIJち号典生系ヒ示■1z第3図 第4 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 波形整形しようとする信号が入力される比較器と、 上記比較器からの出力信号の直流成分を取り出すための
ローパスフィルタと、 上記ローパスフィルタからの出力を上記比較器の基準レ
ベル入力端子に帰還する帰還路中に挿入接続され、上記
ローパスフィルタからの直流成分のレベルを制限するリ
ミッタ回路と から成る波形整形回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21729688A JPH0265408A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 波形整形回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21729688A JPH0265408A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 波形整形回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0265408A true JPH0265408A (ja) | 1990-03-06 |
Family
ID=16701915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21729688A Pending JPH0265408A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 波形整形回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0265408A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0346257U (ja) * | 1989-09-13 | 1991-04-30 | ||
JP2006025149A (ja) * | 2004-07-07 | 2006-01-26 | Audio Technica Corp | デジタルオーディオ用の信号伝送装置 |
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- 1988-08-31 JP JP21729688A patent/JPH0265408A/ja active Pending
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