JPH0264967A - デジタルディスク再生装置の同期検出装置 - Google Patents

デジタルディスク再生装置の同期検出装置

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JPH0264967A
JPH0264967A JP21662988A JP21662988A JPH0264967A JP H0264967 A JPH0264967 A JP H0264967A JP 21662988 A JP21662988 A JP 21662988A JP 21662988 A JP21662988 A JP 21662988A JP H0264967 A JPH0264967 A JP H0264967A
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正徳 春井
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博 安田
Masayoshi Nakamura
正義 中村
Akihiko Nishioka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディスク上に記録されたデジタル信号を再生
するデジタルディスク再生装置の同期検出装置に関する
ものである。
従来の技術 近年、デジタルディスクは民生用のコンパクトディスク
を中心に広く普及している。コンパクトディスクにおい
ては、その記録フォーマットのためにディスクから読み
とった信号からその信号のビットタロツクを発生させる
必要があり、同期検出手段が不可欠である。
以下図面を参照しながら、上述した従来のデジタルディ
スク再生装置の同期検出装置の一例について説明する。
第3図は従来のデジタルディスク再生装置の同期検出手
段のブロック図を示すものである。第3図において、1
はデジタル信号の記録されたディスク、2はディスクを
所定の速度で回転させるスピンドルモータ、3はディス
ク上に記録された信号を読みとるピックアップ、4はピ
ックアップ3の出力をデジタル信号に変換する波形整形
器、6は波形整形器4の出力のデジタル信号のビット同
期クロックを発生させる電圧制御発振器、6は波形整形
器4の出力のデジタル信号の位相と電圧制御発振器5の
出力のビット同期クロックの位相とを比較し、その位相
誤差を出力する位相比較器、7は位相比較器6の出力を
増幅しフィルタリングするフィルタアンプ、8は信号処
理回路である。
以上のように構成されたデジタルディスク再生装置の同
期検出手段について、以下その動作を説明する。
ディスク1はスピンドルモータ2により回転させられ、
デイヌク1のトラック上に記録された信号がピックアッ
プ3により連続的に読み出される。
ピックアップ3の出力は通常振幅の小さなアナログ波形
であシ、波形整形器4に入力されてデジタル信号に整形
される。
電圧制御発振器6と位相比較器6とフィルタアンプ7と
はPLL回路を構成している。波形整形器4の出力のデ
ジタル信号と電圧制御発振器6の出力のビット同期クロ
ックとが位相比較器6に入力され、その位相誤差出力信
号がフィルタアングアに入力される。フィルタアンプ7
で増幅しフィルタリングされた誤差信号が電圧制御発振
器6に帰還され、波形整形器4の出力のデジタル信号と
電圧制御発振器5の出力のビット同期クロックとの位相
同期がとられる。
電圧制御発振器6の出力は、波形整形器4の出力のデジ
タル信号とともに、あるいは波形整形器4の出力のデジ
タル信号を電圧制御発振器5の出力のビット同期クロッ
クで打ち抜いた信号とともに、信号処理回路8へ送られ
る。
上記のような構成では、波形整形器4の出力のデジタル
信号と電圧制御発振器6の出力のビット同期クロックと
の位相同期がとれていないとき、電圧制御発振器6の発
振周波数は電圧制御発振器εを構成している素子の特性
と、位相比較器6とフィルタアンプ7とのオフセットと
で決まるある周波数(以下、フリーラン周波数、とする
)で発振している。このフリーラン周波数は通常非常に
バラツキが大きく、位相同期状態への引き込み動作はフ
リーラン周波数付近でしか行なわれないため、PLLの
引き込み特性に大きな影響を与える。
フリーラン周波数のバラツキを小さく抑え、所定の周波
数付近に整定させるために、第4図のように構成された
デジタルディスク再生装置の同期検出手段が考案されて
いる。
第4図において1〜8は第3図と共通の構成要素であシ
同じ番号で表わすことにする。9は基準となる周波数の
クロックを発生させるための基準クロック発生器、1o
は電圧制御発振器6の出力のビット同期クロックの周波
数と基準クロック発生器9の出力の基準クロックの周波
数とを比較して、その周波数誤差信号を出力する周波数
比較器である。
第4図の1〜8の構成要素は第3図の基本構成と全く同
じ動作をし、周波数比較器10は第3図の動作に付加的
に動作し、電圧制御発振器5の出力のビット同期クロッ
クの周波数と基準クロック発生器9の出力の基準クロッ
クの周波数とを、通常はそれぞれを適当な分局比で分周
した周波数同士で比較し、その周波数誤差信号を出力す
る。周波数比較器10の出力の周波数誤差信号は位相比
較器6の出力の位相誤差信号に加算重畳され、フィルタ
アンプ7に入力され、フィルタアンプ7の出力が電圧制
御発振器5の制御電圧となる。付加された周波数比較器
10の作用によシミ圧制御発振器6のフリーラン周波数
は所定の周波数付近に整定するように制御される。
発明が解決しようとする課題 PLLの引き込み動作はフリーフン周波数の付近でしか
行なわれないために、第4図のような構成では、第3図
のような構成に比べて所定の周波数に速やかに引き込む
という点で、−また、所定の周波数と簡単な整数比の関
係にある他の周波数に誤って引き込む、いわゆる、疑似
ロックを防ぐという点で改善されてる。
通常位相同期状態では電圧制御発振器6の発振周波数は
所定の値になっていると考えられ、周波数比較器1oか
ら周波数誤差出力は出す、周波数比較器1oの動作の0
N10FFは全体のPLLの動作には影響しない。しか
し、なんらかの外乱によシディヌクの回転数が変化して
波形整形器4の出力のデジタル信号のデータレットが所
定の値からずれたとき、位相同期状態を保つためには電
圧制御発振器6は所定の周波数からずれた周波数で発振
する必要があり、位相比較器eはそのずれた周波数で電
圧制御発振器6を発振させようとするのに対して、周波
数比較器1oは依然として所定の周波数で電圧制御発振
器5を発振させようとする。言い換えれば、位相比較器
6が位相同期状態を保持しようとする方向に働いている
のに対して、周波数比較器1oはその動作を妨げる方向
に作用する。すなわち、周波数比較器1oは位相同期状
態に留まりうる範囲(以下、ロックレンジとする)を狭
める方向に働いており、PLLの同期安定性の劣化を意
味している。
本発明は上記課題に鑑み、PLLの引き込み特性と同期
安定性とを両立させ、高性能のデジタルディスク再生装
置の同期検出装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のデジタルディスク再
生装置の同期検出装置は、ディスクの回転数が所定の範
囲内にあることを検出する回転数判別器と、前記ディス
クから読み取られた信号のビット同期クロックを発生さ
せる電圧制御発振器と、前記ディスクから読み取られた
信号の位相と前記電圧制御発振器の出力のビット同期ク
ロックの位相とを比較し、その位相誤差を出力する位相
比較器と、所定の基準クロックの周波数と前記電圧制御
発振周波数とを比較し、その周波数誤差を出力するもの
であって、前記回転数判別器の出力に応じて出力を0N
10FFする機能を有した周波数比較器と、前記位相比
較器の出力と前記周波数比較器の出力と加算増幅フィル
タリングし、前記電圧制御発振器の制御電圧を発生する
フィルタアンプと、を備えた構成としたものである。
作  用 本発明のデジタルディスク再生装置の同期検出装置は上
記した構成によって、位相同期引き込み時は周波数比較
器を動作させて所定の周波数付近で速やかに引き込み動
作を行なわせるとともに、疑似ロックを防ぎ、位相同期
引き込み後になんらかの外乱によりディスクの回転数が
所定の値からずれて位相同期がはずれそうになったとき
は、周波数比較器の動作を停止させてロックレンジを広
げて、同期安定性を高めるという効果を有するものであ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例のデジタルディスク再生装置の
同期検出装置について、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるデジタルディスク再
生装置の同期検出手段のブロック図である。第1図の1
〜10は第4図と共通の構成要素であり同じ番号で表わ
すことにする。第1図の11はディスクの回転数が所定
の範囲内にあることを検出する回転数判別器である。
以上のように構成されたデジタルディスク再生装置の同
期検出手段について、以下その動作を説明する。
まず、位相同期状態への引き込み動作について説明する
。位相同期状態でないときディスク1は図示していない
回転数制御回路によシロ転数判別器110判別範囲内で
ある所定の回転数付近で回転するように制御されている
。回転数判別器11はディスクの回転数が所定の範囲内
にあることを検出して周波数比較器1oを動作させ、電
圧制御発振器6は所定の周波数付近で発振し、その所定
の周波数付近で波形整形器4の出力のデジタ/l/信号
と電圧制御発振器6の出力のビット同期クロックとが位
相同期状態に引き込まれる。
次に、位相同期状態での動作について説明する。
通常位相同期状態では電圧制御発振器6の発振周波数は
所定の値になっている、すなわち、ディスク1に記録さ
れている信号のフォーマット上のデータレートに一致し
ていると考えられ、周波数比較器1oから周波数誤差出
力は出す、周波数比較器10の動作の0N10FFは全
体のPLLの動作には影響しない。しかし、なんらかの
外乱によりディスクの回転数が変化して波形整形器4の
出力のデジタル信号のデータレートがフォーマット上の
データレートからずれたとき、位相同期状態を保つため
には電圧制御発振器5は所定の周波数からはずれた周波
数で発振する必要があり、位相比較器6はそのずれた周
波数で電圧制御発振器5を発振させようとするのに対し
て、周波数比較器10を動作させたままだと、周波数比
較器1oは依然として所定の周波数で電圧制御発振器6
を発振させようとするので、その結果ロックレンジが狭
くなる。そこで、回転数判別器11がディスクの回転数
が所定の範囲からずれたことを検出すれば、その信号を
受けて周波数比較器1oの動作を停止させる。そうすれ
ば、位相比較器6が位相同期状態を保とうとするのを妨
げる作用がなくなり、ロックレンジが広くなる。
この様子を模式的に示したのが第2図である。
第2図(&)は位相同期状態に引き込むことのできる周
波数範囲(以下、キャプチャーレンジとする)を示して
いる。第2図Φ)は周波数比較器1oの動作中のロック
レンジを、第2図(C)は周波数比較器1oの停止中の
ロックレンジを、示している。キャプチャーレンジ、ロ
ックレンジともにフリーフン周波数を中心にほぼ上下対
称に存在し、ロックレンジはキャプチャーレンジよシも
広い。また、第2図0))と第2図(C)とを比べると
、第2図(C)のほうが周波数比較器1oを停止させて
いるためにロックレンジが広くなる様子を示している。
発明の効果 以上のように、本発明のデジタルディスク再生装置の同
期検出装置は従来の構成に加えて、周波数比較器にその
動作を0N10FFする機能をもたせて、それを回転数
判別器の出力によシ制御することによって、PLLの引
き込み特性と同期安定性とのふたつの要素を両立させ、
高性能のデジタルディスク再生装置の同期検出手段を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるデジタルディスク再生
装置の同期検出手段のブロック図、第2図は本発明の一
実施例であるデジタルディスク再生装置の同期検出手段
のキャプチャーレンジ、およびロックレンジを示した模
式図、第3図は従来のデジタルディスク再生装置の同期
検出手段の第1の例のブロック図、第4図は従来のデジ
タルディスク再生装置の同期検出手段の第2の例のブロ
ック図である。 1・・・・・・デジタルディスク、2・・・・・・スピ
ンドルモータ、3・・・・・・ピックアップ、4・・・
・・・波形整形器、6・・・・・・電圧制御発振器、6
・・・・・・位相比較器、7・・・・・・フィルタアン
プ、8・・・・・・信号処理回路、9・・・・・・基準
クロック発生器、1o・・・・・・周波数比較器、11
・・・・・・回転数判別器。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名第1
図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ディスク上の同心円形または螺旋形のトラックに記録さ
    れたデジタル信号を読み取るデジタルディスク再生装置
    において、 前記ディスクの回転数が所定の範囲内にあることを検出
    する回転数判別器と、 前記ディスクから読み取られた信号のビット同期クロッ
    クを発生させる電圧制御発振器と、前記ディスクから読
    み取られた信号の位相と前記電圧制御発振器の出力のビ
    ット同期クロックの位相とを比較し、その位相誤差を出
    力する位相比較器と、所定の基準クロックの周波数と前
    記電圧制御発振器の発振周波数とを比較し、その周波数
    誤差を出力するものであって、前記回転数判別器の出力
    に応じて出力をON/OFFする機能を有した周波数比
    較器と、 前記位相比較器の出力と前記周波数比較器の出力とを加
    算増幅フィルタリングし、前記電圧制御発振器の制御電
    圧を発生するフィルタアンプと、を備えたことを特徴と
    するデジタルディスク再生装置の同期検出装置。
JP21662988A 1988-08-31 1988-08-31 デジタルディスク再生装置の同期検出装置 Expired - Lifetime JP2876601B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2861943A1 (fr) * 2003-11-05 2005-05-06 Henri Tebeka Procede et systeme de controle d'acces
CN103336416A (zh) * 2013-06-24 2013-10-02 珠海天威飞马打印耗材有限公司 粉盒

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2861943A1 (fr) * 2003-11-05 2005-05-06 Henri Tebeka Procede et systeme de controle d'acces
CN103336416A (zh) * 2013-06-24 2013-10-02 珠海天威飞马打印耗材有限公司 粉盒

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