JP2001053600A - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

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JP2001053600A
JP2001053600A JP11223151A JP22315199A JP2001053600A JP 2001053600 A JP2001053600 A JP 2001053600A JP 11223151 A JP11223151 A JP 11223151A JP 22315199 A JP22315199 A JP 22315199A JP 2001053600 A JP2001053600 A JP 2001053600A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase comparator
signals
phase
pck
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Pending
Application number
JP11223151A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Kubo
和彦 久保
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力信号が変動したときでも、追従性を損な
うことなく再生クロック信号のジッタを低減することを
目的とする。 【解決手段】 ディスクから読みとったアナログ信号を
デジタル化したEFM信号4と再生クロックPCK信号
5との位相差を検出する位相比較器1と、検出された位
相差をフィルタリング処理するループフィルタ2と、こ
のループフィルタ2の出力に基づいて周波数を制御され
PCK信号5を出力する制御発振器3とで位相比較によ
るPLLループが構成される。更に、PCK信号5に基
づいてEFM信号4のエッジ間隔をカウントし、そのカ
ウント値が所定の範囲内であるかの判別を行い、この判
別の結果に応じて位相比較器1の動作停止を制御するパ
ルス幅検出回路6が備えられる。このことにより、位相
比較器1のゲインを調整することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROM等の
ディスク装置に適用され、入力信号からクロック信号を
再生するPLL(Phase-Locked Loop)回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のPLL回路の構成を図4を参照し
て説明する。図4において、1は位相比較器、2はルー
プフィルタ、3は制御発振器、4はディスクから読みと
ったアナログ信号をデジタル化したEFM(Eight-Four
teenModulation)信号、5は制御発振器3の出力クロッ
クであるPCK信号である。
【0003】EFM信号4とPCK信号5は、位相比較
器1へ入力されて信号の位相比較が行われる。この位相
比較器1の出力信号は、ループ特性を決定するためのル
ープフィルタ2を経て制御発振器3に供給される。この
制御発振器3は、ループフィルタ2の出力に基づいて発
振周波数が制御されたクロックであるPCK信号5を発
生すると共に位相比較器1に供給する。
【0004】位相比較器1、ループフィルタ2および制
御発振器3は、ループ状に接続されてPLL回路を形成
しており、EFM信号4に同期したPCK信号5を制御
発振器3が出力する。ところで、CD−ROM装置にお
いては、ディスクから読みとったEFM信号4は、PC
K信号5の周期Tを単位にして、パルス幅が3Tから1
1Tまでの範囲で変化する。また、ディスク偏心などに
よる時間軸方向の変動を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、位相比較器1において3T側と11T側とで
は位相比較の回数が異なるため、位相比較器1のゲイン
が3T側で高くなる。そのため3T側では、EFM信号
の変動に過剰に追従することでPCK信号のジッタが発
生して、エラーレートの悪化といった問題が生じてい
る。
【0006】本発明は、前記従来の問題を解決するため
になされたもので、入力信号が変動したときでも、追従
性を損なうことなくPCK信号のジッタを低減できるP
LL回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のPLL回路は、
入力信号と再生クロック信号との位相差を検出する位相
比較器と、この位相比較器によって検出された位相差を
フィルタリング処理するループフィルタと、このループ
フィルタの出力に基づいて周波数を制御され前記再生ク
ロック信号を出力する制御発振器と、この制御発振器か
ら出力される再生クロック信号に基づいて前記入力信号
のエッジ間隔をカウントし、そのカウント値が所定の範
囲内であるかの判別を行い、この判別の結果に応じて前
記位相比較器の動作停止を制御するパルス幅検出回路と
を備えたことを特徴とする。
【0008】また、ディスクから読みとったEFM信号
が時間軸方向の変動を有してCD−ROM装置に使用さ
れるPLL回路であって、EFM信号の周期が短い区間
は周期が長い区間に比べてEFM信号の変動にループ制
御が過剰に追従しないように、EFM信号の周期が短い
区間で前記パルス幅検出回路が位相比較器の位相比較動
作を停止するように構成したことを特徴とする。
【0009】この構成によると、位相比較器が適切な間
欠動作になってループゲインが調整されて、過剰な制御
をなくしてジッタを抑圧できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図3に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態
のPLL回路を示し、パルス幅検出回路6が付加されて
いる点が従来例を示す図4とは異なっている。1は位相
比較器、2はループフィルタ、3は制御発振器、4はデ
ィスクから読みとったアナログ信号をデジタル化したE
FM信号、5は制御発振器3の出力クロックであるPC
K信号である。
【0011】パルス幅検出回路6はカウンタ6aとデコ
ーダ6bとで構成されており、PCK信号5に基づいて
EFM信号4のエッジ間隔をカウントし、そのカウント
値が所定の範囲内であることを検出したら位相比較器1
の動作停止を制御する。位相比較器1は位相差検出部1
aと定電流源であるチャージポンプ1bを用い、ループ
フィルタ2として低域通過フィルタ(LPF)を用い、
制御発振器3として電圧レベルに応じて周波数が制御さ
れたクロック信号を発生する電圧制御型発振器(VC
O)を用いた例について説明する。
【0012】EFM信号4とPCK信号5は、位相比較
器1へ入力されて信号の位相比較が行われる。位相比較
器1からは、図2に示すような信号が出力される。EF
M信号4のエッジを検出してからPCK信号5の1パル
ス目の立ち上がりまでの間H(High)になり、EFM信
号4のエッジを検出した後のPCK信号5の2パルス目
の立ち下がりから常に0.5PCKの区間L(Low)に
なる信号である。なお、上記区間以外の位相比較の動作
を行っていないときは、ハイインピーダンス(Hi-z)状
態の出力をする。
【0013】この位相比較器1の出力信号は、ループフ
ィルタ2を用いて直流成分を抽出されて電圧に変換し、
その電圧を制御発振器3に入力することにより、定常状
態ではEFM信号4に同期した再生クロックPCK信号
5を生成している。次に、パルス幅検出回路6の動作に
ついて図3を参照して説明する。EFM信号4のエッジ
間の間隔は、再生クロックPCK信号5のエッジでカウ
ントされる。その結果、カウント値があらかじめ設定し
ていた所定の範囲内(本例では、3T〜4T)であれ
ば、位相比較器1に動作を停止するための制御信号を出
力して、位相比較器1はHi-z状態を出力する。もし、カ
ウント値が所定の範囲外の場合には、位相比較器1は前
記定常状態の出力をする。
【0014】ここで、この制御信号がHのとき、位相比
較器1は動作を停止し、Lのとき、位相比較の動作を行
う。即ち、このパルス幅検出回路6では、PCK信号5
に基づいてEFM信号4のエッジ間隔をカウントし、そ
のカウント値が所定の範囲内であるかの判別を行う。そ
して、この判別の結果に応じて位相比較器1の動作停止
を制御することで、位相比較器1のゲインが高くなる3
T側で位相比較を行わなくなるため、EFM信号4の変
動に過剰に追従することがなくなりPCK信号のジッタ
を低減することが可能になる。
【0015】また、上記の実施の形態では、パルス幅検
出回路6はEFM信号4が3T〜4Tの時に位相比較器
1の動作停止を指示するようにデコーダ6bに設定した
が、デコーダ6bには上記のように位相比較器1の動作
停止を指示する範囲のパターンを、例えば3T〜4Tの
時に位相比較器1の動作停止を指示する第1のパターン
と、3T〜5Tの時に位相比較器1の動作停止を指示す
る第2のパターンとを書き込んでおき、使用時に外部か
らデコーダ6bに実施に使用するパターンを指示して変
更できるように構成することによって、EFM信号4の
変動に安定に追従する最適な位相比較器1のゲインを調
整することが可能である。
【0016】なお、位相比較器、ループフィルタ、及び
制御発振器については本発明の実施形態において用いた
方式に限定されるものではない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力信号
のパルス幅が所定の範囲内であることを検出して、位相
比較器の動作停止を制御することで、位相比較器のゲイ
ンを調整するようにしたので、入力信号が時間軸変動し
たときでも、追従性を損なうことなく再生クロック信号
のジッタを低減することが可能となり、エラーレートの
悪化といった問題を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)のPLL回路の構成
【図2】同実施の形態においてEFM信号−PCK信号
の位相差がずれているときの位相比較器の出力信号図
【図3】同実施の形態においてパルス幅検出回路の動作
を説明するためのタイミングチャート図
【図4】従来のPLL回路の構成図
【符号の説明】
1 位相比較器 2 ループフィルタ 3 制御型発振器 4 EFM信号 5 PCK信号 6 パルス幅検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号と再生クロック信号との位相差を
    検出する位相比較器と、 この位相比較器によって検出された位相差をフィルタリ
    ング処理するループフィルタと、 このループフィルタの出力に基づいて周波数を制御され
    前記再生クロック信号を出力する制御発振器と、 この制御発振器から出力される再生クロック信号に基づ
    いて前記入力信号のエッジ間隔をカウントし、そのカウ
    ント値が所定の範囲内であるかの判別を行い、この判別
    の結果に応じて前記位相比較器の動作停止を制御するパ
    ルス幅検出回路とを備えたPLL回路。
  2. 【請求項2】ディスクから読みとったEFM信号が時間
    軸方向の変動を有してCD−ROM装置に使用されるP
    LL回路であって、 EFM信号の周期が短い区間は周期が長い区間に比べて
    EFM信号の変動にループ制御が過剰に追従しないよう
    に、EFM信号の周期が短い区間で前記パルス幅検出回
    路が位相比較器の位相比較動作を停止するように構成し
    た請求項1記載のPLL回路。
JP11223151A 1999-08-06 1999-08-06 Pll回路 Pending JP2001053600A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1963936B (zh) * 2005-11-08 2010-05-12 凌阳科技股份有限公司 一种块码错误校正系统和校正方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1963936B (zh) * 2005-11-08 2010-05-12 凌阳科技股份有限公司 一种块码错误校正系统和校正方法

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