JPH0263621A - ボアーグロメットの加工法 - Google Patents

ボアーグロメットの加工法

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JPH0263621A
JPH0263621A JP21598388A JP21598388A JPH0263621A JP H0263621 A JPH0263621 A JP H0263621A JP 21598388 A JP21598388 A JP 21598388A JP 21598388 A JP21598388 A JP 21598388A JP H0263621 A JPH0263621 A JP H0263621A
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JP
Japan
Prior art keywords
bore
flange
grommet
pipe
gasket
Prior art date
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Pending
Application number
JP21598388A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunitoshi Inoue
井上 国利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gasket Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gasket Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Gasket Co Ltd filed Critical Nippon Gasket Co Ltd
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Publication of JPH0263621A publication Critical patent/JPH0263621A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用、その他一般産業用エンジンに使用
するガスケットに装着されるボアーグロメットの加工法
の改良に関する。
(従来の技術) 従来、自動車用、その他一般産業用エンジンに使用され
ているガスケットのボアーグロメットは、通常、平鋼、
または帯鋼の薄板を材料として、これをドーナツ状に打
ち抜いたのち、内周縁部を足立て加工してフランジ部の
内側に脚部を突設させるようにし、これをガスケットの
シリンダーボアー用開口部に取り付けるには、第3図に
示されるように、脚部14を開口部Aに挿入し、折曲部
15を介しその先端部を拡開してフランジ部13を形成
し、筒部12の両端のフランジ部11.13をガスケッ
ト10のシリンダーボアー用開口部Aの周縁部に挟持さ
せるものである。
(解決しようとする課題) しかるに、かかる従来のボアーグロメットには、その加
工法に起因する欠点がある。
すなわち、従来のボアーグロメットによれば、これをガ
スケットのシリンダーボアー用開口部Aの周縁部に取り
付けるに際し、平板の内周部を塑性加工して形成した脚
部の先端部を、更に外側に拡開するので、第3図に示し
たように、当初の平板を断面U字状にまで変形させるこ
とになり、グロメットの塑性加工量が非常に大であって
、このため使用に際し、グロメットに破損、亀裂が発生
しやすい欠点がある。
しかも、最近の内燃機関は次第に高出力化+h燃焼温度
がより高くなる傾向にあるので、高温の燃焼ガスにさら
されるボアーグロメットは、爆発にともない負荷応力の
振幅が増大し、破損、亀裂の発生が更に増加する傾向が
ある。
このような破損、亀裂の防止対策として、実開昭61−
164453号には、ボアーグロメットの内側の上下湾
曲部に熱膨張率の低い補強部材を設けるようにし、また
特公昭50−28580号、実開昭52−16458号
においては、グロメットを二重構造にするようになされ
ているが、これらは補強手段を追加する構成であり、い
ずれも満足できるものではない。
更に、従来の加工法の今一つの欠点は、平板をドーナツ
状に打抜き加工するので、当然のことに材料の歩留りが
悪く、しかも前記のとおり、塑性加工量が非常に大であ
ることから、ボアーグロメットには通常、耐熱性と塑性
加工性の良好な、したがって高価な材料が使用されてお
るので、かがる加工法によっては材料費が嵩み、経済性
に劣るという欠点がある。
そこで本発明では、かかる従来のボアーグロメットの問
題点を解消し、塑性加工量を大幅に小さくできて、使用
に際し破損、亀裂の発生が防止でき、品質の安定性かえ
られるばかりでなく、材料取りに無駄がないのできわめ
て経済的に加工できるようにしたボアーグロメットの加
工法を提供せんとするものである。
したがってまた、本発明の加工法によれば、ボアーグロ
メットには何ら補強手段を追加する必要がないのである
(課題を解決するための手段) 本発明に係るボアーグロメットの構成は下記のとおりで
ある。
フランジ部の内側に中空の脚部が突設されて、該脚部を
ガスケットのシリンダーボアー用開口部に挿入し拡開し
て、該フランジ部とともにシリンダーボアー用開口部周
縁を挟持するフランジ部を形成させるようにしたボアー
グロメットの加工法であって、パイプ2を所要長さに切
断したパイプ片3の一端部を拡開せしめることにより、
脚部4にフランジ部5を一体成形する構成である。
(実施例) 本発明に係るボアーグロメットの加工法を説明する。
第1図は本発明のボアーグロメットの加工法を図解した
ものである。
薄肉鋼板製のパイプ2を所用長さに切断し、この切断し
たパイプ片3の一端部を折曲部8を介して拡開すること
により、フランジ部5と脚部4とからなるボアーグロメ
ットlかえられる。
ここでパイプ2の切断は、レーザーカットによるなど、
加工による変形がほとんどなく、薄板に適した切断方法
を採用することができる。
このように加工したボアーグロメットlを、その脚部4
をガスケット10のシリンダーボアー用開口部Aに挿入
し、脚部4の先端部を拡開してフランジ部6と筒部7と
を形成して、第2図に示すとおり、フランジ部5.6を
それぞれ開口部A周縁部の両側面に密着させ挟持させれ
ば、筒部7の両端に折曲部8.9が配置形成されて、ボ
アーグロメットlがガスケラ)10のシリンダーボアー
用開口部Aに装着される。
ここでパイプ2は、シームレスパイプでもまた溶接パイ
プであってもよい。
溶接パイプでは、平鋼または帯鋼の薄肉の平板を円筒状
にフォーミング加工して継目を溶接し、この溶接部を内
外ともにビードカットし、かつ局部焼鈍すればよく、し
たがってガスケットのシリンダーボアー用開口部Aに対
応させて、所望する口径のパイプ2が製作できる。
最近の造管技術によれば、板厚[■以下の平板であって
も、継目の溶接強度その他、使用に必要な性能を備えた
パイプ2の製作が可能であることは周知のとおりである
またガスケット10は、複数枚の金属薄板を積層した金
属ガスケットであっても、またソフトガスケラトその他
のガスケットであってもよいことは勿論である。
ここで、本発明の加工法によるボアーグロメットlの塑
性加工量につき検討する。
第2図において、筒部7の内径、すなわち−点鎖線で示
すパイプ片3の内径をd、フランジ部56の幅をいずれ
もWとすれば、フランジ部5.6の外径はともにd+2
wであり、したがってこの場合のフランジ部5.6の外
周端の塑性加工量はいずれも、 π(d+2w)−πd=2πw である。
これが、第3図における従来の加工法によるボアーグロ
メットでは、筒部12の内径を本発明の筒部7と同様に
d、フランジ部11.13の幅をいずれもWとし、筒部
12の高さをhとすれば、拡開されたフランジ部13の
外形はd+2Wであり、−点鎖線で示したドーナ状の打
抜き加工板の内径はd−2(w+h)であるので、この
場合の拡開されたフランジ部13の外周端の塑性加工量
は、π (d+2w)  −π (d−2(w+h) 
 )=2πW十又j二Ω叉土」O であり、また、折曲部15箇所の塑性加工量は、πd−
π(d −2(w+ h) ) = 2 πw+2 π h となる。
したがって、本発明の加工法によれば、従来の加工法と
比較して、拡開されたフランジ部5.6の塑性加工量は
大幅に軽減できることになる。
(発明の作用効果) 本発明に係るボアーグロメットの加工法は以上のとおり
であり、下記の作用効果を奏する。
本発明のボアーグロメットの加工法によれば、パイプを
材料とし、これを所要長さに切断したパイプ片の両端部
を順次拡開して、ガスケットのシリンダーボアー用開口
部周縁を挟持するフランジ部を形成させる構成であるの
で、従来の加工法と比較して、拡開されたフランジ部の
塑性加工量を大幅に軽減することができて、ボアーグロ
メットの強度、従来特に破損、亀裂の発生しやすかった
該フランジ部内径箇所の折曲部(第3図の15)の強度
が増大するので、ボアーグロメットの耐久性を著しく向
上させることができるとともに、製品品質の安定性かえ
られるようになり、このため、何ら補強手段を追加する
必要がないるばかりでなく、ボアーグロメットの材料を
安価な材料に切り替えてコストダウンを図ることが可能
である。
また、本発明のボアーグロメットの加工法によれば、パ
イプを所要長さに切断し、このパイプ片の両端部を順次
拡開するので、材料取りには全く無駄がなく、きわめて
経済的に加工できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るボアーグロメットの加工法の工程
説明図、第2図はボアーグロメットのガスケットへの取
付態様の説明図、第3図は従来の加工法によるボアーグ
ロメットのガスケットへの取付態様の説明図である。 1・・・ボアーグロメット 2・Φ・パイプ    3・・・パイプ片4−・・脚部
     5.6・Φ・フランジ部7・・・筒部   
  8.9・・・折曲部lO・・・ガスケット Aφ・・シリンダーボアー用開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、フランジ部の内側に中空の脚部が突設されて、該脚
    部をガスケットのシリンダーボアー用開口部に挿入し拡
    開して、該フランジ部とともにシリンダーボアー用開口
    部周縁を挟持するフランジ部を形成させるようにしたボ
    アーグロメットの加工法であって、パイプ2を所要長さ
    に切断したパイプ片3の一端部を拡開して、脚部4にフ
    ランジ部5を一体成形したことを特徴とするボアーグロ
    メットの加工法。
JP21598388A 1988-08-29 1988-08-29 ボアーグロメットの加工法 Pending JPH0263621A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52473A (en) * 1975-05-20 1977-01-05 Koito Ind Co Ltd System for photoelectrically detcting objects
JPS52138051A (en) * 1976-05-14 1977-11-17 Hideo Yageta Method of fabricating lap joints
JPS6133719A (ja) * 1984-07-26 1986-02-17 Daido Metal Kogyo Kk つば付ブシユの製造方法およびその装置
JPS61165242A (ja) * 1985-01-18 1986-07-25 Sanden Corp 電磁クラツチのロ−タの製造方法

Patent Citations (4)

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