JPH0262962A - ガスクロマトグラフ装置 - Google Patents
ガスクロマトグラフ装置Info
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- JPH0262962A JPH0262962A JP21467388A JP21467388A JPH0262962A JP H0262962 A JPH0262962 A JP H0262962A JP 21467388 A JP21467388 A JP 21467388A JP 21467388 A JP21467388 A JP 21467388A JP H0262962 A JPH0262962 A JP H0262962A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、ガスクロマトグラフ装置に関する。
さらに詳しくは、化学工業、生化学、薬学分野等におけ
る試料の分析に好適なガスクロマトグラフ装置に関する
。
る試料の分析に好適なガスクロマトグラフ装置に関する
。
(ロ)従来の技術
ガスクロマドグラフ分析では、試料成分が熱によってガ
ス体とはならない成分や、極性の官能基をもつために定
量性を損なうピーク形となる成分に対しては、ガスクロ
マトグラフに導入する前に、液体状態での化学反応によ
ってこれらの問題点を解決する誘導体化を行ってガスク
ロマトグラフ分析に供している。
ス体とはならない成分や、極性の官能基をもつために定
量性を損なうピーク形となる成分に対しては、ガスクロ
マトグラフに導入する前に、液体状態での化学反応によ
ってこれらの問題点を解決する誘導体化を行ってガスク
ロマトグラフ分析に供している。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記のごとき誘導体化法は手作業で行わ
れるものであるため、分析の迅速化がはかれなく緊急を
要する分析に適する方法とはいい難い。
れるものであるため、分析の迅速化がはかれなく緊急を
要する分析に適する方法とはいい難い。
この発明はかかる状況に鑑みなされたものであり、ガス
クロマトグラフに注入する試料の誘導体化を、自動的か
つ迅速に行いうる誘導体化機構を備えたガスクロマトグ
ラフ装置を提供しようとするものである。
クロマトグラフに注入する試料の誘導体化を、自動的か
つ迅速に行いうる誘導体化機構を備えたガスクロマトグ
ラフ装置を提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段
かくしてこの発明によれば、(a)ガスクロマトグラフ
用キャリアガス供給部から、試料注入部及び分析カラム
をこの順に経て検出器に接続される分析流路と、(b)
ガスクロマトグラフ用キャリアガス流通路の途中に、揮
発性もしくは易揮発性の誘導体化試薬貯留・バブリング
気化部が設けられた誘導体化試薬気化流路と、(c)一
定容積の貯留部が形成されたガス貯留流路と、該ガス貯
留流路を、前記分析流路のキャリアガス供給部と試料注
入部との間、または上記誘導体化試薬気化流路の気化部
の後段のいずれかに、切換可能に接続しうる切換弁とか
らなる試料の誘導体化機構を備えてなるガスクロマトグ
ラフ装置が提供される。
用キャリアガス供給部から、試料注入部及び分析カラム
をこの順に経て検出器に接続される分析流路と、(b)
ガスクロマトグラフ用キャリアガス流通路の途中に、揮
発性もしくは易揮発性の誘導体化試薬貯留・バブリング
気化部が設けられた誘導体化試薬気化流路と、(c)一
定容積の貯留部が形成されたガス貯留流路と、該ガス貯
留流路を、前記分析流路のキャリアガス供給部と試料注
入部との間、または上記誘導体化試薬気化流路の気化部
の後段のいずれかに、切換可能に接続しうる切換弁とか
らなる試料の誘導体化機構を備えてなるガスクロマトグ
ラフ装置が提供される。
この発明のガスクロマトグラフ装置は、該装置に導入さ
れた試料を気体状聾で誘導体化処理して、分離分析でき
るように構成したことを特徴とする。
れた試料を気体状聾で誘導体化処理して、分離分析でき
るように構成したことを特徴とする。
この発明の装置に用いられる分析流路は、通常のガスク
ロマトグラフの分析流路がそのまま用いられる。
ロマトグラフの分析流路がそのまま用いられる。
この発明の装置において、誘導体化試薬気化流路に設け
られる誘導体化試薬貯留・バブリング気化部は、誘導体
化試薬を貯留する密閉可能な試薬槽と、該試薬槽内底部
に一端が開口するよう該槽内に導入して設けられるガス
導入管路と、上記槽内の上部に開口して槽外と連通ずる
よう設けられるガス放出管路とを有して構成されるもの
が好ましい。試薬気化部がこのような構成の場合、上記
ガス導入管路はガスクロマトグラフ用キャリアガス供給
部に接続され、一方のガス放出管路はベントに延設され
ることにより、誘導体化試薬気化流路が構成されること
となる。
られる誘導体化試薬貯留・バブリング気化部は、誘導体
化試薬を貯留する密閉可能な試薬槽と、該試薬槽内底部
に一端が開口するよう該槽内に導入して設けられるガス
導入管路と、上記槽内の上部に開口して槽外と連通ずる
よう設けられるガス放出管路とを有して構成されるもの
が好ましい。試薬気化部がこのような構成の場合、上記
ガス導入管路はガスクロマトグラフ用キャリアガス供給
部に接続され、一方のガス放出管路はベントに延設され
ることにより、誘導体化試薬気化流路が構成されること
となる。
この発明において、上記誘導体化試薬気化流路に用いら
れる誘導体化試薬は、ガスクロマトグラフの試料気化室
の熱によって容易にガス体とはならないもの、極性の官
能基をもつためガスクロマトグラフのカラムでトラブル
を生ずるしの等を、その極性基を保護すると共に容易に
ガス化か図れる誘導体に導く試薬であり、通常の水酸基
、アミノ基等の極性基の保護が図れる試薬か最も好まし
いが、これに限定されない。上記誘導体化試薬は前記キ
ャリアガスのバブリングにより容易に揮発される性質の
ものが選択される。このような試薬としては例えば、ア
ミノ基の保護としてメチルビストリフルオロアセトアミ
ド(以下MBTFA)、無水トリフルオロ酢酸等が、水
酸基の保護としてトリメチルクロルシラン等が挙げられ
る。
れる誘導体化試薬は、ガスクロマトグラフの試料気化室
の熱によって容易にガス体とはならないもの、極性の官
能基をもつためガスクロマトグラフのカラムでトラブル
を生ずるしの等を、その極性基を保護すると共に容易に
ガス化か図れる誘導体に導く試薬であり、通常の水酸基
、アミノ基等の極性基の保護が図れる試薬か最も好まし
いが、これに限定されない。上記誘導体化試薬は前記キ
ャリアガスのバブリングにより容易に揮発される性質の
ものが選択される。このような試薬としては例えば、ア
ミノ基の保護としてメチルビストリフルオロアセトアミ
ド(以下MBTFA)、無水トリフルオロ酢酸等が、水
酸基の保護としてトリメチルクロルシラン等が挙げられ
る。
この発明の装置に用いられるガス貯留流路は、上記試薬
気化流路で気化された誘導体化試薬の所定量を貯留・計
量できるように構成される。すなわち一定容積を有する
空隙部が形成された流路で構成される。上記一定容積は
、前記誘導体化試薬が誘導体化の対象となる試料を充分
に誘導体化が図れるよう、試料の注入量に対して過剰モ
ル量で供給できうるよう設定される。
気化流路で気化された誘導体化試薬の所定量を貯留・計
量できるように構成される。すなわち一定容積を有する
空隙部が形成された流路で構成される。上記一定容積は
、前記誘導体化試薬が誘導体化の対象となる試料を充分
に誘導体化が図れるよう、試料の注入量に対して過剰モ
ル量で供給できうるよう設定される。
この発明の装置に用いられろ切換弁は、上記ガス貯留流
路を、前記分析流路のキャリアガス供給部と試料注入部
との間、または上記誘導体化試薬気化流路のバブリング
気化部の後段のいずれかに切換可能にバイパス接続でき
るよう構成されたものが用いられる。その−例としては
例えば六方バルブが挙げられるがこれに限定されない。
路を、前記分析流路のキャリアガス供給部と試料注入部
との間、または上記誘導体化試薬気化流路のバブリング
気化部の後段のいずれかに切換可能にバイパス接続でき
るよう構成されたものが用いられる。その−例としては
例えば六方バルブが挙げられるがこれに限定されない。
なお、この発明の装置において、分析流路、誘導体化試
薬気化流路、ガス貯留流路および切換弁等の誘導体化機
構を構成する部分で、ことに気化誘導体化試薬をガスク
ロマトグラフまで移送する部分においては、加熱・保温
できるよう構成されていてもよい。これは誘導体化試薬
が揮発性が乏しい場合特に好適である。
薬気化流路、ガス貯留流路および切換弁等の誘導体化機
構を構成する部分で、ことに気化誘導体化試薬をガスク
ロマトグラフまで移送する部分においては、加熱・保温
できるよう構成されていてもよい。これは誘導体化試薬
が揮発性が乏しい場合特に好適である。
(ホ)作用
この発明によれば、測定前において、誘導体化試薬気化
流路の誘導体化試薬貯留・バブリング気化部の後段とガ
ス貯留流路とが連通され、かつ分析流路がこれらの流路
から独立するよう切換弁に上り流路が設定される。この
状態でキャリアガス供給部からキャリアガスが供給され
ると、一方では誘導体化気化流路に移送されるキャリア
ガスにより該流路の貯留・バブリング気化部に貯留され
ている誘導体化試薬がバブリングにより気化され、キャ
リアガスと共にガス貯留流路に移送される。
流路の誘導体化試薬貯留・バブリング気化部の後段とガ
ス貯留流路とが連通され、かつ分析流路がこれらの流路
から独立するよう切換弁に上り流路が設定される。この
状態でキャリアガス供給部からキャリアガスが供給され
ると、一方では誘導体化気化流路に移送されるキャリア
ガスにより該流路の貯留・バブリング気化部に貯留され
ている誘導体化試薬がバブリングにより気化され、キャ
リアガスと共にガス貯留流路に移送される。
このとき他方の分析流路にはキャリアガスが移送され、
ガスクロマトグラフの試料気化部から分析カラムに導入
される。
ガスクロマトグラフの試料気化部から分析カラムに導入
される。
測定時において、上記流路構成における切換弁の作動に
より分析流路にガス貯留流路がバイパス接続される。す
るとガス貯留流路の貯留部に貯留されていた気化誘導体
化試薬含有キャリアガスは、分析流路に押し出され、そ
のままガスクロマトグラフの試料気化部に移送されるこ
ととなる。
より分析流路にガス貯留流路がバイパス接続される。す
るとガス貯留流路の貯留部に貯留されていた気化誘導体
化試薬含有キャリアガスは、分析流路に押し出され、そ
のままガスクロマトグラフの試料気化部に移送されるこ
ととなる。
以下実施例によりこの発明の詳細な説明するが、これに
よりこの発明は限定されるものではない。
よりこの発明は限定されるものではない。
(へ)実施例
第1図はこの発明のガスクロマトグラフ装置の一実施例
の構成説明図である。
の構成説明図である。
図において、ガスクロマトグラフ装置(1)は、図示し
ないガスクロマトグラフ用キャリアガス供給部から、六
方バルブ(2)、試料注入ポート(11)、試料気化室
(12)及び分析カラム(13)をこの順に経て図示し
ない検出器に接続される分析流路(a)と、図示しない
ガスクロマトグラフ用キャリアガス供 、7.ア給部か
ら、誘導体化試薬貯留・バブリング気化部(3)及び六
方バルブ(2)をこの順に経てベントに延設される誘導
体化試薬気化流路(b)と、一定容積の貯留部を有して
上記六方バルブ(2)に接続されるガス貯留流路(C)
とから主として構成されている。
ないガスクロマトグラフ用キャリアガス供給部から、六
方バルブ(2)、試料注入ポート(11)、試料気化室
(12)及び分析カラム(13)をこの順に経て図示し
ない検出器に接続される分析流路(a)と、図示しない
ガスクロマトグラフ用キャリアガス供 、7.ア給部か
ら、誘導体化試薬貯留・バブリング気化部(3)及び六
方バルブ(2)をこの順に経てベントに延設される誘導
体化試薬気化流路(b)と、一定容積の貯留部を有して
上記六方バルブ(2)に接続されるガス貯留流路(C)
とから主として構成されている。
上記誘導体化試薬気化流路(b)は、誘導体化試薬が貯
留された密閉可能な試薬槽(31)と、一端が該試薬槽
(31)内底部に導入され他端が図示しなキャリアガス
供給部に接続されたガス導入管(b、)と、上記試薬槽
(31)内の上部空隙に一端が開口して核種(31)に
接続され他端が六方バルブ(2)のポート1に接続され
たガス放出管路(b、)と、六方バルブ(2)のポート
6に接続されベントに延設される排出管路(b、)とか
ら構成されている。
留された密閉可能な試薬槽(31)と、一端が該試薬槽
(31)内底部に導入され他端が図示しなキャリアガス
供給部に接続されたガス導入管(b、)と、上記試薬槽
(31)内の上部空隙に一端が開口して核種(31)に
接続され他端が六方バルブ(2)のポート1に接続され
たガス放出管路(b、)と、六方バルブ(2)のポート
6に接続されベントに延設される排出管路(b、)とか
ら構成されている。
上記ガス貯留流路(c)は、六方バルブ(2)のボート
2及び5を連通するように接続されており、このガス貯
留流路(c)全体で5m12の流体を貯留できるように
構成されている。
2及び5を連通するように接続されており、このガス貯
留流路(c)全体で5m12の流体を貯留できるように
構成されている。
上記分析流路(a)は、六方バルブ(2)のボート3及
び4を経由するように構成されている。
び4を経由するように構成されている。
以上のごと(構成されたガスクロマトグラフ装置(1)
の作動を、ヘッドスペースガスクロマトグラフ分針法を
適用した例により説明する。この方法では測定成分とし
て、尿中の覚醒剤であるアンフエタミン(以下APと表
示)、メタンフェタミン(以下MAと表示)を対象とし
ている。これらはその分子中にアミノ基(−NH2)を
有し、通常ガスクロマトグラフィではテーリングを起こ
し易<、II酸成分測定には定量精度を下げろピーク形
となりやすい。そこで誘導体化試薬としてアミノ基を保
護するメチルビストリフルオロアセトアミド(以下MB
TFA)が選択され、試薬t!(31)に貯留されてい
る。
の作動を、ヘッドスペースガスクロマトグラフ分針法を
適用した例により説明する。この方法では測定成分とし
て、尿中の覚醒剤であるアンフエタミン(以下APと表
示)、メタンフェタミン(以下MAと表示)を対象とし
ている。これらはその分子中にアミノ基(−NH2)を
有し、通常ガスクロマトグラフィではテーリングを起こ
し易<、II酸成分測定には定量精度を下げろピーク形
となりやすい。そこで誘導体化試薬としてアミノ基を保
護するメチルビストリフルオロアセトアミド(以下MB
TFA)が選択され、試薬t!(31)に貯留されてい
る。
測定に先立って、誘導体化装置において、六方バルブ(
2)が点線(・・・)副接続となるように設定される。
2)が点線(・・・)副接続となるように設定される。
すなわち、ガス導入管(bl)−誘導体化試薬[(31
)−ガス放出管路(b、)−ガス貯留流路(c)−排出
管路(b、)を連通ずる流路と、分析流路(a)との2
流路が設定される。この状態でキャリアガス供給部から
キャリアガスが供給されろと、試薬1(31)に貯留さ
れているMBTFAがキャリアガスによりバブリングさ
れて気化し、キャリアガスと共にガス貯留流路(c)を
移送され、ベントに排出される。これによりガス貯留流
路(C)内には、定常的に一定量の気化試薬が保持され
ることとなる。またこのとき分析流路(a)にはキャリ
アガスが移送されている。
)−ガス放出管路(b、)−ガス貯留流路(c)−排出
管路(b、)を連通ずる流路と、分析流路(a)との2
流路が設定される。この状態でキャリアガス供給部から
キャリアガスが供給されろと、試薬1(31)に貯留さ
れているMBTFAがキャリアガスによりバブリングさ
れて気化し、キャリアガスと共にガス貯留流路(c)を
移送され、ベントに排出される。これによりガス貯留流
路(C)内には、定常的に一定量の気化試薬が保持され
ることとなる。またこのとき分析流路(a)にはキャリ
アガスが移送されている。
次に、測定において、ヘッドスペースサンプラにより尿
中に含有されているAP、MAをガス状でガスクロマト
グラフ装置の試料注入ボート(11)に注入する。この
注入直後に六方バルブ(2)を実線(−)副接続に切換
えろ。すなわち、分析流路(a)にガス貯留流路(C)
がバイパス接続されろと共に、ガス導入管(bl)−誘
導体化試薬11ff(31)−ガス放出管路(b、)−
排出流路(b、)を連通する流路とが設定される。これ
によってガス貯留流路(c)内の一定量の気化MBTF
A含有キャリアガスが、キャリアガス流によりガスクロ
マトグラフ装置の試料気化室(12)を経て分析カラム
(13)に移送されろ。
中に含有されているAP、MAをガス状でガスクロマト
グラフ装置の試料注入ボート(11)に注入する。この
注入直後に六方バルブ(2)を実線(−)副接続に切換
えろ。すなわち、分析流路(a)にガス貯留流路(C)
がバイパス接続されろと共に、ガス導入管(bl)−誘
導体化試薬11ff(31)−ガス放出管路(b、)−
排出流路(b、)を連通する流路とが設定される。これ
によってガス貯留流路(c)内の一定量の気化MBTF
A含有キャリアガスが、キャリアガス流によりガスクロ
マトグラフ装置の試料気化室(12)を経て分析カラム
(13)に移送されろ。
ここにおいてすでに導入されているAP及びMAと試料
気化室(12)または分析カラム(13)の導入部近傍
でMB T F Aとがガス状のまま反応することとな
り、AP及びMAのアミノ基が保護され、いずれらテー
リングを生じず分離検出されろこととなる。この結果の
クロマトグラムを第2図に示す。
気化室(12)または分析カラム(13)の導入部近傍
でMB T F Aとがガス状のまま反応することとな
り、AP及びMAのアミノ基が保護され、いずれらテー
リングを生じず分離検出されろこととなる。この結果の
クロマトグラムを第2図に示す。
なおこの分析時の条件は下記に示すとおりである。
カラム : 0B−17キヤピラリ力ラムキヤ
リアガス流量二3mf2/min カラム温度 :130°C 上記クロマトグラムの結果から1.A P及びMAのア
ミノ基が保護され、精度よく分離分析できろことがわか
る。
リアガス流量二3mf2/min カラム温度 :130°C 上記クロマトグラムの結果から1.A P及びMAのア
ミノ基が保護され、精度よく分離分析できろことがわか
る。
(ト)発明の効果
この発明によれば、ガスクロマトグラフに注入する試料
の誘導体化を、ガスクロマトグラフ内で自動的かつ迅速
に行うことができろ。また自動サンプラとの連動により
誘導体化−ガスクロマトグラフ分針の自動化が図れる。
の誘導体化を、ガスクロマトグラフ内で自動的かつ迅速
に行うことができろ。また自動サンプラとの連動により
誘導体化−ガスクロマトグラフ分針の自動化が図れる。
またこの発明によれば、ガスクロマトグラフのカラム温
度を調節することにより、カラム内での液体反応による
誘導体化を実施することも可能である。
度を調節することにより、カラム内での液体反応による
誘導体化を実施することも可能である。
第1図はこの発明のガスクロマトグラフ装置の一実施例
の構成説明図、第2図は、第1図の装置により得られた
クロマトグラム図である。 (2)・・・・・・六方バルブ、 (3)・・・・・・誘導体化試薬貯留・バブリング気化
部、(11)・・・・・試料注入ポート、(12)・・
・・・・試料気化室、(13)・・・・・・分析カラム
、 (31)・・・・・・試薬槽、(a)・・・・・
分針流路、 (b)・・・・・・誘導体化試薬気化流路、(b、)・
・・・・・ガス導入管、 (b2)・・・・・ガス放
出管路、(b、)・・・・・排出管路、 (c)・・・・・・ガス貯留流路。 第 1 !!! 第2図 保丹略間(分)
の構成説明図、第2図は、第1図の装置により得られた
クロマトグラム図である。 (2)・・・・・・六方バルブ、 (3)・・・・・・誘導体化試薬貯留・バブリング気化
部、(11)・・・・・試料注入ポート、(12)・・
・・・・試料気化室、(13)・・・・・・分析カラム
、 (31)・・・・・・試薬槽、(a)・・・・・
分針流路、 (b)・・・・・・誘導体化試薬気化流路、(b、)・
・・・・・ガス導入管、 (b2)・・・・・ガス放
出管路、(b、)・・・・・排出管路、 (c)・・・・・・ガス貯留流路。 第 1 !!! 第2図 保丹略間(分)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(a)ガスクロマトグラフ用キャリアガス供給部か
ら、試料注入部及び分析カラムをこの順に経て検出器に
接続される分析流路と、 (b)ガスクロマトグラフ用キャリアガス流通路の途中
に、揮発性もしくは易揮発性の誘導体化試薬貯留・バブ
リング気化部が設けられた誘導体化試薬気化流路と、 (c)一定容積の貯留部が形成されたガス貯留流路と、
該ガス貯留流路を、前記分析流路のキャリアガス供給部
と試料注入部との間、または上記誘導体化試薬気化流路
の気化部の後段のいずれかに、切換可能に接続しうる切
換弁とからなる試料の誘導体化機構を備えてなるガスク
ロマトグラフ装置。
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