JPH0261822A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0261822A
JPH0261822A JP21115788A JP21115788A JPH0261822A JP H0261822 A JPH0261822 A JP H0261822A JP 21115788 A JP21115788 A JP 21115788A JP 21115788 A JP21115788 A JP 21115788A JP H0261822 A JPH0261822 A JP H0261822A
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JP
Japan
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magnetic
recording medium
magnetic recording
magnetic powder
magnetic layer
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JP21115788A
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Shin Kobayashi
伸 小林
Yuji Yamaguchi
山口 有史
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Mitsubishi Kasei Corp
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Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録媒体に関し、特に磁性層の導電性に優
れ、かつ耐摩耗性、信号安定性に優れる磁気記録媒体に
関する。
〔従来の技術およびその課題〕
磁気記録媒体の磁性層は、磁性粉末をバインダー樹脂に
結着させた構造になっている。
/ この磁性層は通常表面電気抵抗が10′3Ω以上で帯電
しやすく、放電時にノイズが発生したり、塵埃が付着し
てドロップアウトが起きたりする。
そこで、磁性層中に帯電防止剤としてカーボンブランク
を含有させる方法が通常採用されているが、表面抵抗を
io9〜108Ω程度まで低下させてほぼ帯電を防止す
るためには、カーボンブランクを約1o−so重i%添
加しなければならない。
しかしながら、このように大量にカーボンブランクを添
加すると磁性層の耐摩耗性が劣化し、記碌再生時にヘッ
ドによって磁気記録媒体の摩耗がおこり、これによって
生じる摩耗粉によってヘッドが目づまりを起こす等、信
号安定性がかえって悪化してしまう。
このため、信号安定性を良好に保ち、かつ表面電気抵抗
を低下させることが必要とされてきた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記課題を解決するために、カーボンブ
ラック自体の緒特性や添加量と磁気記録媒体の特性の関
係につぎ鋭意検討した結果、カーボンブラックのBET
比表面積とDBP(フタル酸ジブチル)吸油量は磁気記
録媒体の表面電気抵抗と耐摩耗性には密接な関係があり
、これを特定することによって表面電気抵抗が低く、か
つ耐摩耗性、信号安定性に優れた磁気記録媒体が得られ
ることを見出し、本発明に到達した。
即ち、本発明の要旨は、支持体上に六方晶フェライト磁
性粉末をバインダー樹脂と共に塗布して磁性層を形成し
てなる磁気記録媒体において、前記磁性層中にBET比
表面積が1.00〜900 tr?/ ?であり、DB
P吸油量が/lO〜300rne// 00 Fである
カーボンブラックを磁性粉末100重量部に対して1〜
/ 0重量部含有することを特徴とする磁気記録媒体に
存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明においては、BET比表面積がto。
〜り00rr?/?の範囲、DBP吸油量がir。
〜300 zl / / 00 f!の範囲にあるカー
ボンブラックを用いることによシ、表面電気抵抗が低く
、耐摩耗性、信号安定性に優れた磁気記録媒体を得るこ
とができる。ここでBET比表面積は低温窒素吸着法に
より測定したものであり、DBP吸油量はJ IS−に
−6221〜Aに記載された方法に基づいて測定したも
のである。
また、上記カーボンブラックは通常磁性粉末100重量
部に対して7〜70重量部、好ましくは1〜5重量部添
加する。これより多く添加した場合は耐摩耗性がかえっ
て悪化し、またこれより少なく添加した場合は、表面電
気抵抗を充分低下させることができない。
本発明で使用する磁性粉末としては、バリウムフェライ
トやストロンチウム7エライト等の六方晶フェライト磁
性粉末が挙げられる。
六方晶フェライト磁性粉末は、針状酸化鉄磁性粉末や針
状金属磁性粉末と比較して粒子径がと比較すると耐摩耗
性が劣る。また、六方晶フェライト磁性粉末を用いて形
成した磁性層は、針状磁性粉末を用いた場合比較して表
面電気抵抗が高くなる傾向にある。
本発明で使用するバインダー樹脂としては、塗布型磁性
記録媒体に通常用いられるウレタン樹脂、エポキシ樹脂
、ビニル系樹脂、セルロース系樹脂等が挙げられる。バ
インダー樹脂は、通常磁性粉末ioo重量部に対して1
O−jO重量部使用するのが好ましい。
また、その他必要に応じて、分散剤、潤滑剤、酸化アル
ミニウムや酸化クロム粒子等の研磨剤、ポリイソンアネ
ート化合物等の硬化剤等の添加剤を使用することができ
る。
本発明においては、例えば上記カーボンブラック、磁性
粉末、バインダー樹脂、添加剤等をボールミル、サンド
ミル、三本ロール等の分散機を用いて塗布溶剤に混合、
分散して磁性組成物を得た後、この磁性組成物をポリエ
チレンテレフタレート等の非磁性支持体上に塗布・乾燥
することにより、磁気記録媒体を得ることができる。
塗布溶剤としては、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、シクロヘキサノン、トルエン、テトラヒド
ロフラン等が挙げられる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、
本発明はその要旨を越えない限り実施例により限定され
るものではない。
実施例1−弘および比較例1〜弘 バリウムフェライト磁性粉末  ioo重量部ポリウレ
タン樹脂        7.2重量部酢酸ビニル−塩
化ビニル系 共重合体            7.2重量部研磨剤
(酸化アルミニウム)    2重量部潤滑剤(ブトキ
シエチルステアレート)13重量部 メチルエチルクト7      10重量部トルエン 
          60重量部シクロヘキサノン  
     60重量部上記組成物に、第1表に示した特
性を有するカーボンブラックを第1表に示した量添加し
、サンドミルを用いて混合、分散して磁性組成物を製造
し、さらにポリイソンアネート化合物を3.6重量部添
加した後、75μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルム上に塗布し、乾燥した後、表面平滑化処理をおこな
った。塗膜を十分硬化させた後、得られたフィルムをデ
ィスク状に打ち抜き、磁気記録媒体を得た。
得られた磁気記録媒体の表面電気抵抗および耐摩耗性を
測定した。ヘッドによる磁性層の摩耗により生じる摩耗
粉によってヘッドのギャップが目づまりを起こし、出力
レベルが不安定になる現象が観察されるため、耐摩耗性
は、記録再生機で得られた磁気記録媒体に信号る記録し
、続いて連続的に再生出力を測定し、再生を開始してか
ら出力レベル変動が観察されるまでの時間によって測定
した。
〔発明の効果〕
本発明によると、表面電気抵抗が低く十分帯電が防止さ
れ、かつ耐摩耗性、信号安定性に優れた磁気記録媒体が
得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に六方晶フェライト磁性粉末をバインダ
    ー樹脂と共に塗布して磁性層を形成してなる磁気記録媒
    体において、前記磁性層中にBET比表面積が600〜
    900m^2/gであり、DBP吸油量が180〜30
    0ml/100gである/カーボンブラックを磁性粉末
    100重量部に対して1〜10重量部含有することを特
    徴とする磁気記録媒体。
JP63211157A 1988-08-25 1988-08-25 磁気記録媒体 Expired - Lifetime JP2803784B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6355726A (ja) * 1986-08-25 1988-03-10 Konica Corp 磁気記録媒体
JPS6391824A (ja) * 1986-10-03 1988-04-22 Konica Corp 磁気記録媒体
JPS63168821A (ja) * 1986-12-30 1988-07-12 Konica Corp 磁気記録媒体

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JPS63168821A (ja) * 1986-12-30 1988-07-12 Konica Corp 磁気記録媒体

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