JPH0261459A - 空気調和装置の吹出部構造 - Google Patents

空気調和装置の吹出部構造

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JPH0261459A
JPH0261459A JP21109688A JP21109688A JPH0261459A JP H0261459 A JPH0261459 A JP H0261459A JP 21109688 A JP21109688 A JP 21109688A JP 21109688 A JP21109688 A JP 21109688A JP H0261459 A JPH0261459 A JP H0261459A
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JP
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duct
rotating cylinder
notch
blow
stopper
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JP21109688A
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Inventor
Ken Takigawa
憲 瀧川
Naofumi Takenaka
竹中 直文
Ryutaro Ohashi
大橋 隆太郎
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スポットクーラなど各種の空気調和装置の吹
出部構造に関するものである。
(従来の技術) 一般に、各種工場などにおいては局所冷房を行うスポッ
トクーラが設けられて作業環境の向上が図られつつある
。このスポットクーラには、実開昭61−101333
号公報に開示されているように、ワゴンに搭載されたハ
ウジング内に圧縮機、凝縮器、蒸発器及び膨張機構を備
えた冷媒回路が収納されると共に、凝縮用ファン及び蒸
発用ファンが収納されて成り、上記蒸発器で熱交換した
冷風はハウジングの上部に連結された吹出ダクトより作
業者に向って吹出され、局所冷房を行うようにしている
ものがある。
さらに、上記吹出ダクトは揺動筒に連結され、該揺動筒
は直径方向のピンによってハウジングに枢支されると共
に、モータがリンク機構を介して連結されている。そし
て、該モータを駆動して吹出ダクトを揺動させ、広範囲
の冷房を確保するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 上述したスポットクーラにおいて、吹出ダクトをピンを
中心に揺動させているため、ハウジングとの間に蛇腹を
設けてシールしているが、結露等に対するシール性が悪
いという問題があった。また、シール等の関係からリン
ク機構等をハウジング内に設けなければならず、該リン
ク機構や揺動筒の枢支ピンが冷風通路内に位置し、通気
抵抗が大きくなり、冷房効率が悪くなるという問題があ
った。
そこで、上記ハウジングに回転筒を軸心を中心に回転自
在に設ける一方、ハウジング外にモータを設け、該モー
タと回転筒とを連結すると共に、該回転筒に吹出ダクト
を連結して該吹出ダクトを回動させることが考えられる
その際、リミットスイッチ等の首振り制御手段でもって
吹出ダクトの首振り範囲を制御することになるが、作業
者等が所定範囲以上に吹出ダクトを回動させると、以後
首振り制御を正確に行うことができないという問題があ
る。また、組立時において、回転筒をピン等で枢支しな
いので、ハウジングに対して回転筒を、更に、該回転筒
に対して吹出ダクトを正確に組付ける必要があり、誤組
付けが生じると、ハウジングに対して正確な冷風吹出し
方向を確保することができないという問題がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもので、切欠きと
該切欠きに臨むストッパとによって吹出ダクトの回動範
囲を制限すると共に、不等間隔の取付部を介して吹出ダ
クトを回転筒に取付けることにより、誤組付けの防止を
図ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明が講じた手段は、第
1図〜第3図に示すように、先ず、ケーシング(3)に
は回転自在に支持されて空調空気を導く回転筒(51)
が設けられると共に、該回転筒(51)には、空調空気
を吹出す吹出ダクト(16)がエルボ(52)を介して
連結されている。そして、上記回転筒(51)に連結さ
れて該回転筒(51)を正逆転駆動する駆動手段(4)
と、上記吹出ダクト(16)を予め設定された首振り範
囲に回動制御する首振り制御手段(7a)。
(7b)とが設けられている。更に、上記ケーシング(
3)における回転筒(51)の嵌合部には、該回転筒(
51)に設けられたストッパ(61)が臨み、上記首振
り範囲を含めて該手首振り範囲より広い範囲で上記スト
ッパ(61)が端面に当接して吹出ダクト(16)の移
動を規制する切欠き(6)が形成されている。加えて、
上記回転筒(51)に複数個設けられ、少なくとも1つ
の間隔が他の間隔と異なるように設定された上記エルボ
(52)の取付部(57)、(57)・・・と、該取付
部(57)、(57)、・・・に対応して上記エルボ(
52)に設けられ、該取付部(57)。
(57)、・・・に固定される固定部(58)、  (
58)、・・・とを備えた構成としている。
(作用) 上記構成により、本発明では、例えば、スポットクーラ
における冷風は回転筒(51)及びエルボ(52)を通
り、吹出ダクト(16)より吹出される一方、回転筒(
51)は駆動手段(4)によって回動すると共に、首振
り制御手段(7a)。
(7b)によって回動範囲が制御され、上記吹出ダクト
(16)が首振り動作している。
そして、作業者等が吹出ダクト(16)を回動させると
、所定位置でストッパ(61)が切欠き(6)の端面に
当接して回動を規制している。また、組立時においては
、ストッパ(61)を切欠き(6)に臨ませて回転筒(
51)を取付けると共に、回転筒(51)の取付部(5
7)、(57)・・・とエルボ(52)の固定部(58
)、(58)・・・とを連結して吹出ダクト(10)を
取付けている。
(発明の効果) 従って、本発明によれば、ストッパ(61)を切欠き(
6)に臨ませて回転筒(51)の回動を規制したために
、該回転筒(51)の回動範囲が確実に■されるので、
自動首振り制御を正確に行うことができる。
また、上記回転筒(51)に形成するエルボ(52)の
取付部(57)、(57)、・・・の間隔を1つは異な
るようにしたために、ケーシング(3)に対する回転筒
(51)の取付は及び該回転筒(51)にする吹出ダク
ト(16)の取付けを正確に行うことができるので、所
定の空気吹出し方向を確実に確保することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第8図及び第9図に示すように、(1)はスポットクー
ラであって、各種工場などに設けられ、作業者等に冷風
を吹き付けて局所冷房を行うようにしている。
該スポットクーラ(1)は、キャスタ(11a)を有す
るワゴン(11)にクーラ本体(12)が搭載されて移
動自在に構成されており、該ワゴン(11)は上段部(
llb)と下段部(11c)との2段に形成されている
。そして、上記クーラ本体(12)は圧縮機(12a)
、凝縮器(12b)及び蒸発器(12c)が冷媒配管で
接続されて成る冷媒回路(図示省略)を備えており、該
圧縮機(12a)は上記ワゴン(11)の下段部(11
c)に設置され、該ワゴン(11)の下段部(11c)
には圧縮機(12a)の他にドレンタンク(13)及び
電気ボックス(14)等が取付けられている。
上記ワゴン(11)の上段部(1l b)にはクーラ本
体(12)の本体ハウジング(15)が設けられており
、該本体ハウジング(15)内の両側部には上記凝縮器
(12b)と蒸発器(12c)とが設けられると共に、
中央部には1台の電動機(12d)に凝縮用ファン(1
2e)と蒸発用ファン(12f)とが連結されて収納さ
れている。
更に、上記本体ハウジング(15)の上面板(15a)
には凝縮側排気口(15b)が開設されると共に、吹出
ダクト(16)が回動制御装置(2)を介して取付けら
れ、該吹出ダクト(16)は蒸発用ファン(12f)の
吐出口(12g)に上記本体ハウジング(15)の上面
板(15a)を介して連通されている。そして、上記両
ファン(12e)、  (12f)の駆動により本体ハ
ウジング(15)の−側面より流入した空気は凝縮器(
12b)で熱交換して温風となり、排気口(15b)よ
り上方に排出される一方、本体ハウジング(15)の他
側面より流入した空気は蒸発器(12c)で熱交換して
冷風となり、吹出ダクト(16)より作業者等に向って
吹出すように構成されている。
なお、(17)は蒸発器(12c)の下部に設けられた
ドレンパンであって、上記ドレンタンク(13)に連通
されて上記蒸発器(12c)のドレンをドレンタンク(
13)に導いている。
上記回転制御装置(2)は、第1図及び第2図に示すよ
うに、上記本体ハウジング(15)の上面板(15a)
に取付けられたケーシング(3)内に駆動手段である駆
動機構(4)と回動機構(5)とが収納されて構成され
ている。該ケーシング(3)は下面が開放された偏平な
ボックス体に形成され、冷風吹出側(第2図A側)を正
面として第2図平面視右半部に後方(第2図右側)及び
左右両側方(第2図上側及び下側)が平坦な後方側壁(
31)、左方側壁(32)及び右方側壁(33)で囲ま
れた駆動機構収納部(21)と、第2図左半部に略半円
状の前方側壁(34)で囲まれた回動機構収納部(22
)とが形成されている。更に、上記各側壁(31)、 
 (32)、  (3B)、  (34)の上端には上
面壁(35)が連続形成されると共に、左方、右方並び
に前方側壁(32)、(33)、(34)の下端にはフ
ランジ(3a)がL字状に屈折形成され、該フランジ(
3a)にて上記ケーシング(3)が本体ハウジング(1
5)に固定されている。
上記上面壁(35)には回動機構(5)が貫通する開口
(35a)が前部に穿設されており、該開口(35a)
は上記前方側壁(34)に近接して該前方側壁(34)
の曲率中心と同心上の真円に形成されている。更に、上
記上面壁(35)の内面(下面)には回動機構(5)の
案内壁(36)がやや下方に突出して形成されている。
該案内壁(36)は開口(35a)に近接して上記前方
側壁(34)の曲率中心を中心として略半円状に形成さ
れると共に、該前方側壁(34)と連続して案内壁(3
6)と前方側壁(34)の上端部とにより回動機構(5
)の環状ガイド部(37)を構成している。また、上記
各側! (31)、  (32)(33)、  (34
)及び案内壁(36)には駆動機構(4)及び回動機構
(5)の下部受板(23)及びモータ取付板(24)を
固定する複数個の固定柱(3g)、  (3g)、・・
・が連続して形成されている。該各固定柱(3g)、 
 (3g)、・・・には下面に開口するネジ孔が穿設さ
れると共に、下面がケーシング(3)の下端よりやや上
方に位置するように形成されている。そして、上記下部
受板(23)には、第7図にも示すように、蒸発用ファ
ン(12f)の吐出口に連通ずる開口(23a)が穿設
されており、該開口(23a)は上記上面壁(35)の
開口(35g)と同心上に形成されると共に、該下部受
板(23)の開口(23a)周縁には上方に屈折されて
環状の折返片(23b)がL字状に形成されている。
上記駆動機構(4)は、第6図に示すように、ギャード
モータ(41)にウオームギヤ(42)及びベルト伝動
機構(43)より成る動力伝達機構(4a)が連結され
て成り、該ギャードモータ(41)は略矩形体に形成さ
れたモータ本体(41a)の一端面より駆動軸(41b
)が突出して正逆転可能に構成され、該モータ本体(4
1a)が上記モータ取付板(24)に固定支持されてい
る。更に、上記ギャードモータ(41)は駆動軸(41
b)が上面壁(35)と平行で且つ後方側壁(31)と
平行に横設され、該モータ本体(41a)の厚さ(第1
図上下方向高さ)に対応してケーシング(3)の高さが
形成されている。そして、上記モータ本体(41a)は
一端面及び−側面が左方側壁(32)及び後方側壁(3
1)に近接して設けられると共に、上記案内壁(36)
の最後方突出部がモータ本体(41a)の側面に近接し
て設けられている。
上記ウオームギヤ(42)は、円筒状のウオーム(42
a)が上記駆動軸(41b)に嵌合固定されると共に、
該ウオーム(42a)に噛合するウオームホイール(4
2b)が半円状の上記案内壁(36)と平坦な右方側壁
(33)とにより生ずる間隙を利用してシャフト(44
)に嵌合されて構成されている。該シャフト(44)は
上記右方側!(33)に固定された上部受板(45)と
下部受板(23)とに軸受(44a)、(44a)を介
して上下方向に支持されており、上部に上記ウオームホ
イール(42b)が固定されている。
更に、上記シャフト(44)には下端部にフランジ(4
4b)が形成されると共に、該フランジ(44b)に嵌
合載置して上記ベルト伝動機構(43)のタイミングプ
ーリ(46)が嵌合されている。該タイミングプーリ(
46)には外周面に歯部が形成されて歯付ベル)(47
)が折入されると共に、内周部に凹部(46a)が形成
されている。そして、該凹部(46a)は上面に開口し
て上記ウオームホイール(42b)との間に圧縮スプリ
ング(48)が介設されており、該圧縮スプリング(4
8)のバネ力によってタイミングプーリ(46)がシャ
フト(44)のフランジ(44b)に圧接され、該タイ
ミングプーリ(46)がシャフト(44)に対してスリ
ップ可能に嵌合されている。
一方、上記回動機構(5)は、回転筒(51)にエルボ
(52)を介して上記吹田ダクト(16)が連結されて
成り、該回転筒(51)は回転筒本体(51a)が真直
な円筒状に形成され、該回転筒本体(51a)の上部が
上記環状ガイド部(37)に嵌合されると共に、下部が
上記下部受板(23)の折返片(23b)に外嵌されて
上下方向に支持されている。そして、上記回転筒本体(
51a)の上端面内周部には上記開口(35a)に臨む
環状延長片(51b)が上方に連続形成される一方、上
部外周面には帯状突起(51c)が、下部外周面には歯
部(51d)が夫々形成されており、該歯部(51d)
には上記ベルト伝動機構(43)のベルト(47)が書
入されてギャードモータ(41)の駆動により回転筒(
51)が回転するように構成されている。
更に、上記回転筒本体(51a)の上端面と上面壁(3
5)との間には上部スラストシート(53)が、下端面
と下部受板(23)との間には下部スラストシート(5
4)が夫々介設され、回転筒本体(51a)が上記下部
受板(23)のバネ力で上方に押圧されて上下両端面が
密封されている。また、上記回転筒本体(51a)の上
部外周面と環状ガイド部(37)との間には上部スラス
トシー)(53)と帯状突起(51c)とに挟持されて
上部ラジアルシート(5・5)が、下部内周面の逆り字
状の切欠きと折返片(23b)との間には下部ラジアル
シート(56)が夫々介設されている。
更にまた、上記回転筒本体(51a)の上部内周面には
エルボ(52)を固定する3つの取付部である取付フラ
ンジ(57)、  (57)、  (57)が突起され
ており、該取付フランジ(57)。
(57)、(57)は不等間隔に設けられ、前方取付フ
ランジ(57)と左方取付フランジ(57)及び前方取
付フランジ(57)と右方取付フランジ(57)とは回
転筒(51)の軸心を中心として夫々130度に、左方
取付フランジ(57)と右方取付フランジ(57)とは
100度に設定されている。
上記エルボ(52)は、回転筒(51)より斜め前方上
部に向って延び、下端部が回転筒(51)の環状延長片
(5l b)に嵌合されるとともに、上端部に吹出ダク
ト(16)が嵌合されている。
そして、該エルボ(52)の下部内周面には上記回転筒
(51)の取付フランジ(57)、(57)(57)に
対応して3つの固定部である固定柱(58)、(58)
、(58)が膨出形成され、該固定柱(58)、  (
58)、(58)と取付フランジ(57)、(57)、
(57)とをビス等で固定して上記吹出ダクト(16)
が回転筒(51)に連結されている。
一方、上記案内壁(36)には、第3図に示すように、
切欠き(6)が下部に形成され、該切欠き(6)に臨む
ストッパ(61)が上記回転筒本体(51a)の上部外
周面に突起されている。そして、上記切欠き(6)の両
側端面はストッパ(61)が当接する停止面(61a)
、(61a)に構成され、該切欠き(6)とストッパ(
61)とよって回転筒(51)、つまり、吹出ダクト(
16)の回動を強制的に制限するようにしており、その
回動範囲は、例えば、110度に設定されている。
また、上記モータ本体(41a)の前方には吹出ダクト
(16)の自動首振り範囲を規制する第1リミツトスイ
ツチ(7a)と第2リミツトスイツチ(7b)とが設け
られている。該両リミットスイッチ(7a)、  (7
b)は、マイクロスイッチ等で構成され、半円状の上記
案内壁(36)と平坦な左方側!(32)とにより生じ
る間隙を利用して設けられており、該左方側壁(32)
に連設された支持片(72)に上下2段に重畳して取付
けられている。そして、上記各リミットスイッチ(7a
)、(7b)のプローブ(71a)。
(71b)は上記回転筒本体(51a)におけるストッ
パ(61)下方の外周面に上下2箇所にて接触するよう
に設けられている。
一方また、上記回転筒本体(51a)の外周面には、第
4図及び第5図に示すように、上記プローブ(71a)
 、  (71b)が当接する第1突起(62)と第2
突起(63)とが設けられている。
該両突起(62)、  (63)は回転筒本体(51a
)における歯部(51d)の上方より軸方向(上下方向
)に形成されており、第1突起(62)が吹出ダクト(
16)の自動首振り範囲の左端制限位置に、第2突起(
63)が右端制限位置に夫々設けられている。更に、上
記第1突起(62)は第2突起(63)より下方に長く
形成され、該第1突起(62)は両リミットスイッチ(
7a)。
(7b)のプローブ(71a)、(71b)が当接する
ように、第2突起(63)は第2リミツトスイツチ(7
b)のプローブ(71b)のみが当接するように夫々形
成されていて、該両リミットスイッチ(7a)、  (
7b)によりギャードモータ(41)が正逆転制御され
、吹出ダクト(16)が首振り動作するように構成され
、該自動首振り範囲が上記切欠き(6)による回動範囲
よりやや小さく、例えば、100度に設定されている。
次に、このスポットクーラ(1)の冷房動作について説
明する。
先ず、ワゴン(11)を移動させてスポットクーラ(1
)を冷房箇所に設置し、圧縮機(12a)及び各ファン
(12e)、  (12f)等を駆動すると、室内空気
は本体ハウジング(15)に両側面より吸込まれ、凝縮
器(12b)で熱交換した温風は排気口(15b)より
排出される一方、蒸発器(12c)で熱交換した冷風は
吹出ダクト(16)より作業者等に向って吹出し、局所
冷房を行うことになる。
この冷房時において、ギャードモータ(41)を停止し
て吹出ダクト(16)を固定状態に設定する他、該ギャ
ードモータ(41)を駆動して吹出ダクト(16)を自
動首振り状態に設定する。
そこで、この自動首振り動作について説明する。
上記ギャードモータ(41)を駆動すると、駆動軸(4
1b)の回転はウオーム(42a)及びウオームホイー
ル(42b)を介してシャフト(44)に伝達され、該
シャフト(44)が回転する。そして、該シャフト(4
4)のフランジ(44b)にはタイミングプーリ(46
)がスプリング(48)で押圧されているので、シャフ
ト(44)の回転に伴ってタイミングプーリ(46)が
回転し、この回転がベルト(47)を介して回転筒(5
1)に伝達され、該回転筒(51)が軸心を中心に回転
することになる。
続いて、上記回転筒(51)が回転すると、該回転筒(
51)に形成された第1突起(62)及び第2突起(6
3)も回転することになり、該第1突起(62)は第2
突起(63)より長く形成されているので、該第1突起
(62)が所定位置に回動すると、両リミットスイッチ
(7a)。
(7b)のプローブ(71a)、(71b)が共に当接
し、該両リミットスイッチ(7a)、  (7b)の信
号により首振り範囲の左端位置が検出され、ギャードモ
ータ(41)が反転し、回転筒(51)は第2図におけ
る反時計廻り方向に回動する。
その後、上記第2突起(63)が所定位置まで回動する
と、該第2突起(63)は第2リミツトスイツチ(7b
)のプローブ(71b)のみが当接し、該第2リミツト
スイツチ(7b)の信号により首振り範囲の右端位置が
検出され、ギャードモータ(41)が反転し、回転筒(
51)はm2図における時計廻り方向に回動する。
この動作を繰り返して回転筒(51)は所定範囲(例え
ば、100度)内で往復回動し、上記吹出ダクト(16
)が自動的に首振り動作を行うことになる。そして、上
記冷風は蒸発用ファン(12f)より回転筒(51)内
を通り、エルボ(52)及び吹出ダクト(16)を経て
首振り範囲内に吹出されることになる。
また、上記吹出ダクト(16)の固定時及び首振り時に
おいて、作業者等が該吹出ダクト(16)を強制回動す
ると、ストッパ(61)が切欠き(6)の両件止面(6
a)、  (6a)に当接するまで自由に回動し、該ス
トッパ(61)が停止面(6a)に当接すると、吹出ダ
クト(10)の回動が強制的に制限される。その際、上
記吹出ダクト(16)の強制回動に伴ってタイミングプ
ーリ(46)がベルト(47)を介して回動することに
なるが、該タイミングプーリ(46)はスプリング(4
8)でシャフト(44)に押圧されているので、該シャ
フト(44)に対して空転することになる。
一方、上記回転筒(51)の組付時においては、ストッ
パ(61)を切欠き(6)に臨ませる一方、該回転筒(
51)の取付フランジ(57)にエルボ(52)の固定
柱(58)を連結して吹出ダルト(51)を取付けてい
る。
更に、上記下部受板(23)はバネ力を有し、回転筒(
51)を軸方向(上方)に押圧しているので、上下部の
スラストシート(53)、  (54)で回転筒(51
)の上下端がシールされている。
従って、従来のように空気通路にリンク機構等が位置し
ないので〈通気抵抗が小さく、空調効率の向上を図るこ
とができると共に、蛇腹を設けないので、確実なシール
を行うことができる。
また、ストッパ(61)を切欠き(6)に臨ませて回転
筒(51)の回動を規制したために、該回転筒(51)
の回動範囲が確実に制限されるので、自動首振り制御を
正確に行うことができる。
更に、上記回転筒(51)に形成するエルボ(52)の
取付部(57)、(57)、・・・の間隔を1つは異な
るようにしたために、ケーシング(3)にする回転筒(
51)の取付は及び該回転1ffi(51)に対する吹
出ダクト(16)の取付けを正確に行うことができるの
で、所定の空気吹出し方向を確実に確保することができ
る。
尚、本実施例ではスポットクーラ(1)について説明し
たが、本発明は他の空気調和装置に適用してもよい。
また、回転筒(51)の取付フランジ(57)及びエル
ボ(52)の固定柱(58)の間隔は全て異なっていて
もよく、また、2つ或いは4つ以上設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は回動制御装置
の縦断面図、第2図は第1図I−1線における断面図、
第3図は第1図■−■線における要部の断面端面図、第
4図は第1図■−■線における要部の断面端面図、第5
図は第1図IV−IV線における要部の断面端面図、第
6図は第2図VV線における断面図である。第7図は下
部受板を示す底面図、第8図はスポットクーラの正面断
面図、第9図は同側面断面図である。 (1)・・・スポットクーラ、(2)・・・回動制御装
置、(3)・・・ケーシング、(4)・・・駆動機構、
(4a)・・・動力伝達機構、(5)・・・回動機構、
(6)・・・切欠き、(6a)・・・停止面、(7a)
・・・第1リミツトスイツチ、(7b)・・・第2リミ
ツトスイツチ、(16)・・・吹出ダクト、(43)・
・・ベルト伝動機構、(46)・・・タイミングプーリ
、(51)・・・回転筒、(52)・・・エルボ、(5
7)・・・取付フランジ、(58)・・・固定柱、(6
1)・・・ストッパ。 特 許 出 願 人 ダイキン工業株式会社代   理
   人 弁理士 前 1) 弘ほか2名 −31: 1a 11a 第9 図 1(スポントクーフ) 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ケーシング(3)に回転自在に支持されて空調
    空気を導く回転筒(51)と、 該回転筒(51)にエルボ(52)を介して連結され、
    空調空気を吹出す吹出ダクト(16)と、 上記回転筒(51)に連結されて該回転筒(51)を正
    逆転駆動する駆動手段(4)と、 上記吹出ダクト(16)を予め設定された首振り範囲に
    回動制御する首振り制御手段(7a),(7b)と、 上記ケーシング(3)における回転筒(51)の嵌合部
    に形成されて該回転筒(51)に設けられたストッパ(
    61)が臨み、上記首振り範囲を含めて該首振り範囲よ
    り広い範囲で上記ストッパ(61)が当接して吹出ダク
    ト(16)の回動を規制する切欠き(6)と、 上記回転筒(51)に複数個設けられ、少なくとも1つ
    の間隔が他の間隔と異なるように設定された上記エルボ
    (52)の取付部(57),(57),・・・と、 該取付部(57),(57),・・・に対応して上記エ
    ルボ(52)に設けられ、該取付部(57),(57)
    ,・・・に固定される固定部(58),(58),・・
    ・とを備えていることを特徴とする空気調和装置の吹出
    部構造。
JP21109688A 1988-08-25 1988-08-25 空気調和装置の吹出部構造 Pending JPH0261459A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107421026A (zh) * 2017-06-16 2017-12-01 澳蓝(福建)实业有限公司 岗亭式蒸发冷气机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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