JPH0261458A - スポットクーラにおける吹出ダクトの回動制御装置 - Google Patents

スポットクーラにおける吹出ダクトの回動制御装置

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Publication number
JPH0261458A
JPH0261458A JP21109588A JP21109588A JPH0261458A JP H0261458 A JPH0261458 A JP H0261458A JP 21109588 A JP21109588 A JP 21109588A JP 21109588 A JP21109588 A JP 21109588A JP H0261458 A JPH0261458 A JP H0261458A
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JP
Japan
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motor
duct
rotating cylinder
blow
transmission mechanism
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Application number
JP21109588A
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English (en)
Inventor
Ken Takigawa
憲 瀧川
Naofumi Takenaka
竹中 直文
Ryutaro Ohashi
大橋 隆太郎
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication of JPH0261458A publication Critical patent/JPH0261458A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スポットクーラにおける吹出ダクトの回動制
御装置に関し、特に、コンパクト化対策に係るものであ
る。
(従来の技術) 一般に、各種工場などにおいては局所冷房を行うスポッ
トクーラが設けられて作業環境の向上が図られつつある
。このスポットクーラには、実開昭61−101333
号公報に開示されているように、ワゴンに搭載されたハ
ウジング内に圧縮機、凝縮器、蒸発器及び膨張機構を備
えた冷媒回路が収納されると共に、凝縮用ファン及び蒸
発用ファンが収納されて成り、上記蒸発器で熱交換した
冷風はハウジングの上部に連結された吹出ダクトより作
業者に向って吹出され、局所冷房を行うようにしている
ものがある。
さらに、上記吹出ダクトは揺動筒に連結され、該揺動筒
は直径方向のビンによってハウジングに枢支されると共
に、モータがリンク機構を介して連結されている。そし
て、該モータを駆動して吹出ダクトを揺動させ、広範囲
の冷房を確保するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 上述したスポットクーラにおいて、吹出ダクトをビンを
中心に揺動させているため、ハウジングとの間に蛇腹を
設けてシールしているが、結露等に対するシール性が悪
いという問題があった。また、シール等の関係からリン
ク機構等をハウジング内に設けなければならず、該リン
ク機構や揺動筒の枢支ビンが冷風通路内に位置し、通気
抵抗が大きくなり、冷房効率が悪くなるという問題があ
った。
そこで、上記ハウジングに回転筒を軸心を中心に回転自
在に設ける一方、ハウジング外にモータを設け、該モー
タと回転筒とを連結すると共に、該回転筒に吹出ダクト
を連結して該吹出ダクトを回動させることが考えられる
その際、上記回転筒を駆動するモータを該回転筒の軸方
向と平行に立設すると、回動制御装置が大型化するとい
う問題がある。また、上記モータの他に該モータと回転
筒との間には動力伝達機構や吹出ダクトの首振りを制御
するリミットスイッチを設ける必要があり、単に動力伝
達機構やリミットスイッチ等を不規則に配置すると、ハ
ウジング外に設けられているため、装置全体がさらに大
型化することになる。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもので、回転筒の
直径方向と平行にモータを横設すると共に、円形の回転
筒とモータとの間に生じる間隙を利用して動力伝達機構
等を配置することにより、装置全体の小型化を図ること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求項(1)に係る発明が
講じた手段は、第1図及び第2図に示すように、先ず、
本体ハウジング(15)に蒸発器(12c)及びファン
(12f)が収納されると共に、該本体ハウジング(1
5)に吹出ダクト(16)が支持され、上記蒸発器(1
2c)で熱交換した冷風をファン(12f)によって吹
出ダクト(16)より吹出すようにしたスポットクーラ
を前提としている。
そして、上記本体ハウジング(15)の外面には吹出ダ
クト(16)の回動制御用ケーシング(3)が取付けら
れ、該ケーシング(3)内には上記ファン(12f)に
連通ずると共に、吹出ダク)(16)が連結される回転
筒(51)が回転自在に収納される一方、上記ケーシン
グ(3)内には駆動軸(41b)が上記回転筒(51)
の直径方向と平行になるようにモータ(41)が該回転
筒(51)に隣接して収納されている。更に、該モータ
(41)と上記回転筒(51)とは動力伝達機構(4a
)によって連結され、該動力伝達機構(4a)の歯車(
42)、(46)は上記回転筒(51)とモータ(41
)との一側方の間隙に収納されている。加えて、上記回
転筒(51)とモータ(41)との他側方の間隙には該
モータ(41)を正逆転させて上記吹出ダクト(16)
の首振り範囲を制御するリミットスイッチ(7a)(7
b)が収納された構成としている。
また、請求項(aに係る発明が講じた手段は、請求項〔
1)の発明におけるリミットスイッチ(7a)。
(7b)が回転筒(51)の軸方向に2つ重畳して設け
られる一方、動力伝達機構(4a)はウオームギヤ(4
2)とベルト伝動機構(43)とより成り、該ウオーム
ギヤ(42)のウオームホイール(42b)とベルト伝
動機構(43)のタイミングプーリ(46)とが上記回
転筒(51)の軸方向と平行な1本のシャフトに嵌合支
持された構成としている。
(作用) 上記構成により、請求項(1)及び(aに係る発明では
、蒸発器(12c)で熱交換した冷風はファン(12f
)によつて本体ハウジング(15)より回転筒(51)
を通り、吹出ダクト(16)より吹出される。一方、該
吹出ダクト(16)が連結された回転筒(51)はモー
タ(41)の動力が動力伝達機構(4a)を介して伝達
され、軸心を中心に回転して吹出ダクト(16)を回転
させている。そして、該吹出ダクト(16)の首振り範
囲を2つのリミットスイッチ(7a)、  (7b)が
検出し、上記モータ(41)を正逆転させて上記吹出ダ
クト(16)を首振り動作させ、冷風を所定範囲に吹出
している。
(発明の効果) 従って、請求項(1)に係る発明によれば、ケーシング
(3)内に回転筒(51)と該回転筒(51)の直径方
向に平行にモータ(41)を収納すると共に、該回転筒
(51)とモータ(41)との間隙にギヤ(46)やリ
ミットスイッチ(7a)。
(7b)を収納するようにしたために、装置全体をコン
パクトにすることができ、特に、本体ハウジング(15
)からの突出部を少なくすることができる。更に、従来
のように空気通路内にリンク機構等が位置しないので、
通気抵抗が小さく、空調効率を向上させることができる
と共に、蛇腹が不要となり、確実なシールを行うことが
できる。
また、請求項(2)に係る発明によれば、2つのリミッ
トスイッチ(7a)、  (7b)並びにウオームホイ
ール(42b)とタイミングプーリ(46)とを回転筒
(51)の軸方向に重畳配置したので、装置全体をより
コンパクトにすることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第8図及び第9図に示すように、(1)はスポットクー
ラであって、各種工場などに設けられ、作業者等に冷風
を吹き付けて局所冷房を行うようにしている。
該スポットクーラ(1)は、キャスタ(11a)を有す
るワゴン(11)にクーラ本体(12)が搭載されて移
動自在に構成されており、該ワゴン(11)は上段部(
llb)と下段部(11c)との2段に形成されている
。そして、上記クーラ本体(12)は圧縮機(12a)
、凝縮器(12b)及び蒸発器(12c)が冷媒配管で
接続されて成る冷媒回路(図示省略)を備えており、該
圧縮機(12a)は上記ワゴン(11)の下段部(11
c)に設置され、該ワゴン(11)の下段部(11c)
には圧縮機(12a)の他にドレンタンク(13)及び
電気ボックス(14)等が取付けられている。
上記ワゴン(11)の上段部(11b)にはクーラ本体
(12)の本体ハウジング(15)が設けられており、
該本体ハウジング(15)内の両側部には上記凝縮器(
12b)と蒸発器(12c)とが設けられると共に、中
央部には1台の電動機(12d)に凝縮用ファン(12
e)と蒸発用ファン(12f)とが連結されて収納され
ている。
更に、上記本体ハウジング(15)の上面板(15a)
には凝縮側排気口(15b)が開設されると共に、吹出
ダクト(16)が回動制御装置(2)を介して取付けら
れ、該吹出ダクト(16)は蒸発用ファン(12f)の
吐出口(12g)に上記本体ハウジング(15)の上面
板(15a)を介して連通されている。そして、上記両
ファン(12e)、  (12f)の駆動により本体ハ
ウジング(15)の−側面より流入した空気は凝縮器(
12b)で熱交換して温風となり、排気口(15b)よ
り上方に排出される一方、本体ハウジング(15)の他
側面より流入した空気は蒸発器(12c)で熱交換して
冷風となり、吹出ダクト(16)より作業者等に向って
吹出すように構成されている。
なお、(17)は蒸発器(12c)の下部に設けられた
ドレンパンであって、上記ドレンタンク(13)に連通
されて上記蒸発器(12c)のドレンをドレンタンク(
13)に導いている。
上記回転制御装置(2)は、第1図及び第2図に示すよ
うに、上記本体ハウジング(15)の上面板(15a)
に取付けられたケーシング(3)内に駆動機構(4)と
回動機構(5)とが収納されて構成されている。該ケー
シング(3)は下面が開放された偏平なボックス体に形
成され、冷風吹出側(第2図A側)を正面として第2図
平面視右半部に後方(第2図右側)及び左右両側方(第
2図上側及び下側)が平坦な後方側壁(31)、左方側
壁(32)及び右方側壁(33)で囲まれた駆動機構収
納部(2))と、第2図左半部に略半円状の前方側壁(
34)で囲まれた回動機構収納部(22)とが形成され
ている。更に、上記各側壁(31)、(32)、(33
)、  (34)の上端には上面壁(35)が連続形成
されると共に、左方、右方並びに前方側壁(32)、(
33)。
(34)の下端にはフランジ(3a)がL字状に屈折形
成され、該フランジ(3a)にて上記ケーシング(3)
が本体ハウジング(15)に固定されている。
上記上面壁(35)には回動機構(5)が貫通する開口
(35a)が前部に穿設されており、該開口(35a)
は上記前方側壁(34)に近接して該前方側壁(34)
の曲率中心と同心上の真円に形成されている。更に、上
記上面壁(35)の内面(下面)には回動機構(5)の
案内壁(36)がやや下方に突出して形成されている。
該案内壁(36)は開口(35a)に近接して上記前方
側壁(34)の曲率中心を中心として略半円状に形成さ
れると共に、該前方側壁(34)と連続して案内壁(3
6)と前方側壁(34)の上端部とにより回動機構(5
)の環状ガイド部(37)を構成している。また、上記
各側壁(31)、  (32)(33)、(34)及び
案内壁(36)には駆動機構(4)及び回動機構(5)
の下部受板(23)及びモータ取付板(24)を固定す
る複数個の固定柱(38)、  (38)、・・・が連
続して形成されている。該各固定柱(38)、  (3
8)、・・・には下面に開口するネジ孔が穿設されると
共に、下面がケーシング(3)の下端よりやや上方に位
置するように形成されている。そして、上記下部受板(
23)には、第7図にも示すように、蒸発用ファン(1
2f)の吐出口に連通ずる開口(23a)が穿設されて
おり、該開口(23a)は上記上面壁(35)の開口(
35a)と同心上に形成されると共に、該下部受板(2
3)の開口(23a)周縁には上方に屈折されて環状の
折返片(23b)がL字状に形成されている。
上記駆動機構(4)は、第6図に示すように、ギャード
モータ(41)にウオームギヤ(42)及びベルト伝動
機構(43)より成る動力伝達機構(4a)が連結され
て成り、該ギャードモータ(41)は略矩形体に形成さ
れたモータ本体(41a)の一端面より駆動軸(41b
)が突出して正逆転可能に構成され、該モータ本体(4
1a)が上記モータ取付板(24)に固定支持されてい
る。更に、上記ギャードモータ(41)は駆動軸(41
b)が上面壁(35)と平行で且つ後方側壁(31)と
平行に横設され、該モータ本体(41a)の厚さ(第1
図上下方向高さ)に対応してケーシング(3)の高さが
形成されている。そして、上記モータ本体(41a)は
一端面及び−側面が左方側壁(32)及び後方側壁(3
1)に近接して設けられると共に、上記案内壁(36)
の最後方突出部がモータ本体(41a)の側面に近接し
て設けられている。
上記ウオームギヤ(42)は、円筒状のウォーム(42
a)が上記駆動軸(41b)に嵌合固定されると共に、
該ウオーム(42a)に噛合する歯車であるウオームホ
イール(42b)が半円状の上記案内壁(36)と平坦
な右方側壁(33)とにより生ずる間隙を利用してシャ
フト(44)に嵌合されて構成されている。該シャフト
(44)は上記右方側壁(33)に固定された上部受板
(45)と下部受板(23)とに軸受(44a)。
(44a)を介して上下方向に支持されており、上部に
上記ウオームホイール(42b)が固定されている。更
に、上記シャフト(44)には下端部にフランジ(44
b)が形成されると共に、該フランジ(44b)に嵌合
載置して上記ベルト伝動機構(43)の歯車であるタイ
ミングプーリ(46)が嵌合されている。該タイミング
プーリ(46)には外周面に歯部が形成されて歯付ベル
ト(47)が書入されると共に、内周部に四部(46a
)が形成されている。そして、該凹部(46a)は上面
に開口して上記ウオームホイール(42b)との間に圧
縮スプリング(48)が介設されており、該圧縮スプリ
ング(48)のバネ力によってタイミングプーリ(46
)がシャフト(44)のフランジ(44b)に圧接され
、該タイミングプーリ(46)がシャフト(44)に対
してスリップ可能に嵌合されている。
一方、上記回動機構(5)は、回転筒(51)にエルボ
(52)を介して上記吹出ダクト(16)が連結されて
成り、該回転筒(51)は回転筒本体(51a)が真直
な円筒状に形成され、該回転筒本体(51a)の上部が
上記環状ガイド部(37)に嵌合されると共に、下部が
上記下部受板(23)の折返片(23b)に外嵌されて
上下方向に支持され、該回転筒(51)に近接して上記
ギャードモータ(41)が駆動軸(41b)を回転筒(
51)の直径方向と平行にして横設されている。そして
、上記回転筒本体(51a)の上端面内周部には上記開
口(35a)に臨む環状延長片(51b)が上方に連続
形成される一方、上部外周面には帯状突起(51c)が
、下部外周面には歯部(51d)が夫々形成されており
、該歯部(51d)には上記ベルト伝動機構(43)の
ベルト(47)が書入されてギャードモータ(41)の
駆動により回転筒(51)が回転するように構成されて
いる。
更に、上記回転筒本体(51a)の上端面と上面壁(3
5)との間には上部スラストシート(53)が、下端面
と下部受[(23)との間には下部スラストシート(5
4)が夫々介設され、回転筒本体(51a)が上記下部
受板(23)のバネ力で上方に押圧されて上下両端面が
密封されている。また、上記回転筒本体(51a)の上
部外周面と環状ガイド部(37)との間には上部スラス
トシート(53)と帯状突起(51c)とに挟持されて
上部ラジアルシー)(55)が、下部内周面の逆り字状
の切欠きと折返片(23b)との間には下部ラジアルシ
ート(56)が夫々介設されている。
更にまた、上記回転筒本体(51a)の上部内周面には
エルボ(52)を固定する3つの取付フランジ(57)
、  (57)、(57)が突起されており、該取付フ
ランジ(57)、  (57)。
(57)は不等間隔に設けられ、前方取付フランジ(5
7)と左方取付フランジ(57)及び前方取付フランジ
(57)と右方取付フランジ(57)とは回転筒(51
)の軸心を中心として夫々130度に、左方取付フラン
ジ(57)と右方取付フランジ(57)とは100度に
設定されている。
上記エルボ(52)は、回転筒(51)より斜め前方上
部に向って延び、下端部が回転筒(51)の環状延長片
(51b)に嵌合されるとともに、上端部に吹出ダクト
(16)が嵌合されている。
そして、該エルボ(52)の下部内周面には上記回転筒
(51)の取付フランジ(57)、  (57>(57
)に対応して3つの固定柱(58)。
(58)、  (58)が膨出形成され、該固定柱(5
8)、  (58)、(58)と取付フランジ(57)
、  (57)、  (57)とをビス等で固定して上
記吹出ダクト(16)が回転筒(51)に連結されてい
る。
一方、上記案内壁(36)には、第3図に示すように、
切欠き(6)が下部に形成され、該切欠き(6)に臨む
ストッパ(61)が上記回転筒本体(51a)の上部外
周面に突起されている。そして、上記切欠き(6)の両
側端面はストッパ(61)が当接する停止面(61a)
、  (61a)に構成され、該切欠き(6)とストッ
パ(61)とよって回転筒(51)、つまり、吹出ダク
ト(16)の回動を強制的に制限するようにしており、
その回動範囲は、例えば、110度に設定されている。
また、上記モータ本体(41a)の前方には吹出ダクト
(16)の自動首振り範囲を規制する第1リミツトスイ
ツチ(7a)と第2リミツトスイツチ(7b)とが設け
られている。該両リミットスイッチ(7a)、  (7
b)は、マイクロスイッチ等で構成され、半円状の上記
案内壁(36)と平坦な左方側壁(32)とにより生じ
る間隙を利用して設けられており、該左方側壁(32)
に連設された支持片(72)に上下2段に重畳して取付
けられている。そして、上記各リミットスイッチ(7a
)、(7b)のプローブ(71a)。
(71b)は上記回転筒本体(51a)におけるストッ
パ(61)下方の外周面に上下2箇所にて接触するよう
に設けられている。
一方また、上記回転筒本体(51a)の外周面には、第
4図及び第5図に示すように、上記プローブ(71a)
、(71b)が当接する第1突起(62)と第2突起(
63)とが設けられている。
該両突起(62)、  (63)は回転筒本体(51a
)における歯部(51d)の上方より軸方向(上下方向
)に形成されており、第1突起(62)が吹出ダクト(
16)の自動首振り範囲の左端制限位置に、第2突起(
63)が右端制限位置に夫々設けられている。更に、上
記第1突起(62)は第2突起(63)より下方に長く
形成され、該第1突起(62)は両リミットスイッチ(
7a)。
(7b)のプローブ(71a)、(71b)が当接する
ように、第2突起(63)は第2リミツトスイツチ(7
b)のプローブ(71b)のみが当接するように夫々形
成されていて、該両リミットスイッチ(7a)、  (
7b)によりギャードモータ(41)が正逆転制御され
、吹出ダクト(16)が首振り動作するように構成され
、該自動首振り範囲が上記切欠き(6)による回動範囲
よりやや小さく、例えば、100度に設定されている。
次に、このスポットクーラ(1)の冷房動作について説
明する。
先ず、ワゴン(11)を移動させてスポットクーラ(1
)を冷房箇所に設置し、圧縮機(12a)及び各ファン
(12e)、(12f)等を駆動すると、室内空気は本
体ハウジング(15)に両側面より吸込まれ、凝縮器(
12b)で熱交換した温風は排気口(15b)より排出
される一方、蒸発器(12c)で熱交換した冷風は吹出
ダクト(16)より作業者等に向って吹出し、局所冷房
を行うことになる。
この冷房時において、ギャードモータ(41)を停止し
て吹出ダクト(16)を固定状態に設定する他、該ギャ
ードモータ(41)を駆動して吹出ダクト(16)を自
動首振り状態に設定する。
そこで、この自動首振り動作について説明する。
上記ギャードモータ(41)を駆動すると、駆動軸(4
1b)の回転はウオーム(42a)及びウオームホイー
ル(42b)を介してシャフト(44)に伝達され、該
シャフト(44)が回転する。そして、該シャフト(4
4)のフランジ(44b)にはタイミングプーリ(46
)がスプリング(48)で押圧されているので、シャフ
ト(44)の回転に伴ってタイミングプーリ(46)が
回転し、この回転がベルト(47)を介して回転筒(5
1)に伝達され、該回転筒(51)が軸心を中心に回転
することになる。
続いて、上記回転筒(51)が回転すると、該回転筒(
51)に形成された第1突起(62)及び第2突起(6
3)も回転することになり、該第1突起(62)は第2
突起(63)より長く形成されているので、該第1突起
(62)が所定位置に回動すると、両リミットスイッチ
(7a)。
(7b)のプローブ(71a)、(71b)が共に当接
し、該両リミットスイッチ(7a)、  (7b)の信
号により首振り範囲の左端位置が検出され、ギャードモ
ータ(41)が反転し、回転筒(51)は第2図におけ
る反時計廻り方向に回動する。
その後、上記第2突起(63)が所定位置まで回動する
と、該第2突起(63)は第2リミツトスイツチ(7b
)のプローブ(71b)のみが当接し、該第2リミツト
スイツチ(7b)の信号により首振り範囲の右端位置が
検出され、ギャードモータ(41)が反転し、回転筒(
51)は第2図における時計廻り方向に回動する。
この動作を繰り返して回転筒(51)は所定範囲(例え
ば、100度)内で往復回動し、上記吹出ダクト(16
)が自動的に首振り動作を行うことになる。そして、上
記冷風は蒸発用ファン(12f)より回転筒(51)内
を通り、エルボ(52)及び吹出ダクト(16)を経て
首振り範囲内に吹出されることになる。
また、上記吹出ダクト(16)の固定時及び首振り時に
おいて、作業者等が該吹出ダクト(16)を強制回動す
ると、ストッパ(61)が切欠き(6)の両件止面(6
a)、  (6a)に当接するまで自由に回動し、該ス
トッパ(61)が停止面(6a)に当接すると、吹出ダ
クト(10)の回動が強制的に制限される。その際、上
記吹出ダクト(16)の強制回動に伴ってタイミングプ
ーリ(46)がベルト(47)を介して回動することに
なるが、該タイミングプーリ(46)はスプリング(4
8)でシャフト(44)に押圧されているので、該シャ
フト(44)に対して空転することになる。
一方、上記回転筒(51)の組付時において、ストッパ
(61)を切欠き(6)に臨ませるので、該回転筒(5
1)はケーシング(3)に対して正確に組付けられると
共に、取付フランジ(57)の間隔が異っているので、
エルボ(52)、つまり吹出ダクト(16)は回転筒(
51)に対して正確に取付けられることになる。
更に、上記下部受板(23)はバネ力を有し、回転筒(
51)を軸方向(上方)に押圧しているので、上下部の
スラストシート(53)、  (54)で回転筒(51
)の上下端がシールされている。
従って、ケーシング(3)内に回転筒(51)と該回転
筒(51)の直径方向に平行にモータ(41)を収納す
ると共に、該回転筒(51)とモータ(41)との間隙
にギヤ(46)やリミットスイッチ(7a)、(7b)
を収納するようにしたために、装置全体をコンパクトに
することができ、特に、本体ハウジング(15)からの
突出部を少なくすることができる。更に、従来のように
空気通路内にリンク機構等が位置しないので、通気抵抗
が小さく、空調効率を向上させることができると共に、
蛇腹が不要となり、確実シールを行うことができる。
また、2つのリミットスイッチ(7a)、  (7b)
並びにウオームホイール(42b)とタイミングプーリ
(46)とを回転筒(51)の軸方向に重畳配置したの
で、装置全体をよりコンパクトにすることができる。
尚、本実施例における回転筒(51)はスラスト及びラ
ジアルシート(53)〜(56)を介して支持したが、
支持構造はこれらに限られるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は回動制御装置
の縦断面図、第2図は第1図1−1線における断面図、
第3図は第1図■−■線における要部の断面端面図、第
4図は第1図■−■線における要部の断面端面図、第5
図は第1図IV−IV線における要部の断面端面図、第
6図は第2図vV線における断面図である。第7図は下
部受板を示す底面図、第8図はスポットクーラの正面断
面図、第9図は同側面断面図である。 (1)・・・スポットクーラ、(2)・・・回動制御装
置、(3)・・・ケーシング、(4)・・・駆動機構、
(4a)・・・動力伝達機構、(6)・・・切欠き、(
7a)・・・第1リミツトスイツチ、(7b)・・・第
2リミツトスイツチ、(12)・・・クーラ本体、(1
2a)−・・圧縮機、(12b)−・・凝縮器、(12
c)・・・蒸発器、(12e)・・・凝縮用ファン、(
12f)・・・蒸発用ファン、(16)・・・吹出ダク
ト、(41)・・・ギャードモータ、(41b)・・・
駆動軸、(42)・・・ウオームギヤ、(42a)・・
・ウオーム、(42b)・・・ウオームホイール、(4
3)・・・ベルト伝動機構、(44)・・・シャフト、
(46)・・・タイミングプーリ、(47)・・・ベル
ト、(51)・・・回転筒、(61)・・・ストッパ、
(62)・・・第1突起、(63)・・・第2突起。 特 許 出 願 人 ダイキン工業株式会社代   理
   人 弁理士 前 1) 弘ほか2名 上(ズポンドクー7)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 本体ハウジング(15)に蒸発器(12c)及
    びファン(12f)が収納されると共に、該本体ハウジ
    ング(15)に吹出ダクト(16)が支持され、上記蒸
    発器(12c)で熱交換した冷風をファン(12f)に
    よって吹出ダクト(16)より吹出すようにしたスポッ
    トクーラにおいて、 上記本体ハウジング(15)の外面に吹出ダクト(16
    )の回動制御用ケーシング(3)が取付けられ、 該ケーシング(3)内には上記ファン(12f)に連通
    すると共に、吹出ダクト(16)が連結される回転筒(
    51)が回転自在に収納される一方、 上記ケーシング(3)内には駆動軸(41b)が上記回
    転筒(51)の直径方向と平行になるようにモータ(4
    1)が該回転筒(51)に隣接して収納され、 該モータ(41)と上記回転筒(51)とは動力伝達機
    構(4a)によって連結され、該動力伝達機構(4a)
    の歯車(42),(46)は上記回転筒(51)とモー
    タ(41)との一側方の間隙に収納され、 更に、上記回転筒(51)とモータ(41)との他側方
    の間隙には該モータ(41)を正逆転させて上記吹出ダ
    クト(16)の首振り範囲を制御するリミットスイッチ
    (7a),(7b)が収納されていることを特徴とする
    スポットクーラにおける吹出ダクトの回動制御装置。
  2. (2) リミットスイッチ(7a),(7b)は回転筒
    (51)の軸方向に2つ重畳して設けられる一方、 動力伝達機構(4a)はウォームギヤ(42)とベルト
    伝動機構(43)とより成り、該ウォームギヤ(42)
    のウォームホイール(42b)とベルト伝動機構(43
    )のタイミングプーリ(46)とが上記回転筒(51)
    の軸方向と平行な1本のシャフトに嵌合支持されている
    ことを特徴とする請求項(1)記載のスポットクーラに
    おける吹出ダクトの回動制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005097945A1 (ja) 2004-04-08 2005-10-20 Hamamatsu Photonics K.K. 発光体と、これを用いた電子線検出器、走査型電子顕微鏡及び質量分析装置
WO2019230127A1 (ja) * 2018-05-31 2019-12-05 株式会社富士通ゼネラル 天井埋込型空気調和機
JP2019211100A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 株式会社富士通ゼネラル 天井埋込型空気調和機

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