JPH02259357A - スポットエアコンの排気装置 - Google Patents

スポットエアコンの排気装置

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JPH02259357A
JPH02259357A JP1082915A JP8291589A JPH02259357A JP H02259357 A JPH02259357 A JP H02259357A JP 1082915 A JP1082915 A JP 1082915A JP 8291589 A JP8291589 A JP 8291589A JP H02259357 A JPH02259357 A JP H02259357A
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exhaust duct
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duct
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Naofumi Takenaka
竹中 直文
Masashi Sagara
相良 正志
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、局所冷房等を行うスポットエアコンの排気装
置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、各柾工場などにおいては局所冷房を行うスポッ
トエアコンが設けられて作業環境の向上が図られつつあ
る。このようなスポットエアコンは、例えば実開昭61
−101333号公報に記載されるように、ワゴンに搭
載されたハウジング内に圧縮機、凝縮器、蒸発器及び膨
張機構を備えた冷媒回路が収納されると共に、凝縮用フ
ァン及び蒸発用ファンが収納されて成り、上記蒸発器で
熱交換した冷風はハウジングの上部に連結された吹出ダ
クトより作業者に向って吹出され、局所冷房を行うよう
にしている。さらに、上記吹出ダクトは揺動筒に連結さ
れ、該揺動筒は直径方向のビンによってハウジングに枢
支されると共に、モータがリンク機構を介して連結され
ている。そして、該モータを駆動して吹出ダクトを揺動
させ、広範囲の冷房を確保するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、そのようなスポットエアコンでは、凝縮器と
蒸発器とが同一ユニットに存在するため、吹出ダクトか
ら冷却風が得られるが、背面からは排熱を有する排気が
吹出しており、背面に作業者などが存在する場合に問題
となり、そのような場所に設置できない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、作業者など
の排気回避対象者に排気が当たらないようにし、快適性
を向上させたスポットエアコンの排気装置を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 請求項(1)の発明によれば、第1図及び第2図に示さ
れるように、室内空気を吸込み空調空気を生成し排気を
排出する空調機本体(12)・を有するスポットエアコ
ンを前提とし、上記空調機本体(12)に取付けられ排
気を吹出す排気ダクト(16)と、該排気ダクト(16
)側に配設され前方の排気回避対象者を検知する人検知
手段(8A)と、排気ダクト(16)を回動させる排気
ダクト駆動手段(2A)と、上記人検知手段(8A)よ
りの人検知信号に基づき排気ダクト駆動手段(2A)を
駆動して排気回避対象者とは異なる方向に排気を吹出す
ように制御する制御手段(75)とを有することを特徴
とするものである。
請求項(2)の発明によれば、制御手段(75)は、人
検知手段(8A)よりの人検知信号があるときに排気ダ
クト駆動手段(2A)を駆動し、人検知信号のないとき
には排気ダクト駆動手段(2A)の駆動を停止させる。
請求項(3)の発明によれば、人検知手段(8A)が、
排気ダクト(16)の先端部に配設されている。
(作用) 請求項(1)の発明によれば、排気ダクト(16)が、
人検知手段(8A)の信号に基づいて制御され、排気対
象者とは異なる方向すなわち排気対象者のいない方向に
排気が吹出される。
請求項(21の発明によれば、人検知信号があるときに
排気ダクト駆動手段(2A)を駆動し、信号のないとき
には排気ダクト駆動手段(2A)の駆動を停止させる。
請求項(3)の発明によれば、排気ダクト(16)に対
応した人検知信号が出力される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図及び第2図に示すように、(1)はスポットエア
コンであって、各種工場などに設けられ、作業者等の空
調対象者に冷風を吹き付けて局所冷房を行うものである
上記スポットエアコン(1)は、キャスタ(11B)を
有するワゴン(11)に空調機本体(12)が搭載され
て移動自在に構成されており、該ワゴン(11)は上段
部(1l b)と下段部(11c)との2段に形成され
ている。そして、上記空調機本体(12)は圧縮機(1
2a)、凝縮器(12b)、膨張機構(図示省略)及び
蒸発器(12c)が冷媒配管で接続されてなる冷媒回路
(図示省略)を備えており、該圧縮機(12a)・は上
記ワゴン(11)の下段部(11c)に設置され、該ワ
ゴン(11)の下段部(11c)には圧縮機(12m)
の他にドレンタンク(13)及び電気ボックス(14)
等が空調機本体(12)のハウジング(15)内に収納
されて設置されている。
上記ワゴン(11)の上段部(llb)にはノ\ウジン
グ(15)内の両側部に上記凝縮器(12b)と蒸発器
(12C)とが設けられると共に、中央部にはファン駆
動手段である1台のモータ(12d)に凝縮用のファン
(12e)と蒸発用のファン(12f)とが連結されて
収納されている。
更に、上記ハウジング(15)の上面板(15a)には
凝縮側排気口(15b)が開設され、該排気口(15b
)に排気ダクト(16)がダクト駆動手段(2A)を介
して回動可能に取付けられている。また、(17)は吹
出ダクトで、上記蒸発用のファン(12f)の吐出口(
12g)に上記ハウジング(15)の上面板(15a)
を介して連通され、ダクト駆動手段(2B)を介して回
動自在に取付けられている。上記排気ダクト(16)及
び吹出ダクト(17)は風向が変更自在なフレキシブル
バイブで形成されている。
そして、上記両ファン(12e)、(12f)の駆動に
よりハウジング(15)の−側面より流入した室内空気
は凝縮器(12b)で熱交換して温風(排気)となり、
排気口(15b)より排気ダクト(16)を通じて、人
体を回避して排出される一方、ハウジング(15)の他
側面より流入した室内空気は蒸発器(12C)で熱交換
して冷風となり、吹出ダクト(17)より空調対象者に
向って吹出すように構成されている。
なお、(18)は蒸発器(12c)の下部に設けられた
ドレンパンであって、上記ドレンタンク(13)に連通
されて上記蒸発器(12c)のドレンをドレンタンク(
13)に導いている。
上記排気ダクト(16)のダクト駆動手段(2A)は、
第3図及び第4図に示すように、上記ハウジング(15
)の上面板(15a)に取付けられたケーシング(3)
内に駆動機構(4)と回動機構(5)とが収納されて構
成されている。
上記ケーシング(3)は下面が開放された偏平なボック
ス体に形成され、排気吹出側(第4図A側)を正面とし
て第4開平面視右半部に平坦な側!!(31)、(32
)、(33)で囲まれた駆動機構収納部(21)と、第
4図左半部に略半円状の側壁(34)で囲まれた回動機
構収納部(22)とが形成され、該側壁(32)、  
(33)、  (34)下端のフランジ(3a)にて上
記ケーシング(3)がハウジング(15)に固定される
ようになっている。
上記ケーシング(3)の上面壁(35)には回動機構(
5)が貫通する開口(35a)が前部に穿設されると共
に、上面壁(35)の内面(下面)には回動機構(5)
の案内壁(36)がやや下方に突出して形成されている
。該案内壁(36)は開口(35a)に近接し、上記前
方の側壁(34)と連続して案内壁(36)と前方の側
壁(34)の上端部とにより回動機構(5)の環状ガイ
ド部(37)を構成している。
また、上記各側壁(31)〜(34)及び案内壁(36
)には駆動機構(4)及び回動機構(5)の下部受板(
23)及びモータ取付板(24)を固定する複数′個の
固定柱(38)、  (38)、・・・が連続して形成
されており、該下部受板(23)には排気口(15b)
に連通ずる開口(23a)が穿設されている。該開・口
(23a)は上記上面壁(35)の開口(35a)と同
心上に形成されると共に、該下部受板(23)の開口(
23a)周縁には上方に屈折されて環状の折返片(23
b)がL字状に形成されている。
上記駆動機構(4)は、第5図に示すように、ギャード
モータ(41)にウオームギヤ(42)及びベルト伝動
機構(43)が連結されて成り、該ギャードモータ(4
1)はモータ本体(41a)が上記モータ取付板(24
)に固定支持されると共に、駆動軸(41b)が上面壁
(35)と平行になるように横設され、該モータ本体(
41a)の厚さ(第3図上下方向高さ)に対応してケー
シング(3)の高さが形成されている。
上記ウオームギヤ(42)は、ウオーム(42m)が上
記駆動軸(41b)に嵌合固定されると共に、該ウオー
ム(42a)に噛合するウオームホイール(42b)が
半円状の上記案内壁(36)と平坦な右方の側壁(33
)とにより生ずる間隙を利用してシャフト(44)に嵌
合されて設けられている。該シャフト(44)は上記左
方の側壁(33)に固定された上部受板(45)と下部
受板(23)とに軸受(44a)、(44a)を介して
上下方向に支持されており、上部に上記ウオームホイー
ル(42b)が固定されている。更に、上記シャフト(
44)には下端部のフランジ(44b)に嵌合載置して
上記ベルト伝動機構(43)のタイミングプーリ(46
)が嵌合されている。
該タイミングプーリ(46)には外周面に歯部が形成さ
れて歯付ベルト<47)が書入されると共に、内周部の
凹部(46a)と上記ウオームホイール(42b)との
間には圧縮スプリング(48)が介設されており、該圧
縮スプリング(48)のバネ力によってタイミングプー
リ(46)がシャツ1−(44)のフランジ(44b)
に圧接され、該タイミングプーリ(46)がシャフト(
44)に対してスリップ可能に嵌合されている。
一方、上記回動機構(5)は、回転筒(51)にエルボ
(52)を介して上記排気ダクト(16)が連結されて
なり、該回転筒(51)は回転筒本体(51a)の上部
が上記環状ガイド部(37)に嵌合されると共に、下部
が上記下部受板(23)の折返片(23b)に外嵌され
て上下方向に支持されている。そして、上記回転筒本体
(51a)の上端面内周部には上記開口(35a)に臨
む環状延長片(51b)が上方に連続形成される一方、
上部外周面には帯状突起(51c)が、下部外周面には
歯部(51d)が夫々形成されており、該歯部(51d
)には上記ベルト伝動機構(43)のベルト(47)が
書入されている。
更に、上記回転筒本体(51a)の上端面と上面壁(3
5)との間には上部スラストシート(53)が、下端面
と下部受板(23)との間には下部スラストシート(5
4)が夫々介設され、回転筒本体(51g)が上記下部
受板(23)のバネ力で上方に押圧されて上下両端面が
密封されている。また、上記回転筒本体(51a)の上
部外周面と環状ガイド部(37)との間には上部ラジア
ルシート(55)が、下部内周面と折返片(23b)と
の間には下部ラジアルシート(56)が夫々介設されて
いる。
更にまた、上記回転筒本体(51a)の上部内周面には
エルボ(52)を固定する3つの取付フランジ<57)
、(57)、(57)が突起されており、該取付フラン
ジ(57)、  (57)。
(57)は130°及び100°等の不等間隔に設けら
れている。また、上記エルボ(52)は、回転筒(51
)より斜め前方上部に向って延び、下端部が回転筒(5
1)の環状延長片(5l b)に嵌合されるとともに、
上端部に排気ダクト(16)が嵌合されている。そして
、該エルボ(52)は下部内周面に膨出形成された固定
柱(58)。
(5g)、  (5g)と上記取付フランジ(57)。
(57)、  (57)とをビス等で固定して回転筒(
51)に連結されている。
一方、上記案内壁(36)には、第6図に示すように、
切欠き(6)が下部に形成され、該切欠き(6)に臨む
ストッパ(61)が上記回転筒本体(51a)の上部外
周面に突起されている。そして、上記切欠き(6)の両
側端面はストッパ(61)が当接する停止面(61a)
、  (61a)に構成され、該切欠き(6)とストッ
パ(61)とよって回転筒(51)、つまり、排気ダク
ト(16)の回動を強制的に制限するようにしており、
その回動範囲は例えば110度に設定されている。
また、上記モータ本体(41a)の前方には排気ダクト
(16)の回動範Il!B(排気領域)を規制する第1
及び第2リミツトスイツチ(7a)。
(7b)が設けられている。該両リミットスイッチ<7
a)、  (7b)は周知のマイクロスイッチ等で構成
さル、半円状の上記案内壁(36)と平坦な右方の側壁
(32)とにより生じる間隙を利用1て設けられており
、該右方の側壁(32)に連設された支持片(39)に
取付けられている。
しかして、上記各リミットスイッチ(7a)。
(7b)のプローブ(71a)、(71b)は上記回転
筒本体(51a)におけるストッパ(61)下方の外周
面に上下21!I所で接触するように設けられている。
一方、また、上記回転筒本体(51a)の外周面には、
第7図及び第8図に示すように、上記プローブ(71a
)、(71b)が当接する第1突起(62)と第2突起
(63)とが設けられている。該両突起(62)、  
(63)は回転筒本体(51a)の軸方向(上下方向)
に形成されておリ、第1突起(62)が排気ダクト(1
6)の回動範囲の右端制限位置に、第2突起(63)が
左端制限位置に夫々設けられている。さらに、上記第1
突起(62)は第2突起(63)より下方に長く形成さ
れ、該第1突起(61)は両リミットスイッチ(7a)
、(7b)のプローブ(71a)(71b’)が当接す
るように、第2突起(63)は第2リミツトスイツチ(
7b)のプローブ(71b)のみが当接するようにそれ
ぞれ形成されていて、該両リミットスイッチ(7a)、
  (7b)の位置信号によりギャードモータ(41)
が正逆転制御され、排気ダクト(16)が回動動作する
ように構成され、該回動範囲が上記切欠き(6)による
回動範囲よりやや小さく、例えば100度に設定されて
いる。
一方、上記排気ダクト(16)の先端上部には前方の作
業者等の人体を検知する人検知手段である1つの人検知
センサ(8A)が取付けられており、該人検知センサ(
8A)は、第9図及び第10図に示すように、互いに所
定角度θ3の開き角度でフレーム(65)に固定された
発光手段である1対の発光素子(H+ )、(H2)と
、該1対の発光素子(H+ )、  (H2)の中央に
、つまり画素子(H+ )、  (Hz )とそれぞれ
一定の設定角θ1.θ2を有するようにフレーム(65
)に固定された受光手段である受光素子(J)とよりな
り、上記発光素子(H+ )、CHz )から発光され
た赤外線の反射が受光素子(J)゛で検出されるように
なされている。ただし、本実施例では、θ1−θ2−θ
、したがって、θ3−20に設定されている。
ここで、上記発光素子(H+ )、(H2)はいずれも
所定の指向角度±θHを有するようにつまり発光する赤
外線の一部レベル以上の強度を有する方向が一部角度±
θH以内に限定されるようになされた指向性を有してい
る。また、上記受光素子(J)も同様に赤外線を検知し
得る入光方向の範囲が所定の指向角度±θJに限定され
る指向性を有するものである。そして、上記設定角度θ
と指向角度±θH1±θJとの関係は、 θHくθくθH+θJ となるように定められている。
また、吹出ダクト(17)の先端上部にも、上記人検知
センサ(8A)と同様な構成の人検知センサ(8B)が
配設されており、該人検知センサ(8B)からの人検知
信号基づき制御ユニット(73)が吹出ダクト(17)
のダクト駆動手段(2B)を駆動制御して、空調風を特
定方向に向けて吹出す固定モード及び吹出ダクト(17
)を所定角度範囲で回動させる自動首振りモードのほか
、空調対象者に対して常時空調風を吹付ける人追尾モー
ドも取り得るようになっている。
第11図は上記スポットエアコン(1)の制御ブロック
図を示しており、上記人検知センサ(8A)が出力する
人検知信号は制御ユニット(73)に含まれるA/D変
換器(74)でデジタル信号に変換されてCPU(75
)に入力され、第1及び第2リミツトスイツチ(7a)
、  (7b)が出力する位置信号も入力されるように
構成されている。
また、上記制御ユニット(73)には、後述する制御フ
ローを実現するためのプログラムデータを予め記憶した
ROM及び処理データを記憶するRAMより成るメモリ
 (77)がCPU (75)に接続されて設けられて
いる。また、上記ダクト駆動手段(2A)ギャードモー
タ(41)の右回転用駆動回路(78)及び左回転用駆
動回路(79)がCPU (75)に接続されて設けら
れ、上記ギャードモータ(41)は、後述する制御フロ
ーに示すように、人検知センサ(8A)の人検知信号及
び移動信号に応答して排気ダクト(16)が回避するよ
うに、CPU (75)の出力信号に基づいて右回転用
及び左回転用駆動回路(7g)。
(79)により正逆転制御されるように構成されている
続いて、上記スポットエアコン(1)の人体回避動作を
第12図に沿って説明する。
まず、スタートすると、人検知センサ(8A)の出力す
なわち人検知信号、移動信号があるか否かを判定しくス
テップ5T1)、出力がなければ、排気ダクト(16)
は排気回避対象者には向けられていないので、MDすな
わちダクト駆動手段(2A)のギャードモータ(41)
を停止して、排気ダクト(16)は停止状態に保たれる
(ステップ5T2)。
一方、出力がある場合には、ステップST3に移り、第
1タイマ(TMl)を歩進させた後、ステップST4に
移り、該第1タイマ(TMl)が予め設定された遅延時
間(tりを経過したか否かが判定され、該遅延時間(t
l)が経過するまでリターンする。この遅延時間(tl
)は例えば1秒に設定されており、例えば排気回避対象
者が人検知センサ(8A)の監視領域に侵入し、即座に
離れる場合、排気ダクト(16)が移動しないようにし
、例えば1秒1.”は現状を維持するようにするもので
ある。
その後、上記遅延時間(tl)が経過すると、ステップ
ST4よりステップST5に移り、空調対象者が停止し
ているか、右方向に移動したか、左方向に移動したかが
判定され、上記人検知センサ(8A)の出力信号に基づ
き、上述したステップ5T105及び5T110で人検
知信号又は右移動信号が出力されるとステップST6に
、また、ステップSTI 15で左移動信号が出力され
るとステップST7にそれぞれ移ることになる。
そこで、先ず、この左移動の場合について、説明すると
、上記ステップST7において、排気ダクト(16)が
右端制限位置まで回動したか否かが判定され、該右端制
限位置まで回動していない場合、つまり、第1突起(6
2)により両リミットスイッチ(7a)、  (7b)
が出力していない場合、右方向に回動可能であるので、
ステップST7よりステップST8に移り、ギャードモ
ータ(41)を回転させて排気ダク)(16)を右方向
に回動させる。続いて、ステップS79に移り、第1タ
イマ(TMl)及び第2タイマ(7M2)をリセットし
た後、リターンする。
一方、排気回避対象者が停止又は右方向に移動している
場合も同様であり、ステップST5よりステップST6
に移り、排気ダクト(16)が左端制御位置まで回動し
ているか否かが判定され、第2突起(63)による第1
リミツトスイツチ(7a)の出力信号がない場合、ステ
ップST6よりステップ5T10に移り、ギャードモー
タ(41)を逆方向に回転駆動して排気ダクト(16)
を左方向に回動させた後、ステップS T 9 i:l
:移り、上述した右回転時の場合と同じ動作が行われる
つまり、上記排気ダクト(16)による排気領域内に、
排気回避対象者が侵入すると、人検知センサ(8A)が
それを検出して、ステップST8及び5TIOでギャー
ドモータ(41)を正逆転して排気ダクト(16)を排
気回避対象者の移動とは異なる方向に回動させて人体回
避を行い、排気回避対象者に排気が当たらないようにな
る。
一方、上記ステップST7及びステップST6において
、排気ダクト(16)が右端制限位置又は左端制限位置
まで回動している場合、排気回避対象者の移動方向と反
対方向に吹出ダクト(16)を回動できないので、ステ
ップST6よりステップ5T10に、また、ステップS
T7よりステップ5T11に移り、第2タイマ(7M2
)を歩進させる。その後、ステップ5TIOからステッ
プ5T12に、また、ステップ5T11からステップ5
T13に移り、該第2タイマ(7M2)が予め設定され
た停止時間(tl)を経過するまでステップ5T12又
はステップ5T13よりリターンし、この停止時間(t
l)が経過すると、ステップ5T12よりステップST
8に、また、ステップ5713よりステップ5TIOに
移り、排気ダクト(16)を逆方向に回動してステップ
ST9に移り、リターンする。
つまり、排気回避対象者が排気領域の端部に入ると、該
端部より離れる可能性が高いので、排気ダクト(16)
を端部制限位置で停止しておき、この停止時間(tl)
の経過後においても排気回避対象者が存在する場合のみ
排気ダク)(16)を回動させるようにしている。
次に、排気ダクト(16)の方向制御等の基本となる人
検知センサ(8A)の信号処理動作について、第13図
の制御フロー及び第14図の制御タイミングに基づき説
明する。第13図は、上記CPU (1)の制御内容を
示し、ステップ5T101で右側の発光素子(Hl)を
オン状態(第14図Of)参照)にして赤外線を発光さ
せ、ステップ5T102で受光素子(J)の出力信号v
2が設定値Vs以上か否かを判別する。そして、設定値
VS以上であればステップ5T103で左側の発光素子
(Hl)をオン状!!!(第14図(1)参照)にして
赤外線を発光させ、ステップ5T104で受光素子(J
)の出力v1が設定値VS以上か否がをさらに判別する
。その判別がYESの場合には、受光素子(J)の前方
に空調対象者が存在していると判断して、ステップ5T
105で人検知動作を開始し、ステップ106で人検知
信号を出力した後、ステップ5T107で両売光素子(
H+ )。
(Hl)からの信号が同時に受光素子(J)に入力状態
になっていることを示すセンサフラグ(STF)を「1
」にセットした後、ステップ5TI01に戻る。
その後、上記フローを繰り返し、上記ステップ5T10
4における判別が変化して受光素子(J)の出力v1が
設定値Vsよりも低いNOになった場合には、空調対象
者が左側の発光素子(Hl)の指向角度範囲±θH外に
あると判断して、さらに、ステップ5T108でセンサ
フラグ(STF)が「1」か否かを判別し、YESであ
れば空調対象者が受光素子(J)の前方に存在していた
状態からの変化で前方から右方への人移動であると判断
して、ステップ5T109で空調対象者が右に移動した
右移動動作を開始し、ステップSTI 10で右移動信
号を出力する。
一方、上記ステップ5T102における判別が受光素子
(J)の出力v2が設定値VSよりも低いNoの場合に
は、ステップ5T110で左側の発光素子(Hl)をオ
ン状態にして、ステップ5T112で受光素子D)の出
力v1が設定値VS以上か否かを判別する。そして、判
別結果がYESの場合には、さらにステップ5T113
でセンサフラグ(STF)が「1」か否かを判別し、「
1」であれば、空調対象者が受光素子(J)の前方に存
在していた状態からの変化であると判断して、ステップ
5T114で空調対象者が左方に移動した左移動動作を
開始し、ステップSTI 15で左移動信号を出力する
以上の他の場合、つまり、ステップ5TI02および5
T112における判別がいずれもNOで両売光素子(H
+ )、CHz )のオン状態時にも受光素子(J)の
出力VI、v2が設定値VS以上でない場合、あるいは
、上記ステップ5TIO8,57113における判別が
それぞれNoで人検知状態でない時における一方の発光
素子(H+又はHl)からの赤外線が入光した場合には
、ステップ5T116で「人検知なし」の動作を開始し
、ステップ5T117で入来検知信号を出力する。
そして、上記フローを終えると、ステップ5T118で
センサフラグ(STF)を「0」にして、ステップ5T
IOIに戻って上記フローを繰り返す。
尚、本実施例は移動自在なスポットエアコン(1)につ
いて説明したが、本発明はダクト式スポットエアコンに
適用してもよい。
また、人検知センサ(8A)、(8B)としては、赤外
反射式センサのほか、超音波式センサや焦電式センサな
どを用いることもできる。
(発明の効果) 請求項(1)の発明によれば、排気が常に作業者などの
排気回避対象者を回避することとなり、快適性が向上し
、あらゆる場所に設置することが可能となる。
請求項(2]の発明によれば、排気が作業者等を回避し
ているときには、ダクト駆動手段は停止しているので、
省エネの点で特に有利である。
請求項(3)の発明によれば、排気ダクト前方の作業者
等の排気回避対象者を検知するので、人検知手段の出力
によって排気を正確に作業者などから回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第4図は及び第2図はそれぞれスポットエアコンの断面
側面図及び断面背面図。第3図はダクト駆動手段の拡大
縦断面図、第4図は第3図IV−IV線における断面図
、第5図は第4図V−v線における断面図、第6図は第
3図Vl−Vl線における断面図、第7図は第3図■−
■線における断面図、第8図は第3図■−■線における
断面図、第9図は人検知センサの断面図、第10図は発
光素子と受光素子との配置関係を示す説明図、第11図
はスポットエアコンの制御ブロック図、第12図は排気
ダクトの制御の流れを示す流れ図、第13図は人検知セ
ンサの信号処理を示す制御フロー図、第14図は同信号
の出力タイミング図である。 1・・・スポットエアコン 2A・・・ダクト駆動手段 8A・・・人検知センサ(人検知手段)12・・・空調
機本体 16・・・排気ダクト 41・・・ギャードモータ 75・・・CPUI御手段) 第12図 第10図 第9図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 室内空気を吸込み空調空気を生成し排気を排出
    する空調機本体(12)を有するスポットエアコンにお
    いて、上記空調機本体(12)に取付けられ排気を吹出
    す排気ダクト(16)と、該排気ダクト(16)側に配
    設され前方の排気回避対象者を検知する人検知手段(8
    A)と、排気ダクト(16)を回動させる排気ダクト駆
    動手段(2A)と、上記人検知手段(8)よりの人検知
    信号に基づき排気ダクト駆動手段(2A)を駆動して排
    気回避対象者とは異なる方向に排気を吹出すように制御
    する制御手段(75)とを有することを特徴とするスポ
    ットエアコンの排気装置。
  2. (2) 制御手段(75)は、人検知手段(8A)より
    の人検知信号があるときに排気ダクト駆動手段(2A)
    を駆動し、人検知信号のないときには排気ダクト駆動手
    段(2A)の駆動を停止させるところの請求項(1)記
    載のスポットエアコンの排気装置。
  3. (3) 人検知手段(8A)が、排気ダクト(16)の
    先端部に配設されているところの請求項(1)記載のス
    ポットエアコンの排気装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0552646U (ja) * 1991-12-05 1993-07-13 フルタ電機株式会社 移動式スポットクーラー
JP2019179004A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 三機工業株式会社 エンジンの排気ダクト接続装置

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JPH0552646U (ja) * 1991-12-05 1993-07-13 フルタ電機株式会社 移動式スポットクーラー
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